JP2008131908A - フォンヴィルブランド因子分解酵素の分析方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前記分析方法は、被検試料と前記基質との液中での接触を、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下で実施する。前記分析用キットは、(1)フォンヴィルブランド因子分解酵素により切断可能な基質と、(2)基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類とを含む。
【選択図】なし
Description
近年、血小板血栓形成傾向の程度あるいは血栓症の検出等に際し、vWF分解酵素[以下、ADAMTS13(vWF分解酵素の別称)と称する]の活性測定はその臨床的価値が認知されつつある。本発明方法によれば、簡便性、迅速性、及び感度に優れたADAMTS13分析法を実現することができ、更には極めて短時間の測定によって全自動分析装置により酵素活性量を精細に定量化することができる。なお、本明細書における用語「分析」には、分析対象物質の存在の有無を判定する「検出」と、分析対象物質の量又は活性を定量的又は半定量的に決定する「測定」とが含まれる。
[1]フォンヴィルブランド因子分解酵素により切断可能な基質を用いるフォンヴィルブランド因子分解酵素の分析方法において、被検試料と前記基質との液中での接触を、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下で実施することを特徴とする、フォンヴィルブランド因子分解酵素の分析方法;
[2]前記カチオン性水溶性多糖類が、グルコースを構成単位とする多糖類である、[1]の分析方法;
[3]前記カチオン性水溶性多糖類が、グルコースを構成単位とし、カチオン性を発揮する官能基として第3級アミノ基及び/又は第四級アンモニウム基を有する多糖類である、[1]の分析方法;
[4]前記カチオン性水溶性多糖類が、DEAE−デキストランである、[1]の分析方法;
[5]前記分析を全自動分析装置を用いて実施する、[1]〜[4]の分析方法;
[6]前記基質がフォンヴィルブランド因子分解酵素により切断されて生じる基質断片、及び/又は、未切断の基質を、捕捉することのできる不溶性担体を使用する、[1]〜[5]の分析方法;
[7]不溶性担体が粒子である、[6]の分析方法;
[8]粒子がラテックス粒子又は磁性粒子である、[7]の分析方法;
[9]前記基質が、フォンヴィルブランド因子分解酵素により切断され遊離する基質断片側において標識物質で標識されているか、あるいは、特異的に認識されうるアミノ酸配列を有している、[6]〜[8]の分析方法;
[10]標識物質が、蛍光物質、発光物質、発色物質、又は酵素である、[9]の分析方法;
[11]前記基質がフォンヴィルブランド因子分解酵素により切断されて生じるネオアンチゲンと特異的に結合するパートナーを使用する、[6]〜[8]の分析方法;
[12](1)フォンヴィルブランド因子分解酵素により切断可能な基質と、(2)基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類とを含むことを特徴とする、フォンヴィルブランド因子分解酵素の分析用キット
に関する。
(1)ADAMTS13を含有する可能性のある被検試料と、ADAMTS13により切断可能な基質とを、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下にて、液中で接触させる工程、
(2)前記基質がADAMTS13により切断されて生じる基質断片、及び/又は、未切断の前記基質とを分離する工程、並びに
(3)分離した前記基質断片及び/又は前記基質を分析する工程
を含むことができる。
(1)ADAMTS13を含有する可能性のある被検試料と、ADAMTS13により切断可能な基質とを、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下にて、液中で接触させる工程、
(2)前記工程(1)の後に、あるいは、同時に、前記基質又は切断後の基質断片を捕捉することのできる不溶性担体(所望により、更に標識化パートナー等)を接触させる工程、
(3)前記液と不溶性担体とを分離する工程、並びに
(4)不溶性担体に残存する基質又は基質断片、及び/又は、不溶性担体から遊離した液中の基質又は基質断片を分析する工程
を含むことができる。
(a)基質がADAMTS13の切断により遊離する基質断片側において、他の物質により認識されうる配列又は構造を有しており、これを認識することができる標識化パートナーを用いる態様、
(b)基質がADAMTS13の切断により遊離する基質断片側において、標識物質で直接標識化されている態様、又は
(c)ADAMTS13で切断されて生じる基質のネオアンチゲンと特異的に結合し、且つ、標識物質で標識されている標識化パートナーを用いる態様
