JP2011088419A - サイドスライド式筆記具 - Google Patents
サイドスライド式筆記具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011088419A JP2011088419A JP2009245936A JP2009245936A JP2011088419A JP 2011088419 A JP2011088419 A JP 2011088419A JP 2009245936 A JP2009245936 A JP 2009245936A JP 2009245936 A JP2009245936 A JP 2009245936A JP 2011088419 A JP2011088419 A JP 2011088419A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft cylinder
- side wall
- shaft
- writing instrument
- slide type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Abstract
【課題】複数本を携帯する場合でも全体がコンパクト化し携帯に便利となり、しかも、複数本を携帯する場合でも使用前に筆記具を探す手間が不要になるサイドスライド式筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒2の内部に筆記体4を前後方向に移動可能に収容する。筆記体4を後方に付勢する弾発体6を軸筒2内に収容する。軸筒2の側壁に前後方向に延びる窓孔24を設ける。軸筒2の前端に筆記体4のペン先41が出没可能な前端孔23を設ける。筆記体4の後端に操作体5を連結し、窓孔24から径方向外方に操作体5の操作部51を突出させる。操作体5の操作部51を窓孔24に沿って前方にスライドさせることにより、筆記体4のペン先41を軸筒2の前端孔23より外部に突出させる。軸筒2の外面に他の軸筒9の外面と連結可能な連結部8を設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】軸筒2の内部に筆記体4を前後方向に移動可能に収容する。筆記体4を後方に付勢する弾発体6を軸筒2内に収容する。軸筒2の側壁に前後方向に延びる窓孔24を設ける。軸筒2の前端に筆記体4のペン先41が出没可能な前端孔23を設ける。筆記体4の後端に操作体5を連結し、窓孔24から径方向外方に操作体5の操作部51を突出させる。操作体5の操作部51を窓孔24に沿って前方にスライドさせることにより、筆記体4のペン先41を軸筒2の前端孔23より外部に突出させる。軸筒2の外面に他の軸筒9の外面と連結可能な連結部8を設けた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、サイドスライド式筆記具に関する。詳細には、軸筒の側壁に前後方向に延びる窓孔を設け、前記窓孔から外方に突出する操作部を、窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、筆記体のペン先を軸筒の前端孔より外部に突出させてなるサイドスライド式筆記具に関する。
従来、例えば、特許文献1には、外装体に摺動可能に取り付けられた操作体を摺動操作することにより、外装体内部に収納された先端にペン先を有する複数のレフィルを交互に外装体の先端より出没させてなるサイドスライド式の多芯筆記具が開示されている。
前記文献1のサイドスライド筆記具では、多種類の筆記体を使用するユーザーにとって、複数本のサイドスライド式筆記具を携帯する必要があり、前記複数本を一つのポケットやペンケース等に収納する際、嵩張り、携帯に不便である。また、前記文献1のサイドスライド筆記具は、複数本を携帯する場合、使用する筆記具を探す手間を要する。
本発明は、前記従来の問題点を解決するものであって、複数本を携帯する場合でも全体がコンパクト化し携帯に便利となり、しかも、複数本を携帯する場合でも使用前に筆記具を探す手間が不要になるサイドスライド式筆記具を提供しようとするものである。
尚、本発明において、「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。
尚、本発明において、「前」とはペン先側を指し、「後」とはその反対側を指す。
<1>本願の第1の発明は、軸筒2の内部に筆記体4を前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体4を後方に付勢する弾発体6を前記軸筒2内に収容し、前記軸筒2の側壁に前後方向に延びる窓孔24を設け、前記軸筒2の前端に筆記体4のペン先41が出没可能な前端孔23を設け、前記筆記体4の後端に操作体5を連結し、前記窓孔24から径方向外方に前記操作体5の操作部51を突出させ、前記操作体5の操作部51を窓孔24に沿って前方にスライドさせることにより、前記筆記体4のペン先41を軸筒2の前端孔23より外部に突出させてなるサイドスライド式筆記具であって、前記軸筒2の外面に他の軸筒9の外面と連結可能な連結部8を設けたことを要件とする。
