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JP2006327346A - 車両盗難防止装置、車両盗難防止装置における運転者判定方法 - Google Patents

車両盗難防止装置、車両盗難防止装置における運転者判定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】車両の盗難を防止しつつも運転可能な者への制限を緩和する。
【解決手段】車両所有者は、事前に目的地を目的地記憶部42に登録しておく。カメラ12が運転席に乗車した者の顔を撮像すると、運転者認証部30は、その撮像された顔画像を顔画像記憶部45に登録されている顔画像と照合する。登録されていない場合、運転者認証部30は、カーナビゲーション装置10を利用して目的地を乗車した者に入力させ、その入力された目的地が目的地記憶部42に登録されていれば、その者への運転を許可する。また、走行可能範囲特定部26は、現在位置から目的地までの走行可能範囲を設定する。走行制御部32は、走行中、現在位置を確認して走行可能範囲から外れた場合には車両の走行に制限を加える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両盗難防止装置、特に車両の運転を許可する運転者の認定手法に関する。
従来から車両の盗難を防止する装置として様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1,2では走行可能な範囲を予め登録し、また特許文献3では、走行可能な時間帯を予め登録しておくことによって走行範囲や時間帯を限定する技術がある。
また、認証システムを車載して、車両の操作者の認証を行って車両運転の可否を判定するという技術もある(例えば、特許文献4)。この技術では、操作者の顔を撮影して記憶部に予め登録しておき、車載カメラで撮像した顔が記憶部に登録されているときのみドアのロック解除やエンジンの始動を許容する。通常は、車両の所有者本人が運転者となるので、所有者本人の顔画像を記憶部に予め登録しておくことになる。
特開2003−112604号公報 特開平8−77471号公報 特開2003−327087号公報 特開平11−43016号公報
しかしながら、車両の運転者となりうる者は、実際には、所有者本人のみとは限らない。例えば、所有者に家族等の同居人がある場合にはその家族等も運転者となりうる。また、車検等の車両メンテナンスのためにディーラーの者が自宅と修理工場との間を運転する場合もあり得る。あるいは、友人と旅行へ行くときにはその友人が代行運転する場合もあり得る。確かに、運転者となりうる全ての者の顔画像を事前に入手して記憶部に登録さえしておけば何ら問題はない。しかし、実際には、ディーラーの担当者の顔画像を入手することや、ディーラーの担当者本人が必ずしも車両を引き取りに来るとは限らない。また、運転を許容する度に、運転者となる者の顔画像を入手して記憶部に登録するようなことは面倒である。
すなわち、運転者の認証を行ってから運転の可否を判断する場合、従来においては、事前に登録されていない者以外の運転は許可しないという限定的な判断を行っていたため、家族の者による近隣への買い物や、ディーラーの者による車両引き取り等一時的な運転へ対応することは極めて面倒であった。仮に、顔画像の記憶部への登録ができないような状況だと、所有者本人が車両の運転を許可したとしても、装置自体は、登録者以外の者による運転を許可しないため、エンジンの始動さえできないという問題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、車両の盗難を防止しつつも運転可能な者への制限を緩和可能な車両盗難防止装置、車両盗難防止装置における運転者判定方法を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る車両盗難防止装置は、目的地を入力する目的地入力手段と、予め入力された目的地を記憶する目的地記憶手段と、運転が許可されている者の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、運転席に乗車した者の顔を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により撮像された顔画像と、前記顔画像記憶手段に登録されている顔画像とを比較することによって運転者認証を行う運転者認証手段と、前記運転者認証手段により運転席に乗車した者が、運転が許可されている者と判定されたときに車両の運転を許可する盗難防止制御手段とを有し、前記盗難防止制御手段は、運転席に乗車した者が運転の許可された者でないときに、当該運転席に乗車した者に目的地を入力させ、その入力された目的地が前記目的地記憶手段に登録されていた場合には当該運転席に乗車した者を条件付き運転者として車両の運転を許可することを特徴とする。