が含まれる。
カチオン性水溶性多糖類の水溶性多糖類部分は、その構成単位として、例えば、Glc(グルコース、Gal(ガラクトース)、Man(マンノース)、GlcUA(グルクロン酸)、IdoA(イズロン酸)、Fuc(フコース)、GlcN(D-glucosamine:グルコサミン、GlcNH2)、GlcNAc(N-アセチルグルコサミン)、GalNAc(N-アセチルガラクトサミン)、NeuAc(N-アセチルノイラミン酸)、NeuGc(N-グリコリルノイラミン酸)等を挙げることができ、グルコースであることが好ましい。水溶性多糖類部分は、これらの1種類の構成単位のみからなることもできるし、あるいは、2種類以上の構成単位からなることもできる。
(A1)ADAMTS13を含有する可能性のある被検試料と、他の物質により認識されうる配列又は構造を末端に有している基質とを、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下にて液中で接触させる工程、
(A2)前記液と不溶性担体と標識化パートナーとを混合し、更に不溶性担体とこれ以外の液とを分離する工程、並びに
(A3)切断されずに不溶性担体に捕捉される基質、及び/又は、切断を受けて不溶性担体に捕捉されずに遊離した液中の基質断片を分析する工程
を含むことができる。
前記工程(A2)で用いる前記不溶性担体には、前記基質の前記末端を特異的に認識するパートナーが担持されている。また、前記工程(A2)で用いる前記標識化パートナーは、前記基質のもう一方の末端を特異的に認識することができるパートナーを標識化したものである。
切断を受けて不溶性担体に捕捉されずに遊離した液中の基質断片を分析する場合には、遊離基質断片を認識しうる標識化パートナーに含まれる標識物質の量を測定することにより、遊離基質断片の量を決定することができ、更に、例えば、検量線を作成することにより、被検試料中に含有されるADAMTS13の量又は活性を決定することができる。被検試料中にADAMTS13が含まれる場合、その酵素量又は活性が高いほど、分析に持ち込まれる標識物質が増加することとなる。
一方、不溶性担体に切断されずに捕捉される基質を分析する場合、結合している標識化パートナーに含まれる標識物質の量を測定することにより、切断されなかった基質の量を決定することができ、更に、例えば、検量線を作成することにより、被検試料中に含有されるADAMTS13の量又は活性を決定することができる。被検試料中にADAMTS13が含まれる場合、その酵素量又は活性が高いほど、分析に持ち込まれる標識物質が減少することとなる。
(B1)ADAMTS13を含有する可能性のある被検試料と、標識化された基質とを、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下にて液中で接触させる工程、
(B2)前記液と不溶性担体とを混合し、更に不溶性担体とこれ以外の液を分離する工程、並びに
(B3)切断されずに不溶性担体に捕捉される基質、及び/又は、切断を受けて不溶性担体に捕捉されずに遊離した液中の基質断片を分析する工程
を含む。
前記工程(B2)で用いる前記不溶性担体には、前記基質の標識化された末端と反対側の末端を特異的に認識するパートナーが担持されている。
切断を受けて不溶性担体に捕捉されずに遊離した液中の基質断片を分析する場合には、遊離基質断片に含まれる標識物質の量を測定することにより、遊離基質断片の量を決定することができ、更に、例えば、検量線を作成することにより、被検試料中に含有されるADAMTS13の量又は活性を決定することができる。被検試料中にADAMTS13が含まれる場合、その酵素量又は活性が高いほど、分析に持ち込まれる標識物質が増加することとなる。
一方、不溶性担体に切断されずに捕捉される基質を分析する場合、片方の末端に標識化された標識物質の量を測定することにより、切断されなかった基質の量を決定することができ、更に、例えば、検量線を作成することにより、被検試料中に含有されるADAMTS13の量又は活性を決定することができる。被検試料中にADAMTS13が含まれる場合、その酵素量又は活性が高いほど、分析に持ち込まれる標識物質が減少することとなる。
(C1)ADAMTS13を含有する可能性のある被検試料と、他の物質により認識されうる配列又は構造を末端に有している基質とを、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下にて液中で接触させる工程、
(C2)前記液と不溶性担体と前記標識化パートナーとを混合し、更に不溶性担体とこれ以外の液とを分離する工程、並びに
(C3)切断されずに不溶性担体に捕捉される基質、及び/又は、切断を受けて不溶性担体に捕捉されずに遊離した液中の基質断片を分析する工程
を含むことができる。前記工程(C2)で用いる前記不溶性担体には、切断後の基質断片におけるネオアンチゲンとは反対側の末端を特異的に認識するパートナーが担持されている。
