JP2012122692A - 内面溝付伝熱管 - Google Patents
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Abstract
【課題】CO2冷媒を用いたヒートポンプ機器が低熱流束(q)条件で使用され、ポリアルキレングリコール系冷凍機油が冷媒中に混入した場合においても優れた蒸発性能を有し、オイル戻りを改善することで圧縮機が故障するリスクを軽減することができる内面溝付伝熱管を提供する。
【解決手段】本発明に係る内面溝付伝熱管20は、ポリアルキレングリコール系冷凍機油の含有量が0.1質量%以上である二酸化炭素を冷媒として用い、かつ、熱流束(q)が10kW/m2未満で用いられるヒートポンプ給湯機が備える蒸発器に用いられる内面溝付伝熱管20であって、内周面に互いに平行に設けられる複数のらせん状の溝22と、複数の溝22の間に位置する複数のフィン23とを有する主管21を備え、主管21の内径(ID)が、2.4mm以上6.8mm以下であり、フィン23の高さ(HF)が、0.1mm以上0.25mm以下であり、複数の溝22の底の幅をW3とした場合に、0.04≦W3/ID≦0.1を満たす。
【選択図】図2A
【解決手段】本発明に係る内面溝付伝熱管20は、ポリアルキレングリコール系冷凍機油の含有量が0.1質量%以上である二酸化炭素を冷媒として用い、かつ、熱流束(q)が10kW/m2未満で用いられるヒートポンプ給湯機が備える蒸発器に用いられる内面溝付伝熱管20であって、内周面に互いに平行に設けられる複数のらせん状の溝22と、複数の溝22の間に位置する複数のフィン23とを有する主管21を備え、主管21の内径(ID)が、2.4mm以上6.8mm以下であり、フィン23の高さ(HF)が、0.1mm以上0.25mm以下であり、複数の溝22の底の幅をW3とした場合に、0.04≦W3/ID≦0.1を満たす。
【選択図】図2A
Description
本発明は、内面溝付伝熱管に関する。特に、本発明は、二酸化炭素を冷媒として用いる内面溝付伝熱管に関する。
従来、空調機、カーエアコン、冷蔵庫、冷凍機、給湯器、及び自動販売機等が備える熱交換器にはフロン系の冷媒が使用されていた。しかし、フロン系の冷媒は地球温暖化への影響が懸念されており、毒性及び可燃性がなく安全で、安価で、更に環境への負荷が小さく、熱物性に優れた自然冷媒である二酸化炭素(CO2)が注目されている。また、特許文献1では、二酸化炭素は表面張力が小さいため、フロン系冷媒よりも気泡が発生しやすく、核沸騰が促進されるため、冷媒として二酸化炭素を使用すると、フロン系冷媒を使用した場合に比べて伝熱性能が向上する、と記載されている。
一方、CO2冷媒の冷房、及び暖房の単純サイクルにおける理論性能が低いという問題に対し、伝熱管の蒸発性能を向上させる方法として内面に溝を形成して伝熱面積を拡大する方法がある。しかしながら、伝熱管内を流通するCO2冷媒中には、圧縮機用の潤滑剤である冷凍機油が含まれており、単にフロン系冷媒で使用されている内面溝付管をCO2冷媒用として使用しても、十分な伝熱性能は得られない。
特許文献1は、このような問題点を鑑み、冷凍機油を含む二酸化炭素冷媒を使用する場合であっても圧力損失が増加せず、蒸発伝熱性能が優れた蒸発器用内面溝付伝熱管を提供している。
また、非特許文献1には、内面溝付管の蒸発性能に関して記載されており、単管としての評価は25kW/m2以上で実施されているものの、実際にCO2冷媒を用いたヒートポンプ給湯機では、その熱流束(q)は定格仕様で5kW/m2程度と非常に小さいことが記載されている。試験条件によっては核沸騰の影響を過大に評価してしまうので、CO2冷媒ヒートポンプ給湯機のような低熱流束(q)条件では最適なフィン形状とならない可能性があると考えられる。
李相武、佐伯主税他3名、「自然冷媒CO2の管内蒸発伝熱促進に関する実験的研究」銅及び銅合金技術研究会(平成16年11月12日、13日実施)、第44回講演大会概要集(p79、80)
