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JP2008097574A - 情報処理装置、プログラム及びその記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、プログラム及びその記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】印刷装置の機能拡張に依らずに印刷装置が処理可能なデータを生成することが可能な情報処理装置等を提供する。
【解決手段】情報処理装置10は、印刷装置の機能に係る機能設定情報を記憶する情報記憶手段440と、情報記憶手段440から機能設定情報を取得し、印刷装置の印刷設定を格納するためのデータ構造体に、機能設定情報に基づき設定される印刷設定値を割り当てるための領域を確保して、その領域に印刷設定値を割り当てるデータ構造割り当て手段420と、情報記憶手段440に記憶された機能設定情報を参照することによって、データ構造割り当て手段420によってデータ構造体に割り当てられた印刷設定値から、印刷装置が処理可能なデータを生成するデータ生成手段438とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、印刷装置が処理可能なデータを生成する情報処理装置と、コンピュータをそのような情報処理装置として機能させるプログラム及びその記録媒体とに関する。
ネットワーク又はシリアルで、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置(以下、単にPCという。)と、例えばプリンタ、スキャナ又はファクシミリ(FAX)等の周辺機器とが接続されている場合に、PCは、自身にインストールされているアプリケーションで作成又は閲覧されたデータを周辺機器が処理可能なデータへ変換するためのデバイスドライバを有する。例えば、レーザプリンタ(LP)及び複合機能プリンタ(MFP)等の画像形成装置(以下、単にプリンタという。)の場合に、PCには、一般的に、そのプリンタ専用のプリンタドライバが組み込まれており、これによって、アプリケーションで作成又は閲覧されたデータは、プリンタが処理可能なプリンタ言語(PDL)データへと変換される。
PCへデバイスドライバを組み込む作業は一般にインストールと称されるが、このインストール作業は、ネットワーク管理上、特定の管理者が行うよう制限されている場合が多く、また手順も煩雑である。また、特にプリンタでは、印刷業務が非常に重要である企業において、新たなプリンタドライバがインストールされると、そのプリンタドライバを実際の業務で使用する前に、企業内外で予め基本的な印刷処理が実施可能か確認テストを行うことがある。一方、PCに既にインストールされたデバイスドライバの機能を拡張する場合には、拡張される新機能を搭載した新たなデバイスドライバを再度インストールする方法が一般的である。従って、管理者は、デバイスドライバに新しい機能が追加される度に煩雑なインストール作業を行い、場合によっては、更に確認テストを行わなければならない。これは、管理者を含むユーザにとって相当な負担となる。
これに対して、一般的なプログラムの場合には、プラグインと呼ばれる方法によって、基本のプログラムをあらためてインストールすることなしに新機能を追加することが可能である。しかし、プリンタドライバ等のデバイスドライバの場合には、デバイスドライバ内部の構成がOS(Operating System)により規定されており、一般的なプログラムのように自由な設計を行うことができないため、前出のプラグインを用いることができない。
例えばプリンタドライバの場合には、OSがウィンドウズ(登録商標)であるならば、プリンタドライバは、印刷設定を行うための画面を表示させるユーザインターフェース(UI)部と、アプリケーションで作成した文書等のデータを印刷データに変換し、UI部で設定した内容を印刷データに付加するグラフィック部とに分かれており、UI部で設定した内容をグラフィック部が受け取るためのデータ構造としてDEVMODEと呼ばれる構造体が規定されている。DEVMODEは、OSで共通としているPublic部と、ベンダーが個別に定義可能としているPrivate部とを有する。機能追加は、Private部を変更することにより可能であるが、DEVMODEの構造はインストール時に決定されてしまうので、インストール後にPrivate部を変更することはできない。
特開2006−113812号公報(特許文献1)は、画像形成装置が有する機能について、使用する機能が変更された際に、ホスト装置側の対応を容易に行うことを可能とするドライバプログラムを開示する。このドライバプログラムは、想定しうる全ての機能を予め内包しており、画像形成装置の機能に応じて必要な機能のみを表示させる。
また、特開2004−326601号公報(特許文献2)は、印刷を行う際に実現される機能の追加、更新及び削除を適切に行うことができる印刷制御装置を開示する。この印刷制御装置は、ドライバ本体モジュールに接続されたプラグインモジュールを用いることにより、元のプリンタドライバは何ら変更することなく、プリンタ機能を新規に追加したり、既存のプリンタ機能をこれに代わる新たなプリンタ機能で置き換えて更新したり、削除可能なプリンタ機能を削除したりすることができる。
特開2006−113812号公報 特開2004−326601号公報
しかし、上記特許文献1及び2では、予め保有しているリストから機能を追加及び削除することによりプリンタドライバインストール後の機能追加に対応しており、そのリストにない機能が追加された場合には、やはり再インストールを必要とするという問題がある。また、これらの文献には、DEVMODEのような、OSにより規定されるデータ構造への対応については記載されておらず、機能追加の際に何らかの制約が生ずることが懸念される。
本発明は、上記問題を鑑みなされたものであり、印刷装置の機能拡張に依らずに印刷装置が処理可能なデータを生成することが可能な情報処理装置、プログラム及びその記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、印刷装置が処理可能なデータを生成する情報処理装置であって、前記印刷装置の機能に係る機能設定情報を記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段から前記機能設定情報を取得し、前記印刷装置の印刷設定を格納するためのデータ構造体に、前記機能設定情報に基づき設定される印刷設定値を割り当てるための領域を確保して、該領域に前記印刷設定値を割り当てるデータ構造割り当て手段と、前記情報記憶手段に記憶された機能設定情報を参照することによって、前記データ構造割り当て手段によって前記データ構造体に割り当てられた印刷設定値から、前記印刷装置が処理可能なデータを生成するデータ生成手段とを有する。
これにより、印刷装置の機能拡張に依らずに印刷装置が処理可能なデータを生成することが可能な情報処理装置を提供することができる。即ち、印刷装置に対応したプリンタドライバが情報処理装置にインストールされた後であっても、印刷装置に新しい機能が拡張された場合又は別の印刷装置が接続された場合に、新しいプリンタドライバをインストールする手間を省略することができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記機能設定情報は、前記印刷装置の機能と、該機能の設定値に対応するコマンドのデータサイズとを含み、前記データ構造割り当て手段は、前記データサイズの情報に基づき、前記印刷設定値に対応するコマンドを格納する分だけ前記データ構造体に前記領域を確保し、該領域に前記印刷設定値に対応するコマンドを格納する。
これにより、プリンタドライバのインストール後に、所定のデータ構造体に設定値を格納するための領域を確保することができる。
更に望ましくは、前記データ構造体は、情報を追加可能な領域を有し、前記データ構造割り当て手段は、前記印刷設定値を割り当てるための領域を、前記情報を追加可能な領域において確保する。
これにより、例えばDEVMODEのような、OSにより規定されるデータ構造であっても、プリンタドライバのインストール後に、設定値を格納するための領域を確保することができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置は、前記情報記憶手段に記憶された前記機能設定情報に基づいて、前記印刷装置の印刷設定を行うための設定画面を表示する表示手段を更に有し、前記印刷設定値は、前記表示手段により表示された前記設定画面に入力された入力値である。
これにより、印刷装置の印刷設定を行うための設定画面に対しても、プリンタドライバのインストール後に機能拡張等による機能変更を反映させることが可能となり、ユーザは、機能変更を反映された設定画面から印刷設定を行うことができる。
更に望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記情報記憶手段は、前記表示手段により表示される前記設定画面のレイアウトを決定するレイアウト情報を更に記憶し、前記表示手段は、前記レイアウト情報に基づいて前記設定画面を構成して、表示する。
これにより、機能拡張等による印刷装置の機能変更に応じたレイアウトを有する設定画面を表示することができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記情報記憶手段は、前記印刷装置の所定の機能を当該情報処理装置において実行可能とする追加機能情報を更に記憶し、前記データ生成手段は、生成した前記印刷装置が処理可能なデータに含まれるイメージデータを、前記追加機能情報に基づいて処理する。
これにより、印刷装置側で利用可能でない機能を、代わりに情報処理装置側で実行することができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記機能設定情報は、ユーザによる直接入力、記録媒体の読み込み、所定のサーバからの取得、又は前記印刷装置からの取得のうち少なくとも1つによって取得された情報である。