第一試薬:基質及び水溶性ポリマーを含む溶液
第二試薬:基質を捕捉しうる表面処理が施された磁性粒子など
第三試薬:切断断片を特異的に認識する、あるいは基質を認識しうる標識化抗体など(例えば、標識をアルカリホスファターゼ)
第四試薬:化学発光用基質(例えば、AMPPD)
からなる試薬構成を挙げることができ、標識物質、検出系により、適宜組成を変更し、種々の構成とすることが可能である。
《実施例1:SDS−アガロースゲル電気泳動によるADAMTS13酵素活性の測定におけるDEAE−デキストランの効果》
ADAMTS13を含む正常ヒトプール血漿及びその希釈系列を、トリス緩衝液(pH7.4;1.5mol/L尿素及び0.1mol/L塩化バリウム含有)と等量混合し、更に終濃度2.4mmol/Lとなるように4−[2−アミノエチル]−ベンゼンスルホニルフルオリド塩酸塩(4-[2-Aminoethyl]-benzenesulfonyl fluoride, hydrochloride;Pefabloc;Roche社)を添加した。このように処理したサンプル溶液を、vWF(非特許文献3に記載の方法により、ヒト血漿から精製したもの)3μg/mL及びDEAE−デキストラン[Diethylaminoethyl-Dextran(GEヘルスケアバイオサイエンス社)](終濃度0.1%又は0.2%)含有トリス緩衝液(pH7.4、1.5mol/L尿素)と1:5の容量比で混合し、37℃で2時間インキュベーションし、vWFをサンプル溶液中のADAMTS13で分解した。なお、本実施例で使用したDEAE−デキストランは、平均分子量500,000で、N含有量は約3.2%であり、この値からおおよそグルコース3個に対して陽イオン性を発揮する置換基が1個導入されているものに相当する。分解反応は、終濃度40mmol/LとなるようにEDTAを添加することにより停止させた。このように調製したサンプルを非還元下のSDS−アガロースゲル電気泳動(1.4%アガロースゲル)にて分離後、ウエスタンブロット法にて、PVDF(polyvinylidene difluoride)膜にトランスファーした。市販のブロッキング剤(ブロックエース;大日本製薬)で室温にてブロッキングした後、トリス緩衝液(pH7.4)で洗浄した。トリス緩衝液(pH7.4)/10%ブロックエースで1/1000希釈したHRP(horseradish peroxidase)標識抗vWF抗体(DAKO社)にて1時間室温で反応させた後、トリス緩衝液(pH7.4)で3回洗浄後、市販の発色キット(イムノステインHRP−1000;コニカ社)にて発色した。
実施例1にて使用したvWF及びDEAE−デキストランの相互作用を観測するとともにその解離定数を測定した。測定にあたっては、BIACORE J(ビアコア社)を使用した。
(1)基質の調製
ADAMTS13の基質として、vWFの部分断片(第1596番〜第1668番のアミノ酸からなる断片。以下、vWF73と称する)を、Koichi Kokame, Masanori Matsumoto, Yoshihiro Fujimura, and Toshiyuki Miyata, VWF73, a region from D1596 to R1668 of von Willebrand factor, provides a minimal substrate for ADAMTS-13. Blood, Jan 2004; 103: 607 - 612に記載の方法に従って、調製した。ここにおいて、実際のアッセイに使用したものは73アミノ酸のN末端にグルタチオンS−トランスフェラーゼ(以下、GSTと称する)、そしてC末端に6XHisを導入したもの(以下、GST−vWF73−Hと称する)を用いた。
2.4μmの粒径の磁性ラテックス(JSR製)の1%溶液と抗GST抗体(GEヘルスケアバイオサイエンス社)(約200μg)とを、50mmol/L MES緩衝液(pH6)中で室温にて1時間反応させ、前記緩衝液で洗浄後、0.3%ウシアルブミン/0.1mol/Lトリス緩衝液(pH8)によるブロッキングを行い、抗GST抗体結合磁性粒子を調製した。
小型自動免疫測定装置(PATHFAST;三菱化学ヤトロン社製)を用いて測定を行った。詳細には、健常ヒト血漿の希釈サンプル60μLとGST−vWF73−Hを1mAbs及びDEAE−デキストラン(0.05%、0.1%、0.2%、0.4%)及びプロテアーゼインヒビターカクテル(Complete Mini EDTA-free;Roche社)を適量含む緩衝液[5mmol/L Bis−トリス(pH6)/20mmol/L CaCl2/0.01%Tween20/0.5%ウシ血清アルブミン(シグマ社):以下反応緩衝液と称する]50μLを37℃で3.3分間反応させた。ここに更に(2)で調製した抗GST抗体結合磁性粒子が前記反応緩衝液に0.03%懸濁された溶液60μLを加え、37℃で2.5分間反応させた。ここに更にHRP標識抗6XHi抗体(Roche社)が前記反応緩衝液に1/500希釈された溶液60μLを加え、37℃で4分間反応させた。0.1mol/Lトリス緩衝液(pH8)/0.15mol/L NaCL/0.1%トリトン(Triton)X−100で磁性粒子を洗浄した後、ケミルミネッセンス基質溶液[ELISA Femto Maximum Sensitivity Substrate(PIERCE社)溶液]100μLを混合し、37℃で2分間反応させ、発光量をカウントした。ブランクとして、56℃で非動化処理しADAMTS13活性を失活させた健常ヒト血漿を使用した。
