JP2008256007A - ドグクラッチアクチュエータ - Google Patents
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Abstract
【課題】スリーブを適切に移動する。
【解決手段】動力伝達軸30に設けられたドグ歯とかみ合い可能なドグ歯が形成され、軸方向に移動可能なスリーブ10と、このスリーブ10と一緒に移動するプランジャ14を設け、コイル18,20に流れる電流によって、ヨーク16を介し、プランジャ14を軸方向に移動させる。プランジャ14およびヨーク16の形状によって、ドグクラッチの係合時は、噛合う方向に対して吸引力が増加する特性を有し、解放時は解放する方向に対して吸引力が低下する特性を有する。
【選択図】図1
【解決手段】動力伝達軸30に設けられたドグ歯とかみ合い可能なドグ歯が形成され、軸方向に移動可能なスリーブ10と、このスリーブ10と一緒に移動するプランジャ14を設け、コイル18,20に流れる電流によって、ヨーク16を介し、プランジャ14を軸方向に移動させる。プランジャ14およびヨーク16の形状によって、ドグクラッチの係合時は、噛合う方向に対して吸引力が増加する特性を有し、解放時は解放する方向に対して吸引力が低下する特性を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ドグ歯を噛み合わせて動力を伝達するドグクラッチを駆動するためのドグクラッチアクチュエータに関する。
車両等の駆動力伝達系において、クラッチは重要な要素であり、広く利用されている。このクラッチには各種の形式が知られているが、その結合、解放を制御するために何らかの駆動機構を必要とする。その駆動機構としては、油圧を用いたものが従来より広く知られているが、比較的大型で効率も悪く高速動作には向かないという問題がある。
特許文献1には、コイルに通電してクラッチを制御する電磁クラッチが示されている。この電磁クラッチでは、コイルに通電しないときにはバネを用いて一方側に復帰する。また、特許文献2には、残留磁気によってクラッチの状態を保持し、逆通電で解放する電磁クラッチが示されている。
特許文献1では、バネを利用して復帰する。従って、電磁アクチュエータによって位置を保持するためには、保持電流が必要になる。また、バネ力に打ち勝つ電磁吸引力が必要なため、装置の体格が大きくなる。
特許文献2では、残留磁気を利用して位置を保持するため、保持のための通電は原則的に不要である。しかし、クラッチが離れそうなときに通電する必要がある。また、コイルの極性を反転する必要があり、そのためのスイッチング素子が必要になる。
本発明は、動力伝達軸の外周に設けられた第1のドグ歯と、前記第1のドグ歯と噛み合い可能な第2のドグ歯と、前記第2のドグ歯が内周面に形成され、前記動力伝達軸の軸方向に移動可能な移動部と、前記移動部に近接して設けられ、コイルに流れる電流によって前記移動部を軸方向に移動させる磁界を発生するヨークと、前記コイルに流れる電流を制御することで、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に対し係合または解放動作させる電磁吸引力を発生する電流制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、前記移動部および前記ヨークの形状によって、前記移動部の第2のドグ歯と前記動力伝達軸の第1のドグ歯との係合時は、噛み合う方向に対して吸引力が増加する特性を有し、解放時は解放する方向の対して吸引力が低下する特性を有することが好適である。
また、前記電流制御部は、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に係合させた後に前記コイルに流す電流を、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に係合させるときに流す電流よりも小さくすることが好適である。
また、前記電流制御部は、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯から解放させるときの電磁吸引力を、解放開始時の電磁吸引力よりも低下させることが好適である。
また、前記電流制御部は、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に係合させるときの電磁吸引力を、係合開始時の電磁吸引力よりも増加させることが好適である。
