JP2014184852A - 車両用サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】着座乗員の腰部を拘束する下バッグ部からの荷重によって、着座乗員の腹部への負荷が増加することを防止又は抑制する。
【解決手段】サイドエアバッグ装置10では、サイドエアバッグ20が、着座乗員Pの肩部Sから腹部Bまでを拘束する上バッグ部36と、着座乗員Pの腰部Lを拘束する下バッグ部38とに仕切られている。下バッグ部38は、上バッグ部36よりも内圧が高くなり、胸部C及び腹部Bよりも相対的に荷重耐性が高い腰部Lを効果的に拘束する。しかも、下バッグ部38の上下両端部間には、ストラップ24が架け渡されており、膨張展開状態における下バッグ部38の上下方向寸法が、ストラップ24によって予め設定された範囲内に規制される。これにより、側面衝突の衝撃によってサイドエアバッグ20が着座乗員Pとドアトリムとの間で圧縮される際に、高圧な下バッグ部38が不用意に腹部B側へ侵入することを防止又は抑制できる。
【選択図】図1
【解決手段】サイドエアバッグ装置10では、サイドエアバッグ20が、着座乗員Pの肩部Sから腹部Bまでを拘束する上バッグ部36と、着座乗員Pの腰部Lを拘束する下バッグ部38とに仕切られている。下バッグ部38は、上バッグ部36よりも内圧が高くなり、胸部C及び腹部Bよりも相対的に荷重耐性が高い腰部Lを効果的に拘束する。しかも、下バッグ部38の上下両端部間には、ストラップ24が架け渡されており、膨張展開状態における下バッグ部38の上下方向寸法が、ストラップ24によって予め設定された範囲内に規制される。これにより、側面衝突の衝撃によってサイドエアバッグ20が着座乗員Pとドアトリムとの間で圧縮される際に、高圧な下バッグ部38が不用意に腹部B側へ侵入することを防止又は抑制できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両の側面衝突時にサイドエアバッグによって着座乗員を拘束する車両用サイドエアバッグ装置に関する。
下記特許文献1に記載されたガスバッグ式側方衝撃保護装置では、ガスバッグ(サイドエアバッグ)が、乗員の胸郭の側方へ膨張する胸郭用チャンバ(上バッグ部)と、乗員の骨盤の側方へ膨張する骨盤用チャンバ(下バッグ部)とを有している。これらのチャンバには、充填状態での内圧が異なるように、圧縮ガス源によってガスを充填できるようになっている。これにより、例えば、胸郭用チャンバの内圧を骨盤用チャンバと比較して低くすることによって、衝撃に比較的弱い胸郭領域を骨盤よりも柔らかく緩衝するようにしている。
ところで、サイドエアバッグは、側面衝突の衝撃によってサイドドアが車室側へ侵入してくるに従い、着座乗員とサイドドアとの間で圧縮される。この際、胸郭用チャンバ及び骨盤用チャンバは、車両前後方向から見て縦長な扁平状(楕円形状)に圧縮されることになり、各チャンバの上下方向寸法が拡大される。その結果、高圧な骨盤用チャンバが、胸郭領域及び骨盤領域よりも相対的に荷重耐性が低い腹部領域へと侵入し、腹部への負荷が増加する可能性がある。
本発明は上記事実を考慮し、着座乗員の腰部を拘束する下バッグ部からの荷重によって、着座乗員の腹部への負荷が増加することを防止又は抑制できる車両用サイドエアバッグ装置を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、車両用シートのシートバックにおける車両幅方向外側の側部に設けられ、車両の側面衝突が検知又は予知された場合に作動されてガスを発生させるインフレータと、前記側部に設けられ、上下のバッグ部に仕切られると共に、下バッグ部の内圧が上バッグ部の内圧よりも高くなるように前記インフレータからのガスが前記各バッグ部内に分配されて膨張展開し、前記上バッグ部が着座乗員の肩部から腹部までを拘束し、前記下バッグ部が着座乗員の腰部を拘束するサイドエアバッグと、前記下バッグ部の上下両端部間に架け渡され、膨張展開状態における前記下バッグ部の上下方向寸法を予め設定された範囲内に規制する規制部材と、を備えている。
請求項1に記載の発明では、車両の側面衝突が検知又は予知されると、インフレータが作動されてガスが発生する。すると、サイドエアバッグの上下のバッグ部内にガスが分配されてサイドエアバッグが膨張展開する。この膨張展開状態では、着座乗員の腰部を拘束する下バッグ部の内圧が、着座乗員の肩部から腹部までを拘束する上バッグ部の内圧よりも高くなる。これにより、相対的に荷重耐性が高い腰部を、高圧な下バッグ部によって効果的に拘束しつつ、相対的に荷重耐性が低い胸部及び腹部を、低圧な上バッグ部によってソフトに拘束することができる。