これにより、情報処理装置において、機能拡張等による印刷装置の機能変更に対応するための情報を様々な方法で取得することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、コンピュータを、印刷装置が処理可能なデータを生成する情報処理装置として機能させるプログラムであって、前記印刷装置の印刷設定を格納するためのデータ構造体に、前記印刷装置の機能に係る機能設定情報に基づき設定される印刷設定値を割り当てるための領域を確保して、該領域に前記印刷設定値を割り当てるデータ構造割り当てステップと、前記機能設定情報を参照することによって、前記データ構造割り当て手段によって前記データ構造体に割り当てられた印刷設定値から、前記印刷装置が処理可能なデータを生成するデータ生成ステップとを実行させる。
これにより、印刷装置の機能拡張に依らずに印刷装置が処理可能なデータを生成することを可能にするプログラムを提供することができる。
望ましくは、本発明のプログラムにおいて、前記機能設定情報は、前記印刷装置の機能と、該機能の設定値に対応するコマンドのデータサイズとを含み、前記データ構造割り当てステップは、前記データサイズの情報に基づき、前記印刷設定値に対応するコマンドを格納する分だけ前記データ構造体に前記領域を確保し、該領域に前記印刷設定値に対応するコマンドを格納するステップを含む。
更に望ましくは、本発明のプログラムにおいて、前記データ構造体は、情報を追加可能な領域を有し、前記データ構造割り当てステップは、前記印刷設定値を割り当てるための領域を、前記情報を追加可能な領域において確保するステップを含む。
望ましくは、本発明のプログラムは、前記コンピュータに、更に、前記機能設定情報に基づいて、前記印刷装置の印刷設定を行うための設定画面を表示する表示ステップを実行させ、前記印刷設定値は、前記表示ステップで表示された前記設定画面に入力された入力値である
望ましくは、本発明のプログラムにおいて、前記表示ステップは、前記設定画面のレイアウトを決定するレイアウト情報に基づいて前記設定画面を構成して、表示する。
望ましくは、本発明のプログラムにおいて、前記データ生成ステップは、生成した前記印刷装置が処理可能なデータに含まれるイメージデータを、前記印刷装置の所定の機能を当該情報処理装置において実行可能とする追加機能情報に基づいて処理する。
また、上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されることにより実現可能である。
本発明により、印刷装置で利用可能な機能に係る機能設定情報を取得することで、印刷装置の機能拡張に依らずに印刷装置が処理可能なデータを生成することが可能な情報処理装置、プログラム及びその記録媒体を提供することが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態を、添付の図面を参照して説明する。
〔構成〕
図1は、本発明の一実施形態としての情報処理システムのネットワーク構成例を示す。
図1において、情報処理システム1は、情報処理装置としてのコンピュータ10と、第1及び第2のプリンタ12及び14と、それらを相互に接続して、データ通信を可能にするネットワーク16とを有する。
コンピュータ10は、OS(Operating System)に基づくユーザインターフェース(UI)を表示することが可能なパーソナルコンピュータ(PC)、PDA(Personal Digital Assistants)又は携帯電話等の装置であっても良い。
第1及び第2のプリンタ12、14は、コンピュータ10からの要求に従って動作する機器であって、本実施形態では、レーザプリンタ(LP)又は複合機能プリンタ(MFP)等の画像形成装置を例とする。
図1では、コンピュータ及びプリンタは、夫々、1台又は2台ずつしか示されていないが、実際には複数台であっても良い。また、コンピュータとプリンタとの間の接続は、図1に示されるようなローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット等のネットワーク形式はもちろん、例えばUSB等のようなシリアル形式であっても良い。
図2は、本発明の一実施形態としてのコンピュータのハードウェア構成例を示す。図2に示されるように、コンピュータ10は、バス26によって相互に接続されたドライブ装置21と、補助記憶装置22と、メモリ装置23と、演算処理装置24と、インターフェース装置25とを有する。コンピュータ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体27によって提供される。
ドライブ装置21は、記録媒体27を読み取るための装置である。プログラムを記録した記録媒体27がドライブ装置21にセットされると、プログラムが記録媒体27からドライブ装置21を介して補助記憶装置22にインストールされる。なお、本実施形態では、記録媒体に記録されたプログラムとして、プリンタドライバやPC−FAXドライバ等の各種デバイスドライバが適用可能であるが、説明を簡単なものとするため、以降はプリンタドライバを例として説明する。
補助記憶装置22は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイル及びデータ等を格納する装置である。メモリ装置23は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置22からプログラムを読み出して格納する装置である。演算処理装置24は、メモリ装置23に格納されたプログラムに従って、コンピュータ10に係る機能を実行する装置である。インターフェース装置25は、コンピュータ10を図1のネットワーク16へ接続するための装置である。
図3は、コンピュータ10の機能構成例を示す。図3に示されるように、コンピュータ10は、ネットワーク16を介してプリンタ12に接続されており、アプリケーション32と、描画サービス34と、プリンタドライバ36と、データ送信部38とを有する。
アプリケーション32は、例えばウィンドウズ(登録商標)のようなOS上で動作するプログラムであって、例えば、文書作成ソフト及び表計算ソフト等のような汎用アプリケーションである。
描画サービス34は、OS上で動作する描画エンジンであって、一般に、アプリケーション32と描画サービス34との間を接続するインターフェースと共にGDI(Graphic Device Interface)に含まれている。
プリンタドライバ36は、OSの内部命令をプリンタ12が処理可能なデータ、所謂プリンタ言語(PDL)データに変換するモジュールである。一般に、GDI34とプリンタドライバ36との間は、DDI(Device Driver Interface)と呼ばれるインターフェースで接続されている。
データ送信部38は、所謂スプーラであって、プリンタドライバ36で生成されたPDLデータをスプールするモジュールである。スプーラ38によりスプールされたPDLデータは、印刷ポートからネットワーク16を介してプリンタ12へ送信される。
プリンタ12は、コンピュータ10で作成又は閲覧されたデータを印刷する機能を有する機器であって、コンピュータ10のデータ送信部から送信されたPDLデータを受信するデータ受信部42と、データ受信部42によって受信されたPDLデータを処理して、印刷するデータ処理部44とを有する。
図4は、本実施形態のコンピュータが有しているプリンタドライバ36の構成例を表すブロック図である。図4に示されるように、プリンタドライバ36は、ユーザインターフェース(UI)部410と、グラフィック部430と、情報記憶部440とを有する。
UI部410は、ユーザ入力に基づいてプリンタ12の印刷設定を行う手段であって、表示部412と、第1の機能設定情報読込部414と、レイアウト情報読込部416と、入力部418と、データ構造割り当て部420とを有する。
表示部412は、情報記憶部440に格納された情報に基づいて、プリンタ12の印刷設定を行うための設定画面を生成し、例えばモニタ等のディスプレイ装置(図示せず。)に表示する。また、表示部412は、ユーザによって入力された設定情報を受けて、プリンタ12の印刷設定の処理内容を設定する。ここで、「処理内容」とは、デバイス初期化及びプリンタ環境等に関する情報を含み、DEVMODE構造体というデータ構造体に格納される。
第1の機能設定情報読込部414は、情報記憶部440から、表示部412で用いられる機能設定情報を読み込むための手段である。ここで、「機能設定情報」とは、プリンタ12のデバイス構成情報と、これに関連したコマンド情報とを対応付けているファイル情報である。
レイアウト情報読込部416は、情報記憶部440から、表示部412で用いられるレイアウト情報を読み込むための手段である。ここで、「レイアウト情報」とは、表示部412が表示する前出の設定画面等のUIのレイアウトに関する情報である。
入力部418は、例えばマウス及びキーボード等の入力装置を介してユーザから入力された設定情報を受ける部である。
データ構造割り当て部420は、表示部412によって設定された処理内容を所定のデータ構造体、即ち、本実施形態ではDEVMODEに割り当てるための手段である。
次に、グラフィック部430は、アプリケーション32で作成又は閲覧した文書等のデータを、UI部410によって設定された処理内容に従って、プリンタ12が処理可能なデータへ変換する手段であって、第2の機能設定情報読込部432と、追加機能情報読込部434と、出力コマンド決定部436と、データ生成部438とを有する。
第2の機能設定情報読込部432は、第1の機能設定情報読込部414と同じく、情報記憶部440から機能設定情報を読み込むための手段である。
追加機能情報読込部434は、プリンタドライバ36の追加機能情報を読み込むための手段である。ここで、「追加機能情報」とは、インストール後にプリンタドライバ36に追加された機能に関する情報である。
出力コマンド決定部436は、第2の機能設定情報読込部432によって読み込まれた機能設定情報と、追加機能情報読込部434によって読み込まれた追加機能情報とを参照して、UI部410によって設定された処理内容に対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドを決定する。
データ生成部438は、出力コマンド決定部436により決定されたコマンドに基づいて、アプリケーション32で作成又は閲覧された文書等のデータを変換して、プリンタ12が処理可能なPDLデータを生成する。データ生成部438が生成したPDLデータは、スプーラ38へ送られる。
