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JP2007188458A - 記録装置、記録制御プログラム - Google Patents

記録装置、記録制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ハードディスク等のディスクドライブを備えた記録装置において、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に、ユーザ個々の事情に合わせた分類基準で簡単かつ直感的にデジタル画像ファイルを分類して保存できるようにする。
【解決手段】 分類用マーキングエリアGは、並び順に隣接するサムネール画像SMの間にそれぞれ配置されている。例えば、画像Bのサムネール画像SMと画像Cのサムネール画像SMとの間の分類用マーキングエリアGをマーキングすると、画像A〜画像Oに対応するデジタル画像ファイル群は、画像A及びBと画像C〜画像Oとの2つのグループに分類される。各サムネール画像SMに一対一で対応するように配置されている保存不要指定マーキングエリアSがマーキングされたサムネール画像SMのデジタル画像ファイルは、ハードディスクへの保存対象外となり保存されない。
【選択図】図6

Description

本発明は、被記録材の記録面にデジタル画像ファイルに基づくデジタル画像の記録を実行可能な構成を有する記録装置、該記録装置のコンピュータで実行可能な記録制御プログラムに関する。
デジタルカメラ等で撮影したデジタル画像ファイルは、メモリカード等の小型の記憶媒体やUSBインタフェース等を介して、CD−RやDVD−R等の光記憶ディスク或いはハードディスク等の磁気ディスクといった大容量の記憶媒体に保存して一括して管理されるのが一般的である。近年は、このような記憶媒体にデジタル画像ファイルを保存することが可能な光記憶ディスクドライブやハードディスクドライブ(HDD)を備えたインクジェットプリンタ等の記録装置が公知である。ユーザは、デジタルカメラ等で撮影したデジタル画像ファイルを、メモリカード等の小型の記憶媒体やUSBインタフェース等を介してプリンタに直接読み込ませて写真用紙等に印刷(ダイレクトプリント)するとともに、読み込ませたデジタル画像ファイルをCD−RやDVD−R或いは内蔵ハードディスクに保存して一括管理することができる。
ところが従来は、例えば、メモリカードをプリンタのメモリカードスロットに挿入して、或いはデジタルカメラをUSBケーブルでプリンタに直接接続して、メモリカード内の複数のデジタル画像ファイルをCD−R等或いはプリンタ内蔵のハードディスク等に転送して保存する際には、メモリカードごとに1つのフォルダがCD−R等或いはハードディスクのディスク上に自動作成され、そのフォルダにメモリカード内の複数のデジタル画像ファイルが全てそのフォルダに一括保存されるようになっているのが一般的であった。メモリカード内のデジタル画像ファイルの数が少ないうちは問題ないが、近年のメモリカードは、より小型化されつつも記憶容量は年々増加しており、1つのメモリカード内に保存可能なデジタル画像ファイルの数は増加しつつある。
そのため、1つのフォルダ内に多数のデジタル画像ファイルがそのまま一括保存されることとなり、ハードディスク等のフォルダには、ユーザが所望のデジタル画像ファイルを検索するのに多大の労力と時間を要するほど多数のデジタル画像ファイルが一括保存されてしまうことが少なくなかった。他方、そのような検索時の負担を軽減するために、デジタル画像ファイルをハードディスク等に保存する際に、ユーザが複数のフォルダを手動で作成してデジタル画像ファイルを1つずつ手作業で分類するとなると、煩わしく面倒であるとともに、特に電子機器の操作が苦手なユーザには大きな負担を強いることにもなりかねない。
このような課題を解決可能な従来技術の一例としては、読み込んだデジタル画像ファイルに付加されている撮影日時や読取日時等の時刻情報に基づいて、その撮影日時等の時刻が近接しているデジタル画像ファイルをグループ化して複数のグループに分類し、そのグループごとにフォルダを作成してデジタル画像ファイルを保存する画像読取保存装置が公知である(例えば、特許文献1を参照)。
特開2000−339344号公報
しかしながら、一定の範囲で撮影日時等の時刻が近接しているデジタル画像ファイルをグループ化して分類するという画一的な分類は、必ずしも全てのユーザにとって検索し易い分類であるとは限らないし、必ずしもユーザが期待するような分類がなされるとは限らない。そのため、所望のデジタル画像ファイルを検索する際に、その分類がほとんど役に立たない場合もあり、結局多大な労力と時間を費やして所望のデジタル画像ファイルを探すことになる虞があった。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、CD−Rやハードディスク等のディスクドライブを備えた記録装置において、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に、ユーザ個々の事情に合わせた分類基準で簡単かつ直感的にデジタル画像ファイルを分類して保存できるようにすることにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、外部からデジタル画像ファイルの入力が可能なデジタル画像ファイル入力手段と、デジタル画像ファイルの読み込み及び書き込みが可能な外部記憶装置と、オーダーシートのマーキング状態を読み取り可能なマーキング状態読み取り手段と、前記デジタル画像ファイル入力手段を介してのデジタル画像入力制御、前記外部記憶装置の制御及び前記マーキング状態読み取り手段で前記オーダーシートのマーキング状態を読み取る制御を実行する制御装置とを備え、被記録材の記録面にデジタル画像ファイルに基づくデジタル画像の記録を実行可能な構成を有する記録装置であって、前記制御装置は、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群のサムネール画像一覧及び該サムネール画像一覧の並び方向に隣接するサムネール画像の間のそれぞれに配置される分類用マーキングエリアを所定の様式で被記録材に記録して前記オーダーシートを作成し、ユーザがマーキングした後の前記オーダーシートのマーキング状態を前記マーキング状態読み取り手段で読み取り、読み取った前記オーダーシートの前記分類用マーキングエリアのうち、マーキングされている前記分類用マーキングエリア部分を分類境界として、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群を複数のグループに分類し、前記外部記憶装置で書き込み可能な状態にある記憶媒体上に分類したグループごとにフォルダを作成し、作成した各フォルダに対応するグループのデジタル画像ファイルを各フォルダに保存する、ことを特徴とした記録装置である。
