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JP2014129863A - スライドフロアー - Google Patents

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JP2014129863A
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Japan
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base plate
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floor
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JP2012289491A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Kanazawa
光雄 金澤
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Kanazawa Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanazawa Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】室内に静置した家具や電気機器の筺体が地震による振動や横揺れによる倒壊を防止することのできるスライドフロアーを提供する。
【解決手段】コンクリート床面2上に接着剤、両面テープまたはボルト止めによって鋼板製のベースプレート3を固定し、該ベースプレート3上にスライド自在のエンボスプレート4を載置し、該エンボスプレート4上に防塵シート5を被覆し、エンボスプレート4の突起面がベースプレート3の表面に当接され、ベースプレート3の表面が摩擦抵抗の低い滑り面に形成されており、該エンボスプレート4が地震等の振動や横揺れに対してスライドし、防塵シート5上に載置された筺体等の倒壊を防止するように構成
【選択図】図1

Description

本発明は、室内に静置した家具や電気機器の筺体が地震による振動や横揺れによる倒壊を防止することのできるスライドフロアーに関する。
従来、地震による振動や横揺れによる倒壊を防止することのできる種々の床面免震装置が開発されているが、その殆どが建築物や床上の電子機器に対して、免震効果を有する球体の転動方式や、受皿方式のものが多く存在する。
特開平2007−24123号公報
特許第3058364号公報 前記せる特開平2007−24123号は、免震用基盤上に球体を回転自在にとせる構造であり、また、前記せる特許3058364号は、電子機器の筐体底部にボルトを螺合させて脚体とし、その先端を曲面とし、凹面状受け皿上で滑動させるものであった。
しかしながら、前記せる構造のものでは、振幅の滑動範囲が限られており大きな振幅時に対応することができなくなる問題点があった。
また、前記せる特許3058364号は、電子機器の筐体底部にボルトを螺合させて脚体としたものであるから、脚体のフレキシビリティが無く、破損し易いものであった。
本発明のスライドフロアーは、地震による振動や余震が断続的に起こり、振幅が大きくなったときにも、筺体が倒壊しないようにすることである。
すなわち、本発明は地震による振動や横揺れによる筺体等の倒壊を防止することのできるスライドフロアーであって、以下のように構成されている。
コンクリート床面上に接着剤、両面テープまたはボルト止めによって鋼板製のベースプレートを固定し、該ベースプレート上にスライド自在のエンボスプレートを載置し、該エンボスプレート上に防塵シートを被覆したことを特徴とし、エンボスプレートの突起面がベースプレートの表面に当接され、ベースプレートの表面が摩擦抵抗の低い滑り面に形成されており、該エンボスプレートが地震等の振動や横揺れに対してスライドし、防塵シート上に載置された筺体等の倒壊を防止するように構成されていることを特徴とし、平面矩形のエンボスプレートの4方向縁部にゴム等からなる耐張材が固定されており、他端がコンクリート床面に強固に固定されており、ベースプレートに対するエンボスプレートのスライド位置を元の位置に復元できるように張設されていることを特徴とし、且つ、平面矩形のエンボスプレート及び該エンボスプレートの4方向縁部に固定されたゴム等からなる耐張材が防塵シートによって前面的に被覆されていることを特徴とするスライドフロアーを提供する。
前記せる平面矩形のエンボスプレートの4方向縁部にゴム等からなる耐張材6は、4方向縁部に対して部分的または4方向縁部全体に固定され、他端がコンクリート床面に強固に固定されている。
また、前記せる防塵シートが不要な環境の場合は防塵シートを用いず、筺体等を直接エンボスプレートに載置することも可能である。
本発明のスライドフロアーは、地震による振動や余震が断続的に起こり、振幅が大きくなったときでもフロアーを構成するエンボスプレート自体がスライドする構造であるから、載置されている筺体や電気機器が倒壊することがないように構成されている。
また、平面矩形のエンボスプレートの4方向縁部にゴム等からなる耐張材が固定されており、多端がコンクリート床面に強固に固定されているので、ベースプレートに対するエンボスプレートのスライド位置が大きくずれた場合でも、元の位置に復元することができる。
本発明に係るスライドフロアー代表構造を示す部分斜視図である。 図1の縦方向の部分断面図である。 エンボスプレートへの耐張材取付け状態を示す部分平面図である。 エンボスプレートへの耐張材取付け状態と防塵シート被覆状態とを示す部分平面図である。
以下、図面に示す実施例に基づき、本発明のスライドフロアーについて具体的に説明する。
図1は本発明に係るスライドフロアーの代表構造を示す部分斜視図であるが、ここに表示されるベースプレート、エンボスプレート、耐張材等の組み合わせは本発明がフロアー自体をスライドさせる基本構造を実施するために、その組み合わせを多様化にすることが可能である。
本発明のスライドフロアー1は、コンクリート床面2上に接着剤、両面テープ31又はボルト止めによって鋼板製のベースプレート3を固定し、該ベースプレート3上にスライド自在のエンボスプレート4を載置し、該エンボスプレート4上に防塵シート5を全面的に被覆したものである。
エンボスプレート3のエンボス部41の突起面がベースプレート3の表面に当接され、ベースプレート3の表面が摩擦抵抗の低い滑り面32に形成されており、該エンボスプレート3が地震等の振動や横揺れに対してスライドし、防塵シート5上に載置された筺体7等の倒壊を防止するように構成されている。
平面矩形のエンボスプレート4の4方向縁部にゴム等からなる耐張材6が固定され、他端がコンクリート床面2に強固に固定されており、ベースプレート3に対するエンボスプレート4のスライド位置を元の位置に復元できるように張設されている。
前記せる平面矩形のエンボスプレートの4方向縁部にゴム等からなる耐張材6は、4方向縁部に対して部分的または4方向縁部全体に固定され、他端がコンクリート床面に強固に固定されている。
また、前記せる防塵シートが不要な環境の場合は防塵シートを用いず、筺体等を直接エンボスプレートに載置することも可能である。
実施例2では、ベースプレート3上にエンボスプレート4のエンボス部41の突起面を上面にして固定し、エンボス部41の突起上面にスライドプレート(図時せず。)を載置し、該スライドプレート(図示せず。)の4方向縁部に耐張材が固定され、該耐張材の他端ガコンクリート床面に強固に固定され、全面に防塵シートが被覆されている構造である。
すなわち、実施例2では、エンボス部の突起上面に載置されたスライドプレートが、地震等の振動や横揺れに対してスライドし、防麈シート上に載置された筺体等の倒壊を防止するように構成されている。
1 スライドフロアー
2 コンクリート床面
3 ベースプレート
31 接着剤または両面テープ
4 エンボスプレート
41 エンボス部
5 防塵シート
6 耐張材
7 筺体

