JP2011005535A - 複合溶接装置および複合溶接方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ワイヤ送給手段7と、溶接電源装置10と、レーザ装置1と、前記ワイヤ送給手段7と前記溶接電源装置10と前記レーザ装置1とを制御する制御手段12とを備え、前記制御手段12は、溶接開始時には前記ワイヤ送給手段7と前記溶接電源装置10とを制御することにより溶接アーク11を発生させ、電流検知信号Sdを受けると、直ちにレーザ光5を出力するよう前記レーザ装置1を制御するが、溶接終了時には前記溶接電源装置10を制御することにより溶接ワイヤ9に供給する電力を停止すると共に、前記ワイヤ送給手段7を制御することにより前記溶接ワイヤ9を所定時間だけ送給した後、前記レーザ光5と前記溶接ワイヤ9とを停止させる。
【選択図】図1
Description
図1は本発明の実施の形態1における複合溶接装置を示すブロック図である。1は、レーザ発振器2とレーザ伝送手段3と集光光学系4とからなり、レーザ光5を被溶接物6の溶接位置に照射するレーザ装置である。レーザ伝送手段3は、光ファイバーであってもよく、レンズより組み合わせた伝送系であってもよい。集光光学系4は、単数あるいは複数のレンズより構成されてもよい。7は、溶接用のトーチ8を通して前記被溶接物6の溶接位置に溶接ワイヤ9を送るワイヤ送給手段である。10は、前記溶接ワイヤ9と前記被溶接物6の溶接位置との間に溶接アーク11を発生させ、それを維持するための溶接電力(溶接電流と溶接電圧と)を供給する溶接電源装置である。12は、溶接起動手段13からの溶接起動信号Wsと時間設定手段14からの時間信号Tcと前記溶接電源装置10からの電流検知信号Sdとを入力し、溶接出力信号Iaを前記溶接電源装置10に、ワイヤ送給速度信号Wfを前記ワイヤ送給手段7に、レーザ出力信号Pwを前記レーザ装置1に出力しつつ、これらを制御する制御手段である。
図6は本発明の実施の形態2における複合溶接装置を示すブロック図である。本実施の形態は、図1に示す実施の形態1において、溶接電源装置10の代わりに溶接電源装置16を、制御手段12の代わりに制御手段17を、使用したものである。図1に示す実施の形態と同様の構成及び、同様の動作タイミング(図2と図3)及び、同様の作用効果を奏するところには同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図7は本発明の実施の形態3における複合溶接装置を示すブロック図である。本実施の形態は、図1に示す実施の形態1において、制御手段12の代わりに制御手段18を使用したものである。その動作タイミング図を図8に示す。図1に示す実施の形態と同様の構成及び、図2に示す動作と同様のもの及び、同様の作用効果を奏するところには同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は本発明の実施の形態4における複合溶接装置を示すブロック図である。本実施の形態は、図6に示す実施の形態2において、制御手段17の代わりに制御手段19を使用したものである。図6に示す実施の形態と同様の構成及び、同様の動作タイミング(図8)及び、同様の作用効果を奏するところには同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図10は本発明の実施の形態5における複合溶接装置を示すブロック図である。本実施の形態は、図7に示す実施の形態3において、制御手段18の代わりに、溶接起動手段13の溶接起動信号Wsと時間設定手段14の所定時間信号Tcと時間設定手段20の所定時間信号Tbとを入力とする制御手段21を使用したものである。図7に示す実施の形態と同様の構成及び、同様の動作タイミング(図8)及び、同様の作用効果を奏するところには同一符号を付して詳細な説明を省略する。
2 レーザ発振器
3 レーザ伝送手段
4 集光光学系
5 レーザ光
6 被溶接物
7 ワイヤ送給手段
8 トーチ
9 溶接ワイヤ
10 溶接電源装置
11 溶接アーク
12 制御手段
13 溶接起動手段
14 時間設定手段
15 レーザ誘起プラズマ
16 溶接電源装置
17 制御手段
18 制御手段
19 制御手段
20 時間設定手段
21 制御手段
Ws 溶接起動信号
Wf ワイヤ送給速度信号
Wf0 ワイヤ送給速度信号
Wf1 ワイヤ送給速度信号
Wfr ワイヤ先端速度
Ia 溶接出力信号
Sd 電流検知信号
Pw レーザ出力信号
Ts 無負荷電圧時間
Tc 所定時間
Ti 空走時間
Tb 所定時間
Vnol 無負荷電圧
Va 溶接電圧
Vs 短絡電圧
Vth1 中間電圧
Vth2 中間電圧
Claims (13)
- レーザ溶接とアーク溶接とを備え、被溶接物の溶接位置を同時に溶接する複合溶接装置において、
溶接ワイヤを送給するワイヤ送給手段と、前記溶接ワイヤと前記溶接位置との間にアークを発生させる溶接電源装置と、レーザ光を発生し、前記溶接位置に照射するレーザ装置と、前記ワイヤ送給手段と前記溶接電源装置と前記レーザ装置とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、溶接開始時には前記ワイヤ送給手段と前記溶接電源装置とを制御することによってアークを発生させ、溶接電流が流れたことを示す電流検知信号を前記溶接電源装置から受けると、直ちにレーザ光を出力するよう前記レーザ装置を制御し、溶接終了時には出力前記溶接電源装置を制御することによって前記溶接ワイヤに供給する電力を停止すると共に、前記ワイヤ送給手段を制御することによって前記溶接ワイヤを所定時間送給した後、前記レーザ光と前記溶接ワイヤとを停止させる複合溶接装置。 - レーザ溶接とアーク溶接とを備え、被溶接物の溶接位置を同時に溶接する複合溶接装置において、