前記第1の発明のサイドスライド式筆記具1は、軸筒2の外面に他の軸筒9の外面と連結可能な連結部8を設けたことにより、軸筒2を他の筆記具の軸筒2と連結状態にでき、それにより、複数本を携帯する場合でも全体がコンパクト化し携帯に便利となり、しかも、複数本を携帯する場合でも使用前に筆記具を探す手間が不要になる。
<2>本願の第2の発明は、前記第1の発明のサイドスライド式筆記具1において、前記軸筒2が、横断面が略四角形であるとともに4つの平面状の側壁を備え、前記4つの平面状の側壁の中で窓孔24を備えない側壁21と他の軸筒9の側壁91とを接合してなることを要件とする。
前記第2の発明のサイドスライド式筆記具1は、軸筒2が、横断面が略四角形であるとともに4つの平面状の側壁を備え、前記4つの平面状の側壁の中で窓孔24を備えない側壁21と他の軸筒9の側壁91とを接合してなることにより、軸筒2と他の筆記具の軸筒9とが連結状態においても操作体5をスライド操作でき、筆記使用が可能となるとともに、連結状態にある軸筒2と他の筆記具の軸筒9との間に無駄な空間を少なくでき、連結状態の2つの軸筒2全体をコンパクトにできる。
<3>本願の第3の発明は、前記第2の発明のサイドスライド式筆記具1において、前記4つの平面状の側壁の中で窓孔24を備えない、対向する2つの側壁21に連結部8を設けたことを要件とする。
前記第3の発明のサイドスライド式筆記具1は、4つの平面状の側壁の中で窓孔24を備えない、対向する2つの側壁21に連結部8を設けたことにより、窓孔24を備えない側壁2と他の筆記具の軸筒9とを容易に接合させることができる。
<4>本願の第4の発明は、前記第1、第2または第3の発明のサイドスライド式筆記具1において、前記連結部8が、他の軸筒9の凹部82に嵌合可能な凸部81または他の軸筒9の凸部81に嵌合可能な凹部82であることを要件とする。
前記第4の発明のサイドスライド式筆記具1は、連結部8が、他の軸筒9の凹部82に嵌合可能な凸部81または他の軸筒9の凸部81に嵌合可能な凹部82であることにより、簡易な構造で着脱が容易となる。
<5>本願の第5の発明は、前記第1、第2または第3の発明のサイドスライド式筆記具1において、前記連結部8が、他の軸筒9に吸着可能なマグネット83からなることを要件とする。
前記第5の発明のサイドスライド式筆記具1は、前記連結部8が、他の軸筒9に吸着可能なマグネット83からなることにより、簡易な構造で着脱が容易となる。
<6>本願の第6の発明は、前記第1または第2の発明のサイドスライド式筆記具1において、前記連結部8が、軸筒2の側壁に形成した凹部82と、前記凹部82と他の軸筒9に形成した凹部82とに係合する連結部材85とからなることを要件とする。
前記第6の発明のサイドスライド式筆記具1は、連結部8が、軸筒2の側壁に形成した凹部82と、前記凹部82と他の軸筒9に形成した凹部82とに係合する連結部材85とからなることにより、軸筒2と他の軸筒9との強固な連結状態を維持できる。
<7>本願の第7の発明は、前記第1または第2の発明のサイドスライド式筆記具1において、前記連結部8が、軸筒2の側壁に形成した凸部81と、前記凸部81と他の軸筒9に形成した凸部81とを挟持する連結部材85とからなることを要件とする。
前記第7の発明のサイドスライド式筆記具1は、連結部8が、軸筒2の側壁に形成した凸部81と、前記凸部81と他の軸筒9に形成した凸部81とを挟持する連結部材85とからなることにより、軸筒2と他の軸筒9との強固な連結状態を維持できる。
本発明のサイドスライド式筆記具は、複数本を携帯する場合でも全体がコンパクト化し携帯に便利となり、しかも、複数本を携帯する場合でも使用前に筆記具を探す手間が不要になる。
図1及び図8に本発明の実施の形態を示す。
図1及び図2に本発明の実施の形態の縦断面図を示す。図3及び図4に連結部8の第1の実施の形態を示し、図5及び図6に連結部8の第2の実施の形態を示し、図7に連結部8の第3の実施の形態を示し、図8に連結部8の第4の実施の形態を示す。図3乃至図8の実施の形態の他の構成は、何れも図1及び図2の実施の形態が採用される。
図1及び図2に本発明の実施の形態の縦断面図を示す。図3及び図4に連結部8の第1の実施の形態を示し、図5及び図6に連結部8の第2の実施の形態を示し、図7に連結部8の第3の実施の形態を示し、図8に連結部8の第4の実施の形態を示す。図3乃至図8の実施の形態の他の構成は、何れも図1及び図2の実施の形態が採用される。