また、情報記憶部440は、UI部410及びグラフィック部430で用いられる情報を記憶する手段であって、機能設定情報を格納するための機能設定情報データベース(DB)442と、レイアウト情報を格納するためのレイアウト情報DB444と、機能実行ファイル450としての追加機能情報を格納するための追加機能情報DB446と、デフォルトの処理内容又は前回の印刷時に設定された処理内容を格納する印刷設定情報DB448とを有する。
〔機能設定情報のデータ記述例〕
図5は、図4の機能設定情報DB442に格納される機能設定情報のデータ記述をテーブル形式で表した例である。図5に示されるように、機能設定情報500は、第1、第2、第3及び第4の機能情報510、520、530及び540を有する。第1、第2、第3及び第4の機能情報510、520、530、540の夫々は、プリンタ12が実行可能な機能の機能名、DEVMODE構造体でのデータ形式、及び選択肢等の情報を有する。
第1の機能情報510は、ステープル機能に係る情報であって、機能名として「ステープル」という情報を有する。ステープル機能は、幾つかの所定の選択肢の中から1つを選択することによって設定されるので、そのDEVMODE構造体でのデータ形式は、設定方法の種類として「選択」という情報を有する。更に、DEVMODE構造体でのデータ形式は、DEVMODE構造体のデータサイズとして「1バイト」という情報を有する。これは、ステープル機能が何らかの選択肢を選択されることによって設定された場合に、その設定情報をDEVMODE構造体に書き込むために要するサイズを意味する。第1の機能情報510は、「しない」、「上」、「右」及び「左」の4つの選択肢を有し、夫々の選択肢は、その選択肢が選択された場合にDEVMODE構造体に書き込まれる値と、その選択肢に対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドとを関連付けられている。
第2の機能情報520は、両面印刷機能に係る情報であって、機能名として「両面印刷」という情報を有する。両面印刷機能は、前出のステープル機能と同じく、幾つかの所定の選択肢の中から1つを選択することによって設定されるので、そのDEVMODE構造体でのデータ形式は、設定方法の種類として「選択」という情報と、DEVMODE構造体のデータサイズとして「1バイト」という情報とを有する。第2の機能情報520は、「しない」、「右綴じ」及び「左綴じ」の3つの選択肢を有し、第1の機能情報510と同じく、夫々の選択肢は、その選択肢が選択された場合にDEVMODE構造体に書き込まれる値と、その選択肢に対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドとを関連付けられている。
第3の機能情報530は、パスワード機能に係る情報であって、機能名として「パスワード」という情報を有する。パスワード機能は、ユーザが入力した文字列によって設定されるので、そのDEVMODE構造体でのデータ形式は、設定方法の種類として「文字列」という情報を有する。更に、DEVMODE構造体でのデータ形式には、DEVMODE構造体のデータサイズとして、ユーザが入力する文字列分のデータサイズの情報を有する。例えば、1文字が1バイトとすると、パスワードとしてユーザが入力する文字列が8文字である場合には、データサイズの情報は「8バイト」である。第3の機能情報530は、また、パスワードとして入力可能な文字の種類に係る情報を有し、例えば、パスワードがアルファベットのみから成る場合には、入力可能文字として「アルファベット」という情報を有する。第3の機能情報530は、また、当該機能に対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドの情報を有する。
第4の機能情報540は、地紋印刷機能に係る情報であって、機能名として「地紋印刷」という情報を有する。地紋印刷機能は、前出のステープル機能と同じく、幾つかの所定の選択肢の中から1つを選択することによって設定されるので、そのDEVMODE構造体でのデータ形式は、設定方法の種類として「選択」という情報と、DEVMODE構造体のデータサイズとして「1バイト」という情報とを有する。第4の機能情報540は、「しない」及び「する」の2つの選択肢を有し、第1の機能情報510と同じく、夫々の選択肢は、その選択肢が選択された場合にDEVMODE構造体に書き込まれる値と、その選択肢に対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドとを関連付けられている。
〔レイアウト情報のデータ記述例〕
図6は、図4のレイアウト情報DB444に格納されるレイアウト情報のデータ記述をテーブル形式で表した例である。図6に示されるように、レイアウト情報600は、第1、第2、第3、第4及び第5の配置情報610、620、630、640及び650を有する。第1、第2、第3、第4及び第5の配置情報610、620、630、640及び650の夫々は、設定画面に表示される機能の名称、入力欄及び機能イメージの配置(表示タブ及び座標)、並びに機能イメージのファイル名等の情報を有する。
第1の配置情報610は、ステープル機能に係る情報であって、機能名として「ステープル」という情報を有する。また、第1の配置情報610には、ステープル機能の設定入力欄及び機能イメージが、印刷設定画面内に表示される「基本設定」タブにおいて座標(X,Y)=(0,64)の位置に配置され、その機能イメージが、ファイル名「stable.bmp」を有する画像ファイルから取得されることが記述されている。
第2の配置情報620は、両面印刷機能に係る情報であって、機能名として「両面印刷」という情報を有する。また、第2の配置情報620には、両面印刷機能の設定入力欄及び機能イメージが、印刷設定画面内に表示される「基本設定」タブにおいて座標(X,Y)=(0,0)の位置に配置され、その機能イメージが、ファイル名「duplex.bmp」を有する画像ファイルから取得されることが記述されている。
第3の配置情報630は、パスワード機能に係る情報であって、機能名として「パスワード」という情報を有する。また、第3の配置情報630には、パスワード機能の設定入力欄及び機能イメージが、印刷設定画面内に表示される「基本設定」タブにおいて座標(X,Y)=(256,0)の位置に配置され、その機能イメージが、ファイル名「password.bmp」を有する画像ファイルから取得されることが記述されている。
第4の配置情報640は、色調整機能に係る情報であって、機能名として「色情報」という情報を有する。また、第4の配置情報640には、色調整機能の設定入力欄及び機能イメージが、印刷設定画面内に表示される「追加設定」タブにおいて座標(X,Y)=(0,0)の位置に配置され、その機能イメージが、ファイル名「color.bmp」を有する画像ファイルから取得されることが記述されている。
第5の機能情報650は、地紋印刷機能に係る情報であって、機能名として「地紋印刷」という情報を有する。また、第5の配置情報650には、地紋印刷機能の設定入力欄及び機能イメージが、印刷設定画面内に表示される「基本設定」タブにおいて座標(X,Y)=(256,64)の位置に配置され、その機能イメージが、ファイル名「watermark.bmp」を有する画像ファイルから取得されることが記述されている。
なお、機能設定情報500及びレイアウト情報600は、図5及び6に示したようにテーブル形式であっても良いが、他の形式であっても良い。また、図5の機能設定情報500は、4つの機能情報を有するが、4以下又は以上の機能情報を有しても良く、図6のレイアウト情報600は、5つの配置情報を有するが、5以下又は以上の配置情報を有しても良い。
機能設定情報500及びレイアウト情報600は、ユーザによる直接入力、記録媒体の読み込み、所定のサーバからの取得、又はプリンタ12からの取得のいずれかによって取得され、コンピュータ10に保存される。例えば、プリンタ12から取得される場合に、機能設定情報500及びレイアウト情報600は、プリンタ12がコンピュータ10から発せられた作動要求に応答すると同時に、プリンタ12からコンピュータ10へ送られても良い。
以下、図4のプリンタドライバ36の動作について、機能設定情報及びレイアウト情報が図5及び図6に示したようなデータを有する場合を例として説明する。
本実施例は、プリンタ12が処理可能なデータを生成する際に、デフォルトの処理内容又は前回の印刷時に設定された処理内容を用いる場合のコンピュータ10の動作について、図7のシーケンス図を交えながら説明する。
デフォルト又は前回の処理内容が用いられる場合としては、例えば、ユーザが、アプリケーション実行中に表示される画面上部のプリンタアイコンを押すことによって、プリンタドライバ36に対して印刷要求を行う場合が考えられる。このような場合に、最初に、ステップS101で、印刷要求がアプリケーション32からプリンタドライバ36へ送信される。
印刷要求を受けて、ステップS102で、UI部410は、第1の機能設定情報読み込み部414を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500(図5参照。)を読み込む。次に、UI部410は、データ構造割り当て部420において、ステップS103で、第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から夫々の機能に係る機能情報を取得し、更に、ステップS104で、取得した機能情報から、その機能に対する処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズを取得して、データサイズに対応する領域をDEVMODE構造体に確保する。機能設定情報読み込み部414によって読み込まれていない機能設定情報が依然として情報記憶部440にある場合には、前出のステップS102からS104を繰り返す。このようなDEVMODE構造体の領域確保については、後に図8及び図9を参照して詳細に説明する。
DEVMODE構造体に必要な領域が確保された後、UI部410は、データ構造割り当て部420において、ステップS105で、情報記憶部440の印刷設定情報DB448から処理内容のデフォルト設定を読み込み、ステップS106で、このデフォルト設定をDEVMODE構造体に割り当てる。
