JP2012038529A - 電池およびそれを搭載する車両,電気機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】正常時における低い導電抵抗と,内圧上昇時における確実な作動とを両立させた電流経路遮断機構を有する電池,およびその搭載機器等を提供すること。
【解決手段】本発明の電池は,外装缶と,外装缶に収容された電極体と,外装缶の開口を封口する封口板5と,封口板5より外側の外部端子6と,電極体の電極に接続された集電端子16と,外部端子6に接続され集電端子16に対面して配置された変形部材14と,変形部材14における集電端子16の反対側の空間を密閉して覆うカシメ部品13とを有しており,変形部材14とカシメ部品13とにより区画された空間が真空または減圧状態となっており,変形部材14の集電端子16側の面が外装缶の内部空間に面しているものである。変形部材14は,正常な状態では集電端子16と接触しているが,外装缶の内圧が上昇すると,集電端子16から遠ざかる向きに変形する。
【選択図】図4
【解決手段】本発明の電池は,外装缶と,外装缶に収容された電極体と,外装缶の開口を封口する封口板5と,封口板5より外側の外部端子6と,電極体の電極に接続された集電端子16と,外部端子6に接続され集電端子16に対面して配置された変形部材14と,変形部材14における集電端子16の反対側の空間を密閉して覆うカシメ部品13とを有しており,変形部材14とカシメ部品13とにより区画された空間が真空または減圧状態となっており,変形部材14の集電端子16側の面が外装缶の内部空間に面しているものである。変形部材14は,正常な状態では集電端子16と接触しているが,外装缶の内圧が上昇すると,集電端子16から遠ざかる向きに変形する。
【選択図】図4
Description
本発明は,外装部材に発電要素を収納してなる電池に関する。さらに詳細には,内圧上昇時に電流経路を遮断する機構を備えた電池,およびそれを搭載する車両,電気機器に関するものである。
従来から,携帯電話やノートパソコン等の小型機器から電気自動車やハイブリッド自動車等の大型機器にわたる幅広い製品分野において,電池が用いられている。このような電池には,外装部材に発電要素を収納した構造のものがある。この構造の電池では,充放電の状況によっては内圧が上昇する場合がある。そのため,内圧上昇時の安全対策が講じられる。
そのような安全対策の一例として,特許文献1に記載されているものが挙げられる。同文献には,「感圧変形素子」を有する電池が記載されている。同文献の電池において感圧変形素子は,外部電極端子と電極体との間の導電経路の途中に設けられている。これにより,内圧上昇時には感圧変形素子が変形して,導電経路が遮断されるようになっている。これにより充放電反応を強制的に停止させ,内圧のさらなる上昇を抑制するのである。あるいは,感圧変形素子の変形により内圧が外部に開放されるように構成することも可能である。
そして同文献の電池では,外部電極端子に孔が形成されている。この孔は,感圧変形素子の電池外方側の面に接する空間を,電池の外部に連通させるための孔である。この孔により,感圧変形素子の電池外方側の面に接する空間は常に大気圧になることとなる。同文献によればこれにより,感圧変形素子の変形時に当該空間の圧力が上昇して変形を妨げることがないとされている。
しかしながら前記した従来の技術には,次に説明するような問題点があった。すなわち同文献の電池では,前述の孔のため,当該空間に常に大気圧が掛かっていることに変わりはない。このため感圧変形素子は,外面側の大気圧に抗して変形するのである。したがって同文献の電池の設計では,このことを前提として感圧変形素子の形状や厚さなどを決定しなければならない。これが感圧変形素子の設計上の制約事項となっていた。
このため,通常時における感圧変形素子の導電抵抗を十分に下げることができなかった。なぜなら,この文献の感圧変形素子は,内圧上昇時に大気圧に抗して確実に変形するためには,それ自体変形しやすいものでなければならない。すなわち板厚の薄いものである必要がある。このために導電抵抗が高かったのである。板厚を厚くすれば導電抵抗を下げることができるが,それでは内圧上昇時の変形が不十分で,導電経路を遮断できなかった。また,内圧が他のシール部分から漏れてしまい,ますます感圧変形素子の変形が起こりにくくなることもあった。