また、前記移動部の第2のドグ歯と、前記動力伝達軸の第1のドグ歯とを係合するときに通電する係合用コイルと、前記移動部の第2のドグ歯と、前記動力伝達軸の第1のドグ歯とを解放するときに通電する解放用コイルと、を備えたことが好適である。
また、前記ヨークは、前記移動部の係合側に位置する係合端側ティースと、前記移動部の解放側に位置する解放端側ティースと、両ティースの中間部に位置する中間ティースと、係合端側ティースと中間ティースの間に係合用コイルが配置され、解放端側ティースと中間ティースの間に解放用コイルが配置され、中間ティースが係合用コイルおよび解放用コイルの両方の磁束通路に共用されることが好適である。
係合端側ティースは、中間ティース側に向かって径方向外側に傾斜する傾斜面を有し、移動部の係合側には、前記傾斜面に対向する傾斜面が形成され、前記移動部が係合側に移動するに従って前記傾斜面同士が対向する面積が徐々に増加し、これによって電磁吸引力が増加することが好適である。
また、前記解放端側ティースは、前記移動部が解放端側に移動するに従って、磁気飽和を生じ、これによって電磁吸引力が減少することが好適である。
また、前記移動部は、前記係合端側ティースから解放端側ティースまで移動することが好適である。
前記係合用コイルと、前記解放用コイルのいずれか一方に通電しているときに、他方のコイルに回り込み磁束を打ち消す電流を流すことが好適である。
また、前記係合端側ティースは、軸方向に中間ティース側に伸びる伸長部分を有し、前記解放端側ティースは、軸方向に中間ティース側に伸びる伸長部分を有し、中間ティースは、軸方向に係合端側および解法端側に伸びる伸長部分を有し、各ティースの対向する伸長部分の間に空隙が設けられ、かつこの空隙の少なくとも一方に磁気検知部を有することが好適である。
また、前記磁気検知部から検出された磁界強度から前記移動部の変位を検知する変位検知部を有することが好適である。
また、前記移動部の第2のドグ歯と前記動力伝達軸の第1のドグ歯とが係合した後の位置および解放した後の位置に、前記移動部の軸方向移動を規制する規制部を有することが好適である。
本発明では、コイルを用いて移動部のドグ歯を動力伝達軸のドグ歯に係合、解放動作させることで、ドグクラッチの体格を小さいものにできる。
また、移動部およびヨークの形状によって、ドグクラッチの係合時は、噛合う方向に対して吸引力が増加する特性を有し、解放時は解放する方向に対して吸引力が低下する特性を有することで、移動部の移動を好適なものにできる。
また、第2のドグ歯を第1のドグ歯に係合させた後にコイルに流す電流を、第2のドグ歯を第1のドグ歯に係合させるときに流す電流よりも小さくすることで、係合状態を保持する電流を小さくでき、電力を低減することができる。
また、第2のドグ歯を第1のドグ歯から解放させるときの電磁吸引力を、解放開始時の電磁吸引力よりも低下させることで、解放時の衝撃および騒音の発生を抑制することができる。
また、第2のドグ歯を第1のドグ歯に係合させるときの電磁吸引力を、係合開始時の電磁吸引力よりも増加させることで、確実に係合させることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態のアクチュエータを備えた電磁クラッチの全体構成およびその動作を説明する図が示されている。
入力軸30には、外周にドグ歯を有する入力側ギア32が設けられている。一方、入力軸30を取り囲むように中空の出力軸34が配置されており、この出力軸34には、外周にはドグ歯を有する出力側ギア36が設けられている。そして、これら入力側ギア32と出力側ギア36は、同一直径で、軸方向に所定距離だけ離れて配置されている。
入力側ギア32および出力側ギア36の外側には、軸方向に移動可能な中空円筒状のスリーブ10が配置されている。このスリーブ10は、軸方向に移動することによって、入力側ギア32のみまたは入力側ギアおよび出力側ギア36の両方に噛み合い可能である。
このスリーブ10の内周面には、軸方向においては一定の半径方向高さとなる溝、山が円周方向において一定ピッチで形成されたドグ歯(噛み合い歯)が形成されている。従って、このスリーブ10の内周面のドグ歯が入力側ギア32のみに噛み合っている状態では動力が伝達されずドグクラッチは解放状態であり、スリーブ10の内周面のドグ歯が入力側ギア32および出力側ギア36の両方に噛み合っている場合に入力軸30の駆動力が出力軸34に伝達される。
