JP4277418B2 - コンバイン - Google Patents
コンバイン Download PDFInfo
- Publication number
- JP4277418B2 JP4277418B2 JP2000126408A JP2000126408A JP4277418B2 JP 4277418 B2 JP4277418 B2 JP 4277418B2 JP 2000126408 A JP2000126408 A JP 2000126408A JP 2000126408 A JP2000126408 A JP 2000126408A JP 4277418 B2 JP4277418 B2 JP 4277418B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- chain
- auxiliary
- feed
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Harvester Elements (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンバインに関し、刈取機の移送終端部の供給移送チエンから刈取り穀稈を引継ぎする脱穀機のフィードチエンと、該供給移送チエンとの間で、該供給移送チエンの移送終端部の外側下部に移送始端部を位置させて補助移送チエンを設けた技術であり、コンバインの穀稈移送装置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台前部の刈取機の刈刃装置で穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈の株元側、及び穂先側を移送する各移送チエンと、扱深移送チエンと、供給移送チエン等で後方上部へ順次移送され、この供給移送チエンから脱穀機のフィードチエンと挟持杆とへ穀稈は引継ぎされ、これらフィードチエンと挟持杆とで脱穀機内を挟持移送中に脱穀され、このコンバインへ脱穀済みで選別済みの穀粒は一時貯留される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
刈取機の移送終端部の供給移送チエンから供給される穀稈を脱穀機のフィードチエンと挟持杆とで引継ぎするときに、穀稈のこぼれが発生したり、又、引継ぎ姿勢が乱れることが発生していたが、この発明により、これらの問題点を解決しようとするものである。また併せて搬送装置のコスト低減を図る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このために、この発明は、走行車台(2)前側の刈取機(3)で刈取りした刈取り穀稈を移送する移送終端部に位置する供給移送チエン(8a)と、該供給移送チエン(8a)の移送終端部の外側下方に移送始端部を位置させた脱穀機(9)のフィードチエン(10)と、該脱穀機(9)の前側で該供給移送チエン(8a)と該フィードチエン(10)との間に位置させて前後方向の補助移送チエン(37,38)を設けたコンバインにおいて、伝動機構(20c)を内装した支持パイプ杆(20a)を回動中心として前記刈取機(3)を支持装置(20b)に対して回動自在に設け、前記支持装置(20b)と脱穀機(2)との間に接続プレート(29)を設け、この接続プレート(29)の外側面に伝動ケース(30)を設け、この伝動ケース(30)には前記支持パイプ杆(20a)内の伝動機構(20c)から動力を入力する構成とし、前記伝動ケース(30)の側方に突出する出力軸(32)には駆動側のプーリ(32b)を設けると共に、この伝動ケース(30)に設けた支持アーム(30a)の前端部に設けた前支持軸(35a)には被動側のプーリ(35b)を設け、両プーリ(32b,35b)間をベルト(34c)掛け伝動し、前記前支持軸(35a)の軸端部に設ける前補助スプロケット(35c)と前記支持アーム(30a)の後端部の後支持軸(36a)に設ける後補助スプロケット(36b)との間に補助移送チェン(37,38)を掛け渡して設け、この補助移送チェン(37,38)のチェンプレート(37a,38a)の穀稈を移送する穀稈移送作用部と前記フィードチェン(10)のチェンプレート(10b)の穀稈を移送する穀稈移送作用部とを重合状態に構成したことを特徴とするコンバインの構成とする。
【0005】
【発明の作用】
