JP2010029164A - ハードキャンディ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センターがキャンディ全体の10〜30重量%含有するハードキャンディにおいて、前記センターが油脂加工品とミネラル塩とからなり、且つ、前記油脂加工品の30℃における固体脂含量(Solid Fat Content;以下SFCと略す)が60%以下であり、20℃におけるSFCが75%以上であり、前記油脂加工品に対し1〜2重量%のミネラル塩が分散している構造を有し、前記ミネラル塩の結晶粒子サイズが0.3〜1.5mmであることを特徴とするハードキャンディ。
【選択図】なし
Description
(1)センターがキャンディ全体の10〜30重量%含有するハードキャンディにおいて、前記センターが油脂加工品とミネラル塩とからなり、且つ、前記油脂加工品の30℃における固体脂含量(Solid Fat Content;以下SFCと略す)が60%以下であり、20℃におけるSFCが75%以上であり、前記油脂加工品に対し1〜2重量%のミネラル塩が分散している構造を有し、前記ミネラル塩の結晶粒子サイズが0.3〜1.5mmであることを特徴とするハードキャンディ、
(2)ハードキャンディにセンターを封入する工程において、センターの前記油脂加工品の温度帯を28〜40℃に調整して封入することを特徴とする前記(1)に記載のハードキャンディの製造方法
に関する。
本発明において、前記SFCの測定は、IUPAC2.150(Solid Content Determination in Fats by NMR)に準じて行うことができる。
前記糖質の含有量としては、油脂加工品中において9〜85重量%が好ましく、20〜70重量%がより好ましい。
前記のように結晶粒子サイズが0.3mm未満の粒子の割合が増えると、舌の上で油脂加工品がなくなるのと同時にミネラル塩もなくなり、油脂加工品による味のマスキングが起こり、ミネラル塩の特徴は感じなく、また結晶粒子サイズが1.5mmを超える粒子の割合が増えると、生産上、一粒あたりに均一に分散させることが難しくなり、生産ロスの要因となる。
なお、本発明において、ミネラル塩の結晶粒子サイズは、ふるい分け法によって測定することができる。
また、センター部を安定的に封入するには、チェーンスタンプを用いる方が好ましい。特にセンター部を30重量%まで封入する際には、チェーンスタンプを用いることがより好ましい。
次の手順で各キャンディ部を作製したが、本発明はこれらに限定されるわけではない。
A. 砂糖600部、水飴400部を水に混合溶解し、真空釜にて濃縮し、濃縮物100部に対しレモンフレーバー0.5部と酸味料1部を添加し、水分値2.5重量%のレモンキャンディ部を得た。
B. 砂糖450部、水飴400部、粉乳100部、生クリーム50部を上記同様に濃縮し、濃縮物100部に各ミルクフレーバーを少量添加し、水分値3.8重量%のミルクキャンディ部を得た。
C. 糖アルコール、マルチトール700部、パラチニット350部を上記手順と同じく、濃縮し、濃縮物100部に香料、酸味料を添加し、水分値1.5重量%のシュガーレスキャンディ部を得た。
またセンター部は、油脂加工品100部にミネラル塩2部を混合させたものを用いた。
実施例1〜3、比較例1〜3のキャンディを20〜40代までの男女計40名に各3個ずつ舐めてもらい、塩味の出方とキャンディ部とのバランスについて調査を行った。
「−」は実施例および比較例に用いられていることを示している。
「◎」塩味を感じ、おいしさのバランスが最も高い。
「○」塩味を感じ、おいしさのバランスがある程度良い。
「△」一粒当たりの塩味のロット差が激しい。
「×」塩味を感じない、もしくはおいしさのバランスが悪い。
Claims (2)
- センターがキャンディ全体の10〜30重量%含有するハードキャンディにおいて、前記センターが油脂加工品とミネラル塩とからなり、且つ、前記油脂加工品の30℃における固体脂含量(Solid Fat Content;以下SFCと略す)が60%以下であり、20℃におけるSFCが75%以上であり、前記油脂加工品に対し1〜2重量%のミネラル塩が分散している構造を有し、前記ミネラル塩の結晶粒子サイズが0.3〜1.5mmであることを特徴とするハードキャンディ。
- ハードキャンディにセンターを封入する工程において、センターの前記油脂加工品の温度帯を28〜40℃に調整して封入することを特徴とする請求項1に記載のハードキャンディの製造方法。
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JP2008197712A JP2010029164A (ja) | 2008-07-31 | 2008-07-31 | ハードキャンディ及びその製造方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012249543A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-20 | Uha Mikakuto Co Ltd | 果実及び/又は野菜含有ハードキャンディの製造方法 |
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2008
- 2008-07-31 JP JP2008197712A patent/JP2010029164A/ja active Pending
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