JP2008226875A - 半導体レーザ素子の製造方法、半導体レーザ素子、光ディスク装置 - Google Patents
半導体レーザ素子の製造方法、半導体レーザ素子、光ディスク装置 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】コンタクト層109上に、第1開口部を有する第1マスクを形成して、第1開口部から露出しているコンタクト層109をエッチングする。そして、第1マスクを除去した後、エッチングされたコンタクト層109の部分の上に位置するモニタリング用開口部131aと、リッジストライプを形成するための第2開口部131bとを有する第2マスクを、コンタクト層109上に形成する。そして、モニタリング用開口部131aへ光を照射して、モニタリング用開口部131aからの反射光による反射干渉波形をモニタリングしながら、第2マスクを用いたドライエッチングを行う。
【選択図】図4
Description
基板上に順次形成された下クラッド層、活性層、上クラッド層およびコンタクト層を少なくとも含む半導体層群を形成する工程と、
上記コンタクト層上に、第1開口部を有する第1マスクを形成する工程と、
上記第1開口部から露出している上記コンタクト層の一部分をエッチングする工程と、
上記第1マスクを除去した後、エッチングされた上記コンタクト層の部分の上に少なくとも一部が位置するモニタリング用開口部と、リッジストライプを形成するための第2開口部とを有する第2マスクを、上記コンタクト層上に形成する工程と、
上記モニタリング用開口部へ光を照射して、上記モニタリング用開口部からの反射光による反射干渉波形をモニタリングしながら、上記第2マスクを用いたドライエッチングを行う工程と、
上記活性層をエッチングした際に発生する反射干渉波形を観測した時点、または、その時点以降に、上記ドライエッチングを停止させる工程と
を備えたことを特徴としている。
基板上に順次形成された下クラッド層、活性層、上クラッド層およびコンタクト層を少なくとも含む半導体層群を形成する工程と、
上記コンタクト層上に、第1開口部を有するマスクを形成する工程と、
上記第1開口部から露出している上記コンタクト層の一部分をエッチングした後、上記マスクの上記第1開口部以外の部分に、リッジストライプを形成するための第2開口部を形成する工程と、
上記第1開口部へ光を照射して、上記第1開口部からの反射光による反射干渉波形をモニタリングしながら、上記第1,第2開口部が形成されたマスクを用いて、ドライエッチングを行う工程と、
上記活性層をエッチングした際に発生する反射干渉波形を観測した時点、または、その時点以降に、上記ドライエッチングを停止させる工程と
を備えたことを特徴としている。
上記コンタクト層は、上記ドライエッチングの停止後において上記第2開口部下の上記上クラッド層の厚みと略等しい厚みを有するように形成する。
上記コンタクト層の一部分のエッチングは、上記上クラッド層に対する上記コンタクト層の選択エッチングである。
上記コンタクト層がGaAsとInGaAsとの少なくとも一方を含み、
上記上クラッド層がAlxGa1−xAs(0<x<1)を含む。
上記上クラッド層に対する上記コンタクト層の選択エッチャントとして、アンモニアと過酸化水素水と水との混合液を用いる。
上記コンタクト層がGaAsとInGaAsとの少なくとも一方を含み、
上記上クラッド層がAlyGa1−yInP(0≦Y<1)を含む。
上記上クラッド層に対する上記コンタクト層の選択エッチャントとして、硫酸と過酸化水素水と水の混合液、または、アンモニアと過酸化水素水と水との混合液を用いる。
上述した半導体レーザ素子の製造方法で製造された半導体レーザ素子であって、
上記リッジストライプの側方にある上記上クラッド層の厚みと、上記コンタクト層の厚みとが略等しいことを特徴としている。
上述した半導体レーザ素子の製造方法を用いて製造された半導体レーザ素子を備えたことを特徴としている。
図1に、本発明の第1実施形態の半導体レーザ素子の模式断面図を示す。
図7に、本発明の第2実施形態の光ディスク装置200の構造を示す。
102 … n−GaAsバッファ層
103 … n−AlGaInP下クラッド層
103’ … n−AlGaAs下クラッド層
104 … AlGaInP下ガイド層
104’ … AlGaAs下ガイド層
105 … 多重歪量子井戸活性層
105’ … InGaAs活性層
106 … AlGaInP上ガイド層
106’ … AlGaAs上ガイド層
107 … p−AlGaInP上クラッド層
107’ … p−AlGaAs上クラッド層
107a,107a’ … 上クラッド上部層
107b,107b’ … 上クラッド下部層
108 … p−GaInP中間層
109 … p+−GaAsコンタクト層
110 … 絶縁層
111 … p側電極
112 … n側電極
120,120’ … リッジストライプ
121,121’ … リッジテラス
130 … 第1マスク