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,正常時における低い導電抵抗と,内圧上昇時における確実な作動とを両立させた電流経路遮断機構を有する電池,およびそれを搭載する車両,電気機器を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の電池は,開口を有する外装部材と,外装部材に収容され,正極および負極を有する電極体と,開口を封口する封口板と,封口板より外側に設けられた外部端子とを有する電池であって,正極または負極に接続された集電部材と,外部端子に接続され,集電部材に対面して配置された感圧部材と,感圧部材における集電部材の反対側の空間を密閉して覆う空間区画部材とを有し,感圧部材と空間区画部材とにより区画された空間が真空であり,感圧部材は,集電部材側の面が外装部材の内部空間に面しており,正常な状態では集電部材と接触しているとともに,外装部材の内圧が上昇すると,集電部材から遠ざかる向きに変形するものである。あるいは,感圧部材と空間区画部材とにより区画された空間は,大気圧より低い圧力に減圧された空間であってもよい。
正常な状態での本発明の電池では,集電板が電極と接続されている。また,集電部材と感圧部材とが接触している。さらに,感圧部材と外部端子部材とが接続されている。これにより,電極から外部端子部材に至る通電経路が形成されている。ここで感圧部材は,集電部材側の面が外装部材の内部空間に面している一方で,その反対側の面は空間区画部材とともに1つの密閉空間を区画している。そしてその密閉空間は真空ないしは減圧状態とされている。このため,外装部材の内圧が上昇すると,感圧部材が集電部材から遠ざかる向きに変形し,通電経路が遮断されるのである。ここで前記密閉空間が真空または減圧状態であるため,感圧部材の変形に対する逆向きの圧力がほとんど掛からない。このため,感圧部材を極端に薄くしたり,前記密閉空間の密閉をやめて大気開放にしたりする必要がない。
本発明は,本発明の電池と,その電池から電力供給を受けて駆動力の少なくとも一部を発生するモータとを有する車両をも対象とする。車両としては,その動力源の全部あるいは一部に電池による電気エネルギを使用している車両であれば良く,例えば,電気自動車,ハイブリッド自動車,プラグインハイブリッド自動車,ハイブリッド鉄道車両,フォークリフト,電気車いす,電動アシスト自転車,電動二輪車が挙げられる。
さらに本発明は,本発明の電池と,その電池から電力供給を受けて動作する動作部とを有する電気機器をも対象とする。電気機器としては,電池を搭載しこれをエネルギー源の少なくとも1つとして利用する機器であれば良く,例えば,パーソナルコンピュータ,携帯電話,電池駆動の電動工具,無停電電源装置など,電池で駆動される各種の家電製品,オフィス機器,産業機器が挙げられる。
本発明によれば,正常時における低い導電抵抗と,内圧上昇時における確実な作動とを両立させた電流経路遮断機構を有する電池,およびそれを搭載する車両,電気機器が提供されている。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,図1に示す電池に本発明を適用したものである。図1の電池1は,外装容器2に電極捲回体3を封入してなるものである。外装容器2は,外装缶4と封口板5とから成っている。電極捲回体3は正負の電極板を,セパレータを介して巻き重ねたものである。外装容器2内には,電極捲回体3の他に電解液も封入されている。電池1には,外部端子6,7が,封口板5から突出して設けられている。外部端子6,7はそれぞれ,外装容器2の内部で電極捲回体3の正負の電極板と接続されている。なお,外部端子6,7のうちどちらが正であっても負であってもかまわない。
図2に,電池1における,外部端子6と電極捲回体3の電極板との間の接続構造を構成する部品群を示す。図2中に示される部品は,図中上から,外部端子6,ボルト8,外部ガスケット9,封口板5,シールゴム10,内部上ガスケット11,キャップ12,カシメ部品13,変形部材14,内部下ガスケット15,集電端子16,である。このうち,電池1における充放電の電流経路となる金属製の導電性部品は,外部端子6,ボルト8,カシメ部品13,変形部材14,集電端子16,である。シールゴム10はゴム部品である。外部ガスケット9,内部上ガスケット11,内部下ガスケット15は,ある程度の柔軟性のある樹脂部品である。