上記のとおり特許文献1は、CO2冷媒の特徴として核沸騰が促進されることを示している。一般に、核沸騰は熱流束(q)が大きくなるほど効果が大きくなるものの、特許文献1には熱流束(q)の影響に関しては記載がなく、数値限定の根拠で熱流束(q)条件について考慮されていない。
また、非特許文献1に記載のCO2冷媒ヒートポンプ給湯機では、冷凍機油として、高温で安定性の高いポリアルキレングリコール(PAG)が使用されている。しかし、PAGはCO2と相溶性が低く、オイル戻りが悪いので、伝熱管内に滞留する冷凍機油が多くなり、油膜の存在も核沸騰の抑制に大きく影響する。オイル戻りが悪いと、圧縮機の潤滑が悪くなり故障の原因となるので、この防止策として圧縮機の吐出側にオイルセパレータを設置することが考えられる。しかし、コストアップやスペースの問題などがあり、特に家庭用のCO2冷媒ヒートポンプ給湯機では現実的ではなく、実際にはオイルが圧縮機からなくならないように多めにPAGを封入している。
したがって、本発明の目的は、CO2冷媒を用いたヒートポンプ機器が低熱流束(q)条件で使用され、ポリアルキレングリコール系冷凍機油が冷媒中に混入した場合においても優れた蒸発性能を有し、オイル戻りを改善することで圧縮機が故障するリスクを軽減することができる内面溝付伝熱管を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、ポリアルキレングリコール系冷凍機油の含有量が0.1質量%以上である二酸化炭素を冷媒として用い、かつ、熱流束(q)が10kW/m2未満で用いられるヒートポンプ給湯機が備える蒸発器に用いられる内面溝付伝熱管であって、内周面に互いに平行に設けられる複数のらせん状の溝と、前記複数の溝の間に位置する複数のフィンとを有する主管を備え、前記主管の内径(ID)が、2.4mm以上6.8mm以下であり、前記フィンの高さ(HF)が、0.1mm以上0.25mm以下であり、前記複数の溝の底の幅をW3とした場合に、0.04≦W3/ID≦0.1を満たす内面溝付伝熱管が提供される。
また、上記内面溝付伝熱管は、前記溝と前記フィンとのなす角度が、15°以上25°以下であってもよい。
また、上記内面溝付伝熱管において、前記複数のフィンが、30個以上50個以下であってもよい。
本発明に係る内面溝付伝熱管によれば、CO2冷媒を用いたヒートポンプ機器が低熱流束(q)条件で使用され、ポリアルキレングリコール系冷凍機油が冷媒中に混入した場合においても優れた蒸発性能を有し、オイル戻りを改善することで圧縮機が故障するリスクを軽減することができる内面溝付伝熱管を提供できる。
[実施の形態]
図1は、本発明の実施の形態に係る内面溝付伝熱管を用いて構成されるヒートポンプ給湯機の構成の概要を示す。
図1は、本発明の実施の形態に係る内面溝付伝熱管を用いて構成されるヒートポンプ給湯機の構成の概要を示す。
ヒートポンプ給湯機は、圧縮機11と、圧縮機11に配管を介して接続されるガスクーラ12と、ガスクーラ12に配管を介して接続される膨張弁13と、膨張弁13に配管を介して接続される蒸発器14とを備える。蒸発器14と圧縮機11とについても、配管を介して互いに接続される。圧縮機11、ガスクーラ12、膨張弁13、蒸発器14、及び配管により冷凍サイクルが構成される。また、冷媒である二酸化炭素冷媒が冷凍サイクル内に封入される。そして、二酸化炭素冷媒は、放熱側(すなわち、圧縮機11の吐出部からガスクーラ12を介し、膨張弁13の入口部まで)において超臨界状態になる。なお、図1では図示しない内面溝付伝熱管20は、ガスクーラ12及び/又は蒸発器14に用いられる。
ヒートポンプ給湯機の動作の概略は以下のとおりである。
まず、圧縮機11で圧縮された二酸化炭素冷媒(CO2冷媒)は高温高圧状態となり、ガスクーラ12へ導入される。このとき、圧縮機11の潤滑油である冷凍機油もCO2冷媒と同時にガスクーラ12へ導入される。ガスクーラ12では、超臨界状態であるCO2冷媒は気液二相状態とはならず、CO2冷媒の熱が水等に放熱される。次に、CO2冷媒は膨張弁13で減圧され、低圧の気液二相状態になり、この状態で蒸発器14へ導入される。蒸発器14でCO2冷媒は、空気から吸熱してガス状態になり、再び圧縮機11に吸入される。
