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JP2011500466A - 第1キャップ部材とそれに結合される第2キャップ部材とを有する瓶のキャップ - Google Patents

第1キャップ部材とそれに結合される第2キャップ部材とを有する瓶のキャップ Download PDF

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JP2011500466A
JP2011500466A JP2010529853A JP2010529853A JP2011500466A JP 2011500466 A JP2011500466 A JP 2011500466A JP 2010529853 A JP2010529853 A JP 2010529853A JP 2010529853 A JP2010529853 A JP 2010529853A JP 2011500466 A JP2011500466 A JP 2011500466A
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Abstract

本発明の瓶のキャップは、第1キャップと第1キャップの溝部に嵌合される第2キャップとからなる。第1キャップは、瓶の首部の外周を取り囲むように形成された周辺部と、瓶の首部を閉鎖するように前記周辺部の先端に形成された先端部とを備える。先端部は、瓶の首部の内周に気密的に接触する側壁を形成するように下方に陥没した溝部を備える。第2キャップは、溝部に挿入される嵌入部と、嵌入部の上部から外側方向に延びた延長部とを備える。このような瓶のキャップは、瓶の首部の内側及び外側と瓶のキャップとの密閉性を向上させることができる効果を提供する。

Description

本発明は、瓶のキャップに関するもので、より詳細には医用液、飲料水、酒類またはその他の液体類などを受容する瓶の開口部を密閉する瓶のキャップに関するものである。
通常、飲料水またはミネラルウォーターなどを受容する瓶には、内容物の投入後流通中に受容された内容物の漏れまたは変質などを防止するため、色々な形態の瓶のキャップが開閉手段として採用されている。瓶のキャップは一般的に、採用されている瓶のキャップとしては、ねじ式による開閉方式を用いるねじ型の瓶のキャップと嵌合式による開閉方式用いる嵌合型の瓶のキャップとに分けられる。
ねじ型の瓶のキャップは、内周に雌ねじが形成された瓶のキャップを外周に雄ねじが形成された瓶の開口部に結合する構成である。したがって、密閉性が高いので、炭酸飲料またはビールなどのように、気密が要求される内容物を受容する瓶のキャップとして使用する。しかし、このような瓶のキャップは、瓶の外周に形成された雄ねじに結合される構成であるため、開封時に大きな力を必要とするだけでなく、瓶の開封時に瓶のキャップを数回繰り返して回転させなければならないので、一気に開封するのが難しい不便さがある。また、鉄材またはアルミニウムなどの高強度金属材料の瓶のキャップを使用する場合は、瓶のキャップの製造コストが上昇するようになり、鉄材などの採取によって環境が破壊される問題がある。また、瓶のキャップを開封した後、瓶のキャップの一部が瓶に残るので、瓶のリサイクルのために不便な別途の離脱作業が必要であるなどの問題点もある。
嵌合型の瓶のキャップは、瓶のキャップを瓶の開口部の内周に嵌合する構成であるため、瓶のキャップの開封及び閉鎖が容易である長所がある。しかし、このような瓶のキャップは微弱な外力によっても容易に開封されるだけでなく、瓶のキャップの密閉性も低いため、特に炭酸飲料またはビールなどのように気密が要求される内容物を受容する瓶のキャップとして採用することが難しい問題点がある。
技術的問題
前述したこのような問題点を解消するために、本発明は、炭酸飲料などを受容する瓶にも十分に採用できる程度に密閉性が高く、簡単な動作でも瓶のキャップの開封が可能であり、環境に優しく、製造コストが低廉な瓶のキャップを提供することにその目的がある。
技術的解決
前述の本発明の目的を達成するために、瓶の開口部に装着される瓶のキャップであって、瓶の開口部の外周を取り囲むように円柱形で形成された周辺部と、前記瓶の開口部の内周に気密的に接触する側壁を形成するように下方に陥没して形成された溝部を有する先端部とを備えた第1キャップ;及び前記第1キャップの前記溝部内に嵌合される第2キャップを含む、瓶のキャップを提供する。したがって、本発明の瓶のキャップは、二重構造で形成されて、瓶の開口部の内側または外側と瓶のキャップとの密閉性を向上させている。
本発明によると、前記第1キャップは前記溝部の内側壁の一部に形成された第1係止部を有し、前記第2キャップはその外周の一部に前記第1係止部を係止するように形成された第2係止部を有する。したがって、第1キャップと第2キャップの嵌合する力が向上する。
本発明によると、前記第2キャップは、前記溝部に挿入される嵌入部と、前記嵌入部の頂部から外側方向に延びた延長部とを備える。また、前記嵌入部は、前記側壁に側方支持力を与えるためにその内部に形成される支持台とともに提供される。前記延長部は、外周の一部に形成される離脱用突起または溝を有する。前記第1キャップの前記溝部は、内側壁の上端に前記第2キャップの前記延長部が載置されるように、段差を持って陥没して形成された段差部を備えるが好ましい。したがって、第1キャップと第2キャップとの間の脱着が容易である。