スリーブ10を少なくとも噛合い代の分、変位するように移動される。この距離は、通常5mm〜10mm程度の値となる。
スリーブ10の外周には、半径方向に伸びる複数のフォーク12がスリーブ10と回転方向に摺動可能なように固定されており、このフォークの先端部分が中空円筒状のプランジャ14に固定されている。従って、このプランジャ14が軸方向に移動することで、スリーブ10が回転ながら軸方向に移動する。なお、移動部は、プランジャ14、フォーク12およびスリーブ10に相当する。
スリーブ10の外側には、中空円筒状(ドーナツ状)のヨーク16が配置されている。すなわち、ヨーク16は、円筒部分と、円筒部分の両端部において内側に伸びるドーナツ状の係合端側ティース16aおよび解放端側ティース16b、円筒部分の中間部において内側に伸びる中間ティース16cを含み、係合端側ティース16aおよび解放端側ティース16bは、内側端部が中間ティース16c側に伸びており、また中間ティース16cは内側端部が、係合端側ティース16aおよび解放端側ティース16b側に伸びている。
ヨーク16の係合端側ティース16aと中間ティース16cの間の円筒状空間には係合用コイル18、解放端側ティース16bと中間ティース16cの間の円筒状空間には解放用コイル20が収容されている。
そして、係合用コイル18に通電することで、ヨーク16の係合端側ティース16a、中間ティース16cおよびプランジャ14を通る磁路が形成され、これによってプランジャ14が係合側に吸引される。一方、解放用コイル20に通電することで、ヨーク16の解放端側ティース16b、中間ティース16cおよびプランジャ14を通る磁路が形成され、これによってプランジャ14が解放側に吸引される。
図1の左側には、係合時の状態が示してあり、スリーブ10が入力側ギア32および出力側ギア36の両方と噛み合っている。図1の右側には、解放時の状態が示してあり、スリーブ10が入力側ギア32のみと噛み合っている。上述のような係合用コイル18,解放用への通電制御によって、プランジャ14およびスリーブ10の移動が行われる。
図2には、プランジャ14、ヨーク16についての具体的な形状の一例が示されている。この例において、プランジャ14は、全体として円筒形状であるが中央部分において、外側に向けて突出する環状の凸部14aが形成された形状を有している。一方、ヨーク16は、係合端側ティース16aおよび解放端側ティース16bが中間ティース16cに比べて長く、半径方向内側まで伸びている。また、係合端側ティース16aおよび解放端側ティース16bは、その内側先端部分が中間ティース16c側に折れ曲がっており、中間ティースとの間にそれぞれ間隙が形成されている。
そして、プランジャ14の凸部14aの外側面は、ヨーク16の中間ティース16cの内側面に近接するように位置している。従って、プランジャ14が軸方向に移動した場合に、プランジャ14の凸部14aの側面が係合端側ティース16aまたは解放端側ティース16bの対向する端面にぶつかって止まる。
また、係合端側ティース16aおよび解放端側ティース16bの対向する端面状にはゴム(弾性材料)製の緩衝材22が設けられている。従って、プランジャ14が係合用コイル18、解放用コイル20に通電によって生じる磁力によって移動した場合に、緩衝材22によって衝撃が和らげられ、衝撃音が生じることを防止することができる。
なお、ヨーク16の軸方向外側には、ドーナツ状板からなる一対のストッパ24a,24bが配置されており、このストッパ24a,24b間に軸に平行な複数の支柱26が中心から同一半径位置に設けられている。この支柱26はプランジャ14の半径方向内側に伸びる部分を貫通しており、この支柱26の貫通部分がプランジャ14が軸方向に移動する際の軸受けとして機能する。また、フォーク12の半径方向外側の端部は、プランジャ14の切り欠き部内に位置してここでプランジャ14に固定されている。支柱26は、フォーク12の存在しないプランジャ14の部分を貫通する。
