JP2007195207A - 画像再生装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像ファイルとその再生順もしくは再生形態を定めるシナリオファイルとが記録可能な記録媒体と、記録媒体からシナリオファイルを取り込んで再生順もしくは再生形態を判別するシナリオ判別手段と、シナリオ判別手段により判別された再生順もしくは再生形態に従って、記録媒体から取り込まれた画像ファイルを編集し再生する再生手段とを備える。この編集動作中に、確認用の再生操作釦78の操作を受け付けると、現時点の再生順に沿った画像ファイルを順番に再生する。
【選択図】 図19
Description
この種の画像再生装置では、複数の画像ファイルの中から単独の画像ファイルを手動選択して再生していた。
このような編集作業を行うことにより、例えば、撮像時に1シーンごとに分けて撮像された画像ファイルを、後から適宜に連結して一つの映像作品を作り上げることが可能となる。
すなわち、一つのカットを複数回にわたって登場させるようなケースでは、登場回数分だけファイル容量が冗長に大きくなる。
また、一組の画像ファイルに対し幾通りもの画像編集を施すと、編集回数の分だけ画像ファイルが新たに生成されてしまい、ファイル容量を大きく消費するという問題点があった。
請求項3に記載の発明は、請求項1の目的と併せて、シナリオファイル(後述)単体のファイル構造を単純にしつつ、シナリオファイルの再利用性が高い画像再生装置を提供することを目的とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1の目的と併せて、シナリオファイルを簡易に作成することができる画像再生装置を提供することを目的とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1の目的と併せて、より高度な再生形態で画像ファイルを再生することができる画像再生装置を提供することを目的とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1の目的と併せて、シナリオファイルの内容に矛盾点がある場合においても、画像ファイルを支障なく再生することができる画像再生装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、複数の画像ファイルと、画像ファイルの再生順もしくは再生形態を予め定められたファイル形式で収録してなるシナリオファイルとが記録可能な記録媒体1と、記録媒体1からシナリオファイルを取り込み、上記のファイル形式に基づいて再生順もしくは再生形態を判別するシナリオ判別手段2と、シナリオ判別手段2により判別された再生順もしくは再生形態に従って、記録媒体1から取り込まれた画像ファイルを再生する再生手段3とを備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像再生装置において、シナリオファイルには、再生形態として、画像ファイルの再生速度,画像ファイルの再生の繰り返し回数,画像ファイルの再生範囲,画像ファイルの再生に付加する特殊効果,画像ファイルに付随する音声の再生形態,のいずれか一つが少なくとも収録されてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像再生装置において、シナリオファイルには、その他のシナリオファイルを指し示す識別データが「再生順を構成するデータ」として収録され、シナリオ判別手段2は、シナリオファイルに収録された識別データに基づいて、対応するシナリオファイルを階層的に辿り、画像ファイルの再生順を判別することを特徴とする。
図2は、請求項4に記載の発明に対応する原理ブロック図である。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像再生装置において、外部からの再生操作に応じて、記録媒体1に記録された画像情報を再生する手動再生手段4と、手動再生手段4による再生順もしくは再生形態をシナリオファイルとして自動記録する第1のシナリオ作成手段5とを備えたことを特徴とする。
図3は、請求項5に記載の発明に対応する原理ブロック図である。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像再生装置において、複数の画像ファイルに対する編集操作を受け付ける編集入力手段6と、編集入力手段6を介して入力された編集操作に基づく再生順もしくは再生形態をシナリオファイルとして記録する第2のシナリオ作成手段7とを備えたことを特徴とする。
図4は、請求項6に記載の発明に対応する原理ブロック図である。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像再生装置において、シナリオファイルに沿って複数の画像ファイルを再生する際の矛盾を検出し、予め定められた優先順位もしくは外部からの修正指示に応じて、矛盾を修正する修正手段8を備えたことを特徴とする。
(作用)
請求項1にかかわる画像再生装置では、シナリオ判別手段2が、記録媒体1からシナリオファイルを読み出す。このシナリオファイルには、記録媒体1上の画像ファイルの再生順もしくは再生形態が、予め定められたファイル形式で収録されている。
