JP2010032586A - 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 - Google Patents
像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010032586A JP2010032586A JP2008191793A JP2008191793A JP2010032586A JP 2010032586 A JP2010032586 A JP 2010032586A JP 2008191793 A JP2008191793 A JP 2008191793A JP 2008191793 A JP2008191793 A JP 2008191793A JP 2010032586 A JP2010032586 A JP 2010032586A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image carrier
- image formation
- transfer
- conductive member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
【課題】転写後に像担持体に残留する外添剤を効果的に除去しつつ、小電源で低コスト化
を図る。
【解決手段】転写後に感光体2の電位を除電光で除電する除電装置3と、所定のバイアス
が印加されて感光体2との間に電界を形成することで、少なくとも、除電された感光体2
上に残留する転写残りトナーを静電気的に除去するブラシローラ4aと、画像形成時と非
画像形成時とで除電装置3の除電光量を変化させる制御手段とを備える、感光体2のクリ
ーニング装置である。
【選択図】 図1
を図る。
【解決手段】転写後に感光体2の電位を除電光で除電する除電装置3と、所定のバイアス
が印加されて感光体2との間に電界を形成することで、少なくとも、除電された感光体2
上に残留する転写残りトナーを静電気的に除去するブラシローラ4aと、画像形成時と非
画像形成時とで除電装置3の除電光量を変化させる制御手段とを備える、感光体2のクリ
ーニング装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明は、転写後に残留する転写残りトナーや外添剤を除去する像担持体のクリーニン
グ装置、クリーニング方法、およびこのクリーニング装置を備えた、静電複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真装置からなる画像形成装置の技術分野に関する。
グ装置、クリーニング方法、およびこのクリーニング装置を備えた、静電複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の電子写真装置からなる画像形成装置の技術分野に関する。
従来、画像形成装置においては、画像形成時に転写後の残留トナーを第1のブラシロー
ラで所定極性に帯電し、次いで帯電された残留トナーを第2のブラシローラで電気的に吸
着して感光体から除去し、画像形成工程終了後、第1のブラシローラに印加される電圧の
極性をそれ以前の極性に対して反転させて、第1および第2のブラシローラ間にある残留
トナーを第1ブラシローラにより除去する感光体のクリーニング方法および装置が提案さ
れている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3050689号公報。
ラで所定極性に帯電し、次いで帯電された残留トナーを第2のブラシローラで電気的に吸
着して感光体から除去し、画像形成工程終了後、第1のブラシローラに印加される電圧の
極性をそれ以前の極性に対して反転させて、第1および第2のブラシローラ間にある残留
トナーを第1ブラシローラにより除去する感光体のクリーニング方法および装置が提案さ
れている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の感光体のクリーニング方法および装置では、非画像形成時と画像形
成時とで、第1のブラシローラに印加されるバイアスの極性を変えている。このため、非
画像形成時と画像形成時とで、第1のブラシローラのバイアスを大きく変更させる必要が
ある。したがって、大きな電源を用いなければならず、コストが高いばかりでなく、ノイ
ズが発生するという問題が考えられる。
成時とで、第1のブラシローラに印加されるバイアスの極性を変えている。このため、非
画像形成時と画像形成時とで、第1のブラシローラのバイアスを大きく変更させる必要が
ある。したがって、大きな電源を用いなければならず、コストが高いばかりでなく、ノイ
ズが発生するという問題が考えられる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、転写後に像担
持体に残留する外添剤を効果的に除去しつつ、小電源で低コスト化を図ることのできる像
担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置を提供することであ
る。
持体に残留する外添剤を効果的に除去しつつ、小電源で低コスト化を図ることのできる像
担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置を提供することであ
る。
前述の課題を解決するために、本発明に係る担持体のクリーニング装置、クリーニング
方法、および画像形成装置では、画像形成時と非画像形成時とで除電部材の除電光量を変
化させている。これにより、画像形成時と非画像形成時とで像担持体と導電性部材との間
の電界の方向が変更され、画像形成時は像担持体の転写残りトナーや外添剤を導電性部材
に除去でき、非画像形成時は導電性部材の転写残りトナーや外添剤を像担持体に移動させ
て導電性部材から除去できる。すなわち、像担持体を効果的にクリーニング可能となると
ともに導電性部材の汚れも効果的に抑制できる。したがって、像担持体のクリーニングお
よび帯電をともに良好に維持できるので、長期にわたって良好な画質の画像を形成するこ
とができる。
特に、画像形成時と非画像形成時とで、導電性部材に印加するバイアスを画像形成時に
使用されるトナーの極性と同極性で、かつ像担持体と導電性部材との間の電界の方向を変
えるように制御することで、像担持体の転写残りトナーや外添剤をより一層効果的に除去
できる。
方法、および画像形成装置では、画像形成時と非画像形成時とで除電部材の除電光量を変
化させている。これにより、画像形成時と非画像形成時とで像担持体と導電性部材との間
の電界の方向が変更され、画像形成時は像担持体の転写残りトナーや外添剤を導電性部材
に除去でき、非画像形成時は導電性部材の転写残りトナーや外添剤を像担持体に移動させ