図1及び図2に示すように、本実施の形態のサイドスライド式筆記具1は、軸筒2内に2本の筆記体4が前後方向に移動可能に収容されている。前記各々の筆記体4は、弾発体6(具体的には圧縮コイルスプリング)により、後方に付勢されている。尚、本発明において、軸筒2内に収容する筆記体4の本数は、1本でもよいし、2本以上(複数本)でもよい。
・軸筒
前記軸筒2は、扁平状(横断面が略長方形状)であり、扁平状の前軸2aと、該前軸2aの後端部と連結される扁平状の後軸2bとからなる。前記前軸2a及び後軸2bは、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。本実施の形態では、前軸2aと後軸2bは、弾発体支持部材7を介して連結される。
前記軸筒2は、扁平状(横断面が略長方形状)であり、扁平状の前軸2aと、該前軸2aの後端部と連結される扁平状の後軸2bとからなる。前記前軸2a及び後軸2bは、合成樹脂(例えば、ポリカーボネイト等)の射出成形により得られる。本実施の形態では、前軸2aと後軸2bは、弾発体支持部材7を介して連結される。
前記軸筒2(前軸2a及び後軸2b)は、大面積を有する一対の大側壁21と、小面積を有する一対の小側壁22とからなる側壁を備える。前記前軸2aの前端には、筆記体4のペン先41が突出可能な2個の前端孔23が前後方向に貫設される。前記2個の前端孔23は、ペン先下向きで大側壁21を正面視したときの大側壁21の中心線に対して左右対称位置に設けられる。本発明は、これ以外にも、前記前端孔23は大側壁21の中心線上に1個、設ける構成であってもよい。
前記軸筒2(後軸2b)の後部の各々小側壁22には、前後方向に延びる細長状の窓孔24が、径方向に貫設される。前記2本の窓孔24は、互いに、大側壁21の中心線に対して左右対称位置に形成される。また、前記軸筒2(後軸2b)の後端部には、前後方向に貫通し且つ径方向外方に開口する開口部が形成される。前記開口部は、軸筒2の後端(即ち後軸2bの後端)において窓孔24と連通され、それにより、窓孔24後端が後方に切り欠かれ後方に開口されている。前記開口部を通して、筆記体4及び操作体5が互いに連結状態で、軸筒2内から取り出し可能且つ軸筒2内に挿入可能である。
前記後軸2bの窓孔24の相互間の各々の大側壁21内面には、前後方向に延びるリブよりなる係止壁部25が形成され、前記係止壁部25に、ペン先41が突出した際の筆記体4の操作体5の後端が係止される。前記係止壁部25は、後軸2b4内壁と一体に形成されてもよいし、後軸2b内壁に取り付けた別部材により形成してもよい。
・蓋部
前記後軸2bの後端部には、前記開口部を開閉自在にする蓋部3が回動自在に設けられる。前記蓋部3の前面には、当接壁部31が形成される。前記当接壁部31に、ペン先没入状態の筆記体46の後端に連結された各々の操作体5の後端が当接される。
前記後軸2bの後端部には、前記開口部を開閉自在にする蓋部3が回動自在に設けられる。前記蓋部3の前面には、当接壁部31が形成される。前記当接壁部31に、ペン先没入状態の筆記体46の後端に連結された各々の操作体5の後端が当接される。
・筆記体
前記各々の筆記体4は、ボールペンレフィルであり、前端にボールが回転可能に抱持されたボールペンチップ(即ちペン先41)と、該ボールペンチップを前端に備え且つ後端が開口されたインキ収容管42からなる。前記インキ収容管42の内部には、インキと、該インキの後端に配置され且つ該インキの消費に従って前進する高粘度流体からなる追従体が充填される。
前記各々の筆記体4は、ボールペンレフィルであり、前端にボールが回転可能に抱持されたボールペンチップ(即ちペン先41)と、該ボールペンチップを前端に備え且つ後端が開口されたインキ収容管42からなる。前記インキ収容管42の内部には、インキと、該インキの後端に配置され且つ該インキの消費に従って前進する高粘度流体からなる追従体が充填される。
また、前記ボールペンチップは、前端に回転可能に抱持されたボールを弾発体等により前方に付勢し、前端縁部の内面にボールを密接させる構成でもよい。また、ボールペンチップは、インキ収容管42の前端開口部に圧入等により直接、取り付けてもよいが、本実施の形態ではペン先ホルダーを介してインキ収容管42の前端開口部に固着される。
尚、本発明で、筆記体4は、ボールペン以外にも、例えば、マーキングペン、サインペン、万年筆、シャープペンシル、感圧式入力装置に用いる入力ペン等が挙げられる。
・操作体
前記各々の筆記体4の後端(即ちインキ収容管42の後端開口部)には、操作体5が取り付けられる。前記各々の操作体5は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔24から外部に突出する操作部51と、該操作部51の反対側に設けられる後側突出部53と、該操作部51の反対側の後側突出部53の前方に設けられる前側突出部52と、前端部に形成され且つインキ収容管42の後端開口部に嵌入される嵌入部54と、該嵌入部54の後方に形成される鍔部55とを備える。前記嵌入部54は、インキ収容管42の後端開口部に嵌入された際、インキ収容管42の後端開口部を完全には塞がず、インキ収容管42の内部と外部とを通気可能にする。また、前記鍔部55の前面には、弾発体6の後端が係止される。また、前記操作体5の両方の側面には係止突起(図示せず)が形成される。前記係止突起は窓孔24の両方の側壁内面に係合可能である。