コンバインで立毛穀稈の収穫作業は、このコンバインの走行車台2前部の刈取機3の刈刃装置で穀稈は刈取りされ、この刈取り穀稈の株元側、及び穂先側を移送する各移送チエンと、扱深移送チエンと、供給移送チエン8a等で後方上部へ移送され、この供給移送チエン8aから、この供給移送チエン8aの移送終端部の外側下部に移送始端部を位置させ設けた脱穀機9のフィードチエン10、及び挟持杆と、該脱穀機9の前側で、該供給移送チエン8aと該フィードチエン10との間で、該フィードチエン10の移送始端部近傍に移送始端部を位置させて設けた補助移送チエン37,38とで引継ぎされて移送され、該脱穀機9内をこれらフィードチエン10と挟持杆とで挟持移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、このコンバインへ一時貯留される。
【0006】
この収穫作業中は前記供給移送チエン8aで移送される穀稈を補助移送チエン37,38で引継ぎ、移送終端部からフィードチェン10の移送始端部側に引継がれる。
【0007】
【発明の効果】
この発明によると、前記フィードチエン10の移送始端部側と、補助移送チエン37,38の移送終端部とは、重合する構成としたことにより、穀稈の引継ぎが良好となり、穀稈引継ぎ部で穀稈のこぼれを防止することができる。又、この構成により、該補助移送チエン37,38の内側には、従来は内補助移送チエンを設置していたが、これを廃止することができて、コスト低減になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。コンバイン1の走行車台2の前部に設けた刈取機3は、前方下部から後方上部へ順次に、立毛穀稈を掻込する掻込移送装置4と、この掻込みした穀稈を刈取る刈刃装置5と、刈取り穀稈を移送する穀稈移送装置6と、該穀稈移送装置6から引継ぎした刈取り穀稈を移送、及び扱ぎ深さを調節する扱深調節移送装置7と、該扱深調節移送装置7から引継ぎした刈取り穀稈を移送する供給移送装置8とを設け、この供給移送装置8で移送された穀稈は、該走行車台2上側に載置した脱穀機9のフィードチエン10、及び挟持杆10aと、該供給移送装置8の供給移送チエン8aと該フィードチエン10との間で、該脱穀機9の前側に設けた補助移送チエン11とで引継ぎして移送する構成である。これら供給移送チエン8aと、補助移送チエン11と、フィードチエン10等を主に図示して説明する。
【0009】
前記刈取機3の供給移送装置8の供給移送チエン8aで移送される刈取り穀稈は、フィードチエン10、及び挟持杆10aと、補助移送チエン11とで引継ぎされて移送され、これらフィードチエン10と挟持杆10aとで、脱穀機9内を挟持移送中に脱穀する構成である。
【0010】
前記コンバイン1の走行車台2の下側には、土壌面を走行する左右一対の走行クローラ12aを張設した走行装置12を配設し、該走行車台2の上側に載置した脱穀機9の平面視右横側には、脱穀済みで選別済みの穀粒を回収して、一時貯留する穀粒貯留タンク13を装着した構成である。
【0011】
前記穀粒貯留タンク13の後側には、この穀粒貯留タンク13内に貯留した穀粒を機外へ排出する縦移送螺旋14aを内装した排出支持筒14を略垂直姿勢で回動自在に支承して設け、この排出支持筒14の上端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外へ穀粒を排出する排出螺旋15aを収縮自在に内装した排出オーガ15を収縮自在、上下回動自在、左右旋回自在に配設した構成である。
【0012】
前記脱穀機9側の前部には、操作室ケース16aで操作室16を形成した構成である。この操作室16内には、コンバイン1の各部を操作、調節、始動、及び停止操作する操作装置17と、操縦者が搭乗する操縦席17a等を設け、この操縦席17aの下部で走行車台2の上側面には、エンジン18を載置すると共に、後方には、穀粒貯留タンク13を配設した構成である。これら刈取機3と、脱穀機9と、走行装置12と、エンジン18等により、コンバイン1の機体1aを構成している。
【0013】
前記刈取機3の供給移送装置8により、形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移送される刈取り穀稈に接触作用することにより、脱穀機9へ穀稈の有無を検出する穀稈センサ3aを設けた構成である。走行車台2の前端部に装架した走行用のミッションケース19内の伝動経路中には、その出力回転数に基づく走行車速を検出する車速センサ19aを設けた構成である。
【0014】
前記刈取機3は、図5、図6、及び図10で示す如く前方下部から後方上部へ傾斜する支持杆20を設け、この支持杆20の上端部には、伝動機構20cを内装した支持パイプ杆20aを左右方向に設け、この支持パイプ杆20aは走行車台2上側に設けた支持装置20bで、この支持パイプ杆20aを回動中心として、回動自在に支持した構成である。
【0015】
