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JP2009213494A - コンバイン - Google Patents

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JP2009213494A
JP2009213494A JP2009156300A JP2009156300A JP2009213494A JP 2009213494 A JP2009213494 A JP 2009213494A JP 2009156300 A JP2009156300 A JP 2009156300A JP 2009156300 A JP2009156300 A JP 2009156300A JP 2009213494 A JP2009213494 A JP 2009213494A
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Hidekazu Imamura
英一 今村
Kenichiro Takeuchi
賢一朗 竹内
Masami Matsui
正実 松井
Tomoyuki Ichimaru
智之 市丸
Kazunari Tagami
和成 田上
Kazuo Toyoda
和男 豊田
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

【課題】刈取機から補助移送チェンへの穀稈の引継ぎ位置を安定させる。
【解決手段】供給移送装置(24e)の後側と脱穀機(8)との間のフィードチェン(11)の内側位置に補助移送チェン(9)を設け、供給移送装置(24e)で移送された穀稈を該補助移送チェン(9)で引継ぎ移送して脱穀機(8)のフィードチェン(11)と挟持杆(12)に受け渡す構成とし、脱穀機(8)側に支持した入力軸(30a)に入力回転輪(30c)を設け、支持パイプケース(5)内の第2伝動機構(5a)の外側には出力回転輪(5b)を設け、該出力回転輪(5b)と入力回転輪(30c)とに帯体(30d)を掛け渡し、前記入力軸(30a)への入力によって駆動される軸(30b)に第1回転輪(30e)を設け、該第1回転輪(30e)と前側の軸(31a)に備えた第2回転輪(32a)とに補助移送チェン(9)を掛け渡す。
【選択図】図3

Description

この発明は、コンバインに関するものである。
コンバインでの立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台の上側に設けた刈取支持装置により、刈取機の上下回動支点となる支持パイプケースを回動中心として、刈取機を所定高さ位置へ設定して行なわれる。この刈取機で穀稈は刈取りされて後方上部へ移送され、内・外補助移送チェンで引継ぎして移送され、更に脱穀機のフィードチェンと挟持杆とで引継ぎされて、この脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済み穀粒は、穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯留される。
特開平11−33号公報
かかる従来技術では、刈取機から内・外補助移送チェンへの穀稈の引継ぎ位置が安定させることができなかった。
このために、この発明は、車台(2)の下側に左右のクローラ(18a)を備えた走行装置(18)を設け、車台(2)の前側に刈取機(3)を設け、車台(2)の上側に脱穀機(8)を設け、該脱穀機(8)の右側には穀粒貯留タンク(19)を設けたコンバインにおいて、刈取機(3)の下部から後方上部へ向けて傾斜させて設けた支持杆(4)の上端部に、該刈取機(3)の上下回動支点となる左右方向の支持パイプケース(5)を設け、該支持パイプケース(5)を車台(2)の上側に設けた刈取支持装置(6)で上下回動自在に支持し、刈取機(3)に、穀稈を分離する分草体(26b)と、分草された穀稈を引起す引起装置(7a)と、引起された穀稈を掻込み移送する穀稈掻込移送装置(24)と、掻き込まれた穀稈を刈取る刈刃装置(7)と、刈取られた穀稈を移送する供給移送装置(24e)とを設け、該供給移送装置(24e)の後側と脱穀機(8)との間に、該脱穀機(8)に備えるフィードチェン(11)の内側に配置した補助