このようなサイクルを繰り返すことにより、ガスクーラ12において放熱による加熱作用が起こり、蒸発器14において吸熱による冷却作用が起こる。なお、CO2冷媒で用いられるポリアルキレングリコール系冷凍機油は、高温になりやすいCO2冷媒と併用しても熱安定性に優れる等の特長があるものの、CO2冷媒との相溶性が悪いことからCO2冷媒が蒸発する際に冷媒気相、冷媒液相、冷凍機油のように三相分離しやすい。三相分離しやすいことからポリアルキレングリコール系冷凍機油の油膜が形成され、この油膜が熱抵抗になるので、冷凍機油が少しでも混入すると蒸発性能は低下する。また、蒸発器14は、例えば、内径が6.1mm、長さ800mmの内面溝付伝熱管が2列30段で配置されて構成される。この場合、定格能力が6kWのCO2冷媒ヒートポンプ給湯機の蒸発器での能力は4.6kW程度であるので、熱流束(q)は5kW/m2程度になる。定格能力が4.5kWの機種の場合は、蒸発器の能力は更に小さいので、熱流束(q)もより小さくなる。
図2Aの(a)及び(b)は、本実施の形態に係る内面溝付伝熱管の管軸方向に垂直な断面の概要を示す。具体的に、図2Aの(a)は、内面溝付伝熱管の断面の概要を示し、図2Aの(b)は、図2Aの(a)の一点鎖線で囲んだ領域を拡大した部分断面を示す。また、図2Bは、内面溝付伝熱管の一部を管軸に沿って切り開いた場合の概要を示す。
図2Aの(a)及び図2Bに示すように、本実施の形態に係る内面溝付伝熱管20は、内周面に互いに平行に一定の間隔で設けられる複数のらせん状の溝22と、複数の溝22の間に位置する断面が山形状の複数のフィン23とを有する主管21を備える。一のフィン23と一のフィン23に隣接する他のフィン23との間に溝22が形成される。本実施の形態においては、主管21の内径(ID)が、2.4mm以上6.8mm以下であり、フィンの高さ(HF)、すなわち、溝22の深さが0.1mm以上0.25mm以下であり、複数の溝の底の幅をW3とした場合に、0.04≦W3/ID≦0.1を満たす。なお、主管21は、例えば、銅又は銅合金等の金属材料を用いて形成される。
また、内面溝付管20の外径を「OD」、主管21の肉厚を「TW」とした場合に、内径「ID」は、「ID=OD−2×TW」で表すことができる。なお、フィン23の根元、すなわち、フィン23と主管21の内周面との接点部分におけるフィン23の根元幅を「W1」とする。更に、図2Bを参照する。直状の内面溝付伝熱管20の長手方向に対する溝22及びフィン23のなす角度(以下、「ねじれ角」という)を本実施の形態においては「β」とする。
本実施の形態に係る内面溝付伝熱管20は、例えば、ヒートポンプ給湯機が備える蒸発器に用いることができる。また、このヒートポンプ給湯機は、ポリアルキレングリコール系冷凍機油の含有量が0.1質量%以上である二酸化炭素を冷媒として用い、かつ、熱流束(q)が10kW/m2未満で用いることもできる。
(内面溝付伝熱管20のIDの上限について)
本実施の形態において主管21の内径(ID)は2.4mm以上6.8mm以下に制御される。この理由は以下のとおりである。
本実施の形態において主管21の内径(ID)は2.4mm以上6.8mm以下に制御される。この理由は以下のとおりである。
図3は、外径7mm、底肉厚0.45mm(内径6.1mm)の燐脱酸銅からなる内面溝付管と同等の耐圧となる内径と肉厚の関係を示す。
図3を参照する。内径が大きくなれば耐圧上、肉厚を大きくしなければならず、重量が増加する要因になる。また、内径が6.8mmを超えると底肉厚は0.5mmを超える。底肉厚が大きくなると、内面溝の加工性が悪くなり、フィン形状の自由度がなくなり、コストアップにつながるだけでなく、伝熱管の外表面品質も低下する。したがって、内径(ID)の上限は6.8mmが好ましい。
図4は、内面溝付伝熱管の加工方法を説明するための内面溝付き管加工装置の概略構成の断面を示す。