前記刈取機3は油圧駆動による伸縮シリンダ3bの作動により、支持パイプ杆20aを回動中心として、この刈取機3は土壌面に対して昇降自在に回動する構成である。前記刈取機3は、図5、図6、及び図10で示す如く前先端部位置から順次に、立毛穀稈を分離するナローガイド21a、及び各分草体21bと、分離した穀稈を引起す各引起装置22と、引起した穀稈の株元側を掻込する各掻込スターホイル4aと、穂先側を掻込する各掻込ラグ付ベルト4b等よりなる掻込移送装置4と、掻込みした穀稈を刈取る刈刃装置5と、刈取られた穀稈の株元側を移送する各株元移送チエン6aと、穂先側を移送する各移送ラグ付チエン6bと、各移送用挟持杆6c等よりなる穀稈移送装置6と、移送する穀稈の稈長等により、脱穀機9へ供給する穀稈の供給深さを調節する回動メタル7aを回動中心として、扱深移送チエン7bを上下回動移動させる正逆回転用の扱深モータ7cと、該扱深移送チエン7bに対向させて設けた挟持杆7d等よりなる扱深調節移送装置7と、移送終端部の平面視略3角形状に形成した供給移送チエン8aと、この供給移送チエン8aに対向させて設けた移送用挟持杆8b等よりなる供給移送装置8を設けた構成である。この供給移送装置8の供給移送チエン8aは穀稈の稈長により、手動で変形可能な構成である。
【0016】
前記穀稈移送装置6の上側には、移送される穀稈が長稈であるか、又は短稈であるかを検出する長稈検出杆23a、及び短稈検出杆23bを設け、これら長・短稈検出杆23a,23bの作動を検出するON−OFFスイッチ方式の各検出スイッチ(図示せず)等よりなる長短稈センサ23を設けた構成である。
【0017】
前記脱穀機9の平面視左側には、図1〜及び図4で示す如く刈取機3の移送終端部に設けた供給移送チエン8aと移送用挟持杆8bとの間に挟持して移送する穀稈を引継ぎして移送するフィードチエン10、及び挟持杆10aと、この脱穀機9の前側で、これら供給移送チエン8aとフィードチエン10との間には、前後方向に補助移送チエン11を設けた構成である。
【0018】
前記フィードチエン10の移送始端部の前スプロケット24aを軸支する前スプロケット軸24cは、図1、図3、図4で示す如く側面視供給移送装置8の供給移送チエン8aの移送終端部の下方で、平面視は該供給移送チエン8aの外側(左側)で、脱穀機9の左側前部に位置させて設けた構成である。又、移送終端部の後スプロケット24bを軸支する後スプロケット軸24dは、側面視脱穀機9の後端部の後側で、上下方向はこの脱穀機9の扱き口9aの下側に位置させて設け、このフィードチエン10はこれら前・後スプロケット24a,24b,及びチエン摺し9bに前後方向に掛け渡した構成である。このフィードチエン10は該後スプロケット24bを主回転駆動部側とし、前側の該前スプロケット24aは従動側とした構成である。
【0019】
前記フィードチエン10の移送始端部は、下方へ大きく湾曲させると共に、移送終端部へ向けて順次上り傾斜して設けた構成である。前記補助移送チエン11は、図1〜図4で示す如く、この補助移送チエン11の移送始端部をフィードチエン10の移送始端部の近傍へ近接させるべく、前スプロケット軸24cに前補助スプロケット25aを軸支して設け、補助チエン摺し25dで軸支して設けた後補助スプロケット軸25cには、後補助スプロケット25bを軸支して設け、この補助移送チエン11はこれら前・後補助スプロケット25a,25b,及び補助チエン摺し25dに前後方向に掛け渡した構成であり、脱穀機9の前側で、供給移送チエン8aとフィードチエン10との間に位置させて設けた構成である。この補助移送チエン11の穀稈移送作用部の前後方向略中央部は、供給移送装置8の該供給移送チエン8aに近接すべく上方へ凸形状(イ)に形成し、該補助移送チエン11の穀稈移送作用部は、側面視フィードチエン10の穀稈移送作用面より、中央部へ向けて前後両端部より、順次高く形成した構成である。
【0020】
前記供給移送チエン8aと、補助移送チエン11と、フィードチエン10とのこれら3者は、図2で示す如く穀稈を引継ぎする箇所の穀稈移送作用部は、正面視略同一線上に位置すべく該補助移送チエン11を設けた構成である。この補助移送チエン11により、刈取機3から脱穀機9への穀稈の引継ぎを良好にして、穀稈のこぼれを防止し、又、前スプロケット軸24cに前スプロケット24a、及び前補助スプロケット25aを軸支して設けて、伝動構成を簡単にし、更に該補助移送チエン11を供給移送チエン8aに近接させて、短稈で少量の穀稈を引継ぎのときであっても、良好な引継ぎができる構成である。
【0021】