まず,図2中の部品のうち,充放電の電流経路となる金属製の導電性部品について簡単に説明する。前述のように,外部端子6,ボルト8,カシメ部品13,変形部材14,集電端子16の計5種の部品がこれに該当する。外部端子6は,平板状の部材をクランク状に成形したものであって,下段部61と中間部62と上段部63とを有している。下段部61には穴64が,上段部63には穴65が,それぞれ形成されている。ボルト8は,軸部81とヘッド部82とを有している。
カシメ部品13は,基台部131と,円筒部132とを有している。円筒部132は,基台部131の一方の面の中央に突出して設けられており,その中心には貫通穴133が形成されている。変形部材14は,四角形の平板状の部材であり,その中央には段状部141が形成されている。段状部141は,下向きに凸状をなしている。集電端子16は,接続部161と接触部162とを有している。接続部161は,電極捲回体3の電極板に実際に接続される部分であり,接触部162は,変形部材14に接触する部分である。
次に,図2の部品のうちのゴム部品について簡単に説明する。外部ガスケット9は,ブロック部91と平板部92とを有している。ブロック部91には有底穴93が,平板部92には穴94が,それぞれ形成されている。シールゴム10は,平板リング状の部材である。内部上ガスケット11は,全体として略長方形平板状の部品である。
内部上ガスケット11の中央には,穴111が形成されている。穴111の大きさは,シールゴム10の外径よりやや大きい程度である。内部上ガスケット11の四辺には,下向きに鍔部112が形成されている。鍔部112のうち長辺(図2中正面となっている面)の部分の外面には,突起部113が形成されている。突起部113は,図2中背面となっている部分の外面にも形成されている。内部下ガスケット15は,扁平な箱状の基部151と,その長辺から上に延びて形成された壁部152とを有している。基部151には,長辺同士を結ぶ方向に貫通穴153が形成されている。壁部152には,穴156が
形成されている。
形成されている。
図2中にはこれらの他にも,封口板5とキャップ12とが現れている。封口板5は前述のように外装容器2の一部をなすものである。図2に明らかなように,封口板5には穴51が形成されている。キャップ12は,カシメ部品13の貫通穴133を塞ぐためのものである。
図2に示される部品群を組み立てた状態を図3に示す。図3の状態では,封口板5と外部ガスケット9とが重ね合わせられており,穴51の直上に穴94が配置されている。そして,外部ガスケット9の有底穴93にボルト8のヘッド部82が挿入されており,軸部81が上を向いている。さらに,外部端子6が外部ガスケット9の上に配置されている。外部端子6は,穴64が外部ガスケット9の穴94に重なり,穴65が有底穴93の上に位置するように配置されている。このためボルト8の軸部81は,穴65を通して上方へ突出している。
そして,カシメ部品13の円筒部132が封口板5の下から挿入されている。円筒部132は,封口板5の穴51,外部ガスケット9の穴94,および外部端子6の穴64を貫通して上方に突出している。ただし,その突出部分が半径方向外向きに押し広げられることで円筒部132は,外部端子6にカシメ付けられている。これによりカシメ部品13は,図3に示される位置に固定されている。また,外部ガスケット9,外部端子6,ボルト8も,図3に示される位置に固定されている。また,キャップ12により,カシメ部品13の貫通穴133が塞がれている。
封口板5より下側では,内部上ガスケット11が,カシメ部品13の基台部131と封口板5との間に挟み込まれている。もちろん円筒部132は内部上ガスケット11の穴111を貫通している。図3中では見えないが,カシメ部品13の基台部131と封口板5との間には,シールゴム10も挟み込まれている。
封口板5の下面側にはまた,内部下ガスケット15も配置されている。内部下ガスケット15は,その基部151と壁部152とで,カシメ部品13の基台部131を下から覆うように配置されている。内部下ガスケット15は,その穴156が内部上ガスケット11の突起部113に引っ掛かることで,図3に示される位置に固定されている。さらに,カシメ部品13の基台部131と内部下ガスケット15の基部151との間には,変形部材14が挟み込まれている。また,内部下ガスケット15の貫通穴153には,集電端子16の接触部162が差し込まれている。
図4に,図2および図3に示した接続構造の断面図を示す。図4は,図1の電池1の厚さ方向の中央部の断面を,図1中矢印Aの向きに見た図である。以下図4により,図2および図3では分からない部分を説明する。外部ガスケット9の穴94の縁辺部には,下向きに袖部95が設けられている。袖部95は,封口板5の穴51の中に入り込んでいる。これにより,カシメ部品13と封口板5とを確実に絶縁させている。シールゴム10は,内部上ガスケット11の穴111の中に位置している。カシメ部品13の円筒部132は,シールゴム10をも貫通している。