Claims (4)

  1. コンクリート床面上に接着剤、両面テープまたはボルト止めによって、鋼板製のベースプレートを固定し、該ベースプレート上にスライド自在のエンボスプレートを載置し、該エンボスプレート上に防塵シートを被覆したことを特徴とするスライドフロアー。
  2. エンボスプレートの突起面がベースプレートの表面に当接され、ベースプレートの表面が摩擦抵抗の低い滑り面に形成されており、該エンボスプレートが地震等の振動や横揺れに対してスライドし、防塵シート上に載置された筺体等の倒壊を防止するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のスライドフロアー。
  3. 平面矩形のエンボスプレートの4方向縁部にゴム等からなる耐張材が固定されており、他端がコンクリート床面に強固に固定されており、ベースプレートに対するエンボスプレートのスライド位置を元の位置に復元できるように張設されていることを特徴とする請求項1記載のスライドフロアー。
  4. 平面矩形のエンボスプレート及び該エンボスプレートの4方向縁部に固定されたゴム等からなる耐張材が防塵シートによって全面的に被覆されていることを特徴とする請求項1記載のスライドフロアー。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001049896A (ja) * 1999-08-10 2001-02-20 Bridgestone Corp すべり支承用カバー
JP2006257683A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Bridgestone Corp すべり支承用カバー、及びすべり支承装置
JP2008116039A (ja) * 2006-10-12 2008-05-22 Takanori Sato 免震装置

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