て導電性部材から除去できる。すなわち、像担持体を効果的にクリーニング可能となると
ともに導電性部材の汚れも効果的に抑制できる。したがって、像担持体のクリーニングお
よび帯電をともに良好に維持できるので、長期にわたって良好な画質の画像を形成するこ
とができる。
特に、画像形成時と非画像形成時とで、導電性部材に印加するバイアスを画像形成時に
使用されるトナーの極性と同極性で、かつ像担持体と導電性部材との間の電界の方向を変
えるように制御することで、像担持体の転写残りトナーや外添剤をより一層効果的に除去
できる。
また、像担持体のクリーニング時(非画像形成時)に導電性部材のバイアスの極性を変
える必要はないので、バイアスの変化が小さく、その分電源を小さくできるとともにコス
トを低減でき、しかもノイズの発生を抑制できる。
える必要はないので、バイアスの変化が小さく、その分電源を小さくできるとともにコス
トを低減でき、しかもノイズの発生を抑制できる。
以下、図面を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例を模式的にかつ部分的に示す
図である。また、トナーは、トナー母粒子とこのトナー母粒子に外添される外添剤とを有
している。
この例の画像形成装置1においては、負帯電トナーを用いて画像形成が行われる。もち
ろん、正帯電トナーを用いて画像形成を行うこともできる。以下の説明では、画像形成装
置1は負帯電トナーを用いるものとして説明するが、正帯電トナーを用いる場合には、以
下の説明の各部材の帯電の電位を逆極性とすればよい。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の実施の形態の一例を模式的にかつ部分的に示す
図である。また、トナーは、トナー母粒子とこのトナー母粒子に外添される外添剤とを有
している。
この例の画像形成装置1においては、負帯電トナーを用いて画像形成が行われる。もち
ろん、正帯電トナーを用いて画像形成を行うこともできる。以下の説明では、画像形成装
置1は負帯電トナーを用いるものとして説明するが、正帯電トナーを用いる場合には、以
下の説明の各部材の帯電の電位を逆極性とすればよい。
図1に示すように、この例の画像形成装置1は静電潜像およびトナー像が形成される像
担持体である感光体2を備えている。この感光体2は感光体ドラムからなり、従来公知の
感光体ドラムと同様に円筒状の金属素管の外周面に所定膜厚の感光層が形成されている。
この感光体2における金属素管には、例えばアルミニウム等の導電性の管が用いられると
ともに、感光層には、従来公知の有機感光体が使用される。
担持体である感光体2を備えている。この感光体2は感光体ドラムからなり、従来公知の
感光体ドラムと同様に円筒状の金属素管の外周面に所定膜厚の感光層が形成されている。
この感光体2における金属素管には、例えばアルミニウム等の導電性の管が用いられると
ともに、感光層には、従来公知の有機感光体が使用される。
感光体2の周囲には、除電装置3、クリ−ニング装置4、帯電装置5、露光装置6、現
像装置7、および転写装置8が、それぞれこれらの順に感光体2の回転方向A(図1では
、時計回り)に沿って配設されている。更に図示しないが、この例の画像形成装置1は、
感光体2、除電装置3、クリ−ニング装置4、帯電装置5、露光装置6、現像装置7、お
よび転写装置8を制御する電子制御装置(制御手段)を備えている。
除電装置3は、転写後の感光体2の電位を除電光で除電する。その場合、この除電装置
3には、従来公知の除電装置を用いることができる。
像装置7、および転写装置8が、それぞれこれらの順に感光体2の回転方向A(図1では
、時計回り)に沿って配設されている。更に図示しないが、この例の画像形成装置1は、
感光体2、除電装置3、クリ−ニング装置4、帯電装置5、露光装置6、現像装置7、お
よび転写装置8を制御する電子制御装置(制御手段)を備えている。
除電装置3は、転写後の感光体2の電位を除電光で除電する。その場合、この除電装置
3には、従来公知の除電装置を用いることができる。
クリーニング装置4は、回転可能に設けられたブラシローラ4aを有している。この第
2ブラシローラ4aは多数のブラシ毛4bを有しており、これらのブラシ毛4bが感光体
2の表面に当接して配設されている。このブラシローラ4aの一例として、ブラシ毛3b
は、材料が6ナイロン、繊度が220T/96F、密度240kf/inch2、原糸抵
抗が7.1LogΩ、パイル長が5mmであり、また、帯電ブラシローラ3aの感光体2
の軸方向に沿う長さ)は300mmある。このブラシローラ4aには東英産業株式会社製
のブラシローラを用いることができる。
2ブラシローラ4aは多数のブラシ毛4bを有しており、これらのブラシ毛4bが感光体
2の表面に当接して配設されている。このブラシローラ4aの一例として、ブラシ毛3b
は、材料が6ナイロン、繊度が220T/96F、密度240kf/inch2、原糸抵
抗が7.1LogΩ、パイル長が5mmであり、また、帯電ブラシローラ3aの感光体2
の軸方向に沿う長さ)は300mmある。このブラシローラ4aには東英産業株式会社製
のブラシローラを用いることができる。
ブラシローラ4aには、トナーと同極性の負の直流(DC)のバイアスV1(V)が印
加される。その場合、バイアスV1(V)はブラシ毛4bと感光体2の表面との間に放電
が生じない、つまり放電限界を超えない大きさのバイアスに設定されている。そして、ブ
ラシローラ4aにバイアスV1(V)が印加されることで、感光体2とブラシローラ4a
との間に電界が形成される。ブラシローラ4aの回転制御およびバイアス印加の制御は、
電子制御装置で行われる。なお、クリーニング装置4には、ブラシローラ以外にゴムロー
ラ等を用いることができる。
加される。その場合、バイアスV1(V)はブラシ毛4bと感光体2の表面との間に放電
が生じない、つまり放電限界を超えない大きさのバイアスに設定されている。そして、ブ
ラシローラ4aにバイアスV1(V)が印加されることで、感光体2とブラシローラ4a
との間に電界が形成される。ブラシローラ4aの回転制御およびバイアス印加の制御は、
電子制御装置で行われる。なお、クリーニング装置4には、ブラシローラ以外にゴムロー
ラ等を用いることができる。
帯電装置5は感光体2の表面を、画像形成時に設定される所定の電位に帯電する。この
帯電装置5には、従来公知の帯電装置を用いることができる。同様に、露光装置6、現像
装置7、および転写装置8には、それぞれ、従来周知慣用の露光装置、現像装置、および
転写装置を用いることができる。
帯電装置5には、従来公知の帯電装置を用いることができる。同様に、露光装置6、現像
装置7、および転写装置8には、それぞれ、従来周知慣用の露光装置、現像装置、および
転写装置を用いることができる。
ところで、この例の画像形成装置1では、電子制御装置によって除電装置3の除電光量
