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JP2007166822A - 多相交流回転電機 - Google Patents

多相交流回転電機 Download PDF

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JP2007166822A
JP2007166822A JP2005361621A JP2005361621A JP2007166822A JP 2007166822 A JP2007166822 A JP 2007166822A JP 2005361621 A JP2005361621 A JP 2005361621A JP 2005361621 A JP2005361621 A JP 2005361621A JP 2007166822 A JP2007166822 A JP 2007166822A
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Daisuke Imai
大輔 今井
Nobuhiko Fujita
暢彦 藤田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】出力端子とナットの温度の上昇が抑制されて絶縁ブッシュの溶解を防止し、そのボルトの電気的な抵抗値が大となることを抑制した多相交流回転電機を提供することを目的とする。
【解決手段】多相の固定子巻線17dの一端に設けられた固定子巻線端子22と、この固定子巻線端子22に挿通されるボルト23と、前記ボルト23が挿通される挿通部が設けられた絶縁部材25と、前記ボルト23が圧入される被圧入部26aが設けられた保持部材26と、前記ボルト23に螺着される導電性金属で構成されたナット27とを備え、
前記ナット27が前記被圧入部26aに圧入された前記ボルト23に螺着されることにより、前記ボルト23の頭部23cと前記ナット27との間に介在された前記保持部材26と前記固定子巻線端子22が圧着され、前記固定子巻線端子22と前記ボルト23が電気的に接続されたものである。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば車両に用いられる多相交流回転電機に関し、特に外部機器と電気的に接続される多相交流回転電機の端子構造に関するものである。
従来の多相交流回転電機において、導電部材で作製された出力端子の頭部は、整流装置に設けられた正極側ヒートシンクのフランジ部の軸方向端面の一方に面接触状態に密接され、前記出力端子の雄ねじ部は前記正極側ヒートシンクの軸方向端面の他方から延出され、そして導電部材で作製されたナットが前記雄ねじ部に螺着され、前記ナットは前記正極側ヒートシンクの軸方向端面の他方に面接触状態に密接されており、前記出力端子は前記正極側ヒートシンクに固定された構成をしている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−12936号公報(第8、9頁、図7)
従来の多相交流回転電機では、前記整流装置は交流電流を直流電流に変換する際に高温となり、それを放熱する前記正極側ヒートシンクのフランジ部の軸方向端面の一方に前記出力端子の頭部が面接触状態に密接され、その他方に前記雄ねじ部に螺着された前記ナットが面接触状態に密接されているため、前記正極側ヒートシンクの熱が伝わって前記出力端子と前記ナットの温度が上昇し、前記ナットと前記多相交流回転電機の外形を成すブラケットを絶縁するためにこのナットの径方向外周面に設けられ樹脂で構成された絶縁ブッシュが溶解するという問題があった。また、前記出力端子の温度が上昇してその電気的な抵抗値が大となり、この出力端子が更に発熱してその温度が更に上昇するといった問題があった。
この発明は、前記出力端子と前記ナットの温度の上昇が抑制されて前記絶縁ブッシュの溶解を防止し、このボルトの電気的な抵抗値が大となることを抑制した多相交流回転電機を提供することを目的とする。
この発明に係る多相交流回転電機においては、シャフトに設けられた回転子と、前記シャフトを回転自在に支持するブラケットと、このブラケットに固定され、前記回転子と径方向微小空隙を介して対向する固定子と、この固定子に巻回される多相の固定子巻線の一端に設けられた固定子巻線端子と、この固定子巻線端子に挿通される導電性金属で構成されたボルトと、前記ブラケットに装着され、前記ボルトが挿通される挿通部が設けられた絶縁部材と、この絶縁部材の前記挿通部に固着されており、前記ボルトが圧入される被圧入部が設けられた保持部材と、前記ボルトに螺着される導電性金属で構成されたナットとを備え、前記ナットが前記保持部材の被圧入部に圧入された前記ボルトに螺着されることにより、前記ボルトの頭部と前記ナットとの間に介在された前記固定子巻線端子と前記ボルトが電気的に接続されたものである。
