JP2007053017A - 有機elパネルとその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 有機層に水分が付着することなく、安定した状態にて発光する長寿命の有機ELパネルを提供する。
【解決手段】 ガラス基板1上に形成され少なくとも発光層を有する有機層4が一対の電極(透明電極2と背面電極5)間に積層形成されてなる有機EL素子10と、少なくとも有機層4を気密的に覆うようにガラス基板1上に設けられる封止部材と、ガラス基板1と前記封止部材とによって形成される気密空間Sにおいて有機EL素子10側に設けられ水分と化学的に反応して水和物を形成する吸湿部材8と、を備えてなる。
【選択図】 図2
【解決手段】 ガラス基板1上に形成され少なくとも発光層を有する有機層4が一対の電極(透明電極2と背面電極5)間に積層形成されてなる有機EL素子10と、少なくとも有機層4を気密的に覆うようにガラス基板1上に設けられる封止部材と、ガラス基板1と前記封止部材とによって形成される気密空間Sにおいて有機EL素子10側に設けられ水分と化学的に反応して水和物を形成する吸湿部材8と、を備えてなる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、基板上に形成され少なくとも発光層を有する有機層が一対の電極間に積層形成されてなる有機EL素子を備えてなる有機ELパネルとその製造方法に関するものである。
有機ELパネルとしては、ガラス材料からなるガラス基板(透光性の支持基板)上に、ITO(Indium Tin Oxide)等によって陽極となる透明電極と、正孔注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層からなる有機層と、陰極となるアルミニウム(Al)等の非透光性の背面電極とを順次積層して積層体である有機EL素子を形成し、この積層体を覆うガラス材料からなる凹部形状の封止部材を前記ガラス基板上に紫外線硬化性接着剤(光硬化性接着剤)を介して気密的に設けるとともに、前記ガラス基板と前記封止部材とで得られる気密空間内に吸湿部材を設けるものが知られており、例えば特許文献1に開示されている。
また、吸湿部材を備える有機ELパネルとして、本願出願人は、粘性を有する吸湿部材を前記封止部材の前記有機EL素子との対向面に設ける構造を特許文献2にて提案している。かかる有機ELパネルは、前記封止部材の前記有機EL素子との対向面に、吸湿粉粒体と不活性液体との混合物からなるクリーム状の吸湿部材を膜状に形成するとともに、この吸湿部材が形成された封止部材を前記支持基板上に紫外線硬化性接着剤を介して気密封止するものであり、ダークスポットの発生や両電極間の短絡を防止できるとともに、前記吸湿部材の配設工程を含む封止工程を簡素化し、生産性を向上させるものである。
特開2001−267066号公報
特開2002−198170号公報
上述したようなクリーム状の吸湿部材を設けてなる有機ELパネルは、吸湿作用として十分な機能を発揮できるものの、例えば、スピードメータやエンジン回転計などの車両用表示装置として用いられる場合、所定の取り付け角度をもって前記車両用表示装置のケース体に収納され、この車両用表示装置が使用される環境としては、車両の走行による振動を受けたり、高温(例えば、80℃程度)に達したりすることがある。
このような環境下で使用される有機ELパネルにおいて、前記封止部材に設ける前記吸湿部材は、前記吸湿粉粒体と前記不活性液体との混合状態が不均一になり、前記車両用表示装置への取り付け角度に伴って、傾斜する有機ELパネルの下端側に前記吸湿部材の少なくとも一部分が流動し部分的に厚くなってしまう現象が生じる(以下、液だれ部と記す)。
そのため、特に前記有機ELパネルを薄型化した場合など、前記有機EL素子と前記吸湿部材とのクリアランスが小さくなると、前記液だれ部が前記有機EL素子と干渉し、振動等の影響によって特に背面電極側に損傷を与え、ダークスポットの発生や両電極間の短絡等の原因となり、この場合、有機ELパネルとしての寿命を短くしてしまうといった問題が生じてしまう。
