JP2012154492A - 熱交換器及び空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のフィン(35)は、隣り合う扁平管(33)の一方から他方に亘る板状に形成されて通風路(38)の側壁をなす複数の伝熱部(37)と、伝熱部(37)の風下側端部に連続的に形成されて通風路(38)の風下側に突出する突出板部(42)とをそれぞれ有し、上下に隣り合う突出板部(42)が、フィン(35)の厚さ方向において互い重なるように構成され、各突出板部(42)には、伝熱部(37)の風下側端部に沿うように延びるリブ(57)がそれぞれ形成される。
【選択図】図4
Description
本発明の実施形態1について説明する。実施形態1の熱交換器(30)は、後述する空気調和機(10)の室外熱交換器(23)を構成している。
本実施形態の熱交換器(30)を備えた空気調和機(10)について、図1を参照しながら説明する。
空気調和機(10)は、室外ユニット(11)及び室内ユニット(12)を備えている。室外ユニット(11)と室内ユニット(12)は、液側連絡配管(13)及びガス側連絡配管(14)を介して互いに接続されている。空気調和機(10)では、室外ユニット(11)、室内ユニット(12)、液側連絡配管(13)、及びガス側連絡配管(14)によって、冷媒回路(20)が形成されている。
空気調和機(10)は、冷房運転を行う。冷房運転中には、四方切換弁(22)が第1状態に設定される。また、冷房運転中には、室外ファン(15)及び室内ファン(16)が運転される。
空気調和機(10)は、暖房運転を行う。暖房運転中には、四方切換弁(22)が第2状態に設定される。また、暖房運転中には、室外ファン(15)及び室内ファン(16)が運転される。
上述したように、暖房運転中には、室外熱交換器(23)が蒸発器として機能する。外気温が低い運転条件では、室外熱交換器(23)における冷媒の蒸発温度が0℃を下回る場合があり、この場合には、室外空気中の水分が霜となって室外熱交換器(23)に付着する。そこで、空気調和機(10)は、例えば暖房運転の継続時間が所定値(たとえは数十分)に達する毎に、除霜動作を行う。
空気調和機(10)の室外熱交換器(23)を構成する本実施形態の熱交換器(30)について、図2〜6を適宜参照しながら説明する。
図2及び図3に示すように、本実施形態の熱交換器(30)は、一つの第1ヘッダ集合管(31)と、一つの第2ヘッダ集合管(32)と、多数の扁平管(33)と、多数のフィン(35)とを備えている。第1ヘッダ集合管(31)、第2ヘッダ集合管(32)、扁平管(33)、及びフィン(35)は、何れもアルミニウム合金製の部材であって、互いにロウ付けによって接合されている。
図6に示すように、フィン(35)は、一定幅の金属板を折り曲げることによって形成されたコルゲートフィンであって、上下に蛇行する波板状となっている。フィン(35)には、扁平管(33)の伸長方向に沿って、伝熱部(37)と中間板部(41)とが交互に形成されている。つまり、フィン(35)には、隣り合う扁平管(33)の間に配置されて扁平管(33)の伸長方向に並ぶ複数の伝熱部(37)が設けられている。また、フィン(35)には、突出板部(42)が形成されている。
第1下側平坦部(83)の高さは、風上側から風下側に向かうにつれて徐々に小さくなっている。第1下側平坦部(83)の高さは、第2下側平坦部(84)の高さよりも小さくなっている。
上述したように、本実施形態の熱交換器(30)は、空気調和機(10)の室外熱交換器(23)を構成している。空気調和機(10)は暖房運転を行うが、室外熱交換器(23)における冷媒の蒸発温度が0℃を下回る運転状態では、室外空気中の水分が霜となって室外熱交換器(23)に付着する。このため、空気調和機(10)は、室外熱交換器(23)に付着した霜を融かすための除霜動作を行う。除霜動作中には、霜が融解することによってドレン水が生成する。
上記実施形態1によれば、上下に隣り合うフィン(35)の下流側にそれぞれ突出板部(42)を形成し、上下に隣り合う突出板部(42)の一部をフィン(35)の厚さ方向に重複させている。そして、各突出板部(42)には、伝熱部(37)の風下側端部に沿うように導水用リブ(57)を形成している。このため、熱交換器(30)では、除霜中にドレン水が発生しても、各突出板部(42)の導水用リブ(57)にドレン水を捕集して下方へ流すことができる。しかも、突出板部(42)の導水用リブ(57)を流出したドレン水は、その下側の突出板部(42)に掛け渡された後、再度、導水用リブ(57)に案内されて下方へ流れ落ちていく。その結果、上下に配列される伝熱部(37)で発生した各ドレン水を速やかに下側に排出することができ、除霜に要する時間を短縮できる。