本発明によると、前記第2キャップは前記第1キャップより硬質の素材で製作する。したがって、第1キャップに対する第2キャップの押圧力が容易に得られる。
本発明によると、前記第1キャップの前記溝部は、所定の部位で他部位より薄く形成された厚さの前記側壁を有する。また、前記側壁の厚さが薄く形成される部位は、前記側壁の下部である。前記溝部の前記側壁は、その厚さが薄く形成されるように、その陥没した内側を有することが好ましい。したがって、溝部の内壁に対する突出部の押圧力が容易に得られる。
本発明によると、前記第1キャップは、前記周辺部の内面に沿って形成される離脱防止用環状突起を備える。また、前記第1キャップは前記周辺部の内面に沿って形成される離脱防止用環状溝を備える。前記第1キャップは前記側壁の外周に沿って形成される密閉用環状突起を備えることが好ましい。したがって、瓶の開口部に対する第1キャップの離脱防止及び密閉性が向上する。
本発明によると、前記第1キャップの前記溝部の下部と前記溝部の底面を連結する部位は湾曲している。また、前記湾曲部位には開封時瓶内部の空気が排出されるように、前記溝部の下部とその底面を連結する一つ以上の凹状空気通路が外部面に形成される。それぞれの前記空気通路は、前記溝部の下部でその底面部より広く形成される幅の通路を有することが好ましい。したがって、第1キャップの開封時、溝部が瓶の開口部の内周から容易に離脱される。さらに、前記側壁は、その底面端部外周部分に下方に延びるスカート部を備える。したがって、瓶の開口部に対する第1キャップの密閉性が向上する。
本発明によると、前記第1キャップの前記周辺部の下端は、前記周辺部の他部位に比べて薄く形成されるように陥没している。したがって、携帯時、他の部材による第1キャップの意図しない離脱が防止され、また器具またはつめを使用した非正常的な強制開封が防止される。
本発明によると、前記第1キャップは、前記周辺部の中央部から底面端部まで延びる複数の開封痕跡表示(tamper indication)部;前記複数の開封痕跡表示部の上端を直線状に連結する曲がり部(bended poriton);前記複数の開封痕跡表示部と前記曲がり部とにより規定される開封片部分;前記開封片部分の外面の外側に突出した開封用取っ手部;及び前記開封痕跡表示部の破断により前記開封片部分が上方に動く場合に、その開封片部分の開封用取っ手部の先端と互いに接するように、前記曲がり部の頂部から突出した支持突起;をさらに備える。したがって、第1キャップの開封が容易である。
本発明によると、前記開封痕跡表示部は点線状の破断線または他部位より薄い厚さの切取線で形成される。したがって、開封痕跡表示部の破断が容易である。
本発明によると、前記周辺部は、前記開封用取っ手部が形成される部位でその底面端部が上方に湾曲するように、切り取られる。したがって、周辺部による密閉力を向上させるだけでなく、開封用取っ手部の操作が容易である。
本発明によると、前記開封用取っ手部が形成された部位の反対側周辺部には、点線状の破断線、または他部位より薄い厚さの一つまたは複数の切取線が前記周辺部の上下方向に沿って形成される。したがって、切り取り開封部により瓶のキャップを開封する場合、これと反対側の周辺部の切り取りが容易なため瓶のキャップの開封が容易である。
有利な効果
本発明の瓶のキャップは、二重構造で形成されるので、瓶の開口部の内側または外側と瓶のキャップとの密閉性を向上させることができる効果がある。
また、本発明は、瓶の密閉性を向上させ、瓶のキャップを開封した後再使用する時にも密閉性を維持できる効果を提供する。
特に、第1キャップの溝部の下端とその底面を連結する部位が湾曲形成されて、瓶のキャップの離脱作業が容易である。
また、第1キャップと第2キャップに密閉用突起と溝を形成して、瓶のキャップの密閉性を向上させることができる。
さらに、本発明は切り取り開封部により簡単な動作で瓶のキャップの開封が可能であり、瓶のキャップの一部が瓶に残らず完全に除去されるので、リサイクル分離作業が容易である。
本発明の上記の目的、特徴および利点は、添付図面とともに関連技術分野における当業者にはより明らかであると考えられる。
本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを示す断面図である。 図3の“A”部を示す拡大断面図である。 図3の“A”部を示す拡大断面図である。 