また、前記気密封止された気密空間内において、水分が吸湿部材に触れる前に有機層側へ浸入しダークスポットを発生させてしまう可能性があったため、確実に水分を吸湿する吸湿部材が必要となっていた。
そこで本発明の目的とするところは、上述した問題に着目してなされたものであり、有機層に水分が付着することなく、安定した状態にて発光する長寿命の有機ELパネルを提供することにある。
本発明の有機ELパネルは、請求項1に記載したように、基板上に形成され少なくとも発光層を有する有機層が一対の電極間に積層形成されてなる有機EL素子と、少なくとも前記有機層を気密的に覆うように前記基板上に設けられる封止部材と、前記基板と前記封止部材とによって形成される気密空間において前記有機EL素子側に設けられ水分と化学的に反応して水和物を形成する吸湿部材と、を備えてなることを特徴とする。
また、請求項2に記載したように、請求項1に記載の有機ELパネルにおいて、前記吸湿部材は、膜厚が5μm以下となる膜状に形成されてなることを特徴とする。
また、請求項3に記載したように、請求項1または請求項2に記載の有機ELパネルにおいて、前記吸湿部材は、脱水開始温度が100℃以上であることを特徴とする。
また、請求項4に記載したように、請求項1から請求項3のいずれかに記載の有機ELパネルにおいて、前記吸湿部材は、臭化ストロンチウムを含有してなることを特徴とする。
また、本発明の有機ELパネルの製造方法は、請求項5に記載したように、基板上に形成され少なくとも発光層を有する有機層が一対の電極間に積層形成されてなる有機EL素子と、少なくとも前記有機層を気密的に覆うように前記基板上に設けられる封止部材と、前記基板と前記封止部材とによって形成される気密空間において前記有機EL素子側に設けられ水分と化学的に反応して水和物を形成する吸湿部材と、を備えてなる有機ELパネルの製造方法であって、前記有機層や前記電極を前記基板に形成する有機EL素子形成工程と、前記封止部材を前記基板上に設ける封止工程と、前記有機EL素子形成工程と前記封止工程との間に前記吸湿部材を蒸着法により形成する吸湿部材形成工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6に記載したように、請求項5に記載した有機ELパネルの製造方法において、前記吸湿部材形成工程と、前記封止工程と、の間に前記吸湿部材を加熱する加熱脱水工程を含むことを特徴とする。
本発明は、基板上に形成され少なくとも発光層を有す有機層が一対の電極間に積層形成されてなる有機EL素子を備えてなる有機ELパネルとその製造方法に関し、有機層に水分が付着することなく、安定した状態にて発光する長寿命の有機ELパネルを提供できる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づき説明する。
図1及び図2において、有機ELパネルは、ガラス基板(基板)1と、透明電極(電極)2と、絶縁層3と、有機層4と、背面電極(電極)5と、封止基板(封止部材)6と、接着部材(封止部材)7と、吸湿部材8とから主に構成されている。
ガラス基板1は、長方形形状からなる透光性の支持基板である。
透明電極2は、ITO等の導電性材料からなり、ガラス基板1上に設けられる。透明電極2は、日の字型の表示セグメント部2aと、個々のセグメントからそれぞれ引き出し形成されたリード部2bと、リード部2bの終端部に設けられる端子部2cとを備えている。この場合、端子部2cは、ガラス基板1の一辺側に集中して設けられる。
絶縁層3は、例えば、ポリイミド系あるいはフェノール系等の絶縁材料からなり、透明電極2と背面電極5との絶縁を確保するために、リード部2b上を覆うように形成される。また、絶縁層3は、表示セグメント部2aの形状に対応した窓部3aと、背面電極5の後述する端子部に対応する切り欠き部3bとを有し、発光領域の輪郭を鮮明に表示するため、透明電極2の表示セグメント部2aの周縁部と若干重なるように窓部3aが形成される。
有機層4は、絶縁層3や透明電極2上に設けられる。有機層4は、少なくとも発光層を有するものであればよいが、本発明の実施の形態においては正孔注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層を順次積層形成してなるものである。有機層4は、絶縁層3における窓部3aの形成箇所に対応するように所定の大きさをもって設けられる。
