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JP2007195859A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一のドアを180°回転させることで左開き仕様から右開き仕様に変更する場合の作業性を良好にする。
【解決手段】衣類投入口に相当する開口41とドアを回転自在に軸支する蝶番機構を取り付けるための蝶番装着部42、ドアラッチ機構を取り付けるためのドアラッチ装着部43を設けた前面枠板103を、左右の側面板101、102に対し180°回転して取り付けられるようにすることで左開き仕様と右開き仕様の選択を可能とする。そして、側面板101、102の前縁部に固定する際のビス孔の位置を左開き仕様(44L)と右開き仕様(44R)とで別にすることで、各部材の寸法ずれによる位置ずれを吸収する。組立ての際に左右開きの仕様の違いによってビス孔を選択して取り付けさえすれば、正確な位置にドア及び前面枠板103を取り付けることができる。
【選択図】図6

Description

本発明はドラム式洗濯機に関し、さらに詳しくは、ドアにより開閉される衣類投入口を筐体の前面に設けたドラム式洗濯機に関する。
一般にドラム式洗濯機は、略箱形状の筐体内に配設された外槽の内部に、水平軸又は傾斜軸を中心にドラムを回転自在に配置した構成を有しており、このドラム内に洗濯物を収容し、外槽内に水を貯留した状態でドラムを回転させることによって洗濯物の洗濯を行う。こうしたドラム式洗濯機ではその多くが、衣類をドラム内に出し入れするための衣類投入口が筐体の前面に形成され、その衣類投入口を開閉する横開き式のドアが筐体に設けられている。そして、そのドアを開くと外槽の前面に形成された外槽開口とドラムの前端面に形成されたドラム開口とを通してドラムの内部が覗くように構成されていて、この状態でドラム内に洗濯物を出し入れすることができる。
従来のドラム式洗濯機では、通常、ドアは左開き仕様となっている。一般家庭では、こうしたドラム式洗濯機は洗面所の床面に設置された洗濯パン内等に設置されることが多いが、設置場所の制約などのために、左開き仕様のドアを開いたときの開口側に使用者が位置することができない場合がある。そうした場合、ドラム内への洗濯物の出し入れがしにくく使い勝手が悪い。こうした問題を解決するために、従来、ドアを左開き、右開きのいずれかに選択して取り付けることができるようにしたドラム式洗濯機が知られている。
例えば特許文献1に記載のドラム式洗濯機では、正面視円形状のドアを衣類投入口の中心について点対称の形状として、ドアを180°回転させて左開き仕様と右開き仕様とに対応できるようにしている。また、同文献に記載の他のドラム式洗濯機では、ドアに設けたヒンジ部材(蝶番部)を取り付ける取付部材を180°回転させて左開き仕様と右開き仕様とに対応できるようにしているが、いずれにしても左開き仕様と右開き仕様とではドアが180°回転した状態となる。
同一機種のドラム式洗濯機においてドア左開き仕様と右開き仕様とが選択できることは、ユーザーにとって非常に便利である。しかしながら、性能や機能が向上するわけではないから、そのために大幅なコストアップとなることはユーザーにとって受け容れがたい。したがって、製造側においてはできるだけコスト増加を抑える必要がある。ドアのみを180°回転させて付け替えるようにすると構造が複雑になり大幅なコスト増加が避けがたい。これに対し、ドアと共にドア取付部材を180°回転させて付け替える構造とするほうが対応は容易である。しかしながら、その場合でも、こうした構造を実現しようとすると様々な問題が生じる。
具体的には例えば、筐体を構成する各部材には製造上で寸法のずれが生じるため、ドア取付部材を180°回転させてネジ止めしようとしてもネジ孔が合うとは限らない。そうした寸法ずれを吸収するためにネジ孔を大きくしておくと、筐体組み立て時に各部材間に隙間が生じる等、問題が発生する。また、左開き仕様と右開き仕様とでドア取付部材の取付方法以外において変更すべき個所があると、組み立て作業者の負担が増大し、作業性が落ちるとともに作業ミスも起き易くなる。したがって、そうした組み立て時の作業性の配慮も必要である。さらにまた、左開き仕様と右開き仕様とでドアの開き方向以外に操作性や使い勝手に差異があるのは好ましくないから、そうした点の配慮も必要である。
特開2004−105268号公報
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的とするところは、ドアの開き方向を製造現場で変更できるようにする場合に、左右いずれの開き仕様でもドアの取付け等の組み立て作業を良好に行えるようにするとともに、左右いずれの開き仕様でも操作性や性能上で差異が生じないようにしたドラム式洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するために成された本発明は、前面にドアで開閉される衣類投入口を有する箱形状の筐体と、該筐体の内部に配設され前面に開口を有する外槽と、該外槽の内部に前後方向に延伸する傾斜軸を中心に前上がりで回転自在に設けられたドラムと、を具備するドラム式洗濯機において、
前記ドアは、ドア本体と、該ドア本体にあって上下方向に延伸するドア軸を中心に前記ドア本体を回動させるための蝶番アームの取付部と、前記ドア本体が衣類投入口を閉塞した状態を保持するための係止部とを有し、
前記筐体は、左右の両側面をそれぞれ覆う、右側面板部材及び左側面板部材と、両側面板部材の前縁部に差し渡して取り付けられ、前記衣類投入口の枠を形成するとともに前記ドアを開閉するための前記ドア軸及び蝶番アームを含む蝶番機構を取り付ける蝶番装着部、及び前記ドアの係止部と係合することで前記ドアを閉鎖状態に保持するドアラッチ機構を取り付けるドアラッチ装着部、を有する前面枠部材と、該前面枠部材を覆うようにその前面に装着される前面化粧カバーとを含み、