内面溝付き管加工装置においては、溝付きプラグ4とフローティングプラグ2とが回転自由な状態で連結棒3を介して接続され、銅管1の管内に挿入されている。銅管1を引き抜くことでフローティングプラグ2が引き抜きダイス10の位置で引き留められ、それにより、溝付きプラグ4の引き抜き方向の位置が固定される。この固定部分の銅管1の外周面を押圧手段としてのボール6若しくはロールが公転することで、管内に溝付きプラグ4の溝5の形状に応じたフィン(溝8)を形成し、この溝8を有する内面溝付管9を更に引き抜きダイス7により、内面溝付き管9を縮径し、内面溝付伝熱管20を作製する。
図4で、ボール6で銅管1をプラグ4の溝に押しつけても底肉厚が厚いため半径方向に力が伝わりにくく、軸方向に伸びてしまう。そのため、内面溝付管9の底肉厚は所望の値より小さくなってしまうため、銅管1の肉厚を余計に大きくしなければならない。このとき、ボール6による縮径量は増加するため、伝熱管の外表面品質が低下する。
(内面溝付伝熱管20のIDの下限について)
内径が小さくなると、そのままのパス数では圧力損失が大きくなり、COPが低下してしまうため、熱交換器のパスを増加させることを要する。しかしながら、パス数が多すぎると分流器コストがアップする。なお、パス数とは冷媒が流れる経路数のことで、複数本の伝熱管が全て連続して接続されている場合は1パス、連続して接続されている経路が2つある場合は2パスという。例えば、一般的なCO2冷媒ヒートポンプ給湯機用伝熱管の外径7mmと比較し、細径化しても伝熱面積が同等で圧力損失が同等となる場合を考える。
内径が小さくなると、そのままのパス数では圧力損失が大きくなり、COPが低下してしまうため、熱交換器のパスを増加させることを要する。しかしながら、パス数が多すぎると分流器コストがアップする。なお、パス数とは冷媒が流れる経路数のことで、複数本の伝熱管が全て連続して接続されている場合は1パス、連続して接続されている経路が2つある場合は2パスという。例えば、一般的なCO2冷媒ヒートポンプ給湯機用伝熱管の外径7mmと比較し、細径化しても伝熱面積が同等で圧力損失が同等となる場合を考える。
図5Aは、実際に使用されているCO2冷媒ヒートポンプ給湯機の蒸発器用分流器の外観図であり、図5Bの(a)は、伝熱管の外径が7mmの分流器の分流部の断面を示し、図5Bの(b)は、伝熱管の外径が3mmの分流器の想定断面を示す。また、図5Cは、分留器に分留前後の銅管を挿入した場合の概要を示す。
図5Aでは、内側の円内が伝熱管が挿入され、分流前の冷媒は下から分流器に流入し、分流部で複数のパスに分かれて上から出て行く。図5Bの(b)に示す外径3mmの分流部断面図は、ロウ付け信頼性を考慮して分流部の寸法間隔等を略同程度に保って描かれており、実装密度を考えると外径3mm付近では、現行の分流器と同じサイズでは10パス程度が限界である。これ以上のパスになると分流器を大きくするか、分流器を増やすことになり、いずれもコストとスペースの増大とにつながる。そこで、現実的なパス数(10パス以下)で細径管熱交換器を構成したときの圧力損失を、以下、平滑管について計算して評価する。
水平に設置された伝熱管内の圧力損失ΔPは加速損失ΔPaと摩擦損失ΔPFの和として表される。
加速損失ΔPaは、次の式(2)で表される。
ここで、Gは1パスあたりの冷媒流束(kg/(m2s))、ρLは冷媒の液密度(kg/m3)、ρvは冷媒の蒸気密度(kg/m3)、xeは出口乾き度である。
摩擦損失ΔPFを求めるために、まず二相流摩擦損失勾配(ΔP/Δz)Fを求める。(ΔP/Δz)Fは、液相成分あるいは気相成分だけが単相流として流れたときの摩擦損失勾配(ΔP/Δz)L、(ΔP/Δz)Vに対する比として求められる(式(3))。なお、単相流の摩擦損失勾配は式(4)より求められる。
ここで、式(4)のIDは管内径(mm)、vは単相(液or蒸気)の流速、fは管摩擦係数で、例えばBlasiusの式(5)を用いる。
式(3)のΦL 2、ΦVは二相流倍増係数であり、次のChisholm−Lairdの式(6)及び式(7)で表される。
ここで、XはLockhart−Martinelliのパラメータで、次のColburnの式(8)で表される。