前記ナローガイド21bは、図7、及び図8で示す如く先端部は分草体21bの分草パイプ21cに回動自在に設けた回動パイプ26aに固着して設けると共に、このナローガイド21bの後端部は大きな半径(ロ)で円形状に形成し、先端部には、回動軸26bを固着して設け、この回動軸26bの先端部は円形状(ハ)に形成し、この円形状(ハ)部を脱穀機9の左外側面の前後両側にボルト等で装着して設けた支持板27bに固着して設けたガイド27へ挿入して、これら回動パイプ26a部と回動軸26bの円形状(ハ)部とにより、該ナローガイド21aを折り畳み自在な構成である。収穫作業以外のときは、該脱穀機3側へ折り畳み閉状態に操作する構成であり、又、収穫作業のときには、該ナローガイド21aを開状態に操作し、立毛穀稈を分離する構成である。26cは補強部材である。
【0022】
前記の収穫作業のときに、前記ナローガイド21aが下方へ向けて垂下りを防止するために、ガイド27には、図7、及び図8で示す如くプレート27aを固着して設け、このプレート27aでナローガイド21aの回動軸26bを受け、このナローガイド21aの垂下りを防止する構成である。該ガイド27に該プレート27aを設けたことにより、該ナローガイド21aの垂下りが防止できて、走行クローラ12aで未刈取り側の立毛穀稈の踏み付けを防止する構成である。後端部を大きな半径(ロ)で円形状にしたことにより、フィードチエン10部から落下する藁屑、及び藁等の引掛りを防止すると共に、分離した穀稈の脱粒を防止する構成である。
【0023】
前記ガイドパイプ28の外径の円周部には、図11〜図13で示す如く前後両端部に複数本の切溝28aを設け、前後両側のこの切溝28aへ各支持板27bを挿入して、脱穀機9の左外側面へこの各支持板27bをボルト等によって、装着することにより、ナローガイド21aを上下方向任意の位置へ装置する構成である。このナローガイド21aの回動軸26bは、該ガイドパイプ28に設けたプレート27aで支持する構成である。
【0024】
前記支持パイプ杆20aを支持する支持装置20bと、脱穀機9の前側板9cの折曲部9dとの間には、図14、及び図15で示す如く接続プレート29を設け、この接続プレート29の外側面には、伝動ケース30を設け、この伝動ケース30には、入力軸31と、出力軸32と、中間軸33とを設けた構成である。
【0025】
前記入力軸31の一方側の軸端部に設けた入力プーリ31aと、支持パイプ杆20aに内装した伝動機構20cの軸端部に設けたプーリ20dとには、ベルト34aを掛け渡して、伝動ケース30へ動力を入力する構成である。前記伝動ケース30の入力軸31の他方側の軸端部に設けたスプロケット31bと、中間軸33の一方側の軸端部に設けたスプロケット33aとには、チエン34bを掛け渡した構成である。該中間軸33の他方側の軸端部に設けたギヤー33bと、出力軸32の一方側の軸端部に設けたギヤー32aとは噛合する構成である。
【0026】
前記伝動ケース30の出力軸32の他方側の軸端部に設けたプーリ32bと、この伝動ケース30に突出させて設けた支持アーム30aの前端部には、前支持軸35aを設け、この前支持軸35aの基部側に設けたプーリ35bとには、ベルト34cを掛け渡した構成である。このベルト34cの上側には、落下する藁、及び藁屑等の巻き付きを防止するカバー34dを設けた構成である。
【0027】
前記前支持軸35aの軸端部に設けた前補助スプロケット35cと、伝動ケース30の支持アーム30aの後端部には、後支持軸36aを設け、この後支持軸36aに設けた後補助スプロケット36bとには、補助移送チエン37を掛け渡した構成である。
【0028】
前記補助移送チエン37のチエンプレート37aの穀稈を移送する穀稈移送作用部と、フィードチエン10のチエンプレート10bの穀稈を移送する穀稈移送作用部とは、図14、及び図15で示す如く該補助移送チエン37は、平面視右側へ若干移動させて、重合状態に構成した構成である。これら補助移送チエン37のチエンプレート37a,37a間の全幅と、フィードチエン10のチエンプレート10b,10b間の全幅とは、略同じ幅に形成した構成である。これら補助移送チエン37の移送終端と、フィードチエン10の移送始端とは、脱穀機3の前側板9cの前方部に位置させた構成である。
【0029】
前記補助移送チエン37は、上述とは逆に平面視左側へ若干移動させて、重合状態に形成する構成とするもよい。(前述とは逆構成である。)
これにより、前記フィードチエン10の移送始端部側と、補助移送チエン37の移送終端部とは、重合する構成としたことにより、穀稈の引継ぎが良好となり、穀稈引継ぎ部で穀稈のこぼれを防止することができる。又、この構成により、該補助移送チエン37の内側には、従来は内補助移送チエンを設置していたが、これを廃止することができて、コスト低減になる。
【0030】