また、目的地が入力されたときに、現在地から目的地までの走行可能範囲を特定する範囲特定手段と、運転者が条件付き運転者である場合に、前記範囲特定手段により特定された走行可能範囲と現在走行位置との位置関係によって車両の走行を制御する走行制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る車両盗難防止装置における運転者判定方法は、車両の走行開始前に運転者の認証を行うことで運転の可否を判断する車両盗難防止装置における運転可否判定方法において、運転席に乗車した者の顔を撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップにより撮像された顔画像と、予め登録されている運転が許可されている者の顔画像とを比較することによって運転者認証を行う運転者認証ステップと、前記運転者認証ステップにより運転席に乗車した者が、運転が許可されている者と判定された場合、当該運転席に乗車した者に目的地を入力させ、その入力された目的地が予め登録されている目的地と合致した場合には当該運転席に乗車した者を条件付き運転者として車両の運転を許可するステップとを含むことを特徴とする。
本発明によれば、顔画像が登録されていないことから運転が許可されていない者であっても、走行開始前に目的地という事前登録された情報を正しく入力できた場合には運転を許可するようにしたので、盗難防止効果を維持しつつ運転できる者の制限を緩和することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る車両盗難防止装置の一実施の形態を示したブロック構成図である。本実施の形態における車両盗難防止装置は、CCDカメラ2と、外部記憶装置4と、これらを接続した盗難防止制御装置6とで構成され、車両の走行制御用に標準装備されている電子制御装置(ECU)8と、車両に標準的若しくはオプション的に装備されたカーナビゲーション装置10と共に車載される。CCDカメラ2は、運転席に乗車した者の顔を撮像する撮像手段である。外部記憶装置4は、詳細は後述する各種情報を記憶する。
本実施の形態の主要部をなす盗難防止制御装置6は、盗難防止用に車載された電子制御装置(ECU)により実現される。盗難防止制御装置6は、カーナビゲーションインタフェース(IF)部12及びECU−IF部14を有しており、各インタフェース部12,14を介してカーナビゲーション装置10及び電子制御装置8とそれぞれ制御信号や情報の交換を行う。制御部16は、盗難防止制御装置6の全体制御を行うが、動作制御部18、現在位置取得部20、表示制御部22及び目的地入力部24は、制御部16による制御のもとカーナビゲーションIF部12を介してカーナビゲーション装置10とやり取りする。このうち、動作制御部18は、カーナビゲーションシステムの起動等カーナビゲーション装置10の動作制御を行う。現在位置取得部20は、車両の現在位置をカーナビゲーション装置10から取得する。表示制御部22は、カーナビゲーション装置10の液晶画面(図示せず)の表示制御を行う。目的地入力部24は、運転者により液晶画面から入力された目的地をカーナビゲーション装置10から取得する。盗難防止制御装置6は、更に走行可能範囲特定部26及び目的地設定処理部28を有している。走行可能範囲特定部26は、運転者により目的地が入力されたときに、現在地から目的地まで車両を移動させる際に車両の走行を許可する範囲(走行可能範囲)を特定する。目的地設定処理部28は、顔画像が登録されていない者によるこの車両の移動先として認める目的地を目的地記憶部42に設定登録する。
制御部16は、運転者認証部30及び走行制御部32を有している。運転者認証部30は、撮像部2により撮像された顔画像と、顔画像記憶部44に登録されている顔画像とを比較することによって運転者認証を行う。走行制御部32は、所定の制御信号を送信することで電子制御装置8へ車両の走行制御を指示する。