カシメ部品13の基台部131は,それ自体では箱状ではあるものの下面側が開放された形状のものである。しかし図4から分かるように完成状態では,その下端部134に変形部材14の縁辺部142が接合されている。これにより,基台部131と変形部材14とで空間17が区画されている。空間17は,円筒部132の内部の貫通穴133に繋がっているが,その最上端はキャップ12により塞がれている。なお,変形部材14はカシメ部品13より薄肉である。ただし,電気伝導度の不足が問題となるほど薄いわけではない。
内部下ガスケット15の基部151には,上下面ともに穴154,155が形成されている。上面の穴154により,変形部材14の段状部141と集電端子16の接触部162とが接触しており,両者は接合されている。ここで,段状部141と接触部162との接合強度は弱い。よって,後述の内圧上昇時には離れてしまう。ただし,通常時の導通には支障がない。なお,段状部141と接触部162とを弱く接合する手法としては例えば,両者またはその一方の接合面に刻印を設けた上で溶接することが上げられる。刻印の分接合面積が小さく,接合強度が下げられる。
なお,接触部162と基部151とはそれほど強く密着させられているわけではない。このため,変形部材14と接触部162と基部151との間の空間18は,気密空間ではない。電池1の内部で後述する内圧上昇が起こったときには,空間18の圧力も上昇することになる。つまり,変形部材14における接触部162側の面は,電池1の内部空間に面しているのである。むろん,接触部162もしくは基部151に適宜穴または切り欠きを設けて,空間18と電池1の内部空間とをより確実に連通させるようにしてもよい。
上記の接続構造において,空間17は,真空とされている。真空とは言っても,ロータリーポンプ等の簡易な排気ポンプで排気した程度の真空で十分で,いわゆる高真空である必要はない。あるいは,大気圧の4分の1以下の圧力に減圧しただけであってもかまわない。なお,上記の接続構造は電池1において,外部端子6にのみ採用されていてもよいし,外部端子6,7の両方に採用されていてもよい。
上記の接続構造を有する電池1の製造手順は,簡単には以下の通りである。まず,カシメ部品13の基台部131における円筒部132側の面に,内部上ガスケット11とシールゴム10とを装着する。この時点ではむろん,カシメ部品13の円筒部132はまだカシメられていない。
一方,封口板5に対し外部ガスケット9を重ね合わせる。むろん,穴51と穴94とを重ね合わせ,穴51に袖部95を挿入する。そして,ブロック部91が穴51よりも,封口板5における幅方向の内側に位置するようにする。そして,ボルト8をブロック部91の有底穴93にセットしてから,外部端子6をセットする。むろん,穴65にボルト8の軸部81を通させつつ,穴94に穴64を重ね合わせる。
そして,内部上ガスケット11とシールゴム10とを装着したカシメ部品13の円筒部132を,封口板5の穴51に下から突き刺す。これにより,円筒部132が封口板5と外部ガスケット9と外部端子6とを貫通している状態となる。ここで円筒部132をカシメることで,ここまでに組み付けた各部品を互いに固定する。また,カシメ部品13と外部端子6とを導通させる。カシメた後で,カシメ部品13と変形部材14とを接合する。
そして上記のものとは別に,内部下ガスケット15に集電端子16を取り付ける。すなわち,内部下ガスケット15の基部151の貫通穴153に,集電端子16の接触部162を差し込む。そして,集電端子16が取り付けられた内部下ガスケット15を,上記のものに取り付ける。すなわち,内部下ガスケット15の壁部152を,内部上ガスケット11の鍔部112の側面にあてがい,突起部113に穴156を引っかける。これにより,変形部材14と集電端子16とが,内部下ガスケット15の穴154を介して接触する状態となる。そこで変形部材14と集電端子16とを接合する。この接合は前述のように弱い接合である。
そして,空間17を真空引きし,あるいは減圧してから,キャップ12で空間17を封止する。これにより,図3に示した状態のものが出来上がる。あとは通常通り,集電端子16の接続部161を電極捲回体3に接続し,電極捲回体3を外装容器2内に収納して封口板5で外装容器2を封止し,電解液を注入すればよい。
