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JP2007062591A - 車両用空調ユニット - Google Patents

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JP2007062591A
JP2007062591A JP2005251906A JP2005251906A JP2007062591A JP 2007062591 A JP2007062591 A JP 2007062591A JP 2005251906 A JP2005251906 A JP 2005251906A JP 2005251906 A JP2005251906 A JP 2005251906A JP 2007062591 A JP2007062591 A JP 2007062591A
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Japan
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water collecting
air conditioning
opening
conditioning unit
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JP2005251906A
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Inventor
Masakazu Asanami
正和 朝波
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】 車体への組み付け作業性を改善しつつ、ユニットケース外への漏水を防止することができる車両用空調ユニットを提供する。
【解決手段】 車両上下方向に沿って合わせ面18を有するユニットケース11と、合わせ面18にユニットケース11の内部と外部とを連通する配管42が貫通する開口部17とを備えた車両用空調ユニットに、開口部17の開口縁17aの車両上下方向に沿った部位17bにユニットケース11内部に面した内側壁23とユニットケース11外部に面した外側壁24とによって形成される集水溝25と、集水溝25に連通し、開口部17下部に位置し、内側壁23下端部と外側壁24下端部によって形成される集水室26と、集水室26とユニットケース11とを連通する戻り孔23aを設ける。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ユニットケースの内外を貫通するように配管が配置された車両用空調ユニットに関する。
この種の従来の車両用空調ユニットとしては、特許文献1に開示されたものがある。この車両用空調ユニットは、図7に示すように、ユニットケース101の内外を貫通する配管として膨張弁102が配置されている。そして、ユニットケース101の開口部103と膨張弁102との間に生じる隙間にグロメット104を配置し、グロメット104を膨張弁102に密着させるとともに、膨張弁102の外周に外周溝を設け、この溝に嵌るようにグロメット104の内周に突条部を設けることで、ユニットケース101内に溜まった水滴が開口部103を通じてユニットケース101外に漏出することを防止している。
特開2001−26213号公報 特開平10−100654号公報
しかしながら、前記従来例では、膨張弁102の外周溝にグロメット104の突条部を確実に嵌め込まなければ所望の密着度を得ることができないうえ、冷媒配管によって移動させることが困難なエバポレータ105をユニットケース101内の所定の場所に配置しつつ、外周溝に突条部を嵌合させることは困難で、車両に組み付ける際の作業性に問題があった。また、突条部が外周溝に嵌め込まれていても、空調装置が稼働中には送風機(図示せず)によってユニットケース101内に空気が導入されて、ユニットケース101内の圧力がユニットケース101外よりも高くなるために、ユニットケース101内外の圧力差によって、グロメット104と膨張弁102との間に水滴が浸入し、ユニットケース101外に漏水するおそれがあった。
そこで、本発明は、車体への組み付け作業性を改善しつつ、ユニットケース外への漏水を防止することができる車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成する請求項1の発明は、車両上下方向に沿って合わせ面を有するユニットケースと、該合わせ面に該ユニットケースの内部と外部とを連通する配管が貫通する開口部とを備えた車両用空調ユニットにおいて、前記開口部の開口縁の車両上下方向に沿った部位に前記ユニットケース内部に面した内側壁と該ユニットケース外部に面した外側壁とによって形成される集水溝と、該集水溝に連通し、該開口部下部に位置し、該内側壁下端部と該外側壁下端部によって形成される集水室と、該集水室と該ユニットケースとを連通する戻り孔とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用空調ユニットであって、弾力性を有し、前記開口部と前記配管との間に隙間なく配置されるグロメットを備え、該開口部と該グロメットとの前記ユニットケース内側の境界部が該グロメットに設けられた遮蔽リブによって覆われていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2記載の車両用空調ユニットであって、前記合わせ面の周縁部に形成されるパッキン収容溝と、該パッキン収容溝に収容される弾力性を有するパッキンとを備え、該パッキン収容溝と前記集水室とを連通する圧抜き孔が設けられたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2記載の車両用空調ユニットであって、前記集水溝、および前記集水室に配置され、該集水溝から該集水室に向かって前記グロメットと一体に集水リブが突設されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、開口部と配管との間に介在するものがないため、ユニットケースを車両に組み付ける際に、複数の突条部を溝に嵌め込む必要がないので、組付け作業性を改善することができるとともに、嵌め込みミスによる漏水を防止することができる。