131 … 第2マスク
150,150’ … 半導体層群
200 … 光ディスク装置
201 … 光ディスク
202 … 半導体レーザ素子
203 … コリメートレンズ
204 … ビームスプリッタ
205 … λ/4偏光板
206 … レーザ光照射用対物レンズ
207 … 受光素子用対物レンズ
208 … 信号検出用受光素子
209 … 信号光再生回路
Claims (10)
- 基板上に順次形成された下クラッド層、活性層、上クラッド層およびコンタクト層を少なくとも含む半導体層群を形成する工程と、
上記コンタクト層上に、第1開口部を有する第1マスクを形成する工程と、
上記第1開口部から露出している上記コンタクト層の一部分をエッチングする工程と、
上記第1マスクを除去した後、エッチングされた上記コンタクト層の部分の上に少なくとも一部が位置するモニタリング用開口部と、リッジストライプを形成するための第2開口部とを有する第2マスクを、上記コンタクト層上に形成する工程と、
上記モニタリング用開口部へ光を照射して、上記モニタリング用開口部からの反射光による反射干渉波形をモニタリングしながら、上記第2マスクを用いたドライエッチングを行う工程と、
上記活性層をエッチングした際に発生する反射干渉波形を観測した時点、または、その時点以降に、上記ドライエッチングを停止させる工程と
を備えたことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 基板上に順次形成された下クラッド層、活性層、上クラッド層およびコンタクト層を少なくとも含む半導体層群を形成する工程と、
上記コンタクト層上に、第1開口部を有するマスクを形成する工程と、
上記第1開口部から露出している上記コンタクト層の一部分をエッチングした後、上記マスクの上記第1開口部以外の部分に、リッジストライプを形成するための第2開口部を形成する工程と、
上記第1開口部へ光を照射して、上記第1開口部からの反射光による反射干渉波形をモニタリングしながら、上記第1,第2開口部が形成されたマスクを用いて、ドライエッチングを行う工程と、
上記活性層をエッチングした際に発生する反射干渉波形を観測した時点、または、その時点以降に、上記ドライエッチングを停止させる工程と
を備えたことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 請求項1または2に記載の半導体レーザ素子の製造方法において、
上記コンタクト層は、上記ドライエッチングの停止後において上記第2開口部下の上記上クラッド層の厚みと略等しい厚みを有するように形成することを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 請求項1または2に記載の半導体レーザ素子の製造方法において、
上記コンタクト層の一部分のエッチングは、上記上クラッド層に対する上記コンタクト層の選択エッチングであることを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 請求項4に記載の半導体レーザ素子の製造方法において、
上記コンタクト層がGaAsとInGaAsとの少なくとも一方を含み、
上記上クラッド層がAlxGa1−xAs(0<x<1)を含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 請求項5に記載の半導体レーザ素子の製造方法において、
上記上クラッド層に対する上記コンタクト層の選択エッチャントとして、アンモニアと過酸化水素水と水との混合液を用いることを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 請求項4に記載の半導体レーザ素子の製造方法において、
上記コンタクト層がGaAsとInGaAsとの少なくとも一方を含み、
上記上クラッド層がAlyGa1−yInP(0≦Y<1)を含むことを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 請求項7に記載の半導体レーザ素子の製造方法において、
上記上クラッド層に対する上記コンタクト層の選択エッチャントとして、硫酸と過酸化水素水と水の混合液、または、アンモニアと過酸化水素水と水との混合液を用いることを特徴とする半導体レーザ素子の製造方法。 - 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の半導体レーザ素子の製造方法で製造された半導体レーザ素子であって、
上記リッジストライプの側方にある上記上クラッド層の厚みと、上記コンタクト層の厚みとが略等しいことを特徴とする半導体レーザ素子。 - 請求項1乃至8のいずれか1つに記載の半導体レーザ素子の製造方法を用いて製造された半導体レーザ素子を備えたことを特徴とする光ディスク装置。
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