ここで、xは二相冷媒の乾き度で入口/出口の平均乾き度を用いた。また、μLは液冷媒の粘度(Pas)であり、μVは蒸気冷媒の粘度(Pas)である。
総伝熱面積が等しく、かつ、パス数を2パスから10パスに変えた場合、1パスあたりの伝熱管長さは、次の式(9)で求まる。
ここで、IDは内径(mm)であり、Lは1パスあたりの伝熱管長さ(mm)であり、Nはパス数である。
比較対象とした内径6.1mmの伝熱管で構成される熱交換器は、1本の伝熱管長さが800mm、2列30段2パスとし、外径3mm付近の伝熱管の1パスあたりの長さを式(9)より算出する。
図6は、2列30段2パス熱交換器の模式的な図を示す。
フィン材が垂直に多数設けられており、伝熱管はこれらを貫く形となっている。更に、伝熱管は、U字型に繰り返し変形され、同一平面上にフィン材に納められており、この平面の数を列と呼ぶ。図6では、手前と奥の2列の構成となっている。段数は、伝熱管の縦方向に並んだ数を示すものであり、上記U字部分の個数+1個等となる。図6においては、30段となっている。2パスは図6の模式図では、表側の列と裏側の列とに分流され、冷媒の流れる経路が2つになっている。なお、この例は、伝熱管の長さを計算する一例として挙げたものであり、パスの構成や、列数、段数を適宜、変更することができる。また、式(3)のzに代入して摩擦損失ΔPFを算出できる。
図7は、内径をパラメータにとり、パス数を10とした場合の、外径7mm(内径6.1mm)×2パスに対する圧力損失比を計算した結果を示す。
内径2.4mmより小さくなると内径6.1mmにおける圧力損失より大きくなるので、内径は2.4mm以上にすることが好ましい。
(フィン高さ[HF]の上限について)
溝深さ、すなわち、フィン高さHFが0.25mmを超えるようなフィンを形成すると、フィンの根元幅W1が広くなり、結果として溝底幅W3が狭くなるので、冷凍機油の滞留が生じ、熱伝達率が低下する。したがって、HFは0.25mm以下が好ましい。
溝深さ、すなわち、フィン高さHFが0.25mmを超えるようなフィンを形成すると、フィンの根元幅W1が広くなり、結果として溝底幅W3が狭くなるので、冷凍機油の滞留が生じ、熱伝達率が低下する。したがって、HFは0.25mm以下が好ましい。
(フィン高さ[HF]の下限について)
図8は、溝底幅と内径との比(W3/ID)を0.04で一定にしたときの、内径6.8mmと内径2.4mmの伝熱管について、フィン高さと内表面積平滑管比の計算結果を示す。
図8は、溝底幅と内径との比(W3/ID)を0.04で一定にしたときの、内径6.8mmと内径2.4mmの伝熱管について、フィン高さと内表面積平滑管比の計算結果を示す。
フィン高さが0.25mm以下では、フィン高さが小さくなるに従い、重量が軽くなるというコストメリットはあるが、表面積も減少するため、熱伝達率は徐々に低下する。図8を参照すると、横断面積で平滑管比1.5倍以上の内表面積を確保する場合、HFは0.1mm以上であることを要する。
一般に、冷凍機油の影響を受けない冷媒を使用した熱交換器では、内表面積の増加と伝熱性能は比例する。ここで、冷凍機油の影響を受けない冷媒とは、冷媒と冷凍機油との相溶性が高いということであり、エアコン等で使用されている代替フロンR410Aとエーテル系などの合成油の組合せで使用されている。
また、伝熱管とフィン材による熱交換器では一般に、熱抵抗の割合は伝熱管内側:伝熱管外側=3:7と言われている。伝熱管の性能が平滑管に対して1.5倍、向上すれば、伝熱管内の熱抵抗は3から2に小さくなり、熱交換器全体の熱抵抗は10%低減できる。平滑管に対する内面溝付管の重量増加は、フィン形状にもよるがおよそ10%であり、平滑管から内面溝付管に変更して重量増加しても、熱抵抗が10%以上低減できれば、熱交換長さを10%短くして重量を同等に抑え、大きさとしては短くなった分、コンパクトにできる。
(W3/IDの下限について)