この発明は、前記ボルトが前記正極側ヒートシンクではなく前記絶縁部材の前記挿通部に固着された前記保持部材に圧入される構造をしているため、前記正極側ヒートシンクの熱が前記ボルトと前記ナットに伝わることはなく、そのため前記絶縁部材の溶解が防止される。また前記ボルトの頭部、前記固定子巻線端子、前記保持部材、そして前記ナットが圧着され、前記ボルトの頭部と前記ナットとの間に介在された前記固定子巻線端子と前記ボルトの頭部はその接触面積が大となるためその接触抵抗が小になり、発熱による前記ボルトと前記ナットの温度の上昇が抑制され、それに伴って前記ボルトと前記ブラケットを電気的に絶縁するために、前記ボルトに螺着された前記ナットの径方向外方を包囲するように設けられた絶縁部材の溶解が防止される。
実施の形態1
多相交流回転電機の一例として、この発明の実施の形態1に係るモータ機能とジェネレータ機能を持ったモータジェネレータである三相交流回転電機の軸方向断面図を図1に示す。図1に示すように、三相交流回転電機1の回転子2はシャフト3に設けられており、更にこの回転子2は磁束を伝えるために、第一磁極鉄心4と第二磁極鉄心5から形成されている。この第一磁極鉄心4を構成する第一ボス部4aは、軸心位置にシャフト3を挿通するための第一挿通孔4bが設けられている。また前記第一ボス部4aの軸方向一端から径方向外方にリング状の第一継鉄部4cが延設され、更にこの第一継鉄部4cの外周から軸方向他端側に第一爪状磁極部4dが延設されている。
一方、前記第二磁極鉄心5を構成する第二ボス部5aは、前記第一磁極鉄心4と同様に、軸心位置にシャフト3を挿通するための第二挿通孔5bが設けられている。また前記第二ボス部5aの軸方向一端から径方向外方にリング状の第二継鉄部5cが延設され、更にこの第二継鉄部5cの外周から軸方向他端側に第二爪状磁極部5dが延設されている。この第二爪状磁極部5dは、前記第一爪状磁極部4dと噛み合うように配設されており、前記第一磁極鉄心4と前記第二磁極鉄心5は、前記第二ボス部5aの反継鉄部側軸方向端面を前記第一ボス部4aの反継鉄部側軸方向端面に突き合わせた状態で、双方の磁極鉄心相互に相対回転不能に取り付けられている。
更に、前記第一ボス部4aと前記第二ボス部5aの径方向外方にはボビン6が設けられており、このボビン6の径方向外方に界磁巻線7が巻回されている。この界磁巻線7に界磁電流が通電されると、前記回転子2を構成する前記第一磁極鉄心4の前記第一爪状磁極部4dと前記第二磁極鉄心5の前記第二爪状磁極部5dが周方向に沿って交互に正負の極性が変化するように磁化される。
尚、前記界磁巻線7はワイヤ8を介してシャフト3に設けられたスリップリング9に電気的に接続されており、更に、このスリップリング9に接触するブラシ10を介して界磁電流制御を行う外部機器(図示せず)に電気的に接続されている。
また、前記回転子2の軸方向端面の双方に冷却ファン11と冷却ファン12が設けられている。
リヤブラケット13とフロントブラケット14は、前記リヤブラケット13がリヤ軸受15を介して前記シャフト3の軸方向の一端を回転自在に支持し、前記フロントブラケット14がフロント軸受16を介して前記シャフト3の軸方向の他端を回転自在に支持している。これにより、前記シャフト3に設けられた回転子2は、前記リヤブラケット13と前記フロントブラケット14内に回転自在に配設されている。
固定子17は、前記回転子2と径方向微小空隙を介して対向しており、前記リヤブラケット13は前記フロントブラケット14と共に、前記固定子17を構成する固定子鉄心17aの軸方向両端の肩部17bと肩部17cを挟み、通しボルト18により前記固定子鉄心17aを挟持している。尚、この固定子鉄心17aには三相の固定子巻線17dが巻回されており、各相の一端に口出し線17eが設けられている。更に、前記フロントブラケット14から外部に延出された前記シャフト3の端部に、エンジン(図示せず)により駆動されるプーリ19が固着されている。このプーリ19は、ナット20が螺着されることにより前記シャフト3に固着される。
また、前記リヤブラケット13は、前記三相交流回転電機1を前記エンジン(図示せず)へ取り付けるための取り付け孔13aや内部冷却用の冷却風が吸入される吸気孔13bと前記冷却風が排出される排気孔13cが形成されている。尚、前記シャフト3の反プーリ側軸方向端面に、前記回転子2の回転位置を検出するレゾルバ21が設けられている。更に、前記フロントブラケット14は、前記三相交流回転電機1を前記エンジン(図示せず)へ取り付けるための取り付け孔14aや内部冷却用の冷却風が吸入される吸気孔14bと前記冷却風が排出される排気孔14cが形成されている。