が画像形成時と非画像形成時とで変化するように制御される。また、電子制御装置によっ
て、ブラシローラ4aに印加するバイアスV1(V)が、画像形成時と非画像形成時とで
、画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性でかつ感光体2とブラシローラ4aとの
間の電界の方向を変えるように制御される。そして、これにより、画像形成時は転写工程
終了後に感光体2の表面に残留する転写残りトナーや外添剤がブラシローラ4aへ移動し
、非画像形成時はブラシローラ4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2へ移動
するように制御されるようになっている。
が画像形成時と非画像形成時とで変化するように制御される。また、電子制御装置によっ
て、ブラシローラ4aに印加するバイアスV1(V)が、画像形成時と非画像形成時とで
、画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性でかつ感光体2とブラシローラ4aとの
間の電界の方向を変えるように制御される。そして、これにより、画像形成時は転写工程
終了後に感光体2の表面に残留する転写残りトナーや外添剤がブラシローラ4aへ移動し
、非画像形成時はブラシローラ4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2へ移動
するように制御されるようになっている。
次に、この例の画像形成装置1の動作について説明する。
画像形成装置1の画像形成動作が開始されると、感光体2が回転され、帯電装置5によ
って感光体2の表面が一様に帯電される。次いで、露光装置6によって感光体2の表面が
露光されて像の書込みが行われ、感光体2上に負極性電位が低下した静電潜像が形成され
る。この感光体2上の静電潜像が現像装置7からの所定の電位に帯電されたトナーによっ
て現像され、感光体2上にトナー像が形成される。感光体2上のトナー像は、転写装置8
による転写工程で紙等の転写材や中間転写媒体等の転写媒体9に転写される。従来の画像
形成装置と同様に、転写媒体9が紙等の転写材である場合には、図示しない定着装置によ
って定着されて転写材に定着画像が形成される。また、転写媒体9が中間転写媒体である
場合には、中間転写媒体上に転写されたトナー像が第2の転写装置(不図示)によって更
に転写材に転写された後、前述と同様に定着装置によって定着されて転写材に定着画像が
形成される。
画像形成装置1の画像形成動作が開始されると、感光体2が回転され、帯電装置5によ
って感光体2の表面が一様に帯電される。次いで、露光装置6によって感光体2の表面が
露光されて像の書込みが行われ、感光体2上に負極性電位が低下した静電潜像が形成され
る。この感光体2上の静電潜像が現像装置7からの所定の電位に帯電されたトナーによっ
て現像され、感光体2上にトナー像が形成される。感光体2上のトナー像は、転写装置8
による転写工程で紙等の転写材や中間転写媒体等の転写媒体9に転写される。従来の画像
形成装置と同様に、転写媒体9が紙等の転写材である場合には、図示しない定着装置によ
って定着されて転写材に定着画像が形成される。また、転写媒体9が中間転写媒体である
場合には、中間転写媒体上に転写されたトナー像が第2の転写装置(不図示)によって更
に転写材に転写された後、前述と同様に定着装置によって定着されて転写材に定着画像が
形成される。
転写工程終了後、除電装置3からの画像形成時に設定される光量の除電光によって除電
され、感光体2の表面電位は絶対値で低下する。また、ブラシローラ4aに画像形成時に
設定される所定のバイアスV1(V)が印加されることで、感光体2とブラシローラ4a
との間に電界が形成される。これにより、転写工程終了後に、感光体2上に残留する転写
残りトナーや外添剤が、静電気的にブラシローラ4aの方へ引き寄せられる。そして、引
き寄せられたトナーはブラシ毛4bに付着する。
次いで、帯電装置5によって感光体2の表面が再び一様に帯電される。こうして、次の
画像形成動作が行われる。
され、感光体2の表面電位は絶対値で低下する。また、ブラシローラ4aに画像形成時に
設定される所定のバイアスV1(V)が印加されることで、感光体2とブラシローラ4a
との間に電界が形成される。これにより、転写工程終了後に、感光体2上に残留する転写
残りトナーや外添剤が、静電気的にブラシローラ4aの方へ引き寄せられる。そして、引
き寄せられたトナーはブラシ毛4bに付着する。
次いで、帯電装置5によって感光体2の表面が再び一様に帯電される。こうして、次の
画像形成動作が行われる。
一方、電子制御装置は、非画像形成時に感光体2をクリーニングするために画像形成装
置1を駆動する。このとき、除電装置3の除電光量が画像形成時の除電光量に対して変化
されるとともに、ブラシローラ4aに印加するバイアスV1(V)が、前述の電界の方向
が画像形成時と逆方向になるように制御される。これにより、ブラシローラ4aのブラシ
毛4bに付着したトナーは、感光体2の方へ引き寄せられる。そして、感光体2に移動し
たトナーは、転写装置8で転写されて除去される。
置1を駆動する。このとき、除電装置3の除電光量が画像形成時の除電光量に対して変化
されるとともに、ブラシローラ4aに印加するバイアスV1(V)が、前述の電界の方向
が画像形成時と逆方向になるように制御される。これにより、ブラシローラ4aのブラシ
毛4bに付着したトナーは、感光体2の方へ引き寄せられる。そして、感光体2に移動し
たトナーは、転写装置8で転写されて除去される。
この例の画像形成装置1によれば、画像形成時と非画像形成時とで除電装置3の除電光
量を変化させている。これにより、画像形成時と非画像形成時とで感光体2とブラシロー
ラ4aとの間の電界の方向が変更され、画像形成時は感光体2の転写残りトナーや外添剤
をブラシローラ4aに除去でき、非画像形成時はブラシローラ4aの転写残りトナーや外
添剤を感光体2に移動させてブラシローラ4aから除去できる。すなわち、感光体2を効
果的にクリーニング可能となるとともにブラシローラ4aの汚れも効果的に抑制できる。
したがって、感光体2のクリーニングおよび帯電をともに良好に維持できるので、長期に
わたって良好な画質の画像を形成することができる。
量を変化させている。これにより、画像形成時と非画像形成時とで感光体2とブラシロー
ラ4aとの間の電界の方向が変更され、画像形成時は感光体2の転写残りトナーや外添剤
をブラシローラ4aに除去でき、非画像形成時はブラシローラ4aの転写残りトナーや外
添剤を感光体2に移動させてブラシローラ4aから除去できる。すなわち、感光体2を効
果的にクリーニング可能となるとともにブラシローラ4aの汚れも効果的に抑制できる。
したがって、感光体2のクリーニングおよび帯電をともに良好に維持できるので、長期に