本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップにおける第2キャップの底面を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを瓶に装着した一例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを瓶に装着した他の例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを開封する例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを装着した一例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを装着した他の例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを開封する例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを開封する例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを開封する例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを開封する例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを開封する例を示す概略図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップの変形例を示す底面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップの変形例を示す断面図である。 図21の“B”部に対する詳細図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップの他の変形例を示す底面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップのもう一つの変形例を示す断面図である。 図24の“C”部に対する詳細図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップにおける第1キャップの周辺部の変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップにおける第1キャップの周辺部の他の変形例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップの周辺部に形成された陥没部を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップにおける第1キャップの周辺部に形成された切取線を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップにおける第1キャップの周辺部に形成された切取線を示す底面図である。 図29に示した瓶のキャップにおいて周辺部の切取線が切り取られる状態を示す状態図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップにおける第1キャップの周辺部に形成された他の切取線を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップにおける第1キャップの周辺部に形成された他の切取線を示す底面図である。 本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップにおける第1キャップの周辺部に形成された破断線を示す断面図である。
発明を実施するための最良の形態
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい第1実施形態に係る瓶のキャップについてより詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを示す斜視図であり、図2は本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを示す分解斜視図であり、図3は本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを示す断面図であり、図4は図3の“A”部を示す拡大断面図であり、図5は図3の“A”部を示す拡大断面図であり、かつ図6は本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップにおける第2キャップの底面を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1実施形態に係る瓶のキャップは、円柱状の第1キャップ10と円形の第2キャップ20とからなった二重構造を有する。このような瓶のキャップは、瓶100の内周と外周に密着して瓶100の開口部を閉鎖する。
第1キャップ10は周辺部11、先端部12及び溝部14を含む。
周辺部11は、瓶100の首部の外周を取り囲むように形成されており、内周11には離脱防止用環状突起16が形成されている。先端部12は瓶100の開口部の先端を密閉して閉鎖するように、周辺部11の先端に形成される。溝部14は瓶100の首部の内周に気密的に接触する側壁を形成するように、先端部12から下方に陥没して形成される。
溝部14の内側壁の上端には段差を持って陥没した段差部13が形成される。溝部14の内側壁の一部には突起状の第1係止部15が形成される。
図3ないし図6に示すように、溝部14の下部面には上方に突出した突出部18が形成されている。また、溝部14を形成する側壁の下部附近の内側面には凹部17が形成されている。
溝部14には側壁の外周に沿って密閉用環状突起14aが形成されている。また第1キャップ10には、溝部14の下端とその底面を連結する部位に湾曲している湾曲部14bが備えられている。