通常、冷凍機油のCO2冷媒への混入は、オイルセパレータを設けない限り完全に防ぐことはできず、その量は、少なくともルームエアコンで一般に言われている0.1質量%以上になる。また、タンク内の残湯量が少ないときなどは、圧縮機回転数を増大させて冷媒循環量を大きくするため、冷媒と一緒に流れ出る油の量は増加する。
通常、冷凍機油のCO2冷媒への混入は、オイルセパレータを設けない限り完全に防ぐことはできず、その量は、少なくともルームエアコンで一般に言われている0.1質量%以上になる。また、タンク内の残湯量が少ないときなどは、圧縮機回転数を増大させて冷媒循環量を大きくするため、冷媒と一緒に流れ出る油の量は増加する。
図9は、圧縮機の回転数比と冷凍機油の冷媒への混入量を測定した結果の一例を示す。
図9の横軸の圧縮機回転数比とは、定常運転時を1とした割合で、実際の運転では、夜間電力の時間帯にお湯を沸かしきることを要するので、残湯量が少なくなれば定常時より回転数を上げて運転する。変動幅として+30%と考えると、0.5%質量%以上となる。
冷凍機油のCO2冷媒への混入量が0.1質量%以上のとき、溝底幅と内径の比W3/IDが0.04未満では冷凍機油が滞留し、フィンによる表面積拡大効果が活かせず熱伝達率が低下する。また、W3/IDが小さい内面溝付管は、フィン数が多いか、フィン高さが高くなるため、伝熱管重量も大きくなる。
(W3/IDの上限について)
一方、W3/IDが大きくなれば伝熱管重量は軽くなり、熱伝達率に影響の大きい油膜に対する有効伝熱面積は増大するが、内表面積は減少してしまう。
一方、W3/IDが大きくなれば伝熱管重量は軽くなり、熱伝達率に影響の大きい油膜に対する有効伝熱面積は増大するが、内表面積は減少してしまう。
図10は、内径とフィン高さが6.8mm、0.25mmの場合と2.4mm、0.1mmの場合について、同じフィン形状で、W3/IDと内表面積平滑管比を計算した結果を示す。
図10を参照すると、横断面積で平滑管比1.5倍以上の内表面積を確保するためには、0.1mm以下とすることが好ましい。
(実施の形態の効果)
本実施の形態に係る内面溝付伝熱20は、CO2冷媒ヒートポンプ給湯機のように低熱流束(q)のポリアルキレングリコール系冷凍機油の含有量が0.1質量%以上である二酸化炭素を冷媒とした場合に、溝深さを十分に確保し、冷凍機油の滞留を抑止できるように溝底幅を最適化している。したがって、高性能な内面溝付伝熱管20を提供できる。
本実施の形態に係る内面溝付伝熱20は、CO2冷媒ヒートポンプ給湯機のように低熱流束(q)のポリアルキレングリコール系冷凍機油の含有量が0.1質量%以上である二酸化炭素を冷媒とした場合に、溝深さを十分に確保し、冷凍機油の滞留を抑止できるように溝底幅を最適化している。したがって、高性能な内面溝付伝熱管20を提供できる。
また、フィン高さが同じ内面溝付伝熱管における溝底幅の最適化はフィン数とフィンの太さとにより決まるので、伝熱管の重量が大きくなってしまうことを防止できる。
また、内径を2.4mm以上にすることで圧力損失の増加を抑制し、6.8mm以下にすることで、高圧なCO2冷媒に対応した厚肉で、重量が増えることを防止できる。
以下、実施例について説明する。まず、伝熱管の熱伝達率について説明する。
図11は、測定装置の概略を示す。
Gas Cooler1及びGas Cooler2で膨張弁前の圧力及び温度を調節し、テストセクションとバイパス回路に冷媒を分配させて、冷媒流量を制御した。冷媒流量は、膨張弁と乾き度調整熱交換器Heat Ex.の間に設置した、精度が±0.1%のコリオリ式質量流量計で測定した。また、膨張弁前に、サンプリングシリンダを通る回路とバイパス回路を並列に設置し、定常状態で流れている冷媒をサンプリングして冷凍機油含有量(オイル濃度)を測定した。テストセクション部出口の飽和温度はEvapolator1で調整し、テストセクション出口で、冷媒が気液二相流の場合はEvapolator2で過熱度をとるように調整した。
図12は、伝熱管測定部(テストセクション)の概要を示す。