しかも、本発明では、下バッグ部の上下両端部間に架け渡された規制部材によって、膨張展開状態における下バッグ部の上下方向寸法が予め設定された範囲内に規制される。これにより、側面衝突の衝撃によってサイドエアバッグが着座乗員と車体側部との間で圧縮される際に、高圧な下バッグ部が不用意に腹部側へ侵入することを防止又は抑制できる。その結果、腹部への負荷が、高圧な下バッグ部からの荷重によって増加することを防止又は抑制できる。しかも、下バッグ部の上下方向寸法が規制されることにより、下バッグ部が車両幅方向に圧縮され難くなるため、下バッグ部による腰部の拘束性能を向上させることに寄与する。
請求項2に記載の発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、請求項1において、前記インフレータは、前記上バッグ部内に設けられており、前記サイドエアバッグには、前記下バッグ部の内圧上昇によって前記下バッグ部から前記上バッグ部へのガスの流れを制限する逆止弁が設けられている。
請求項2に記載の発明では、インフレータからのガスの供給によって、着座乗員の腰部を拘束する下バッグ部の内圧が上昇すると、逆止弁が下バッグ部から上バッグ部へのガスの流れを制限(完全に遮断する場合も含む)する。その結果、下バッグ部の内圧を、拘束初期から拘束後期まで高い状態に維持することができるので、下バッグ部による腰部の拘束性能を更に向上させることができる。
請求項3に記載の発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、請求項1又は請求項2において、前記規制部材は、前記上バッグ部と前記下バッグ部との間の仕切部に一端部が縫製されると共に、前記サイドエアバッグの基布の外周縁部を縫製する外周縫製部に他端部が縫製されている。
請求項3に記載の発明では、規制部材が上記のようにサイドエアバッグに縫製されるため、既存の外周縫製部を利用することができ、簡単な構成で規制部材をサイドエアバッグに取り付けることができる。
請求項4に記載の発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項において、前記規制部材は、前記膨張展開状態で前記下バッグ部内の車両前後方向中央部で且つ車両幅方向中央部に位置するように配設されている。
請求項4に記載の発明では、規制部材が上記のように下バッグ部内に配設されるので、下バッグ部の上下方向寸法を車両前後方向においてバランス良く規制することができる。また、インフレータから下バッグ部内に供給されるガスの流れが、規制部材によって妨げられることを抑制できる。
請求項5に記載の発明に係る車両用サイドエアバッグ装置は、請求項1〜請求項4の何れか1項において、前記規制部材は、可撓性を有する面状の材料によって形成されている。
請求項5に記載の発明では、規制部材が上記のように形成されているため、サイドエアバッグを折り畳む際に、規制部材を一緒に折り畳むことができ、規制部材が邪魔にならないようにすることができる。また例えば、サイドエアバッグの基布と同一の布材によって規制部材を形成することにより、低コスト化を図ることができる。
以上説明したように、本発明に係る車両用サイドエアバッグ装置では、着座乗員の腰部を拘束する下バッグ部からの荷重によって、着座乗員の腹部への負荷が増加することを防止又は抑制できる。
本発明の実施形態に係る車両用サイドエアバッグ装置10について、図1〜図4に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車両幅方向の外側をそれぞれ示している。以下、単に前後、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1に示されるように、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置10は、車両用シート12におけるシートバック14のドア側サイド部14A(車両幅方向外側の側部:図2に示されるサイドドア54側の側部)に搭載されている。このシートバック14は、シートクッション16の後端部に傾倒可能に連結されており、上端部にはヘッドレスト18が連結されている。
図1に示されるように、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置10は、車両用シート12におけるシートバック14のドア側サイド部14A(車両幅方向外側の側部:図2に示されるサイドドア54側の側部)に搭載されている。このシートバック14は、シートクッション16の後端部に傾倒可能に連結されており、上端部にはヘッドレスト18が連結されている。
