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JP2014151293A - 集塵機用濾布 - Google Patents

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JP2014151293A JP2013024808A JP2013024808A JP2014151293A JP 2014151293 A JP2014151293 A JP 2014151293A JP 2013024808 A JP2013024808 A JP 2013024808A JP 2013024808 A JP2013024808 A JP 2013024808A JP 2014151293 A JP2014151293 A JP 2014151293A
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Abstract

【課題】
ダストの高い捕集効率と低圧力損失とを両立するとともに、耐久性に優れた集塵機用濾布を提供する。
【解決手段】
集塵機用濾布1は、繊維質の濾布基材10の濾過面10a側に、濾布基材10の繊維よりも微細な微細繊維21により微細繊維層20が形成されている。微細繊維層20は、濾布基材10の濾過面10a側の内部(ウェブ層12内部)、または濾過面10aから濾布基材10の内部にかけて形成されており、濾布基材10よりも微細な網目構造が形成され表面濾過層として機能する。微細繊維層20は濾過面10a側にのみ薄く形成されているため、圧力損失を小さくすることができる。また、微細繊維層20は細孔径が小さいので微細なダストの捕集効率を向上させることができ、ダストの捕集効率の向上と圧力損失の低減とを両立させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集塵機においてガス中の浮遊粒子(ダスト)を捕集するために使用される集塵機用濾布に関する。
従来より、集塵機においてガス中の浮遊粒子(ダスト)を捕集するために用いる集塵機用濾布として、ポリエステルなどの繊維材料からなる不織布などの繊維構造体が用いられている。集塵機では、ダストを濾布表面で捕集してダスト層を濾布表面に形成させ、そのダスト層によって更にダストを捕集する表面濾過方式の濾布が好適に用いられている。表面濾過方式においては、ダスト層がある程度の厚さになると圧力損失が増大するため、パルスジェット、エア逆洗、等の手段により濾布からダストを払い落とし、濾布を再生することが行われる。
不織布を集塵機用濾布として用いる場合に、目付重量を大きくするとダストの捕集効率を向上させることができるが圧力損失が大きくなり、目付重量を小さくすると圧力損失を小さくすることはできるがダストの捕集効率(特に5μm以下の微小なダスト)が低下する、ダストの払い落とし後のダスト漏れが生じる、などの問題があった。
そこで、圧力損失を小さくし、ダストの捕集効率を向上させるために、各種構造の濾布が提案されている。例えば、特許文献1、2などには、加熱や接着などにより不織布基材に微細な孔を有した膜状の表面層を形成した濾布が提案されている。しかし、このように表面に形成されている表面層は、ダストの払い落とし時に集塵機用濾布が撓むことにより表面層や層間に過大な応力が負荷されるので屈曲摩耗に弱く、破損、剥離などが生じやすい、など、耐久性が低いという問題があった。また、接着などにより濾布の濾過面側に堅い表面層が形成される場合、濾布の柔軟性が低下するため、パルスジェットなどによる十分なダストの払い落しが困難になるおそれがあった。
また、例えば、特許文献3−5などには、複数層からなり中央部に微細繊維からなる層を設けたフィルタ用構造体が提案されている。しかし、これらのフィルタ用構造体による集塵は表面濾過方式ではないため、微小ダストが微細繊維からなる層までの層に堆積するため、圧力損失が大きくなりやすい、ダストの払い落しが困難である、などの点から、集塵機用には適していない。
特開2012−97363号公報 特開2006−334457号公報 特開2007−301436号公報 特開2010−89456号公報 WO2010/073958公報
本発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、ダストの高い捕集効率と低圧力損失とを両立するとともに、耐久性に優れた集塵機用濾布を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明では、集塵機用濾布であって、繊維質の濾布基材の濾過面側の内部、または表面から内部にかけて、濾布基材の繊維よりも微細な微細繊維により形成される微細繊維層を備えた、という技術的手段を用いる。
請求項1に記載の発明によれば、微細繊維層が表面濾過層として機能し、ダストを捕集することができる。ここで、微細繊維層は濾過面側の内部、または表面から内部にかけて形成されているため、圧力損失を小さくすることができる。また、微細繊維層は細孔径が小さいので、従来の濾布では低い圧力損失を維持しながら捕集することが困難であった5μm以下、特に1〜3μm程度のダストの捕集効率を向上させることができる。つまり、ダストの捕集効率の向上と圧力損失の低減という、両立が困難な特性をともに向上させることができる。更に、集塵機用濾布は表面近傍でダストを捕集するとともに、適度な柔軟性を有しているので、ダストの払い落としを効率的に行うことができる。また、微細繊維層は濾過面側の内部、または表面から内部にかけて濾布基材に交絡して形成されているので、ダストの払い落とし時に集塵機用濾布が撓むことによる屈曲摩耗などに対する耐久性に優れている。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の集塵機用濾布において、前記微細繊維は、平均繊維長が0.01〜5mmで、アスペクト比(平均繊維長/平均繊維径)が1000〜10000である、という技術的手段を用いる。