かかる電池1においては,上述のことから明らかなように,電極捲回体3から外部端子6へ至る通電経路は,以下のようになっている。
電極捲回体3→集電端子16→変形部材14→カシメ部品13→外部端子6
このうちの集電端子16と変形部材14との間だけは前述のように,接合強度が弱く電池1の状況によっては離間しうる。他の部分では,2つの部材が容易に離間しない程度に確実に接合されている。
電極捲回体3→集電端子16→変形部材14→カシメ部品13→外部端子6
このうちの集電端子16と変形部材14との間だけは前述のように,接合強度が弱く電池1の状況によっては離間しうる。他の部分では,2つの部材が容易に離間しない程度に確実に接合されている。
ここで電池1においても使用状況によっては,背景技術欄に記したように内圧が上昇する場合がある。そのような場合における上記接続構造の動作を説明する。内圧上昇時には前述のように,図4中の空間18の圧力も上昇する。その一方で空間17の圧力は上昇せず,ほぼ当初の圧力のまま一定である。このため,変形部材14は,上方が低圧で下方が高圧という状態となり,上方,すなわち空間18の側から空間17の側へ圧迫される状態となる。このため変形部材14は,図4中上方へ向かって湾曲するように変形する。つまり変形部材14は,内圧上昇に感応して変形するのである。
このため図5に示すように,変形部材14と集電端子16とが離間する。これにより電極捲回体3から外部端子6へ至る通電経路が遮断される。こうして電流が強制的に停止され,電極捲回体3での発電反応が強く抑制される。これにより,事態のさらなる悪化が防止される。なお,この変形部材14の変形の際にも,カシメ部品13はほとんど変形しない。変形部材14に比べてカシメ部品13は厚いためである。
ここにおいて,空間17が真空ないし減圧状態とされていることから,次のような効果がある。すなわち,変形部材14の変形動作が確実なのである。なぜなら,空間17側からの押し返しがほとんど働かないからである。変形部材14が上記のように変形するということは,空間17の体積が減少することを意味する。このことは,ボイルシャルルの法則により,空間17の圧力を上昇させる要因であることは確かである。しかし空間17が真空ないし減圧状態とされているため,その圧力上昇の幅は微々たるものでしかないのである。このため変形部材14は,設計上の狙い通りの内圧上昇により確実に変形し,電流が遮断される。
もし,空間17が大気圧のまま封止されていると,変形部材14の変形時には空間17の圧力が顕著に上昇することになる。これが変形部材14の形状を元に戻そうとする。このため,変形部材14は押し返されてしまい,スムーズに変形できないのである。このため,変形部材14を極端に薄くして変形しやすくするとか,キャップ12による封止を止めて空間17を大気開放状態にする等の対策が必要であった。前者では変形部材14が高抵抗となってしまい電池1の大電流性能を低下させた。後者でも空間17には常時大気圧が掛かっていて,変形部材14の変形に対する抵抗要因であることに変わりはない。後者ではさらに,空間17内に外部から水等が侵入して腐食等のおそれを招いた。これに対し本形態ではそれらのようなおそれはない。
以上詳細に説明したように本実施の形態の電池1では,集電端子16の一部である接触部162と,外部端子6に繋がっている変形部材14とが,通常時には接触しているが,内圧上昇時には変形部材14の変形により離間するようになっている。ここにおいて,変形部材14は,内圧上昇の影響を受ける空間18と,内圧上昇の影響を受けない空間17との間に位置している。そして,空間17は真空ないしは減圧状態とされている。このため,変形部材14を極端に薄くしたり,あるいは空間17を大気開放にしたりすることなく,確実な電流遮断動作が行われるようになっている。これにより,電流遮断動作の確実性と,大電流対応性能等とを両立した電池1が実現されている。
本形態の電池1は,図6に示すように車両100に搭載して使用することもできる。車両100は,を複数個搭載したものである。車両100は具体的には,エンジン140,フロントモータ120およびリアモータ130を併用して駆動するハイブリッド自動車である。この車両100は,車体190,エンジン140,フロントモータ120,リアモータ130,ケーブル150,インバータ160,および組電池110を有している。組電池110は,複数の電池1を内部に有しており,フロントモータ120やリアモータ130などに電力を供給するものである。なお,電池容量と車両サイズとの関係によっては,本形態の電池1を1個のみ搭載する構成であってもよい。