さらに、ヨーク16の係合端側ティース16aの内面は、軸方向の中間部に向けて薄くなり、軸中心から離れるように傾斜している。また、プランジャ14のヨーク16の係合端側ティース16aに対応する外面は、軸方向の中間部に向けて厚くなるようにヨーク16の係合端側ティース16aの内面と同様に傾斜している。そして、これらヨークの係合端側ティース16aの内面と、プランジャ14の係合側の外面の傾斜角度はほぼ同一であり、両面はほぼ並行になっている。従って、プランジャ14が係合側に移動すると、プランジャ14の外面とヨーク16の内面の対応する面が大きくなるとともに、両者の距離が小さくなる。なお、上述のように、プランジャ14の凸部14a側面が緩衝材22にぶつかってプランジャ14の移動が止まることで、プランジャ14とストッパ24a,24bは衝突しないように設定されている。
一方、ヨーク16の解放端側ティース16bの内面は、ほぼまっすぐであり、一方プランジャ14のヨーク16の解放端側ティース16bに対応する外面は、解放端側に向かって若干軸中心方向に向かう傾斜面になっている。従って、プランジャ14が係合側に移動しても、常にヨーク16の解放端側ティース16bの中間ティース16c側端部がプランジャ14と最も近い位置にあることに変わりはない。
このような構成によって、係合用コイル18または解放用コイル20に一定の許容される電流で通電した場合の推力について図3に示す。図3の上図に示すように、係合用コイル18に通電した場合、推力は係合側において最も大きく、解放側で小さくなる。係合側で推力が大きくなることによってスリーブ10をしっかり押し込むことができる。また、解放用コイル20に通電した場合、図3の下図に示すように、推力は係合側端部において大きく、一旦さらに大きくなったあと、ほぼ一定の傾きで減少し、解放側端部で小さくなる。解放側端部では、スリーブ10は出力側ギア36から離れるため、推力は小さくてよい。
図3において、変位0mmが最も係合側端部であり、6mmが解放側端部である。なお、この例においては、コイル面積35mm2、占積率67%、電流密度20Aであって、470AT(max)のコイル電流で駆動した場合のデータである。
このように、係合用コイル18に通電している場合に、推力がプランジャ14の位置に応じて変化するのは、スリーブ10が係合側に移動した場合、上述したプランジャ14とヨーク16の傾斜面同士の近接している面積が大きくなり、磁束がこの経路を通ることになり、磁気抵抗が減って吸引力が上昇するからである。一方、解放用コイル20に通電し、スリーブ10が解放側に移動した場合、磁束の経路自体はあまり変わらず、ヨーク16内で磁気飽和が生じ、磁気抵抗が大きくなって吸引力が低下するからである。
このように、本実施形態によれば、係合側において、移動するに従って推力が強くなり、解放側において移動するに従って推力が小さくなる。
ここで、図4に、クラッチ係合の際のドグ歯の噛み合いについて模式的に示してある。解放状態においては、スリーブ10を移動させることで、当初離れていたスリーブ10のドグ歯が出力側ギア36に噛み合う(スプラインがチャンファ内に挿入される)が、このときの推力が大きいと接触時のショックが大きく、音も発生する。次に、スプラインのチャンファ内進入当初は、あまり大きな推力は必要ない。このため、推力は解放状態からの移動開始時と同一か若干大きくなるように制御することが望ましい。
さらに、スリーブ10が移動するとドグ歯同士がしっかり噛み合い、両者の接触面積が増加する。従って、その摩擦力に打ち勝つ推力が必要になり、推力を徐々に大きくする必要がある。
このように、本実施形態のように、係合時には、スリーブ10の移動に伴い推力が徐々に大きくなり、解放時にはスリーブ10の移動に伴い推力が徐々に小さくなることによって、ドグクラッチにおける係合および解放を適切に行うことができる。
さらに、スリーブ10のドグ歯を出力側ギア36に係合させた後に、係合用コイル18に流す電流を、スリーブ10のドグ歯を出力側ギア36に係合させるときに流す電流よりも小さくするよう係合用コイル18に流す電流を制御する。こうすることで、係合状態を保持する電流を小さくでき、電力を低減することができる。具体的には、スリーブ10のドグ歯が出力側ギア36に係合させた後は、係合用コイル18に流す電流を0にすることが好ましい。
図5には、他の実施形態の構成が示されている。この例では、図2に対し、プランジャ14の解放側部分と、ヨーク16の解放端側ティース16bの構成が異なっている。すなわち、プランジャ14は、中央部分から解放側についてはほぼ同じ厚さ(解放側に向けて厚みは若干薄くなっている)であり、従って上述した凸部14aがそのままプランジャ14の解放側端部まで伸びたような構成となっている。