微細繊維として請求項2に記載の発明のような微細繊維を用いると、微細繊維を濾布基材の濾過面側の内部に導入し、微細繊維を交絡させて微細繊維層を形成しやすく、圧力損失と捕集効率を適切な条件に制御することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の集塵機用濾布において、前記微細繊維は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている、という技術的手段を用いる。
請求項3に記載の発明によれば、用途、使用環境に合わせて、耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性などに優れた微細繊維を選定することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の集塵機用濾布において、前記微細繊維の前記濾布基材への付着量は、0.1〜10g/mである、という技術的手段を用いる。
請求項4に記載の発明によれば、ダストの捕集効率と圧力損失の低減とをともに適切な条件で両立させることができ、好適である。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の集塵機用濾布において、前記濾布基材は、不織布である、という技術的手段を用いる。
請求項5に記載の発明のように、濾布基材として不織布を用いると、織布に比べて凹凸が小さいため、微細繊維層をまんべんなく均一に形成することができ、好適である。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の集塵機用濾布において、前記濾布基材は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている、という技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明によれば、用途、使用環境に合わせて、耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性などに優れた濾布基材を選定することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の集塵機用濾布において、前記微細繊維層は、導電性材料を含有する、という技術的手段を用いる。
請求項7に記載の発明によれば、微細繊維層に導電性を付与することができるので、集塵機用濾布から静電気を除去することができ、防爆、火災防止に寄与することができる。
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の集塵機用濾布において、前記導電性材料は、炭素を主成分とする材料である、という技術的手段を用いる。
請求項8に記載の発明のように、微細繊維層に導電性を付与するために安価な炭素を主成分とする材料を好適に用いることができる。
請求項9に記載の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の集塵機用濾布において、前記濾布基材が導電性を有する、という技術的手段を用いる。
請求項9に記載の発明によれば、集塵機用濾布から静電気を除去することができ、防爆、火災防止に寄与することができる。
本発明の集塵機用濾布の構成を示す模式図である。 集塵機用濾布による集塵方法を模式的に示す説明図である。
本発明の集塵機用濾布について、図を参照して説明する。
図1に示すように、集塵機用濾布1は、繊維質の濾布基材10の濾過面10a側に、濾布基材10の繊維よりも微細な微細繊維21により微細繊維層20が形成されている。
濾布基材10は、不織布や織布などの繊維質の布状材料のうち、集塵機用に使用可能なものを選定して用いることができる。本実施形態では、濾布基材10として、基布11の両側にニードルパンチによりウェブ層12を形成した不織布を用いる。濾布基材10は、耐久性、ダスト払落し性能、捕集効率及びコストの観点から目付重量400〜600g/mのものが好ましい。また、繊維径が数μm〜数10μmのものを用いることができる。濾布基材10として、例えば、基布11の厚さが約0.2mm、ウェブ層12の厚さが片側約2.0mmのものを用いることができる。濾布基材10として不織布を用いると、織布に比べて凹凸が小さいため、微細繊維層20をまんべんなく均一に形成することができ、好適である。
