JP2009004509A - 露光装置およびデバイス製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】投影光学系の非点収差の少なくとも2つの成分をより高精度に調整することができる露光装置を提供する。
【解決手段】露光装置は、第1光学素子11aを駆動する第1駆動機構12aと、第2光学素子11bを駆動する第2駆動機構12bと、投影光学系4の非点収差が調整されるように第1駆動機構12aおよび第2駆動機構12bを制御する制御部24とを備える。第1駆動機構12aによって第1光学素子12aが駆動されることによる非点収差の第1次数成分の変化量と該非点収差の第2次数成分の変化量との比率は第1比率であり、第2駆動機構12bによって第2光学素子12bが駆動されることによる非点収差の第1次数成分の変化量と該非点収差の第2次数成分の変化量との比率は第1比率と異なる第2比率である。
【選択図】図3
【解決手段】露光装置は、第1光学素子11aを駆動する第1駆動機構12aと、第2光学素子11bを駆動する第2駆動機構12bと、投影光学系4の非点収差が調整されるように第1駆動機構12aおよび第2駆動機構12bを制御する制御部24とを備える。第1駆動機構12aによって第1光学素子12aが駆動されることによる非点収差の第1次数成分の変化量と該非点収差の第2次数成分の変化量との比率は第1比率であり、第2駆動機構12bによって第2光学素子12bが駆動されることによる非点収差の第1次数成分の変化量と該非点収差の第2次数成分の変化量との比率は第1比率と異なる第2比率である。
【選択図】図3
Description
露光装置およびそれを利用したデバイス製造方法に関する。
半導体デバイス等のデバイスを製造するためのリソグラフィー工程において、パターンを有する原版(レチクル)のパターンを投影光学系で基板(ウエハ)に投影して該基板を露光する露光装置が使用される。高集積のデバイスを製造するためには、投影光学系の収差を小さく抑える必要がある。
しかしながら、投影光学系は、基板の露光の際に、露光負荷(熱)を受けて、それを構成する光学素子が変形する。その結果、光軸上で像のずれ、例えば全面非点収差が発生する場合がある。非点収差とは、軸外の1点から出た光が、レンズを通過した後に後に1点に集まらず、前後にずれた互いに直交する2本の線になってしまう収差である。非点収差がある場合、ホールの形状がデフォーカスにより変化してしまう。そこで、非点収差を補正するための補正機構が提案されている。
特開2000−147232号公報
図1は、非点収差の補正機構におけるC5項とC12項との関係を例示する図である。横軸は、zernike収差のC5項(低次成分)の変化量、縦軸はC12項(高次成分)の変化量である。ここで、C5項とC12項は、C5項が決まればC12項が決まり、C12項が決まればC5項が決まる従属関係にある。
補正すべき収差量の低次成分と高次成分との比率が補正機構の敏感度の低次成分と高次成分との比率に近ければ、投影光学系の収差を高精度に補正することができる。しかし、比率が大きく違う場合には、低次収差を高精度に補正しようとすると高次収差が悪化し、逆に高次収差を高精度に補正しようとした場合、低次収差が悪化する。露光熱によって発生する非点収差は、低次成分と高次成分との比率が使用される照明条件によって様々であるので、一つの非点収差補正機構では全ての照明条件を高精度に補正することが困難であった。
本発明は、上記の課題認識を契機としてなされたものであり、例えば、投影光学系の非点収差の少なくとも2つの成分をより高精度に調整することができる露光装置を提供することを目的とする。
本発明は、基板を露光する露光装置に関する。前記露光装置は、第1光学素子および第2光学素子を含み、原版のパターンを基板に投影する投影光学系と、前記第1光学素子を駆動する第1駆動機構と、前記第2光学素子を駆動する第2駆動機構と、前記投影光学系の非点収差が調整されるように前記第1駆動機構および前記第2駆動機構を制御する制御部とを備える。ここで、前記第1駆動機構によって前記第1光学素子が駆動されることによる前記非点収差の第1次数成分の変化量と前記非点収差の第2次数成分の変化量との比率は第1比率であり、前記第2駆動機構によって前記第2光学素子が駆動されることによる前記非点収差の第1次数成分の変化量と前記非点収差の第2次数成分の変化量との比率は前記第1比率と異なる第2比率である。
本発明によれば、投影光学系の非点収差の少なくとも2つの成分をより高精度に調整することができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