一方、ヨーク16の解放端側ティース16bは、中間ティース16cとほぼ同様の長さであり、その内面側の高さは、中間ティース16cとそろっている。従って、プランジャ14が移動してもヨーク16の解放端側ティース16bには衝突せず、解放端側ティース16bの内側面に沿って移動することになる。
また、ヨーク16の解放端側ティースの内側面に対向するプランジャ14の部分は、徐々に内側方向に凹むように(プランジャ14の厚みが薄くなるように)なっている。従って、図2の場合と同様に解放時において、磁気飽和が生じ推力が徐々に小さくなる特性になる。
なお、図5において、ヨーク16の軸方向の両端面には、ストッパ24a,24bが設けられている。そして、図5の構成では、プランジャ14が解放側に移動する経路のストッパ24a,24bの表面に例えばゴム製の緩衝材22が設けられている。従って、プランジャ14は、係合側に移動する場合には、その凸部14aの側端面がヨーク16の係合端側ティース16aの中間ティース16c側端面に設けられた緩衝材22に衝突し、解放側に移動する場合にはストッパ24b上の緩衝材22に衝突することによって移動が規制されることになる。
この構成においては、ヨーク16の解放端側ティース16bは、プランジャ14の外面より外方にある。このため、ヨーク16が完成した後に、プランジャ14をヨーク16の解放側端部よりの組み込みが可能であり、プランジャ14の組み込み作業が容易になる。
なお、この構成によっても、係合用コイル18、解放用コイル20により形成される磁束については、図2の場合と同様である。図6には、図5の装置における、係合時および解放時における変位と推力の関係を示してある。このように、図5の装置においても、上述の場合と同様の推力を得ることができ、好適なプランジャ14の移動によるドグクラッチの係合、解放の制御が可能となる。
図7には、さらに他の構成例を示してある。この例では、プランジャ14において、凸部14aを設けず、その外側面をほぼフラットな形状としている。そして、プランジャ14が係合側に移動した場合においても、プランジャ14はヨーク16の係合端側ティース16aの内側に位置するようになっている。係合側のストッパ24aのプランジャ14の係合側端部が衝突する位置には、緩衝材22が配置されている。
この構成によって、プランジャ14は、ヨーク16の内側を移動することになる。プランジャ14の係合側の外側面と、ヨーク16の係合端側ティース16aの内側面は、上述の場合と同様に傾斜しており、プランジャ14が係合側に移動するに従って両者が近接し、両者の間隙を磁束が通りやすくなる。一方、プランジャ14の解放側の外面は、内側に向けて凹む(先細り状となる)傾斜面となっているが、ヨーク16の解放端側ティース16bの内側面はほぼ軸と平行な円筒面となっている。このため、プランジャ14が係合側に移動する場合には、推力が徐々に大きくなり、解放側に移動する場合には磁気飽和によって推力が徐々に小さくなる。
図8には、変位と推力の関係を示している。このように、係合時にはプランジャ14が係合側に移動するに従って推力が大きくなる。また、解放時にはプランジャ14が解放側に移動するに従って推力が小さくなる。
このような図7の構成では、ヨーク16の係合端側および解放端側ティース16bの半径方向長さを短くでき、全体的に径方向を小さくすることができる。さらに、プランジャ14も凸部14aを設ける必要がなく、軸方向長さも短くできる。
図9には、係合用コイル18に通電する係合時および解放用コイル20に通電する解放時におけるヨーク16の係合側(左ヨーク)および解放側(右ヨーク)における磁束について示してある。このように、係合用コイル18に通電した場合に、解放端側ティース16bを含む解放側ヨークへの磁束の回り込みが生じ、解放用コイル20に通電した場合にも、係合端側ティース16aを含む係合側ヨークへの磁束の回り込みが生じる。一方、この他方側へ回り込む磁束の大きさは、プランジャ14の移動によってほとんど変動はないことがわかった。
そこで、一方のコイルに通電してプランジャ14を駆動している場合に、他方側のコイルに回り込み磁束を打ち消す電流を流すことで、回り込み磁束を相殺することができる。このように回り込み磁束を打ち消すことで磁束の干渉を防止してより好適なプランジャ14の駆動を達成することができる。