本実施形態では、濾布基材10は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている。例えば、耐熱性が要求される場合には、アラミド繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている濾布基材10を好適に用いることができる。また、耐酸性が要求される場合には、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている濾布基材10を好適に用いることができる。そして、耐アルカリ性が要求される場合には、アラミド繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている濾布基材10を好適に用いることができる。また、耐熱性や耐薬品性などの高度な耐久性が要求されない場合には、コスト面などからポリエステル繊維から形成されている濾布基材10を好適に用いることができる。
微細繊維層20は、濾布基材10の濾過面10a側の内部(ウェブ層12内部)、または濾過面10aから濾布基材10の内部にかけて形成されており、濾布基材10よりも微細な網目構造が形成され表面濾過層として機能する。ここで、「微細繊維層」とは、微細繊維21がウェブ層12と交絡して層状に形成されているものであり、一様な厚さで層状に形成されたものに限定されるものではなく、濾過面10a側から見て隙間なく連続して形成されているものを含む。
本実施形態では、微細繊維21として、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維を用いる。例えば、耐熱性が要求される場合には、アラミド繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている微細繊維21を好適に用いることができる。また、耐酸性が要求される場合には、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている微細繊維21を好適に用いることができる。そして、耐アルカリ性が要求される場合には、アラミド繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されている微細繊維21を好適に用いることができる。特に、上記特性に加え、ハンドリングの容易さ、帯電しにくい、価格面などからセルロース繊維からなる微細繊維21を好適に用いることができる。
本発明の微細繊維21の平均繊維長は、0.01〜5mmが好ましい。この繊維長の微細繊維は製造が容易でありコストが小さいこと、0.01mm以上の微細繊維ではウェブ層12へ十分固定(交絡)しやすく、5mm以下では製造時に分散液中での分散性や微細繊維層20の均一性がよくなるためである。
平均繊維径に対する平均繊維長の比(平均繊維長/平均繊維径:アスペクト比)は、1000〜10000が好ましい。本発明では、微細繊維は、ナノサイズの平均径を有するにも拘わらず、比較的長い繊維長の微細繊維である。このような微細繊維21を用いると、微細繊維21をウェブ層12内部に導入し、微細繊維21を交絡させて微細繊維層20を形成しやすく、圧力損失と捕集効率を適切な条件に制御することができる。
微細繊維層20は、捕集効率を向上し、圧力損失を低減するという両立が困難な特性を得るため、微細繊維21の目付(付着量)を0.1〜10g/mとすることが好ましい。微細繊維21を0.1g/m以上付着させることにより、表面濾過層として機能するために十分な量の微細繊維層20を形成することができるので、ダストの捕集効率、特に5μm以下のダストの捕集効率を向上させることができる。また、微細繊維21の付着量を10g/m以下とすることにより、圧力損失を低減することができる。そして、付着量が多すぎないため適度な柔軟性を有しているので、捕集したダストを払い落としやすい。また、フィルタの性能指標として用いられるクオリティーファクタQfの値からは、1〜5g/mの範囲であることがより好ましい。
上述した構造を有する集塵機用濾布1は、微細繊維21を分散させた分散液を濾布基材10の片面側から噴霧、塗布、浸漬、含浸などによりウェブ層12に浸透させて形成することができる。以下に、好適な製造方法を例示する。
まず、濾布基材10と水中に微細繊維21を均一に分散させた分散液と、を用意する。微細繊維(特にセルロース繊維)は、水に対する分散性が高く、安定な分散液を形成することができる。分散液の噴霧による微細繊維層20の形成を行うためには、分散液の粘度を150〜200mPa・sに調整することが好ましく、さらに好ましくは100〜150mPa・sとすればよい。分散液の粘度調整は分散剤を添加することにより行うことができ、例えば、分散剤としてアニオン系のポリアクリル酸共重合体を添加することができる。ここでいう粘度はB型粘度計を用いて、ロータNo.4を使用し、60rpmの回転数で、25℃における見かけ粘度として測定される値である。
次に、分散液を濾布基材10の片面側(濾過面10a側)に噴霧する。ここで、分散液をただ噴霧するだけでは、噴霧した分散液が毛細管現象により濾布基材10全体に浸透して厚み方向の含浸制御は困難である。本発明では、濾過面10a側のみに形成するために、濾布基材10の飽和含水率を利用した制御を行う。分散液の含浸深さは、濾布基材10の飽和含水率と比例関係にあり、含浸深さ(厚さ)に相当する含水率の分散液を噴霧することにより制御を行う。例えば、濾布基材10の飽和含水率(濾布基材10の最大含水量/濾布基材10の目付重量)は300%であり、その濾布基材10の片側のウェブ層12の厚さの約1/2まで分散液を含浸させて微細繊維層20を形成するためには、約75%に相当する分散液を噴霧すればよい。この制御方法は、塗布など他の方法により集塵機用濾布1を作製する場合にも適用することができる。