外部記憶装置4には、目的地記憶部42、顔画像記憶部44及び走行可能範囲記憶部46が含まれている。目的地記憶部42には、前述したように目的地設定処理部28によって、運転席に乗車した者の運転を許可するか否かを判定する際に用いられる目的地が予め登録される。顔画像記憶部44には、運転が許可されている者の顔画像が予め登録される。走行可能範囲記憶部46には、走行可能範囲特定部26により特定された走行可能範囲が一時的に記憶される。
盗難防止制御装置6に含まれる各構成要素8〜32は、構成要素8〜32の各処理機能を実現するプログラムと、盗難防止制御装置6を実現する盗難防止用電子制御装置等を含むハードウェア資源との協調動作により実現される。
次に、本実施の形態の動作について説明するが、最初に運転席に乗車した者に運転を許容する処理を実施する前処理、つまり環境設定から説明する。
まず、本実施の形態では、目的地記憶部42及び顔画像記憶部44にそれぞれ目的地及び顔画像を事前に登録しておく必要がある。目的地は、本来、当該車両の運転が許可されていない者を後述する処理にて許可する判断に用いる車両の移動先(目的地)を特定するための位置情報である。この情報の具体的な利用方法については、追って説明するが、車両所有者等登録が許可された者は、目的地記憶部42への情報登録を顔画像が登録されていない者が運転を行う前までに行っておく必要がある。本実施の形態では、カーナビゲーション装置10を有効利用する。すなわち、目的地設定処理部28は、車両所有者等による所定の登録操作によってカーナビゲーション装置10の液晶画面に地図情報を表示させ、その地図上の場所を指定させることで目的地を登録できるようにする。このようにして、目的地の登録を行うが、これとは逆に所定の削除録操作によって現在登録されている目的地を表示させ、その中から選択させることで不要となった目的地を削除できるようにする。なお、目的地の削除は、このような手動のみならず、登録時に目的地と共に経過時間あるいは日時等の時間情報を設定させ、その設定された時間になった時点で自動削除できるようにしてもよい。
一方、顔情報は、運転が許可されている者の顔面の撮像画像であり、カメラ2若しくは他のカメラを用いた撮像データから生成される。顔情報の具体的な生成方法に関しては、従来からある既存技術を用いることができ、本発明の要旨ではないため説明を省略するが、顔画像記憶部44への情報登録は、例えば顔情報の登録、削除等を行うための更新処理手段を盗難防止制御装置6に搭載しておき、顔画像記憶部44に顔画像を適宜登録できるようにしたり、あるいは接続した外部装置から顔情報を顔画像記憶部44にコピーしたりできるように構成しておけばよい。
以上の環境設定がされた後の本実施の形態における盗難防止制御装置6の動作について図2に示したフローチャートを用いて説明する。
まず、車両の運転席に乗車した者がその車両を運転するためにキーを用いてイグニッションをオンにしたことにより、盗難防止制御装置6は電子制御装置8により起動される。なお、本実施の形態では、車両の運転席に座って運転を行う者を「運転者」と定義するならば、運転席に座った者は、この時点ではまだ運転の許可がされていないので、あえて「運転席に乗車した者」と表現することにした。
起動後、制御部16は、車両の運転席に乗車した者の顔を撮像部2に撮像させる(ステップ101)。制御部16における運転者認証部30は、撮像部2による撮像画像を入力し、その入力画像から運転席に乗車した者の顔画像を抽出する。そして、抽出した顔画像と、顔画像記憶部44に登録されている1乃至複数の顔画像とをそれぞれ比較する(ステップ102)。ここで、撮像画像から得た顔画像に一致する顔画像が顔画像記憶部44に登録されていれば、運転者認証部30は、運転席に乗車した者を運転が許可されている者と判定して、当該運転者によるエンジン始動操作の受付可とする指示(制御信号)を電子制御装置8へ送信する(ステップ103,104)。これにより、イグニッションオン後の一般にキーを回して行われる運転者によるスタートオン操作は受け付けられ、エンジンが始動される。この顔画像が登録されている者(以下、車両の所有者を代表させて「本人」と称する)による運転においては、何の制限もない通常の自由走行が可能になる。