わたって良好な画質の画像を形成することができる。
特に、画像形成時と非画像形成時とで、ブラシローラ4aに印加するバイアスを画像形
成時に使用されるトナーの極性と同極性で、かつ感光体2とブラシローラ4aとの間の電
界の方向を変えるように制御することで、感光体2の転写残りトナーや外添剤をより一層
効果的に除去できる。
成時に使用されるトナーの極性と同極性で、かつ感光体2とブラシローラ4aとの間の電
界の方向を変えるように制御することで、感光体2の転写残りトナーや外添剤をより一層
効果的に除去できる。
また、感光体2のクリーニング時(非画像形成時)にブラシローラ4aのバイアスV1
(V)の極性変える必要はないので、バイアスV1(V)の変更を小さくでき、その分電
源を小さくできるとともにコストを低減でき、しかもノイズの発生を抑制できる。
なお、図1に示すようにこの例の画像形成装置1における除電装置3とクリーニング装
置4とは互いに異なるように示されているが、以上の説明から明らかなように除電装置3
はクリーニング機能を有している。したがって、クリーニング装置4に除電装置3も含ま
れる構成としてもよい。
(V)の極性変える必要はないので、バイアスV1(V)の変更を小さくでき、その分電
源を小さくできるとともにコストを低減でき、しかもノイズの発生を抑制できる。
なお、図1に示すようにこの例の画像形成装置1における除電装置3とクリーニング装
置4とは互いに異なるように示されているが、以上の説明から明らかなように除電装置3
はクリーニング機能を有している。したがって、クリーニング装置4に除電装置3も含ま
れる構成としてもよい。
図2は、本発明の画像形成装置の実施の形態の他の例を模式的にかつ部分的に示す図で
ある。
図2に示すように、この例の画像形成装置1は図1に示す帯電装置5が設けられない。
そして、この例の画像形成装置1では、クリーニング装置4のブラシローラ4aが感光体
2の帯電も行うようになっている。すなわち、クリーニング装置4のブラシローラ4aは
、帯電装置の帯電ブラシローラとしても構成されている。
この例の画像形成装置1の他の構成は、図1に示す例の画像形成装置1と同じである。
また、この例の画像形成装置1の作用効果も、感光体2の帯電が異なるだけで図1に示す
例の画像形成装置1と同じである。
ある。
図2に示すように、この例の画像形成装置1は図1に示す帯電装置5が設けられない。
そして、この例の画像形成装置1では、クリーニング装置4のブラシローラ4aが感光体
2の帯電も行うようになっている。すなわち、クリーニング装置4のブラシローラ4aは
、帯電装置の帯電ブラシローラとしても構成されている。
この例の画像形成装置1の他の構成は、図1に示す例の画像形成装置1と同じである。
また、この例の画像形成装置1の作用効果も、感光体2の帯電が異なるだけで図1に示す
例の画像形成装置1と同じである。
次に、本発明のクリーニング装置4および画像形成装置1における各バイアスの実施例
1ないし3、および比較例1について説明する。その場合、実施例1ないし3、および比
較例1は、いずれも、セイコーエプソン株式会社製カラープリンタLP9000C(放電
開始電圧Vth(V):−600V)を一部改造して適用した場合の実施例および比較例
である。
実施例1について表1に示す。
1ないし3、および比較例1について説明する。その場合、実施例1ないし3、および比
較例1は、いずれも、セイコーエプソン株式会社製カラープリンタLP9000C(放電
開始電圧Vth(V):−600V)を一部改造して適用した場合の実施例および比較例
である。
実施例1について表1に示す。
実施例1は、図1に示す例の画像形成装置において負帯電プロセスの転写残りトナー(
正帯電トナー)を用いた例である。表1に示すように、この実施例1では、画像形成時に
は、除電装置3をONにする。これにより、転写工程後に感光体2が除電装置3からの除
電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。また、ブラシローラ4
aにー300Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤が感光体2からブラシ
ローラ4aに移動する。
正帯電トナー)を用いた例である。表1に示すように、この実施例1では、画像形成時に
は、除電装置3をONにする。これにより、転写工程後に感光体2が除電装置3からの除
電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。また、ブラシローラ4
aにー300Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤が感光体2からブラシ
ローラ4aに移動する。
一方、画像形成終了後の非画像形成時には、除電装置3をOFFにする。これにより、
除電装置3からの除電光が消滅する。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量
が画像形成時に対して変更される。したがって、感光体2が除電されず、感光体表面電位
がおおよそ−300Vとなる。また、ブラシローラ4aにー100Vのバイアスを印加す
る。すなわち、非画像形成時は、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して
同極性の状態で変更される。すると、非画像形成時は、感光体2とブラシローラ4aとの
間に形成される電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブラシローラ
4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
実施例2について表2に示す。
除電装置3からの除電光が消滅する。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量
が画像形成時に対して変更される。したがって、感光体2が除電されず、感光体表面電位
がおおよそ−300Vとなる。また、ブラシローラ4aにー100Vのバイアスを印加す
る。すなわち、非画像形成時は、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して
同極性の状態で変更される。すると、非画像形成時は、感光体2とブラシローラ4aとの
間に形成される電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブラシローラ
4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
実施例2について表2に示す。
実施例2も、実施例1と同様に、図1に示す例の画像形成装置において負帯電プロセス
の転写残りトナー(正帯電トナー)を用いた例である。表2に示すように、この実施例2