図3は、半導体デバイス、液晶デバイス等のデバイスを製造するための露光装置の概略構成を示す図である。図3に示す露光装置100において、照明光学系1は、デバイスパターンが形成された原版(レチクル)2を照明光で照明する。照明系1は、絞り9を含む。駆動機構10は、絞り9の開口の大きさ及び形状を変更する機能を有する。これにより、有効光源分布を変更することができる。
原版2は、原版ステージ(レチクルステージ)3によって保持された状態で原版ステージ駆動機構によって駆動される。原版2のパターンは、投影光学系4で基板(ウエハ)5に投影され、これによって基板5が露光される。基板5は、基板チャック6によって保持される。基板チャック6は、基板ステージ7の上に搭載されていて、基板5の高さ位置を調整する機構を含む。基板ステージ7は、基板ステージ駆動機構によって駆動される。
投影光学系4は、複数の光学素子(レンズ、ミラー)を含んで構成されうる。投影光学系4は、複数の光学素子の一部として、第1光学素子11aおよび第2光学素子11bを含む。第1光学素子11aおよび第2光学素子11bは、投影光学系4の瞳の近傍に配置されることが好ましい。露光装置100は、第1光学素子11aを駆動する第1駆動機構12aおよび第2光学素子11bを駆動する第2駆動機構12bを備えている。露光装置100は、更に、投影光学系4の非点収差が調整されるように第1駆動機構12aおよび第2駆動機構12bを制御する制御部24を備える。制御部24は、投影光学系4の非点収差の第1次数成分(低次成分)および第2次数成分(高次成分)の双方が目標範囲内に調整されるように、第1駆動機構12aおよび第2駆動機構12bを制御する。
第1光学素子11aは、第1駆動機構12aによって駆動されることによって変形し、即ち面形状が変化し、これによって投影光学系4の非点収差が変化する。第2光学素子11bは、第2駆動機構12bによって駆動されることによって変形し、即ち面形状が変化し、これによって投影光学系4の非点収差が変化する。
投影光学系4は、その瞳の位置に絞り13を有し、絞り13は、照明光学系1の絞り9と光学的に共役な位置にあり、開口が可変である。駆動機構14は、絞り13の開口の大きさ(すなわち、NA)を変更する機能を有する。
露光装置100は、基板5の高さ位置(光軸25に沿った方向における位置)を検出するために面位置検出器を備えている。面位置検出器は、投光器15および受光器16を含む。投光器15から出射され基板5の表面で反射された光束は、受光器16の受光面に入射する。受光器16の出力は、処理部17に提供され、処理部17は、受光器16の受光面への光束の入射位置に応じて基板5の高さ位置を検出する。
ステージ7の位置は、ステージ7に固定された反射鏡18を使って、レーザー干渉計19によって検出される。駆動部20は、レーザー干渉計19に基づいてステージ7の位置をフィードバック制御する。駆動部20は、更に、処理部17によって得られた基板の高さ情報に基づいて、基板5の表面が投影光学系4の像面に一致するように基板チャック6を制御する。
以下、投影光学系4の非点収差の補正について説明する。第1駆動機構12aによる第1光学素子11aの変形および第2駆動機構12bによる第2光学素子11bの変形は、次のような構成によってなされうる。
第1光学素子11aおよび第2光学素子11bは、それらの外周部の複数点で第1支持部材によって支持されうる。光学素子11a、11bは、例えば、第1支持部材によって、180°の角度を隔てて配置された2つの点と、どちらか一方の点から重力方向に少し離れた点で支持されうる。或いは、光学素子11a、光学素子11bは、第1支持部材によって、第1の点と、その第1の点に対して120°以上180°未満の角度を隔てた第2の点で支持されうる。或いは、光学素子11a、光学素子11bは、第1支持部材によって、互いに90°の角度を隔てた3つの点で支持されうる。
第1支持部材は、第2支持部材によって支持される。第1光学素子11aを支持する第1支持部材と該第1支持部材を支持する第2支持部材との間に1又は複数箇所に、第1駆動機構12aが配置される。同様に、第2光学素子11bを支持する第1支持部材と該第1支持部材を支持する第2支持部材との間に1又は複数箇所に、第2駆動機構12bが配置される。
各駆動機構12a、12bは、内部の圧力によって体積が変化する気密室と、気密室の内部の圧力を制御する圧力制御部と、気密室の内部の圧力変化による力を受けて、光学素子11a、11bに力を与える梃子部材とを含みうる。以上の構成によると、光学素子11a、11bに自重変形に起因する2θ変形を発生させることができ、自重変形した個所に対して反重力方向に力を調整できる駆動機構12a、12bを設けることでアクティブに非点収差を調整することができる。なお、光学素子の面を変形させることによって非点収差を補正する例を挙げたが、これは一例であり、他のあらゆる方法を採用することができる。