また、内側壁と配管との間の狭い隙間を速い流速で通過した水滴は、広い空間を有する集水溝に出てくる際に、流速が急激に低下して、集水溝で捕集され、集水室から戻り孔を通じてユニットケース内部に戻されるので、ユニットケース外部への漏水を防止することができる。
請求項2の発明によれば、グロメットを開口部と配管との間に隙間なく配置することで、集水溝に侵入する水滴を減らすことができるので、さらにユニットケース外への漏水を防止することができる。
請求項3の発明によれば、パッキン収容溝と集水室とを連通する圧抜き孔を設けることで、ユニットケース内の圧力が高まった場合でも、パッキン収容溝内の圧力と、集水室内の圧力、つまりユニットケース内の圧力との間に圧力差が生じることがないため、圧力差によるパッキン収容溝への水滴の浸入が起きないので、合わせ面からユニットケース外に漏水することを防止することができる。
請求項4の発明によれば、捕集されて、グロメットに付着し、グロメット底部に滞留した水滴が、集水リブを伝って集水室に滴下するため、グロメット底部に滞留した水滴が開口部とグロメットとの合わせ面からユニットケース外に漏水することを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図6は本発明の一実施形態を示し、図1は空調ユニット全体を示す斜視図、図2はサービスカバー内面の要部拡大斜視図、図3はグロメットを取外した状態のサービスカバー内面の要部拡大斜視図、図4はユニットケース内部から配管取付部の様子を示す平面図、図5は図4のB−B矢視方向から見た要部断面図、図6は図4のC−C矢視方向から見た要部断面図である。以下、空調ユニット1を車載した状態を基準とする。
空調ユニット1は、図1に示すように、ユニットケース11上部に車室外の空気をユニットケース11内に導入する外気取入口13と、車室内の空気をユニットケース11内に導入する内気取入口14とを備え、ユニットケース11内に配置された送風機(図示せず)によって、これら取入口13,14から導入した空気をユニットケース11内で所定の温度に調整して、各吹出口15から車室内に供給し、車室内の温度環境を快適にするものである。ユニットケース11内には、送風機の他にユニットケース11内の空気を冷やすためのエバポレータ(図示せず)、ユニットケース11内の空気を暖めるためのヒータコア(図示せず)、冷却された空気と加熱された空気の割合を調整するエアミックスドア(図示せず)、送風される吹出口15を切替える切替ドア(図示せず)などが配置されている。
ユニットケース11を構成するケース本体12の車両上下方向に沿って配置された右側面12Rには作業口16が形成されている。この作業口16を閉止するようにサービスカバー21が配置され、サービスカバー21の縁部が複数のネジ41でケース本体12に固定されている。
サービスカバー21とケース本体12との合わせ面18は、車両上下方向に沿った右側面12R上に位置している。また、合わせ面18には、車両前方に向かって開口する開口部17が設けられ、この開口部17を通じてユニットケース11内に配置されたエバポレータと、ユニットケース11外部との間を連通し、冷媒の供給・排出を行なう冷媒配管42が配置されているとともに、合わせ面18には、冷媒配管42を構成し、冷媒を断熱膨張させる膨張弁43が配置されている。
図2、図4に示すように、開口部17の開口縁17aと配管42としての膨張弁43との間には、弾力性を有したグロメット31が狭持され、開口縁17aと膨張弁43との間の隙間を塞ぎ、水密性を確保している。
図3、図4に示すように、開口部17の開口縁17aの車両上下方向に沿った部位17bには、集水溝25が設けられている。集水溝25は、ユニットケース11内部に面した内側壁23とユニットケース11外部に面した外側壁24とによって形成されている。
また、図5、図6に示すように、集水溝25の下方には、集水室26が形成されている。集水室26は、上端が集水溝25に連通するように開口部17下部に位置し、内側壁23の下端部と外側壁24の下端部によって形成されている。また、内側壁23の下端部には、集水室26とユニットケース11とを連通する戻り孔23aが形成されている。
サービスカバー21の合わせ面18の周縁部18aについて、開口部17の下部にはパッキン収容溝22が形成され、パッキン収容溝22には弾力性を有するパッキン44が収容されており、サービスカバー21がケース本体12に組付けられ、作業口16を閉止した状態でパッキン44はケース本体12とサービスカバー21によって狭持されて密着し、ケース本体12とサービスカバー21との間の水密性を確保している。また、パッキン収容溝22と集水室26とを仕切る外側壁24には、パッキン収容溝22と集水室26とを連通する圧抜き孔24aが設けられている。