シナリオ判別手段2は、このファイル形式に基づいて再生順もしくは再生形態を判別する。
再生手段3は、シナリオ判別手段2で判別された再生順もしくは再生形態に従って、記録媒体1上の画像ファイルを再生する。
このように、記録媒体1には、素材となる一組の画像ファイルと、シナリオファイルとが一緒に記録される。このシナリオファイルは、再生順もしくは再生形態にかかわるデータのみを最低限収録すればよいので、記録媒体1の記憶容量は効率的に無駄なく使用される。
請求項2にかかわる画像再生装置では、上記の再生形態として、画像ファイルの再生速度,画像ファイルの再生の繰り返し回数,画像ファイルの再生範囲,画像ファイルの再生に付加する特殊効果,画像ファイルに付随する音声の再生形態,のいずれかがシナリオファイルに収録される。
請求項3にかかわる画像再生装置では、シナリオ判別手段2が、シナリオファイルを階層的に辿って、画像ファイルの再生順を判別する。
このように複数のシナリオファイルを階層的に辿って、複雑な再生順を再現することができるので、一つ一つのシナリオファイルは、ファイル構造が単純化される。
また、既に編集済みのシナリオファイルを、別のシナリオファイルに組み込むことが簡単にできるので、シナリオファイル自体の再利用性を高めることができる。
請求項4にかかわる画像再生装置では、手動による再生操作を記録してシナリオファイルを自動作成する。2回目以降は、このシナリオファイルを実行することができるので、手動による煩雑な再生操作を再度繰り返す必要がない。
請求項5にかかわる画像再生装置では、編集操作に基づいてシナリオファイルを作成する。
請求項6にかかわる画像再生装置では、予め定められた優先順位もしくは外部からの修正指示に従って、シナリオファイルの矛盾を修正する。
特に、同一カットが繰り返し登場するようなケースにおいては、従来のように編集完了後の画像ファイルに同一カットを冗長に繰り返し収録する必要が一切なく、同一カットの画像ファイルを識別する情報(ファイル名など)のみを最低限収録すれば足りる。
したがって、記録媒体の記録容量を無駄なく効率的に使用することができる。
請求項3に記載の発明は、シナリオファイルを階層的に辿って再生順を判別するので、一つ一つのシナリオファイルについてはファイル構造を単純にすることができる。
また、シナリオファイルに、編集済みのシナリオファイルを階層的に組み込むことができるので、シナリオファイルの再利用性が極めて高い。
請求項4に記載の発明は、手動による再生操作を自動記録してシナリオファイルを作成するので、シナリオファイルの作成を簡単に行うことができる。
また、2回目以降は、このシナリオファイルに沿って自動再生を行うことができるので、手動による煩雑な再生操作を繰り返す必要がなくなる。
請求項5に記載の発明は、編集操作に基づいて、シナリオファイルを作成するので、複雑な編集事項を指定することにより、高度なシナリオファイルを作成することが可能となる。
また、従来例に述べた画像編集ソフトとは異なり、編集完了後の画像ファイルを必ずしも作成する必要がないので、記録媒体の記録容量を効率的に使用することができる。
請求項6に記載の発明は、シナリオファイルの矛盾点が、予め定められた優先順位や修正指示に従って、自動的に修正される。したがって、シナリオファイルに矛盾点があっても、支障のない程度に画像再生を行うことができる。
以上説明したように、本発明を適用した画像再生装置では、記録媒体の記録容量を効率的に無駄なく使用しつつ、画像ファイルを所定の再生順もしくは再生形態で自在に再生することができる。
図6は、本実施形態の外観を説明する図である。
図5,図6において、画像再生装置11内には、ディスクドライブ部12が配置され、ディスクドライブ部12には、光磁気記録媒体13が外部から装着される。
表示画像作成部17の出力は、画像再生装置11の正面部に配置された液晶表示部18に接続される。この液晶表示部18には、指やペンなどの押圧を感知するタッチパネル18aが貼り付けられ、タッチパネル18aの出力は、タッチパネル検出回路19に接続される。このタッチパネル検出回路19の出力は、マイクロプロセッサ15に入力される。
さらに、本体11の筐体には、S出力端子11a,画像出力端子11b,音声出力端子11c,スピーカー11d,イヤホンジャック11eなどが配置され、内部の出力アンプ回路(図示せず)にそれぞれ接続される。
図7は、本実施形態の動作を説明する状態遷移図である。
図8〜12は、本実施形態の動作を説明する流れ図である。
(初期画面)
まず、電源が投入されると、表示画像作成部17は、図13に示すような初期画面を液晶表示部18に表示する。初期画面には、再生操作を受け付けるための子ウィンドウ30が表示され、子ウィンドウ30の上半分には、サムネイル画像31が一覧表示される。
このサムネイル画像31の中には、シナリオファイル識別マーク32を付与した画像が一緒に表示される。この画像は、再生順もしくは再生形態を定義したシナリオファイルに対応したサムネイル画像31であり、例えば、関連付けられた画像ファイルの先頭フレームなどが縮小表示される。