テストセクションは、水平設置した二重管となっており、熱交換長さ1mの供試管を用いている。二重管外管の内径は13mmであり、環状部に一定流速の冷温水を対向に流して熱交換する。熱交換量は、二重管環状部を流れる水の入口温度Twi、出口温度及びTwo、体積流量Vから求めた。体積流量は、非円形歯車1対で構成され、精度が±0.2%の容積流量計で計測した。また、流量計入口の水の温度を測定することで、流量計を通過する水の密度ρwを求め、質量流量を算出した。また、水の温度はΦ6.4の測温抵抗体を用いて計測した。なお、熱交換量を求める式は式(10)のようになる。
ここで、hは水の温度、圧力から求まるエンタルピー(kJ/kg)である。
一方、冷媒の温度は、φ2の測温抵抗体を用いて計測し、圧力は精度がフルスケールの±0.08%(BSL表記)の圧力トランスデューサーを用いて計測した。伝熱管の管内熱伝達率は、熱通過率と管外水側熱伝達率により計算した。以下に計算式を示す。熱通過率は式(11)を用いて算出し、管外熱伝達率は式(12)を用いて算出し、管内熱伝達率は式(13)を用いて算出する。
ここで、ΔTLは測定区間の対数平均温度差(K)であり、Lは測定長(m)である。
ここで、λwは測定区間の水の熱伝導率(W/(mK))であり、Deは水流路の相当直径であり、Diは二重管外管(水管)の内径(m)であり、Reは測定区間の水のレイノルズ数であり、Prはプラントル数である。
なお、CO2及び水の熱物性値はPROPATHにより算出した。
まず、熱流束(q)の影響を検討した結果を示す。表1は実施例A、比較例A〜Eの測定結果である。
実施例Aと比較例A、比較例Bとは同じ伝熱管であるが、測定条件として比較例Aは熱流束(q)が20kW/m2で、比較例Bは10kW/m2で、実施例Aは5kW/m2で熱伝達率を測定した結果である(表1中でW3は溝底幅である)。同様に比較例C〜Eも同一の伝熱管を、熱流束(q)を変えて測定した結果である。その他の試験条件は、冷媒飽和温度8℃、冷媒質量流束400kg/(m2s)、乾き度0.35、オイル濃度0.1%である。
なお、乾き度とは、液と蒸気とが混合した二相流で流れる冷媒の、蒸気成分の質量比である。蒸発器においては、蒸気の少ない乾き度0.2程度の冷媒が流入し、外部の空気から熱を吸収して徐々に蒸発し、完全に蒸気だけの乾き度1以上の冷媒となって蒸発器から出て、圧縮機に吸入される。
熱流束(q)が10kW/m2以上では、フィン数が多く、溝底幅が狭い比較例D、比較例Eの方が比較例A、比較例Bより熱伝達率が高いが、熱流束(q)が5kW/m2では、表面積は小さいが溝底幅が広い実施例Aの方が比較例Cより熱伝達率が高くなっている。熱流束(q)が20kW/m2のとき、比較例Bより内表面積増が23%大きい比較例Eの内面溝付管の熱伝達率が31%大きくなっているのは、フィンが気泡発生の起点になり核沸騰が促進された結果と考えることができる。一方、熱流束(q)が5kW/m2のとき、比較例Cより実施例Aの熱伝達率が大きくなったのは、熱流束(q)が小さくなったことで、核沸騰による熱伝達率向上効果が少なくなった上に、比較例Cでは形成された油膜の影響が大きく、有効表面積が却って小さくなったためと考えることができる。これにより、CO2冷媒における熱伝達率は、オイル濃度が0.1質量%でもオイルの影響があり、また熱流束(q)の影響も大きく、熱流束(q)条件が変われば熱伝達率の高い内面溝付管の溝形状は全く異なることが分かる。
次に、熱流束(q)が5kW/m2で表2に示す内面溝付管の性能を測定した(表2中でW3は溝底幅である)。
ここで、比較例1は平滑管である。また、比較例2、実施例1〜3の内面溝付管はフィンの太さなどフィン形状は同じにしてある。試験条件は、冷媒飽和温度8℃、冷媒質量流束360kg/(m2s)、乾き度0.35、0.75、オイル濃度3%である。
図13は、試験結果をフィン数と熱伝達率平滑管比との関係として示す。
熱伝達率は、乾き度0.35と0.75の結果を平均している。表1のオイル濃度0.1%の結果と同様、フィン数が少なくなるにつれて表面積が減少しているにも関わらず、熱伝達率は増加した。
