JP2006093682A - 半導体レーザおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 エッチングストッパを用いない半導体レーザまたは発光効率を低下させることのないエッチングストッパを用いた半導体レーザが提案される。リッジは第3クラッド層をエッチングするエッチング工程により形成される。このエッチング工程は、ドライエッチングを行なう第1エッチング工程と、ウエットウッチングを行なう第2エッチング工程を含む。第1エッチング工程は、第2クラッド層の直上まで、第3クラッド層をドライエッチングし、第2エッチング工程はその仕上げのエッチングを行なう。
【選択図】図2
Description
図1はこの発明の第1の観点による半導体レーザの実施の形態1を一部切断して示す斜視図、図2はそのA−A線による断面図である。この実施の形態1の半導体レーザは、リッジ型半導体レーザであり、具体的にはリッジ型半導体赤色発光レーザである。
半導体レーザ10は、p型電極28からn型電極29へ駆動電流を供給することにより、端面11、12から光出力Lを発生する。
図6はこの発明の第2の観点による半導体レーザの実施の形態2を一部切断して示す斜視図、図7はそのB−B線による断面図である。この実施の形態2の半導体レーザも、リッジ型半導体レーザであり、具体的にはリッジ型半導体赤色発光レーザである。
図9は、この発明の実施の形態3による窒化物系半導体レーザのリッジを含む中央部分の断面図である。この実施の形態3の半導体レーザも、この発明の第2の観点によるリッジ型半導体レーザである。この実施の形態3の窒化物系半導体レーザ10Bは、リッジ構造およびSCH構造を有する青色発光レーザである。図9に示すように、この実施の形態3による窒化物系半導体レーザ10Bにおいては、GaNからなる半導体基板40が使用され、その一主面であるGa面上に直接接合して、n型のバッファ層41を形成している。このn型のバッファ層41は、GaN半導体基板40上の表面の凹凸を低減し、その上層をできるだけ平坦に積層するために配置される。
16、17:溝、
20、40:半導体基板、21、42:第1クラッド層、22、44:活性層、
23、471:第2クラッド層、24、472:第3クラッド層、
234、473:エッチングストッパ層。
Claims (14)
- 第1導電型の半導体基板上に形成された第1導電型の第1クラッド層と、前記第1クラッド層上に形成された活性層と、前記活性層上に形成された第2導電型の第2クラッド層と、前記第2クラッド層上に形成された第2導電型の第3クラッド層とを有し、少なくとも前記第3クラッド層にリッジが形成された半導体レーザであって、前記第3クラッド層が前記第2クラッド層上に直接接合して形成されたことを特徴とする半導体レーザ。
- 請求項1記載の半導体レーザであって、前記リッジが前記第3クラッド層を貫通する溝により形成されたことを特徴とする半導体レーザ。
- 請求項1記載の半導体レーザであって、前記リッジが前記第3クラッド層から前記第2クラッド層の表面部分にまで達する溝により形成されたことを特徴とする半導体レーザ。
- 請求項1記載の半導体レーザであって、前記第1クラッド層がn型のAlGaInPで構成され、前記第2、第3クラッド層がp型のAlGaInPで構成されたことを特徴とする半導体レーザ。
- 第1導電型の半導体基板上に形成された第1導電型の第1クラッド層と、前記第1クラッド層上に形成された活性層と、前記活性層上に形成されたAlを含む第2導電型の第2クラッド層と、前記第2クラッド層上に形成されたAlを含むエッチングストッパ層と、このエッチングストッパ層上に形成されたAlを含む第2導電型の第3クラッド層とを有し、前記第3クラッド層にリッジが形成された半導体レーザであって、前記エッチングストッパ層のAl組成比が前記第3クラッド層のAl組成比よりも大きいことを特徴とする半導体レーザ。
- 請求項5記載の半導体レーザであって、前記第1クラッド層がn型のAlGaInPで構成され、前記第2、第3クラッド層がp型のAlGaInPで構成されたことを特徴とする半導体レーザ。
- 請求項5記載の半導体レーザであって、前記第1クラッド層がn型のAlx1Gay1In1−x1−y1N(0≦x1≦1、0≦y1≦1)で構成され、前記第2、第3クラッド層がp型のAlx2Gay2In1−x2−y2N(0≦x2≦1、0≦y2≦1)で構成されたことを特徴とする半導体レーザ。
- 第1導電型の半導体基板上に形成された第1導電型の第1クラッド層と、前記第1クラッド層上に形成された活性層と、前記活性層上に形成された第2導電型の第2クラッド層と、前記第2クラッド層上に直接接合して形成された第2導電型の第3クラッド層とを有し、少なくとも前記第3クラッド層にリッジが形成された半導体レーザの製造方法であって、前記リッジを形成するエッチング工程を含み、このエッチング工程は、前記第3クラッド層を所定の厚さまでドライエッチングする第1エッチング工程と、この第1エッチング工程の後で前記第3クラッド層をウエットエッチングする第2エッチング工程を含むことを特徴とする半導体レーザの製造方法。
- 第1導電型の半導体基板上に形成された第1導電型の第1クラッド層と、前記第1クラッド層上に形成された活性層と、前記活性層上に形成されたAlを含む第2導電型p型の第2クラッド層と、前記第2クラッド層上に形成されたAlを含むエッチングストッパ層と、このエッチングストッパ層上に形成されたAlを含む第2導電型の第3クラッド層とを有し、前記エッチングストッパ層のAl組成比が前記第3クラッド層のAl組成比よりも大きく、前記第3クラッド層にリッジが形成された半導体レーザの製造方法であって、前記リッジを形成するエッチング工程を含み、このエッチング工程は、前記第3クラッド層を所定の厚さまでドライエッチングする第1エッチング工程と、この第1エッチング工程の後で前記エッチングストッパ層が露出するまで前記第3クラッド層をウエットエッチングする第2エッチング工程を含むことを特徴とする半導体レーザの製造方法。
- 請求項8または9記載の半導体レーザの製造方法であって、前記第1エッチング工程では、半導体レーザの前記第3クラッド層に向かって照射レーザ光を与え、この照射レーザ光の入射光と、半導体レーザの内部からの反射光との干渉に基づき、前記ドライエッチングによるエッチング厚さを制御することを特徴とする半導体レーザの製造方法。
- 請求項10記載の半導体レーザの製造方法であって、前記第1エッチング工程では、前記入射光と、前記活性層からの反射レーザ光との干渉に基づき、前記ドライエッチングによるエッチング厚さを制御することを特徴とする半導体レーザの製造方法。
- 請求項10記載の半導体レーザの製造方法であって、前記第1エッチング工程では、前記入射光と、前記半導体基板からの反射レーザ光との干渉に基づき、前記ドライエッチングによるエッチング厚さを制御することを特徴とする半導体レーザの製造方法。
- 請求項8記載の半導体レーザの製造方法であって、前記第1エッチング工程では、半導体レーザの前記第3クラッド層に向かって照射レーザ光を与え、この照射レーザ光に対する前記第2クラッド層と第3クラッド層との反射率の違いに基づき、前記ドライエッチングによるエッチング厚さを制御することを特徴とする半導体レーザの製造方法。
- 請求項9記載の半導体レーザの製造方法であって、前記第1エッチング工程では、半導体レーザの前記第3クラッド層に向かって照射レーザ光を与え、この照射レーザ光に対する前記エッチングストッパ層と第3クラッド層との反射率の違いに基づき、前記ドライエッチングによるエッチング厚さを制御することを特徴とする半導体レーザの製造方法。
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