では、画像形成時には、除電装置3をONにする。これにより、転写工程後に感光体2が
除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。ま
た、ブラシローラ4aにー200Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤が
感光体2からブラシローラ4aに移動する。
の転写残りトナー(正帯電トナー)を用いた例である。表2に示すように、この実施例2
では、画像形成時には、除電装置3をONにする。これにより、転写工程後に感光体2が
除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。ま
た、ブラシローラ4aにー200Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤が
感光体2からブラシローラ4aに移動する。
一方、画像形成終了後の非画像形成時には、除電装置3をOFFにする。これにより、
除電装置3からの除電光が消滅する。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量
が画像形成時に対して変更される。したがって、感光体2が除電されず、感光体表面電位
がおおよそ−300Vとなる。また、ブラシローラ4aにー200Vのバイアスを印加す
る。すなわち、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時と非画像形成時とで変更さ
れない。しかし、除電光量が変更されたことで、非画像形成時は、感光体2とブラシロー
ラ4aとの間に形成される電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブ
ラシローラ4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
実施例3について表3に示す。
除電装置3からの除電光が消滅する。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量
が画像形成時に対して変更される。したがって、感光体2が除電されず、感光体表面電位
がおおよそ−300Vとなる。また、ブラシローラ4aにー200Vのバイアスを印加す
る。すなわち、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時と非画像形成時とで変更さ
れない。しかし、除電光量が変更されたことで、非画像形成時は、感光体2とブラシロー
ラ4aとの間に形成される電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブ
ラシローラ4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
実施例3について表3に示す。
実施例3は、図1に示す例の画像形成装置において正帯電プロセスの転写残りトナー(
負帯電トナー)を用いた例である。表3に示すように、この実施例3では、画像形成時に
は、除電装置3をOFFにする。これにより、除電装置3からの除電光が消滅する。した
がって、感光体2が除電されず、感光体表面電位がおおよそ−300Vとなる。また、ブ
ラシローラ4aにー100Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤が感光体
2からブラシローラ4aに移動する。
負帯電トナー)を用いた例である。表3に示すように、この実施例3では、画像形成時に
は、除電装置3をOFFにする。これにより、除電装置3からの除電光が消滅する。した
がって、感光体2が除電されず、感光体表面電位がおおよそ−300Vとなる。また、ブ
ラシローラ4aにー100Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤が感光体
2からブラシローラ4aに移動する。
一方、画像形成終了後の非画像形成時には、除電装置3をONにする。これにより、転
写工程後に感光体2が除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよ
そ−20Vとなる。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量が画像形成時に対
して変更される。また、ブラシローラ4aにー300Vのバイアスが印加される。すなわ
ち、非画像形成時は、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して同極性の状
態で変更される。すると、非画像形成時は、感光体2とブラシローラ4aとの間に形成さ
れる電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブラシローラ4aに移動
した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
実施例4について表4に示す。
写工程後に感光体2が除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよ
そ−20Vとなる。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量が画像形成時に対
して変更される。また、ブラシローラ4aにー300Vのバイアスが印加される。すなわ
ち、非画像形成時は、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して同極性の状
態で変更される。すると、非画像形成時は、感光体2とブラシローラ4aとの間に形成さ
れる電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブラシローラ4aに移動
した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
実施例4について表4に示す。
実施例4は、図2に示す例の画像形成装置、つまりブラシローラ4が帯電ブラシローラ
を兼ねた画像形成装置において負帯電プロセスの転写残りトナー(正帯電トナー)を用い
た例である。表4に示すように、この実施例4では、画像形成時には、除電装置3をON
にする。これにより、転写工程後に感光体2が除電装置3からの除電光により除電され、
感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。また、ブラシローラ4aにー1200Vの大
きなバイアスが印加されて、感光体2が帯電されるとともに、転写残りトナーや外添剤が
感光体2からブラシローラ4aに移動する。
を兼ねた画像形成装置において負帯電プロセスの転写残りトナー(正帯電トナー)を用い