なお、本実施形態では、車両用シート12の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向は、車両の前後方向、左右方向(幅方向)及び上下方向と一致している。また、図1及び図2では、車両用シート12には実際の乗員の代わりに、衝突試験用のダミーPが着座している。このダミーPは、例えばWorldSID(国際統一側面衝突ダミー:World Side Impact Dummy)のAM50(米国人成人男性の50%をカバーするモデル)である。以下、説明をわかり易くするため、ダミーPを「着座乗員P」と称する。
サイドエアバッグ装置10は、サイドエアバッグ20と、サイドエアバッグ20内でガスを発生させるインフレータ22(ガス発生手段)と、サイドエアバッグ20内に配設されたストラップ24(規制部材)とを主要部として構成されている。
サイドエアバッグ20は、折り畳まれてインフレータ22等と共にユニット化(モジュール化)された状態でドア側サイド部14Aの内部に配設(格納)されており、インフレータ22から発生するガスの圧力で着座乗員Pとサイドドア54のドアトリム56(図2参照)との間に膨張展開する。この膨張展開の際には、シートバック14のパッド材及び表皮材(何れも図示省略)がサイドエアバッグ20の膨張圧を受けて破断される構成になっている。なお、以下の説明に記載するサイドエアバッグ20の前後上下の方向は、特に断りのない限り、サイドエアバッグ20が膨張展開した状態での方向を示すものであり、シートバック14の前後上下の方向と略一致している。
図1〜図3に示されるように、サイドエアバッグ20は、上下2チャンバサイドエアバッグであり、例えばナイロン系又はポリエステル系の布材を切り出して形成された1枚の基布26が縫製されることにより袋状に形成されている。この基布26は、サイドエアバッグ20の後端縁に位置する折れ線Kに沿って二つ折りにされると共に、折れ線Kを介した一側部分26Aと他側部分26Bとが重ね合わされて外周縁部を外周縫製部T1(図3(A)及び図3(B)参照。図1及び図2では図示省略)において縫製されている。なお、2枚の基布が重ね合わされて外周縁部を縫製されることにより袋状のサイドエアバッグ20が形成される構成にしてもよい。
このサイドエアバッグ20は、膨張展開状態で、基布26の一側部分26Aが車両幅方向内側(着座乗員P側)を向き、基布26の他側部分26Bが車両幅方向外側(サイドドア54側)を向くように配設されている。また、このサイドエアバッグ20は、図1に示される如く膨張展開状態を側面視で見た場合に、シートバック高さ方向に沿って長尺な略長円形状を成すように形成されており、着座乗員Pの肩部S、胸部C、腹部B及び腰部Lを拘束可能な大きさに形成されている。この膨張展開状態では、図2に示されるように、サイドエアバッグ20の下端部が、シートクッション16におけるサイドドア54側のサイドサポート部16Aの上面に当接又は近接して配置される。
サイドエアバッグ20の内部は、仕切部であるテザー28(仕切布:隔壁)によって仕切られている。このテザー28は、基布26と同様の布材によって長尺帯状に形成された2枚の基布30、32(図3(A)及び図3(B)参照)が、各々の長辺縁部を縫製部T2において縫製されることにより形成されており、全体として長尺帯状に形成されている。このテザー28の一方の長辺縁部は、縫製部T3において基布26の一側部分26Aに縫製されており、このテザー28の他方の長辺縁部は、縫製部T4において基布26の他側部分26Bに縫製されている。
このテザー28は、サイドエアバッグ20の膨張展開状態で、着座乗員Pの腹部Bと腰部Lとの境界(図2に示される一点鎖線E参照:以下「境界E」という)の高さにおいて、車両前後方向に沿って延びるように配設されている。このテザー28によってサイドエアバッグ20が、上バッグ部36と下バッグ部38とに仕切られている。上バッグ部36の内部は、上チャンバ40とされ、下バッグ部38の内部は、下チャンバ42とされている。上チャンバ40の容積は、下チャンバ42の容積よりも十分に大きく設定されている。なお、上記の境界Eの高さは、骨盤の上端の高さである。
一方、インフレータ22は、所謂シリンダータイプのインフレータであり、円柱状に形成されている。このインフレータ22は、軸線方向がシートバック14の高さ方向に沿う状態で上バッグ部36内に配設されており、サイドエアバッグ20が膨張展開した状態では、上バッグ部36の後端部における下部側に位置するように設けられている。