ステップS107で、UI部410は、データ構造割り当て部420によって処理内容としてデフォルト設定を割り当てられたDEVMODE構造体をアプリケーション32へ送る。アプリケーション32は、ステップS109で、UI部410から送られたDEVMODE構造体を一時的に保存し、ステップS110で、アプリケーション32で作成又は閲覧されたイメージデータとともに、プリンタドライバ36のグラフィック部430へ送られる。
ステップS110で、グラフィック部430は、第2の機能設定情報読み込み部432を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500を読み込む。ステップS111で、グラフィック部430は、コマンド決定部436において、第2の機能設定情報読み込み部432によって読み込んだ機能設定情報500を参照して、アプリケーション32から読み込んだDEVMODE構造体に割り当てられたデフォルト設定に対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドを決定する。ステップS112で、グラフィック部430は、データ生成部438において、コマンド決定部436によって決定されたコマンドに基づいて、アプリケーション32から読み込んだイメージデータと、DEVMODE構造体に割り当てられたデフォルト設定とから、プリンタ12が処理可能なデータを生成する。最後に、ステップS113で、グラフィック部430は、データ生成部438によって生成されたデータをスプーラ38(図3参照。)を介してプリンタ12へ送信する。
次に、上述したDEVMODE構造体の領域確保について、図8を交えて更に詳細に説明する。
例えば印刷要求をトリガとして、ステップS201で、データ構造割り当て部420は、DEVMODE構造体のオフセットを0で初期化する。
ステップS202で、データ構造割り当て部420は、第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込まれた機能設定情報500から、最初の機能情報を取得する。ステップS203で、データ構造割り当て部420は、取得した機能情報から、その機能に設定される処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズを取得する。ステップS204で、データ構造割り当て部420は、DEVMODE構造体のオフセットから取得したデータサイズ分の領域を確保する。
ステップS205で、データ構造割り当て部420は、機能設定情報500に未だ取得していない機能情報があるか否かを判定し、そのような機能情報がある場合には、現在のオフセットに先に取得したデータサイズを足した後、前出のステップS202からS204を繰り返す。そのような機能情報がない場合には、データ割り当て部420は、DEVMODE構造体の領域確保を終了する。
次に、上述したDEVMODE構造体への処理内容の割り当てについて、図9を交えて更に詳細に説明する。
図9は、本実施例におけるDEVMODE構造体のデータ構造の一例を示す。一般的なDEVMODE構造体は、OSで共通としているPublic部と、ベンダーが個別に定義可能としているPrivate部とを有する。図9のDEVMODE構造体は、Private部80に、プリンタドライバのインストール後であっても情報の追加、削除、及び書き換えが可能な未使用領域90を付加された可変DEVMODE構造体である。
(a)は、未使用領域90に何も割り当てられていない状態のDEVMODE構造体900aを示す。この構造体900aに、図5の機能設定情報500により定義される夫々の機能の処理内容が割り当てられる場合を考える。
最初に、データ構造割り当て部420は、図8を参照して説明されたように、DEVMODE構造体に処理内容を割り当てるための領域を確保する。データ構造割り当て部420は、先ず、DEVMODE構造体900aのオフセットを0で初期化する(ステップS201)。図9(a)で、オフセット0は、Private部80と未使用領域90との間の境界であるとする。次に、データ構造割り当て部420は、第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込まれた機能設定情報500から、ステープル機能に係る情報である第1の機能情報510を取得し(ステップS202)、更に、第1の機能情報510から、ステープル機能に設定される処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズ「1バイト」を取得する(ステップS203)。データ構造割り当て部420は、図9(b)に示されるように、DEVMODE構造体900aにおいてオフセット0から1バイト分の領域92を確保し、結果として、DEVMODE構造体900bを得る。その後、データ構造割り当て部420は、機能設定情報500に未だ取得していない機能情報があるか否かを判定する(ステップS205)。図5に示されるように、機能設定情報500は、次に両面印刷機能に係る情報である第2の機能情報520を有するので、現在のオフセット0に、ステープル機能の処理内容が書き込まれた領域92のデータサイズ「1バイト」を足して、それを新たなオフセット「1」とする。
図5の機能設定情報500は、既にDEVMODE構造体にその処理内容を割り当てるための領域を確保されたステープル機能に係る第1の機能情報510の他に、両面印刷、パスワード及び地紋印刷の各機能に係る第2、第3及び第4の機能情報520、530、540を含む。第2の機能情報520によれば、両面印刷機能の処理内容をDEVMODE構造体に割り当てるために必要とされるデータサイズは「1バイト」である。従って、データ構造割り当て部420は、図9(c)に示されるように、DEVMODE構造体900bにおいてオフセット1から1バイト分の領域94を確保し、結果として、DEVMODE構造体900cを得る。このとき、オフセットは新たに「2」となる。同様に、第3の機能情報530によれば、パスワード機能の処理内容をDEVMODE構造体に割り当てるために必要とされるデータサイズは「8バイト」であるから、データ構造割り当て部420は、図9(d)に示されるように、DEVMODE構造体900cにおいて新たなオフセット2から8バイト分の領域96を確保し、結果として、DEVMODE構造体900dを得る。また、第4の機能情報540によれば、地紋印刷の処理内容をDEVMODE構造体に割り当てるために必要とされるデータサイズは「1バイト」であるから、データ構造割り当て部420は、図9(e)に示されるように、DEVMODE構造体900dにおいて新たなオフセット10から1バイト分の領域98を確保し、結果として、DEVMODE構造体900eを得る。
このように、機能設定情報500に含まれる全ての機能情報を基にDEVMODE構造体に領域を確保した後、データ構造割り当て部420は、対応する処理内容(本実施例では、デフォルト設定)をそれらの領域に割り当てる。
例えば、ステープル機能のデフォルト設定が選択肢「しない」であったとすると、データ構造割り当て部420は、先に取得した第1の機能情報510から選択肢「しない」に対応するDEVMODE値「0」を取得し、図9(b)のDEVMODE構造体900bに確保されたオフセット0から1バイト分の領域92にDEVMODE値「0」を書き込む。
また、例えば、両面印刷機能のデフォルト設定が選択肢「右綴じ」であったとすると、データ構造割り当て部420は、先に取得した第2の機能情報520から選択肢「右綴じ」に対応するDEVMODE値「1」を取得し、図9(c)のDEVMODE構造体900cに確保されたオフセット1から1バイト分の領域94にDEVMODE値「1」を書き込む。
また、例えば、パスワード機能のデフォルト値が「ABCDEFGH」のアルファベット8文字から成る文字列であったとすると、データ構造割り当て部420は、図9(d)のDEVMODE構造体900dに確保されたオフセット2から8バイト分の領域96に、1文字につき1バイトの領域を用いて、文字列「ABCDEFG」を書き込む。
また、例えば、地紋印刷機能のデフォルト値が選択肢「する」であったとすると、図5に示されるように、第4の機能情報540において選択肢「する」に対応するDEVMODE値は「1」である。また、同じく図5に示されるように、地紋印刷機能に設定される処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズは「1バイト」であるから、データ構造割り当て部420は、先に取得した第4の機能情報540から選択肢「する」に対応するDEVMODE値「1」を取得し、図9(e)のDEVMODE構造体900eに確保されたオフセット10から1バイト分の領域98にDEVMODE値「1」を書き込む。
以上、図5の機能設定情報500に含まれる全ての機能情報について、その処理内容をDEVMODE構造体へ割り当てることができた。
更に、処理内容が割り当てられたDEVMODE構造体からプリンタが解釈可能なコマンドを決定する動作について、図10を交えて説明する。
図7のステップS110でグラフィック部430によって情報記憶部440から機能設定情報500が読み込まれた後、ステップS301で、コマンド決定部436は、DEVMODE構造体のオフセットを0で初期化する。
ステップS302で、コマンド決定部436は、第2の機能設定情報読み込み部432によって読み込まれた機能設定情報500から、最初の機能情報を取得する。ステップS303で、コマンド決定部436は、取得した機能情報から、その機能に設定される処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズを取得する。ステップS304で、コマンド決定部436は、DEVMODE構造体から、そのオフセット0からステップS303で取得したデータサイズ分の領域に書き込まれたDEVMODE値を取得する。次に、コマンド決定部436は、ステップS302で取得した機能情報を参照して、ステップS305において、取得したDEVMODE値に関連付けられた処理内容を検索し、ステップS306においてその処理内容に関連付けられたコマンドを決定する。コマンド決定後、ステップS307で、コマンド決定部436は、現在のオフセットにステップS303で取得したデータサイズを足し、それを新たなオフセットとする。
ステップS308で、コマンド決定部436は、機能設定情報500に未だ取得していない機能情報があるか否かを判定し、そのような機能情報がある場合には、前出のステップS302からS307を繰り返す。そのような機能情報がない場合には、コマンド決定部436は、DEVMODE構造体に基づくコマンド決定動作を終了する。
