JP2008283760A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】コネクタ及び差込用雄タブ端子が側面出し構造とされた電気接続箱であって、製造時の工数やコストを低減することが可能な電気接続箱を提供する。
【解決手段】上側ハウジング11と下側ハウジング12とからなる上下一対の筐体ハウジングの内部に、絶縁板16,17に載置されたバスバー14,15が収容された電気接続箱10において、筐体ハウジングの側面に別体で設けられたコネクタハウジング13が、上側ハウジング11と下側ハウジング12との間に挟み込まれて固定され、バスバー14,15の端部に設けられた雄タブ端子24,25が、コネクタハウジング13内に配置されており、雄タブ端子24,25は、バスバー14,15と一体に形成されているものとする。
【選択図】図1
【解決手段】上側ハウジング11と下側ハウジング12とからなる上下一対の筐体ハウジングの内部に、絶縁板16,17に載置されたバスバー14,15が収容された電気接続箱10において、筐体ハウジングの側面に別体で設けられたコネクタハウジング13が、上側ハウジング11と下側ハウジング12との間に挟み込まれて固定され、バスバー14,15の端部に設けられた雄タブ端子24,25が、コネクタハウジング13内に配置されており、雄タブ端子24,25は、バスバー14,15と一体に形成されているものとする。
【選択図】図1
Description
本発明は、コネクタ及び差込用雄タブ端子が側面出し構造とされた電気接続箱に関する。
自動車のワイヤーハーネスを種々の電装品に分岐接続されるのに用いられる電気接続箱は、分岐接続点を一箇所に集中させ、配線を合理的かつ経済的に分岐接続するためのものであり、ワイヤーハーネスの高密度化に伴い、車種別または用途別に様々なものが開発されている。従来の電気接続箱において、分岐接続は絶縁板(インシュレーションプレート)上に載置されたバスバーから設けた外部コネクタの差込用雄タブ端子を、電気接続箱の表面及び裏面に、上出し及び下出しして接続する構造が一般的になっている。しかし、外部コネクタの増加やスペース不足などにより、外部コネクタの差込用雄タブ端子を電気接続箱の側面出しにする構造が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開平11−252746号公報
特開2001−143824号公報
特許文献1に記載された発明は、絶縁板に載置されたバスバーが電気接続箱に収納され、バスバーには、このバスバーの積層方向と直角な方向に突出して外部コネクタの差込用雄タブ端子が設けられ、雄タブ端子は、その曲げしろ部をバスバーに溶接で接合したことを特徴としている。このため、曲げの必要な雄タブ端子がバスバーと別部品であり、雄タブ端子をバスバーに溶接する工程が必要になって工数、コストが大である。また、バスバーに雄タブ端子を溶接により接合しているが、コネクタの挿抜の際、強度不足が原因で破壊する可能性がある。
特許文献2に記載された発明は、筐体ハウジングにコネクタハウジング組み付け用の開口部が空いており、あらかじめ接続端子が組み込まれたコネクタハウジングを筐体ハウジングに組み付ける構造となっている。筐体ハウジングとコネクタハウジングを組み付ける際に、接着材又はネジを用いて固定するため、作業工程と部品点数が増えるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、コネクタ及び差込用雄タブ端子が側面出し構造とされた電気接続箱であって、製造時の工数やコストを低減することが可能な電気接続箱を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、上側ハウジングと下側ハウジングとからなる上下一対の筐体ハウジングの内部に、絶縁板に載置されたバスバーが収容された電気接続箱であって、前記筐体ハウジングの側面に別体で設けられたコネクタハウジングが、上側ハウジングと下側ハウジングとの間に挟み込まれて固定され、前記バスバーの端部に設けられた雄タブ端子が、前記コネクタハウジング内に配置されており、前記雄タブ端子は前記バスバーと一体に形成されていることを特徴とする電気接続箱を提供する。
本発明の電気接続箱によれば、コネクタハウジングが、上側ハウジングと下側ハウジングとの間に挟み込まれて固定された構造であるので、コネクタ嵌合時のこじりに強い構造となる。また、外部メスコネクタを挿抜する際、雄タブ端子に加わる力をコネクタハウジング及び上下の筐体ハウジングで吸収するため、雄タブ端子に過大な力が加わらない。しかも、接着剤やネジ等の部品が不要となり、工数及びコストの削減となる。
さらに、バスバーと雄タブ端子が一体構造であるので、工数及びコストの削減となり、強度を向上することができる。
さらに、バスバーと雄タブ端子が一体構造であるので、工数及びコストの削減となり、強度を向上することができる。
以下、最良の形態に基づき、図面を参照して本発明を説明する。
図1は、本形態例の電気接続箱において、コネクタハウジングと上下の筐体ハウジングとの嵌合部分を示す斜視片側断面図である。図2は、図1においてコネクタハウジングを嵌合せずに上下の筐体ハウジング内にバスバーを収納した状態を示す斜視片側断面図である。図3は、本形態例の電気接続箱を分解した状態を示す斜視図である。図4は、本発明の電気接続箱の外観を示す斜視図である。