図14は、W3/IDと熱伝達率平滑管比/単重平滑管比との関係を示しており、熱伝達率平滑管比を単位長さ当たりの重量(単重)の平滑管比で除した値を縦軸にしている。
これは、内面溝付管による熱伝達率向上効果が、コストと直結する重量比と比較して検討された指標であり、W3/IDの増加に伴い「熱伝達率平滑管比/単重平滑管比」が大きくなっているが、特に、W3/IDが0.035以上の場合に、効果が大きいことが分かる。
次に、フィン高さの影響について表3に示す内面溝付管を製作し、検討した結果を示す(表3中でW3は溝底幅である)。試験条件は、熱流束(q)が5kW/m2、冷媒飽和温度が8℃、冷媒質量流束が200kg/(m2s)、乾き度が0.35、0.75、オイル濃度が2%である。熱伝達率は、乾き度0.35と0.75との結果を平均している。
W3/IDは、いずれも0.04以上であり、実施例4、実施例5を比較するとフィン高さが高い方が熱伝達率、熱伝達率と単重の比、いずれも高くなっている。しかし、比較例3は、実施例5と比較すると、フィン高さが高くなっているにもかかわらず熱伝達率は低下し、熱伝達率と単重の比は、実施例4と比較しても小さくなっている。したがって、フィン高さは0.25以下が望ましい。
以上、実施例に示すように、二酸化炭素冷媒ヒートポンプ給湯機の蒸発器において、高性能かつ重量増加の少ない内面溝付伝熱管を提供し、この内面溝付伝熱管を用いて構成される熱交換器の熱交換効率を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態及び実施例を説明したが、上記に記載した実施の形態及び実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。また、実施の形態及び実施例の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない点に留意すべきである。
1 銅管
2 フローティングプラグ
3 連結棒
4 溝付プラグ
5 溝
6 ボール
7 引抜ダイス
8 フィン
9 内面溝付管
10 引抜ダイス
11 圧縮機
12 ガスクーラ
13 膨張弁
14 蒸発器
20 内面溝付伝熱管
21 主管
22 溝
23 フィン
2 フローティングプラグ
3 連結棒
4 溝付プラグ
5 溝
6 ボール
7 引抜ダイス
8 フィン
9 内面溝付管
10 引抜ダイス
11 圧縮機
12 ガスクーラ
13 膨張弁
14 蒸発器
20 内面溝付伝熱管
21 主管
22 溝
23 フィン
Claims (3)
- ポリアルキレングリコール系冷凍機油の含有量が0.1質量%以上である二酸化炭素を冷媒として用い、かつ、熱流束(q)が10kW/m2未満で用いられるヒートポンプ給湯機が備える蒸発器に用いられる内面溝付伝熱管であって、
内周面に互いに平行に設けられる複数のらせん状の溝と、前記複数の溝の間に位置する複数のフィンとを有する主管を備え、
前記主管の内径(ID)が、2.4mm以上6.8mm以下であり、
前記フィンの高さ(HF)が、0.1mm以上0.25mm以下であり、
前記複数の溝の底の幅をW3とした場合に、0.04≦W3/ID≦0.1を満たす内面溝付伝熱管。 - 前記溝と前記フィンとのなす角度が、15°以上25°以下である請求項1に記載の内面溝付伝熱管。
- 前記複数のフィンが、30個以上50個以下である請求項2に記載の内面溝付伝熱管。
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JP2010274752A JP2012122692A (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 内面溝付伝熱管 |
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JP2010274752A JP2012122692A (ja) | 2010-12-09 | 2010-12-09 | 内面溝付伝熱管 |
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