移送チェン(9)を設け、供給移送装置(24e)で移送された穀稈を該補助移送チェン(9)で引継ぎ移送してフィードチェン(11)と挟持杆(12)に受け渡す構成とし、脱穀機(8)側に支持した入力軸(30a)に入力回転輪(30c)を設け、支持パイプケース(5)内の第2伝動機構(5a)の外側には出力回転輪(5b)を設け、該出力回転輪(5b)と入力回転輪(30c)とに帯体(30d)を掛け渡し、前記入力軸(30a)への入力によって駆動される軸(30b)に第1回転輪(30e)を設け、該第1回転輪(30e)と前側の軸(31a)に備えた第2回転輪(32a)とに補助移送チェン(9)を掛け渡したことを特徴とするコンバインとしたものである。
この発明によると、刈取機(3)から補助移送チェン(9)への穀稈の引継ぎ位置を安定させることができる。
回動操作装置部の拡大側面図 内・外補助移送チェン部の拡大平面図 内補助移動チェン部の拡大側面図 外補助移送チェン部の拡大側面図 ベルトのストッパ装置部の拡大側面図 ベルトのストッパ装置部の拡大正面図 ベルトのストッパ装置部の拡大側面図 ストッパ装置部の拡大平面図 ストッパ装置部の拡大側面図 刈取機の全体側面図 コンバインの全体側面図 他の実施例を示す図で、回動操作装置の支持杆部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、テンション装置部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、カバー取付杆の取付部の拡大側面 他の実施例を示す図で、補強杆部の拡大側面図 他の実施例を示す図で、シート部の拡大側面斜視図 他の実施例を示す図で、シート部の拡大平面図
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
コンバイン1の走行車台(車台)2の前側に設けた刈取機3を支持する支持杆4の上端部に設けた伝動機構5aを内装した支持パイプケース5は、走行車台2の上側に設けた刈取支持装置6で、この支持パイプケース5を回動支点として、回動する構成である。刈取機3の刈刃装置7で刈取りした刈取り穀稈は、脱穀機8の前側の内・外補助移送チェン9、10で引継ぎ移送して、この脱穀機8のフィードチェン11と、挟持杆12とへ受け渡しされ、これらフィードチェン11と挟持杆12とで、脱穀機8内を挟持移送中に脱穀する構成である。フィードチェン11のチェン摺し13には、このフィードチェン11を回動操作する回動操作装置14の支持杆15を設け、この支持杆15の前端部には、回動中心(イ)になる回動軸16の上下方向略中央部へ固着して設け、この回動軸16は支持杆フレーム17の上下に固着した上・下受ボス17a,17bで軸支した構成である。この支持杆フレーム17は刈取支持装置6へボルト、及びナット等で装着した構成である。これら回動操作装置14の支持杆15、及び回動軸16と、支持杆フレーム17等を主に図示して説明する。
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、図1で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行クローラ(クローラ)18aを張設した走行装置18を配設し、走行車台2の上側には、脱穀機8を載置した構成である。走行車台2の前側の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り穀稈はこの刈取機3で後方上部へ移送され、内・外補助移送チェン9、10で引継ぎ移送されて、脱穀機8のフィードチェン11と挟持杆12とで引継ぎ挟持移送して脱穀し、脱穀済みで選別済み穀粒を回収して一時貯留する穀粒貯留タンク19は、脱穀機8の右横側に配設した構成である。
前記脱穀機8のフィードチェン11を受ける、図1で示す如く断面形状がコ字形状のチェン摺し13を設け、このチェン摺し13の移送始端部と、移送終端部とに設けた各スプロケット11aには、フィードチェン11を掛け渡した構成である。このチェン摺し13の移送終端部側には、これらフィードチェン11とチェン摺し13とを共に、開閉する開閉具(図示せず)を設けた構成である。
