JP2008095817A - Disk brake device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明はディスクブレーキ装置に関し、詳しくは、浮動式のキャリパを備えたディスクブレーキ装置に関するものである。 The present invention relates to a disc brake device, and more particularly to a disc brake device having a floating caliper.
ディスクブレーキ装置として、いわゆる浮動式のキャリパを備えたディスクブレーキ装置が従来一般に知られている。この種のディスクブレーキ装置は、ディスクロータの外周部を跨ぐように配置されたキャリパがマウンティングに対し一対のスライドピンを介してディスクロータの回転軸と平行に摺動自在に支持された構造を備えている。そして、このような浮動式のキャリパの一端部(内端部)には、ブレーキパッドをディスクロータの内面に押圧するピストンを嵌挿したシリンダ部が設けられ、他端部(外端部)には、ブレーキパッドをディスクロータの外面に押圧する爪部が設けられている。 As a disc brake device, a disc brake device having a so-called floating caliper is generally known. This type of disc brake device has a structure in which a caliper arranged so as to straddle the outer periphery of the disc rotor is slidably supported in parallel with the rotation axis of the disc rotor with respect to the mounting via a pair of slide pins. ing. One end (inner end) of such a floating caliper is provided with a cylinder portion into which a piston that presses the brake pad against the inner surface of the disk rotor is inserted, and the other end portion (outer end portion) is provided at the other end portion (outer end portion). Are provided with claw portions for pressing the brake pads against the outer surface of the disc rotor.
このような浮動式のキャリパを備えたディスクブレーキ装置において、一対のスライドピンは、通常、その一端部がキャリパのシリンダ部の両側付近に片持ち支持状態で連結されており、その他端部を含む中間部がマウンティングに形成された一対のガイド孔にそれぞれ摺動自在に嵌合して支持されている(例えば特許文献1参照)。
ところで、従来一般に知られている浮動式のキャリパを備えたディスクブレーキ装置では、図9に示すように、ディスクロータDRの両面にブレーキパッドBP,BPが押圧された制動時において、浮動式のキャリパCPには、重量の嵩むシリンダ部CLを中心としてディスクロータDRの回転方向に沿う矢印方向の曲げモーメントが作用する。そして、この矢印方向の曲げモーメントにより、一対のスライドピンSPが大きく傾いてキャリパCPが傾動し、その結果、キャリパCPが各ブレーキパッドBPをディスクロータDRの両面に押圧する力が不均一となり、各ブレーキパッドBPに偏摩耗が発生するという問題がある。 By the way, in the disc brake device provided with a floating caliper generally known in the art, as shown in FIG. 9, the floating caliper is applied during braking when the brake pads BP and BP are pressed on both sides of the disc rotor DR. A bending moment in the direction of the arrow along the rotational direction of the disk rotor DR acts on the CP with the heavy cylinder portion CL as a center. Then, due to the bending moment in the direction of the arrow, the pair of slide pins SP is greatly inclined and the caliper CP is tilted. As a result, the force with which the caliper CP presses each brake pad BP on both sides of the disc rotor DR becomes uneven. There is a problem that uneven wear occurs in each brake pad BP.
そこで、本発明は、浮動式のキャリパの傾動に起因するブレーキパッドの偏摩耗を抑制できるディスクブレーキ装置を提供することを課題とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide a disc brake device that can suppress uneven wear of a brake pad due to tilting of a floating caliper.
本発明に係るディスクブレーキ装置は、ディスクロータにブレーキパッドを押圧するキャリパがマウンティングに対しスライドピンを介してディスクロータの回転軸と平行に摺動自在に支持されるディスクブレーキ装置であって、スライドピンは、両持ち支持状態で摺動自在に支持されていることを特徴とする。 A disc brake device according to the present invention is a disc brake device in which a caliper that presses a brake pad against a disc rotor is supported so as to be slidable in parallel with the rotation axis of the disc rotor via a slide pin with respect to the mounting. The pin is slidably supported in a both-end supported state.
本発明に係るディスクブレーキ装置では、スライドピンが両持ち支持状態で摺動自在に支持されているため、制動時におけるキャリパの傾動が抑制され、その結果、ブレーキパッドの偏摩耗が抑制される。 In the disc brake device according to the present invention, since the slide pin is slidably supported in a both-end supported state, the caliper is prevented from tilting during braking, and as a result, uneven wear of the brake pad is suppressed.