背面電極5は、アルミ(Al)やアルミリチウム(Al:Li),マグネシウム銀(Mg:Ag)等の金属性の導電性材料からなり、有機層4上に設けられる。背面電極5は、透明電極2における各端子部2cと隣接するようにガラス基板1の一辺側に設けられるリード部5aと電気的に接続される。なお、リード部5aの終端部には、端子部5bが設けられ、リード部5a及び端子部5bは透明電極2と同材料により形成される。
以上のように、ガラス基板1上に透明電極2と絶縁層3と有機層4と背面電極5とを順次積層して形成される有機EL素子10が得られる。また、封止基板6と接着部材7とからなる封止部材によって、ガラス基板1上に設けられる有機層4などを気密的に覆うことができる。
封止基板6は、例えばガラス基板1と同様の材質からなる平滑面6aを有する平板状のものが適用できる。封止基板6は、透明電極2の端子部2c及び背面電極5の端子部5bが外部に露出するようにガラス基板1よりも若干小さ目に構成されている。
接着部材7は、例えば紫外線硬化型エポキシ樹脂接着剤からなる速硬性のものが適用できる。また、接着部材7は、ガラス基板1上に封止基板6を接着して固定するとともに、ガラス基板1に対して所定間隔(例えば、0.6mm)おいて封止基板6を支持するためのスペーサとして設けられる。また、接着部材7は、少なくとも有機層4を囲うような所定の枠状に設けられ、ガラス基板1と封止基板6とを所定間隔おいて気密的に接着することによって、有機層4を密閉する気密空間Sを形成し、有機層4が外部雰囲気に触れないようにしている。なお、ガラス基板1と封止基板6との所定間隔は、封止基板6が有機EL素子10または吸湿部材8に触れないように、有機EL素子10の厚みなど形状を考慮した値が設定される。
吸湿部材8は、水と反応して安定な水和物を形成することができる化合物からなる。吸湿部材8は、例えば、臭化ストロンチウムを適用でき、膜厚が約2μmにて有機EL素子10の背面電極5上に形成される。この吸湿部材8は、脱水開始温度が100℃以上であるため、例えば車載用途であっても、安定して水和物を保持することが可能となる。なお、吸湿部材8は、化学的に水分を吸着するものが適用でき、塩化ストロンチウムや水酸化ストロンチウムであってもよい。また、吸湿部材8は、化学的に水分を吸着する部材に物理的に水分を吸着する部材(例えばゼオライトなどの多孔質材)を含有するものであってもよい。
以上の各部によって有機ELパネルが構成される。
次に、上述した図3を用いて有機ELパネルの製造方法について説明する。
まず、透明電極形成工程において、ガラス基板1上に導電性材料をスパッタリング法等の手段によって層状に形成し、さらにフォトリソグラフィー法等によって表示意匠に応じてパターニングして、表示セグメント部2a,リード部2b及び電極部2cを備え陽極となる透明電極2を形成する(ステップS1)。なお、このとき、リード部5a及び端子部5bを透明電極2と同材料により形成する。
次に、絶縁層形成工程において、絶縁材料をスピンコート法等の手段によって層状に形成し、フォトリソグラフィー法等の手段によってパターニングして、端子部2c、5bに対応する箇所と表示セグメント2aの発光領域に対応する箇所と背面電極5のリード部5aに対応する箇所とを除去して窓部3a及び切り欠き部3bを有する絶縁層3を形成する(ステップS2)。
次に、有機層4や背面電極5を設けるための前処理として、透明電極2や絶縁層が設けられたガラス基板1を洗浄する洗浄工程を行う(ステップS3)。なお、この洗浄工程は、プラズマクリーニングやUVオゾン洗浄等の処理によって行なうことができる。また、透明電極2や絶縁層が設けられたガラス基板1は、洗浄処理を行った後、乾燥した状態にて蒸着装置に搬送され、有機層形成工程がなされる。
有機層形成工程では、洗浄工程がなされたガラス基板1において、少なくとも発光領域となる表示セグメント2aに重なるような形状に正孔注入層,正孔輸送層,発光層及び電子輸送層を蒸着法等の手段によって順次積層するものである(ステップS4)。