前記各々の筆記体4の後端(即ちインキ収容管42の後端開口部)には、操作体5が取り付けられる。前記各々の操作体5は、後端部に形成され且つ軸筒2の窓孔24から外部に突出する操作部51と、該操作部51の反対側に設けられる後側突出部53と、該操作部51の反対側の後側突出部53の前方に設けられる前側突出部52と、前端部に形成され且つインキ収容管42の後端開口部に嵌入される嵌入部54と、該嵌入部54の後方に形成される鍔部55とを備える。前記嵌入部54は、インキ収容管42の後端開口部に嵌入された際、インキ収容管42の後端開口部を完全には塞がず、インキ収容管42の内部と外部とを通気可能にする。また、前記鍔部55の前面には、弾発体6の後端が係止される。また、前記操作体5の両方の側面には係止突起(図示せず)が形成される。前記係止突起は窓孔24の両方の側壁内面に係合可能である。
筆記体4のペン先41が没入状態のとき、その筆記体4に取り付けられた操作体5の後端部は、蓋部3の前面に形成された当接壁部31に当接される。一方、筆記体4のペン先41が突出状態のとき、その筆記体4に取り付けられた操作体5の後端部は、軸筒2の内壁に形成された係止壁部25に係止される。
ペン先没入状態にある筆記体4の後端に連結された操作体5の前側突出部52は、その操作体5の操作部51を前方にスライド操作した際、先にペン先突出状態にある他の筆記体4の後端に連結された操作体5の後側突出部53と当接され、他の筆記体4のペン先突出状態が解除される。
前記各々の操作体5は、連結される筆記体4の内部(即ちインキ収容管42内部)に収容されたインキの色と略同じ色に着色される。具体的には、前記操作体5の各々は、連結される筆記体4のインキ色と略同じ色に着色された合成樹脂の成形体からなる。
・弾発体支持部材
軸筒2の内壁(即ち後軸2bの内壁及び前軸2aの内壁)には、弾発体支持部材7が設けられる。前記弾発体支持部材7は、筆記体4が挿通される2個の内孔71が前後方向に貫設されている。前記弾発体支持部材7の後面と、各々の操作体5の鍔部55の前面との間には、弾発体6が配置される。前記各々の弾発体6の内部に筆記体4が遊挿されるとともに、各々の弾発体6の前端は弾発体支持部材7の後面により係止され、各々の弾発体6の後端は操作体5の鍔部55の前面に係止される。
軸筒2の内壁(即ち後軸2bの内壁及び前軸2aの内壁)には、弾発体支持部材7が設けられる。前記弾発体支持部材7は、筆記体4が挿通される2個の内孔71が前後方向に貫設されている。前記弾発体支持部材7の後面と、各々の操作体5の鍔部55の前面との間には、弾発体6が配置される。前記各々の弾発体6の内部に筆記体4が遊挿されるとともに、各々の弾発体6の前端は弾発体支持部材7の後面により係止され、各々の弾発体6の後端は操作体5の鍔部55の前面に係止される。
前記各々の弾発体6は、各々の操作体5(即ち各々の筆記体4)を、常時、後方に付勢している。前記各々の弾発体6は、ペン先突出状態及びペン先没入状態のいずれにおいても圧縮状態(即ち筆記体46が後方に付勢された状態)にあり、それにより、各々の操作体5の前後のがたつきが防止される。
<連結部の第1の実施の形態>
図3及び図4に連結部8の第1の実施の形態を示す。
図3及び図4に連結部8の第1の実施の形態を示す。
本実施の形態の連結部8は、他の軸筒9の凹部82に嵌合可能な凸部81と、他の軸筒9の凸部81に嵌合可能な凹部82とからなる。軸筒2の一方の大側壁21には、凸部81よりなる連結部8が形成され、他方の大側壁21には、凹部82よりなる連結部8が形成される。即ち、前記4つの平面状の側壁の中で窓孔24を備えない、対向する2つの側壁(大側壁21)に連結部8が設けられる。
前記軸筒2と同一の軸筒9を備えた他のサイドスライド式筆記具を用意し、前記軸筒2の凸部81と他の軸筒9の凹部82とを嵌合させるか、または、前記軸筒2の凹部82と他の軸筒9の凸部81とを嵌合させることにより、軸筒2の大側壁21と他の軸筒9の大側壁91とを接合させ、着脱自在に連結できる。
<連結部の第2の実施の形態>
図5及び図6に連結部8の第2の実施の形態を示す。
図5及び図6に連結部8の第2の実施の形態を示す。
本実施の形態の連結部8は、連結部8が、他の軸筒9に吸着可能なマグネット83からなる。軸筒2の一方の大側壁21には、マグネット83よりなる連結部8が形成され、他方の大側壁21には、金属板84よりなる連結部8が形成される。即ち、前記4つの平面状の側壁の中で窓孔24を備えない対向する2つの側壁(大側壁21)に連結部8が設けられる。