本発明のディスクブレーキ装置において、スライドピンは、両端部がキャリパに連結され、中間部がマウンティングに摺動自在に支持される構造とすることができる。また、スライドピンは、両端部がマウンティングに連結され、中間部がキャリパに摺動自在に支持される構造とすることができる。 In the disc brake device of the present invention, the slide pin may have a structure in which both end portions are connected to the caliper and the intermediate portion is slidably supported by the mounting. Further, the slide pin can be structured such that both end portions are connected to the mounting and the intermediate portion is slidably supported by the caliper.
本発明に係るディスクブレーキ装置によれば、スライドピンを両持ち支持状態で摺動自在に支持したため、制動時におけるキャリパの傾動を抑制でき、その結果、ブレーキパッドの偏摩耗を抑制することができる。 According to the disc brake device of the present invention, since the slide pin is slidably supported in the both-end supported state, the caliper can be prevented from tilting during braking, and as a result, uneven wear of the brake pad can be suppressed. .
以下、図面を参照して本発明に係るディスクブレーキ装置の実施の形態を説明する。参照する図面において、図1は本発明の第1実施形態に係るディスクブレーキ装置を一部断面としてディスクロータの外周側から見た平面図、図2は図1に示した浮動式のキャリパの断面構造を模式的に示す図1のII−II線断面図、図3は図1に示したスライドピンの支持構造を示す浮動式のキャリパの部分平面図である。 Embodiments of a disc brake device according to the present invention will be described below with reference to the drawings. In the drawings to be referred to, FIG. 1 is a plan view of the disc brake device according to the first embodiment of the present invention as a partial cross section viewed from the outer peripheral side of the disc rotor, and FIG. 2 is a cross section of the floating caliper shown in FIG. FIG. 3 is a partial plan view of a floating caliper showing a support structure of the slide pin shown in FIG. 1.
第1実施形態に係るディスクブレーキ装置は、例えば車両用に構成されており、図1および図2に示すように、車輪(図示省略)と一体に回転するディスクロータ1と、車体のサスペンションパーツ等(図示省略)に支持されてディスクロータ1の外周部を跨ぐように配置されたマウンティング2と、このマウンティング2に対し一対のスライドピン3A,3Bを介してディスクロータ1の回転軸と平行に摺動自在に支持された浮動式のキャリパ4とを備えている。
The disc brake device according to the first embodiment is configured for a vehicle, for example. As shown in FIGS. 1 and 2, a
浮動式のキャリパ4は、図2に示すようにディスクロータ1の外周部を跨いで配置されている。このキャリパ4の一端部(内端部)には、ディスクロータ1の外周部に形成された内側ロータ面1Aに臨むピストン4Aを嵌挿したシリンダ部4Bが形成されている。また、キャリパ4の他端部(外端部)には、ディスクロータ1の外周部に形成された外側ロータ面1Bに臨む一対の爪部4C,4Cが形成されている。
The
キャリパ4のピストン4Aとディスクロータ1の内側ロータ面1Aとの間には、インナブレーキパッド5が配設されている。また、キャリパ4の爪部4C,4Cとディスクロータ1の外側ロータ面1Bとの間には、アウタブレーキパッド6が配設されている。
An
インナブレーキパッド5は、パッド部材5Aに裏金5Bが接合された構造を有し、その裏金5Bがキャリパ4のピストン4Aに対面し、パッド部材5Aがディスクロータ1の内側ロータ面1Aに対面している。同様に、アウタブレーキパッド6は、パッド部材6Aに裏金6Bが接合された構造を有し、その裏金6Bがキャリパ4の爪部4C,4Cに対面し、パッド部材6Aがディスクロータ1の外側ロータ面1Bに対面している。
The
ここで、キャリパ4のシリンダ部4Bは、車両のブレーキ配管(図示省略)を介して供給されるブレーキ油圧に応じてピストン4Aをディスクロータ1の回転軸と平行に進出させるように構成されている。そして、このピストン4Aの進出により、インナブレーキパッド5のパッド部材5Aがディスクロータ1の内側ロータ面1Aに押圧されると共に、その反力でキャリパ4の爪部4C,4Cによりアウタブレーキパッド6のパッド部材6Aがディスクロータ1の外側ロータ面1Bに押圧されるようになっている。