インフレータ22の外周部からは、車両幅方向内方側へ向けて上下一対のスタッドボルト(図示省略)が突出している。これらのスタッドボルトは、基布26の一側部分26A及びシートバックフレーム15のサイドフレーム15Aを貫通しており、先端側にナット(図示省略)が螺合している。これにより、インフレータ22がサイドエアバッグ20と共にサイドフレーム15Aに締結固定(所謂側面締め)されている。なお、インフレータ22の外周部から車両後方側へ突出したスタッドボルトがサイドフレーム15Aに固定されたブラケット等を車両前方側から貫通してナットに螺合される構成(所謂背面締め)にしてもよい。
このインフレータ22の下端部には、ガス噴出部22Aが設けられており、インフレータ22が作動した際には、ガス噴出部22Aからガスが噴出される。このインフレータ22には、図1に示されるように、車両に搭載された側突ECU46が電気的に接続されている。この側突ECU46には、側面衝突を検知する側突センサ48が電気的に接続されている。側突ECU46は、側突センサ48からの信号に基づいて側面衝突(の不可避)を検知した際にインフレータ22を作動させる構成とされている。なお、側突ECU46に側面衝突を予知(予測)するプリクラッシュセンサが電気的に接続されている場合には、プリクラッシュセンサからの信号に基づいて側突ECU46が側面衝突を予知した際にインフレータ22が作動される構成にしてもよい。
上述のインフレータ22は、サイドエアバッグ20の構成部材であるインナチューブ50(整流布)によって覆われている。このインナチューブ50は、サイドエアバッグ20の基布26と同様の布材によって筒状に縫製されたものであり、当該インナチューブ50の内側にインフレータ22が挿入されている。このインナチューブ50には、インフレータ22の上下一対のスタッドボルトが貫通しており、インフレータ22と基布26の一側部分26Aとの間に挟持されている。
このインナチューブ50の筒内は、上バッグ部36内の上部に位置する上端開口50Aを介して上バッグ部36内に連通されている。また、インナチューブ50の下端側では、前述した縫製部T2が設定されておらず、基布30、32の間に挿入されたインナチューブ50の下端側が、図示しない縫製部において基布30、32に縫製されている。インナチューブ50の下端部は、下バッグ部38内に突出しており、下バッグ部38内に位置する下端開口50Bを介して、インナチューブ50の筒内が下バッグ部38内に連通されている。
このインナチューブ50は、インフレータ22から噴出されたガスを整流する機能を有しており、インフレータ22から噴出されるガスは、インナチューブ50の上端開口50Aから上バッグ部36内の上部へ向けて噴出されると共に、インナチューブ50の下端開口50Bから下バッグ部38内へ向けて噴出される。これにより、サイドエアバッグ20が膨張展開する。この場合、上端開口50A及び下端開口50Bからは、それぞれ同等量のガスが噴出されるように設定されており、上バッグ部36よりも容積が小さい下バッグ部38の内圧が、上バッグ部36の内圧よりも高くなるようになっている。
また、下バッグ部38内に突出したインナチューブ50の下端部は、逆止弁52を構成しており、下バッグ部38の内圧が予め設定された値以上に上昇すると、逆止弁52が押し潰されて閉塞する。これにより、下バッグ部38内から上バッグ部36内へのガスの流れ(逆流)が制限され、下バッグ部38の内圧が高い状態が長時間維持されるようになっている。
この下バッグ部38内には、規制部材であるストラップ24が配設されている。このストラップ24は、サイドエアバッグ20の基布26と同様(ここでは同一)の布材、すなわち可撓性を有する面状の材料によって長尺帯状に形成されており、伸び難い構成になっている。ストラップ24の長手方向一端部は、テザー28の長手方向中央部で且つ幅方向中央部に縫製されている。具体的には、図3(A)に示されるように、テザー28を構成する基布30、32の間にストラップ24の長手方向一端部が挟まれており、縫製部T2において基布30、32とストラップ24の長手方向一端部とが共縫いされている。
ストラップ24の長手方向他端部は、サイドエアバッグ20の下端縁部における前後方向中央部に縫製されている。具体的には、図3(A)に示されるように、基布26の一側部分26Aと他側部分26Bとの間にストラップ24の長手方向他端部が挟まれており、外周縫製部T1において一側部分26Aと他側部分26Bとストラップ24の長手方向他端部とが共縫いされている。これにより、ストラップ24が下バッグ部38の上下両端部間に架け渡されている。