ここで、図5の機能設定情報500により定義される夫々の機能の処理内容が図9(e)のDEVMODE構造体900eのように割り当てられている場合を例として、図10に示した動作を更に詳細に説明する。
最初に、ステップS301で、コマンド決定部436は、DEVMODE構造体のオフセットを0で初期化する。図9(e)で、オフセット0は、Private部80とステープル機能の処理内容が書き込まれた領域92との間の境界に相当する。
次に、ステップS302で、コマンド決定部436は、第2の機能設定情報読み込み部432によって読み込まれた機能設定情報500から、ステープル機能に係る情報である第1の機能情報510を取得する。ステップS303で、コマンド決定部436は、第1の機能情報510から、ステープル機能に設定される処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズ「1バイト」を取得する。ステップS304で、コマンド決定部436は、DEVMODE構造体900eのオフセット0からデータサイズ「1バイト」分の領域92に書き込まれたDEVMODE値「0」を取得する。ステップS305で、コマンド決定部436は、ステップS302で取得した第1の機能情報510を参照して、取得したDEVMODE値「0」に関連付けられた処理内容を検索する。図5に示されるように、第1の機能情報510においてDEVMODE値「0」に関連付けられた処理内容は、選択肢「しない」である。従って、ステップS306で、コマンド決定部436は、第1の機能情報510において選択肢「しない」に関連付けられたコマンド「STAPLE=NONE」を決定する。コマンド決定後、ステップS307で、コマンド決定部436は、現在のオフセット0に領域92のデータサイズ「1バイト」を足し、それを新たなオフセット「1」とする。
ステップS308で、コマンド決定部436は、機能設定情報500に未だ取得していない機能情報があるか否かを判定定する。図5に示されるように、機能設定情報500は、次に両面印刷機能に係る情報である第2の機能情報520を有するので、両面印刷機能に関して、先のステープル機能の場合と同様に前出のステップS302からS307が実行される。
図9(e)のDEVMODE構造体900eにおいて、領域92の次の領域94に書き込まれたDEVMODE値は「1」であるから、コマンド決定部436は、第2の機能情報520を参照して、DEVMODE値「1」に関連付けられた処理内容が選択肢「右綴じ」であることを検出し、検出された選択肢「右綴じ」に関連付けられたコマンド「DUPLEX=RIGHTBIND」を決定する。
また、機能設定情報500は、次に、パスワード機能に係る情報である第3の機能情報530を有する。パスワード機能に関しても、先のステープル機能の場合と同様に前出のステップS302からS307が実行される。図9(e)のDEVMODE構造体900eにおいて、領域94の次の領域96に書き込まれたDEVMODE値は「ABCDEFGH」であるから、コマンド決定部436は、第3の機能情報530を参照して、DEVMODE値「ABCDEFGH」に関連付けられた処理内容を検出する。パスワード機能は、入力されたアルファベット文字から成る文字列により設定されるので、コマンド決定部436は、文字列「ABCDEFGH」を含むコマンド「PASSWORD="ABCDEFGH"」を決定する。
また、機能設定情報500は、次に、地紋印刷機能に係る情報である第4の機能情報540を有する。地紋印刷機能に関しても、先のステープル機能の場合と同様に前出のステップS302からS307が実行される。図9(e)のDEVMODE構造体900eにおいて、領域96の次の領域98に書き込まれたDEVMODE値は「1」であるから、コマンド決定部436は、第4の機能情報540を参照して、DEVMODE値「1」に関連付けられた処理内容が選択肢「する」であることを検出し、検出された選択肢「する」に関連付けられたコマンド「JIMON=ON」を決定する。
以上、図9(e)のDEVMODE構造体900eに割り当てられた処理内容に基づいて、プリンタが解釈可能なコマンドを決定することができた。
このように、本実施例のコンピュータは、DEVMODE構造体のようなOSで規定される所定のデータ構造に情報を追加可能な領域を設け、プリンタ等の機器の所定の機能に設定された処理内容を書き込むための領域を確保することによって、デバイスドライバのインストール後であっても再インストールを伴わずに、機器の機能変更に対応して、機器が処理可能なデータを生成することができる。
本実施例は、プリンタ12が処理可能なデータを生成する際に、設定画面上でユーザによって設定された処理内容を用いる場合のコンピュータ10の動作について、図11のシーケンス図を交えながら説明する。
設定画面上でユーザによって設定された処理内容が用いられる場合としては、例えば、ユーザが、ウィンドウズ(登録商標)で動作するアプリケーションの印刷設定画面において「プロパティ」ボタンを押すことによって、プリンタドライバ36に対してプリンタ12を設定する設定画面(例えば、プロパティ画面。)を表示するための設定画面呼出要求を行う場合が考えられる。このような場合に、最初に、ステップS401で、設定画面呼出要求がアプリケーション32からプリンタドライバ36のUI部410へ送信される。
UI部410は、アプリケーション32からの要求を受け、ステップS402で、第1の機能設定情報読み込み部414を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500(図5参照。)を読み込む。UI部410は、データ構造割り当て部420において、ステップS403で、第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から夫々の機能に係る機能情報を取得し、更に、ステップS404で、取得した機能情報から、その機能に対する処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズを取得して、データサイズに対応する領域をDEVMODE構造体に確保する。
次に、ステップS405で、UI部410は、表示部412において、先のステップで第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から1又は複数の機能の機能名を取得し、更に、その機能が幾つかの所定の選択肢の中から1つを選択することによって設定される場合には選択肢も取得し、これらに基づいて設定画面を構築して、モニタ等のディスプレイ装置(図示せず。)に表示する。ステップS406で、ユーザは、表示部412によって表示された設定画面に従って、キーボード等の入力装置(図示せず。)を用いて、プリンタ12の各機能を設定するよう設定情報を入力する。ユーザによって入力された設定情報は、入力部418を介して表示部412に送られ、プリンタ12の処理内容として設定される。ステップS407で、UI部410は、データ構造割り当て部420において、図9を参照して説明したように、表示部412により設定された処理内容のデータをDEVMODE構造体に割り当てる。
ステップS408で、UI部410は、データ構造割り当て部420によって処理内容のデータを割り当てられたDEVMODE構造体をアプリケーション32へ送る。アプリケーション32は、ステップS409で、UI部410から送られたDEVMODE構造体を保存する。その後、ステップS410で、ユーザが印刷設定画面内に表示された「OK」ボタン(図12参照。)を押すことによって、印刷要求がアプリケーション32からプリンタドライバ36へ送信される。印刷要求とともに、又は印刷要求の送信後、ステップS411で、アプリケーション32に保存されているDEVMODE構造体と、アプリケーション32で作成又は閲覧されたイメージデータとが、プリンタドライバ36のグラフィック部430へ送られる。
ステップS412で、グラフィック部430は、第2の機能設定情報読み込み部432を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500を読み込む。ステップS413で、グラフィック部430は、コマンド決定部436において、第2の機能設定情報読み込み部432によって読み込んだ機能設定情報500を参照して、アプリケーション32から読み込んだDEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータに対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドを決定する。ステップS414で、グラフィック部430は、データ生成部438において、コマンド決定部436によって決定されたコマンドに基づいて、アプリケーション32から読み込んだイメージデータと、DEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータとから、プリンタ12が処理可能なデータを生成する。最後に、ステップS415で、グラフィック部430は、データ生成部438によって生成されたデータをスプーラ38(図3参照。)を介してプリンタ12へ送信する。
このように、機能設定情報は、アプリケーション32からプリンタドライバ36のUI部410に設定画面の呼び出しがなされるたびに、機能設定情報DB442からUI部410に読み込まれる。
例えば、本実施例のコンピュータ10が、ステープル機能、両面印刷機能及びパスワード機能を有するプリンタに接続されているとする。その後、このプリンタに地紋印刷機能が追加されると、ユーザによる直接入力、記録媒体の読み込み、所定のサーバからの取得、又はコンピュータ10に接続された機器からの取得のいずれかによって、機能設定情報DB442に格納された機能設定情報にも、地紋印刷機能に係る機能情報が追加される。この結果、図5の機能設定情報500が得られる。従って、プリンタに地紋印刷機能が追加されたことに応じて、機能設定情報DB442には地紋印刷機能に係る機能情報540を付加された機能設定情報500が格納されているので、UI部410の表示部412は、そのようなプリンタの機能追加に応じた設定画面を表示することができる。