図2は、前記三相交流回転電機1の端子構造を示す図である。図2において、図2(a)は前記三相交流回転電機1の要部拡大軸方向部分断面図である。図2(a)に示すように、前記口出し線17eは固定子巻線端子22に電気的に接続されている。図2(b)は前記口出し線17e側軸方向から見た前記固定子巻線端子22の正面図である。この固定子巻線端子22は、図2(b)に示すように、その一端に前記口出し線17eが接続される接続口22aと、前記固定子巻線端子22の他端に挿通部22bが設けられており、この挿通部22bには導電性金属で構成されたボルト23が挿通される挿通孔22cが穿設されている。図2(a)に示すように、前記ボルト23が、前記挿通孔22cに挿通される。このとき前記固定子巻線端子22の挿通部22bの軸方向端面の一方は、それに対向する前記ボルト23の頭部23cの軸方向端面に当接される。
前記ボルト23は、インバータ(図示せず)からの接続端子24に接続されるために、前記リヤブラケット13に穿設された貫通孔13dに挿通され外部に延出している。このとき、前記ボルト23と前記リヤブラケット13とを絶縁するために、樹脂で構成された絶縁部材25が前記リヤブラケット13に装着されており、前記絶縁部材25には、前記ボルト23が挿通される挿通部である挿通孔25aが穿設されている。この挿通孔25aに挿通された前記ボルト23を保持するために、その径方向断面形状が非円形状に形成され導電性金属で構成された保持部材26がインサート成形により前記絶縁部材25に固着されている。
図2(c)は前記保持部材26の斜視図である。図2(c)に示すように、この保持部材26は、前記ボルト23が圧入される被圧入部26aが設けられており、前記ボルト23は前記被圧入部26aに穿設された被圧入孔26bに圧入される。また、前記保持部材26は、この保持部材26を前記リヤブラケット13に固定するための保持部材固定部26cが設けられており、この保持部材固定部26cには、この保持部材26を前記リヤブラケット13に装着するためのねじが挿通される保持部材固定孔26dが穿設されている。図2(d)は前記ボルト23の側面図である。図2(d)に示すように、前記ボルト23は、前記保持部材26の被圧入孔26bに圧入される圧入部23aが設けられており、この圧入部23aの外周面には、ローレット23bが設けられている。これにより、前記保持部材26の被圧入孔26bに圧入された前記ボルト23の、この保持部材22からの脱落(以下、この動作を、「抜け」と表記する)が防止される。
続いて、導電性金属で構成されたナット27は、前記保持部材26の反ボルト頭部側軸方向端面にワッシャ28を介し、前記ボルト23の雄ねじ部23dに螺着される。これにより、前記ボルト23の前記頭部23c、前記固定子巻線端子22、前記保持部材26、そして前記ワッシャ28を介して前記ナット27が電気的に接続される。
更に、前記接続端子24は前記ボルト23に挿通され、この接続端子24のボルト頭部側軸方向端面が前記ナット27の反ボルト頭部側軸方向端面に当接される。続いて、ワッシャを有する第二ナット29が前記ボルト23の前記雄ねじ部23dに螺着され、前記接続端子24の反ボルト頭部側軸方向端面の他方に圧着される。尚、前記ボルト23に螺着されたナット27と前記リヤブラケット13とを絶縁するために、樹脂で構成された端子カバー30が前記ナット27の径方向外方に装着され、この端子カバー30は前記ナット27に設けられた嵌合部27aに嵌め込まれて位置決めされている。
図3は、前記三相交流回転電機1に設けられた前記絶縁部材25の正面図である。尚、図3に記載される口出し線17eは、その径方向断面図が示されている。図3に示すように、前記絶縁部材25には、三相交流に対応するために3つの前記保持部材26がインサート成形により固着されており、この保持部材26の被圧入孔26bに圧入された前記ボルト23が挿通される前記挿通孔25aと、この保持部材26を前記リヤブラケット13に固定するために前記保持部材26の保持部材固定孔26dに挿通されるねじが挿通される第一固定孔25bが穿設されている。更に、この絶縁部材25を前記リヤブラケット13に装着するためのねじが挿通される第二固定孔25cが穿設されている。
尚、前記絶縁部材25の軸方向端面に、前記ボルト23の各々に対応した通風路31が凹設されており、前記回転子2の軸方向端面の一方に設けられている前記冷却ファン11により発生する冷却風が前記ボルト23に導かれ、このボルト23と、このボルト23が挿通される前記固定子巻線端子22と、この固定子巻線端子22の接続口22aに接続される前記口出し線17eが冷却される。