例えば、メモリカードスロットに挿入されたメモリカードからデジタル画像ファイル入力手段で入力した一連のデジタル画像ファイル群、若しくはデジタル画像ファイル入力手段で入力可能な状態にあるメモリカードスロットに挿入されたメモリカードに保存されている一連のデジタル画像ファイル群を、記録装置に内蔵されているハードディスク等に保存する際には、ユーザは、まず、その一連のデジタル画像ファイル群のサムネール画像一覧を記録したオーダーシートを作成する。作成したオーダーシートには、一連のデジタル画像ファイル群のサムネール画像一覧が記録されるとともに、そのサムネール画像一覧の並び方向に隣接するサムネール画像の間のそれぞれに分類用マーキングエリアが記録されている。
ユーザは、作成されたオーダーシートのサムネール画像一覧を観ながら、各サムネール画像の画像から所望の分類条件で区切りとなるサムネール画像間の分類用マーキングエリアを特定してマーキングする。
そして、このマーキング後のオーダーシートを記録装置のマーキング状態読み取り手段で読み取らせることによって、マーキングされている分類用マーキングエリアを分類境界として、前記一連のデジタル画像ファイル群が複数のグループに分類される。外部記憶装置で書き込み可能な状態にある記憶媒体上には、この分類したグループごとにフォルダが作成され、作成された各フォルダに対応するグループのデジタル画像ファイルが各フォルダにそれぞれ保存される。
このようにして、本発明の第1の態様に記載の記録装置によれば、例えば、メモリカードスロットに挿入されたメモリカードに保存されている複数のデジタル画像ファイルのような一連のデジタル画像ファイル群について、オーダーシートに記録されたそれらのサムネール画像一覧の各画像を観ながら視覚的に分類境界を設定して分類して保存することができるので、CD−Rやハードディスク等のディスクドライブを備えた記録装置において、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に、ユーザ個々の事情に合わせた分類基準で簡単かつ直感的にデジタル画像ファイルを分類して保存できるという作用効果が得られる。
また、従来のように画一的な分類ではなくユーザ個々の事情に合わせた分類基準で一連のデジタル画像ファイル群を分類して保存することができるので、保存後にユーザがその記憶媒体上から所望のデジタル画像ファイルを検索することが容易になり、検索時の労力が低減されるとともに検索時間を短縮することができるという作用効果が得られる。
さらに、ユーザは、オーダーシートをマーキングするだけで、あとは記録装置が自動的に一連のデジタル画像ファイル群を分類して各フォルダを作成し、フォルダごとに分類して保存してくれるので、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に従来のような煩雑なパネル操作等が不要になり、利便性も向上するという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様において、前記制御装置は、前記サムネール画像一覧、前記分類用マーキングエリア及び前記サムネール画像ごとに保存しないことを指定可能な保存不要指定マーキングエリアを所定の様式で被記録材に記録して前記オーダーシートを作成し、読み取った前記オーダーシートの前記保存不要指定マーキングエリアのマーキング状態から保存不要指定されているデジタル画像ファイルを特定し、特定したデジタル画像ファイルを前記記憶媒体への保存対象から除外する、ことを特徴とした記録装置である。
このように、オーダーシートに保存不要指定マーキングエリアが設けられているので、撮影を失敗した等で不要なデジタル画像ファイルを選択して保存不要指定マーキングエリアをマーキングすれば、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に、撮影を失敗した等で不要なデジタル画像ファイルを事前に排除することができる。したがって、不要なデジタル画像ファイルまで保存してしまうことによって、ハードディスク等の記憶媒体の保存容量が無駄に消費されてしまう虞を低減させることができる。
本発明の第3の態様は、前述した第1の態様又は第2の態様において、前記制御装置は、前記オーダーシートを作成する際には、前記マーキング状態読み取り手段で読み取り可能なオーダーシート識別用表示を前記オーダーシートの所定の位置に記録し、前記オーダーシートを読み取る際には、マーキング状態を読み取り可能な状態にある被記録材の所定の位置に前記オーダーシート識別用表示が記録されているか否かで当該被記録材が前記オーダーシートか否かを識別する、ことを特徴とした記録装置である。
このように、マーキング状態読み取り手段でオーダーシートを読み取る際に、読み取ろうとしている被記録材がオーダーシートか否かを識別可能な目印として、オーダーシート作成時にオーダーシートの所定の位置にオーダーシート識別用表示を予め記録しておく。そして、オーダーシートを読み取る際には、まずオーダーシート識別用表示を検出して当該被記録材が確かにオーダーシートであることを確認してからマーキング状態を読み取るようにすれば、オーダーシート以外の被記録材をマーキング状態読み取り手段で読み取ってしまうことによるエラー発生等を未然に防止することができる。
本発明の第4の態様は、前述した第3の態様において、前記オーダーシート識別用表示から特定可能な情報は、当該被記録材が前記オーダーシートであることの他、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群の前記オーダーシートが複数頁で構成される場合には、一連の前記オーダーシートの総頁数及び当該オーダーシートの頁番号も含まれる、ことを特徴とした記録装置である。
例えば、メモリカードスロットに挿入されたメモリカードに膨大な数のデジタル画像ファイルが保存されているような場合には、画像内容を視認可能な大きさのサムネール画像を1枚のオーダーシートに全て並べて記録することは不可能であるから、そのような場合には、その一連のデジタル画像ファイル群に対して複数頁で構成されるオーダーシートを作成することになる。このとき、オーダーシート識別用表示から複数頁で構成された一連のオーダーシートの総頁数及び当該オーダーシートの頁番号等が特定できれば、オーダーシートのマーキング状態を読み取る際に頁番号順に読み取らせなくても正しくマーキング状態を特定することが可能になるとともに、オーダーシートの全ての頁を漏れなく読み取らせることが容易になる。