図12は、本実施例におけるプリンタの設定画面の例を示す。(a)は機能追加前の設定画面であり、(b)は地紋印刷機能が追加された後の設定画面である。
機能追加前の設定画面120aは、基本設定タブ121a及び追加設定タブ123aを有する。本実施例では、基本設定タブ121aが前面に表示されている。基本設定タブ121aには、機能名と設定情報の入力欄とを有する設定項目122、124及び126が縦に順に表示されている。設定項目122、124及び126は、夫々、ステープル機能、両面印刷機能及びパスワード機能の夫々の処理内容を設定するための項目である。
その後、設定画面120aにより設定されたプリンタに地紋印刷機能が追加されると、コンピュータ10が有する機能設定情報にも地紋印刷機能に係る機能情報が追加されるので、UI部410の表示部412は、設定画面120aの基本設定タブ121aに地紋印刷機能を設定するための項目128を付加した設定画面120bを表示する。
このように、本実施例のコンピュータは、プリンタの印刷設定画面を表示する際に、取得した機能設定情報を用いることによって、プリンタドライバのインストール後であっても再インストールを伴わずに、プリンタの機能変更に応じた設定画面を表示することが可能となる。
本実施例は、実施例2のように設定画面を表示する場合に、機器の機能変更に応じて機器を設定するための設定画面のレイアウトも変更することが可能なコンピュータ10の動作について、図13のシーケンス図を交えて説明する。
ユーザが、プリンタ12の設定要求を行った場合、最初にステップS501で、プリンタ12を設定する設定画面を表示するための設定画面呼び出し要求が、アプリケーション32からプリンタドライバ36のUI部410へ送信される。
UI部410は、アプリケーション32からの要求を受け、ステップS502で、第1の機能設定情報読み込み部414を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500(図5参照。)を読み込み、更に、ステップS503で、レイアウト情報読み込み部416を用いて情報記憶部440のレイアウト情報DB444から、ステップS502で取得した機能設定情報500に対応するレイアウト情報600(図6参照。)を読み込む。
UI部410は、データ構造割り当て部420において、ステップS504で、第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から夫々の機能に係る機能情報を取得し、更に、ステップS505で、取得した機能情報から、その機能に対する処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズを取得して、データサイズに対応する領域をDEVMODE構造体に確保する。
次に、ステップS506で、UI部410は、表示部412において、先のステップで第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から1又は複数の機能の機能名を取得し、更に、その機能が幾つかの所定の選択肢の中から1つを選択することによって設定される場合には選択肢も取得し、レイアウト情報読み込み部416により読み込まれたレイアウト情報に従って、取得した機能名及び選択肢に基づく設定画面を構築して、モニタ等のディスプレイ装置(図示せず。)に表示する。ステップS507で、ユーザは、表示部412によって表示された設定画面に従って、キーボード等の入力装置(図示せず。)を用いて、プリンタ12の各機能を設定するよう設定情報を入力する。ユーザによって入力された設定情報は、入力部418を介して表示部412に送られ、プリンタ12の処理内容として設定される。ステップS508で、UI部410は、データ構造割り当て部420において、図9を参照して説明したように、表示部412により設定された処理内容のデータをDEVMODE構造体に割り当てる。
ステップS509で、UI部410は、データ構造割り当て部420によって処理内容のデータを割り当てられたDEVMODE構造体をアプリケーション32へ送る。アプリケーション32は、ステップS510で、UI部410から送られたDEVMODE構造体を保存する。その後、ステップS511で、ユーザが印刷設定画面内に表示された「OK」ボタン(図14参照。)を押すことによって、印刷要求がアプリケーション32からプリンタドライバ36へ送信される。印刷要求とともに、又は印刷要求の送信後、ステップS512で、アプリケーション32に保存されているDEVMODE構造体と、アプリケーション32で作成又は閲覧されたイメージデータとが、プリンタドライバ36のグラフィック部430へ送られる。
ステップS513で、グラフィック部430は、第2の機能設定情報読み込み部432を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500を読み込む。ステップS514で、グラフィック部430は、コマンド決定部436において、第2の機能設定情報読み込み部432によって読み込んだ機能設定情報500を参照して、アプリケーション32から読み込んだDEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータに対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドを決定する。ステップS515で、グラフィック部430は、データ生成部438において、コマンド決定部436によって決定されたコマンドに基づいて、アプリケーション32から読み込んだイメージデータと、DEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータとから、プリンタ12が処理可能なデータを生成する。最後に、ステップS516で、グラフィック部430は、データ生成部438によって生成されたデータをスプーラ38(図3参照。)を介してプリンタ12へ送信する。
図13に示される本実施例のコンピュータ10の動作は、アプリケーション32からプリンタドライバ36のUI部410に設定画面呼び出し要求が送信された後、UI部410が情報記憶部440から機器設定情報とともにレイアウト情報も読み込む点で、図11に示される実施例2のコンピュータ10の動作とは異なる。
例えば、本実施例のコンピュータ10が、ステープル機能、両面印刷機能及びパスワード機能を有するプリンタに接続されているとする。その後、このプリンタに地紋印刷機能が追加されると、ユーザによる直接入力、記録媒体の読み込み、所定のサーバからの取得、又はコンピュータ10に接続された機器からの取得のいずれかによって、レイアウト情報DB444に格納されたレイアウト情報にも、地紋印刷機能に係る配置情報が追加される。この結果、図6のレイアウト情報600が得られる。従って、プリンタに地紋印刷機能が追加されたことに応じて、レイアウト情報DB444には地紋印刷機能に係る配置情報650を付加された機能設定情報600が格納されている。UI部410の表示部412は、このレイアウト情報600に基づき、同じく情報記憶部440に格納された機能設定情報に含まれる機能情報により定義されるプリンタの各機能の処理内容を設定するための項目を設定画面に配置することができる。
図14は、本実施例におけるプリンタの設定画面の例を示す。図14の設定画面140は、プリンタに後から地紋印刷機能が追加された場合に表示される設定画面であって、機能名142a、144a、146a、148aと、設定情報入力欄142b、144b、146b、148bと、機能イメージ142c、144c、146c、148cとを夫々有する4つの設定項目を有する。これらの設定項目は、縦横2列ずつで、左下から時計回りに「ステープル」、「両面印刷」、「パスワード」、「地紋印刷」の順に並べられている。
図12(b)に示される実施例2の設定画面120bと比べると、本実施例の設定画面140は、レイアウト情報に基づいて構築されることにより、夫々の設定項目への機能イメージの追加、設定項目内での機能名、入力欄及び機能イメージの配置変更、並びに設定項目の配置変更をなされていることが分かる。
このように、本実施例のコンピュータは、プリンタの印刷設定画面を表示する際に、機能設定情報とともにレイアウト情報も取得することによって、プリンタドライバのインストール後であっても再インストールを伴わずに、プリンタの機能変更に応じたレイアウトを有する設定画面を表示することが可能となる。
本実施例は、実施例2のように設定画面を表示する場合に、本来プリンタ側で実行される機能を実行可能なコンピュータ10の動作について、図15のシーケンス図を交えて説明する。
ユーザが、プリンタ12の設定要求を行った場合、最初にステップS601で、プリンタ12を設定する設定画面を表示するための設定画面呼び出し要求が、アプリケーション32からプリンタドライバ36のUI部410へ送信される。
UI部410は、アプリケーション32からの要求を受け、ステップS602で、第1の機能設定情報読み込み部414を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500(図5参照。)を読み込む。UI部410は、データ構造割り当て部420において、ステップS603で、第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から夫々の機能に係る機能情報を取得し、更に、ステップS604で、取得した機能情報から、その機能に対する処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズを取得して、データサイズに対応する領域をDEVMODE構造体に確保する。
次に、ステップS605で、UI部410は、表示部412において、先のステップで第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から1又は複数の機能の機能名を取得し、更に、その機能が幾つかの所定の選択肢の中から1つを選択することによって設定される場合には選択肢も取得し、これらに基づいて設定画面を構築して、モニタ等のディスプレイ装置(図示せず。)に表示する。ステップS606で、ユーザは、表示部412によって表示された設定画面に従って、キーボード等の入力装置(図示せず。)を用いて、プリンタ12の各機能を設定するよう設定情報を入力する。ユーザによって入力された設定情報は、入力部418を介して表示部412に送られ、プリンタ12の処理内容として設定される。ステップS607で、UI部410は、データ構造割り当て部420において、図9を参照して説明したように、表示部412により設定された処理内容のデータをDEVMODE構造体に割り当てる。
ステップS608で、UI部410は、データ構造割り当て部420によって処理内容のデータを割り当てられたDEVMODE構造体をアプリケーション32へ送る。アプリケーション32は、ステップS609で、UI部410から送られたDEVMODE構造体を保存する。その後、ステップS610で、ユーザが印刷設定画面内に表示された「OK」ボタン(図12参照。)を押すことによって、印刷要求がアプリケーション32からプリンタドライバ36へ送信される。印刷要求とともに、又は印刷要求の送信後、ステップS611で、アプリケーション32に保存されているDEVMODE構造体と、アプリケーション32で作成又は閲覧されたイメージデータとが、プリンタドライバ36のグラフィック部430へ送られる。
ステップS612で、グラフィック部430は、第2の機能設定情報読み込み部432を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500を読み込む。ステップS613で、グラフィック部430は、コマンド決定部436において、第2の機能設定情報読み込み部432によって読み込んだ機能設定情報500を参照して、アプリケーション32から読み込んだDEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータに対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドを決定する。
コマンド決定後、ステップS614で、グラフィック部430は、追加機能情報読み込み部434を用いて情報記憶部440の追加機能情報DB446から追加機能情報を読み込む。ステップS615で、グラフィック部430は、データ生成部438において、コマンド決定部436によって決定されたコマンドと、追加機能情報読み込み部434により読み込んだ追加情報とに基づいて、アプリケーション32から読み込んだイメージデータと、DEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータとから、プリンタ12が処理可能なデータを生成する。最後に、ステップS616で、グラフィック部430は、データ生成部438によって生成されたデータをスプーラ38(図3参照。)を介してプリンタ12へ送信する。
図15に示される本実施例のコンピュータ10の動作は、コマンド決定後、グラフィック部430が情報記憶部440から追加機能情報を読み込み、コマンド決定部436によって決定されたコマンドのみならず、この追加機能情報にも基づいてデータ生成がなされる点で、図11に示される実施例2のコンピュータ10の動作とは異なる。
次に、上述した追加機能情報に基づくデータ生成動作について、図16を交えて説明する。
図15のステップS614で追加機能情報読み込み部434により追加機能情報が読み込まれた後、ステップS701で、データ生成部438は、ステップS613でコマンド決定部436によって決定されたコマンドを取得する。ステップS702で、データ生成部438は、取得したコマンドの中に、追加機能情報に基づいてデータ生成部438において実行可能なコマンドがあるか否かを判定する。
実行可能なコマンドがある場合に、ステップS703で、データ生成部438は、そのコマンドに基づいて、アプリケーション32から読み込んだイメージデータを処理する。一方、実行可能なコマンドがない場合には、データ生成部438は、追加機能情報に基づくデータ生成動作を終了する。
追加機能情報は、プリンタドライバ36がプリンタ12と同じようにコマンドを実行することを可能にするプログラムである。例えば、本実施例のコンピュータが、地紋印刷機能の実行を可能にする追加機能情報を有するプリンタドライバ36を組み込まれたコンピュータであって、ステープル機能、両面印刷機能及びパスワード機能を有するが、地紋印刷機能を有さないプリンタに接続されているとする。この場合に、プリンタドライバ36の機能設定情報DB442に格納された機能設定情報は、プリンタの機能、即ち、ステープル機能、両面印刷機能及びパスワード機能の夫々の機能情報と、プリンタドライバ36において実行可能な機能、即ち、地紋印刷機能の機能情報とを有する。この結果、図5の機能設定情報500が得られる。従って、UI部410の表示部412は、この機能設定情報500に基づき、プリンタ側で実行される機能を設定するための基本設定タブ(図12参照。)と、プリンタドライバ36側で実行可能な機能を設定するための追加設定タブ(図12参照。)とを設定画面上に表示する。次に、コマンド決定部436は、設定画面を介してユーザにより設定された夫々の機能の処理内容に対応する、プリンタが解釈可能なコマンドを決定する。コマンド決定部436により決定されたコマンドには、プリンタドライバ36で実行される地紋印刷機能のコマンドも含まれる。データ生成部438は、追加機能情報に基づいて地紋印刷機能のコマンドを実行し、アプリケーション32から取得したイメージデータに地紋を付加したデータを生成する。
また、その後、プリンタに地紋印刷機能が追加された場合には、プリンタドライバ36から地紋印刷機能に係る追加機能情報を取り除いても良い。
このように、本実施例のコンピュータは、追加機能情報に基づいて、本来プリンタ側で実行される機能をコンピュータ側で実行することができるので、プリンタドライバのインストール後であっても再インストールを伴わずに、プリンタに搭載されていない機能をコンピュータに追加することが可能となる。
本実施例は、実施例2のように設定画面を表示する場合に、機器の機能変更に応じて機器を設定するための設定画面のレイアウトが変更可能であって、且つ、本来プリンタ側で実行される機能を実行可能なコンピュータ10の動作について、図17を交えて説明する。
ユーザが、プリンタ12の設定要求を行った場合、最初にステップS801で、プリンタ12を設定する設定画面を表示するための設定画面呼び出し要求が、アプリケーション32からプリンタドライバ36のUI部410へ送信される。
UI部410は、アプリケーション32からの要求を受け、ステップS802で、第1の機能設定情報読み込み部414を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500(図5参照。)を読み込み、更に、ステップS803で、レイアウト情報読み込み部416を用いて情報記憶部440のレイアウト情報DB444から、ステップS802で取得した機能設定情報500に対応するレイアウト情報600(図6参照。)を読み込む。
UI部410は、データ構造割り当て部420において、ステップS804で、第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から夫々の機能に係る機能情報を取得し、更に、ステップS805で、取得した機能情報から、その機能に対する処理内容をDEVMODE構造体に書き込むために必要なデータサイズを取得して、データサイズに対応する領域をDEVMODE構造体に確保する。
次に、ステップS806で、UI部410は、表示部412において、先のステップで第1の機能設定情報読み込み部414によって読み込んだ機能設定情報500から1又は複数の機能の機能名を取得し、更に、その機能が幾つかの所定の選択肢の中から1つを選択することによって設定される場合には選択肢も取得し、レイアウト情報読み込み部416により読み込まれたレイアウト情報に従って、取得した機能名及び選択肢に基づく設定画面を構築して、モニタ等のディスプレイ装置(図示せず。)に表示する。ステップS807で、ユーザは、表示部412によって表示された設定画面に従って、キーボード等の入力装置(図示せず。)を用いて、プリンタ12の各機能を設定するよう設定情報を入力する。ユーザによって入力された設定情報は、入力部418を介して表示部412に送られ、プリンタ12の処理内容として設定される。ステップS1508で、UI部410は、データ構造割り当て部420において、図9を参照して説明したように、表示部412により設定された処理内容のデータをDEVMODE構造体に割り当てる。
ステップS809で、UI部410は、データ構造割り当て部420によって処理内容のデータを割り当てられたDEVMODE構造体をアプリケーション32へ送る。アプリケーション32は、ステップS810で、UI部410から送られたDEVMODE構造体を保存する。その後、ステップS811で、ユーザが印刷設定画面内に表示された「OK」ボタン(図14参照。)を押すことによって、印刷要求がアプリケーション32からプリンタドライバ36へ送信される。印刷要求とともに、又は印刷要求の送信後、ステップS812で、アプリケーション32に保存されているDEVMODE構造体と、アプリケーション32で作成又は閲覧されたイメージデータとが、プリンタドライバ36のグラフィック部430へ送られる。
ステップS813で、グラフィック部430は、第2の機能設定情報読み込み部432を用いて情報記憶部440の機能設定情報DB442から機能設定情報500を読み込む。ステップS814で、グラフィック部430は、コマンド決定部436において、第2の機能設定情報読み込み部432によって読み込んだ機能設定情報500を参照して、アプリケーション32から読み込んだDEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータに対応する、プリンタ12が解釈可能なコマンドを決定する。
コマンド決定後、ステップS815で、グラフィック部430は、追加機能情報読み込み部434を用いて情報記憶部440の追加機能情報DB446から追加機能情報を読み込む。ステップS816で、グラフィック部430は、データ生成部438において、コマンド決定部436によって決定されたコマンドと、追加機能情報読み込み部434により読み込んだ追加情報とに基づいて、アプリケーション32から読み込んだイメージデータと、DEVMODE構造体に割り当てられた処理内容のデータとから、プリンタ12が処理可能なデータを生成する。最後に、ステップS817で、グラフィック部430は、データ生成部438によって生成されたデータをスプーラ38(図3参照。)を介してプリンタ12へ送信する。