図16,17で示す補助移送チエン38のチエンプレート38a,38a間の全幅は、フィードチエン10のチエンプレート10b,10b間の全幅より、狭幅に構成して、この補助移送チエン38の移送終端部側は、該フィードチエン10の移送始端部内へ挿入して、重合させた構成である。この重合する補助移送チエン38は、車速センサ19aが検出する走行装置12の走行車速により、回転速度を制御する構成である。走行車速が高速度のときは、該補助移送チエン38の回転速度は高回転速度に制御する構成である。又、走行車速が低速度のときは、該補助移送チエン38の回転速度は低回転速度に制御する構成である。
【0031】
前記フィードチエン10と補助移送チエン38とは、平面視略一直線上に配設した構成である。
これにより、前記補助移送チエン38の移送終端部をフィードチエン10の移送始端部内へ挿入して重合させたことにより、穀稈の引継ぎが良好となり、穀稈引継ぎ部で穀稈のこぼれを防止することができる。又、この構成により、該補助移送チエン38の内側には、従来は内補助移送チエンを設置していたが、これを廃止することができて、コスト低減になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 補助移送チエンの移送始端部の拡大側面図
【図2】 補助移送チエン部の拡大正面図
【図3】 補助移送チエン部の拡大側面図
【図4】 補助移送チエン部の拡大平面図
【図5】 刈取機の拡大側面図
【図6】 刈取機の拡大平面図
【図7】 ナローガイド部の拡大側面図
【図8】 ナローガイド部の拡大背面図
【図9】 ナローガイド取付部の拡大側面図
【図10】 コンバインの全体側面図
【図11】 他の実施例を示す図で、ナローガイドの一部の拡大側面図
【図12】 他の実施例を示す図で、ナローガイド部の拡大側面図
【図13】 他の実施例を示す図で、ナローガイド部の拡大背面図
【図14】 本発明の実施例を示す図で、補助移送チエン部の拡大平面図
【図15】 本発明の実施例を示す図で、補助移送チエン部の拡大側面図
【図16】 本発明の実施例を示す図で、補助移送チエン部の拡大側面図
【図17】 本発明の実施例を示す図で、補助移送チエン部の拡大平面図
【符号の説明】
2 走行車台
3 刈取機
8a 供給移送チエン
9 脱穀機
10 フィードチエン
11 補助移送チエン
イ 凸形状
20a 支持パイプ杆
20b 支持装置
20c 伝動機構
29 接続プレート
30 伝動ケース
30a 支持アーム
32 出力軸
32b プーリ
34c ベルト
35a 前支持軸
35b プーリ
35c 前補助スプロケット
36a 後支持軸
36b 後補助スプロケット
37 補助移送チェン
38 補助移送チェン
Claims (1)
- 走行車台(2)前側の刈取機(3)で刈取りした刈取り穀稈を移送する移送終端部に位置する供給移送チエン(8a)と、該供給移送チエン(8a)の移送終端部の外側下方に移送始端部を位置させた脱穀機(9)のフィードチエン(10)と、該脱穀機(9)の前側で該供給移送チエン(8a)と該フィードチエン(10)との間に位置させて前後方向の補助移送チエン(37)を設けたコンバインにおいて、伝動機構(20c)を内装した支持パイプ杆(20a)を回動中心として前記刈取機(3)を支持装置(20b)に対して回動自在に設け、前記支持装置(20b)と脱穀機(2)との間に接続プレート(29)を設け、この接続プレート(29)の外側面に伝動ケース(30)を設け、この伝動ケース(30)には前記支持パイプ杆(20a)内の伝動機構(20c)から動力を入力する構成とし、前記伝動ケース(30)の側方に突出する出力軸(32)には駆動側のプーリ(32b)を設けると共に、この伝動ケース(30)に設けた支持アーム(30a)の前端部に設けた前支持軸(35a)には被動側のプーリ(35b)を設け、両プーリ(32b,35b)間をベルト(34c)掛け伝動し、前記前支持軸(35a)の軸端部に設ける前補助スプロケット(35c)と前記支持アーム(30a)の後端部の後支持軸(36a)に設ける後補助スプロケット(36b)との間に補助移送チェン(37,38)を掛け渡して設け、この補助移送チェン(37,38)のチェンプレート(37a,38a)の穀稈を移送する穀稈移送作用部と前記フィードチェン(10)のチェンプレート(10b)の穀稈を移送する穀稈移送作用部とを重合状態に構成したことを特徴とするコンバイン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126408A JP4277418B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | コンバイン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000126408A JP4277418B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | コンバイン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001299051A JP2001299051A (ja) | 2001-10-30 |