Here, the
なお、制動時にインナブレーキパッド5およびアウタブレーキパッド6が発生する高周波の振動を抑制して所謂ブレーキ鳴き騒音を防止するため、インナブレーキパッド5の裏金5Bにはパッドシム5Cが添設され、アウタブレーキパッド6の裏金6Bにはパッドシム6Cが添設されている。
A
ここで、図1に示すように、キャリパ4のシリンダ部4Bの両側には一対の固定アーム4D,4Eが突設されており、この固定アーム4D,4Eには、スライドピン3A,3Bの一端部(基端部)がそれぞれ止ボルト3C,3Cにより固定されている。また、キャリパ4の爪部4C,4Cの両側には一対の支持アーム4F,4Gが突設されており、この支持アーム4F,4Gには、スライドピン3A,3Bの他端部(先端部)がそれぞれ嵌合して支持されている。
Here, as shown in FIG. 1, a pair of fixed
すなわち、ディスクロータ1の回転方向の後側に位置するリーディング側のスライドピン3Aは、図3に示すように、一端部(基端部)が固定アーム4Dに固定され、他端部(先端部)が支持アーム4Fに支持されることで、キャリパ4に両持ち支持状態で連結されている。なお、ディスクロータ1の回転方向の前側に位置するトレーリング側のスライドピン3Bも同様に両持ち支持状態でキャリパ4に連結されている。
That is, as shown in FIG. 3, the leading
一方、図1に示すように、マウンティング2には、キャリパ4の固定アーム4Dと支持アーム4Fとの間に張り出す摺動支持部2Aが突設されており、この摺動支持部2Aに形成されたガイド孔2Bには、リーディング側のスライドピン3Aの中間部が摺動自在に嵌合されている。また、マウンティング2には、キャリパ4の固定アーム4Eと支持アーム4Gとの間に張り出す摺動支持部2Cが突設されており、この摺動支持部2Cに形成されたガイド孔2Dには、トレーリング側のスライドピン3Bの中間部が摺動自在に嵌合されている。
On the other hand, as shown in FIG. 1, the
なお、マウンティング2の一方の摺動支持部2Aとキャリパ4の固定アーム4Dおよび支持アーム4Fとの間には、一方のスライドピン3Aの露出部分を覆うブーツ8,8が配設されている。同様に、マウンティング2の他方の摺動支持部2Cとキャリパ4の固定アーム4Eおよび支持アーム4Gとの間には、他方のスライドピン3Bの露出部分を覆うブーツ8,8が配設されている。
In addition,
以上のように構成された第1実施形態のディスクブレーキ装置においては、図示しない車両のブレーキペダルが踏み込まれると、その踏み込み操作に応じたブレーキ油圧がキャリパ4のシリンダ部4Bに供給される。そして、シリンダ部4Bからピストン4Aが進出してインナブレーキパッド5の裏金5Bを押動し、パッド部材5Aをディスクロータ1の内側ロータ面1Aに押圧する。
In the disc brake device of the first embodiment configured as described above, when a brake pedal of a vehicle (not shown) is depressed, brake hydraulic pressure corresponding to the depression operation is supplied to the
その際、ピストン4Aから反力を受ける浮動式のキャリパ4は、一対のスライドピン3A,3Bがマウンティング2のガイド孔2B,2Dに沿って摺動することでディスクロータ1の回転軸と平行に摺動する。そして、キャリパ4は、爪部4C,4Cでアウタブレーキパッド6の裏金6Bを押動することにより、パッド部材6Aをディスクロータ1の外側ロータ面1Bに押圧する。
At that time, the floating
このようにインナブレーキパッド5のパッド部材5Aがディスクロータ1の内側ロータ面1Aに押圧されて摩擦接触し、アウタブレーキパッド6のパッド部材6Aがディスクロータ1の外側ロータ面1Bに押圧されて摩擦接触する制動時において、浮動式のキャリパ4には、インナブレーキパッド5およびアウタブレーキパッド6を介してディスクロータ1の回転力が作用する。その結果、浮動式のキャリパ4には、重量の嵩むシリンダ部4Bを中心としてディスクロータ1の回転方向に沿う矢印方向(図1参照)の曲げモーメントが作用する。
In this way, the
しかしながら、第1実施形態のディスクブレーキ装置においては、リーディング側のスライドピン3Aの両端部がキャリパ4の固定アーム4Dおよび支持アーム4Fに両持ち支持状態で連結され、トレーリング側のスライドピン3Bの両端部もキャリパ4の固定アーム4Eおよび支持アーム4Gに両持ち支持状態で連結されている。このため、制動時に図1に示す矢印方向の曲げモーメントが浮動式のキャリパ4に作用しても、一対のスライドピン3A,3Bの傾きが抑制されてキャリパ4の傾動が抑制される。
However, in the disc brake device of the first embodiment, both ends of the leading
その結果、キャリパ4のピストン4Aがインナブレーキパッド5の裏金5Bを均一に押動してパッド部材5Aをディスクロータ1の内側ロータ面1Aに均一に押圧すると共に、キャリパ4の爪部4C,4Cがアウタブレーキパッド6の裏金6Bを均一に押動してパッド部材6Aをディスクロータ1の外側ロータ面1Bに均一に押圧する。こうしてインナブレーキパッド5のパッド部材5Aおよびアウタブレーキパッド6のパッド部材6Aの偏摩耗が抑制される。
As a result, the