第1キャップ10の材料として、シリコンゴム(silicon rubber)、ポリ塩化ビニール(polyvinyl chloride、PVC)、ポリエチレン(polyethylene、PE)などのように押圧力により変形が容易な軟質樹脂類を使用することが好ましい。
円形の第2キャップ20は、第1キャップ10の溝部14に嵌合されるもので、嵌入部23と延長部21からなる。
嵌入部23は筒状に形成され、嵌入部23の一部には突起状の第2係止部24が形成される。第2キャップの嵌入部23には、嵌入部23の内部に嵌入部23の内部の水平支持力を向上させるために形成された支持台23aが備えられている。
第2キャップの延長部21は円板の縁部に形成され、嵌入部23の上部から外側方向に延長され、延長部21の外縁部の一部には下方に突出した離脱用突起または溝22が形成される。また、延長部21は円盤状以外に、星状、六角形状、八角形状などの多様な形状に構成することができる。
第2キャップ20の材料は、ポリカーボネート(Polycarbonate)、アクリル材(acrylic material)、ポリ塩化ビニール(PVC)、ポリエチレン(PE)などのような硬質の樹脂類を使用することが好ましい。
図7は本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを瓶に装着した一例を示す断面図である。
図3及び図7に示すように、瓶100の開口部(すなわち、首部)には内周及び外周に密着した状態で第1キャップ10が結合される。次に、第1キャップ10の溝部14に第2キャップ20の嵌入部23が結合されるように嵌合される。第1係止部15と第2係止部24の嵌合により嵌入部23が溝部14内に固定される。第1キャップ10の周辺部11の内面に沿って形成された離脱防止用環状突起16が瓶100の首部の外周に形成された溝に結合される。すなわち、第1キャップ10に第2キャップ20が結合された状態で瓶の開口部を閉鎖する。
嵌入部23が溝部14内にこのように結合されることによって、溝部14の内壁が外側に拡張される。したがって、嵌入部23が、外側方向に拡張される方向に押圧力を加えるように溝部14を押圧するので、瓶100の首部の内周と第1キャップ10の溝部との間の密閉性が向上する。
一方、嵌入部23の内部に形成された支持台23aは、その平断面が十字状を有するように二つのプレートが起立状態で互いに直交して配設された形状を有する。この支持台23aは第2キャップ20の製作時、第2キャップ20と一体に成形する。この支持台23aは、第2キャップ20が第1キャップ10に挿入された状態で第2キャップ20の嵌入部23が第1キャップ10の溝部14から加わる収縮圧力を受ける時、第2キャップ20の嵌入部23に対して収縮圧力に抗して嵌入部を支持する機能をする。したがって、嵌入部23の内部支持力が向上し、外側方向への拡張支持力も向上して溝部の側壁に側方支持力を与える状態が堅固に維持される。このような支持台23aは、その断面が十字状、放射状、ハニカム状などを有するように、多様な形状に形成することができる。
一方、第1キャップ10の突出部18に炭酸飲料、ビールなどのガス圧力による押圧力が上方に加わると、突出部18が溝部14の側壁を底面端から上側に押圧するようになる。この時、溝部14の側壁はその厚さが不均一である。図3及び図4に示すように、特定部位、すなわち凹部17が形成された部位の厚さは他の部位より薄くなっている。したがって、突出部18を通じて溝部14の側壁に加わる上方押圧力によって、凹部17が形成された部位が収縮されるようになって、図5に示すように凹部は外側方向に突出する力を受けるようになる。その結果、結果的に溝部14の側壁は凹部17が形成された領域が外側方向に拡張されて、瓶100の首部の内周と強く密着する。したがって、瓶100の首部の内周と第1キャップ10の溝部との間の密閉性がより向上する。
溝部14の側壁の厚さが薄く形成された部位は、下部に限定されるものではなく、側壁の中間部領域または側壁の上端部に形成することができることは言うまでもない。また、溝部14の側壁は外側面が陥没することによって、側壁の厚さを他部位より薄く形成することができるが、突出部18による押圧力が側壁の外側に加わるように、側壁の内側面が陥没することが好ましい。
また、溝部14には側壁の外周に沿って密閉用環状突起14aが形成され、瓶100の首部の内周と第1キャップ10の溝部との間の密閉性が向上する。しかし、必ずしも密閉用環状突起14aを形成する必要はない。また、密閉用環状突起14aを一つ以上形成することができる。
離脱防止用環状突起16は、瓶100の首部の外周に形成された溝に結合されることによって、瓶100の首部の外周から第1キャップ10が離脱することを防止する。離脱防止用環状突起16は、瓶100の首部の外周と第1キャップ10の内周との間の密閉性を向上させる機能もする。また、離脱防止用環状突起16は、その断面が台状、半円状、三角形状などの多様な形状に形成でき、第1キャップ10の開封時離脱を容易にする。
第2キャップ20により第1キャップ10が容易に変形するように、第2キャップ20は第1キャップ10より硬質の素材で製作することが好ましい。したがって、硬質素材の嵌入部23が、変形が容易な軟質素材の溝部14に嵌合されるまたは溝部14から離脱するので、第1キャップ10に対する第2キャップ20の嵌合と離脱が容易である。