JP4277418B2 true JP4277418B2 (ja) | 2009-06-10 |
Family
ID=18636192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000126408A Expired - Fee Related JP4277418B2 (ja) | 2000-04-26 | 2000-04-26 | コンバイン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4277418B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4952571B2 (ja) * | 2007-12-26 | 2012-06-13 | 井関農機株式会社 | 多条刈りコンバイン |
JP5696844B2 (ja) * | 2011-03-28 | 2015-04-08 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
2000
- 2000-04-26 JP JP2000126408A patent/JP4277418B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001299051A (ja) | 2001-10-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4277418B2 (ja) | コンバイン | |
JP2002125441A (ja) | コンバインの穀稈移送装置 | |
JP4670155B2 (ja) | コンバイン | |
JP4259085B2 (ja) | コンバイン | |
JP4868069B2 (ja) | コンバイン | |
JP4576806B2 (ja) | コンバイン | |
JP4126829B2 (ja) | コンバイン | |
JP4816804B2 (ja) | コンバイン | |
JP4670945B2 (ja) | コンバイン | |
JP4277419B2 (ja) | コンバイン | |
JP4277413B2 (ja) | コンバイン | |
JP4670988B2 (ja) | コンバイン | |
JP4158305B2 (ja) | コンバイン | |
JP4081951B2 (ja) | コンバイン | |
JP4524531B2 (ja) | コンバイン | |
JP4904771B2 (ja) | コンバイン | |
JP4085709B2 (ja) | コンバインの穀稈移送装置 | |
JP3573533B2 (ja) | 普通形コンバイン | |
JP4110704B2 (ja) | コンバイン | |
JP4110705B2 (ja) | コンバイン | |
JP2004215620A (ja) | 汎用コンバインのロ−クロップ装置 | |
JP4670982B2 (ja) | コンバイン | |
JP3829328B2 (ja) | コンバイン | |
JP2004254527A (ja) | コンバインの穀稈移送制御装置 | |
JP2005160383A (ja) | コンバインの穀稈引起装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060327 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080611 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080708 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080908 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090217 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090302 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120319 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150319 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |