Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2007201422A - 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体 - Google Patents

成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2007201422A
JP2007201422A JP2006296574A JP2006296574A JP2007201422A JP 2007201422 A JP2007201422 A JP 2007201422A JP 2006296574 A JP2006296574 A JP 2006296574A JP 2006296574 A JP2006296574 A JP 2006296574A JP 2007201422 A JP2007201422 A JP 2007201422A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction vessel
temperature
substrate holder
film
loading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006296574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5028957B2 (ja
Inventor
Hisashi Inoue
久司 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2006296574A priority Critical patent/JP5028957B2/ja
Priority to KR1020060134461A priority patent/KR101291957B1/ko
Priority to TW095149290A priority patent/TW200739690A/zh
Priority to US11/645,799 priority patent/US20080014351A1/en
Priority to CN2006101565796A priority patent/CN1990910B/zh
Publication of JP2007201422A publication Critical patent/JP2007201422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5028957B2 publication Critical patent/JP5028957B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/22Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the deposition of inorganic material, other than metallic material
    • C23C16/30Deposition of compounds, mixtures or solid solutions, e.g. borides, carbides, nitrides
    • C23C16/34Nitrides
    • C23C16/345Silicon nitride
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C16/00Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes
    • C23C16/44Chemical coating by decomposition of gaseous compounds, without leaving reaction products of surface material in the coating, i.e. chemical vapour deposition [CVD] processes characterised by the method of coating
    • C23C16/52Controlling or regulating the coating process

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

【課題】基板表面に窒化シリコン膜を形成する成膜方法において、パーティクルの発生を抑えることができる技術を提供すること。
【解決手段】基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内に処理ガスを供給すると共に加熱手段により反応容器内を加熱してシリコン窒化膜を成膜し、次いで反応容器から基板保持具を搬出する一連の工程において、基板保持具に成膜前の基板を互いに並列に保持させて、基板保持具が反応容器内に搬入され始めてから反応容器の搬入出口が閉じられるまでの間、加熱手段を制御するための設定温度を上昇させながら搬入する。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板表面に窒化シリコン膜を形成する成膜方法及び成膜装置、並びに前記成膜方法を実施するためのコンピュータプログラムを格納した記憶媒体に関する。
半導体デバイスの製造工程において、半導体ウエハ(以下「ウエハ」という)W等の基板の表面に窒化シリコン膜(Si34膜(以下「SiN膜」という))を形成する処理があり、このSiN膜は、例えば周囲から加熱手段にて加熱される縦型の石英製の反応容器内に、ウエハWを多段に載置したウエハ保持具を搬入し、前記反応容器内を所定の圧力に維持すると共に、反応容器内に成膜に必要なガスを供給する方式の成膜装置であるバッチ式の熱処理装置を用いて、CVD(Chemical Vapor Diposition)法により成膜される。
前記成膜装置においてSiN膜の成膜処理を繰り返し行うと、SiN膜の成膜反応の主生成物や副生成物が反応容器の内壁やウエハ保持具に付着して次第に堆積して行き、累積膜厚が所定の厚さになると、次の処理の際、反応容器内を加熱したときに、前記膜からガスが発生したり、堆積した膜にクラックが入り、膜が剥がれてパーティクルの原因になることから、成膜処理を終了する毎にパージ処理を行っている。
このパージ処理は、処理済みのウエハWを搭載したウエハ保持具を反応容器から搬出し、次に処理が行われる未処理のウエハを搭載したウエハ保持具を再び反応容器内に搬入する間に、例えばウエハを搭載しない空のウエハ保持具を反応容器内に搬入し、反応容器内を所定の圧力、所定の温度に設定した状態で、パージガス例えば窒素(N2)ガスを反応容器内に導入して、反応容器を急速に冷却したり、真空排気したり、加熱したりして、ガスによるパージ処理により、反応容器内に付着している膜の表層部を積極的に剥がし、ガスやパーティクルの発生を抑制するものである。ここでパージ処理によって除去される膜は、今にも剥がれそうな状態で反応容器内に付着している膜の表層部であるが、これを除去することにより、パージ処理に引き続いて行われる成膜処理でのガスやパーティクルの発生を抑えている。このようにパージ処理を行って、反応容器に付着している膜を強制的に除去することは、非常に有効である。
ところで、パージ処理後の反応容器内に付着している膜は、反応容器内にウエハ保持具を搬入(ロード)する際、及び反応容器内の温度をプロセス温度から搬出(アンロード)する温度まで降温させる際等において、反応容器内の処理雰囲気の温度が低下するため、それに伴って熱収縮をして膜に亀裂が入り、膜剥がれが起き易い。そのためウエハ保持具のロード時及びアンロード時には、反応容器内にパーティクルが発生するおそれが大きい。またウエハ保持具の搬入時には、設定温度を一定にして加熱制御を行っているが、冷たいウエアを搭載した、炉内温度よりも低温のウエハ保持具が搬入されるので、反応容器の内壁温度の低下が避けられない。
そこで反応容器の下方側のローディングエリアに設けられたインジェクタによりウエハ保持具に向けてN2ガスを吹き付けることで、ウエハの表面に付着したパーティクルを除去している。またウエハ保持具のロード時及びアンロード時には、反応容器の上部に設けられた排気管を介して排気ポンプによって反応容器内を排気して、パーティクルを排出するようにしている。
このようにウエハ保持具のロード時及びアンロード時に、ウエハの表面に付着するパーティクルの抑制を図っているが、まだ十分ではなく、特にロード時にウエハの表面にパーティクルが付着すると、その上にSiN膜が成膜されるため、今後素子の微細化が進むと、歩留まりの低下の要因になってしまうという問題がある。
一方特許文献1には、半導体基板を載せて炉に出し入れするボートの一部が炉の均熱帯にかかった時に、炉入口側のセットポイント温度を目的熱処理温度よりも高く昇温させ、その後、降温させて目的熱処理温度となるように変化させることで、炉内の半導体基板が場所によって加熱過不足とならないようにすることが記載されているが、炉内にボートを搬入する際、炉温が低下しているため、上述した課題を解決することはできない。
特開昭59−175719号公報(特許請求の範囲(3)及び図4)
本発明は、このような事情の下になされたものであり、その目的は、基板表面に窒化シリコン膜を形成する成膜方法において、パーティクルの発生を抑えることができる技術を提供することにある。
本発明の成膜方法は、基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内に処理ガスを供給すると共に加熱手段により反応容器内を加熱してシリコン窒化膜を成膜する成膜工程と、次いで反応容器から基板保持具を搬出する搬出工程と、基板保持具に成膜前の基板を互いに並列に保持させて、基板保持具が反応容器内に搬入され始めてから反応容器の搬入出口が閉じられるまでの間、加熱手段を制御するための設定温度を上昇させる搬入工程と、を含むことを特徴とする。
上述の成膜方法において、基板保持具の搬入開始時の反応容器内の温度は、前記搬入工程時に反応容器内の温度が降温しない温度であることが望ましい。また前記搬出工程と搬入工程との間に、反応容器における基板保持具の搬入出口を閉じて、反応容器内に付着しているシリコン窒化膜を強制的に剥離するために反応容器内の温度を急速に降温させる工程を行うようにしてもよい。さらに反応容器内の温度を急速に降温させる工程は、反応容器内の温度を昇温させた後に行われることが望ましい。
また本発明は、基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内にて処理ガスによりシリコン窒化膜を成膜する成膜装置において、基板保持具を反応容器内に搬入出するための搬入出手段と、反応容器の周囲を囲むように設けられた加熱手段と、反応容器内の設定温度に基づいて加熱手段を制御するための制御信号を出力し、基板を保持した基板保持具が反応容器内に搬入され始めてから反応容器の搬入出口が閉じられるまでの間、設定温度を上昇させるように制御動作する制御部と、を備えたことを特徴とする。
上述の成膜装置において、前記制御部は、基板保持具の搬入開始時の反応容器内の温度を、前記搬入工程時に反応容器内の温度が降温しない温度に設定するように構成してもよいし、前記反応容器内の温度を急速に降温させるための強制冷却手段を備え、成膜された基板を反応容器から搬出した後、反応容器における基板保持具の搬入出口を閉じて、反応容器内に付着しているシリコン窒化膜を強制的に剥離するために反応容器内の温度を急速に降温させるように、前記強制冷却手段に制御信号を出力するようにしてもよい。また反応容器内の温度を急速に降温させる制御動作を行う前に、反応容器内の温度を昇温させる制御動作を行うことが望ましい。
さらに本発明は、基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内にて処理ガスによりシリコン窒化膜を成膜する成膜装置に用いられるコンピュータプログラムを格納する記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内に処理ガスを供給すると共に加熱手段により反応容器内を加熱してシリコン窒化膜を成膜する成膜工程と、次いで反応容器から基板保持具を搬出する搬出工程と、基板保持具に成膜前の基板を互いに並列に保持させて、基板保持具が反応容器内に搬入され始めてから反応容器の搬入出口が閉じられるまでの間、加熱手段を制御するための設定温度を上昇させる搬入工程と、または前記搬出工程と搬入工程との間に、反応容器における基板保持具の搬入出口を閉じて、反応容器内に付着しているシリコン窒化膜を強制的に剥離するために反応容器内の温度を急速に降温させる工程と、を実施するようにステップ群が組まれていることを特徴とする。前記基板保持具の搬入開始時の反応容器内の温度は、前記搬入工程時に反応容器内の温度が降温しない温度であることが望ましい。また反応容器内の温度を急速に降温させる工程は、反応容器内の温度を昇温させた後に行われることが望ましい。
また記憶媒体としては、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカード等を挙げることができる。
本発明によれば、基板を保持した基板保持具を、反応容器内の設定温度を昇温させながら搬入しているので、搬入時に、反応容器の内壁に付着しているシリコン窒化膜が、熱収縮によって亀裂を生じるおそれがなく、成膜前の基板のパーティクルを抑えられる。
また、基板保持具を搬入する前に反応容器内の温度を急速に降温させるようにすれば、反応容器内に付着しているシリコン窒化膜が予め強制的に剥離されるので、成膜前の基板表面へのパーティクルの付着をより一層抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る成膜装置について説明する。図1は、成膜装置であるバッチ式の減圧CVD装置であり、図1中2は例えば石英により縦型の円筒状に形成された反応容器である。この反応容器2の下端は、搬入出口(炉口)として開口され、その開口部21の周縁部にはフランジ22が一体に形成されている。前記反応容器2の下方には、フランジ22の下面に当接して開口部21を気密に閉塞する、例えば石英製の第1の蓋体23が昇降機構20aにより昇降自在に構成されたボートエレベータ20により上下方向に開閉可能に設けられている。前記第1の蓋体23の中央部には回転軸24が貫通して設けられ、その上端部には、基板保持具であるウエハボート25が搭載されている。
このウエハボート25は、3本以上例えば4本の支柱26を備えており、複数枚例えば125枚の被処理体であるウエハWを棚状に保持できるように、前記支柱26に溝(スロット)が形成されている。但し、125枚のウエハWの保持領域の内、上下両端部については複数枚のダミーウエハが保持され、その間の領域に製品ウエハが保持されることになる。前記回転軸24の下部には、当該回転軸24を回転させる駆動部をなすモータMが設けられており、従ってウエハボート25はモータMにより回転することになる。また蓋体23の上には前記回転軸24を囲むように保温ユニット27が設けられている。
こうしてウエハボート25はボートエレベータ20により、第1の蓋体23が反応容器2を塞いだときの反応容器2内の位置と、反応容器2の下方側に設けられた、ウエハWの搬出エリアであるローディングエリア28内の位置との間で昇降自在に構成されている。また前記反応容器2の下方には、第1の蓋体23がローディングエリア28内に位置するときに、反応容器2の開口部21を気密に閉塞するための、例えば石英製の第2の蓋体29が駆動機構29aにより水平方向に移動自在に設けられ、ウエハボート25がローディングエリア28内に位置するときにも反応容器2内に気密に塞ぐことができるように構成されている。
前記反応容器2の下部のフランジ22には、反応容器2内のウエハWにガスを供給するためのL字型のインジェクタ31が挿入して設けられており、ガス供給管32の他端側は、供給制御部33を介して複数例えば2個の成膜ガス供給源34,35と、パージガス供給源36に接続され、前記ガス供給管32、インジェクタ31を介して反応容器2の中に成膜に必要なガスを供給できるようになっている。前記供給制御部33は、バルブV1〜V3、流量調整部M1〜M3等を含む供給制御機器群により構成されている。
この例では成膜ガス供給源34,35は夫々SiH2Cl2(ジクロロシラン:DCS)ガス、アンモニア(NH3)ガスの供給源である。また前記パージガス供給源36は、不活性ガス例えばN2ガス等の供給源である。なお、パージガスは不活性ガスに限られない。
また反応容器2の上方には、反応容器2内を排気するための排気口が形成されており、この排気口には、反応容器2内を所望の真空度に減圧排気可能な真空排気手段をなす真空ポンプ41及び例えばバタフライバルブからなる圧力調整部42を備えた排気管43が接続されている。
反応容器2の周囲には、反応容器2内の所定の分割領域例えば3段に分割された領域を加熱するための加熱手段であるヒータ51(51a,51b,51c)を夫々備えた加熱炉52が設けられている。前記ヒータ51(51a,51b,51c)としては、コンタミネーションがなく昇降温特性が優れたカーボンワイヤー等が用いられる。また前記ヒータ51(51a,51b,51c)の近傍には、夫々ヒータ51(51a,51b,51c)の温度を夫々検出する温度検出部である熱電対6(6a,6b,6c)が設けられている。また反応容器2及びヒータ51(51a,51b,51c)は、後述するようにウエハボート25を反応容器2内に搬入する際に、反応容器2の内壁温度が下がらない程度の熱容量を備えている。
そして各段のヒータ51(51a,51b,51c)毎に発熱量を制御するための電力制御部7(7a,7b,7c)が設けられており、各電力制御部7(7a,7b,7c)は、例えば熱電対6(6a,6b,6c)による温度検出値と後述する予め設定された反応容器2内の設定温度とに基づいてヒータ51(51a,51b,51c)の供給電力を制御して発熱量を制御するように構成されている。即ち、反応容器2の内壁温度が予め設定された反応容器2内の設定温度となるように熱電対6(6a,6b,6c)によって反応容器2の内壁温度を検知し、この検知結果と予め設定された反応容器2内の設定温度との偏差に基づいてヒータ51(51a,51b,51c)の発熱量を制御している。なお、熱電対6(6a,6b,6c)は反応容器2の外に設けられているが、例えば熱電対6(6a,6b,6c)の検出温度と反応容器2内の実際の温度との差が電力制御部7(7a,7b,7c)側にて把握されている。