また、第1キャップ10と第2キャップ20の材質及び強度は、密閉力強化及び開封の容易性のために、互いに相異なるように形成することも可能である。
また、溝部14から嵌入部23を外す場合、延長部21の一側に形成した離脱用突起または溝22を使用すると離脱作業が容易である。通常、瓶100の開口部から第1キャップ10を傾けた状態で離脱するので、第1キャップ10の湾曲部14bにより瓶100の首部の内周と第1キャップ10の溝部との間の摩擦力が減少して第1キャップ10の変形を最小化できる。したがって、第1キャップ10の離脱時に第1キャップ10の変形が最小化するので、離脱作業に必要な作用力が小さくなって、離脱作業が容易である。
本実施形態においては、瓶100の開口部に第1キャップ10を結合した後第2キャップ20を第1キャップ10に結合するが、第1キャップ10に第2キャップ20を結合した後、第1キャップ10を瓶100の開口部に結合することも可能であることは言うまでもない。
図8は、本発明の第1実施形態に係る瓶のキャップを装着した他の例を示す断面図である。
図8に示すように、瓶100の首部の外周に形成された突起が第1キャップ10の周辺部11の内面に沿って形成された離脱防止用環状溝19に挿入される。したがって、瓶100の首部の外周から第1キャップ10の離脱を防止する。離脱防止用環状溝19は瓶100の首部の外周と第1キャップ10との間の密閉性を向上させる機能もするようになる。また、離脱防止用環状溝19は、その断面が台状、半円状、三角形状など多様な形状に形成し、第1キャップ10の開封時容易に離脱できるようにすることが好ましい。
本実施形態に係る瓶のキャップの開封のためには、瓶の開口部から第2キャップ20が結合された第1キャップ10を上方に斜めに外して、瓶の開口部を開封する。
また、図9に示すように、第1キャップ10及び第2キャップ20が瓶の開口部に結合されているので、まず第2キャップ20を離脱した後、第1キャップ10を外して瓶を開封することも勿論可能である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい第2実施形態に係る瓶のキャップついてより詳細に説明する。
図10は本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを示す斜視図であり、図11は本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを示す分解斜視図であり、図12は本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを示す断面図であり、図13は本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを装着した一例を示す断面図であり、図14は本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップを装着した他の例を示す断面図である。
本実施形態の瓶のキャップは、切り取り開封部30をさらに備える構成を除いては、前述した第1実施形態に係る瓶のキャップと同様である。したがって、第1実施形態と同一部分に対しては同一符号を付し、その説明は省略する。
図10ないし図14に示すように、本実施形態の第1キャップ10には周辺部11の一部に本発明者が出願した国際特許出願番号PCT/KR2004/002165に開示した発明の切り取り開封部30をさらに備えている。
切り取り開封部30は、開封痕跡表示部31、曲がり部32、開封片部分33、開封用取っ手部34及び支持突起35を含む。
開封痕跡表示部31は、周辺部11の中央部から底面端まで複数が延びて形成される。曲がり部32は、複数の開封痕跡表示部31の上端を直線状に連結する。開封片部分33は、複数の開封痕跡表示部31と曲がり部32とにより規定される。開封用取っ手部34は、開封片部分の外面の外側に突出して形成される。
開封痕跡表示部31は、瓶のキャップの最初開封可否を確認するための構造として、開封片部分33が上方に動く場合に破断または切り取りが容易になるように、点線状の破断線または他部位より薄い厚さの切取線で形成する。
支持突出部35は、開封痕跡表示部31の破断によって開封片部分33が上方に動く場合に、その開封片部分33の開封用取っ手部34の上面と互いに接するように、曲がり部32の上側に突出して形成される。
ユーザーが瓶のキャップの底面側を一手で握って親指などで開封片部分33の底面端を上方に動かす動作を行うと、開封片部分は曲がり部32の軸とともに持ち上げられ、開封痕跡表示部31を破断する。次に、瓶のキャップは瓶100の開口部から離脱する構造である。したがって、ユーザーは一手でも第1キャップ10を瓶100の開口部から開封することが可能である。
本発明の瓶のキャップも、前述した実施形態と同様に、図13及び図14に示すように、第1キャップ10の周辺部11の内面に沿って離脱防止用環状突起16または離脱防止用環状溝19が形成されていて、瓶100の首部の外周で第1キャップ10の離脱を防止する。
以下、添付図面を参照して本実施形態に係る瓶のキャップの開封例についての作動状態を具体的に説明する。
図15ないし図19は、本発明の第2実施形態に係る瓶のキャップが開封される状態を示す例示図である。