溶接ワイヤを送給するワイヤ送給手段を制御し、前記溶接ワイヤと前記溶接位置との間にアークを発生させる溶接電源装置と、レーザ光を発生し、前記溶接位置に照射するレーザ装置と、前記レーザ装置と前記溶接電源装置とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、溶接開始時には前記溶接電源装置を制御することによりアークを発生させ、溶接電流が流れたことを示す電流検知信号を前記溶接電源装置から受けると、直ちにレーザ光を出力するよう前記レーザ装置を制御し、溶接終了時には前記溶接電源装置を制御することによって前記溶接ワイヤに供給する電力を停止すると共に、前記溶接ワイヤを所定時間送給した後、前記レーザ光と前記溶接ワイヤとを停止させる複合溶接装置。 - レーザ溶接とアーク溶接とを備え、被溶接物の溶接位置を同時に溶接する複合溶接装置において、
溶接ワイヤを送給するワイヤ送給手段と、前記溶接ワイヤと前記溶接位置との間にアークを発生させる溶接電源装置と、レーザ光を発生し、前記溶接位置に照射するレーザ装置と、前記ワイヤ送給手段と前記溶接電源装置と前記レーザ装置とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、溶接終了時には前記溶接電源装置を制御することによって前記溶接ワイヤに供給する電力を停止すると共に、前記ワイヤ送給手段を制御することによって前記溶接ワイヤを所定時間送給した後、前記レーザ光と前記溶接ワイヤとを停止させる複合溶接装置。 - レーザ溶接とアーク溶接とを備え、被溶接物の溶接位置を同時に溶接する複合溶接装置において、
溶接ワイヤを送給するワイヤ送給手段を制御し、前記溶接ワイヤと前記溶接位置との間にアークを発生させる溶接電源装置と、レーザ光を発生し、前記溶接位置に照射するレーザ装置と、前記レーザ装置と前記溶接電源装置とを制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、溶接終了時には前記溶接電源装置を制御することによって前記溶接ワイヤに供給する電力を停止させ、前記溶接ワイヤを所定時間送給した後、前記レーザ光と前記溶接ワイヤとを停止させる複合溶接装置。 - 制御手段として、溶接終了時には溶接ワイヤへの電力供給を停止した後、溶接ワイヤを送給する所定時間のワイヤ送給速度とレーザ出力との少なくとも一つを通電時と異なった値で制御することを特徴とする請求項1から請求項4記載の複合溶接装置。
- 制御手段として、溶接終了時には溶接ワイヤに供給する電力を停止させると共に、前記溶接ワイヤを所定時間送給してから停止させ、更にレーザ光を所定時間照射した後、前記レーザ光を停止させる請求項1から請求項5記載の複合溶接装置。
- レーザ装置として、半導体レーザ装置、YAGレーザ装置、ファイバレーザ装置またはCO2レーザ装置を使用する請求項1から請求項6記載の複合溶接装置。
- 溶接電源装置として、MAG溶接電源装置またはMIG溶接電源装置を使用する請求項1から請求項6記載の複合溶接装置。
- 制御手段として、多関節マニピュレータを備えた溶接ロボット装置を使用する請求項1から請求項8記載の複合溶接装置。
- レーザ溶接とアーク溶接とを備え、被溶接物の溶接位置を同時に溶接する複合溶接方法において、溶接開始時にはアークが発生したことを検知してから直ちにレーザ光を出力するが、溶接終了時には溶接ワイヤに供給する電力を停止し、前記溶接ワイヤを所定時間送給した後、レーザ光と前記溶接ワイヤとを停止させる複合溶接方法。
- レーザ溶接とアーク溶接とを備え、被溶接物の溶接位置を同時に溶接する複合溶接方法において、溶接終了時には溶接ワイヤに供給する電力を停止し、前記溶接ワイヤを所定時間送給した後、レーザ光と前記溶接ワイヤとを停止させる複合溶接方法。
- 溶接終了時には、溶接ワイヤへの電力供給を停止した後、溶接ワイヤを送給する所定時間のワイヤ送給速度とレーザ出力との少なくとも一つを通電時と異なった値で制御することを特徴とする請求項10または請求項11記載の複合溶接方法。
- 溶接終了時には、溶接ワイヤに供給する電力を停止させると共に、前記溶接ワイヤを所定時間送給してから停止させ、更にレーザ光を所定時間照射した後、前記レーザ光を停止させる請求項10から請求項12記載の複合溶接方法。
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JP2009153391A JP5487757B2 (ja) | 2009-06-29 | 2009-06-29 | 複合溶接装置および複合溶接方法 |
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CN102513656A (zh) * | 2011-11-01 | 2012-06-27 | 广州祈信金属制品有限公司 | 复合管及其数控封口专用焊机 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001105163A (ja) * | 1999-10-07 | 2001-04-17 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | レーザ溶接方法 |
JP2001276988A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | レーザ加工装置 |
JP2005224810A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 複合溶接装置とその溶接方法 |
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