次に、背面電極形成工程において、導電性材料を蒸着法等の手段によって層状に積層して陰極となる背面電極5を形成する(ステップS5)。なお、背面電極5は、ガラス基板1の一辺側に予め設けられたリード部5aに接続される。
以上の工程からなる有機EL素子形成工程によって、ガラス基板1上に透明電極と、有機層と、背面電極と、からなる有機EL素子10が積層される。この場合、少なくとも有機層形成工程と背面電極形成工程は、真空雰囲気中にて処理される。
次に、この真空雰囲気中において、蒸着法等の手段によって背面電極5上に吸湿部材8を層状に積層する吸湿部材形成工程がなされる(ステップS6)。吸湿部材8は、有機EL素子10において、後述する封止工程で接着部材7が塗布される箇所以外の箇所に積層することができる。なお、吸湿部材8は、吸湿部材8の吸湿能力と、気密空間Sの体積などに応じて量が設定される。この場合、吸湿部材8は、膜厚2μm程度、背面電極5と同じくらいの面積で形成される。この吸湿部材形成工程は、有機EL素子形成工程の有機層形成工程及び背面電極形成工程と同じ雰囲気中において、素早く吸湿部材8を形成することができるため、有機層4が水分に触れる可能性を低減することができる。
次に、有機EL素子10に形成された吸湿部材8を加熱することによって、吸湿部材8が保持する水和物を水分として分離して脱水処理する加熱脱水工程を行う(ステップS7)。加熱脱水工程では、少なくとも有機EL素子10の耐熱温度よりも低温で、かつ吸湿部材8の脱水開始温度よりも高温にて加熱する必要がある。この場合、120℃前後の温度にて加熱処理することで、吸湿部材8を乾燥することができる。後述する封止工程を行う前に、加熱脱水工程を行うことによって、吸湿部材8の吸湿容量を高めることができる。
次に、接着部材7が、有機層4を囲うような所定の枠状に形成されるように封止基板6に塗布する接着部材塗布処理と、接着部材7が塗布された封止基板6とガラス基板1とが所定間隔おいて気密的に接着する封止処理と、からなる封止工程(ステップS8)がなされる。なお、接着部材塗布処理は、所定の窒素濃度を有する窒素雰囲気中において、ディスペンサ装置によって塗布することができる。また、封止処理は、所定の窒素濃度を有する窒素雰囲気中において、ガラス基板1と封止基板6とによって接着部材7を挟み込み、気密な状態で紫外線を照射することによって、有機EL素子10を収納するための気密空間Sを保持したまま接着部材7を硬化させるものである。
かかる有機ELパネルは、ガラス基板1上に形成され少なくとも発光層を有する有機層4が一対の電極(透明電極2と背面電極5)間に積層形成されてなる有機EL素子10と、少なくとも有機層4を気密的に覆うようにガラス基板1上に設けられる封止部材と、ガラス基板1と前記封止部材とによって形成される気密空間Sにおいて有機EL素子10側に設けられ水分と化学的に反応して水和物を形成する吸湿部材8と、を備えてなる。
したがって、有機EL素子10側に化学的に吸湿する吸湿部剤8を設けることによって、有機層4に浸入しそうな水分を有機層4に近い位置で吸湿することができるため、有機層4に水分が触れることによるダークスポットの発生を防止できる。また、化学的な吸湿部材8を用いることによって、液だれ現象のない、安定した状態にて長寿命の有機ELパネルを提供できる。
また、吸湿部材8は、蒸着法によって膜厚が5μm以下となる膜状に形成できるため、封止基板6との接触によるダークスポットの発生を防止できる。
また、吸湿部材8は、例えば、臭化ストロンチウムのような材料を用いて、脱水開始温度が100℃以上であることによって、車両に搭載するなどの過酷な環境下であっても安定した状態にて超寿命の有機ELパネルを提供することができる。
また、かかる有機ELパネルの製造方法は、有機層4や電極2,5をガラス基板1に形成する有機EL素子形成工程と、接着部材7が塗布された封止基板6をガラス基板1上に設ける封止工程と、前記有機EL素子形成工程と前記封止工程との間に吸湿部材8を蒸着法により形成する吸湿部材形成工程と、を含むことによって、薄膜の吸湿部材8を素早く形成することができる。