また、再生釦34の下側には、編集釦35が表示される。この編集釦35を指などでクリックすると、タッチパネル18aは、その押圧動作を感知する。
表示画像作成部17では、「編集釦35がクリックされた」旨のメッセージに従って、液晶表示部18の表示画面を、図14に示される編集画面Aに変更する。
図14は、編集画面Aを示す図である。
この編集画面Aでは、上記の初期画面における再生釦34および編集釦35の替わりに、シナリオ編集釦40,ビデオ編集釦41およびOK釦42が表示される。
一方、この画面上でビデオ編集釦41がクリックされると、マイクロプロセッサ15は、光磁気記録媒体13上の画像ファイルを実際に連結するなどのビデオ編集モードに移行する。
(編集画面B)
図15は、編集画面Bを示す図である。
この編集画面Bでは、画面右上にOK釦45が表示され、画面中段には、サムネイル画像46が横列に表示される。
以下、図8に示す流れ図に基づいて、編集画面Bにおける実施形態の動作を説明する。
まず、表示画像作成部17は、編集画面Bを液晶表示部18に表示する(図8S1)。
ここで、メニュー47の一つがクリックされると(図8S4)、表示画像作成部17は、表示画面を編集画面Cに変更する(図8S5)。
ここで、「再生順を定義するシナリオファイル」のデータ構造を図16(a)に示す。このデータ構造では、ポインタpbが示すデータの先頭から、次のデータが順番に格納される。
1)シナリオファイル名
2)先頭の画像ファイル名もしくはシナリオファイル名
3)2番目の画像ファイル名もしくはシナリオファイル名
・
・
N+1)N番目の画像ファイル名もしくはシナリオファイル名
N+2)終了コード
マイクロプロセッサ15は、パレット領域48にサムネイル画像46またはメニュー47がドロップされる度に、対応する画像ファイル名もしくはシナリオファイル名を新規シナリオファイルのデータに追加する(図8S8)。
一方、編集画面Bにおいて、OK釦45がクリックされると(図8S12)、表示画像作成部17は、表示画面を編集画面Aに戻す(図8S13)。
(編集画面C)
図17は、編集画面Cを示す図である。
この編集画面Cでは、「編集画面Bにおいてメニュー選択されたシナリオファイル」のサムネイル画像51が画面の左上に表示され、サムネイル画像51の下側には、モーションREC釦52およびOK釦53が表示される。
以下、図9に示す流れ図に基づいて、編集画面Cにおける実施形態の動作を説明する。
マイクロプロセッサ15は、編集画面Bにおいてメニュー選択された「再生形態を定義するシナリオファイル」を光磁気記録媒体13から読み出す(図9S16)。
なお、図15に示した「追加」欄がメニュー選択された場合、マイクロプロセッサ15は、「再生形態を定義するシナリオファイル」を新規作成する。
1)シナリオファイル名
2)関連元の画像ファイル名
3)再生開始時点
4)再生終了時点
5)再生速度(ポーズ,逆再生,早送りなどを時系列に記憶する)
6)再生繰り返し回数
7)特殊効果(フェードイン,ワイプインなど)
8)音声の再生形態(音量などを時系列に記憶する)
マイクロプロセッサ15は、特殊効果チェックボックス54および繰り返し回数エディットボックス55が更新される度に、シナリオファイル内の対応するデータを変更する(図9S17)。
また、編集画面Cにおいて、OK釦53がクリックされると(図9S20)、表示画像作成部17は、表示画面を編集画面Bに戻す(図9S21)。
(編集画面D)
図18は、編集画面Dを示す図である。
この編集画面Dでは、画面左側に再生画面60が表示され、再生画面60の下側には、左側から順番に、逆再生釦61,逆早送り釦62,停止釦63,ポーズ釦64,再生釦65および早送り釦66が表示される。
さらに、画面右下には、再生時間を表示する時間表示ボックス71と、再生音量を調節する音量調節バー72とが表示される。
以下、図10に示す流れ図に基づいて、編集画面Dにおける実施形態の動作を説明する。
この編集画面Dにおいて、マイクロプロセッサ15は、再生釦65などに対する手動の再生操作を取り込む。
ここで、マイクロプロセッサ15は、「編集画面Bにおいてメニュー選択されたシナリオファイル」の関連元の画像ファイルを光磁気記録媒体13から読み出す。
一方、表示画像作成部17は、マイクロプロセッサ15から与えられた再生操作のメッセージに従って、フレームメモリ16から画像を再生する。
例えば、早送り釦66が押された場合、表示画像作成部17は、フレームメモリ16から数フレームおきに画像を読み出して、再生画面60に順次表示する。
このような再生期間中に、開始設定釦68がクリックされると、マイクロプロセッサ15は、再生画面60に現時点で表示されている画像ファイルのフレーム番号をシナリオファイル内の再生開始時点のデータ領域に書き込む。
また、マイクロプロセッサ15は、音量調節バー72が操作されると、再生音量の変化をシナリオファイル内の音声再生形態のデータ領域に書き込む。
ここで、終了設定釦69がクリックされると、マイクロプロセッサ15は、再生画面60に現時点で表示されている画像ファイルのフレーム番号をシナリオファイルの再生終了時点のデータ領域に書き込む(図10S26)。