た例である。表4に示すように、この実施例4では、画像形成時には、除電装置3をON
にする。これにより、転写工程後に感光体2が除電装置3からの除電光により除電され、
感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。また、ブラシローラ4aにー1200Vの大
きなバイアスが印加されて、感光体2が帯電されるとともに、転写残りトナーや外添剤が
感光体2からブラシローラ4aに移動する。
一方、画像形成終了後の非画像形成時には、除電装置3をOFFにする。これにより、
除電装置3からの除電光が消滅する。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量
が画像形成時に対して変更される。したがって、感光体2が除電されず、感光体表面電位
がおおよそ−300Vとなる。また、ブラシローラ4aにー100Vのバイアスを印加す
る。すなわち、非画像形成時は、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して
同極性の状態で変更される。すると、非画像形成時は、感光体2とブラシローラ4aとの
間に形成される電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブラシローラ
4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
比較例1について表5に示す。
除電装置3からの除電光が消滅する。すなわち、非画像形成時は、除電装置3の除電光量
が画像形成時に対して変更される。したがって、感光体2が除電されず、感光体表面電位
がおおよそ−300Vとなる。また、ブラシローラ4aにー100Vのバイアスを印加す
る。すなわち、非画像形成時は、ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して
同極性の状態で変更される。すると、非画像形成時は、感光体2とブラシローラ4aとの
間に形成される電界の方向が画像形成時と逆方向に変化する。これにより、ブラシローラ
4aに移動した転写残りトナーや外添剤が感光体2に移動する。
比較例1について表5に示す。
比較例1は、図3に示す従来の画像形成装置を用いた例である。図3に示すように、こ
の画像形成装置は、図1に示す画像形成装置においてブラシローラ4aに印加するバイア
スの極性を、画像形成時と非画像形成時とで変更している。また、比較例1では負帯電プ
ロセスの転写残りトナー(正帯電トナー)を用いている。表5に示すように、この比較例
1では、画像形成時には、除電装置3をONにする。これにより、転写工程後に感光体2
が除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。
また、ブラシローラ4aにー300Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤
が感光体2からブラシローラ4aに移動する。
の画像形成装置は、図1に示す画像形成装置においてブラシローラ4aに印加するバイア
スの極性を、画像形成時と非画像形成時とで変更している。また、比較例1では負帯電プ
ロセスの転写残りトナー(正帯電トナー)を用いている。表5に示すように、この比較例
1では、画像形成時には、除電装置3をONにする。これにより、転写工程後に感光体2
が除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる。
また、ブラシローラ4aにー300Vのバイアスが印加されて、転写残りトナーや外添剤
が感光体2からブラシローラ4aに移動する。
一方、画像形成終了後の非画像形成時にも、除電装置3はONが維持される。これによ
り、除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる
。すなわち、除電装置3の除電光量が非画像形成時と画像形成時とで変更されない。また
、ブラシローラ4aに+300Vのバイアスが印加される。すなわち、非画像形成時は、
ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して逆極性でかつ大きいバイアスとな
る。したがって、比較例1では、ブラシローラ4aの印加バイアスが非画像形成時と画像
形成時とで極性が変更される。これにより、ブラシローラ4aに移動した転写残りトナー
や外添剤が感光体2に移動する。
このように、比較例1では、除電装置3の除電光量が変更されず、かつブラシローラ4
aのバイアスV1(V)の極性および大きさが変更される。したがって、その分大きな電
源を必要とし、コストが高くなるばかりでなく、ノイズが発生する。
り、除電装置3からの除電光により除電され、感光体表面電位がおおよそ−20Vとなる
。すなわち、除電装置3の除電光量が非画像形成時と画像形成時とで変更されない。また
、ブラシローラ4aに+300Vのバイアスが印加される。すなわち、非画像形成時は、
ブラシローラ4aの印加バイアスが画像形成時に対して逆極性でかつ大きいバイアスとな
る。したがって、比較例1では、ブラシローラ4aの印加バイアスが非画像形成時と画像
形成時とで極性が変更される。これにより、ブラシローラ4aに移動した転写残りトナー
や外添剤が感光体2に移動する。
このように、比較例1では、除電装置3の除電光量が変更されず、かつブラシローラ4
aのバイアスV1(V)の極性および大きさが変更される。したがって、その分大きな電
源を必要とし、コストが高くなるばかりでなく、ノイズが発生する。
1…画像形成装置、2…感光体、3…除電装置、4…クリーニング装置、4a…ブラシロ
ーラ、5…帯電装置、6…露光装置、7…現像装置、8…転写装置、9…転写媒体
ーラ、5…帯電装置、6…露光装置、7…現像装置、8…転写装置、9…転写媒体
Claims (9)
- 転写後に像担持体の電位を除電光で除電する除電部材と、
所定のバイアスが印加されて前記像担持体との間に電界を形成することで、少なくとも
、除電された像担持体上に残留する転写残りトナーを静電気的に除去する導電性部材と、
画像形成時と非画像形成時とで前記除電部材の除電光量を変化させる制御手段と、
を備えることを特徴とする像担持体のクリーニング装置。 - 前記制御手段は、画像形成時と非画像形成時とで、前記導電性部材に印加するバイアス
を画像形成時に使用されるトナーの極性と同極性で前記電界の方向を変えるように制御す
る制御手段であることを特徴とする請求項1に記載の像担持体のクリーニング装置。 - 転写後に像担持体の電位を除電光で除電する除電部材と、
所定のバイアスが印加されて前記像担持体との間に電界を形成することで、少なくとも
、除電された像担持体上に残留する転写残りトナーを静電気的に除去する導電性部材と、
画像形成時と非画像形成時とで、前記導電性部材に印加するバイアスを画像形成時に使