図15は、第1キャップ10と第2キャップ20が瓶の開口部に嵌合されて瓶を密閉させる状態を示す。この状態で図16に示すように、ユーザーが開封片部分33の開封用取っ手部34に親指の先端部を当てて、これを上方に押し上げる。そうすると、図17に示すように、開封痕跡表示部31が破断するようになる。
図18に示すように、開封片部分33と支持突起35が接すると、自然に親指の底部が開封用取っ手部34の破断部に接触する。そうすると図19に示すように、開封片部分が支持突起を中心に回動しながら、親指による上向き力により瓶のキャップ全体に回転モーメントが発生して瓶の開口部を開封させる。
特に、第1キャップ10には溝部14の側壁下部と底面を連結する部位に湾曲状の湾曲部14bが形成されているので、瓶のキャップの開封時に溝部14の外壁下部が瓶の開口部から容易に抜け出すことができる。
本実施形態に係る瓶のキャップの開封するために、第2キャップ20が結合された第1キャップ10の切り取り開封部30を使用して、瓶の開口部から第1キャップを上方に斜めに外して瓶の開口部を開封する。
また、第1キャップ10が第2キャップ20により瓶の開口部に密着した状態で嵌合されるので、まず第2キャップ20を抜け出した後、切り取り開封部30を使用して瓶の開口から第1キャップ10を外して瓶を開封することも勿論可能である。
図20ないし図22は、図10ないし図12に示した実施形態における瓶のキャップに対する変形例を示す図面である。図20は第1キャップ10に形成された空気通路14cを示す底面図であり、図21は第1キャップ10に形成された空気通路14cを示す断面図であり、図22は図21の“B”部を示す拡大図である。
これらの図面に示すように、溝部14の側壁の下部と溝部14の底面を連結する湾曲部14bの外部面には、瓶のキャップの空気を排出できるように溝部14の下端とその底面を連結する凹溝状の空気通路14cが形成される。このような空気通路14cについて、通路の幅が一定でありかつ直線状に形成した一つ以上の空気通路が放射状に配置されている。
切り取り開封部30により瓶の開口部を開封する過程で瓶のキャップを一方向に傾けると、図19を参照して前述したように湾曲部14bが瓶の内周部に密着して密閉状態になる。このように、湾曲部14bが瓶の内周部に密着した状態で、図20ないし図22に示すような空気通路14cが形成された場合、空気通路14cを通じて瓶内部の炭酸ガスが外部に排出される。
それによって、瓶内部の炭酸ガスが排出される開封音が発生し、またユーザーは開封時炭酸ガスの排出を指で感じることができる。したがって、ユーザーは、瓶のキャップの開封可否を判断できると同時に、自分の開封が最初の開封であることが分かり、また開封音により清涼感を感じるようになる。また炭酸ガスが含まれた飲み物またはビールなどの場合には、最初の開封時に内容物が溢れる恐れがあるが、このような空気通路14cにより内部の空気を徐々に排出するので、内容物が溢れることを防止できる。
本実施形態に係る瓶のキャップは、切り取り開封部30によって開封されるので、瓶のキャップの開封位置は、切り取り開封部30の最近接位置に限定される。したがって、瓶内部の空気は、この部分の空気通路14cを通じて外部に排出される。したがって、本実施形態では、空気通路14cが開封用取っ手部34の最近接位置に一つだけを形成してもよい。しかし、このような空気通路14cを第1実施形態に係る瓶のキャップに適用する場合には、瓶のキャップの開封位置が特定地点に限定されないで多様に構成できるので、複数の空気通路14cを湾曲部14bに放射形状に配置することが好ましい。
また、前述した空気通路14cの変形例としては、図23に示すように、溝部の下部で底面よりも広い幅の空気通路が形成される、拡張型空気通路14dを形成することができる。このような空気通路14dの場合には、空気通路14dの上部が拡張されて、開封位置と空気通路14dの位置が正確に一致しない場合にも、空気通路14dの拡張部によって瓶内部の空気を排出することが可能である。
したがって、開封位置と空気通路14dの位置が正確に一致しない場合にも、開封音が発生して瓶のキャップの最初の開封可否を判断できるだけでなく、開封音により清涼感を感じることができ、内容物が溢れることを防止できる。特に、このような空気通路14dが湾曲部14bに放射形状に配置されると、第1実施形態に係る瓶のキャップに空気通路14dを適用する時よりも効果的である。
図24及び図25は、本実施形態に係る瓶キャップのもう一つの変形例を示す図面である。図24及び図25に示すように、溝部14の側壁の底面端部外周部の周りには、下方に延びたスカート部14eが形成される。このスカート部14eは瓶の首部の内周に接触して密着する。したがって、特に炭酸飲料、ビールなど内容物のガス圧力が瓶の開口部に向かって上方に作用する時、スカート部14eは圧力により外側に拡張しながら瓶100の首部の内周と密着するようになる。したがって、瓶100の首部の内周と第1キャップ10の溝部14との間の密閉性がより向上する。このようなスカート部14eは、図20ないし図22に示す変形例の構成と共に適用することができ、第2実施形態だけでなく第1実施形態に係る瓶のキャップにも適用することができる。