前記チェン摺し13の左右両側の側板間には、図1で示す如く回動操作装置14の断面形状がL字形状の補強板13aを固着して設け、この補強板13aの下部には、フィードチェン11と、チェン摺し13と、この補強板13aとを支持して、フィードチェン11を開閉操作する側面視く字形状の支持杆15を固着して設けた構成である。
前記支持杆15の前端部には、図1で示す如く回動中心(イ)となる後方下部から前方上部へ傾斜した回動軸16を固着して設け、この回動軸16の上下方向略中央部に、支持杆15の前端部を固着した構成である。この回動軸16の上端部には、上支持ピン27bを固着した支持板27aを固着して設けると共に、下端部近傍の外周部には、下支持ピン27dを固着して設けた下ボス27cを固着して設けた構成である。
前記支持杆フレーム17には、図1で示す如く上下端部に後方下部から前方上部へ傾斜させて、中心部に挿入孔を設けた上・下受ボス17a,17bを固着して設けた構成である。この支持杆フレーム17は刈取機3の支持パイプケース5を受けて支持する走行車台2の上側に設けた刈取支持装置6の外側面へボルト等によって装着した構成である。
前記回動操作装置14の支持杆15の前端部に設けた回動軸16の支持板27aの上支持ピン27bと、下ボス27cの下支持ピン27dとは、図1で示す如く刈取支持装置6に装着した支持杆フレーム17の上・下受ボス17a,17bの挿入孔へ挿入し、回動軸16を回動中心(イ)として、支持杆15の開閉操作により、フィードチェン11は開閉作動する構成であり、これにより、脱穀機8の左横側のフィードチェン11部が開放状態になる構成である。
前記回動操作装置14の支持杆フレーム17と、刈取機3の支持パイプケース5を支持する刈取支持装置6とは、一体にした構成としたことにより、剛性がアップして、大幅な強度アップを図ることができたと共に、フィードチェン11の開閉操作が容易である。又、支持杆15を回動軸16の上下方向略中央部へ位置させて設けたことにより、フィードチェン11の倒れを防止できるし、更にこのフィードチェン11の脱線を防止できた。
前記穀粒貯留タンク19内に貯留した穀粒を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク19の後側には、縦移送螺旋20aを内装した排出支持筒20を略垂直姿勢で回動自在に装着して設け、この排出支持筒20の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋21aを伸縮自在に内装した排出オーガ21を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋回自在に横方向へ配設した構成である。
前記脱穀機8側の前部には、図11で示す如くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作を行う操作装置22aと、これらの操作を行う作業者が搭乗する操縦席22bとは、操作室フレーム23aで形成した操作室23b内に設け、この操縦席22bの下側で、走行車台2の上側には、エンジン23cを載置すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク19を配設する。これら走行装置18と、刈取機3と、脱穀機8と、エンジン23c等により、コンバイン1の機体1aを形成した構成である。
前記刈取機3の穀稈掻込移送装置24は掻込装置24aと、株元・穂先移送装置24b,24cと、扱深調節移送装置24dと、供給移送装置24eとよりなり、この供給移送装置24eによって形成される穀稈移送経路中には、刈取られた穀稈に接触作用することにより、脱穀機8へ穀稈の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。
前記走行車台2の前端部に装架された走行用のミッションケース25内の伝動機構の伝動経路中には、その出力回転に基づいて走行車速を検出するポテンションメータ方式の車速センサ25aを設けた構成である。