図4は、前記三相交流回転電機1の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。図4において、図4(a)は前記リヤブラケット13に装着された前記絶縁部材25の正面図である。図4(b)は図4(a)のA−A線断面図である。図4(c)は図4(a)のB−B線断面図である。図4(a)に示すように、前記絶縁部材25の前記第一固定孔25bに第一固定ねじ32が挿通されており、前記絶縁部材25の前記第二固定孔25cに第二固定ねじ33が挿通されている。尚、前記第一固定ねじ32は、図4(b)に示すように前記絶縁部材25の前記第一固定孔25b挿通され、前記絶縁部材25にインサート成形により固着された前記保持部材26の前記保持部材固定孔26dに挿通された後、前記絶縁部材25の外部に延出され、前記リヤブラケット13に穿設された第一雌ねじ部13eに螺着される。更に、前記第二固定ねじ33は、図4(c)に示すように前記絶縁部材25の前記第二固定孔25cに挿通された後、前記絶縁部材25の外部に延出され、前記リヤブラケット13に穿設された第二雌ねじ部13fに螺着される。こうすることにより、前記保持部材26とこの保持部材26が固着された前記絶縁部材25は前記リヤブラケット13に装着される。
上記の構成によれば、前記ボルト23が前記正極側ヒートシンク(図示せず)ではなく前記絶縁部材25の前記挿通孔25aに固着された前記保持部材26に圧入される構造をしているため、前記正極側ヒートシンク(図示せず)の熱が伝わることはなく、そのため前記絶縁部材25の溶解が防止される。
また、前記ナット27が前記ボルト23の前記雄ねじ部23dに螺着され、前記ボルト23にかかる締め付け力を、このボルト23を前記被圧入部26aに穿設された前記被圧入孔26bへ圧入する際の圧入力よりも大に設定することにより、この三相交流回転電機1の組立工程において、前記ボルト23が正常に圧着されていた場合でも、前記ナット27の螺着による締め付け力で前記ボルト23はより確実に圧着され、尚、前記ボルト23の圧入荷重が不足したためこのボルト23が前記被圧入孔26bへ正常に圧入されていない場合であっても、前記ナット27を螺着することにより前記ボルト23は正常な状態まで更に圧着される。
このように前記固定子巻線端子22と前記ボルト23が圧着されることにより、前記ボルト23の前記頭部23cとそれに対向した前記固定子巻線端子22のボルト頭部側軸方向端面、前記固定子巻線端子22の反ボルト頭部側軸方向端面と前記保持部材26のボルト頭部側軸方向端面、そして前記ワッシャ28を介して前記保持部材26の反ボルト頭部側軸方向端面と前記ナット27のボルト頭部側軸方向端面は面接触するため、その接触面積が拡大され、その接触部分に通電が行われる際の接触抵抗が小になり、前記ボルト23と前記ナット27の温度の上昇が抑制され、それに伴って前記絶縁部材25の溶解が防止される。
また、前記冷却ファン11が設けられた前記回転子2が回転することにより、図1、図3または図4に記載される破線矢印のように前記通風路31を介して冷却風が流され、これにより前記口出し線17e、前記固定子巻線端子22そして前記ボルト23の温度の上昇が更に抑制され、それに伴って前記ナット27の温度の上昇も抑制され、前記絶縁部材25の溶解がより確実に防止される。
また、前記ボルト23の前記圧入部23aの外周面に前記ローレット23bが設けられたことにより、前記ボルト23の固定トルクを大にすることができ、前記ナット27を螺着する際に、前記保持部材26の前記被圧入孔26bに圧入された前記ボルト23が一緒に回転する動作(以下、この動作を、「供回り」と表記する)が防止される。
尚、前記圧入部23aの外周面でなく前記被圧入部26aに穿設された前記被圧入孔26bの内周面にローレット(図示せず)が設けられることにより、同様の効果が得られることは言うまでもない。
更に、前記保持部材26は、前記絶縁部材25にインサート成形により強固に固着されており、またこの保持部材26の径方向断面形状は非円形状に形成されているため、前記ナット27が前記ボルト23に螺着される際に、前記保持部材26の供回りが防止される。従って、この保持部材26の供回りにより、前記ボルト23が圧入されているこの保持部材26が前記絶縁部材25より脱落し、それにより引き起こされる前記回転子2の噛み込みが防止される。
実施の形態2
図5は、この発明の実施の形態2に係る前記三相交流回転電機1の端子構造を示す図である。以下、実施の形態1と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。図5において、図5(a)は前記三相交流回転電機1の要部拡大軸方向部分断面図である。図5(a)に示すように、導電性金属で構成された保持部材34はインサート成形により前記絶縁部材25に固着されており、導電性金属で構成されたボルト35は、前記絶縁部材25の前記挿通孔25aに挿通されている。
図5(b)は、前記ボルト35が圧入される前記保持部材34の斜視図である。図5(b)に示すように、この保持部材34の被圧入部34aは軸方向に延設されており、図5(a)に示すように前記リヤブラケット13の外部に延出されている。また図5(b)に示すように、前記保持部材34は、この保持部材34を前記リヤブラケット13に固定するための保持部材固定部34cが設けられており、この保持部材固定部34cには前記第一固定ねじ32が挿通される保持部材固定孔34dが穿設されている。図5(a)に示すように、前記ボルト35は前記被圧入部34aに穿設された被圧入孔34bに圧入される。