用されるトナーの極性と同極性で前記電界の方向を変えるように制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする像担持体のクリーニング装置。 - 前記導電性部材は、前記像担持体をクリーニングするクリーニングブラシローラである
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1に記載の像担持体のクリーニング装置。 - 前記導電性部材は、前記像担持体を帯電する帯電ブラシローラであることを特徴とする
請求項1ないし3のいずれか1に記載の像担持体のクリーニング装置。 - 転写後に像担持体の電位を除電光で除電する除電工程と、
所定のバイアスが印加された導電性部材と前記像担持体との間に電界を形成することで
、少なくとも、除電された像担持体上に残留する転写残りトナーを静電気的に除去するク
リーニング工程と、
画像形成時と非画像形成時とで前記除電部材の除電光量を変化させる除電光制御工程、
を備えることを特徴とする像担持体のクリーニング方法。 - 画像形成時と非画像形成時とで、前記導電性部材に印加するバイアスを画像形成時に使
用されるトナーの極性と同極性でかつ前記電界の方向を変える導電性部材バイアス制御工
程と、
を備えることを特徴とする請求項6に記載の像担持体のクリーニング方法。 - 転写後に像担持体の電位を除電光で除電する除電工程と、
所定のバイアスが印加された導電性部材と前記像担持体との間に電界を形成することで
、少なくとも、除電された像担持体上に残留する転写残りトナーを静電気的に除去するク
リーニング工程と、
画像形成時と非画像形成時とで、前記導電性部材に印加するバイアスを画像形成時に使
用されるトナーの極性と同極性でかつ前記電界の方向を変える導電性部材バイアス制御工
程と、
を備えることを特徴とする像担持体のクリーニング方法。 - 回転可能に設けられかつ潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体に潜像を書き込む露光装置と、
前記像担持体の潜像を、所定の極性に帯電されかつ外添剤が外添されたトナーで現像す
る現像装置と、
前記像担持体上の現像されたトナー像を転写媒体に転写する転写装置と、
転写後に前記像担持体上に残留する転写残りトナーを導電性部材で除去する請求項1な
いし5のいずれか1に記載のクリーニング装置とを、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008191793A JP2010032586A (ja) | 2008-07-25 | 2008-07-25 | 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008191793A JP2010032586A (ja) | 2008-07-25 | 2008-07-25 | 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010032586A true JP2010032586A (ja) | 2010-02-12 |
Family
ID=41737172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008191793A Withdrawn JP2010032586A (ja) | 2008-07-25 | 2008-07-25 | 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010032586A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013114090A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
CN114647171A (zh) * | 2020-12-18 | 2022-06-21 | 佳能株式会社 | 图像形成装置 |
Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10319808A (ja) * | 1997-05-22 | 1998-12-04 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JPH112946A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JP3050689B2 (ja) * | 1992-03-31 | 2000-06-12 | 株式会社リコー | 感光体クリーニング方法および装置 |
JP2002372878A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-12-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004252203A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、トナー |
JP2004341193A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JP2006337394A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2007003610A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、多色画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
JP2007171380A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008233359A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009271148A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010026059A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 |
-
2008
- 2008-07-25 JP JP2008191793A patent/JP2010032586A/ja not_active Withdrawn
Patent Citations (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3050689B2 (ja) * | 1992-03-31 | 2000-06-12 | 株式会社リコー | 感光体クリーニング方法および装置 |