上述した動作により、編集画面Cでは、手動の再生操作がシナリオファイルに自動記録される。
(編集画面E)
図19は、編集画面Eを示す図である。
また、画面左下には、サムネイル画像75の列表示をスクロールするためのスクロール釦77と、確認用の再生釦78とが表示される。
以下、図11に示す流れ図に基づいて、編集画面Eにおける実施形態の動作を説明する。
次に、マイクロプロセッサ15は、編集画面Bのパレット領域48を用いて作成されたシナリオファイルを取り込む。表示画像作成部17は、このシナリオファイルに定義された再生順に従って、サムネイル画像75を列表示する(図11S31)。
さらに、このサムネイル画像75が、2つのサムネイル画像の間にドロップされると、その間にサムネイル画像75を挿入して、全体の表示位置を並べ替える(図11S32)。
一方、編集画面Eにおいて、OK釦76がクリックされると(図11S34)、表示画像作成部17は、表示画面を編集画面Bに戻す(図11S35)。
上述した編集動作により、編集画面Eでは、シナリオファイル内の再生順を示すデータを簡便に変更することができる。
図20は、再生時の表示画面を示す図である。
画面上には、再生画面80が大きく表示され、再生画面80の下側には、再生操作釦82が表示される。
以下、図12に示す流れ図に基づいて、実施形態の再生動作を説明する。
次に、マイクロプロセッサ15は、初期画面においてサムネイル選択されたファイルが、画像ファイルまたはシナリオファイルのどちらかを判別する(図12S42)。
画像伸長部14は、この画像ファイルのデータを伸長して、フレームメモリ16に順次格納する。表示画像作成部17は、フレームメモリ16内の画像情報を再生画面80に順次表示する(図12S44)。
一方、ステップS42において、シナリオファイルがサムネイル選択された場合、マイクロプロセッサ15は、シナリオファイルのデータ構造に基づいて、再生順もしくは再生形態のどちらを定義したものかを判別する(図12S46)。
画像伸長部14は、画像ファイルのデータを、再生開始時点のフレーム前後から伸長して、フレームメモリ16に順次格納する。
マイクロプロセッサ15では、フレーム番号の進行に同期して、シナリオファイル内の再生速度,音声の再生形態,特殊効果などのデータを表示画像作成部17に伝達する。
画像伸長部14は、再生終了時点のフレームを伸長すると共に、画像ファイルの伸長処理を終了する。表示画像作成部17は、フレームメモリ16内の画像の再生完了後に、表示画面を初期画面に戻す(図12S49)。
ここで、マイクロプロセッサ15は、図21に示すように再生順を階層的に辿り、マイクロプロセッサ15内部のメモリ上に再生順のデータを展開する(図12S50)。
(画像ファイルB→シナリオファイルC→画像ファイルD)
のデータが記録される。そこで、マイクロプロセッサ15は、再生順を定義したシナリオファイルCを階層的に辿って読み出す。
このシナリオファイルCには、
(画像ファイルE→画像ファイルF→シナリオファイルG)
のデータが記録される。ここでシナリオファイルGは、再生形態を定義したものなので、これ以上に再生順を辿らない。
(画像ファイルB→画像ファイルE→画像ファイルF→シナリオファイルG→画像ファイルD)
となる。
ここで、マイクロプロセッサ15は、再生形態を定義したシナリオファイル同士の連結箇所を探索し、その連結箇所の特殊効果などに矛盾が生じるか否かを、所定の対照表などに基づいて判別する(図12S51)。
このような矛盾が生じる場合、マイクロプロセッサ15は、先行するシナリオファイルの特殊効果を優先するために、後のシナリオファイルの該当データを消去する(図12S52)。
このように矛盾が解消された状態で、マイクロプロセッサ15,画像伸長部14および表示画像作成部17は、メモリ上に展開された再生順に従って、画像ファイルもしくはシナリオファイルを順番に再生する(図12S54)。
以上説明したように、本実施形態では、編集完了後の画像ファイルに替えて、ファイル容量の比較的に小さなシナリオファイルを光磁気記録媒体13に記録する。
また、シナリオファイルに、編集済みのシナリオファイルをそのまま組み込むことができるので、シナリオファイルの再利用性を高くなり、画像編集の作業性を高めることができる。
また、2回目以降は、このシナリオファイルに沿って再生を行うことができるので、手動による煩雑な再生操作を繰り返す必要が一切なくなる。
また、高度な編集操作に基づいてシナリオファイルを作成することができるので、手動の再生操作では指定することのできない複雑な編集事項をシナリオファイルに含ませることができる。
また、本実施形態では、再生形態と再生順とを定義するシナリオファイルを別個にしているので、シナリオファイルのデータ構造が単純になり、データ構造の解釈に要する情報処理の負荷を軽減することが可能である。
さらに、上述した実施形態では、記録媒体1として光磁気記録媒体13を採用しているが、本発明は記録媒体1の材質や形状構造に限定されるものではなく、画像情報を記録できる記録媒体1であればよい。例えば、光記録媒体や磁気記録媒体でもよい。
Claims (6)