本発明の第5の態様は、外部からデジタル画像ファイルの入力が可能なデジタル画像ファイル入力手段と、デジタル画像ファイルの読み込み及び書き込みが可能な外部記憶装置と、オーダーシートのマーキング状態を読み取り可能なマーキング状態読み取り手段とを備え、被記録材の記録面にデジタル画像ファイルに基づくデジタル画像の記録を実行可能な構成を有する記録装置において、前記デジタル画像ファイル入力手段を介してのデジタル画像入力制御、前記外部記憶装置の制御及び前記マーキング状態読み取り手段で前記オーダーシートのマーキング状態を読み取る制御をコンピュータに実行させるための記録制御プログラムであって、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群のサムネール画像一覧及び該サムネール画像一覧の並び方向に隣接するサムネール画像の間のそれぞれに配置される分類用マーキングエリアを所定の様式で被記録材に記録して前記オーダーシートを作成する手順と、ユーザがマーキングした後の前記オーダーシートのマーキング状態を前記マーキング状態読み取り手段で読み取る手順と、読み取った前記オーダーシートの前記分類用マーキングエリアのうち、マーキングされている前記分類用マーキングエリア部分を分類境界として、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群を複数のグループに分類する手順と、前記外部記憶装置で書き込み可能な状態にある記憶媒体上に分類したグループごとにフォルダを作成する手順と、作成した各フォルダに対応するグループのデジタル画像ファイルを各フォルダに保存する手順とを有する、ことを特徴とした記録制御プログラムである。
本発明の第5の態様に記載の記録制御プログラムによれば、この記録制御プログラムを実行可能な任意の記録装置に、本発明の第1の態様に記載の発明と同様の作用効果をもたらすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る「記録装置」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット式記録装置の要部平面図であり、図2はその側面図である。図3は、本発明に係るインクジェット式記録装置の概略のブロック図である。
インクジェット式記録装置50には、「被記録材」としての記録紙Pにインクを噴射して記録を行う記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる手段として、記録紙Pに対して主走査方向Xへ移動可能にキャリッジガイド軸51に軸支されたキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62と後述するPWセンサ34とが搭載されており、CRモータ63(図3)の回転駆動力が図示していない無端ベルトによるベルト伝達機構によって伝達されて主走査方向Xに往復動する。記録ヘッド62のヘッド面と対向する位置には、後述する「被記録材搬送手段」により搬送される記録紙Pを摺接支持しつつ記録紙Pの記録面と記録ヘッド62のヘッド面との間隔を所定間隔に規定するプラテン52が設けられている。
キャリッジ61の主走査方向Xへの往復動領域の一端側の外側には、公知のキャッピング装置59が設けられている。記録を実行しない待機状態においては、キャリッジ61がキャッピング装置59の上まで移動して停止し、キャッピング装置59に配設されているキャップCPによって記録ヘッド62のヘッド面が封止される。このキャリッジ61の停止位置は、ホームポジションHPとして規定される。
また、インクジェット式記録装置50には、記録ヘッド62を記録紙Pに対して副走査方向Yに走査させる如く記録紙Pを副走査方向Yへ搬送可能な「被記録材搬送手段」として、記録紙Pを副走査方向Yに搬送する搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の外周面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の外周面に押しつけられた記録紙Pは、摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の外周面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。
搬送駆動ローラ53の副走査方向Yの上流側には、多数の記録紙Pを積重可能な「被記録材積重手段」としての給紙トレイ57が配設されている。給紙トレイ57は、例えば普通紙やフォト紙等の記録紙Pを給紙(給送)可能な構成となっている。給紙トレイ57の近傍には、給紙トレイ57に積重されている記録紙Pの最上位の記録紙Pを「被記録材搬送手段」へ自動給送する「自動給送手段」としてのASF(オート・シート・フィーダ)が設けられている。ASFは、給紙トレイ57に設けられた給紙ローラ57b及び図示してない分離パッドを有する公知の自動給紙機構である。給紙ローラ57bは、給紙トレイ57の一方側に配置されている。記録紙ガイド57aは、記録紙Pの幅に合わせて幅方向に摺動可能に給紙トレイ57に設けられている。
そして、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転する給紙ローラ57bの回転駆動力と、分離パッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ57に置かれた記録紙Pは、複数の記録紙Pが一度に給紙されることなく最上位の記録紙Pのみが正確に分離されて一枚ずつ自動給紙される。給紙ローラ57bと搬送駆動ローラ53との間には、公知の技術による紙検出器33が配設されている。
一方、記録実行後の記録紙Pを排紙する手段として、排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56とが設けられている。排紙駆動ローラ55は、PFモータ58(図3)の回転駆動力が歯車伝達されて回転し、排紙駆動ローラ55の回転により、記録実行後の記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖った歯付きローラになっている。
そして、給紙ローラ57bや搬送駆動ローラ53及び排紙駆動ローラ55を回転駆動するPFモータ58(図3)、並びにキャリッジ61を主走査方向Xに駆動するCRモータ63(図3)は、後述する記録制御部100により駆動制御される。また、記録ヘッド62も同様に、記録制御部100により駆動制御されて記録紙Pの表面にインクを噴射する。記録制御部100は、キャリッジ61を主走査方向Xへ往復動させながら記録ヘッド62から記録紙Pへインクを噴射してドットを形成する動作と、記録紙Pを副走査方向Yへ所定の搬送量で搬送する動作とを交互に繰り返しながら記録紙Pへの記録制御を実行する。
引き続き図1〜図3を参照しながら「制御装置」としての記録制御部100について説明する。
記録制御部100は、ROM101、RAM102、ASIC(特定用途向け集積回路)103、MPU104、「不揮発性記憶媒体」としての不揮発性メモリ105、PFモータドライバ106、CRモータドライバ107及びヘッドドライバ108を備えている。MPU104には、ASIC103を介して搬送駆動ローラ53の回転量を検出する「回転量検出手段」としてのロータリエンコーダ31、キャリッジ61の移動量を検出する「キャリッジ移動量検出手段」としてのリニアエンコーダ32、搬送される記録紙Pの先端及び後端を検出する紙検出器33、主走査方向Xの記録紙Pの端部を検出するためのPWセンサ34、インクジェット式記録装置50の電源をON/OFFするための電源スイッチ35及び記録紙Pへの記録開始操作をするための記録操作スイッチ36の出力信号が入力される。