図10には、さらに他の実施形態が示してある。この例では、プランジャ14およびスリーブ10の移動を係合位置および解放位置の2位置でロックする。すなわち、ストッパ24a,24b間に固定用支柱40を設け、この固定用支柱40の内側面に半球状のボール固定用溝42を2つ設ける。係合側のボール固定用溝42が係合側位置固定用、解放側のボール固定用溝42が解放側位置固定用である。そして、スリーブ10あるいはフォーク12の一部にロッキングボール44をバネ46によって外方に向けて押しつけた状態で固定する。これによって、ロッキングボール44がボール固定用溝42に入った状態で、プランジャ14の移動が規制される。従って、係合用コイル18または解放用コイル20への通電を停止した状態において、係合または解放のいずれかの位置にプランジャ14およびスリーブ10を位置決めすることができる。なお、係合側および解放側における固定用溝42の深さは同一でもよいし、異ならせてもよい。
この構成では、係合または解放のためのプランジャ14およびスリーブ10の移動のためには、ロックを外さなければならないため、移動当初の推力としてロックを解除できるだけの大きさが必要である。
図11には、固定用支柱40を設けるための構成を模式的に示してある。プランジャ14の内側部分を円周方向に一定距離毎に一部切り欠いて、ここにフォーク12の一部を挿入し、両者を固定する。そして、このフォーク12およびプランジャ14の対応部分に軸方向の穴50をあけ、この穴50に固定用支柱40を挿入する。なお、プランジャ14のフォーク12が挿入されない部分においては、プランジャ14の軸方向の移動を許容しながらプランジャ14をストッパ24a,24b間で支持する軸を支持する軸受け穴52を設けている。
図12には、図7の構成におけるヨーク16の中間ティース16cと解放端側ティース16bの対向端面間間隙(切り欠け部)における磁束密度について示してある。図においては、係合用コイル18に通電している係合時の磁束密度を丸印、解放用コイル20に通電している解放時の磁束密度を四角印で示している。解放時においては、プランジャ14の変位に伴い、変位0mm→6mmにおいて、磁束密度がほぼ直線的に変換する。係合時においては、プランジャ14の変位に伴い、変位6mm→1mmにおいて、磁束密度がほぼ直線的に変換する。
従って、この位置における磁界強度を検出することで、プランジャ14の位置を検出することが可能である。そこで、この間隙にホール素子などの比較的小型の磁気センサを配置し、プランジャ14の位置を検出することが好適である。これによって、プランジャ14が所望の位置に移動できたか否かを確認ができ、所望の移動ができなかった場合には、再度移動制御をやり直すことなどが可能になる。なお、ヨーク16の中間ティース16cと係合端側ティース16aの対向端面間間隙(切り欠け部)における磁束密度も係合用コイル通電の場合に磁束密度が大きくなるが、同様の変化を示すため、この間隙の磁束密度を検出することでも同様の効果が得られる。
10 スリーブ、12 フォーク、14 プランジャ、14a 凸部、16 ヨーク、16a 係合端側ティース、16b 解放端側ティース、16c 中間ティース、18 係合用コイル、20 解放用コイル、22 緩衝材、24a,24b ストッパ、26 支柱、30 入力軸、32 入力側ギア、34 出力軸、36 出力側ギア、40 固定用支柱、42 ボール固定用溝、42 固定用溝、44 ロッキングボール、46 バネ、50 穴、52 軸受け穴。
Claims (14)
- 動力伝達軸の外周に設けられた第1のドグ歯と、
前記第1のドグ歯と噛み合い可能な第2のドグ歯と、
前記第2のドグ歯が内周面に形成され、前記動力伝達軸の軸方向に移動可能な移動部と、
前記移動部に近接して設けられ、コイルに流れる電流によって前記移動部を軸方向に移動させる磁界を発生するヨークと、
前記コイルに流れる電流を制御することで、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に対し係合または解放動作させる電磁吸引力を発生する電流制御部と、
を備えたドグクラッチアクチュエータ。 - 前記移動部および前記ヨークの形状によって、前記移動部の第2のドグ歯と前記動力伝達軸の第1のドグ歯との係合時は、噛み合う方向に対して吸引力が増加する特性を有し、解放時は解放する方向に対して吸引力が低下する特性を有する、