図5(c)は、前記ボルト35の側面図である。図5(c)に示すように、前記ボルト35は、前記保持部材34の被圧入孔34bに圧入される圧入部35aが設けられており、この圧入部35aの外周面の一部にローレット35bが設けられている。これにより、前記被圧入孔34bへ圧入された前記ボルト35の抜けが防止される。
前記接続端子24は、図5(a)に示すように、前記被圧入孔34bに圧入された前記ボルト35に挿通され、前記保持部材34の反ボルト頭部側軸方向端面に当接される。続いて、ワッシャを有するナット36が前記ボルト35の雄ねじ部35dに螺着されて前記接続端子24に圧着される。これにより、前記ボルト35の頭部35c、前記固定子巻線端子22、前記保持部材34、前記接続端子24が電気的に接続される。
図5(d)は図5(c)のC−C線断面図である。図5(d)に示すように、前記圧入部35aの径方向断面形状は六角形状に形成されており、それに伴って、図5(b)に示すように、前記被圧入孔34bの径方向断面形状も六角形状に形成されている。これにより、前記ナット36が前記ボルト35に螺着される際に、前記被圧入孔34bへ圧入された前記ボルト35の供回りが防止される。
更に、前記リヤブラケット13の外部に延出された前記保持部材34と前記リヤブラケット13とを絶縁するために、前記端子カバー30が前記保持部材34の径方向外方に装着され、この端子カバー30は前記保持部材34に設けられた嵌合部34eに嵌め込まれて位置決めされている。
上記の構成によれば、前記ボルト35の前記頭部35cとそれに対向した前記固定子巻線端子22のボルト頭部側軸方向端面、前記固定子巻線端子22の反ボルト側軸方向端面と前記保持部材34のボルト頭部側軸方向端面、前記保持部材34の反ボルト頭部側軸方向端面と前記接続端子24のボルト頭部側軸方向端面は面接触するため、その接触面積が拡大されて接触抵抗が小になり、前記ボルト35と前記保持部材34の温度の上昇が抑制され、それに伴って前記絶縁部材25の溶解が防止される。更に、前記保持部材34を構成する前記被圧入部34aを軸方向外方に延設したことにより、部品点数を増加させることなく前記接続端子24を前記保持部材34に圧着することができる。
更に、前記ボルト35の圧入部35aの径方向断面形状と、前記保持部材34に穿設された前記被圧入孔34bの径方向断面形状とを六角形状に設けることにより、前記ナット36を螺着する際に、前記被圧入孔34bに圧入された前記ボルト35の供回りが防止される。尚、この発明の実施の形態2においては、前記圧入部35aの径方向断面形状を六角形状にした場合について説明したが、この形状を六角形状以外のその他の非円形状に設けることにより、同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態3
図6は、この発明の実施の形態3に係る前記三相交流回転電機1の端子構造を示す図である。以下、実施の形態1または実施の形態2と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。図6において、図6(a)は前記三相交流回転電機1の要部拡大部分断面図である。図6(a)に示すように、前記保持部材26はインサート成形により前記絶縁部材25に穿設された前記挿通孔25aに固着されており、導電性金属で構成されたボルト37は、前記保持部材26の前記被圧入孔26bに圧入されている。続いて導電性金属で構成された金属部材38が、前記ボルト37に遊嵌状態で挿通されて前記保持部材26の反ボルト頭部側軸方向端面に当接される。
図6(b)は前記金属部材38の斜視図である。図6(b)に示すように、この金属部材38は管状に形成されている。図6(c)は前記ボルト37の側面図である。図6(c)に示すように、前記ボルト37は、前記保持部材26の被圧入孔26bに圧入される圧入部37bが設けられており、この圧入部37aの外周面にはローレット37bが設けられている。これにより、前記被圧入孔26bに圧入された前記ボルト37の抜けが防止される。
前記接続端子24は、図6(a)に示すように、前記被圧入孔26bに圧入された前記ボルト37に挿通され、前記金属部材38の反ボルト頭部側軸方向端面に当接される。続いて、前記ナット36が前記ボルト37の雄ねじ部37dに螺着されて前記接続端子24に圧着される。これにより、前記ボルト37の前記頭部37c、前記固定子巻線端子22、前記保持部材26、前記金属部材38、そして前記接続端子24が電気的に接続される。
尚、前記リヤブラケット13の外部に延出された前記金属部材38と前記リヤブラケット13とを絶縁するために、前記端子カバー30が前記金属部材38の径方向外方に装着され、この端子カバー30は前記金属部材38に設けられた嵌合部38aに嵌め込まれて位置決めされている。