続いて、分散液を乾燥させ、例えば、120℃で1時間、乾燥させて微細繊維21をウェブ層12内部に固定する。
以上の工程により、微細繊維21がウェブ層12と交絡してウェブ層12内部に層状の微細繊維層20を形成した集塵機用濾布1を作製することができる。
ここで、微細繊維21を強固にウェブ層12に固着させるために、分散液にポリビニールアルコール、エポキシ樹脂等の有機バインダや、オキシ塩化ジルコニウム等のジルコニウム化合物、珪酸塩等の珪素化合物、アルミニウムやチタンの金属アルコキシド等の無機バインダを、微細繊維21に対し0.01重量部程度添加することもできる。
本発明の集塵機用濾布1により浮遊粒子を除去するには、集塵機用濾布1の濾過面10aが上流側になるように集塵機に取り付ける。集塵機を作動させると、図2(A)に示すようにダストDを含んだ空気が濾過面10a側から集塵機用濾布1を透過する。
このとき、図2(B)に示すように、微細繊維層20が表面濾過層として機能し、ダストDが捕集される。集塵機用濾布1では、微細繊維層20は濾過面10a側にのみ薄く形成されているため、圧力損失を小さくすることができる。また、微細繊維層20は細孔径が小さいので、従来の濾布では低い圧力損失を維持しながら捕集することが困難であった5μm以下、特に1〜3μm程度のダストの捕集効率を向上させることができる。つまり、ダストの捕集効率の向上と圧力損失の低減という、両立が困難な特性をともに向上させることができる。
捕集されたダストDの量が一定量を超えると、図2(C)に示すように、濾過面10aの反対側からパルスジェットやエア逆洗などを行い、捕集されたダストを集塵機用濾布1から払い落とし、集塵機用濾布1の再生を行う。ここで、集塵機用濾布1は表面近傍でダストを捕集するとともに、適度な柔軟性を有しているので、ダストの払い落としを効率的に行うことができる。また、微細繊維層20はウェブ層12内部に交絡して形成されているためアンカー効果を有して、微細繊維層20に負荷される応力も小さくなるため、ダストの払い落とし時に集塵機用濾布1が撓むことによる屈曲摩耗などに対する耐久性に優れている。
微細繊維層20は、ダストの払い落としの際の屈曲摩耗などに対する耐久性を維持できる範囲であれば、濾過面10aからわずかに突出していてもよいが、全体がウェブ層12内部に存在することが好ましい。
[実施形態の効果]
本発明の集塵機用濾布1によれば、ダストの捕集効率の向上と圧力損失の低減という、両立が困難な特性をともに向上させることができる。また、集塵機用濾布1は表面近傍でダストを捕集するとともに、適度な柔軟性を有しているので、ダストの払い落としを効率的に行うことができる。微細繊維層20はウェブ層12の内部に交絡して形成されているので、ダストの払い落とし時に集塵機用濾布1が撓むことによる屈曲摩耗に対する耐久性に優れている。
(その他の実施形態)
集塵機用濾布1には、防爆、火災防止のために導電性を付与することができる。濾布基材10として、例えば、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維などにステンレス、銅、ニッケルなどの金属繊維を付加し、導電性を有するものを用いることができる。
また、微細繊維層20が導電性を有する構成を採用することができる。微細繊維層20に導電性を付与するために、ナノ粒子により導電性を有するコーティングがなされた導電性繊維など、導電性を有する微細繊維21を用いることができる。また、導電性を有する微細繊維として、カーボンナノチューブ、カーボンナノファイバーなど、安価な炭素を主成分とする繊維を好適に用いることができる。ここで、微細繊維層20が導電性を有する範囲内で、導電性を有していない他の微細繊維と混合することもできる。
また、微細繊維層20を形成するときに、微細繊維21にカーボンブラックやカーボンナノコイルなどの導電性材料を添加し、微細繊維21に付着させたり、微細繊維層20に取り込むことにより導電性を付与することもできる。
以下に、本発明に係る集塵機用濾布の実施例について説明する。なお、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
(試験濾布の作製)
濾布基材として、ポリエステルニードルパンチ不織布(目付け600g/m)を用い、平均繊維径100〜500nm、アスペクト比1000〜10000のセルロース系微細繊維(ダイセルファインケム株式会社:セリッシュ KY110N)により微細繊維層を形成し、試験濾布を作製した。
微細繊維層の形成は、微細繊維を水中に分散させた分散液を濾布基材の濾過面側に噴霧し、交絡させることにより行った。本実施例では、分散液中の微細繊維の固形分濃度は0.2重量%とし、分散液の噴霧による微細繊維層の形成を行うため、分散剤としてアニオン系ポリアクリル酸共重合体を0.02重量%添加した。また、バインダとして自己架橋型アニオン系アクリルエマルジョンを0.01重量%添加した。
濾布基材の飽和含水率を考慮して分散液の噴霧量を調整し、スプレー塗付した後、120℃で1時間乾燥し、微細繊維の付着量0〜10g/mの試験濾布を作製した。比較のため、目付重量560g/m、厚さ1.9mmのPTFEメンブレンフェルトを用意した。
Figure 2014151293
(圧力損失、捕集効率、クオリティーファクタQfの測定方法)