請求項1に記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記電流制御部は、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に係合させた後に前記コイルに流す電流を、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に係合させるときに流す電流よりも小さくする、
請求項1または2に記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記電流制御部は、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯から解放させるときの電磁吸引力を、解放開始時の電磁吸引力よりも低下させる、
請求項1〜3のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記電流制御部は、前記移動部の第2のドグ歯を前記動力伝達軸の第1のドグ歯に係合させるときの電磁吸引力を、係合開始時の電磁吸引力よりも増加させる、
請求項1〜4のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記移動部の第2のドグ歯と、前記動力伝達軸の第1のドグ歯とを係合するときに通電する係合用コイルと、
前記移動部の第2のドグ歯と、前記動力伝達軸の第1のドグ歯とを解放するときに通電する解放用コイルと、
を備えた、
請求項1〜5のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記ヨークは、前記移動部の係合側に位置する係合端側ティースと、
前記移動部の解放側に位置する解放端側ティースと、
両ティースの中間部に位置する中間ティースと、
係合端側ティースと中間ティースの間に係合用コイルが配置され、
解放端側ティースと中間ティースの間に解放用コイルが配置され、
中間ティースが係合用コイルおよび解放用コイルの両方の磁束通路に共用される、
請求項6に記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 係合端側ティースは、中間ティース側に向かって径方向外側に傾斜する傾斜面を有し、
移動部の係合側には、前記傾斜面に対向する傾斜面が形成され、
前記移動部が係合側に移動するに従って前記傾斜面同士が対向する面積が徐々に増加し、これによって電磁吸引力が増加する、
請求項7に記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記解放端側ティースは、前記移動部が解放端側に移動するに従って、磁気飽和を生じ、これによって電磁吸引力が減少する、
請求項7または8に記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記移動部は、前記係合端側ティースから解放端側ティースまで移動する、
請求項7〜9のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記係合用コイルと、前記解放用コイルのいずれか一方に通電しているときに、他方のコイルに回り込み磁束を打ち消す電流を流す、
請求項7〜10のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記係合端側ティースは、軸方向に中間ティース側に伸びる伸長部分を有し、
前記解放端側ティースは、軸方向に中間ティース側に伸びる伸長部分を有し、
中間ティースは、軸方向に係合端側および解法端側に伸びる伸長部分を有し、
各ティースの対向する伸長部分の間に空隙が設けられ、かつこの空隙の少なくとも一方に磁気検知部を有する、
請求項1〜11のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記磁気検知部から検出された磁界強度から前記移動部の変位を検知する変位検知部を有する、
請求項1〜11のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。 - 前記移動部の第2のドグ歯と前記動力伝達軸の第1のドグ歯とが係合した後の位置および解放した後の位置に、前記移動部の軸方向移動を規制する規制部を有する、
請求項1〜13のいずれか1つに記載のドグクラッチアクチュエータ。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111108 |