公知のロータリエンコーダ31は、搬送駆動ローラ53の回転に連動して回転するロータリスケール311と、ロータリスケール311の外周に沿って等間隔に形成されているスリットを検出するロータリスケールセンサ312とを有している(図2)。搬送駆動ローラ53の回転に伴い変化するロータリスケールセンサ312の出力信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
キャリッジ61の移動方向及び移動量を特定可能な検出信号を出力する「キャリッジ移動検出手段」として公知のリニアエンコーダ32は、キャリッジ61の近傍に主走査方向Xと略平行に配置されたリニアスケール321と、リニアスケール321に等間隔に形成されているスリットを検出するキャリッジ61に搭載されたリニアスケールセンサ322とを有している(図2)。キャリッジ61の主走査方向Xの移動量に応じたパルスの周期が移動速度に伴い変化するリニアスケールセンサ322の出力信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
公知の紙検出器33は、立位姿勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙Pの搬送方向(副走査方向Y)にのみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記録紙Pが検出される構成を成す検出器である(図2)。紙検出器33は、給紙ローラ57bより給紙された記録紙Pの始端位置及び搬送中の記録紙Pの終端位置を検出し、その検出信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
「被記録材検出手段」としてのPWセンサ34は、キャリッジ61の記録紙Pの記録面と対向する部分に、プラテン52の記録紙摺接面の光反射率と記録紙Pの記録面の光反射率との差からプラテン52上にある記録紙Pの端部を非接触で検出可能な構成を有し、その検出信号は、ASIC103を介してMPU104へ出力される。
記録制御部100のシステムバスには、ROM101、RAM102、ASIC103、MPU104及び不揮発性メモリ105が接続されている。MPU104は、インクジェット式記録装置50の記録制御を実行するための演算処理やその他必要な演算処理を行う。ROM101には、MPU104によるインクジェット式記録装置50の制御に必要な記録制御プログラム(ファームウェア)等が格納されており、記録制御プログラムの処理に必要な各種データ等は不揮発性メモリ105に記憶されている。RAM102は、MPU104の作業領域や記録データ等の格納領域として用いられる。
ASIC103は、DCモータであるPFモータ58及びCRモータ63の速度制御、並びに記録ヘッド62の駆動制御を行う為の制御回路を有している。MPU104から送られてくる制御命令、ロータリエンコーダ31の出力信号、及びリニアエンコーダ32の出力信号に基づいて、PFモータ58及びCRモータ63の速度制御を行う為の各種演算を行い、その演算結果に基づくモータ制御信号をPFモータドライバ106及びCRモータドライバ107へ送出する。また、MPU104から送出される記録データ等に基づいて、記録ヘッド62の制御信号を演算生成してヘッドドライバ108へ送出して記録ヘッド62を駆動制御する。
ASIC103は、「情報処理装置」としてのパーソナルコンピュータ301、デジタルカメラ302或いは不揮発性メモリカード303等からデジタル画像ファイルの入力が可能な「デジタル画像ファイル入力手段」としてカードIF111、ホストIF112及びデバイスIF113を有している。カードIF111は、カードスロット200に挿入される不揮発性メモリカード303やPCカード等のカードインタフェースを実現する。カードスロット200に不揮発性メモリカード303が挿入された場合には、不揮発性メモリカード303のデータの読み書きが可能になる。ホストIF112は、ホスト装置接続用のUSBコネクタ37に接続されるパーソナルコンピュータ(PC)301等のホスト装置とのUSBインタフェースを実現する。USBコネクタ37は、インクジェット式記録装置50の背面側に配設されている(図2)。デバイスIF113は、デバイス接続用のUSBコネクタ38に接続されるデジタルカメラ(DSC)302等のUSBデバイスとのUSBインタフェースを実現する。USBコネクタ38は、デジタルカメラ302等のUSBデバイスの着脱が容易に行えるようにインクジェット式記録装置50の前面側に配設されている(図2)。
インクジェット式記録装置50は、デジタル画像ファイルの読み込み及び書き込みが可能な「外部記憶装置」としてのハードディスクドライブ201及び後述する「オーダーシート」のマーキング状態を読み取り可能な「マーキング状態読み取り手段」としてスキャナユニット41を備えている。ハードディスクドライブ201は、ASIC103に接続されており、カードIF111、ホストIF112又はデバイスIF113を介して外部から入力したデジタル画像ファイルを「記憶媒体」としてのハードディスクに保存することができる。また、ハードディスクドライブ201のハードディスクに保存されたデジタル画像ファイルは、記録制御部100から或いは外部から(例えば、ホストIFに接続されたパーソナルコンピュータ301等のホスト装置から)も任意に読込及び削除等することができる。
スキャナユニット41は、被記録材に記録されている画像等を読み取ることが可能な公知の画像読み取り装置である。スキャナユニット41の所定の位置に読み取り対象となる「オーダーシート」を載置した状態で、オーダーシート読取スイッチ42を操作すると、その「オーダーシート」のマーキング状態を読み取ることができる。また、読み取り中に読み取り動作を中止するときは、オーダーシート読取中止スイッチ43を操作する。尚、ハードディスクドライブ201は、例えば、CD−RやDVD−R等の光記憶ディスクのディスクドライブであっても本発明の実施は可能である。
「制御装置」としての記録制御部100は、「デジタル画像ファイル入力手段」としてカードIF111、ホストIF112及びデバイスIF113を介してのデジタル画像入力制御、「外部記憶装置」としてのハードディスクドライブ201の制御及び「マーキング状態読み取り手段」としてのスキャナユニット41で後述する「オーダーシート」のマーキング状態を読み取る制御を実行する。また、記録制御部100は、所定の操作によって、デジタルカメラ302や不揮発性メモリカード303からデジタル画像ファイルを直接読み込んで記録紙Pへの記録を実行する制御(ダイレクトプリント)も実行できる。
以上説明したような構成を有する本発明に係るインクジェット式記録装置50は、カードIF111、ホストIF112又はデバイスIF113を介してデジタルカメラ302や不揮発性メモリカード303等から入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群をハードディスクドライブ201のハードディスクに保存する際に、以下のようにしてフォルダごとに自動分類して保存することができる。以下、不揮発性メモリカード303を例に説明することとする。
