JP2013149604A5 - 二次電池用負極及びその製造方法 - Google Patents

Claims (7)

1. 集電体と、
   活物質層と、を有し、
   前記集電体は、基礎部と、前記基礎部から突出した、複数の突出部と、を有し、
   前記複数の突出部は、第１の突出部と、第２の突出部とを有し、
   前記第１の突出部及び前記第２の突出部は、前記活物質層で覆われ、
   前記基礎部は、チタンからなり、
   前記突出部は、チタンからなり、
   前記活物質層は、シリコンからなり、
   前記活物質層は、前記第１の突出部と、前記第２の突出部との間において、キャリアイオンの挿入による膨張が生じる領域を有することを特徴とする二次電池用負極。
2. 請求項１において、
   前記第１の突出部は、上面形状が円形であり、
   前記第２の突出部は、上面形状が矩形であることを特徴とする二次電池用負極。
3. 請求項１又は請求項２において、
   前記活物質層を覆う、グラフェンを有することを特徴とする二次電池用負極。
4. 集電体と、
   活物質層と、
   グラフェンと、を有し、
   前記集電体は、基礎部と、前記基礎部から突出した、複数の突出部と、を有し、
   前記複数の突出部は、第１の突出部と、第２の突出部とを有する二次電池用負極の作製方法であって、
   電気泳動法により、前記活物質層に酸化グラフェンを電着し、
   前記酸化グラフェンを還元して、前記グラフェンを形成することを特徴とする二次電池用負極の製造方法。
5. 請求項４において、
   前記還元は、真空又は不活性ガスの雰囲気中で、１５０℃以上に加熱することで行われることを特徴とする二次電池用負極の製造方法。
6. 請求項４において、
   前記還元は、前記活物質層が設けられた前記集電体と、対極とを、電解液に浸漬して、前記集電体に、前記酸化グラフェンの還元反応が生じる電位を供給して行われることを特徴とする二次電池用負極の製造方法。
7. 請求項６において、
   前記集電体に供給する電位は、リチウムの酸化還元電位を基準にして、１．６Ｖ以上２．４Ｖ以下であることを特徴とする二次電池用負極の製造方法。