図17に示される本実施例のコンピュータ10の動作は、アプリケーション32からプリンタドライバ36のUI部410に設定画面呼び出し要求が送信された後、UI部410が情報記憶部440から機器設定情報とともにレイアウト情報も読み込む点と、コマンド決定後、グラフィック部430が情報記憶部440から追加機能情報を読み込み、コマンド決定部436によって決定されたコマンドのみならず、この追加機能情報にも基づいてデータ生成がなされる点とで、図11に示される実施例2のコンピュータ10の動作とは異なる。本実施例のコンピュータは、実施例3及び実施例4におけるコンピュータ10の動作を組み合わすことにより実現される。
このように、本発明のコンピュータ、追加機能情報に基づいて、本来プリンタ側で実行される機能をコンピュータ側で実行することができるので、プリンタドライバのインストール後であっても再インストールを伴わずに、プリンタに搭載されていない機能をコンピュータに追加することが可能であり、更に、プリンタの印刷設定画面を表示する際に、機能設定情報とともにレイアウト情報も取得することによって、このようなコンピュータへの機能追加に応じた設定画面を表示することが可能となる。
〔変形例〕
以上、本発明の実施形態では、デバイスドライバの一例としてのプリンタドライバに関して説明したが、アプリケーションからの指示を機器が処理可能なデータに変換するソフトウェアであれば、スキャナドライバ及びPC−FAXドライバ等の他のデバイスドライバにも適用することができる。
また、上記実施形態において、本発明は、情報処理装置のハードディスク(HDD)、読出し専用メモリ(ROM)等のメモリに格納されたプログラムによって実現されるとしたが、あるいは、情報処理装置においてハードウェアとして実現されても良い。
また、本発明の実施形態は、デバイスドライバドライバ及びそれに準じるモジュールの形態に限定されず、アプリケーション自身に適用させても良い。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
本実施形態の情報処理システムのネットワーク構成例を示す図である。 本実施形態のコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。 本実施形態におけるコンピュータの機能構成例を示す図である。 本実施形態のプリンタドライバの構成例を示す図である。 本実施形態の機能設定情報のデータ記述例を示す図である。 本実施形態のレイアウト情報のデータ記述例を示す図である。 実施例1のコンピュータによるデータ生成動作の一例を説明するシーケンス図である。 実施例1のコンピュータによるDEVMODE構造体への処理内容の割り当て動作の一例を説明するフローチャートである。 実施例1におけるDEVMODE構造体のデータ構造の一例を示す図である。 実施例1のコンピュータによるDEVMODE構造体からプリンタが解釈可能なコマンドを決定する動作の一例を説明するフローチャートである。 実施例2のコンピュータによるデータ生成動作の一例を説明するシーケンス図である。 実施例2の印刷設定画面の表示例を示す図である。 実施例3のコンピュータによるデータ生成動作の一例を説明するシーケンス図である。 実施例3の印刷設定画面の表示例を示す図である。 実施例4のコンピュータによるデータ生成動作の一例を説明するシーケンス図である。 実施例4のコンピュータによる追加機能情報に基づくデータ生成動作の一例を説明するフローチャートである。 実施例5のコンピュータによるデータ生成動作の一例を説明するシーケンス図である。
符号の説明
1 情報処理システム
10 コンピュータ
12,14 プリンタ
16 ネットワーク
27 記録媒体
32 アプリケーション
34 描画サービス
36 プリンタドライバ
38 データ送信部(スプーラ)
42 データ受信部
44 データ処理部
410 UIモジュール
412 表示部
414,432 機能設定情報読み込み部
416 レイアウト情報読み込み部
418 入力部
420 データ構造割り当て部
430 グラフィック部
434 追加機能情報読み込み部
436 コマンド決定部
438 データ生成部
440 情報記憶部
500 機能設定情報
510,520,530,540 機能情報
600 レイアウト情報
510,620,630,640,650 配置情報
110a,110b,130 設定画面
900a〜900e DEVMODE構造体
90 未使用領域

Claims (15)

  1. 印刷装置が処理可能なデータを生成する情報処理装置であって、
    前記印刷装置の機能に係る機能設定情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段から前記機能設定情報を取得し、前記印刷装置の印刷設定を格納するためのデータ構造体に、前記機能設定情報に基づき設定される印刷設定値を割り当てるための領域を確保して、該領域に前記印刷設定値を割り当てるデータ構造割り当て手段と、
    前記情報記憶手段に記憶された機能設定情報を参照することによって、前記データ構造割り当て手段によって前記データ構造体に割り当てられた印刷設定値から、前記印刷装置が処理可能なデータを生成するデータ生成手段とを有する、ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記機能設定情報は、前記印刷装置の機能と、該機能の設定値に対応するコマンドのデータサイズとを含み、
    前記データ構造割り当て手段は、前記データサイズの情報に基づき、前記印刷設定値に対応するコマンドを格納する分だけ前記データ構造体に前記領域を確保し、該領域に前記印刷設定値に対応するコマンドを格納する、ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記データ構造体は、情報を追加可能な領域を有し、
    前記データ構造割り当て手段は、前記印刷設定値を割り当てるための領域を、前記情報を追加可能な領域において確保する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記情報記憶手段に記憶された前記機能設定情報に基づいて、前記印刷装置の印刷設定を行うための設定画面を表示する表示手段を更に有し、
    前記印刷設定値は、前記表示手段により表示された前記設定画面に入力された入力値である、ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記情報記憶手段は、前記表示手段により表示される前記設定画面のレイアウトを決定するレイアウト情報を更に記憶し、
    前記表示手段は、前記レイアウト情報に基づいて前記設定画面を構成して、表示することを特徴とする請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記情報記憶手段は、前記印刷装置の所定の機能を当該情報処理装置において実行可能とする追加機能情報を更に記憶し、
    前記データ生成手段は、生成した前記印刷装置が処理可能なデータに含まれるイメージデータを、前記追加機能情報に基づいて処理する、ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記機能設定情報は、ユーザによる直接入力、記録媒体の読み込み、所定のサーバからの取得、又は前記印刷装置からの取得のうち少なくとも1つによって取得された情報である、ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、印刷装置が処理可能なデータを生成する情報処理装置として機能させるプログラムであって、
    前記印刷装置の印刷設定を格納するためのデータ構造体に、前記印刷装置の機能に係る機能設定情報に基づき設定される印刷設定値を割り当てるための領域を確保して、該領域に前記印刷設定値を割り当てるデータ構造割り当てステップと、
    前記機能設定情報を参照することによって、前記データ構造割り当て手段によって前記データ構造体に割り当てられた印刷設定値から、前記印刷装置が処理可能なデータを生成するデータ生成ステップとを実行させるためのプログラム。
  9. 前記機能設定情報は、前記印刷装置の機能と、該機能の設定値に対応するコマンドのデータサイズとを含み、
    前記データ構造割り当てステップは、前記データサイズの情報に基づき、前記印刷設定値に対応するコマンドを格納する分だけ前記データ構造体に前記領域を確保し、該領域に前記印刷設定値に対応するコマンドを格納するステップを含む、ことを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記データ構造体は、情報を追加可能な領域を有し、
    前記データ構造割り当てステップは、前記印刷設定値を割り当てるための領域を、前記情報を追加可能な領域において確保するステップを含む、ことを特徴とする請求項8又は9記載の情報処理装置。
  11. 前記コンピュータに、更に
    前記機能設定情報に基づいて、前記印刷装置の印刷設定を行うための設定画面を表示する表示ステップを実行させ、
    前記印刷設定値は、前記表示ステップで表示された前記設定画面に入力された入力値である、ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  12. 前記表示ステップは、前記設定画面のレイアウトを決定するレイアウト情報に基づいて前記設定画面を構成して、表示するステップを含む、ことを特徴とする請求項11記載のプログラム。
  13. 前記データ生成ステップは、生成した前記印刷装置が処理可能なデータに含まれるイメージデータを、前記印刷装置の所定の機能を当該情報処理装置において実行可能とする追加機能情報に基づいて処理する、ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  14. 前記機能設定情報は、ユーザによる直接入力、記録媒体の読み込み、所定のサーバからの取得、又は前記印刷装置からの取得のうち少なくとも1つによって取得された情報である、ことを特徴とする請求項8記載のプログラム。
  15. 請求項8乃至14のうちいずれか一項記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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