まず、本発明に係る「オーダーシート」及び記録制御部100が実行する「オーダーシート」の作成手順について説明する。
図4は、本発明に係る「オーダーシート」を模式的に図示した平面図である。
記録制御部100は、ユーザによる所定の操作により、カードIF111を介して不揮発性メモリカード303から入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群のサムネール画像SMの一覧(画像A〜画像O)、サムネール画像SMの一覧の並び方向に隣接するサムネール画像SMの間のそれぞれに配置される分類用マーキングエリアG、サムネール画像SMごとに保存しないことを指定可能な保存不要指定マーキングエリアS及び当該記録紙Pが「オーダーシート」であることを識別するためのオーダーシート識別用表示SDを、図4に図示した所定の様式で記録紙Pに記録して「オーダーシート」を作成する。
尚、サムネール画像SMの並び順は、どのような並び順でも差し支えないが、例えばデジタル画像ファイルの撮影日時やファイル作成日時を基準に並び順を既定しても良いし、ユーザが任意の基準で並び順を自由に設定できるようにしても良い。また、サムネール画像が付加されていないデジタル画像ファイルにおいては、そのデジタル画像ファイルの展開画像を縮小してサムネール画像の代わりに並べて記録すれば良い。
図5は、本発明に係る「オーダーシート」の作成手順を示したフローチャートである。尚、当該フローチャートに示した手順は、カードIF111を介して不揮発性メモリカード303から一連のデジタル画像ファイル群を入力可能な状態にあるときに、ユーザが所定のオーダーシート作成操作を行うと記録制御部100が実行する手順である。
まず、不揮発性メモリカード303内のデジタル画像ファイルに時系列(撮影日時順、ファイル作成日時順等)の識別番号を関連付けたファイル識別番号リストを作成する(ステップS1)。当該ファイル識別番号リストは、例えばRAM102上に作成して保持すれば良い。つづいて、記録紙Pの給紙を行い(ステップS2)、正常に記録紙Pが給紙されたか否かを紙検出器33の検出状態等から判定する(ステップS3)。正常に記録紙Pの給紙がされなかった場合には(ステップS3でNo)、給紙エラーとして当該手順を終了する。一方、正常に記録紙Pの給紙がされた場合には(ステップS3でYes)、各デジタル画像ファイルのサムネール画像を図4に示した如く前記ファイル識別番号リストの識別番号順に所定の様式で並べて記録紙Pに記録するとともに、合わせて分類用マーキングエリアG、保存不要指定マーキングエリアS及びオーダーシート識別用表示SDも当該記録紙Pに図4に示した配置で記録して「オーダーシート」を作成し(ステップS4)、排紙する(ステップS5)。
つづいて、前記ファイル識別番号リストを参照する等して残りのデジタル画像ファイルがあるか否かを判定し(ステップS6)、残りのデジタル画像ファイルがある場合には(ステップS6でYes)、次の記録紙Pを給紙して(ステップS2)次の「オーダーシート」を作成する。一方、残りのデジタル画像ファイルがない場合には(ステップS6でNo)、引き続き「オーダーシート」の読み取りを行うか中止するかの選択をユーザに表示して(ステップS7)当該手順を終了する。
例えば、不揮発性メモリカード303内のデジタル画像ファイルが多数あって「オーダーシート」が複数頁に渡って構成されるような場合には、画像内容を視認可能な大きさのサムネール画像SMを1枚のオーダーシートに全て並べて記録することは不可能である。そこで、この「オーダーシート」の作成手順においては、オーダーシート識別用表示SDから識別可能な情報として、当該被記録材が「オーダーシート」であることの他、当該不揮発性メモリカード303に対応する「オーダーシート」の総頁数及び各オーダーシートの頁番号も含まれるようにするのが好ましい。「オーダーシート」の読み取り時に、まずオーダーシート識別用表示SDから複数頁で構成された一連の「オーダーシート」の総頁数及び当該「オーダーシート」の頁番号が特定できれば、「オーダーシート」のマーキング状態を読み取る際に頁番号順に読み取らせなくても正しくマーキング状態を特定することが可能になるとともに、「オーダーシート」の全ての頁を漏れなく読み取らせることが容易になる。尚、オーダーシート識別用表示SDは、例えば、公知のバーコードで構成しても良い。
図6は、ユーザによりマーキングがされた後の「オーダーシート」を模式的に図示した平面図である。
ユーザは、作成された「オーダーシート」のサムネール画像SMの一覧(画像A〜画像O)を観ながら、各サムネール画像SMの画像から所望の分類条件で区切りとなる分類用マーキングエリアGを特定してマーキングする。分類用マーキングエリアGは、並び順に隣接するサムネール画像SMの間にそれぞれ配置されている。例えば、図6において、画像Bのサムネール画像SMと画像Cのサムネール画像SMとの間の分類用マーキングエリアGをマーキングすると、画像A〜画像Oに対応するそれそれのデジタル画像ファイルは、画像A及びBと画像C〜画像Oとの2つのグループに分類されることになる。
また、ユーザは、作成された「オーダーシート」のサムネール画像SMの一覧(画像A〜画像O)を観ながら、不要で保存する必要のないデジタル画像ファイルのサムネール画像SMに対応する保存不要指定マーキングエリアSをマーキングする。保存不要指定マーキングエリアSは、各サムネール画像SMの下側に一対一で対応するように配置されており、保存不要指定マーキングエリアSがマーキングされたサムネール画像SMのデジタル画像ファイルは、ハードディスクドライブ201のハードディスクへの保存対象外となり保存されない。
そして、上記のようにしてユーザがマーキングした後の「オーダーシート」のマーキング状態は、スキャナユニット41で「オーダーシート」を読み取ることによって特定することができる。
図7は、スキャナユニット41による「オーダーシート」の読み取り手順を示したフローチャートである。
「オーダーシート」の読み取りを行うか中止するかの選択がユーザに表示されている状態(図5のステップS7)から、まず、オーダーシート読取スイッチ42(図2、図3)が操作されたか否かを判定する(ステップS11)。オーダーシート読取スイッチ42が操作されていない場合には(ステップS11でNo)、オーダーシート読取中止スイッチ43が操作されているか否かを判定し(ステップS12)、オーダーシート読取中止スイッチ43が操作されている場合には(ステップS12でYes)、そのまま当該手順を終了する。また、オーダーシート読取中止スイッチ43が操作されていない場合には(ステップS12でNo)、ステップS11に戻り、オーダーシート読取スイッチ42が操作されたか否かを再度判定する(ステップS11)。一方、オーダーシート読取スイッチ42が操作されている場合には(ステップS11でYes)、つづいて、オーダーシート識別用表示SDを読み取り(ステップS13)、読み取り対象の記録紙Pが「オーダーシート」なのか否かを判定する(ステップS14)。