なお、以下では、第1光学素子11aおよび第1駆動機構12aで構成される非点収差補正機構を第1非点収差補正機構と呼ぶ。また、第2光学素子11bおよび第2駆動機構12bで構成される非点収差補正機構を第2非点収差補正機構と呼ぶ。
図2は、2つの非点収差補正機構におけるC5項とC12項との関係を例示する図である。横軸は、zernike2Θ成分におけるC5項(低次或いは第1次数の非点収差)の敏感度(変化量)、縦軸はzernike2Θ成分におけるC12項(高次或いは第2次数の非点収差)の敏感度(変化量)である。
第1非点収差補正機構が発生する非点収差(C5項、C12項)をC51、C121とする。第2非点収差補正機構が発生する非点収差(C5項、C12項)をC52、C122とする。補正ターゲットの非点収差をC5k、C12kとし、光学素子11a、11bの変形量をα、β(自重変形を1とする)と定義する。
補正ターゲットと非点収差補正機構の敏感度との関係は、(1)式で表すことができる。右辺の行列部分は既知であるので、(1)式を解いてα、βを算出すれば、補正ターゲットの非点収差を発生させために必要な光学素子11a、11bの必要変形量を得ることができる。ここで、第1非点収差補正機構が発生する非点収差のC51(第1次数成分)の変化量とC121(第2次数成分)の変化量との比率を第1比率とする。また、第2非点収差補正機構が発生する非点収差のC52(第1次数成分)の変化量とC122(第2次数成分)の変化量との比率を第2比率とする。この場合、第1比率と第2比率とが異なる場合に、(1)式を解くことができる。また、第1比率と第2比率とは符号が異なることが好ましい。第1比率と第2比率は、補正ターゲットを満足するように、決定される。
(1)式から分かるように、2つの非点収差補正機構があれば、非点収差の2つの次数の双方補正することができる。また、3つ以上の次数の成分を補正したい場合は、非点補正機構を3つ以上に増やせばよい。
また、第1、第2非点収差補正機構を投影光学系4の瞳の近傍に配置することで、像高依存性が小さい非点収差補正が可能となる。
図4は、投影光学系4の構成例を示す断面図である。図5Aおよび図5Bは、図4に示す投影光学系の設計データである。この例、露光光としてArFレーザー光を使用するものである。図6は、第1光学素子11a(G25)、第2光学素子11b(G26)を自重変形させたと仮定した場合の波面収差のZernike2θ成分(C5項、C12項)の変化量(つまり、敏感度)を示す図である。但し、各値は基板5の表面上の像高6.4mmと、像高14.5mmにおけるものである。
ここで、2つの光学素子11a、11bは、互いに敏感度が異なり、かつ、投影光学系4の瞳の近傍に配置される。この例では、第1光学素子11aとしてレンズG25を選択し、第2光学素子11bとしてレンズG26を選択している。
第1光学素子11a(レンズG25)の駆動量をΔL1、第2光学素子11b(レンズG26)の駆動量をΔL2とすると、図6より、zernike2θ成分であるC5項、C12項の変化量ΔC5、ΔC12は、それぞれ(2)、(3)式のようになる。
ΔC5=−143.4×ΔL1+13.3×ΔL2 ・・・(2)
ΔC12=−24.6×ΔL1−30.0×ΔL2 ・・・(3)
したがって、C5、C12の補正ターゲットが与えられると、ΔL1、ΔL2は、それぞれ(4)、(5)式で算出することができる。
ΔC12=−24.6×ΔL1−30.0×ΔL2 ・・・(3)
したがって、C5、C12の補正ターゲットが与えられると、ΔL1、ΔL2は、それぞれ(4)、(5)式で算出することができる。
ΔL1=k×(−30.0×ΔC5−13.3×ΔC12) ・・・(4)
ΔL2=k×(24.6×ΔC5−143.4×ΔC12) ・・・(5)
但し、k=(4629.18)−1
以上の値を利用して露光熱により発生する非点収差の低次成分(C5項)、高次成分(C12項)を高精度に調整することができる。ここで、3つ以上の光学素子を駆動して更に高次の非点収差を調整することもできる。
ΔL2=k×(24.6×ΔC5−143.4×ΔC12) ・・・(5)
但し、k=(4629.18)−1
以上の値を利用して露光熱により発生する非点収差の低次成分(C5項)、高次成分(C12項)を高精度に調整することができる。ここで、3つ以上の光学素子を駆動して更に高次の非点収差を調整することもできる。
また、第1、第2光学素子の駆動機構12a、12bを45°回転させることで、C6項、C13項の双方を調整することも可能である。
[応用例]