試験ダストが分散された圧縮空気が流れる流路に試験濾布を配置し、濾過速度が2.0m/minとなるように、流量を設定した。試験粒子としてISO/FDIS21220:2008(E)のKCL粒子発生装置に準拠して生成したKCL粒子を用いた。圧力損失は、流量を変化させたときの試験濾布の上流と下流との差圧から求めた。捕集効率は、パーティクルカウンタにより、試験濾布の上流と下流とのダストの粒子個数を計測し、以下の式により算出した。
(数1)
(捕集効率)=1−(下流の粒子個数)/(上流の粒子個数)
クオリティーファクタQf[1/Pa]は以下の式から算出した。クオリティーファクタQfは、通過率が小さく、圧力損失が小さいほど大きな値を示し、この値が大きいほど濾布としての性能が高いことを表す。
(数2)
Qf=−lnP/ΔP
ここで、
P[−] :通過率、(通過率)=(下流の粒子個数)/(上流の粒子個数)
ΔP[Pa]:圧力損失
測定結果を表2に示す。捕集効率は、微小ダストの捕集効率を比較するために、粒子径範囲1〜2μmの値で比較した。
Figure 2014151293
微小ダストの捕集効率は、目付重量の増加に伴い増大した。また、圧力損失は500Pa程度までは許容される値であり、目付重量を0.1〜10g/mとすることにより、微小ダストの捕集効率の向上と低い圧力損失とを両立した集塵機用濾布を作製することができた。また、クオリティーファクタQfの値からは、1〜5g/mの範囲であることがより好ましい。
(実施例5)
導電性を付与するために、分散液に導電性カーボンブラックをベースにした水系ペースト(ライオン株式会社:W−370C)を0.04重量%添加して試験濾布を作製した。本試験濾布の導電性をメガテスターを使って計測した結果、20MΩ以下(印加電圧500V)の値であり、帯電防止効果が確認できた。
(実施例6)
微細繊維層を濾過面側のみに付着量8.0g/mとして形成した試験濾布と、微細繊維層を濾過面側とパルスジェット面側の両面にそれぞれ付着量4.0g/mとして形成した試験濾布(比較例3)を作製し、クオリティーファクタQfを比較した。その値は、実施例6では0.033であるのに対し、比較例3では0.029と低い値を示したことから、微細繊維層を濾過面側のみに形成したほうが性能的に優れていることが確認された。
(実施例7)
ナノファイバーは一般的に平均繊維径が100nm以下、アスペクト比が100以上と言われている。アスペクト比が100〜1000相当の微細繊維セルロースとして、出発原料を平均粒子径が45μm相当品(日本製紙ケミカル株式会社)KCフロック・GKシリーズ)を用いた比較例4を示す。分散剤としてアニオン系ポリアクリル酸共重合体を0.02重量%添加し、固形分濃度が0.2重量%の水溶液に湿式粉砕・分散処理して調製した。その後、実施例と同じ濾布基材に微細繊維層を形成し、試験濾布とした。目付重量:5g/m2の条件で、圧力損失は140Pa、捕集効率は82%となり、クオリティーファクタQfは0.012となった。この結果は、微細繊維の目付重量が同じである実施例3と比べQfの値が小さいことから、微細繊維のアスペクト比が100〜1000相当のものと比べ、1000以上のほうが性能的に優れていることが確認された。
1…集塵機用濾布
10…濾布基材
10a…濾過面
11…基布
12…ウェブ層
20…微細繊維層
21…微細繊維
D…ダスト

Claims (9)

  1. 集塵機用濾布であって、
    繊維質の濾布基材の濾過面側の内部、または表面から内部にかけて、濾布基材の繊維よりも微細な微細繊維により形成される微細繊維層を備えたことを特徴とする集塵機用濾布。
  2. 前記微細繊維は、平均繊維長が0.01〜5mmで、アスペクト比(平均繊維長/平均繊維径)が1000〜10000であることを特徴とする請求項1に記載の集塵機用濾布。
  3. 前記微細繊維は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の集塵機用濾布。
  4. 前記微細繊維の前記濾布基材への付着量は、0.1〜10g/mであることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の集塵機用濾布。
  5. 前記濾布基材は、不織布であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の集塵機用濾布。
  6. 前記濾布基材は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、セルロース繊維、ガラス繊維、炭素繊維及びポリイミド繊維からなる群から選択された少なくとも1種の繊維から形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1つに記載の集塵機用濾布。
  7. 前記微細繊維層は、導電性材料を含有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1つに記載の集塵機用濾布。
  8. 前記導電性材料は、炭素を主成分とする材料であることを特徴とする請求項7に記載の集塵機用濾布。
  9. 前記濾布基材が導電性を有することを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の集塵機用濾布。
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