このストラップ24は、サイドエアバッグ20が膨張展開した状態では、下バッグ部38の上下両端部間で伸張されるように長さ寸法が設定されており、膨張展開状態における下バッグ部38の上下方向寸法を予め設定された範囲内に規制する構成になっている。つまり、膨張展開状態における下バッグ部38が、図3(B)に示される如く車両幅方向に圧縮された際には、下バッグ部38の上下両端部間で伸張されたストラップ24が突っ張ることにより、下バッグ部38の上下方向寸法の拡大が抑制される構成になっている。具体的には、下バッグ部38が車両幅方向に圧縮された状態においても、下バッグ部38の上端部が前述した境界Eよりも上方側へ突出しないように、下バッグ部38の上下方向寸法の拡大が規制される。なお、このストラップ24が設けられていない場合には、図3(B)に一点鎖線で示されるようにテザー28が上方側へ膨出し、下バッグ部38の上端部が境界Eよりも上方側へ突出する。
また、このストラップ24は、サイドエアバッグ20が膨張展開した状態では、厚さ方向が車両幅方向に沿う姿勢で、下バッグ部38内の車両前後方向中央部で且つ車両幅方向中央部に位置するように配設されている。このストラップ24の配設位置は、インナチューブ50の下端開口50B(下バッグ部38内へのガスの供給口)よりも車両前方側に設定されており、下端開口50Bから下バッグ部38内の後部に噴出されるガスは、ストラップ24の厚さ方向両側を通って下バッグ部38内の前部へと流れるように構成されている。また、このストラップ24の配設位置は、着座乗員Pの腰部Lの側面における前後方向中央部に対して車両幅方向に対向する位置とされている。
(作用及び効果)
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
上記構成のサイドエアバッグ装置10では、側突ECU46が側突センサ48からの信号により側面衝突を検知すると、当該側突ECU46によってインフレータ22が作動される。すると、インフレータ22から噴出されるガスが、インナチューブ50の上端開口50Aから上バッグ部36内の上部へ向けて噴出されると共に、インナチューブ50の下端開口50Bから下バッグ部38内へ向けて噴出される。これにより、サイドエアバッグ20が着座乗員Pとドアトリム56との間に膨張展開し、上バッグ部36によって着座乗員Pの肩部Sから腹部Bまでが拘束され、下バッグ部38によって着座乗員Pの腰部Lが拘束される。また、この膨張展開状態では、下バッグ部38の内圧が上バッグ部36の内圧よりも高くなる。これにより、相対的に荷重耐性が高い腰部Lを、高圧な下バッグ部38によって効果的に拘束しつつ、相対的に荷重耐性が低い胸部C及び腹部Bを、低圧な上バッグ部36によってソフトに拘束することができる。
しかも、本実施形態では、下バッグ部38の上下両端部間に架け渡されたストラップ24によって、膨張展開状態における下バッグ部38の上下方向寸法が予め設定された範囲内に規制される。これにより、側面衝突の衝撃によってサイドエアバッグ20が着座乗員Pとドアトリム56との間で圧縮される際に、高圧な下バッグ部38が不用意に腹部B側へ侵入することを防止又は抑制できる。
つまり、図4(A)に示される比較例のように、サイドエアバッグ20’の下バッグ部38’にストラップ24が取り付けられていない場合には、サイドエアバッグ20’が着座乗員Pとドアトリム56との間で圧縮されることにより、上バッグ部36’及び下バッグ部38’の車両前後方向から見た断面形状が、縦長な扁平状(楕円形状)になり、上バッグ部36’及び下バッグ部38’の上下方向寸法が拡大される。その結果、高圧な下バッグ部38’が、荷重耐性が低い腹部B側へと侵入し、腹部Bへの負荷が増加する可能性がある。
この点、本実施形態では、ストラップ24によって下バッグ部38の上下方向寸法の拡大が抑制されるので、高圧な下バッグ部38が不用意に腹部B側へ侵入することを防止又は抑制できる。その結果、腹部Bへの負荷が、高圧な下バッグ部38からの荷重によって増加することを防止又は抑制できる。
しかも、下バッグ部38の上下方向寸法が規制されることにより、下バッグ部38が車両幅方向に圧縮され難くなるため、下バッグ部38の車幅方向の膨張幅を良好に確保することができ、下バッグ部38による腰部Lの拘束性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、インフレータ22からのガスの供給によって下バッグ部38の内圧が上昇すると、逆止弁52が下バッグ部38から上バッグ部36へのガスの逆流を制限する。その結果、下バッグ部38の内圧を、拘束初期から拘束後期まで高い状態に維持することができるので、下バッグ部38による腰部Lの拘束性能をより効果的に向上させることができる。
また、本実施形態では、ストラップ24の長手方向一端部が、テザー28に縫製されると共に、ストラップ24の長手方向他端部が、サイドエアバッグ20の外周縫製部T1に縫製されている。このように、既存の外周縫製部T1を利用することにより、簡単な構成でストラップ24をサイドエアバッグ20に取り付けることができる。