上記の構成によれば、前記ボルト37の頭部37cとそれに対向した前記固定子巻線端子のボルト頭部側軸方向端面、前記固定子巻線端子22の反ボルト頭部側軸方向端面と前記保持部材26のボルト頭部側軸方向端面、前記保持部材26の反ボルト頭部側軸方向端面と前記金属部材38のボルト頭部側軸方向端面、そして前記金属部材38の反ボルト頭部側軸方向端面と前記接続端子24のボルト頭部側側軸方向端面は面接触するため、その接触面積が拡大されてその接触抵抗が小になり、前記ボルト37と前記金属部材38の温度の上昇が抑制され、それに伴って前記絶縁部材25の溶解が防止される。更に、前記金属部材38を介して前記接続端子24を前記ボルト37に圧着する構成にしたため、前記接続端子24が圧着される位置の変化に応じて前記保持部材26の形状を変更しなくてもよい。
実施の形態4
図7は、この発明の実施の形態4に係る前記三相交流回転電機1の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。以下、実施の形態1と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。図7において、図7(a)は前記三相交流回転電機1に設けられた保持部材の斜視図である。図7(a)に示すように、導電性金属で構成された保持部材39は、導電性金属で構成されたボルト40が圧入される被圧入部39aが設けられており、前記ボルト40は前記被圧入部39aに穿設された被圧入孔39bに圧入される。また、前記保持部材39は、この保持部材39を前記リヤブラケット13に固定するための保持部材固定部39cが設けられており、この保持部材固定部39cには前記第一固定ねじ32が挿通される保持部材固定孔39dが穿設されている。尚、前記被圧入孔39bの内周面に、保持部材側キー溝39eが凹設されている。
図7(b)は前記ボルト40の側面図である。尚、図7(b)に記載される前記保持部材39は、その軸方向断面図が示されている。図7(b)に示すように、前記保持部材39に圧入される前記ボルト40は、前記保持部材39の被圧入孔39bに圧入される圧入部40aが設けられており、この圧入部40aの外周面にローレット40bが設けられ、更にボルト側キー溝40eが凹設されている。また、前記ボルト40の軸方向一端には頭部40cが設けられ、他端には前記ナット27が螺着される雄ねじ部40dが設けられている。
図7(c)は、図7(b)のD−D線断面図である。図7(c)に示すように、前記ボルト40は、前記保持部材側キー溝39eと前記ボルト側キー溝40eが対向するように前記被圧入孔39bに圧入される。続いて、対向した双方の前記キー溝に、図3(d)に示すように導電性金属で構成されたキー41が挿通される。
上記の構成によれば、前記被圧入孔39bに圧入された前記ボルト40の固定トルクを更に大にすることができ、前記ナット27をこのボルト40の前記雄ねじ部40dに螺着する際に、前記ボルト40の供回りが防止される。また、前記キー41は導電性金属で構成されているため、このキー41を通電経路にでき、電気抵抗を抑制できる。
実施の形態5
図8は、この発明の実施の形態5に係る前記三相交流回転電機1の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。以下、実施の形態1または実施の形態4と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。図8において、図8(a)は前記三相交流回転電機1に設けられたボルトの側面図である。尚、図8(a)に記載される前記保持部材39は、その軸方向断面図が示されている。図8(a)に示すように、導電性金属で構成されたボルト42は、前記保持部材39の被圧入孔39bに圧入される圧入部42aが設けられており、この圧入部42aの外周面にはローレット42bが設けられ、更に導電性金属で構成されたキー42fが凸設されている。また、前記ボルト42の軸方向一端には頭部42cが設けられ、他端には前記ナット27が螺着される雄ねじ部42dが設けられている。
図8(b)は、図8(a)のE−E線断面図である。図8(b)に示すように、前記ボルト42が前記保持部材39の前記被圧入孔39bへ圧入される際、前記ボルト42は、前記キー42fが前記保持部材側キー溝39eに挿通されるように、前記被圧入孔39bに圧入される。
上記の構成によれば、実施の形態4と同様の効果が得られ、更に、前記ボルト42は、部品点数が一個減少するうえ、このボルト42に凸設された前記キー42fを前記保持部材側キー溝39eに挿通されるようにして前記被圧入孔39bへ圧入すればよく、そのため前記三相交流回転電機1の組立が容易となる。
尚、この実施の形態5では、図8(b)に示すように、前記ボルト42の圧入部42aの外周面に前記キー42fが凸設され、更に前記保持部材39の前記被圧入孔39bの内周面に前記保持部材側キー溝39eが凹設されている構成とした場合について説明したが、前記保持部材39の被圧入孔39bの内周面にキー(図示せず)が凸設され、更に前記ボルト42の圧入部42aの外周面にボルト側キー溝(図示せず)が凹設されている構成とした場合についても同様の効果が得られることは言うまでもない。