すなわち、第1実施形態のディスクブレーキ装置によれば、制動時における一対のスライドピン3A,3Bの傾動を抑制して浮動式のキャリパ4の傾動を抑制することができるため、インナブレーキパッド5のパッド部材5Aおよびアウタブレーキパッド6のパッド部材6Aの偏摩耗を抑制することができる。
That is, according to the disc brake device of the first embodiment, the tilt of the floating
つぎに、図4〜図6を参照して本発明の第2実施形態に係るディスクブレーキ装置を説明する。このディスクブレーキ装置は、図1〜図3に示した第1実施形態のディスクブレーキ装置における一対のスライドピン3A,3Bの支持構造を変更したものであり、その他の構造部分については、特に変更がないため、図1〜図3に示した符号と同一の符号を付して説明を省略する。 Next, a disc brake device according to a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. This disc brake device is obtained by changing the support structure of the pair of slide pins 3A, 3B in the disc brake device of the first embodiment shown in FIGS. 1 to 3, and other structural portions are particularly changed. Therefore, the same reference numerals as those shown in FIGS.
ここで、図4および図5に示すように、マウンティング2には、キャリパ4のシリンダ部4Bの両側に臨む一対の固定アーム2E,2Fが突設されており、この固定アーム2E,2Fには、スライドピン3A,3Bの一端部(基端部)がそれぞれ止ボルト3C,3Cにより固定されている。また、マウンティング2には、キャリパ4の爪部4C,4Cの両側に臨む一対の支持アーム2G,2Hが突設されており、この支持アーム2G,2Hには、スライドピン3A,3Bの他端部(先端部)がそれぞれ嵌合して支持されている。
Here, as shown in FIGS. 4 and 5, the mounting 2 is provided with a pair of fixed
すなわち、リーディング側のスライドピン3Aは、一端部(基端部)が固定アーム2Eに固定され、他端部(先端部)が支持アーム2Gに支持されることで、マウンティング2に両持ち支持状態で連結されている。同様に、トレーリング側のスライドピン3Bは、一端部(基端部)が固定アーム2Fに固定され、他端部(先端部)が支持アーム2Hに支持されることで、マウンティング2に両持ち支持状態で連結されている。
That is, the
一方、キャリパ4には、マウンティング2の固定アーム2Eと支持アーム2Gとの間に張り出す摺動支持部4Hが突設されており(図6参照)、この摺動支持部4Hに形成されたガイド孔4Iには、リーディング側のスライドピン3Aの中間部が摺動自在に嵌合されている。同様に、キャリパ4には、マウンティング2の固定アーム2Fと支持アーム2Hとの間に張り出す摺動支持部4Jが突設されており、この摺動支持部4Jに形成されたガイド孔4Kには、トレーリング側のスライドピン3Bの中間部が摺動自在に嵌合されている。
On the other hand, the
以上のように構成された第2実施形態のディスクブレーキ装置では、キャリパ4のシリンダ部4Bからピストン4Aが進出してインナブレーキパッド5のパッド部材5Aをディスクロータ1の内側ロータ面1Aに押圧する際、ピストン4Aから反力を受ける浮動式のキャリパ4は、一対の摺動支持部4H,4Jが一対のスライドピン3A,3Bに沿って摺動することでマウンティング2に対しディスクロータ1の回転軸と平行に摺動する。そして、このキャリパ4は、爪部4C,4Cでアウタブレーキパッド6のパッド部材6Aをディスクロータ1の外側ロータ面1Bに押圧する。
In the disc brake device of the second embodiment configured as described above, the
このような制動時において、浮動式のキャリパ4には、重量の嵩むシリンダ部4Bを中心としてディスクロータ1の回転方向に沿う矢印方向(図4参照)の曲げモーメントが作用する。
During such braking, a bending moment in the direction of the arrow (see FIG. 4) along the rotational direction of the
しかしながら、第2実施形態のディスクブレーキ装置においては、リーディング側のスライドピン3Aの両端部がマウンティング2の固定アーム2Eおよび支持アーム2Gに両持ち支持状態で連結され、トレーリング側のスライドピン3Bの両端部もマウンティング2の固定アーム2Fおよび支持アーム2Hに両持ち支持状態で連結されている。このため、制動時に図4に示す矢印方向の曲げモーメントが浮動式のキャリパ4に作用しても、一対のスライドピン3A,3Bの傾きが抑制されてキャリパ4の傾動が抑制される。
However, in the disc brake device of the second embodiment, both ends of the sliding
すなわち、第2実施形態のディスクブレーキ装置によれば、制動時における一対のスライドピン3A,3Bの傾動を抑制して浮動式のキャリパ4の傾動を抑制することができるため、インナブレーキパッド5のパッド部材5Aおよびアウタブレーキパッド6のパッド部材6Aの偏摩耗を抑制することができる。