前記脱穀機8の前部で走行車台2の前側には、図10、及び図11で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナローガイド26a、及び分草体26bと、この分離された穀稈を引起す引起装置7aと、引起された穀稈を掻込み移送する穀稈掻込移送装置24の掻込装置24aと、掻込された穀稈を刈取りする刈刃装置7と、刈取りされた穀稈は各移送装置24b,24c,24d,24eで挟持移送され、内・外補助移送チェン9、10を経て、脱穀機8のフィードチェン11と挟持杆12とへ受け渡しする構成である。これら穀稈掻込移送装置24の掻込装置24aと、株元・穂先移送装置24b,24cと、扱深調節移送装置24dと、供給移送装置24e等を設けてなる刈取機3は、油圧駆動による伸縮シリンダ26により、土壌面に対して昇降自在に作用させる構成である。
前記刈取機3の前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆4の上端部には、この刈取機3の上下回動支点となる左右方向の支持パイプケース5を設け、この支持パイプケース5を走行車台2の上側面に設けた刈取支持装置6で回動自在に支持させて、伸縮シリンダ26の作動により、刈取機3は支持パイプケース5を回動中心として、上下に回動する構成である。
前記刈取機3の穀稈掻込移送装置24の供給移送装置24eの後側と、脱穀機8との間には、図2〜図4で示す如く補助移送装置28の内・外補助移送チェン9、10を設けた構成である。脱穀機8の前側板8aに装着した取付板8bと、刈取支持装置6との間には、支持板28aを設け、この支持板28aには、伝動機構(第1伝動機構)29aを内装した伝動ケース29を装着して設けると共に、この伝動ケース29と、刈取支持装置6との間には、保持板28bを設けた構成である。
前記支持パイプケース5の伝動機構(第2伝動機構)5aの一方側の外側には、出力プーリ(出力回転輪)5bを軸支して設け、この出力プーリ5bと、伝動ケース29の伝動機構29aの下軸(入力軸)30aの軸端部に軸支して設けた入力プーリ(入力回転輪)30cとには、ベルト(帯体)30dを掛け渡して、この伝動ケース29の伝動機構29aを回転駆動する構成である。上軸(軸)30bの軸端部には、スプロケット(第1回転輪)30eを軸支して設けた構成である。
前内軸31aと、前外軸31bとには、二段スプロケット32の前内スプロケット(第2回転輪)32aと、後内軸33aに軸支した後内スプロケット33cと、上軸30bのスプロケット30eとには、内補助移送チェン(補助移送チェン)9を掛け渡した構成である。
前記二段スプロケット32の前外スプロケット32b、及び前外スプロケット35と、後外軸33bに軸支した後外スプロケット33d,33dとには、外補助移送チェン10を掛け渡した構成である。
前記内補助移送チェン9の上部内側には、内チェン摺し(チェン摺し部材)34aを設けると共に、下部外側には、内チェン張り(チェン張り部材)34cを設けた構成である。又、外補助移送チェン10の上部内側には、外チェン摺し34bを設けると共に、下部内側には、外チェン張り34dを設けた構成である。
前記エンジン23cには、図5〜図9で示す如くこのエンジン23cのエンジン軸23dに軸支したエンジンプーリ23eと、脱穀機8の前側板8aに設けた支持板8cで支持したカウンタ軸36に軸支したカウンタプーリ36aとには、ベルト36bを掛け渡した構成である。このベルト36bを「入」・「切」する回動自在なテンションアーム36cには、テンションプーリ36dを軸支した構成である。
前記カウンタ軸36を受ける支持板8cと、刈取支持装置6に設けた支持板6aとの間には、図5で示す如く接続板37を設けた構成である。この接続板37には、テンションプーリ36dを切操作したときに、ベルト36bの付き廻りを防止するストッパ装置37aを設けた構成である。
前記ストッパ装置37aは、図8〜図9で示す如くストッパアーム37bにストッパピン37cを固着して設け、このストッパ装置37aを装着する接続板37の所定位置には、丸孔37dと、長孔37eとを設け、これら丸孔37d、及び長孔37e部へストッパアーム37b,37bをボルト、及びナット等により、装着した構成である。この長孔37e部での調節により、ベルト36bの付き廻りを防止する構成である。
これにより、前記カウンタ軸36を軸支する支持板8cと、刈取支持装置6とを接続した接続板37にストッパ装置37aを設けたことにより、ベルト36bの接線方向に調節可能となり、このベルト36bの付き廻りを防止でき、又、このベルト36bの外れを防止することができる。