なお、本発明の実施の形態では、上述した構成部品からなる有機ELパネルを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その構成や処理は同様の効果が得られるものであればよく、例えば、封止部材とガラス基板とで囲まれる気密空間の体積に応じた吸湿部材の膜厚や形状を適宜選択できる。また、有機EL素子10側に設けられる吸湿部材8と別に、前述した吸湿部材8と同様のもの、あるいは多孔質材などの物理的に吸湿するものを、気密空間S内における封止基板6側に設けることもできる。
また、封止部材として、平板状の封止基板ではなく、ガラス材からなる基板を切削して凹部を形成するものであってもよいし、金属材料からなるものであってもよい。
1 ガラス基板(基板)
2 透明電極(電極)
4 有機層
5 背面電極(電極)
6 封止基板(封止部材)
7 接着部材(封止部材)
8 吸湿部材
10 有機EL素子
2 透明電極(電極)
4 有機層
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6 封止基板(封止部材)
7 接着部材(封止部材)
8 吸湿部材
10 有機EL素子
Claims (6)
- 基板上に形成され少なくとも発光層を有する有機層が一対の電極間に積層形成されてなる有機EL素子と、
少なくとも前記有機層を気密的に覆うように前記基板上に設けられる封止部材と、
前記基板と前記封止部材とによって形成される気密空間において前記有機EL素子側に設けられ水分と化学的に反応して水和物を形成する吸湿部材と、を備えてなることを特徴とする有機ELパネル。 - 前記吸湿部材は、膜厚が5μm以下となる膜状に形成されてなることを特徴とする請求項1に記載の有機ELパネル。
- 前記吸湿部材は、脱水開始温度が100℃以上であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の有機ELパネル。
- 前記吸湿部材は、臭化ストロンチウムを含有してなることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の有機ELパネル。
- 基板上に形成され少なくとも発光層を有する有機層が一対の電極間に積層形成されてなる有機EL素子と、少なくとも前記有機層を気密的に覆うように前記基板上に設けられる封止部材と、前記基板と前記封止部材とによって形成される気密空間において前記有機EL素子側に設けられ水分と化学的に反応して水和物を形成する吸湿部材と、を備えてなる有機ELパネルの製造方法であって、
前記有機層や前記電極を前記基板に形成する有機EL素子形成工程と、
前記封止部材を前記基板上に設ける封止工程と、
前記有機EL素子形成工程と前記封止工程との間に前記吸湿部材を蒸着法により形成する吸湿部材形成工程と、を含むことを特徴とする有機ELパネルの製造方法。 - 前記吸湿部材形成工程と、前記封止工程と、の間に前記吸湿部材を加熱する加熱脱水工程を含むことを特徴とする請求項5に記載の有機ELパネルの製造方法。
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JP2005237659A JP2007053017A (ja) | 2005-08-18 | 2005-08-18 | 有機elパネルとその製造方法 |
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WO2008120365A1 (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Pioneer Corporation | 有機elパネル及びその製造方法 |
JP2008251450A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Fujifilm Corp | 有機elパネル及び有機elパネルの製造方法 |
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2005
- 2005-08-18 JP JP2005237659A patent/JP2007053017A/ja active Pending
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