That is, according to the disc brake device of the second embodiment, the tilt of the pair of
本発明のディスクブレーキ装置は、前述した各実施形態に限定されるものではない。例えば図1に示した第1実施形態のディスクブレーキ装置は、図7または図8に示すディスクブレーキ装置に変更することができる。 The disc brake device of the present invention is not limited to the above-described embodiments. For example, the disc brake device of the first embodiment shown in FIG. 1 can be changed to the disc brake device shown in FIG. 7 or FIG.
図7に示すディスクブレーキ装置は、図1に示したキャリパ4の支持アーム4Gを排除し、トレーリング側のスライドピン3Bの一端部(基端部)を止ボルト3Cでキャリパ4の固定アーム4Eに片持ち支持状態で固定したものであり、その他の構造は図1に示したディスクブレーキ装置と同様である。
The disc brake device shown in FIG. 7 eliminates the
このディスクブレーキ装置は、リーディング側のスライドピン3Aの両端部がキャリパ4の固定アーム4Dおよび支持アーム4Fに両持ち支持状態で連結されているため、図1に示した第1実施形態のディスクブレーキ装置と同様の作用効果を奏することができる。
In this disk brake device, both ends of the leading
一方、図8に示すディスクブレーキ装置は、図1に示したキャリパ4の支持アーム4Fを排除し、リーディング側のスライドピン3Aの一端部(基端部)を止ボルト3Cでキャリパ4の固定アーム4Dに片持ち支持状態で固定したものであり、その他の構造は図1に示したディスクブレーキ装置と同様である。
On the other hand, the disc brake device shown in FIG. 8 eliminates the
このディスクブレーキ装置は、トレーリング側のスライドピン3Bの両端部がキャリパ4の固定アーム4Eおよび支持アーム4Gに両持ち支持状態で連結されているため、図1に示した第1実施形態のディスクブレーキ装置と同様の作用効果を奏することができる。
In this disc brake device, both end portions of the sliding
1…ディスクロータ、1A…内側ロータ面、1B…外側ロータ面、2…マウンティング、2A,2C…摺動支持部、2B,2D…ガイド孔、3A,3B…スライドピン、3C…止ボルト、4…浮動式のキャリパ、4A…ピストン、4B…シリンダ部、4C…爪部、4D,4E…固定アーム、4F,4G…支持アーム、5…インナブレーキパッド、5A…パッド部材、5B…裏金、5C…パッドシム、6…アウタブレーキパッド、6A…パッド部材、6B…裏金、6C…パッドシム。
DESCRIPTION OF
Claims (3)
前記スライドピンは、両持ち支持状態で摺動自在に支持されていることを特徴とするディスクブレーキ装置。 A disc brake device in which a caliper that presses a brake pad against a disc rotor is slidably supported in parallel with the rotation axis of the disc rotor via a slide pin with respect to the mounting,
The disc brake device, wherein the slide pin is slidably supported in a both-end supported state.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277913A JP2008095817A (en) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | Disk brake device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006277913A JP2008095817A (en) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | Disk brake device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008095817A true JP2008095817A (en) | 2008-04-24 |
Family
ID=39378882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006277913A Pending JP2008095817A (en) | 2006-10-11 | 2006-10-11 | Disk brake device |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008095817A (en) |
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2006
- 2006-10-11 JP JP2006277913A patent/JP2008095817A/en active Pending
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