実施の形態6
図9は、この発明の実施の形態6に係る前記三相交流回転電機1の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。以下、実施の形態1と同一の部分には同一符号を付して説明は省略する。図9において、図9(a)は前記三相交流回転電機1に設けられた絶縁部材の正面図である。尚、図9(a)に記載される口出し線17eは、その径方向断面図が示されている。図9(a)に示すように、絶縁部材43には、三相交流に対応するために3つの前記保持部材26がインサート成形により固着されており、この保持部材26の被圧入孔26bに圧入された導電性金属で構成されたボルト44が挿通される挿通孔43aと、この保持部材26を前記リヤブラケット13に固定するための前記第一固定ねじ32が挿通される第一固定孔43bが穿設されている。更に、この絶縁部材43を前記リヤブラケット13に装着するための前記第二固定ねじ33が挿通される第二固定孔43cが穿設されている。
図9(b)は前記ボルト44の側面図である。図9(b)に示すように、前記ボルト44には前記保持部材26の前記被圧入孔26bに圧入される圧入部44aが設けられており、この圧入部44aの外周面にローレット44bが設けられている。これにより、前記保持部材26へ圧入された前記ボルト44の抜けが防止される。更に、前記ボルト44の軸方向一端には頭部44cが設けられ、他端には前記ナット27が螺着される雄ねじ部44dが設けられている。
図9(c)は、図9(b)のF−F線断面図である。図9(c)に示すように、前記ボルト44の頭部44cの径方向断面形状が六角形状に形成されている。それに伴い、前記挿通孔43aに挿通された前記ボルト44の頭部44cを包囲するために、前記絶縁部材43にはその径方向断面形状が六角形状に形成された頭部包囲部43dが設けられている。
上記の構成によれば、前記ボルト44の頭部44cとこの頭部44cを包囲する前記頭部包囲部43dの径方向断面形状が六角形状に設けられたことにより、圧入された前記ボルト44の頭部44cは前記頭部包囲部43dに係止されるため、前記ナット27をこのボルト44の前記雄ねじ部44dに螺着する際に、前記ボルト44の供回りが防止される。尚、この発明の実施の形態6においては、前記頭部44cと前記頭部包囲部43dの径方向断面形状を六角形状にした場合について説明したが、六角形状以外のその他の非円形状に設けることにより、同様の効果が得られることは言うまでもない。
尚、この発明の実施の形態1から実施の形態6では、モータジェネレータにこの発明を適用した場合について説明したが、例えば、その内部に整流装置が設けられたオルタネータのような他の交流回転電機にこの発明を適用することも無論可能である。
この発明の実施の形態1に係るモータ機能とジェネレータ機能を持ったモータジェネレータである三相交流回転電機の軸方向断面図である。 前記三相交流回転電機の端子構造を示す図である。 前記三相交流回転電機に設けられた絶縁部材の正面図である。 前記三相交流回転電機の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る三相交流回転電機の端子構造を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る三相交流回転電機の端子構造を示す図である。 この発明の実施の形態4に係る三相交流回転電機の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。 この発明の実施の形態5に係る三相交流回転電機の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。 この発明の実施の形態6に係る三相交流回転電機の端子構造を成す構成要素の一部を示す図である。
符号の説明
1 三相交流回転電機、 2 回転子、 3 シャフト、 4 第一磁極鉄心、 4a 第一ボス部、 4b 第一挿通孔、 4c 第一継鉄部、 4d 第一爪状磁極部、 5 第二磁極鉄心、 5a 第二ボス部、 5b 第二挿通孔、 5c 第二継鉄部、 5d 第二爪状磁極部、 6 ボビン、 7 界磁巻線、 8 ワイヤ、 9 スリップリング、 10 ブラシ、11 冷却ファン、 12 冷却ファン、 13 リヤブラケット、 13a 取り付け孔、 13b 吸気孔、 13c 排気孔、 13d 貫通孔、 13e 第一雌ねじ部、 13f 第二雌ねじ部、 14 フロントブラケット、 14a 取り付け孔、 14b 吸気孔、 14c 排気孔、 15 リヤ軸受、 16 フロント軸受、 17 固定子、 17a 固定子鉄心、 17b 肩部、 17c 肩部、 17d 固定子巻線、 17e 口出し線、 18 通しボルト、 19 プーリ、 20 ナット、 21 レゾルバ、 22 固定子巻線端子、 22a 接続口、 22b 挿通部、 22c 挿通孔、 23 ボルト、 23a 圧入部、 23b ローレット、 23c 頭部、 23d 雄ねじ部、 24 接続端子、 25 絶縁部材、 25a 挿通孔、 25b 第一固定孔、 25c 第二固定孔、 26 保持部材、 26a 被圧入部、 26b 被圧入孔、 26c 保持部材固定部、 26d 保持部材固定孔、 27 ナット、 27a 嵌合部、 28 ワッシャ、 29 第二ナット、 30 端子カバー、 31 通風路、 32 第一固定ねじ、 33 第二固定ねじ。