前記軸筒2と同一の軸筒9を備えた他のサイドスライド式筆記具を用意し、前記軸筒2のマグネット83と他の軸筒9の金属板84とを吸着させるか、または、前記軸筒2の金属板84と他の軸筒9のマグネット83とを嵌合させることにより、軸筒2の大側壁21と他の軸筒9の大側壁91とを接合させ、着脱自在に連結できる。
また、前記マグネット83が一方の大側壁21に凸設され、前記金属板84が他方の大側壁91に凹設されるか、または、前記マグネット83が一方の大側壁21に凹設され、前記金属板84が他方の大側壁91に凸設される。それにより、一方の軸筒2のマグネット83と他方の軸筒9の金属板84とを吸着させた際、軸筒2の大側壁21と他の軸筒9の大側壁91とを確実に接合させることが可能となる。
<連結部の第3の実施の形態>
図7に連結部8の第3の実施の形態を示す。
図7に連結部8の第3の実施の形態を示す。
本実施の形態の連結部8は、軸筒2の側壁に形成した凹部82と、前記凹部82と他の軸筒9に形成した凹部82とに係合する連結部材85とからなる。
軸筒2の対向する一対の小側壁22には、凹部82がそれぞれ形成される。両端に凸部81を備えた2つの連結部材85を用意し、軸筒2の大側壁21と他の軸筒9の大側壁91とを接合させるとともに、軸筒2の小側壁22の凹部82と他の軸筒9の小側壁92の凹部82とに連結部材85の凸部81を嵌合させ、軸筒2と他の軸筒9とを連結する。
<連結部の第4の実施の形態>
図8に連結部8の第4の実施の形態を示す。
図8に連結部8の第4の実施の形態を示す。
本実施の形態の連結部8は、軸筒2の側壁に形成した凸部81と、前記凸部81と他の軸筒9に形成した凸部81とを挟持する連結部材85とからなる
軸筒2の対向する一対の小側壁22の大側壁21側の一方の端部には、凸部81がそれぞれ形成される。両端に凸部81を備えた2つの連結部材85を用意し、軸筒2の大側壁21と他の軸筒9の大側壁91とを接合させるとともに、軸筒2の小側壁22の凸部81と他の軸筒9の小側壁92の凸部81とに連結部材85の凸部81を係合させ、軸筒2と他の軸筒9とを連結する。
1 サイドスライド式筆記具
2 軸筒
2a 前軸
2b 後軸
21 大側壁
22 小側壁
23 前端孔
24 窓孔
25 係止壁部
3 蓋部
31 当接壁部
4 筆記体
41 ペン先(ボールペンチップ)
42 インキ収容管
5 操作体
51 操作部
52 前側突出部
53 後側突出部
54 嵌入部
55 鍔部
6 弾発体
7 弾発体支持部材
71 内孔
8 連結部
81 凸部
82 凹部
83 マグネット
84 金属板
85 連結部材
9 他の軸筒
91 大側壁
92 小側壁
2 軸筒
2a 前軸
2b 後軸
21 大側壁
22 小側壁
23 前端孔
24 窓孔
25 係止壁部
3 蓋部
31 当接壁部
4 筆記体
41 ペン先(ボールペンチップ)
42 インキ収容管
5 操作体
51 操作部
52 前側突出部
53 後側突出部
54 嵌入部
55 鍔部
6 弾発体
7 弾発体支持部材
71 内孔
8 連結部
81 凸部
82 凹部
83 マグネット
84 金属板
85 連結部材
9 他の軸筒
91 大側壁
92 小側壁
Claims (7)
- 軸筒の内部に筆記体を前後方向に移動可能に収容し、前記筆記体を後方に付勢する弾発体を前記軸筒内に収容し、前記軸筒の側壁に前後方向に延びる窓孔を設け、前記軸筒の前端に筆記体のペン先が出没可能な前端孔を設け、前記筆記体の後端に操作体を連結し、前記窓孔から径方向外方に前記操作体の操作部を突出させ、前記操作体の操作部を窓孔に沿って前方にスライドさせることにより、前記筆記体のペン先を軸筒の前端孔より外部に突出させてなるサイドスライド式筆記具であって、
前記軸筒の外面に他の軸筒の外面と連結可能な連結部を設けたことを特徴とするサイドスライド式筆記具。 - 前記軸筒が、横断面が略四角形であるとともに4つの平面状の側壁を備え、前記4つの平面状の側壁の中で窓孔を備えない側壁と、他の軸筒の側壁とを接合してなる請求項1記載のサイドスライド式筆記具。
- 前記4つの平面状の側壁の中で窓孔を備えない、対向する2つの側壁に連結部を設けた請求項2記載のサイドスライド式筆記具。
- 前記連結部が、他の軸筒の凹部に嵌合可能な凸部または他の軸筒の凸部に嵌合可能な凹部である請求項1乃至3の何れかに記載のサイドスライド式筆記具。
- 前記連結部が、他の軸筒に吸着可能なマグネットからなる請求項1乃至3の何れかに記載のサイドスライド式筆記具。
- 前記連結部が、軸筒の側壁に形成した凹部と、前記凹部と他の軸筒に形成した凹部とに係合する連結部材とからなる請求項1または2記載のサイドスライド式筆記具。
- 前記連結部が、軸筒の側壁に形成した凸部と、前記凸部と他の軸筒に形成した凸部とを挟持する連結部材とからなる請求項1または2記載のサイドスライド式筆記具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009245936A JP2011088419A (ja) | 2009-10-26 | 2009-10-26 | サイドスライド式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009245936A JP2011088419A (ja) | 2009-10-26 | 2009-10-26 | サイドスライド式筆記具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011088419A true JP2011088419A (ja) | 2011-05-06 |
Family
ID=44107123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009245936A Pending JP2011088419A (ja) | 2009-10-26 | 2009-10-26 | サイドスライド式筆記具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011088419A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091226A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Zebra Pen Corp | キャップ付き筆記具 |
-
2009
- 2009-10-26 JP JP2009245936A patent/JP2011088419A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014091226A (ja) * | 2012-10-31 | 2014-05-19 | Zebra Pen Corp | キャップ付き筆記具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4689513B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5006159B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
CN211710466U (zh) | 多芯笔具 | |
JP2010036535A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2012240409A (ja) | スライド式の多芯筆記具 | |
JP2011088419A (ja) | サイドスライド式筆記具 | |
JP2009286111A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP4689378B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5137739B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2011093210A (ja) | 多芯筆記具及び多芯筆記具用レフィル | |
JP4754285B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5199013B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5221274B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP4343265B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5367486B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5431052B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP5006160B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2011056677A (ja) | 出没式筆記具 | |
JP2011093207A (ja) | 多芯筆記具及び多芯筆記具用レフィル | |
JP2010264660A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2011011338A (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2010064365A (ja) | 多芯筆記具用レフィル | |
JP5457264B2 (ja) | 多芯筆記具 | |
JP3143311U (ja) | 多芯筆記具 | |
JP2010052392A (ja) | 出没式筆記具 |