上記実施形態の熱交換器(30)の各フィン(35)では、隣り合う突出板部(42)において、凸条(57a)と凹溝(57b)とが互いに同一方向を向いている。しかしながら、隣り合う突出板部(42)において、一対の凸条(57a)が互いに対向し、一対の凹溝(57b)が互いに対向するとともに、向かい合う一対の凸状(57a)と、向かい合う一対の凹溝(57b)とが扁平管(33)の伸長方向において交互に並ぶように導水用リブ(57)を構成してもよい。この構成では、コルゲート状に折り返される前の状態のフィン(35)において、一本の導水用リブ(57)を成形し、その後にフィン(35)を折り返すことで、各突出板部(42)にそれぞれ導水用リブ(57)を形成できる。即ち、この構成では、突出板部(42)毎にそれぞれ導水用リブ(57)を成形する場合と比較して、導水用リブ(57)を簡易に設けることができる。従って、熱交換器(30)の製造時間や製造コストを低減できる。
本発明の実施形態2について説明する。
実施形態2の熱交換器(30)では、伝熱部(37)に複数のワッフル部(51,52,53)を形成することで、伝熱性能を向上できる。このワッフル部(51,52,53)は、ルーバー(50,60)のように切れ目を要しないため、このような切れ目の内部にドレン水が貯まり込んでしまうことも防止できる。加えて、風上側ワッフル部(51)の下側に第1平坦部(51a)を形成することで、風上側ワッフル部(51)の表面で発生したドレン水を速やかに下方へ排出できる。更に、扁平管(33)の上側に溜まったドレン水を、第3平坦部(53a)側の隙間から毛管現象を利用して風下側へ引き込むことができる。更に、各ワッフル部(51,52,53)の表面で発生したドレン水を、各ワッフル部(51,52,53)の傾斜方向に沿うように風下側へ案内できる。
上述した実施形態については、以下のような構成としてもよい。
30 熱交換器
33 扁平管
34 流体の通路(流体通路)
35 フィン
38 通風路
42 突出板部
57 リブ
57a 凸条
57b 凹溝
Claims (5)
- 平坦な側面が対向するように上下に配列され、内部に流体の通路(34)が形成される複数の扁平管(33)と、上下に蛇行する波板状に形成され、隣り合う扁平管(33)の間にそれぞれ配置されて通風路(38)を区画する複数の波板状のフィン(35)とを備えた熱交換器であって、
上記複数のフィン(35)は、隣り合う扁平管(33)の一方から他方に亘る板状に形成されて上記通風路(38)の側壁をなす複数の伝熱部(37)と、該伝熱部(37)の風下側端部に連続的に形成されて上記通風路(38)の風下側に突出する突出板部(42)とをそれぞれ有し、上下に隣り合う突出板部(42)が、上記フィン(35)の厚さ方向において互い重なるように構成され、
上記各突出板部(42)には、上記伝熱部(37)の風下側端部に沿うように延びるリブ(57)がそれぞれ形成されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1において、
上記各突出板部(42)の各リブ(57)は、該突出板部(42)の一方の側面に凸条(57a)を形成し、他方の側面に凹溝(57b)を形成していることを特徴とする熱交換器。 - 請求項2において、
上記扁平管(33)の伸長方向に隣り合う上記突出板部(42)の各凸条(57a)及び各凹溝(57b)は、それぞれ同じ側の側面に形成されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至3のいずれか1つにおいて、
上記各リブ(57)は、上記各突出板部(42)の上端から下端に亘ってそれぞれ形成されていることを特徴とする熱交換器。 - 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の熱交換器(30)が設けられた冷媒回路(20)を備え、
上記冷媒回路(20)において冷媒を循環させて冷凍サイクルを行うことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
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