本形態の電池1はまた,図7に示すようにハンマードリル200に搭載して使用することもできる。ハンマードリル200は,本形態の電池1を含むバッテリパック210を搭載する電池搭載機器である。ハンマードリル200はさらに,本体220,動作部230を有している。バッテリパック210から動作部230に電力が供給されるようになっている。なお,バッテリパック210はハンマードリル200の本体220のうち底部221に脱着可能に収容されている。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
例えば,電池1自体は,電極体を容器に封入してなる構造のものであれば何でもよく,リチウムイオン電池やニッケル水素電池等,その種類を問わない。電極体は,電極板を巻き重ねた捲回体に限らず,平積みにした積層体でもよい。金属部材の金属種は,電池の種類に応じて一般的に使用されるものであればよいし,それ以外のものであっても電池自体の動作に支障がなければかまわない。容器の形状も,偏平型に限らず円筒型でもよい。
また,上記実施の形態では,カシメ部品13が,変形部材14とともに空間17を区画する機能と,変形部材14から外部端子6へ至る通電経路の一部をなす機能とを兼ねているが,このことは必須ではない。これらの機能を別々の部材に分担させてもよい。また,上記実施の形態では,変形部材14が外装容器2の完全に内部に位置しているが,このことも必須ではない。少なくともその接触部162側の面が外装容器2の内部空間に面していれば十分である。
1 電池
3 電極捲回体
4 外装缶
5 封口板
6,7 外部端子
13 カシメ部品(空間区画部材)
14 変形部材(感圧部材)
16 集電端子
100 車両
110 組電池
120 フロントモータ
130 リアモータ
200 ハンマードリル
210 バッテリパック
230 動作部
3 電極捲回体
4 外装缶
5 封口板
6,7 外部端子
13 カシメ部品(空間区画部材)
14 変形部材(感圧部材)
16 集電端子
100 車両
110 組電池
120 フロントモータ
130 リアモータ
200 ハンマードリル
210 バッテリパック
230 動作部
Claims (4)
- 開口を有する外装部材と,
前記外装部材に収容され,正極および負極を有する電極体と,
前記開口を封口する封口板と,
前記封口板より外側に設けられた外部端子とを有する電池において,
前記正極または負極に接続された集電部材と,
前記外部端子に接続され,前記集電部材に対面して配置された感圧部材と,
前記感圧部材における前記集電部材の反対側の空間を密閉して覆う空間区画部材とを有し,
前記感圧部材と前記空間区画部材とにより区画された空間が真空であり,
前記感圧部材は,
前記集電部材側の面が前記外装部材の内部空間に面しており,
正常な状態では前記集電部材と接触しているとともに,
前記外装部材の内圧が上昇すると,前記集電部材から遠ざかる向きに変形するものであることを特徴とする電池。 - 開口を有する外装部材と,
前記外装部材に収容され,正極および負極を有する電極体と,
前記開口を封口する封口板と,
前記封口板より外側に設けられた外部端子とを有する電池において,
前記正極または負極に接続された集電部材と,
前記外部端子に接続され,前記集電部材に対面して配置された感圧部材と,
前記感圧部材における前記集電部材の反対側の空間を密閉して覆う空間区画部材とを有し,
前記感圧部材と前記空間区画部材とにより区画された空間が,大気圧より低い圧力とされており,
前記感圧部材は,
前記集電部材側の面が前記外装部材の内部空間に面しており,
正常な状態では前記集電部材と接触しているとともに,
前記外装部材の内圧が上昇すると,前記集電部材から遠ざかる向きに変形するものであることを特徴とする電池。 - 請求項1または請求項2に記載の電池と,前記電池から電力供給を受けて駆動力の少なくとも一部を発生するモータとを有する車両。
- 請求項1または請求項2に記載の電池と,前記電池から電力供給を受けて動作する動作部とを有する電気機器。
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JP2010176722A JP2012038529A (ja) | 2010-08-05 | 2010-08-05 | 電池およびそれを搭載する車両,電気機器 |
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