所定の位置にオーダーシート識別用表示SDが記録されていない等、オーダーシート識別用表示SDを正常に読み取ることができないことから、読み取り対象の記録紙Pが「オーダーシート」でないと判定した場合には(ステップS14でNo)、「オーダーシート」の読み取りエラーを表示するとともに再読込or中止の操作選択表示を液晶ディスプレイ等(図示せず)に表示して(ステップS15)、ステップS11へ戻る。一方、オーダーシート識別用表示SDを正常に読み取ることができて、読み取り対象の記録紙Pが「オーダーシート」であると判定した場合には(ステップS14でYes)、つづいて、「オーダーシート」の各分類用マーキングエリアG及び各保存不要指定マーキングエリアSを全て読み取り、そのマーキング状態を一時的にRAM102に保存する(ステップ16)。
つづいて、残りの「オーダーシート」があるか否かを判定する(ステップS17)。「オーダーシート」が複数頁に渡るかどうか及び残りの「オーダーシート」の有無は、オーダーシート識別用表示SDから特定できる情報に含まれている「オーダーシート」の総頁数及び当該「オーダーシート」の頁番号から特定することができる。残りの「オーダーシート」がある場合には(ステップ17でYes)、次の「オーダーシート」のセット要求の表示並びに読み込みor中止の操作選択表示を液晶ディスプレイ等に表示して(ステップS18)、ステップS11へ戻る。そして、残りの「オーダーシート」がなくなった時点で(ステップS17でNo)、ハードディスクへの保存開始or中止の操作選択表示を液晶ディスプレイ等に表示して(ステップS19)、当該手順を終了する。
図8は、PWセンサ34による「オーダーシート」の読み取りを模式的に図示した平面図である。
図9は、PWセンサ34による「オーダーシート」の読み取り手順を示したフローチャートである。
スキャナユニット41を搭載していないインクジェット式記録装置50でも本発明の実施は可能である。そのようなインクジェット式記録装置50においては、キャリッジ61に搭載されているPWセンサ34で「オーダーシート」上を走査して、各マーキング欄の光反射率等からマーキング状態を読み取ることが可能である。以下、その手順について図8のフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS21及びS22は、図7に示したフローチャートのステップS11及びS12と同じなので説明は省略する。オーダーシート読取スイッチ42が操作されている場合には(ステップS21でYes)、給紙トレイ57に載置された「オーダーシート」を給紙し(ステップS23)、キャリッジ61を主走査方向Xへ移動させることによりPWセンサ34でオーダーシート識別用表示SDを走査可能な位置まで、「オーダーシート」を副走査方向Yへ搬送する(ステップS24)。尚、このオーダーシート識別用表示SDの副走査方向Yの位置は、例えば、「オーダーシート」の様式、紙検出器33からPWセンサ34までの副走査方向Yの物理的間隔及び紙検出器33で「オーダーシート」の先端を検出した時点を起点とする累積搬送量から特定することができる。
つづいて、キャリッジ61を主走査方向Xへ移動させてPWセンサ34でオーダーシート識別用表示SDを走査して(図8の主走査X1)、オーダーシート識別用表示SDの読み取りを行い(ステップS25)、読み取り対象の記録紙Pが「オーダーシート」なのか否かを判定する(ステップS26)。所定の位置にオーダーシート識別用表示SDが記録されていない等、オーダーシート識別用表示SDを正常に読み取ることができないことから、読み取り対象の記録紙Pが「オーダーシート」でないと判定した場合には(ステップS26でNo)、「オーダーシート」の読み取りエラーを表示するとともに再読込or中止の操作選択表示を液晶ディスプレイ等に表示して(ステップS27)、ステップS21へ戻る。
一方、オーダーシート識別用表示SDを正常に読み取ることができて、読み取り対象の記録紙Pが「オーダーシート」であると判定した場合には(ステップS26でYes)、つづいて、PWセンサ34でマーキングエリア(分類用マーキングエリアG又は保存不要指定マーキングエリアS)を読み取り可能な位置まで「オーダーシート」を搬送し(ステップS28)、キャリッジ61を主走査方向Xへ移動させてPWセンサ34で走査線上の全てのマーキングエリアを走査して(図8の主走査X2)、各マーキングエリアのマーキング状態を読み取り(ステップS29)、読み取ったマーキング状態を一時的にRAM102に保存する(ステップ30)。
つづいて、次のマーキングエリアがあるか否かを「オーダーシート」の様式から判定し(ステップS31)、次のマーキングエリアがある場合には(ステップS31でYes)、ステップS28に戻って残りのマーキングエリアを読み取るための残りの主走査動作を繰り返して(図8の主走査X3〜X11)全てのマーキングエリアのマーキング状態を検出する。そして、全てのマーキングエリアのマーキング状態を読み取った時点で(ステップS31でNo)、当該「オーダーシート」を排紙した後(ステップS32)、「オーダーシート」が複数頁に渡る場合には、残りの「オーダーシート」があるか否かを判定する(ステップS33)。残りの「オーダーシート」がある場合には(ステップ33でYes)、次の「オーダーシート」のセット要求の表示並びに読み込みor中止の操作選択表示を液晶ディスプレイ等に表示して(ステップS34)、ステップS21へ戻る。引き続き、上記手順(ステップS21〜S33)を繰り返し実行し、残りの「オーダーシート」がなくなった時点で(ステップS33でNo)、ハードディスクへの保存開始or中止の操作選択表示をして(ステップS34)、当該手順を終了する。
図10は、不揮発性メモリカード303内のデジタル画像ファイルをハードディスクドライブ201のハードディスクに保存する手順を示したフローチャートである。尚、当該フローチャートに示した手順は、例えば、カードIF111を介して不揮発性メモリカード303から一連のデジタル画像ファイル群を入力可能な状態にあるときに、ユーザが所定の保存操作を行うと記録制御部100が実行する手順である。
まず、ユーザにより保存中止操作が行われたか否かを判定し(ステップS41)、保存中止操作が行われている場合には(ステップS41でYes)、そのまま当該手順を終了する。一方、保存中止操作が行われていない場合には(ステップS41でNo)、つづいて、図5のフローチャートのステップS1で作成して保持しているファイル識別番号リストの識別番号に対応するファイル識別番号カウンタのカウント値nに1(初期値)をセットする(ステップS42)。また、後述するグループ識別番号に対応するグループ識別番号カウンタのカウント値mに1(初期値)をセットする(ステップS43)。
つづいて、ファイル識別番号リストを参照して、ファイル識別番号カウンタのカウント値nに対応するデジタル画像ファイルが不揮発性メモリカード303内にあるか否かを判定する(ステップS44)。ファイル識別番号カウンタのカウント値nに対応するデジタル画像ファイルがある場合には(ステップS44でYes)、そのデジタル画像ファイルのサムネール画像SMに対応する保存不要指定マーキングエリアSにマーキングがされているか否かを記憶しているマーキング状態から判定する(ステップS45)。
当該サムネール画像SMの保存不要指定マーキングエリアSにマーキングがされていない場合には(ステップS45でNo)、ファイル識別番号nのデジタル画像ファイルをグループ番号mのグループに関連付ける(ステップS46)。つづいて、「オーダーシート」上の当該デジタル画像ファイルのサムネール画像SMとその次のサムネール画像SMとの間の分類用マーキングエリアGにマーキングがされているか否かを記憶しているマーキング状態から判定し(ステップS47)、マーキングがされていた場合には(ステップS47でYes)、グループ識別番号カウンタのカウント値mをインクリメントする(ステップS48)。一方、当該サムネール画像SMの保存不要指定マーキングエリアSにマーキングがされている場合には(ステップS45でYes)、当該デジタル画像ファイルを保存対象から除外するために、ファイル識別番号nのデジタル画像ファイルを保存不要グループに関連付ける(ステップS49)。
ファイル識別番号nのデジタル画像ファイルのグループ関連付けを実行した後は、ファイル識別番号のカウント値nをインクリメントし(ステップS50)、ステップS44へ戻り、インクリメント後のファイル識別番号カウンタのカウント値nに対応するデジタル画像ファイルが不揮発性メモリカード303内にあるか否かを判定する(ステップS44)。そして、このステップS44〜S50までの手順を繰り返し実行した後、インクリメント後のファイル識別番号カウンタのカウント値nに対応するデジタル画像ファイルが不揮発性メモリカード303内にない状態となった時点で(ステップS44でNo)、フォルダ識別番号カウンタのカウント値Fnに1(初期値)をセットする(ステップS51)。
つづいて、フォルダ識別番号カウンタのカウント値Fnがグループ識別番号カウンタのカウント値m以下か否かを判定する(ステップS52)。フォルダ識別番号カウンタのカウント値Fnがグループ識別番号カウンタのカウント値m以下である場合には(ステップS52でYes)、ハードディスクドライブ201のハードディスク上にカウント値Fnの番号をフォルダ名とするフォルダを作成する(ステップS53)。つづいて、作成したフォルダ名Fnのフォルダにグループ識別番号Fnで関連付けられている全てのデジタル画像ファイルを保存し(ステップS54)、フォルダ識別番号カウンタのカウント値Fnをインクリメントし(ステップS55)、ステップS52へ戻る。引き続き、インクリメント後のフォルダ識別番号カウンタのカウント値Fnがグループ識別番号カウンタのカウント値m以下か否かを判定する(ステップS52)。
そして、フォルダ識別番号カウンタのカウント値Fnがグループ識別番号カウンタのカウント値mを超えた時点で(ステップS52でNo)、不揮発性メモリカード303内の全てのデジタル画像ファイルが、グループ番号mごとに各フォルダに分類されてハードディスクドライブ201のハードディスクに保存されたことになるので、当該手順を終了する。
このような手順により、不揮発性メモリカード303内のデジタル画像ファイル群は、例えば、図6に図示した「オーダーシート」のマーキング状態を例に説明すると、以下のようになる。
図6に図示した「オーダーシート」の分類用マーキングエリアGは、サムネール画像BとCとの間、サムネール画像FとGとの間、サムネール画像HとIとの間、サムネール画像JとKとの間、の4カ所がマーキングされている。また、サムネール画像D、H、Lの保存不要指定マーキングエリアSには、マーキングがされているので、サムネール画像D、H、Lのデジタル画像ファイルは、保存不要グループに関連付けされてハードディスクドライブ201のハードディスクへの保存対象から除外される。したがって、サムネール画像A〜Oのデジタル画像ファイルは、以下のように分類されることになる。
グループ識別番号1 … 画像A、B
グループ識別番号2 … 画像C、E、F
グループ識別番号3 … 画像G、
グループ識別番号4 … 画像I、J
グループ識別番号5 … 画像K、M、N、O
保存不要グループ … 画像D、H、L
以上から、最終的には、以下のサムネール画像のデジタル画像ファイルが以下のように分類されてハードディスクドライブ201のハードディスクへ保存される。
フォルダ名1のフォルダ … 画像A、B
フォルダ名2のフォルダ … 画像C、E、F
フォルダ名3のフォルダ … 画像G
フォルダ名4のフォルダ … 画像I、J
フォルダ名5のフォルダ … 画像K、M、N、O
尚、自動付与するフォルダ名は、当該実施例においてはフォルダ識別番号カウンタのカウント値Fnをそのまま付与しているが、どのような基準でどのようなフォルダ名を自動付与しても本発明の実施は可能である。例えば、各グループのデジタル画像ファイルのうち最も新しい若しくは最も古い撮影日時又はファイル作成日時をフォルダ名としても良い。
このようにして、本発明に係るインクジェット式記録装置50によれば、ユーザは、カードスロット200に挿入された不揮発性メモリカード303に保存されている複数のデジタル画像ファイルのような一連のデジタル画像ファイル群について、「オーダーシート」に記録されたそれらのサムネール画像一覧の各画像を観ながら分類用マーキングエリアGにマーキングをすることにより、視覚的に分類境界を設定して分類して保存することができる。それによって、CD−Rドライブやハードディスクドライブ201等を備えたインクジェット式記録装置50等の記録装置において、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に、ユーザ個々の事情に合わせた分類基準で簡単かつ直感的にデジタル画像ファイルを分類して保存することができる。
また、従来のように画一的な分類ではなくユーザ個々の事情に合わせた分類基準で一連のデジタル画像ファイル群を分類して保存することができるので、ユーザが望む分類に極めて近い分類がなされた状態でデジタル画像ファイルが保存されることが期待できる。それによって、保存後にユーザがその記憶媒体上から所望のデジタル画像ファイルを検索することが容易になり、検索時の労力が低減されるとともに検索時間を短縮することができる。
さらに、ユーザは、最小限の操作と「オーダーシート」のマーキングを行うだけで、あとはインクジェット式記録装置50が自動的に一連のデジタル画像ファイル群を分類して各フォルダに分けて保存してくれるので、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に従来のような煩雑なパネル操作等が不要になり、利便性も向上する。
さらに、「オーダーシート」には、保存不要指定マーキングエリアSが設けられているので、撮影を失敗した等で不要なデジタル画像ファイルを選択して保存不要指定マーキングエリアSをマーキングすれば、多数のデジタル画像ファイルを記憶媒体上で分類して一括管理する際に、撮影を失敗した等で不要なデジタル画像ファイルを事前に排除することができる。したがって、不要なデジタル画像ファイルまで保存してしまうことによって、ハードディスク等の記憶媒体の保存容量が無駄に消費されてしまう虞を低減させることができる。