図26及び図27は、本発明に係る瓶のキャップ周辺部の変形例を示す断面図である。図26及び図27に示すように、第1キャップ10の周辺部11の下端が陥没して周辺部11の他部位に比べて厚さが減少しながら薄く形成されている。例えば、周辺部11の下端は外側が陥没して、それが図26に示すように段差部11aになるかまたは図27に示すように湾曲部11bになることができる。
第1キャップ10は、周辺部11の下部の外側が陥没しているので、キャップが未開封の状態で瓶を運搬または携帯する場合に、運搬箱または指などが瓶のキャップ11の周辺部11に当ててもキャップが離脱しないで滑るようになる。このように陥没した底面端部の周辺部は、瓶の運搬及び携帯時、瓶のキャップの意図しない離脱を防止できる。すなわち、陥没した周辺部11を有する瓶のキャップは、切り取り開封部30の開封によるだけで離脱が可能であるので、運搬及び携帯時瓶のキャップの意図しない離脱を防止する機能がより向上する。
特に本発明の第2実施形態では、切り取り開封部30が形成されているので、瓶のキャップが切り取り開封部30による開封試み以外の他の要因によっては開封されないことが好ましい。このように下部領域が陥没した周辺部11は、他の器具またはつめなどを利用した非正常的な方法による開封試みによっても、瓶のキャップが容易に開封しないようにする役割をする。
このように陥没した周辺部11は、第2実施形態に係る瓶のキャップだけでなく、第1実施形態に係る瓶のキャップにも適用が可能である。
図28は、第2実施形態に係る瓶のキャップの側面図として、説明及び図示の便宜上、切り取り開封部30を点線で図示する。図28に示すように、第1キャップの周辺部11は、形成された陥没部36を有し、その下部が、開封用取っ手部34が形成される部位で上方に湾曲するよう切り取られている。
本発明の瓶のキャップにおいて、開封用取っ手部34が形成される周辺部11の部位を他の周辺部11と同様に形成した場合には、瓶のキャップの開封時の図16の状態から図17の状態に、ユーザーの指の挿入操作が行われず、ユーザーの指が周辺部11にひっかかるようになって開封操作が不便になる。このような周辺部11によりひっかかる現象を解決するために、周辺部11のうち、開封用取っ手部34が形成された部位を切り取る方法を考慮できる。
ところが、周辺部11の開封用取っ手部34が形成される部位が、完全に切り取られた場合には、図17及び図18に示すように、ユーザーの指が開封用取っ手部34の内側に挿入する操作が容易である。しかし、このような場合、周辺部11の開封用取っ手部34が形成される部位が、完全に切り取られているので、周辺部11による密閉力が低下する。
したがって、周辺部11の開封用取っ手部34が形成される部位に陥没部36を形成することによって、周辺部11を部分的に切り取り、切り取られた部分の形状が、開封時に接する親指の接触面形状に対応するようにする。これによって、図17及び図18に示すように、ユーザーの指が開封用取っ手部34の内側に挿入する操作が容易になって、開封用取っ手部34に対する開封操作が容易であるだけでなく、周辺部11による密閉力の低下を防止する。
図29ないし図34は、第2実施形態に係る瓶のキャップの切り取り開封部の反対側周辺部に形成した切取線または破断線を図示する。
図29及び図30に示すように、切り取り開封部30の反対側周辺部11、すなわち周辺部11のうち、開封用取っ手部34が形成される反対側周辺部11には、周辺部の底面端から一定高さの上方まで他部位より薄い厚さを有するように内周部を有する切り取られた切取線11cが形成されている。
図31に示すように、ユーザーが切り取り開封部30を上方に押し上げて瓶のキャップを開封する場合には、切り取り開封部30の反対側の周辺部11が下方に押圧されながら切取線11cに沿ってその底面端から上方に切り取られる。したがって、切り取り開封部30に対する小さな作用力だけでその反対側の周辺部11が切り取られて瓶のキャップが開封されるので、より小さな作用力により瓶のキャップを開封することができる。
また、このような切取線11cは、ユーザーが瓶のキャップを開封した場合、破断して開封痕跡表示部としての役割を果たす長所がある。
図32及び図33に示すように、前述した切取線11cの変形例として、第1キャップの周辺部11の外周部に切取線11dを形成することも可能である。
また、このような切取線の他の変形例として図34に示すように、第1キャップの周辺部11には、底面端を一定高さの上方まで一部切断して点線状に穿孔した破断線11eを形成することも可能である。
このような破断線11eは、瓶のキャップの開封時、切取線に比べて破断する感覚をさらに明確に与えることができる長所がある。
本実施形態において、このような切取線または破断線は、一つだけを適用しているが、瓶のキャップの大きさまたは形状によって複数を形成して適用することも可能である。
このような複数の切取線または破断線の例としては、周辺部11の中央に一つを形成し、両側部にさらに一つずつ形成する場合と、中央に二つを一列に形成する場合などが可能である。
本発明は、炭酸飲料などを受容する瓶にも採用可能な程度に密閉性が高く、簡単な動作で瓶のキャップの開封が可能であり、環境親和的であり、製造コストが低廉な瓶のキャップに使用することができる。