図2は制御部70の一部と電力制御部7(7a,7b,7c)の一つとを示している。前記制御部70は予め設定された反応容器2内の設定温度を出力する温度設定値出力部61を備え、この温度設定値出力部61には、この例ではウエハWの表面に窒化シリコン膜(Si34膜(以下「SiN膜」という)を成膜するに当たって、前記DCS(SiH2Cl2)ガスとNH3ガスとを成膜ガスとして用いたレシピに対応する反応容器2内の設定温度が記憶されている。
前記温度設定値出力部61の出力側には、反応容器2内の設定温度と熱電対6の温度検出結果とを比較する(差分を検出する)比較演算部62が設けられている。前記比較演算部62の出力側には増幅器63が設けられ、この増幅器63は比較演算部62の比較結果(動作信号)を増幅して、電源部64からヒータ51に供給される電力を制御するためのスイッチ部65の制御信号として出力される。この例では電源部64及びスイッチ部65により電力制御部7(7a,7b,7c)が構成される。
前記制御部70は、例えばコンピュータからなり、ボートエレベータ20の昇降機構20a、第2の蓋体29の駆動機構29a、ヒータ51の電力制御部7、供給制御部33、圧力調整部42、エア供給系58等を制御するように構成されている。より具体的には、制御部70は、反応容器2内で行われる後述の一連の処理のステップを実行するためのシーケンスプログラムを記憶した記憶部、各プログラムの命令を読み出して各部に制御信号を出力する手段などを備えている。なお、このプログラムは、例えばハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリーカード等の記憶媒体に格納された状態で制御部70に格納される。
次に上述の実施の形態の作用について説明を行う。この例では、図3に示すように、n−1回目の成膜処理の終了から次に行われるn回目の成膜処理の開始までについて説明を行うものとする。図3に示すように成膜ガス供給源34,35から所定量のDCS(SiH2Cl2)ガス及びNH3ガスを反応容器2内に供給することでウエハボート25に棚状に保持されているウエハWの表面にSiN膜を成膜するn−1回目の成膜処理が行われる。この成膜処理時における反応容器2内の設定温度は例えば700℃である。そしてn−1回目の成膜処理が終わった後、反応容器2内の温度を600℃まで降温させ、ウエハボート25の搬出(アンロード)が行われる。
図4に示すようにウエハボート25の搬出は、ウエハボート25を昇降機構20aによって反応容器2からローディングエリア28まで下降することにより行われる。そして待機エリアで待機している第2の蓋体29を駆動機構29aによって反応容器2まで水平に移動させて再び反応容器2の開口部21を気密に閉塞する。
続いてパージガス供給源37から所定量のN2ガスを反応容器2内に供給しながら反応容器2内の温度を急速に降温させることによって、n−1回目の成膜あるいはそれ以前の成膜処理によって付着した膜を取り除くためのパージ処理(ストレージパージ処理)が行われる。このパージ処理における反応容器2内の設定温度は600℃から例えば800℃まで昇温させた後、800℃から例えば350℃まで急速に降温するように設定されている。この際、真空ポンプ41により反応容器2内は真空排気されている。また800℃から350℃まで急速に降温させる時には、反応容器2と加熱炉52との間に例えば0℃のエアを送気ポート53から供給し、当該エアを排気路57から排気することで急速な冷却が行われる。
このように反応容器2を急速冷却することにより、反応容器2の内壁に付着していている反応主生成物や反応副生成物の膜に、石英よりなる反応容器2の熱容量の差でクラックを入れて今まさに剥がれようとしている膜の表層部を剥がし、剥がれた膜を反応容器2の外部に排出するようにしている。
図4に示すように反応容器2内をパージ処理している間に、ローディングエリア28で待機しているウエハボート25においてn−1回目の成膜処理が終わったウエハWと次の成膜処理(n回目の成膜処理)を行うためのウエハWとの積み替えが行われる。そしてパージ処理が終わった後、反応容器2の開口部21を気密に閉塞している第2の蓋体29を駆動機構29aによって待機エリアまで水平に移動させた後、ウエハボート25を昇降機構20aによって上昇させて反応容器2内に搬入し、第1の蓋体23によって反応容器2の開口部21を気密に閉塞する。このウエハボート25が反応容器2内に搬入され始めたときから反応容器2の開口部21がウエハボート25によって気密に閉塞されるときまでの反応容器2内の設定温度は、350℃から例えば450℃まで上昇するように設定されている。即ち、反応容器2内の設定温度を上昇させながら反応容器2内にウエハボート25の搬入が行われる。このウエハボート25の搬入時におけるヒータ51の昇温速度は例えば2℃/minである。
ウエハボート25及び保温ユニット27は、反応容器2の外に置かれていることから冷やされており、そしてウエハボート25に冷たい未処理のウエハWが多数枚保持されることから、ウエハボート25の上端部が反応容器2内に入ると、反応容器2内の雰囲気を介してヒータ51が冷やされようとする。そしてヒータ51の熱容量により温度低下が抑えられようとし、また設定温度が上昇してヒータ51への供給電力が多くなることから、ヒータ51の温度は低下せずに上昇しようとし、このため図5に示すように反応容器2内の温度も低下せずに上昇することになる。
このように冷たいウエハボート25が反応容器2内に入ってきてもヒータ51の温度が低下しないのは、その熱容量の大きさと温度とが関係しているからであり、この例のヒータ51を用いた場合には、350℃でローディング(基板の搬入)を開始しかつ設定温度を上昇すれば、結果としてヒータ51の温度が低下しない。そしてヒータ51として更に大きな熱容量のものを用いれば、350℃よりも高い温度でローディングを開始してもヒータ51の温度が低下しないが、熱容量の小さいヒータ51を用いる場合には、ローディングを開始するときの反応容器2内の温度を350℃よりも小さくする必要がある。
そしてまた設定温度を一定にする場合には、反応容器2内の温度はオーバーシュートが起こり、その反動で温度降下が起こるが、設定温度を上昇させる場合には、オーバーシュートが起こりにくく、設定温度に追従して昇温する。
こうして反応容器2内にウエハボート25の搬入が終わった後、反応容器2内の温度を例えば700℃まで昇温させ、n回目の成膜処理が行われる。このように上述の実施の形態における成膜装置は、温度設定値出力部61に記憶されている反応容器2内の設定温度に基づいて順次成膜処理及びパージ処理が行われることになる。
上述の実施の形態によれば、ウエハWを保持したウエハボート25を、反応容器2内の設定温度を昇温させながら搬入しているので、搬入時に、反応容器2の内壁に付着しているシリコン窒化膜が、熱収縮によって亀裂を生じるおそれがなく、成膜前の基板のパーティクルを抑えられる。
また、ウエハボート25を搬入する前に反応容器2内の温度を急速に降温させるようにすれば、反応容器2内に付着しているシリコン窒化膜が予め強制的に剥離されるので、成膜前のウエハW表面へのパーティクルの付着をより一層抑えることができる。この場合、反応容器2内の温度を一旦昇温させることが好ましく、そのピーク温度はプロセス温度よりも高いことが望ましい。
この例では、設定温度を上昇させることで反応容器2内の温度が上昇するが、反応容器2内の温度が一定に維持されるように設定温度を上昇するようにしても、同様の効果が期待できることから、本発明の範囲に含まれる。また設定温度を上昇させるタイミングは、パージ処理が終わって第2の蓋体29が開いた時点からとしてもよいが、本発明の効果を得るためには、ウエハボート25の上端が反応容器2内に入った時点からとすることができる。
また上述の実施の形態では、ウエアWの表面にSiN膜を成膜するに当たって、DCS(SiH2Cl2)ガスとNH3ガスとを成膜ガスとして用いたレシピに対応する反応容器2内の設定温度に基づいて成膜処理が行われたが、ウエハWの表面にSiN膜を成膜する成膜ガスとしてはDCS(SiH2Cl2)ガスとNH3ガスに限られず、Si2Cl6(HCD)ガスとNH3ガスあるいはビスターシャルブチルアミノシラン(BTBAS)ガスとNH3ガスであってもよい。
次に本発明の効果を確認するために行った実験について述べる。
(実施例)
以下に示す実験では、SiN膜の成膜処理を繰り返し行い、反応容器2内の累積膜厚が所定の厚さとなっている図1に示す成膜装置と同種の成膜装置を用いている。この成膜装置を用い、反応容器2内にウエハボート25を搬入してウエハWの表面にシリコン窒化膜を成膜した。ウエハボート25が反応容器2内に搬入され始めたときの反応容器2内の設定温度は400℃であり、反応容器2の開口部21がウエハボート25によって気密に閉塞されたときの反応容器2内の設定温度は450℃である。この時のヒータ51の昇温速度は3℃/minである。プロセス時における反応容器2内の設定温度は710℃であり、反応容器2内の設定圧力は33Pa(0.25Torr)である。またプロセス時における成膜ガスとしては、DCS(SiH2Cl2)ガス及びNH3ガスを用い、DCSガス及びNH3ガスの流量は夫々120sccm及び1200sccmである。また図6に実施例の温度プロファイルを実線で示しておく。
(比較例)
実施例においてウエハボート25が反応容器2内に搬入され始めたときから反応容器2の開口部21がウエハボート25によって気密に閉塞されたときまでの反応容器2内の設定温度を450℃に一定に維持した他は、実施例と同様の反応容器2内の設定温度及び処理条件で成膜処理を行った。また図6に比較例の温度プロファイルを鎖線で示しておく。
(観察方法)
成膜処理を行った後、反応容器2からウエハボート25を搬出し、ウエハボート25の上段に載置されているウエハ(TOP)、ウエハボート25の中段に載置されているウエハ(CTR)及びウエハボート25の下段に載置されているウエハ(BTM)を夫々一枚取出して、各ウエハ(TOP、CTR、BTM)の表面に光を照射させて、ウエハの表面に付着しているパーティクを観察した。また、続けて実施例及び比較例共に同じ条件で成膜処理を行い、成膜処理後、上述のようにして2回目のパーティクルの観察を行った。
(結果及び考察)
図7に、実施例及び比較例の結果を示す。図7に示すように実施例は、比較例に比べて各ウエハ(TOP、CTR、BTM)の表面に付着しているパーティクルの数が大幅に減少していることが分かる。この結果からウエハボートの搬入時に反応容器2内の設定温度を昇温させて、反応容器2の内壁温度を低下させないようにすることで、反応容器2の内壁に付着しているシリコン窒化膜の膜剥がれを抑えられることが分かる。
本発明に係る成膜方法を実施するための成膜装置の一例を示す縦断断面図である。 この実施の形態で用いられる制御部を示すブロック図である。 前記制御部に格納されている反応容器内の設定温度を示す特性図である。 前記反応容器内の設定温度に基づいて実施される成膜処理を説明するための工程図である。 本発明において基板保持具の搬入時における反応容器内の設定温度と反応容器の内壁温度との関係を示す特性図である。 実施例及び比較例の温度プロファイルを示す説明図である。 基板表面に付着しているパーティクの数及びパーティクルの大きさを示す特性図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
2 反応容器
20 ボートエレベータ
23 第1の蓋体
25 ウエハボート
29 第2の蓋体
31 インジェクタ
32 ガス供給管
33 供給制御部
34,35 成膜ガス供給源
36 パージガス供給源
41 真空ポンプ
51 ヒータ
52 加熱炉
53 送気ポート
7 電力制御部
70 制御部

Claims (9)

  1. 基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内に処理ガスを供給すると共に加熱手段により反応容器内を加熱してシリコン窒化膜を成膜する成膜工程と、
    次いで反応容器から基板保持具を搬出する搬出工程と、
    基板保持具に成膜前の基板を互いに並列に保持させて、基板保持具が反応容器内に搬入され始めてから反応容器の搬入出口が閉じられるまでの間、加熱手段を制御するための設定温度を上昇させる搬入工程と、を含むことを特徴とする成膜方法。
  2. 基板保持具の搬入開始時の反応容器内の温度は、前記搬入工程時に反応容器内の温度が降温しない温度であることを特徴とする請求項1記載の成膜方法。
  3. 前記搬出工程と搬入工程との間に、反応容器における基板保持具の搬入出口を閉じて、反応容器内に付着しているシリコン窒化膜を強制的に剥離するために反応容器内の温度を急速に降温させる工程を行うことを特徴とする請求項1または2記載の成膜方法。
  4. 反応容器内の温度を急速に降温させる工程は、反応容器内の温度を昇温させた後に行われることを特徴とする請求項3記載の成膜方法。
  5. 基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内にて処理ガスによりシリコン窒化膜を成膜する成膜装置において、
    基板保持具を反応容器内に搬入出するための搬入出手段と、
    反応容器の周囲を囲むように設けられた加熱手段と、
    反応容器内の設定温度に基づいて加熱手段を制御するための制御信号を出力し、基板を保持した基板保持具が反応容器内に搬入され始めてから反応容器の搬入出口が閉じられるまでの間、設定温度を上昇させるように制御動作する制御部と、を備えたことを特徴とする成膜装置。
  6. 前記制御部は、基板保持具の搬入開始時の反応容器内の温度を、前記搬入工程時に反応容器内の温度が降温しない温度に設定することを特徴とする請求項5に記載の成膜装置。
  7. 前記反応容器内の温度を急速に降温させるための強制冷却手段を備え、前記制御部は、成膜された基板を反応容器から搬出した後、反応容器における基板保持具の搬入出口を閉じて、反応容器内に付着しているシリコン窒化膜を強制的に剥離するために反応容器内の温度を急速に降温させるように、前記強制冷却手段に制御信号を出力することを特徴とする請求項5または6に記載の成膜装置。
  8. 前記制御部は、反応容器内の温度を急速に降温させる制御動作を行う前に、反応容器内の温度を昇温させる制御動作を行うことを特徴とする請求項7記載の成膜装置。
  9. 基板保持具に互いに並列に保持されている基板に対し、反応容器内にて処理ガスによりシリコン窒化膜を成膜する成膜装置に用いられるコンピュータプログラムを格納する記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項1ないし4のいずれか一つに記載の工程を実施するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
JP2006296574A 2005-12-28 2006-10-31 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体 Active JP5028957B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006296574A JP5028957B2 (ja) 2005-12-28 2006-10-31 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体
KR1020060134461A KR101291957B1 (ko) 2005-12-28 2006-12-27 성막 장치, 그 운전 방법 및 상기 방법의 실행을 위한 기억 매체
TW095149290A TW200739690A (en) 2005-12-28 2006-12-27 Film forming system, method of operating the same, and storage medium for executing the method
US11/645,799 US20080014351A1 (en) 2005-12-28 2006-12-27 Film forming system, method of operating the same, and storage medium for executing the method
CN2006101565796A CN1990910B (zh) 2005-12-28 2006-12-28 成膜装置及其运转方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005379163 2005-12-28
JP2005379163 2005-12-28
JP2006296574A JP5028957B2 (ja) 2005-12-28 2006-10-31 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007201422A true JP2007201422A (ja) 2007-08-09
JP5028957B2 JP5028957B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=38455641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006296574A Active JP5028957B2 (ja) 2005-12-28 2006-10-31 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20080014351A1 (ja)
JP (1) JP5028957B2 (ja)
KR (1) KR101291957B1 (ja)
CN (1) CN1990910B (ja)
TW (1) TW200739690A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010685A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Tokyo Electron Ltd 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体
WO2009078310A1 (ja) * 2007-12-15 2009-06-25 Tokyo Electron Limited 熱処理装置及びその制御方法
JP2009272367A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置
JP2010059522A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Tokyo Electron Ltd 成膜方法及び成膜装置
JP2011066106A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
JP2013138217A (ja) * 2013-02-01 2013-07-11 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置、半導体製造方法、基板処理方法、及び異物除去方法
JP2014143421A (ja) * 2014-02-12 2014-08-07 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置、半導体製造方法、基板処理方法
US9487859B2 (en) 2014-03-24 2016-11-08 Tokyo Electron Limited Operating method of vertical heat treatment apparatus, storage medium, and vertical heat treatment apparatus

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5545061B2 (ja) 2010-06-18 2014-07-09 東京エレクトロン株式会社 処理装置及び成膜方法
US9920425B2 (en) * 2014-08-13 2018-03-20 Toshiba Memory Corporation Semiconductor manufacturing apparatus and manufacturing method of semiconductor device
WO2018100826A1 (ja) * 2016-11-30 2018-06-07 株式会社日立国際電気 基板処理装置、半導体装置の製造方法及びプログラム
JP2018170468A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 東京エレクトロン株式会社 縦型熱処理装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175719A (ja) * 1983-03-26 1984-10-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の熱処理方法
JPH08288230A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Kokusai Electric Co Ltd 電気炉の加熱制御装置
JP2000150496A (ja) * 1998-11-04 2000-05-30 Nec Corp 薄膜成膜方法及び薄膜成膜装置
JP2000323475A (ja) * 1999-05-11 2000-11-24 Nippon Asm Kk 半導体基板上に薄膜を形成する成膜装置における成膜方法
JP2001140054A (ja) * 1999-11-15 2001-05-22 Nec Kagoshima Ltd 真空成膜装置のクリーニング方法及び真空成膜装置
JP2002334844A (ja) * 2001-03-05 2002-11-22 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置及び熱処理方法
WO2005029566A1 (ja) * 2003-09-19 2005-03-31 Hitachi Kokusai Electric Inc. 半導体装置の製造方法および基板処理装置
WO2005050725A1 (ja) * 2003-11-20 2005-06-02 Hitachi Kokusai Electric Inc. 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
JP2006100303A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板の製造方法及び熱処理装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030062365A (ko) * 2000-12-12 2003-07-23 동경 엘렉트론 주식회사 박막 형성 방법 및 박막 형성 장치
JP4225998B2 (ja) * 2004-12-09 2009-02-18 東京エレクトロン株式会社 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175719A (ja) * 1983-03-26 1984-10-04 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置の熱処理方法
JPH08288230A (ja) * 1995-04-18 1996-11-01 Kokusai Electric Co Ltd 電気炉の加熱制御装置
JP2000150496A (ja) * 1998-11-04 2000-05-30 Nec Corp 薄膜成膜方法及び薄膜成膜装置
JP2000323475A (ja) * 1999-05-11 2000-11-24 Nippon Asm Kk 半導体基板上に薄膜を形成する成膜装置における成膜方法
JP2001140054A (ja) * 1999-11-15 2001-05-22 Nec Kagoshima Ltd 真空成膜装置のクリーニング方法及び真空成膜装置
JP2002334844A (ja) * 2001-03-05 2002-11-22 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置及び熱処理方法
WO2005029566A1 (ja) * 2003-09-19 2005-03-31 Hitachi Kokusai Electric Inc. 半導体装置の製造方法および基板処理装置
WO2005050725A1 (ja) * 2003-11-20 2005-06-02 Hitachi Kokusai Electric Inc. 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
JP2006100303A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板の製造方法及び熱処理装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008010685A (ja) * 2006-06-29 2008-01-17 Tokyo Electron Ltd 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体
WO2009078310A1 (ja) * 2007-12-15 2009-06-25 Tokyo Electron Limited 熱処理装置及びその制御方法
CN102317501A (zh) * 2007-12-15 2012-01-11 东京毅力科创株式会社 热处理装置及其控制方法
JP2009272367A (ja) * 2008-05-01 2009-11-19 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置
JP2010059522A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Tokyo Electron Ltd 成膜方法及び成膜装置
JP2011066106A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Hitachi Kokusai Electric Inc 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
JP2013138217A (ja) * 2013-02-01 2013-07-11 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置、半導体製造方法、基板処理方法、及び異物除去方法
JP2014143421A (ja) * 2014-02-12 2014-08-07 Hitachi Kokusai Electric Inc 基板処理装置、半導体製造方法、基板処理方法
US9487859B2 (en) 2014-03-24 2016-11-08 Tokyo Electron Limited Operating method of vertical heat treatment apparatus, storage medium, and vertical heat treatment apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
TW200739690A (en) 2007-10-16
CN1990910B (zh) 2010-04-21
KR101291957B1 (ko) 2013-08-09
JP5028957B2 (ja) 2012-09-19
TWI366866B (ja) 2012-06-21
CN1990910A (zh) 2007-07-04
KR20070070085A (ko) 2007-07-03
US20080014351A1 (en) 2008-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5028957B2 (ja) 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体
JP4225998B2 (ja) 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体
JP4844261B2 (ja) 成膜方法及び成膜装置並びに記憶媒体
JP5199286B2 (ja) 半導体装置の製造方法、基板処理方法および基板処理装置
JP6339057B2 (ja) 基板処理装置、半導体装置の製造方法、プログラム
KR101399177B1 (ko) 클리닝 방법, 반도체 장치의 제조 방법, 기판 처리 장치 및 기록매체
JP4759073B2 (ja) 基板支持体、基板処理装置、基板処理方法および半導体装置の製造方法
JP6242933B2 (ja) 基板処理装置、半導体装置の製造方法およびプログラム
JP5793241B1 (ja) 半導体装置の製造方法、基板処理装置、プログラム及び記録媒体
JP6237264B2 (ja) 縦型熱処理装置、熱処理方法及び記憶媒体
JP2014199856A (ja) 縦型熱処理装置の運転方法及び記憶媒体並びに縦型熱処理装置
JP2011066106A (ja) 半導体装置の製造方法及び基板処理装置
KR20170090967A (ko) 기판 처리 장치, 반도체 장치의 제조 방법 및 기록 매체
JPH1112738A (ja) Cvd成膜方法
JP7351865B2 (ja) 基板処理装置、半導体装置の製造方法及びプログラム
JP2007073628A (ja) 半導体製造装置及び半導体製造方法
JP5571157B2 (ja) 半導体装置の製造方法、クリーニング方法および基板処理装置
JP2009016426A (ja) 半導体装置の製造方法および基板処理装置
JP7440480B2 (ja) 基板処理装置、半導体装置の製造方法、およびプログラム
JP5051180B2 (ja) 成膜方法
JP2005285819A (ja) 基板処理装置
JP4157508B2 (ja) Cvd成膜方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5028957

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250