JPH10319808A (ja) * | 1997-05-22 | 1998-12-04 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JPH112946A (ja) * | 1997-06-10 | 1999-01-06 | Konica Corp | 画像形成装置 |
JP2002372878A (ja) * | 2001-04-09 | 2002-12-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2004252203A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ、トナー |
JP2004341193A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Canon Inc | 画像記録装置 |
JP2006337394A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置 |
JP2007003610A (ja) * | 2005-06-21 | 2007-01-11 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、多色画像形成装置およびプロセスカートリッジ |
JP2007171380A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008233359A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009271148A (ja) * | 2008-04-30 | 2009-11-19 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2010026059A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013114090A (ja) * | 2011-11-29 | 2013-06-10 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
CN114647171A (zh) * | 2020-12-18 | 2022-06-21 | 佳能株式会社 | 图像形成装置 |
US12124183B2 (en) | 2020-12-18 | 2024-10-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus capable of suppressing an improper charge resulting from toner being moved from a transfer member to a photosensitive member |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004272206A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5121216B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010020201A (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
US7929880B2 (en) | Cleaning blade anti-peeling apparatus, image forming apparatus, and cleaning blade anti-peeling method | |
JP3812971B2 (ja) | トナー画像形成装置及びトナー画像形成方法 | |
JP2010032586A (ja) | 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 | |
JP2008310194A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5170423B2 (ja) | 像担持体のクリーニング装置、クリーニング方法、および画像形成装置 | |
JP3248788B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4963381B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH06308807A (ja) | 電子写真装置 | |
JP5212628B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP5309755B2 (ja) | 像担持体のクリーニング装置、クリーニングバイアス制御方法、および画像形成装置 | |
JP2009031550A (ja) | 画像形成装置 | |
JP4523354B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6632292B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JPH10254251A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5056202B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2001272847A (ja) | 帯電装置 | |
JP2003162160A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5088500B2 (ja) | 画像形成装置および画像形成方法 | |
JP2005189687A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5223356B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005091799A (ja) | クリーニング装置及びこれを用いるプロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
JP5099022B2 (ja) | 画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110328 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130219 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20130307 |