グロメット31には、遮蔽リブ32と集水リブ33が一体に設けられている。遮蔽リブ32は、開口部17とグロメット31とのユニットケース11内側の境界部を覆うようにグロメット31の下端部、且つユニットケース11内部側の端縁に下方に向って突設されている。集水リブ33は、集水溝25内、および集水室26内に位置するようにグロメット31の側面31a、および下面31bに突設されている。
作業口16を用いてエアミックスドア、およびエバポレータがケース本体12内の所定の場所に組付けられ、組付け作業が終了すると、サービスカバー21によって作業口16は閉止される。
エバポレータは、膨張弁43によって断熱膨張した冷媒を内部に循環させ、冷媒が断熱膨張する際に周囲から熱を奪うことを利用して空気を冷却するが、エバポレータ、および冷媒配管42も一緒に冷媒によって冷却されるため、空気中の水蒸気が凝縮し、水滴となってエバポレータ、および冷媒配管42の周囲に付着する。そして、この水滴が送風機によって発生する風によって周囲に飛散し、ユニットケース11の内面に付着する。ユニットケース11内面に付着した水滴の多くは、そのままユニットケース11下端に設けられた排水口(図示せず)から車外に排出されるが、グロメット31と開口部17との境界部に溜るものもある。送風機が稼働している際には、ユニットケース11内に導入された空気の動圧によってグロメット31と開口部17との境界部の隙間から水滴がユニットケース11外に浸水する。しかし、水滴は、広い空間を有する集水溝25に出てくる際に、流速が急激に低下して、集水溝25で捕集され、集水室26から戻り孔23aを通じてユニットケース11内部に戻される。これにより、ユニットケース11外部への漏水を防止している。
また、パッキン収容溝22と集水室26とを連通する圧抜き孔24aを設けることで、ユニットケース11内の圧力が高まった場合でも、パッキン収容溝22内の圧力と、集水室26内の圧力、つまりユニットケース11内の圧力との間に圧力差が生じることがないため、圧力差によるパッキン収容溝22への水滴の浸入が起きないので、合わせ面18からユニットケース11外に漏水することを防止することができる。
さらに、捕集されて、グロメット31に付着し、グロメット31底部に滞留した水滴が、集水リブ33を伝って集水室26に滴下するため、グロメット31底部に滞留した水滴が開口部17とグロメット31との境界部からユニットケース11外に漏水することを防止することができる。特に、図5の左側が右側よりも低くなるように傾斜し、ユニットケース11の内部から外部に向かって水滴が流れるようにユニットケース11が傾斜した場合に集水リブ33が有効に作用する。
複数の突条部を溝に嵌め込む必要がないので、組付け作業性を改善することができるとともに、嵌め込みミスによる漏水を防止することができる。
本発明の一実施形態を示し、空調ユニット全体を示す斜視図である。 サービスカバー内面の要部拡大斜視図である。 グロメットを取外した状態のサービスカバー内面の要部拡大斜視図である。 ユニットケース内部から配管取付部の様子を示す平面図である。 図4のA−A矢視方向から見た要部断面図である。 図4のB−B矢視方向から見た要部断面図である。 従来例に係る空調ユニットの断面図である。
符号の説明
1…車両用空調ユニット
11…ユニットケース
17…開口部
17a…開口縁
17b…開口縁の車両上下方向に沿った部位
18…合わせ面
18a…周縁部
22…パッキン収容溝
23…内側壁
23a…戻り孔
24…外側壁
24a…圧抜き孔
25…集水溝
26…集水室
31…グロメット
32…遮蔽リブ
33…集水リブ
42…配管
44…パッキン

Claims (4)

  1. 車両上下方向に沿って合わせ面(18)を有するユニットケース(11)と、
    該合わせ面(18)に該ユニットケース(11)の内部と外部とを連通する配管(42)が貫通する開口部(17)とを備えた車両用空調ユニットにおいて、
    前記開口部(17)の開口縁(17a)の車両上下方向に沿った部位(17b)に前記ユニットケース(11)内部に面した内側壁(23)と該ユニットケース(11)外部に面した外側壁(24)とによって形成される集水溝(25)と、
    該集水溝(25)に連通し、該開口部(17)下部に位置し、該内側壁(23)下端部と該外側壁(24)下端部によって形成される集水室(26)と、
    該集水室(26)と該ユニットケース(11)とを連通する戻り孔(23a)とを備えたことを特徴とする車両用空調ユニット。
  2. 請求項1記載の車両用空調ユニットであって、
    弾力性を有し、前記開口部(17)と前記配管(42)との間に隙間なく配置されるグロメット(31)を備え、
    該開口部(17)と該グロメット(31)との前記ユニットケース(11)内側の境界部が該グロメット(31)に設けられた遮蔽リブ(32)によって覆われていることを特徴とする車両用空調ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用空調ユニットであって、
    前記合わせ面(18)の周縁部(18a)に形成されるパッキン収容溝(22)と、
    該パッキン収容溝(22)に収容される弾力性を有するパッキン(44)とを備え、
    該パッキン収容溝(22)と前記集水室(26)とを連通する圧抜き孔(24a)が設けられたことを特徴とする車両用空調ユニット。
  4. 請求項2記載の車両用空調ユニットであって、
    前記集水溝(25)、および前記集水室(26)に配置され、該集水溝(25)から該集水室(26)に向かって前記グロメット(31)と一体に集水リブ(33)が突設されたことを特徴とする車両用空調ユニット。
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