前記実施例3(3)で実施したADAMTS13活性の測定と同一条件下で、DEAE−デキストランの代わりに、デキストラン又はデキストラン硫酸を含む条件下で測定を行った。結果を図4に示す。図4に示すように、前記と同様ブランクの発光カウント(S)と血漿サンプルを使用した場合の発光カウント(N)との比(S/N)を比較したところ、デキストラン及びデキストラン硫酸はその酵素活性の増加を認めるものではなかった。また、実施例2と同一条件下で行ったBIACOREによる測定においても、デキストラン及びデキストラン硫酸はvWF固定化チップに相互作用することを認めなかった。
DEAE−デキストラン存在下での自動化活性測定[小型自動免疫測定装置(PATHFAST;三菱化学ヤトロン社製)]がADAMTS13活性の測定として特異的であることを検証するために。前記方法にてADAMTS13活性測定値が15〜75%(健常ヒトプール血漿を100%とした)に分布する臨床検体を測定し、既存法により算出された値との整合性を比較検討した。既存のADAMTS13活性測定法としてはFRETS−vWF73[(株)ペプチド研究所(非特許文献4)]を使用した。
Claims (12)
- フォンヴィルブランド因子分解酵素により切断可能な基質を用いるフォンヴィルブランド因子分解酵素の分析方法において、被検試料と前記基質との液中での接触を、基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類の存在下で実施することを特徴とする、フォンヴィルブランド因子分解酵素の分析方法。
- 前記カチオン性水溶性多糖類が、グルコースを構成単位とする多糖類である、請求項1に記載の分析方法。
- 前記カチオン性水溶性多糖類が、グルコースを構成単位とし、カチオン性を発揮する官能基として第3級アミノ基及び/又は第四級アンモニウム基を有する多糖類である、請求項1に記載の分析方法。
- 前記カチオン性水溶性多糖類が、DEAE−デキストランである、請求項1に記載の分析方法。
- 前記分析を全自動分析装置を用いて実施する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の分析方法。
- 前記基質がフォンヴィルブランド因子分解酵素により切断されて生じる基質断片、及び/又は、未切断の基質を、捕捉することのできる不溶性担体を使用する、1〜5のいずれか一項に記載の分析方法。
- 不溶性担体が粒子である、請求項6に記載の分析方法。
- 粒子がラテックス粒子又は磁性粒子である、請求項7に記載の分析方法。
- 前記基質が、フォンヴィルブランド因子分解酵素により切断され遊離する基質断片側において標識物質で標識されているか、あるいは、特異的に認識されうるアミノ酸配列を有している、請求項6〜8のいずれか一項に記載の分析方法。
- 標識物質が、蛍光物質、発光物質、発色物質、又は酵素である、請求項9に記載の分析方法。
- 前記基質がフォンヴィルブランド因子分解酵素により切断されて生じるネオアンチゲンと特異的に結合するパートナーを使用する、請求項6〜8のいずれか一項に記載の分析方法。
- (1)フォンヴィルブランド因子分解酵素により切断可能な基質と、(2)基質と相互作用し、複合体を形成可能なカチオン性水溶性多糖類とを含むことを特徴とする、フォンヴィルブランド因子分解酵素の分析用キット。
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CN117554615A (zh) * | 2024-01-12 | 2024-02-13 | 北京大学第三医院(北京大学第三临床医学院) | 一种adamts13酶活性发光免疫检测方法及adamts13酶活性检测试剂盒 |
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WO2005008241A1 (en) * | 2003-07-07 | 2005-01-27 | University Of North Carolina At Chapel Hill | Method and system for detection of von willebrand factor (vwf) multimers |
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