前記フィードチェン11を受けるチェン摺し13に設けて、このフィードチェン11を開閉操作する支持杆15は、図12で示す如く内・外補助移送チェン9、10の下部に位置させて設け、この支持杆15の前端部に設けた回動軸16を回動中心(イ)として、このフィードチェン11を外方向へ回動させて、開閉自在な構成である。
前記脱穀機8の左側外部には、図11、及び図12で示す如く上・下外カバー38a,38bを設けた構成である。
前記フィードチェン11を開閉操作するときは、上外カバー38aを取り外した後に、回動軸16を回動中心(イ)として、開閉操作する構成であり、この開操作のときは、脱穀機8の下部の送風機8d、及び伝動機構39の一部を覆う、下外カバー38bは装着状態で開操作するが、このときは、この下外カバー38bの上方を支持杆15が通過する構成であり、支持杆15が下カバー38bへ当接しない構成である。
これにより、前記フィードチェン11を開操作したとき、下外カバー38bは脱穀機8の外側へ装着状態であり、支持杆15はこの下外カバー38bの上側を回動移動することにより、この下外カバー38bの破損を防止できる。又、最少限度の部品の取り外しで行うことができ、操作が簡単である。
前記テンション装置40は、図13で示す如く支持パイプケース5の左外側に設けた出力プーリ5bと、伝動ケース29に設けた入力プーリ30cとに掛け渡したベルト30dを「入」・「切」操作するテンションアーム40aの一方側の端部にテンションプーリ40bを軸支して設けた構成であり、他方側の端部は伝動ケース29の外側面へボルト等で装着したテンション受板40cに設けたテンション受軸40dへ挿入して、抜け止めを施し、このテンションアーム40aは回動自在な構成である。
前記脱穀機8の左側に設けた下外カバー38bは、図13で示す如くカバー取付杆41へ装着する構成であり、このカバー取付杆41の前端部は、外補助移送チェン10の移送始端部より、後方に位置させて設けた構成であると共に、このカバー取付杆41の前端近傍部には、取付ステー41a固着し、この取付ステー41aは支持板41bへ固着して設け、この支持板41bはテンション受板40cへボルト、及びナット等で装着した構成である。
これにより、藁屑溜まりを防止できる。又、火災の発生、及びスプロケット32a,32b,35,33c,33d等へ藁の巻き付きが防止できて、内・外補助移送チェン9、10、及び各チェン摺し34a,34bの破損が防止できる。
前記フィードチェン11を受けるチェン摺し13に設けた支持杆15の操作で、このフィードチェン11は開閉すると共に、内・外補助移送チェン9、10を設けた構成であると共に、カバー取付杆41を設けた構成において、支持杆15には、図14で示す如く外補助移送チェン10の移送終端部より、後方に位置させて、支持板15aを固着して設け、この支持板15aには、下外カバー38bを受けるカバー取付杆41に取付ステー42a介して設けた取付板42bを重合させて、ボルト、及びナット等で装着した構成である。
これにより、藁屑溜まりを防止できる。又、火災の発生、及びスプロケット32a,32b,35,33c,33d等への藁の巻き付きが防止できて、内・外補助移送チェン9、10、及びチェン摺し34a,34bの破損が防止できる。
L字形状の前記内補助移送チェン9の内チェン摺し34aの下端部と、外補助移送チェン10の外チェン摺し34bの内側面との間には、図15で示す如く接続板43を固着して設けた構成であり、この接続板43と、刈取支持装置6に装着して設けた支持杆フレーム17との間には、補強杆43aをボルト、及びナット等で装着した構成である。
これにより、前記刈取支持装置6の横側に設けた支持杆フレーム17と、内・外チェン摺し34a,34bを接続した接続板43とには、補強杆43aを設け、接続させたことにより、大幅な強度アップを行うことができた。又、刈取機3から、これら内・外補助移送チェン9、10への穀稈の引継ぎ位置を安定させることができる。
前記伝動ケース29の伝動機構29aの下軸30aに軸支した入力プーリ30cと、支持パイプケース5の伝動機構5aの出力プーリ5bとに掛け渡したベルト30dを「入」・「切」するテンション装置40のテンションアーム40aに軸支したテンションプーリ40bを常に張り状態に支持すべく、図1で示す如く外補助移送チェン10の下側で、テンションアーム40a基部に設けたスプリング受板44aには、スプリング44bを設けると共に、このスプリング44bには、テンションロッド44cを設け、このテンションロッド44cは受具44dへ挿入すると共に、このテンションロット44cの外径部で、受具44dの外側面位置には、ナット44eを螺挿入して設けて、このテンションプーリ40bの位置を調節可能として、ベルト30dの張り状態を調節可能とした構成である。