前記前面枠部材を前記両側面板部材に取り付ける際に該前面枠部材を180°回転させることでドアの左開き仕様、右開き仕様の選択を可能とするために、
前記左右両側面板部材の前縁部の一部を前記ドラムの傾斜に対応して斜め上方に指向するような直線形状として、該直線形状部に前記前面枠部材を取り付けるようにするとともに、その取付けの際の固定部材の固定位置を左開き仕様と右開き仕様とでそれぞれ異なる位置とし、
前記前面枠部材に装着された前記ドアラッチ機構によるドア閉鎖状態の保持を解除するための操作ボタンを、前記前面化粧カバーにおいて閉鎖された状態の前記ドアの上下方向の中央の位置に配置し、
さらに前記前面枠部材の両縁端部にはそれぞれ複数のリード線を上下方向に通すためのリード線案内溝が形成されて成ることを特徴としている。
ここで、前面枠部材を左右両側面板部材に取り付ける際の固定部材とは、例えばビス等の螺設部材や加締部材などであり、その場合に固定部材の固定位置とはそうした部材が挿通される孔(例えばビス孔)である。即ち、固定部材の固定位置が左開き仕様と右開き仕様とでそれぞれ異なる位置である状態というのは、例えば、ビス孔の位置が左開き仕様と右開き仕様とでそれぞれ異なる位置に定められている状態をいう。
本発明に係るドラム式洗濯機では、ドラムが前上がり傾斜に配設されており、それに応じて少なくとも衣類投入口付近の筐体前面は斜め上方を指向するようになっている。この場合、筐体の最前面の前面化粧カバーの形状は曲面状でも平面状でもよいが、少なくとも衣類投入口を挟んだ両側において左右両側面板部材の前縁部はドラムの傾斜に対応して斜め上方に指向する直線形状とされている。そのため、この両側面板部材の前縁部に差し渡して取り付けられる前面枠部材にあって、上記前縁部に接する個所は直線状になっているため、前面枠部材を180°回転させた場合でも上記前縁部に隙間無く密着する。
また、前面枠部材を固定するための固定部材を取り付けるビス孔等の位置が右開き仕様と左開き仕様とでそれぞれ別に設けられるため、筐体を構成する各種部材の製造上の寸法が設計値に対し或る程度ずれていても、ビス孔の位置を変えることによりそのずれを吸収することができる。それにより、各種部材の寸法のずれ等を吸収するべくビス孔を大きめにする等の寸法上の余裕を小さくすることができ、そのため、筐体の組み立てが行い易く仕上がりも良好になる。
また、前面枠部材の両縁端部にはいずれもリード線案内溝が形成されているため、例えば左仕様開きにおいて右方のリード線案内溝内に複数のリード線を通すように決めた場合に、前面枠部材を180°回転させて右開き仕様に変更した場合でも右方にリード線案内溝内が存在するため、複数のリード線を通すための組み立て作業自体は変更の必要がない。それにより、作業性を良好にすることができる。
また、ドアラッチを解除するための操作ボタンがドアの上下方向の中央の位置に配置されているため、左開き仕様と右開き仕様とで操作ボタンの位置は左右対称になり、開き方向以外の操作性や使い勝手が同一となるようにすることができる。
また本発明に係るドラム式洗濯機において、好ましくは、ドア本体にあって蝶番アームの取付部側の縁部は上下方向に延伸する直線部を有し、2本の蝶番アームがその直線部に沿って上下の離れた位置にそれぞれ取り付けられる構成とするとよい。
この構成によれば、2本の蝶番アームが近接して設けられている場合に比べてドア開閉時に掛かる力を各蝶番アームに適切に分散することができるため、蝶番機構や該蝶番機構の取付部位の強度を高めることができ、耐久性を向上させることができる。また、そのように構造的に強度が高まった分、蝶番アームをドア本体に取り付ける取付金具の板厚を薄くする等、各部材のコスト低減を図ることができる。
なお、ドア本体に対し上記直線部と左右対称である部分のドア本体縁部の形状は円弧状でも直線状でもよいが、直線状とすれば、ドア本体は正面視で略矩形状となる。
一方、ドア本体にあって蝶番アームの取付部側の縁部を直線形状にするとドアを開放した際に筐体前面との間の隙間が狭い部分が長くなり、それだけ使用者が指を挟むおそれが増す。そこで、ドアが開放されたときに、ドア本体の直線部と筐体前面の前面化粧カバーとの間に所定距離以上の間隙が形成されるように蝶番機構の軸の位置が設定されている構成とするとよい。ここで、所定距離とは例えば15mm程度とすることができる。この構成によれば、ドアを開放した際にドア本体の直線部と筐体との間に使用者が指を挟むおそれがなくなり、使用時の安全性を向上させることができる。
また本発明に係るドラム式洗濯機の一態様として、ドアラッチ機構は、ドアラッチを解除するための操作ボタンの押圧に連動して前方に突出するドア開放補助作動体を、ドア閉鎖時にドア本体の背面側に位置する個所であって該ドアの係止部が係合される個所を挟んで上下にそれぞれ備える構成とするとよい。
この構成によれば、使用者がドアを開くために操作ボタンを押すと、上下2個のドア開放補助作動体が飛び出してその前方に位置するドアを押し開けるので、ドア本体自体に使用者が把持するための把手等がなくても使用者はドアを容易に開くことができる。
さらにまた、本発明に係るドラム式洗濯機の一態様として、ドアラッチ機構は、ドア閉鎖時に係止部が挿入される挿入開口が前面に形成された箱体と、該箱体の内部にあって前記係止部と係合する係合部材と、操作ボタンの押圧操作に応じて係合部材による係合を解除する係合解除機構と、電気的な制御により係合解除機構の係合解除動作を阻止する阻止部を作動させるドアロック部と、を含み、ドアロック部は箱体の内部にあって挿入開口よりも横方向に離して配置され、且つ該箱体の上下壁面にそれぞれ水抜き孔が穿孔されている構成とするとよい。
この構成では、ドアロック部を内装する箱体の前面には挿入開口が開放しているので、その開口から箱体内部に水が侵入するおそれがあるが、箱体の上下壁面にはいずれも水抜き孔が設けられいるため、左開き仕様、右開き仕様の選択のために箱体自体が上下反転しても、必ず下方に位置する壁面に水抜き孔が存在する。それによって、箱体の内部に侵入した水をその水抜き孔から外部へと排出することができ、ドアロック部の駆動源、例えばソレノイドやトルクモータなどが被水することを防止できる。
以上のように本発明に係るドラム式洗濯機によれば、ドアを左開き仕様、右開き仕様のいずれにする場合でも、作業性を損なわずに外観上の仕上げも良好にすることができ、コストが大幅に増加することを回避することができる。また、左開き仕様、右開き仕様のいずれでも、ドアの開き方向以外は同様の操作性、使い勝手を実現することができる。
以下、本発明の一実施例であるドラム式洗濯乾燥機について図面を参照して説明する。図1は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図、図2は本実施例のドラム式洗濯乾燥機の概略側面縦断面図である。
本ドラム式洗濯乾燥機の外形を成す筐体1は全体として略箱形状である。図1に示すように、筐体1の前面1aは、上部から中央部にかけて緩やかに湾曲しつつやや斜め上方を向く形状になっており、そこに略円形状の衣類投入口1bが形成され、この衣類投入口1bは蝶番機構60により横方向に回動自在であるドア2により開閉されるようになっている。また、前面1aの上部、つまり衣類投入口1bの上には、左右に細長く、各種操作キーが表示器が配置された操作パネル5が設けられ、その左側には引き出し式の洗剤容器6が設置され、右側には同じく引き出し式の乾燥フィルタ容器7が設置されている。さらに、ドア2の右方には閉鎖状態であるドア2を自動的に開放させるための操作ボタン8が設けられている。
図1、図2で分かるように、筐体1の上面1cは、その後部側が前部側に比べて大きく落ち込んだ落とし込み部1dとなっている。本実施例のドラム式洗濯乾燥機の全高は1170mmと従来のこの種のドラム式洗濯機よりもかなり高いが、落とし込み部1dを設けることにより洗面所の壁面に突設されている水道栓と筐体1との干渉を回避しながら、本洗濯機を適切に据え付けることができる。
筐体1の上面1cで落とし込み部1dよりも前の位置には、水道栓に接続される給水ホースの他端が接続される給水ホース接続口3が配置され、その右隣には一端が浴槽内の風呂水に浸漬される風呂水ホースの他端が接続される風呂水ホース接続口4が配置されている。給水ホース接続口3は後述する給水バルブ21の入水口を直接上面に露出させることで形成されており、風呂水ホース接続口4は風呂水ポンプ22の入水口を直接上面に露出させることで形成されている。
次に、図2を参照して内部構造について説明する。筐体1の内部には、周面が略円筒形状の外槽10が左右両下側方を支持するダンパ11と上部を牽引する図示しないばねにより適度に揺動自在に保持されている。外槽10の前面には筐体1の衣類投入口1bに相対して円形状に開口した外槽開口10aが形成され、この外槽開口10aの周縁部と衣類投入口1bの周縁部とはゴムなどの弾性体から成る略扁平円筒形状のパッキン12によって連結されている。
外槽10の内部には、洗濯物を収容するための周面略円筒形状のドラム13が前後方向に延伸し且つ前上がりに傾斜して設けられた主軸14により軸支されている。ドラム13の前端面には大きく開口したドラム開口13aが形成されており、ドア2が開放されると、前方斜め上から外槽開口10aとこのドラム開口13aとを通して、ドラム13内部が覗き込めるようになっている。ここでは、ドラム13の中心軸線Cつまり主軸14の中心軸線の傾斜角度θは水平線に対して約15°に定められているが、これは一例であり、傾斜角度θは例えば10〜30°程度の適度な角度に設定される。
主軸14の前端はドラム13の後面に強固に固定され、外槽10の後面部に装着された軸受固定部材15の軸受16により回転自在に支承されている。外槽10の後方側に突出した主軸14の端部には、アウタロータ型の直流ブラシレスモータであるモータ17のロータ172が取り付けられ、一方、軸受固定部材15にはモータ17のステータ171が固定されている。永久磁石を含むロータ172は巻線を含むステータ171の外周側を取り囲むように配置されており、これによりモータ17は主軸14の延伸方向に薄型の構造を有している。図示しない制御回路からステータ171に駆動電流が供給されるとロータ172は回転し、主軸14を介してロータ172と同一の回転速度でドラム13が回転駆動される。
筐体1内の上部空間には、給水バルブ21や風呂水給水用の風呂水ポンプ22、洗剤投入部23を含む給水ユニット20が配設されている。この給水バルブ21の上方に指向した入水口が上記給水ホース接続口3であり、風呂水ポンプ22の上方に指向した入水口が上記風呂水ホース接続口4である。洗剤容器6を引き出し自在に内装する洗剤投入部23は給水バルブ21の前方に配置され、給水バルブ21や風呂水ポンプ22を経て洗剤投入部23に供給された水は主として洗剤容器6の内部を通り、洗剤投入部23の底部に接続された注水管24を通して外槽10の後部に設けられた注水口25から外槽10内へと供給される。
上述したように給水が行われて外槽10に貯留した水は通水穴13bを通してドラム13内へと流入する。また、脱水時にドラム13内で洗濯物から吐き出された水は通水穴13bを通して外槽10側へ飛散する。外槽10の底部後方には排水口26が設けられ、排水口26は排水バルブ27の流入口に接続されており、排水バルブ27が開放されると外槽10内に貯留されている水は排水管28を通り、糸屑フィルタ29を介して機外へと排出される。
なお、本実施例のドラム式洗濯乾燥機は、ドラム13内に収容された洗濯物を乾燥させるための機能を有し、そのために、筐体1内に、図示しないファン、ファンモータ、ヒータ、除湿部などを備えるが、これらは本願発明に関連しないので説明を省略する。
続いて、本実施例のドラム式洗濯乾燥機におけるドア取付構造を含む筐体構造について、図1、図2に加えて図3〜図11を参照して説明する。図3は本実施例のドラム式洗濯乾燥機における筐体構造の正面斜視図、図4は同じく筐体構造の背面斜視図、図5はドアの正面図(a)及びドアの開閉構造を示す概略上面図(b)、図6及び図7は前面枠板の取付構造を示す正面図、図8はドアを取り外した状態の筐体1の正面平面図、図9はさらに前面化粧カバーを取り外した状態のドアラッチ機構付近の拡大図、図10は前面枠板の縁部の拡大図、図11はドアラッチ機構の要部の正面図(a)、上面図(b)、下面図(c)及び右側面図(d)である。
まず、図3及び図4により筐体1全体の構成を説明すると、筐体1は、左右対称で一対の左側面板101及び右側面板102と、左右側面板101、102の前縁上部の間に差し渡して固定され、中央に衣類投入口1bが形成されドア2の取付枠を兼ねる前面枠板(本発明における前面枠部材)103と、左右側面板101、102の前縁下部の間に差し渡して固定される前部補強板104と、左右側面板101、102の上縁前部の間に差し渡して固定される上前部補強板105と、左右側面板101、102の上縁後部の間に差し渡して固定される上後部補強板106と、左右側面板101、102の後縁上部の間に差し渡して固定される上部後面板107と、左右側面板101、102の後縁下部の間に差し渡して固定される下部後面板108と、上部後面板107と下部後面板108との間の開口を閉塞する主後面板109と、上前部補強板105及び上後部補強板106の上に載って上面1cを閉塞する上面板110と、その上面板110の大部分を被覆する上面化粧カバー111と、前面枠板103の上を覆う前面化粧カバー112と、その前面化粧カバー112の下部を被覆する前面下部カバー113と、脚部が取り付けられた脚台114と、を含む。これら各部材のうち、上面板110、上面化粧カバー111、前面化粧カバー112、前面下部カバー113及び脚台114は加工性の良好な合成樹脂製であり、これを除く他の部材はより強度の高い金属製である。
左右の側面板101、102の上縁部は内方に略直角に折り曲げられて所定幅のフランジとなっており、このフランジにはそれと略同一幅の補強金具がねじで固着され、その補強金具を間に挟んで上前部補強板105及び上後部補強板106が固定されている。また、左右の側面板101、102の前縁部も同様に内方に略直角に折り曲げられてフランジとなっており、補強金具を介して前部補強板104が固定されている。上前部補強板105、及び上後部補強板106はいずれも左右方向に延伸する金属板部材の両端部が略直角に折り曲げれられた略コ字形状の部材であり、前部補強板104も左右方向に延伸する金属板部材の両端部がくの字状に折り曲げれられた部材であって、これらにより両側面板101、102を強固に保持することができる。
前部補強板104と同様に比較的強度の高い前面枠板103にドア2が取り付けられるが、次にこのドア2の取付構造について説明する。図1〜図5ではいずれもドア2は左開きになっているが、洗濯機の設置場所の制約や使用者の好みによって右開きが望ましい場合がある。そこで、本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、製造工程において簡単に且つコストの増加を抑えつつ、左開き仕様と右開き仕様とが選択できるように考慮された構造となっている。
図5(a)に示すように、ドア2は四隅が適度な丸みを以て形成された正面視矩形状となっている。このドア2の主要な構成要素であるドア本体51は、中央に円形状の開口が形成された透明でない合成樹脂から成るドア枠体52と、そのドア枠体52の開口に取り付けられた、耐熱ガラス等の透明部材から成り後面が裁頭扁平円錐形状に膨出した透視窓体53と、透視窓体53の前面を被覆し、中央が略円形状に半透明(いわゆるスモーク状)とされ、その周囲が不透明である合成樹脂製のドアカバー部54と、から成る。これにより、ドア2の中央には半透明な大きな透視窓が形成され、ドア2を閉鎖した状態でもこの透視窓を通してドラム13の内部が透視できるようになっている。
ドア本体51の一方の(左開き仕様においては左側の)縁部の縦方向の直線部(つまり図5(a)において矩形の左辺)には、上下に所定間隔離して後述する2本の蝶番アーム63が取り付けられる蝶番アーム取付部63aが設けられている。この蝶番アーム取付部63aにおいて蝶番アーム63の一端はねじでドア枠体52の裏面に固定される。ドア本体51が正面視円形状である場合、互いの間隔を離して2本の蝶番アームを設けることが難しい。これに対し、このドラム式洗濯乾燥機ではドア本体51が正面視略矩形状であることにより2本の蝶番アーム63の取付位置(つまり蝶番アーム取付部63a)の間隔を離すことができ、それによってドア2の保持の強度を高めるとともにその取付部やねじ等の部材に掛かる負荷を適度に分散して耐久性を高めることができる。
一方、蝶番アームの取付部63aとは反対側のドア本体51の縁部の縦方向の直線部(つまり図5(a)において矩形の右辺)には、ドア枠体52の円形開口の中心点Gを通る水平な線(中心線)F上に本発明における係止部としてのフック55がドア枠体52から後方に突出するように設けられ、該フック55を挟んで上下ほぼ対称な位置でドア枠体52は前方に窪んで作動体受け部56が形成されている。なお、作動体受け部56の部分ではドア本体51はその周囲よりも若干薄くなっているため、使用者がドアを開く際に把持するにもちょうどいい厚さである。
このドア2は中心線Fに対しほぼ上下対称形状である。即ち、2本の蝶番アーム取付部63aや2個所の作動体受け部56の位置は中心線Fから上下にほぼ等間隔であり、フック55は中心線F上に位置する。したがって、ドア2が上下反転するように中心点Gを中心に180°回転(上下反転)させても、外観上はドア2を垂直線F’に対し左右反転させたのと同じになる。
図6に示すように、前面枠板103は金属板により成り、その中央に衣類投入口1bに相当する円形状の開口41が形成され、両端部は縦方向に細長い取付部44となっている。前面枠板103はこの取付部44において左右の側面板101、102の前縁部に形成されたフランジに固定されるが、その前縁部(フランジ)は取付部44に面する範囲で平面、つまり全体として斜め上方を指向しながら湾曲形状ではなく上下方向に直線形状となっている。これにより、取付部44にあってフランジと接する部分も平面状にしておけば、両者の接触面の密着性を高めることができ、後述するように前面枠板103を180°回転させた状態でも同等の密着性を確保することができる。
左開き仕様において左方に位置する上記取付部44と開口41との間には、上述した蝶番アーム63を含む蝶番機構60を取り付けるための蝶番装着部42が設けられ、他方、右方に位置する取付部44と開口41との間には、上述したドア2に設けられたフック55と係合することでドア2を閉鎖状態に保持するつまりラッチするとともに、そのラッチの解除を阻止することによりドア2を施錠するつまりロックするドアラッチ機構70を取り付けるためのドアラッチ装着部43が設けられている。
両端の細長い取付部44は左右いずれも、図10に示すように断面略コ字形状に形成され、その窪んだ奥の部分に後述するビス孔が穿孔されている。この断面略コ字形状の内部はリード線案内溝47となっており、その内方側の壁面には複数の孔48が穿孔されている。本ドラム式洗濯乾燥機では、右端側のリード線案内溝47に複数のリード線90を通すようにしており、複数のリード線90を結束する樹脂製の結束バンド91の末端のツメを孔48に挿入して固定する。これにより、複数のリード線90をリード線案内溝47に沿って安定的に収納し、振動などによってもリード線90が大きく動くことを防止している。
蝶番機構60は、上記蝶番装着部42に対する取付板61と、該取付板61に対し上下方向に延伸するように取り付けられるばねを含む回動軸部62と、この回動軸部62と連結された上記2本の蝶番アーム63とを含む。蝶番アーム63は回動軸部62の周囲に回動自在であって、回動軸部62に設けられたばねの付勢力によりドア2が開放する方向(つまり図5(b)においては時計回り方向)に付勢されている。したがって、後述するようにフック55とドアラッチ機構70との係合が解除されて外力が加わらない状態では、上記ばねの付勢力は使用者がドア2を開放する際にそれを補助する。
ドアラッチ装着部43に取り付けられるドアラッチ機構70の構成は次の通りである。ドアラッチ機構70の主要部は、図11に示すように合成樹脂から成る扁平直方体形状の箱体71の内部に収容されている。箱体71の前面には、前面枠板103への装着時にちょうど中心線Fとなる位置に挿入開口72が設けられ、ドア2を閉鎖したときにフック55の先端が挿入開口72を通して箱体71内部に挿入される。箱体71の内部には、フック55が挿入されたときにこれと係合する係合部材とハートカム機構を利用した駆動機構とを含むドアラッチ部73と、該ドアラッチ部73によるフック55の係合の解除を阻止する電磁ソレノイド74と、が配置されている。そして、ドア2が衣類投入口1bを閉塞するように閉鎖されたときにフック55が箱体71内部に挿入されると、ドアラッチ部73の係合部材がフック55に係合してドア2はその状態で、つまり閉鎖状態で保持される。箱体71の前面には作動体77が突設されており、図9に示すように上下方向に延伸する軸8aを中心に回動する操作ボタン8が押されるとこの作動体77が押され、ドアラッチ部73によるフック55の係合を解除する。
図9に示すように、箱体71の上下には上下方向に延伸する軸79aを中心に回動自在のドア開放補助作動体79が設けられ、前述のように操作ボタン8aが押されると、操作ボタン8aと一体である上下の延出片8bがドア開放補助作動体79の右端部を押し、それに伴いドア開放補助作動体79の左端部は前方に突出する。この位置はちょうどドア2の作動体受け部56となっており、ドアラッチが解除された状態にあるドア本体51を前方に押す。これによってドア2は少し開くから、それ以降は使用者自身が容易にドア2を開くことができる。
さらに運転中にはドア2がすぐに開かないようにドアロックがなされる。即ち、図示しない制御回路から電磁ソレノイド74に駆動電流が供給されるとソレノイド74の作動体が動作し、その度に、ドアラッチ部73の係合解除動作の阻止状態と非阻止状態とが交互に切り替わる。したがって、例えば運転が開始されると、電磁ソレノイド74が作動してドアラッチ部73の係合解除動作の阻止状態になり、このときには仮に操作ボタン8が押されてもドアラッチは解除されずドア2が開かない。これにより、外部への水漏れが防止できるとともに安全性が確保される。また、運転が終了して、或いは使用者が強制的にドア2を開くための所定の操作を行うと、電磁ソレノイド74が作動してドアラッチ部73の係合解除動作の非阻止状態になり、このときには操作ボタン8の押圧操作に応じてドアラッチが解除され、ドア2が少し開いた状態となる。
なお、ここではハートカム機構を利用したドアラッチ部の構成は詳しく述べないが、その基本的な動作は例えば特開2005−354209号公報などに開示されている。
ドアラッチ機構70における箱体71の内部構成は上述のようになっているが、図8に示すように、箱体71の前面の挿入開口72は露出しており、そこから箱体71の内部に水が入るおそれがある。ドアラッチ部73は機構部品のみで構成されているため被水しても問題ないが、電磁ソレノイド74は電気部品であるため被水すると短絡等の故障のおそれがある。そこで、電磁ソレノイド74は挿入開口72の横方向に離れた位置に設け、挿入開口72の近傍には電磁ソレノイド74の側に水が行くのを阻止するための水案内用のリブ75を形成してある。また、箱体71内に入った水が溜まらずに速やかに排出されるように、箱体71の上壁面と下壁面とのそれぞれに水抜き孔76a、76bを設けてある。これにより、後述のようにドア2の開き方向を変更するために前面枠板103とともにドアラッチ機構70を180°回転させた場合でも、箱体71にあって下方となる壁面に必ず水抜き孔が存在し、確実に水抜きを行うことができる。
図6に示すように、前面枠板103の外形形状は中心線Fに対してほぼ上下対称であり、蝶番装着部42及びドアラッチ装着部43の位置も同様に中心線Fに対して上下対称である。したがって、ドア2と同様に、中心点Gを中心に180°回転させても、外観上は前面枠板103を垂直線F’に対し左右反転させたのとほぼ同じになる。したがって、この前面枠板103にドア2を取り付けた状態で上記のように180°回転させれば、左開き仕様から右開き仕様に変更することができ、そのときに開き方向は左右対称になり、操作ボタン8の位置等も左右対称になる。
但し、前面枠板103を両側面板101、102に取り付けるために取付部44に設けたビス孔の位置は左開き仕様と右開き仕様とで変更している。即ち、取付部44には左開き仕様用ビス孔44Lと右開き仕様用ビス孔44Rとが別に穿設されており、両者を識別するために左開き仕様用ビス孔44Lの横には左開き仕様の位置において正しく読めるように「L」の刻印45を付してある。また、側面板101、102の前縁部で内方に屈曲されたフランジ101a、102aにも、左開き仕様用ビス孔44Lと右開き仕様用ビス孔44Rとに対応するビス孔が形成されている(図示しない)。それぞれのビス孔44L、44Rは筐体1を構成する部材を予備的に組み上げた状態で、前面枠板103の位置が適切な位置になるように決められたものである。
したがって、実際の製造工程においてドア2を左開き仕様で取り付ける場合には、図6に示すように前面枠板103を位置させ、「L」の刻印45が付されている左開き仕様用ビス孔44Lにビスを挿入して締め付けることで前面枠板103を両側面板101、102に固定する。他方、ドア2を右開き仕様で取り付ける場合には、図7に示すように図6とは180°回転するように前面枠板103を位置させ、上下逆さまになった「L」の刻印45が付されていない右開き仕様用ビス孔44Rにビスを挿入して締め付けることで前面枠板103を両側面板101、102に固定する。
一般に筐体1を構成する各種部材はその製造過程において設計値からの寸法ずれが生じることが避けがたい。そのため、上述のように前面枠板103を0°状態で取り付ける場合と180°状態で取り付ける場合とでビス孔を共通にしようとすると、寸法ずれを吸収できるような縦長形状のビス孔を設ける必要があるが、そうしたビス孔では前面枠板103の取付位置が正確に決まらず組立不良は多くなるおそれがある。それに対し、始めから前面枠板103を0°状態で取り付ける場合と180°状態で取り付ける場合とでビス孔を別に設けておくことにより、従来と同様の作業性で以て正確な位置に前面枠板103を取り付けることができる。
また、本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、上述したようにドア2の形状が正面視矩形状であって、蝶番アーム取付部63aに面したドア枠体52の縁部が直線状であるために、図5(b)に示したようにドア2を開放したときに筐体1の前面(前面化粧カバー112の前面)とドア本体51との間の隙間の間隔が同一である範囲が上下方向に長くなる。そのため、この隙間が狭いと使用者が指を挟まれ易くなる。そこで、従来のような正面視円形状のドアの場合よりも蝶番機構60の回動軸部62を相対的に前方にずらして設けることにより、ドア2を開放したときの上記隙間の間隔dを意図的に広くしてある。具体的には、この間隔dを15mm以上確保することにより、指が挟まれることを防止している。
次に、筐体1の前面下部に装着される前面下部カバー113の取付構造及び該カバー113に設けられている糸屑フィルタ点検口を開閉する点検口カバー115の開閉構造について図12、図13により説明する。図12は前面下部カバー113の背面側外観図、図13は点検口カバー115を開放した状態の拡大図である。
図12に示すように、前面下部カバー113の上縁部には後方に突出する3個の係合ツメ113aが形成されており、さらに下部の両端には前方からビスを挿入するための2個のボス113cが形成されている。前面下部カバー113は、3個の係合ツメ113aを前部補強板104に引っ掛けることで上下方向に位置決めされ、前方からボス113cのビス孔に挿入したビスを脚台114に螺入することで固定される。そのため、係合ツメ113aが折れてしまうと上部側の掛止が不十分になる。これに対し、本実施例に特徴的な構成として、各係合ツメ113aの両側にそのツメ113aよりも若干高い位置まで延伸する上面L字形状のリブ113bを設けている。前面下部カバー113単品の輸送時、製造現場での組立時、或いは使用者宅等でサービス担当者が修理等のために前面下部カバー113を取り外したときなどにおいて、係合ツメ113aの両側にリブ113bがあることによって、係合ツメ113aに直接硬い物が当たりにくくなる。それにより、係合ツメ113aは折れることを防止できる。
また図13に示すように、合成樹脂製である前面下部カバー113の前面には同じく合成樹脂製の点検口カバー115が、水平軸115aを中心に手前側に倒れるように開放可能に設けられている。こうした開いた開口の奥に、上述した排水時の糸屑を捕集する糸屑フィルタ29が前方に引き出し自在に装着されている。点検口カバー115の側壁の上部には左右両側方に突出した小さな凸部115bが形成されており、点検口カバー115を閉鎖した際にこの凸部115bが開口の側壁113dの内方に形成された凹部113fに嵌合することにより、点検口カバー115は閉鎖状態でロックされるようになっている。
本実施例のドラム式洗濯乾燥機では、意匠性を高めるために前面下部カバー113や点検口カバー115などの部材には塗装がなされており、これは前面下部カバー113の側壁113dも同様であるが、点検口カバー115を閉じるに際し凸部115bが繰り返し擦れると塗装面がはげるおそれがある。これに対し、本実施例に特徴的な構成として、側壁113dには内方に盛り上がった膨出部115eを形成し、その前端近くに上記凹部113fを設けている。これにより、点検口カバー115を閉じるに際し凸部115bが凹部113fに達するまでに凸部115bが擦れる範囲を非常に小さくすることができ、塗装がはげた場合でも目立たない程度に抑えることができる。なお、図13では左方しか見えないが、右方の側壁も同様である。
次にドア2の上方に設けられた操作パネル5の取付構造とその内側の回路基板を含む操作ボックスとについての特徴的な構成を説明する。図14は操作パネル5付近の縦断面図、図15は回路ユニットの要部の平面図、図16は回路ユニットの要部の縦断面図である。
図14に示すように、操作パネル5にあっては、上面板110により形成される凹部に、回路基板80とこれを内部に収納したケース81とを含む回路ユニットが収容され、それを被覆するように合成樹脂の金型成形品である操作プレート86が取り付けられている。操作プレート86は前面化粧カバー112の上部に取り付けられるが、その下縁部は操作プレート86の下端に形成された突部86bが前面化粧カバー112に形成された係合孔に挿入されることで固定され、その上縁部は、操作プレート86の上端に形成された略L字状の立壁86aから前方に延出された嵌合片86cが前面化粧カバー112にあって後方に屈曲された被嵌合部112aに嵌ることにより固定される。上面から水が流れてきたときに前面化粧カバー112と操作プレート86との隙間に水が入る場合があるが、上述したように操作プレート86の上端に略L字状の立壁86aが形成されてることにより、それを乗り越えて回路ユニット側にまで水が侵入することを防止することができる。
図15に示すように、ケース81内に収容された回路基板80上には各種の部品が搭載されているが、図15中に符号82で示すのはスタートキーのための押しボタンスイッチである。この押しボタンスイッチ82は、突出した操作子を押したときだけ二つの接点が開閉されるノンロック型のスイッチであり、その上部の操作プレート86には、略垂直上方からの押圧力を受けてこれを押しボタンスイッチ82の操作子に伝達するとともに押圧力を受ける方向への弾性力を有する渦巻き状のばね部を含む押圧力受け部87が形成されている。
また、押しボタンスイッチ82の周囲には3個のLED83がこのスイッチの表示部を照明するために設けられ、それを取り囲むように円筒形状の遮光カバー84が取り付けられている。この遮光カバー84はLED83からの出射光が上記スイッチの表示部以外に漏れるのを防止するためのものである。ここで、遮光カバー84の一部はケース81の外方にはみ出すように設けられている。遮光カバー84全体がケース81内に入るようにするとそれだけ回路基板80が大きくなるが、上記構成のように遮光カバー84の一部をはみ出させるようにすることにより、ケース81内に収容される回路基板80のサイズを小さくすることができコストの削減に有効である。また、逆に回路基板80のサイズの制約を受けずにLED83で照明される範囲を広げることができる。
図16に示すように、操作プレート86の表面には、操作面を形成する膜としてメンブレンシート88が接着剤などを用いて貼着されている。メンブレンシート88は可撓性を有する樹脂製のシートであって、押圧力受け部87に対応する位置は前方に膨出し且つスイッチの表示(文字や絵柄)が描かれ、その中央部は円形状に透明又は半透明な光透過部88aとなっていて、光透過部88a以外の部分は遮光部88bとなっている。したがって、LED83が点灯したとき、円形状の光透過部88aを通してのみ光が上方、即ち機外に広がる。
3個のLED83は同一円周上に配置されているが、その円の直径は円形状の光透過部88aの直径よりも大きく設定されている。即ち、各LED83の真上(つまり光軸上)には光透過部88aではなく遮光部88bが配置されている。周知のようにLEDは指向性を有し、光軸上で最も発光強度が高く、光軸から離れるほど光が弱くなる。したがって、上記構成では、3個のLED83からそれぞれ出射した相対的に弱い光が適度に混合した状態で光透過部88aの内面を照らす。したがって、外から見たときに各LED83が点光源として目立たず、またLEDの数が3個程度でもほぼ均一の明るさで光ることになり、見栄えが良好である。
なお、上記実施例は本発明の一例であって、本発明の趣旨の範囲で適宜変更や修正、追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは明らかである。
本発明の一実施例によるドラム式洗濯乾燥機の外観斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機の概略側面縦断面図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機における筐体構造の正面斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機における筐体構造の背面斜視図。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機におけるドアの正面図(a)及びドアの開閉構造を示す概略上面図(b)。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機における前面枠板の取付構造を示す正面図(ドア左開き仕様)。 本実施例のドラム式洗濯乾燥機における前面枠板の取付構造を示す正面図(ドア右開き仕様)。 ドアを取り外した状態の筐体の正面平面図。 図8の状態からさらに前面化粧カバーを取り外した状態のドアラッチ機構付近の拡大図。 前面枠板の縁部の拡大図。 ドアラッチ機構の要部の正面図(a)、上面図(b)、下面図(c)及び右側面図(d)。 前面下部カバーの背面側外観図。 点検口カバーを開放した状態の拡大図。 操作パネル付近の縦断面図。 回路ユニットの要部の平面図。 回路ユニットの要部の縦断面図。
符号の説明
1…筐体
1b…衣類投入口
101…左側面板
102…右側面板
103…前面枠板
104…前部補強板
105…上前部補強板
106…上後部補強板
107…上部後面板
108…下部後面板
109…主後面板
110…上面板
111…上面化粧カバー
112…前面化粧カバー
112a…被嵌合部
113…前面下部カバー
114…脚台
115…点検口カバー
2…ドア
10…外槽
10a…外槽開口
11…ダンパ
12…パッキン
13…ドラム
13a…ドラム開口
14…主軸
15…軸受固定部材
16…軸受
17…モータ
41…開口
42…蝶番装着部
43…ドアラッチ装着部
44…取付部
44L…左開き仕様用ビス孔
44R…右開き仕様用ビス孔
45…刻印
47…リード線案内溝
48…孔
51…ドア本体
52…ドア枠体
53…透視窓体
54…ドアカバー部
55…フック
56…作動体受け部
60…蝶番機構
61…取付板
62…回動軸部
63…蝶番アーム
63a…蝶番アーム取付部
70…ドアラッチ機構
71…箱体
72…挿入開口
73…ドアラッチ部
74…電磁ソレノイド
75…リブ
76a、76b…水抜き孔
77…作動体
79…ドア開放補助作動体
79a…軸
8…操作ボタン
90…リード線
91…結束バンド

Claims (6)

  1. 前面にドアで開閉される衣類投入口を有する箱形状の筐体と、該筐体の内部に配設され前面に開口を有する外槽と、該外槽の内部に前後方向に延伸する傾斜軸を中心に前上がりで回転自在に設けられたドラムと、を具備するドラム式洗濯機において、
    前記ドアは、ドア本体と、該ドア本体にあって上下方向に延伸するドア軸を中心に該ドア本体を回動させるための蝶番アームの取付部と、前記ドア本体が衣類投入口を閉塞した状態を保持するための係止部とを有し、
    前記筐体は、左右の両側面をそれぞれ覆う、右側面板部材及び左側面板部材と、両側面板部材の前縁部に差し渡して取り付けられ、前記衣類投入口の枠を形成するとともに前記ドアを開閉するための前記ドア軸及び蝶番アームを含む蝶番機構を取り付ける蝶番装着部、及び前記ドアの係止部と係合することで前記ドアを閉鎖状態に保持するドアラッチ機構を取り付けるドアラッチ装着部、を有する前面枠部材と、該前面枠部材を覆うようにその前面に装着される前面化粧カバーとを含み、
    前記前面枠部材を前記両側面板部材に取り付ける際に該前面枠部材を180°回転させることでドアの左開き仕様、右開き仕様の選択を可能とするために、
    前記左右両側面板部材の前縁部の一部を前記ドラムの傾斜に対応して斜め上方に指向するような直線形状として、該直線形状部に前記前面枠部材を取り付けるようにするとともに、その取付けの際の固定部材の固定位置を左開き仕様と右開き仕様とでそれぞれ異なる位置とし、
    前記前面枠部材に装着された前記ドアラッチ機構によるドア閉鎖状態の保持を解除するための操作ボタンを、前記前面化粧カバーにおいて閉鎖された状態の前記ドアの上下方向の中央の位置に配置し、
    さらに前記前面枠部材の両縁端部にはそれぞれ複数のリード線を上下方向に通すためのリード線案内溝が形成されて成ることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記ドア本体にあって前記蝶番アームの取付部側の縁部は上下方向に延伸する直線部を有し、2本の蝶番アームが前記直線部に沿って上下の離れた位置にそれぞれ取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記ドア本体は正面視で略矩形状であることを特徴とする請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記ドアが開放されたときに、前記ドア本体の直線部と筐体前面の前面化粧カバーとの間に所定距離以上の間隙が形成されるように前記蝶番機構の軸の位置が設定されていることを特徴とする請求項3に記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記ドアラッチ機構は、ドアラッチを解除するための前記操作ボタンの押圧に連動して前方に突出するドア開放補助作動体を、ドア閉鎖時に前記ドア本体の背面側に位置する個所であって該ドアの係止部が係合される個所を挟んで上下にそれぞれ備えることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  6. 前記ドアラッチ機構は、ドア閉鎖時に前記係止部が挿入される挿入開口が前面に形成された箱体と、該箱体の内部にあって前記係止部と係合する係合部材と、前記操作ボタンの押圧操作に応じて前記係合部材による係合を解除する係合解除機構と、電気的な制御により前記係合解除機構の係合解除動作を阻止する阻止部を作動させるドアロック部と、を含み、前記ドアロック部は前記箱体の内部にあって前記挿入開口よりも横方向に離して配置され、且つ該箱体の上下壁面にそれぞれ水抜き孔が穿孔されていることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
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