- 複数の画像ファイルと、前記画像ファイルの再生順もしくは再生形態を予め定められたファイル形式で収録してなるシナリオファイルとが記録可能な記録媒体と、
前記記録媒体からシナリオファイルを取り込み、前記ファイル形式に基づいて前記再生順もしくは前記再生形態を判別するシナリオ判別手段と、
前記シナリオ判別手段により判別された前記再生順もしくは前記再生形態に従って、前記記録媒体から取り込まれた前記画像ファイルを再生する再生手段と
を備えたことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項1に記載の画像再生装置において、
前記シナリオファイルには、
前記再生形態として、前記画像ファイルの再生速度,前記画像ファイルの再生の繰り返し回数,前記画像ファイルの再生範囲,前記画像ファイルの再生に付加する特殊効果,前記画像ファイルに付随する音声の再生形態,のいずれか一つが少なくとも収録されてなる
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項1に記載の画像再生装置において、
前記シナリオファイルには、
その他のシナリオファイルを指し示す識別データが「再生順を構成するデータ」として収録され、
前記シナリオ判別手段は、
前記シナリオファイルに収録された識別データに基づいて、対応するシナリオファイルを階層的に辿り、前記画像ファイルの再生順を判別する
ことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像再生装置において、
外部からの再生操作に応じて、前記記録媒体に記録された画像情報を再生する手動再生手段と、
前記手動再生手段による再生順もしくは再生形態をシナリオファイルとして自動記録する第1のシナリオ作成手段と、
を備えたことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像再生装置において、
前記複数の画像ファイルに対する編集操作を受け付ける編集入力手段と、
前記編集入力手段を介して入力された編集操作に基づく再生順もしくは再生形態をシナリオファイルとして記録する第2のシナリオ作成手段と、
を備えたことを特徴とする画像再生装置。 - 請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の画像再生装置において、
前記シナリオファイルに沿って前記複数の画像ファイルを再生する際の矛盾を検出し、予め定められた優先順位もしくは外部からの修正指示に応じて、前記矛盾を修正する修正手段を備えた
ことを特徴とする画像再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007037573A JP2007195207A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 画像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007037573A JP2007195207A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 画像再生装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25001696A Division JP4197192B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 画像再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007195207A true JP2007195207A (ja) | 2007-08-02 |
Family
ID=38450462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007037573A Pending JP2007195207A (ja) | 2007-02-19 | 2007-02-19 | 画像再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007195207A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012155536A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Kyocera Corp | 携帯端末装置 |
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2007
- 2007-02-19 JP JP2007037573A patent/JP2007195207A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012155536A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Kyocera Corp | 携帯端末装置 |
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