本明細書内で本発明は、図面で示される例示的な実施形態とともに記述したが、単に一例に過ぎない。当業者ならば、本発明に対する様々な改変物及び等価物が作成され得ることが理解されると考えられる。そのため、本発明の真の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲により定義されるべきである。

Claims (22)

  1. 瓶の開口部に装着される瓶のキャップであって、
    瓶の開口部の外周を取り囲むように円柱形で形成された周辺部と、前記瓶の開口部の内周に気密的に接触する側壁を形成するように下方に陥没して形成された溝部を有する先端部とを備えた第1キャップ;及び
    前記第1キャップの前記溝部内に嵌合される第2キャップ
    を含む、瓶のキャップ。
  2. 前記第1キャップが、前記溝部の内側壁の一部に形成された第1係止部を有し、かつ
    前記第2キャップが、その外周の一部に前記第1係止部を係止するように形成された第2係止部を有する、
    請求項1に記載の瓶のキャップ。
  3. 前記第2キャップが、前記溝部に挿入される嵌入部と、前記嵌入部の頂部から外向きに延びた延長部とを備える、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  4. 前記嵌入部が、側方支持力を与えるためにその内部に形成された支持台とともに提供される、請求項3に記載の瓶のキャップ。
  5. 前記延長部が、外周の一部に形成された離脱用突起または溝を有する、請求項3に記載の瓶のキャップ。
  6. 前記第1キャップの前記溝部が、内側壁の上端に前記第2キャップの前記延長部が載置されるように段差を持って陥没して形成された段差部を備える、請求項3に記載の瓶のキャップ。
  7. 前記第2キャップが、前記第1キャップより硬質の素材で製作される、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  8. 前記第1キャップの前記溝部が、所定の部位で他部位より薄く形成された厚さの前記側壁を有する、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  9. 薄く形成された厚さの前記側壁が前記側壁の下部である、請求項8に記載の瓶のキャップ。
  10. 前記溝部の前記側壁が、その厚さが薄く形成されるように、その陥没した内側を有する、請求項8に記載の瓶のキャップ。
  11. 前記第1キャップが、前記周辺部の内面に沿って形成される離脱防止用環状突起を備える、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  12. 前記第1キャップが、前記周辺部の内面に沿って形成される離脱防止用環状溝を備える、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  13. 前記第1キャップが、前記側壁の外周に沿って形成される密閉用環状突起を備える、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  14. 前記第1キャップの前記溝部の下部とその底面を連結する部位が湾曲している、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  15. 開封時瓶内部の空気が排出されるように、前記溝部の下部とその底面を連結する一つ以上の凹状空気通路が外部面に形成される、請求項14に記載の瓶のキャップ。
  16. それぞれの前記空気通路が、前記溝部の下部でその底面部分より広く形成された幅の通路を有する、請求項15に記載の瓶のキャップ。
  17. 前記側壁が、その底面端外周部分に下方に延びるスカート部を備える、請求項14に記載の瓶のキャップ。
  18. 前記第1キャップの前記周辺部の下端が、前記周辺部の他部位に比べて薄く形成されるように陥没している、請求項1に記載の瓶のキャップ。
  19. 前記第1キャップが、前記周辺部の中央部から底面端部まで延びる複数の開封痕跡表示(tamper indication)部;
    前記複数の開封痕跡表示部の上端を直線状に連結する曲がり部;
    前記複数の開封痕跡表示部と前記曲がり部とにより規定される開封片部分;
    前記開封片部分の外面の外側に突出した開封用取っ手部;及び
    前記開封痕跡表示部の破断により前記開封片部分が上方に動く場合に、その開封片部分の開封用取っ手部の先端と互いに接するように、前記曲がり部の頂部から突出している支持突起
    をさらに備える、請求項1ないし18のいずれか1項に記載の瓶のキャップ。
  20. 前記開封痕跡表示部が、点線状の破断線または他部位より薄い厚さの切取線で形成される、請求項19に記載の瓶のキャップ。
  21. 前記周辺部が、前記開封用取っ手部が形成された部位で底面端部分が上方に湾曲するように、切り取られる、請求項19に記載の瓶のキャップ。
  22. 前記開封用取っ手部が形成された部位の反対側周辺部に、一つまたは複数の点線状の破断線または他部位より薄い厚さの一つまたは複数の切取線が、前記周辺部の周辺部の上方向および下方向に沿って形成される、請求項19に記載の瓶のキャップ。
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