Claims (12)

  1. シャフトに設けられた回転子と、
    前記シャフトを回転自在に支持するブラケットと、このブラケットに固定され、前記回転子と径方向微小空隙を介して対向する固定子と、
    この固定子に巻回される多相の固定子巻線の一端に設けられた固定子巻線端子と、この固定子巻線端子に挿通される導電性金属で構成されたボルトと、
    前記ブラケットに装着され、前記ボルトが挿通される挿通部が設けられた絶縁部材と、
    この絶縁部材の前記挿通部に固着されており、前記ボルトが圧入される被圧入部が設けられた保持部材と、
    前記ボルトに螺着される導電性金属で構成されたナットと
    を備え、
    前記ナットが前記保持部材の前記被圧入部に圧入された前記ボルトに螺着されることにより、前記ボルトの頭部と前記ナットとの間に介在された前記固定子巻線端子と前記ボルトが電気的に接続される
    ことを特徴とする多相交流回転電機。
  2. 前記保持部材は導電性金属で構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載の多相交流回転電機。
  3. 外部機器からの接続端子は前記ボルトに挿通され、前記保持部材の軸方向端面に圧着される
    ことを特徴とする請求項2記載の多相交流回転電機。
  4. 導電性金属で構成された金属部材は前記ボルトに挿通されて前記保持部材の反ボルト頭部側軸方向端面に圧着され、外部機器からの接続端子は前記ボルトに挿通されて前記金属部材の反保持部材側軸方向端面に圧着される
    ことを特徴とする請求項2記載の多相交流回転電機。
  5. 前記ボルトの圧入部の外周面または前記被圧入部の内周面の少なくとも一方にローレットが設けられている
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれか一に記載の多相交流回転電機。
  6. 前記ボルトの圧入部の外周面と前記被圧入部の内周面の双方にキー溝が凹設されており、前記ボルトは双方の前記キー溝が対向するように前記被圧入部に圧入され、対向した双方の前記キー溝に、キーが挿通される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の多相交流回転電機。
  7. 前記ボルトの圧入部の外周面または前記被圧入部の内周面の何れか一方にキーが凸設されており、前記ボルトが前記被圧入部へ圧入される際に前記キーが嵌合するキー溝が前記ボルトの圧入部の外周面または前記被圧入部の内周面の他方に凹設されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5記載の多相交流回転電機。
  8. 前記ボルトの圧入部の径方向断面形状と、このボルトが圧入される前記被圧入部の径方向断面形状が非円形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の多相交流回転電機。
  9. 前記ボルトの頭部と、前記絶縁部材に穿設されたこの頭部を包囲する頭部包囲部は非円形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の多相交流回転電機。
  10. 前記保持部材は、その径方向断面形状が非円形状に形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか一に記載の多相交流回転電機。
  11. 前記ナットを螺着することにより前記ボルトに作用する締め付け力は、このボルトを前記被圧入部へ圧入する際の圧入力よりも大に設定されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一に記載の多相交流回転電機。
  12. 前記回転子の軸方向端面の双方に冷却ファンが設けられており、この冷却ファンにより発生する冷却風を導く通風路が前記絶縁部材に凹設されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一に記載の多相交流回転電機。

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