一方、撮像画像から得た顔画像に一致する顔画像が顔画像記憶部44に登録されていなければ、制御部16は、動作制御部18にカーナビゲーション装置10を起動させる(ステップ103,105)。そして、運転席に乗車した者に目的地を入力指定させるために表示制御部22に地図情報を表示させる(ステップ106)。なお、目的地を入力させるユーザインタフェースは、カーナビゲーション装置10が持つインタフェースを利用すればよい。目的地入力部24が運転席に乗車した者によって指定された目的地を入力すると(ステップ107)、制御部16は、その入力された目的地で目的地記憶部42を検索する。もし、入力された目的地と一致する目的地が登録されていなければ、制御部16は、運転席に乗車した者による車両運転を許可しないと判定し、表示制御部22に、例えば「目的地への移動は、許可されません。」などの運転を許可しない旨のメッセージをカーナビゲーション装置10の液晶画面に表示させる(ステップ108,109)。このように、目的地も知らない者は、車両の運転を許可された者ではない、すなわち車両への操作は、盗難目的の可能性有りと判断して、上記運転席に乗車した者による車両への操作を拒否する。
一方、入力された目的地と一致する目的地が登録されていれば、運転席に乗車した者による車両運転を許可する。すなわち、制御部16は、当該運転者によるエンジン始動操作の受付可とする指示(制御信号)を電子制御装置8へ送信する(ステップ108,110)。これにより、イグニッションオン後の一般にキーを回して行われる運転者によるスタートオン操作は受け付けられ、エンジンが始動される。
つまり、運転者は、本人ではないかもしれないが、本人によって登録されている目的地を事前に知っていることから、本人により指定された目的地までの運転が許可された者であると考えることができる。本実施の形態では、このように顔画像が登録されていない者であっても当該目的地までという条件付きで運転を許可することができる。なお、以降の説明では、入力された目的地が登録されていることで運転が許可された者を、顔画像が登録された本人と識別するために「条件付き運転者」と称することにする。
条件付き運転者による運転が許可された場合、走行可能範囲特定部26は、現在位置取得部20によってカーナビゲーション装置10から取得された現在位置及び入力された目的地の各位置情報から、カーナビゲーション装置10と連携動作して条件付き運転者による走行を許可する領域、すなわち走行可能範囲を設定する(ステップ111)。
以上のようにして、条件付き運転者は、車両を走行させることができるが、本人による車両走行とは異なり、一定に制限のもとでの車両走行となす。以下、条件付き運転者による車両走行時の本実施の形態における動作について図3に示したフローチャートを用いて説明する。
制御部16における走行制御部32は、車両走行中、現在位置取得部20にカーナビゲーション装置10から車両の現在位置を定期的に取得させる(ステップ201)。そして、取得した現在位置が走行可能範囲内であるか否かを判定し(ステップ202)、走行可能範囲内であれば、そのまま走行を継続させる。なお、カーナビゲーション装置10の液晶画面に走行可能範囲がわかるように画面表示するようにしてもよい。一方、取得した現在位置が走行可能範囲から外れたとき、走行制御部32は、動作制御部18あるいは表示制御部22に指示して走行可能範囲から外れた旨及び範囲内への復帰を促す旨の警告を、カーナビゲーション装置10を利用して出力させる(ステップ203)。具体的には、液晶画面へのメッセージ表示やスピーカからのメッセージ出力等で行う。
走行可能範囲外の走行中、走行制御部32は、上記と同様にして車両の現在位置を取得し(ステップ204)、取得した現在位置が走行可能範囲内であるか否かを判定し(ステップ205)、走行位置が走行可能範囲内に復帰したのであれば、元の状態に戻る。一方、取得した現在位置が走行可能範囲から外れてから所定時間経過しても走行可能範囲内に復帰しない場合(ステップ206)、走行制御部32は、図示しない通信機能を用いて、本人、自宅若しくは警察署等に電話等で通知をすると共に(ステップ207)、以下のような指示内容の制御信号を電子制御装置8へ送って車両の走行を制限する(ステップ208)。
例えば、車両の仕様にもよるが、安全運転を考慮しつつアクセルペダルの踏み込み操作に対する反応を鈍感にして加速に制限を加えたり、所定時間内にエンジンを停止させたり、あるいは安全な場所への誘導を促したりする。このように、車両の走行を制限することで目的地以外の場所へ向う走行を阻止する。なお、現在では、交通情報を入手でき、また運転者による運転操作に依存せずに車両自体が走行を制御できるようになってきているので、可能であれば安全な場所への強制停止や走行可能範囲への強制復帰等を行うようにしてもよい。
前述したように、走行可能範囲は、車両の走行開始地点と目的地との位置関係に基づき設定されたものであり、運転者は、通常であれば走行可能範囲から外れて走行する必要性はない。従って、走行開始前に盗難防止のためにユーザ認証を行ったものの、走行可能範囲から外れて走行し、そして所定時間経過しても走行可能範囲に戻らないときには、何らかの方法で車両が盗難されたとみなして上記のように車両の走行停止等の制限をすることにした。これにより、車両の盗難をより確実に防止することができる。