また、本実施形態では、ストラップ24が、サイドエアバッグ20の膨張展開状態において、下バッグ部38内の車両前後方向中央部で且つ車両幅方向中央部に位置するように配設されている。これにより、下バッグ部38の上下方向寸法を車両前後方向においてバランス良く規制することができる。また、このストラップ24の配設位置は、着座乗員Pの腰部Lの側面における前後方向中央部に対して車両幅方向に対向する位置とされているため、当該ストラップ24によって下バッグ部38の上下方向寸法が規制されることにより、腹部Bの側面における前後方向中央部(すなわち車両幅方向外側へ最も突出している部位)に対して下バッグ部38からの荷重が入力され難くすることができる。
また、本実施形態では、ストラップ24が上記のように配設されているため、インナチューブ50の下端開口50Bから下バッグ部38内に供給されるガスの流れが、ストラップ24によって妨げられることを抑制できる。これにより、下バッグ部38の前部側に早期にガスを供給することができるので、着座乗員Pの腰部Lとドアトリム56との間の狭い隙間への下バッグ部38の展開性能を良好にすることができる。
さらに、本実施形態では、規制部材としてのストラップ24が、可撓性を有する面状の材料である布材によって形成されている。このため、サイドエアバッグ20を折り畳む際には、ストラップ24を一緒に折り畳むことができるので、ストラップ24が折り畳みの邪魔にならないようにすることができる。また、本実施形態では、ストラップ24が、サイドエアバッグ20の基布26と同一の布材によって形成されているため、ストラップ24を低コスト化することができる。しかも、サイドエアバッグ20の膨張展開状態では、面状に形成されたストラップ24が、厚さ方向を車両幅方向に沿わせた姿勢になるため、インナチューブ50の下端開口50Bから下バッグ部38内に供給されるガスがストラップ24と干渉し難くすることができる。これにより、下バッグ部38の前部側へのガスの供給を促進することができる。
また、本実施形態では、サイドエアバッグ20がテザー28によって上バッグ部36と下バッグ部38とに仕切られているため、当該テザー28の幅寸法の分だけ上バッグ部36及び下バッグ部38の膨張厚(膨張展開状態における車両幅方向の寸法)を増加させることができる。これにより、上バッグ部36及び下バッグ部38のエネルギ吸収ストロークを良好に確保することができる。
<実施形態の補足説明>
上記実施形態では、ストラップ24が長尺帯状に形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、ストラップ(規制部材)の形状は適宜変更することができる。例えば、図5に示されるストラップ60のように、長手方向両端部を幅広に形成し、長手方向中間部を幅狭に形成してもよい。これにより、下バッグ部38内のガスの流れが阻害されることを抑制しつつ、下バッグ部38の上下方向寸法の拡大を車両前後方向の広い範囲で規制することができる。
上記実施形態では、ストラップ24が長尺帯状に形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、ストラップ(規制部材)の形状は適宜変更することができる。例えば、図5に示されるストラップ60のように、長手方向両端部を幅広に形成し、長手方向中間部を幅狭に形成してもよい。これにより、下バッグ部38内のガスの流れが阻害されることを抑制しつつ、下バッグ部38の上下方向寸法の拡大を車両前後方向の広い範囲で規制することができる。
また例えば、図6に示されるストラップ62のように、テザー28に縫製された長手方向一端部からサイドエアバッグ20の外周縁部に縫製された長手方向他端部に向かうに従い幅寸法が漸減するように形成してもよい。この構成においても、下バッグ部38の上下方向寸法の拡大を車両前後方向の広い範囲で規制することができる。
また、上記実施形態では、下バッグ部38内にストラップ24が1本だけ設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、図7に示されるように、サイドエアバッグ20の膨張展開状態で車両前後方向に並ぶ複数(ここでは2本)のストラップ64、66が、下バッグ部38内に設けられる構成にしてもよい。この構成においても、下バッグ部38の上下方向寸法の拡大を車両前後方向の広い範囲で規制することができる。