次に上記の露光装置を利用したデバイス製造方法を説明する。図7は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(レチクル作製)では設計した回路パターンに基づいてレチクル(原版またはマスクともいう)を作製する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ(基板ともいう)を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記のレチクルとウエハを用いて、リソグラフィー技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。
次に上記の露光装置を利用したデバイス製造方法を説明する。図7は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。ステップ2(レチクル作製)では設計した回路パターンに基づいてレチクル(原版またはマスクともいう)を作製する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ(基板ともいう)を製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記のレチクルとウエハを用いて、リソグラフィー技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。
図8は、上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す図である。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(CMP)ではCMP工程によって絶縁膜を平坦化する。ステップ16(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ17(露光)では上記の露光装置を用いて、回路パターンが形成されたマスクを介し感光剤が塗布されたウエハを露光してレジストに潜像パターンを形成する。ステップ18(現像)ではウエハ上のレジストに形成された潜像パターンを現像してレジストパターンを形成する。ステップ19(エッチング)ではレジストパターンが開口した部分を通してレジストパターンの下にある層又は基板をエッチングする。ステップ20(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
11a 第1光学素子
11b 第2光学素子
12a 第1駆動機構
12b 第2駆動機構
24 制御部
11b 第2光学素子
12a 第1駆動機構
12b 第2駆動機構
24 制御部
Claims (6)
- 基板を露光する露光装置であって、
第1光学素子および第2光学素子を含み、原版のパターンを前記基板に投影する投影光学系と、
前記第1光学素子を駆動する第1駆動機構と、
前記第2光学素子を駆動する第2駆動機構と、
前記投影光学系の非点収差が調整されるように前記第1駆動機構および前記第2駆動機構を制御する制御部とを備え、
前記第1駆動機構によって前記第1光学素子が駆動されることによる前記非点収差の第1次数成分の変化量と前記非点収差の第2次数成分の変化量との比率が第1比率であり、
前記第2駆動機構によって前記第2光学素子が駆動されることによる前記非点収差の第1次数成分の変化量と前記非点収差の第2次数成分の変化量との比率が前記第1比率と異なる第2比率である、
ことを特徴とする露光装置。 - 前記第1比率および前記第2比率とが互いに符号が異なる、ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
- 前記第1光学素子および前記第2光学素子は、前記投影光学系の瞳の近傍に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
- 前記第1光学素子は、前記第1駆動機構によって駆動されることによって変形し、これにより前記非点収差が変化し、前記第2光学素子は、前記第2駆動機構によって駆動されることによって変形し、これにより前記非点収差が変化する、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の露光装置。
- 前記第1次数成分、前記第2次数成分は、それぞれ、zernike2Θ成分における第1次数の非点収差、第2次数の非点収差である、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の露光装置。
- デバイス製造方法であって、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の露光装置によって基板を露光する工程と、
前記基板を露光する工程と、
を備えることを特徴とするデバイス製造方法。
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