なお、走行可能範囲は、車両の走行開始地点と目的地との位置関係に基づき設定するものであるから、走行ルートは、ほぼ決まってくると考えられる。従って、走行可能範囲として単一経路若しくは数パターンの経路を設定することで、走行可能範囲をより厳密に設定するようにしてもよい。
以上説明したように、車両点検のための引き取り等必要最小限の場所(つまり、目的地)までは、他の者にも運転を許可したい場合もあるが、本実施の形態によれば、目的地という本人に事前登録された情報を正しく入力できた者には、本人以外の者であっても運転を許可することができるので、盗難防止効果を維持しつつ運転できる者の制限を緩和することができる。本実施の形態では、特にユーザ認証のための情報として目的地を入力させるようにした。例えば、パスワードや暗証番号等の認証情報を使用すると、条件付き運転者となる者に対して事前に認証情報を伝えておかなければならないが、本実施の形態では、条件付き運転者となるべき者であれば必ず知っている目的地を入力させるので、このような事前連絡も不要であり便宜である。
本発明に係る車両盗難防止装置の一実施の形態を示したブロック構成図である。 車両への環境設定がされた後の本実施の形態における盗難防止制御装置の動作を示したフローチャートである。 条件付き運転者による車両走行時の本実施の形態における動作を示したフローチャートである。
符号の説明
2 撮像部(カメラ)、4 外部記憶装置、6 盗難防止制御装置(ECU)、8 電子制御装置(ECU)、10 カーナビゲーション装置、12 カーナビゲーションIF部、14 ECU−IF部、16 制御部、18 動作制御部、20 現在位置取得部、22 表示制御部、24 目的地入力部、26 走行可能範囲特定部、28 目的地設定処理部、30 運転者認証部、32 走行制御部、42 目的地記憶部、44 顔画像記憶部、46 走行可能範囲記憶部。

Claims (3)

  1. 目的地を入力する目的地入力手段と、
    予め入力された目的地を記憶する目的地記憶手段と、
    運転が許可されている者の顔画像を記憶する顔画像記憶手段と、
    運転席に乗車した者の顔を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された顔画像と、前記顔画像記憶手段に登録されている顔画像とを比較することによって運転者認証を行う運転者認証手段と、
    前記運転者認証手段により運転席に乗車した者が、運転が許可されている者と判定されたときに車両の運転を許可する盗難防止制御手段と、
    を有し、
    前記盗難防止制御手段は、
    運転席に乗車した者が運転の許可された者でないときに、当該運転席に乗車した者に目的地を入力させ、その入力された目的地が前記目的地記憶手段に登録されていた場合には当該運転席に乗車した者を条件付き運転者として車両の運転を許可することを特徴とする車両盗難防止装置。
  2. 請求項1記載の車両盗難防止装置において、
    目的地が入力されたときに、現在地から目的地までの走行可能範囲を特定する範囲特定手段と、
    運転者が条件付き運転者である場合に、前記範囲特定手段により特定された走行可能範囲と現在走行位置との位置関係によって車両の走行を制御する走行制御手段と、
    を有することを特徴とする車両盗難防止装置。
  3. 車両の走行開始前に運転者の認証を行うことで運転の可否を判断する車両盗難防止装置における運転可否判定方法において、
    運転席に乗車した者の顔を撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップにより撮像された顔画像と、予め登録されている運転が許可されている者の顔画像とを比較することによって運転者認証を行う運転者認証ステップと、
    前記運転者認証ステップにより運転席に乗車した者が、運転が許可されている者と判定された場合、当該運転席に乗車した者に目的地を入力させ、その入力された目的地が予め登録されている目的地と合致した場合には当該運転席に乗車した者を条件付き運転者として車両の運転を許可するステップと、
    を含むことを特徴とする車両盗難防止装置における運転者判定方法。
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