また、上記実施形態では、規制部材としてのストラップ24が、可撓性を有する面状の材料によって形成された構成にしたが、本発明はこれに限らず、規制部材の材料は適宜変更することができる。例えば、網状の材料によって規制部材が形成される構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、インナチューブ50の下端部が逆止弁52とされた構成にしたが、本発明はこれに限らず、サイドエアバッグ20の基布26やテザー28によって逆止弁を形成してもよい。また、インナチューブ(整流布)及び逆止弁のうちの一方又は両方が省略された構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、サイドエアバッグ20が上バッグ部36と下バッグ部38との2つのバッグ部に仕切られた構成にしたが、本発明はこれに限らず、サイドエアバッグが3つ以上のバッグ部に仕切られた構成にしてもよい。例えば、上記実施形態において、上バッグ部36が前後に仕切られた構成にしてもよいし、上バッグ部36が上下に仕切られた構成にしてもよい。
さらに、上記実施形態では、ストラップ24の長手方向他端部が外周縫製部T1においてサイドエアバッグ20の基布26と縫製された構成にしたが、本発明はこれに限らず、ストラップ24の長手方向他端部が、外周縫製部T1とは別の縫製部においてサイドエアバッグ20の基布26と縫製される構成にしてもよい。
また、上記実施形態では、サイドエアバッグ20がテザー28(仕切布:隔壁)によって上バッグ部36と下バッグ部38とに仕切られた構成にしたが、本発明はこれに限らず、基布26の一側部分26Aと他側部分26Bとをサイドエアバッグ20の前後方向に沿って縫製する縫製部(シーム)によって、サイドエアバッグ20を上バッグ部36と下バッグ部38とに仕切る構成にしてもよい。その場合、上バッグ部36と下バッグ部38との間の縫製部(仕切部)に、ストラップ24の長手方向一端部を共縫いすることができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記実施形態に限定されないことは勿論である。
10 車両用サイドエアバッグ装置
12 車両用シート
14 シートバック
14A ドア側サイド部(車両幅方向外側の側部)
20 サイドエアバッグ
22 インフレータ
24 ストラップ(規制部材)
26 サイドエアバッグの基布
28 テザー(仕切部)
36 上バッグ部
38 下バッグ部
52 逆止弁
P 着座乗員
S 肩部
B 腹部
L 腰部
T1 外周縫製部
12 車両用シート
14 シートバック
14A ドア側サイド部(車両幅方向外側の側部)
20 サイドエアバッグ
22 インフレータ
24 ストラップ(規制部材)
26 サイドエアバッグの基布
28 テザー(仕切部)
36 上バッグ部
38 下バッグ部
52 逆止弁
P 着座乗員
S 肩部
B 腹部
L 腰部
T1 外周縫製部
Claims (5)
- 車両用シートのシートバックにおける車両幅方向外側の側部に設けられ、車両の側面衝突が検知又は予知された場合に作動されてガスを発生させるインフレータと、
前記側部に設けられ、上下のバッグ部に仕切られると共に、下バッグ部の内圧が上バッグ部の内圧よりも高くなるように前記インフレータからのガスが前記各バッグ部内に分配されて膨張展開し、前記上バッグ部が着座乗員の肩部から腹部までを拘束し、前記下バッグ部が着座乗員の腰部を拘束するサイドエアバッグと、
前記下バッグ部の上下両端部間に架け渡され、膨張展開状態における前記下バッグ部の上下方向寸法を予め設定された範囲内に規制する規制部材と、
を備えた車両用サイドエアバッグ装置。 - 前記インフレータは、前記上バッグ部内に設けられており、前記サイドエアバッグには、前記下バッグ部の内圧上昇によって前記下バッグ部から前記上バッグ部へのガスの流れを制限する逆止弁が設けられている請求項1に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
- 前記規制部材は、前記上バッグ部と前記下バッグ部との間の仕切部に一端部が縫製されると共に、前記サイドエアバッグの基布の外周縁部を縫製する外周縫製部に他端部が縫製されている請求項1又は請求項2に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
- 前記規制部材は、前記膨張展開状態で前記下バッグ部内の車両前後方向中央部で且つ車両幅方向中央部に位置するように配設されている請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
- 前記規制部材は、可撓性を有する面状の材料によって形成されている請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
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