図1は、本形態例の電気接続箱において、コネクタハウジングと上下の筐体ハウジングとの嵌合部分を示す斜視片側断面図である。図2は、図1においてコネクタハウジングを嵌合せずに上下の筐体ハウジング内にバスバーを収納した状態を示す斜視片側断面図である。図3は、本形態例の電気接続箱を分解した状態を示す斜視図である。図4は、本発明の電気接続箱の外観を示す斜視図である。
図1に示す電気接続箱10は、バスバー14,15と、バスバー14,15間の絶縁板(インシュレーションプレート)16,17と、筐体ハウジングを構成する上側ハウジング11及び下側ハウジング12と、筐体ハウジングの側面に設けられたコネクタハウジング13とを備えて構成されている。
本形態例においては、バスバー14,15及び絶縁板16,17はそれぞれ2層設けられており、基板18上に載置されている。雄タブ端子24,25はバスバー14,15の端部に設けられており、コネクタハウジング13内に配置されている。
本発明においては、バスバーと雄タブ端子とは一枚銅板から一体で形成されている。すなわち、図1,図2に示すように、コネクタハウジング13内において上側に配置された雄タブ端子24は、第1層バスバー14と一体に形成されており、コネクタハウジング13内において下側に配置された雄タブ端子25は、第2層バスバー15と一体に形成されている。これにより、雄タブ端子をバスバーと別体にした場合に比べて、バスバー14,15における雄タブ端子24,25の強度を向上することができる。また、雄タブ端子をバスバーの端部に接合するための溶接が不要であり、工数及びコストの削減となる。
また、図1に示すように、コネクタハウジング13は、上側ハウジング11と下側ハウジング12との間に挟み込まれて固定されている。具体的には、コネクタハウジング13は、図1に示すように、雄タブ端子24,25が挿通される挿通孔34,35を有する背面部31と、バスバー14,15の周囲を囲んで設けられた側面部32と、側面部32の背面部31側において外周面から外側に突出したフランジ状の突起23を有して構成されている。
また、上側ハウジング11及び下側ハウジング12は、その側部に嵌合部21,22を有し、この嵌合部21,22の内面には、コネクタハウジング13の突起23を収納する溝(突起収納溝)26,27が形成されている。
電気接続箱10は、図3に示す分解状態から、コネクタハウジング13をバスバー14,15の端部の雄タブ端子24,25に挿入した後、上下のハウジング11,12で挟み込んでコネクタハウジング13を嵌合することで、図4に示すように、電気接続箱10を組み立てることができる。
本発明の電気接続箱は、例えば自動車のワイヤーハーネスを種々の電装品に分岐接続されるのに用いられる電気接続箱として利用することができる。
10…電気接続箱、11…上側ハウジング(アッパーハウジング)、12…下側ハウジング(ローハウジング)、13…コネクタハウジング、14…第1層バスバー、15…第2層バスバー、16…第1絶縁板、17…第2絶縁板、18…基板、21…上側ハウジングの嵌合部、22…下側ハウジングの嵌合部、23…コネクタハウジングの突起、24…第1層バスバーの雄タブ端子、25…第2層バスバーの雄タブ端子、26,27…突起収納溝、31…コネクタハウジングの背面部、32…コネクタハウジングの側面部、34,35…雄タブ端子が挿通される挿通孔。
Claims (1)
- 上側ハウジングと下側ハウジングとからなる上下一対の筐体ハウジングの内部に、絶縁板に載置されたバスバーが収容された電気接続箱であって、前記筐体ハウジングの側面に別体で設けられたコネクタハウジングが、上側ハウジングと下側ハウジングとの間に挟み込まれて固定され、前記バスバーの端部に設けられた雄タブ端子が、前記コネクタハウジング内に配置されており、前記雄タブ端子は前記バスバーと一体に形成されていることを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007124619A JP2008283760A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007124619A JP2008283760A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 電気接続箱 |
Publications (1)
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JP2008283760A true JP2008283760A (ja) | 2008-11-20 |
Family
ID=40144123
Family Applications (1)
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JP2007124619A Pending JP2008283760A (ja) | 2007-05-09 | 2007-05-09 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
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2007
- 2007-05-09 JP JP2007124619A patent/JP2008283760A/ja active Pending
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