さらに、スキャナユニット41やキャリッジ61に搭載されたPWセンサ34等で「オーダーシート」を読み取る際には、「オーダーシート」の所定の位置に予め記録してあるオーダーシート識別用表示SDを検出して当該記録紙Pが確かに「オーダーシート」であることを確認してからマーキング状態を読み取るので、「オーダーシート」以外の記録紙Pを読み取ってしまうことによるエラー発生等を未然に防止することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の平面図である。 本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の側面図である。 本発明に係る記録システムの概略のブロック図である。 本発明に係るオーダーシートを模式的に図示した平面図である。 本発明に係るオーダーシートの作成手順を示したフローチャートである。 マーキング後のオーダーシートの一例を模式的に図示した平面図である。 オーダーシートの読み取り手順を示したフローチャートである。 PWセンサによるオーダーシートの読み取りを図示した平面図である。 オーダーシートの読み取り手順を示したフローチャートである。 オーダーシートの読み取り手順を示したフローチャートである。 ハードディスクに保存する手順を示したフローチャートである。 ハードディスクに保存する手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10 記録システム、34 PWセンサ、41 スキャナユニット、42 オーダーシート読取スイッチ、43 オーダーシート読取中止スイッチ、50 インクジェット式記録装置、100 記録制御部、101 ROM、102 RAM、103 ASIC、104 MPU、105 不揮発性メモリ、200 カードスロット、201 ハードディスクドライブ、302 デジタルカメラ、303 不揮発性メモリカード、G 分類用マーキングエリア、P 記録紙、S 保存不要指定マーキングエリア、SD オーダーシート識別用表示、SM サムネール画像、X 主走査方向、Y 副走査方向

Claims (5)

  1. 外部からデジタル画像ファイルの入力が可能なデジタル画像ファイル入力手段と、デジタル画像ファイルの読み込み及び書き込みが可能な外部記憶装置と、オーダーシートのマーキング状態を読み取り可能なマーキング状態読み取り手段と、前記デジタル画像ファイル入力手段を介してのデジタル画像入力制御、前記外部記憶装置の制御及び前記マーキング状態読み取り手段で前記オーダーシートのマーキング状態を読み取る制御を実行する制御装置とを備え、被記録材の記録面にデジタル画像ファイルに基づくデジタル画像の記録を実行可能な構成を有する記録装置であって、
    前記制御装置は、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群のサムネール画像一覧及び該サムネール画像一覧の並び方向に隣接するサムネール画像の間のそれぞれに配置される分類用マーキングエリアを所定の様式で被記録材に記録して前記オーダーシートを作成し、
    ユーザがマーキングした後の前記オーダーシートのマーキング状態を前記マーキング状態読み取り手段で読み取り、
    読み取った前記オーダーシートの前記分類用マーキングエリアのうち、マーキングされている前記分類用マーキングエリア部分を分類境界として、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群を複数のグループに分類し、前記外部記憶装置で書き込み可能な状態にある記憶媒体上に分類したグループごとにフォルダを作成し、作成した各フォルダに対応するグループのデジタル画像ファイルを各フォルダに保存する、ことを特徴とした記録装置。
  2. 請求項1において、前記制御装置は、前記サムネール画像一覧、前記分類用マーキングエリア及び前記サムネール画像ごとに保存しないことを指定可能な保存不要指定マーキングエリアを所定の様式で被記録材に記録して前記オーダーシートを作成し、
    読み取った前記オーダーシートの前記保存不要指定マーキングエリアのマーキング状態から保存不要指定されているデジタル画像ファイルを特定し、特定したデジタル画像ファイルを前記記憶媒体への保存対象から除外する、ことを特徴とした記録装置。
  3. 請求項1又は2において、前記制御装置は、前記オーダーシートを作成する際には、前記マーキング状態読み取り手段で読み取り可能なオーダーシート識別用表示を前記オーダーシートの所定の位置に記録し、
    前記オーダーシートを読み取る際には、マーキング状態を読み取り可能な状態にある被記録材の所定の位置に前記オーダーシート識別用表示が記録されているか否かで当該被記録材が前記オーダーシートか否かを識別する、ことを特徴とした記録装置。
  4. 請求項3において、前記オーダーシート識別用表示から特定可能な情報は、当該被記録材が前記オーダーシートであることの他、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群の前記オーダーシートが複数頁で構成される場合には、一連の前記オーダーシートの総頁数及び当該オーダーシートの頁番号も含まれる、ことを特徴とした記録装置。
  5. 外部からデジタル画像ファイルの入力が可能なデジタル画像ファイル入力手段と、デジタル画像ファイルの読み込み及び書き込みが可能な外部記憶装置と、オーダーシートのマーキング状態を読み取り可能なマーキング状態読み取り手段とを備え、被記録材の記録面にデジタル画像ファイルに基づくデジタル画像の記録を実行可能な構成を有する記録装置において、前記デジタル画像ファイル入力手段を介してのデジタル画像入力制御、前記外部記憶装置の制御及び前記マーキング状態読み取り手段で前記オーダーシートのマーキング状態を読み取る制御をコンピュータに実行させるための記録制御プログラムであって、
    前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群のサムネール画像一覧及び該サムネール画像一覧の並び方向に隣接するサムネール画像の間のそれぞれに配置される分類用マーキングエリアを所定の様式で被記録材に記録して前記オーダーシートを作成する手順と、
    ユーザがマーキングした後の前記オーダーシートのマーキング状態を前記マーキング状態読み取り手段で読み取る手順と、
    読み取った前記オーダーシートの前記分類用マーキングエリアのうち、マーキングされている前記分類用マーキングエリア部分を分類境界として、前記デジタル画像ファイル入力手段で入力した若しくは入力可能な状態にある一連のデジタル画像ファイル群を複数のグループに分類する手順と、
    前記外部記憶装置で書き込み可能な状態にある記憶媒体上に分類したグループごとにフォルダを作成する手順と、
    作成した各フォルダに対応するグループのデジタル画像ファイルを各フォルダに保存する手順とを有する、ことを特徴とした記録制御プログラム。
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