前記スプリング44bと、テンションロッド44cとの接続部、及び受具44dの位置は、図1で示す如く外補助移送チェン10を保持する外チェン摺し34bの後端部より、所定距離(L)後方へ位置させて設けた構成であると共に、これらスプリング44b、及びテンションロッド44cは後方下部へ傾斜させて設けた構成である。
これにより、外補助移送チェン10から移送中に落下する藁屑の堆積を防止できる。
前記脱穀機8の穀稈が供給される供給口部45aの入口漏斗45の下側には、図16、及び図17で示す如くゴム材、又は樹脂材等よりなるシール46を設けた構成である。
前記シール46は入口漏斗45の下部から、刈取支持装置6の内側面へ装着して設けた支持板47との間は、略直線的に形成すべくこの支持板47へボルト、及びナットで装着すると共に、このシール46の装着部の下側は適宜に垂れ下がった状態に設けた構成である。
これにより、前記刈取機3を上下移動させたときであっても、シール46のたくれを防止できると共に、このシール46で落下する藁屑はスムーズに下部へ流下させて、圃場へ排出できる。
2 走行車台(車台)
3 刈取機
4 支持杆
5 支持パイプケース
5a 伝動機構(第2伝動機構)
5b 出力プーリ(出力回転輪)
6 刈取支持装置
7 刈刃装置
7a 引起装置
8 脱穀機
8a 走行クローラ(クローラ)
9 内補助移送チェン(補助移送チェン)
11 フィードチェン
12 挟持杆
18 走行装置
18a 走行クローラ(クローラ)
19 穀粒貯留タンク
24 穀稈掻込移送装置
24e 供給移送装置
26b 分草体
29 伝動ケース
30a 下軸(入力軸)
30b 上軸(軸)
30c 入力プーリ(入力回転輪)
30d ベルト(帯体)
30e スプロケット(第1回転輪)
31a 軸
32a 前内スプロケット(第2回転輪)
34a 内チェン摺し(チェン摺し部材)
34c 内チェン張り(チェン張り部材)

Claims (1)

  1. 車台(2)の下側に左右のクローラ(18a)を備えた走行装置(18)を設け、車台(2)の前側に刈取機(3)を設け、車台(2)の上側に脱穀機(8)を設け、該脱穀機(8)の右側には穀粒貯留タンク(19)を設けたコンバインにおいて、刈取機(3)の下部から後方上部へ向けて傾斜させて設けた支持杆(4)の上端部に、該刈取機(3)の上下回動支点となる左右方向の支持パイプケース(5)を設け、該支持パイプケース(5)を車台(2)の上側に設けた刈取支持装置(6)で上下回動自在に支持し、刈取機(3)に、穀稈を分離する分草体(26b)と、分草された穀稈を引起す引起装置(7a)と、引起された穀稈を掻込み移送する穀稈掻込移送装置(24)と、掻き込まれた穀稈を刈取る刈刃装置(7)と、刈取られた穀稈を移送する供給移送装置(24e)とを設け、該供給移送装置(24e)の後側と脱穀機(8)との間に、該脱穀機(8)に備えるフィードチェン(11)の内側に配置した補助移送チェン(9)を設け、供給移送装置(24e)で移送された穀稈を該補助移送チェン(9)で引継ぎ移送してフィードチェン(11)と挟持杆(12)に受け渡す構成とし、脱穀機(8)側に支持した入力軸(30a)に入力回転輪(30c)を設け、支持パイプケース(5)内の第2伝動機構(5a)の外側には出力回転輪(5b)を設け、該出力回転輪(5b)と入力回転輪(30c)とに帯体(30d)を掛け渡し、前記入力軸(30a)への入力によって駆動される軸(30b)に第1回転輪(30e)を設け、該第1回転輪(30e)と前側の軸(31a)に備えた第2回転輪(32a)とに補助移送チェン(9)を掛け渡したことを特徴とするコンバイン。
JP2009156300A 2009-06-30 2009-06-30 コンバイン Expired - Fee Related JP4670982B2 (ja)

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