Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2006118811A - 空気調和システムおよびその制御方法 - Google Patents

空気調和システムおよびその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006118811A
JP2006118811A JP2004308004A JP2004308004A JP2006118811A JP 2006118811 A JP2006118811 A JP 2006118811A JP 2004308004 A JP2004308004 A JP 2004308004A JP 2004308004 A JP2004308004 A JP 2004308004A JP 2006118811 A JP2006118811 A JP 2006118811A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioning
indoor
energy
indoor unit
conditioning system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004308004A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Suzuki
裕 鈴木
Akira Shindo
章 進藤
Masao Yokoyama
雅男 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP2004308004A priority Critical patent/JP2006118811A/ja
Publication of JP2006118811A publication Critical patent/JP2006118811A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

【課題】 各冷媒系統の運転状態をも考慮して、より正確かつ公平な空調按分率を算出し、各室内機の使用者毎に正確かつ公平な電力使用料金を提示する。
【解決手段】 複数の室外機16A〜16C及び複数の室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cを備え、インテリジェントコントローラ15により集中管理を行う空気調和システム10は、インテリジェントコントローラ15が各冷媒系統に属する室外機16A〜16Cの動作状態に基づいて各冷媒系統毎に使用エネルギーを算出し、室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの使用エネルギーを、室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの動作状態に基づいて算出し、冷媒系統の使用エネルギーおよび当該冷媒系統に属する室内機の使用エネルギーに基づいて、各室内機毎の空調按分率を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室外機及び複数の室内機を備えた空気調和装置を集中管理装置が集中管理するとともに、この集中管理装置が各室内機毎のエネルギー按分率を算出する空気調和システムおよびその制御方法に関する。
例えば、ビル等に装備される空気調和システムにおいては、一または複数の室外機と複数の室内機とを有する一または複数の空気調和装置が、一台の集中管理装置により集中管理されるよう構成されたものがある。
上述のような空気調和システムは、テナントビル等のように、複数の使用者が混在する環境に設置されることがある。このため、集中管理装置は、各室内機の累積運転時間に基づき、室内機毎に空調按分率を算出し、空気調和装置の電力使用量に空調按分率を乗じて、室内機毎に電力使用量及び電力使用料金を算出できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。このとき、各室内機の使用者には、各室内機を使用した分の電力使用料金が過不足なく計算されて提示される必要があり、空調按分率の算出方法は、できるだけ正確かつ公平なものが求められる。
特開平5−157336号公報
従来の空気調和システムにおいては、例えば、個々の室内機の積算運転時間及び室内機定格能力に基づいて空調按分率を計算しているものがある。
このような方法を採る場合、冷媒系統が複数存在する空気調和システムであっても各冷媒系統毎の運転比率は考慮していなかった。
従って、空気調和システムを構成する空気調和装置の一部を、省エネルギー型の室外機器を有する空気調和装置に入れ替えたとしても、その効果が空調按分率に表れない場合も生じ得る。
さらに、各冷媒系統の運転状態(エネルギー消費量)が異なる場合であっても、室内機毎の空調按分率が正しく計算されないという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、各冷媒系統の運転状態をも考慮して、より正確かつ公平な空調按分率を算出し、各室内機の使用者毎に正確かつ公平な電力使用料金を提示することが可能な空気調和システム及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、複数の室外機及び複数の室内機を備え、集中管理装置により集中管理を行う空気調和システムは、各冷媒系統に属する前記室外機の動作状態に基づいて各冷媒系統毎に使用エネルギーを算出する第1エネルギー算出部と、各前記室内機の使用エネルギーを、前記室内機の動作状態に基づいて算出する第2エネルギー算出部と、前記冷媒系統の使用エネルギーおよび当該冷媒系統に属する前記室内機の使用エネルギーに基づいて、各前記室内機毎の空調按分率を算出する按分部と、を備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、第1エネルギー算出部は、各冷媒系統に属する前記室外機の動作状態に基づいて各冷媒系統毎に使用エネルギーを算出し按分部に出力する。
第2エネルギー算出部は、各前記室内機の使用エネルギーを、前記室内機の動作状態に基づいて算出し按分部に出力する。
これらの結果、按分部は、前記冷媒系統の使用エネルギーおよび当該冷媒系統に属する前記室内機の使用エネルギーに基づいて、各前記室内機毎の空調按分率を算出する。
この場合において、前記第1エネルギー算出部は、各前記室外機について運転量を算出する運転量算出部を備えるようにしてもよい。
また、前記運転量として、前記室外機の消費電力あるいは消費ガス量を算出するようにしてもよい。
さらに、前記空気調和システムは、ガスヒートポンプ式空気調和装置を含み、
前記運転量算出部は、前記ガスヒートポンプ式空気調和装置を構成するヒータ消費電力を算出した前記運転量から差し引いて実際の運転量とするようにしてもよい。
また、複数の室外機及び複数の室内機を備え、集中管理装置により集中管理を行う空気調和システムの制御方法は、各冷媒系統に属する前記室外機の動作状態に基づいて各冷媒系統毎に使用エネルギーを算出する第1エネルギー算出過程と、各前記室内機の使用エネルギーを、前記室内機の動作状態に基づいて算出する第2エネルギー算出過程と、前記冷媒系統の使用エネルギーおよび当該冷媒系統に属する前記室内機の使用エネルギーに基づいて、各前記室内機毎の空調按分率を算出する按分過程と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、各冷媒系統毎の使用エネルギーおよび各室内機の使用エネルギーに基づいて、空調按分率を算出するので、各冷媒系統の運転状態をも考慮して、より正確かつ公平な空調按分率を算出でき、各室内機の使用者毎に正確かつ公平な電力使用料金を提示することができる。
次に本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
[1]第1実施形態
図1は、実施形態の空気調和システムの系統図である。
空気調和システム10は、第1冷媒系統を構成する第1空気調和装置11及び第2冷媒系統を構成する第2空気調和装置12を第1通信アダプタ21を介して集中管理装置として機能するインテリジェントコントローラ15に接続し、第3冷媒系統を構成する第3空気調和装置13を第2通信アダプタ22を介して、インテリジェントコントローラ15に接続し、インテリジェントコントローラ15により集中的に管理するよう構成されている。
第1空気調和装置11は、室外機16Aに、3台の室内機17A、18A、19Aが図示しない冷媒配管(不図示)によって連結されて構成されるマルチタイプの空気調和装置である。
第2空気調和装置12は、室外機16Bに3台の室内機17B、18B、19Bが図示しない冷媒配管(不図示)によって連結されて構成されるマルチタイプの空気調和装置である。
第3空気調和装置13は、室外機16Cに例えば3台の室内機17C、18C、19Cが図示しない冷媒配管によって接続されるマルチタイプの空気調和装置である
インテリジェントコントローラ15は、集中管理通信線20を介して、第1通信アダプタ21及び第2通信アダプタ22に接続される。
第1通信アダプタ21は、室内外通信線23を介して、第1空気調和装置11の室外機16A、室内機17A、18A、19A並びに第2空気調和装置12の室外機16B、室内機17B、18B、19Bに接続される。また、第2通信アダプタ22は、室内外通信線24を介して、第3空気調和装置13の室外機16C、室内機17C、18C、19Cに接続される。
室内外通信線23は、第1空気調和装置11の室外機16A、室内機17A、18A、19A及び第2空気調和装置12の室外機16B、室内機17B、18B、19B間で空調制御用信号を送受信させて、これらの室外機16A、16B、室内機17A、17B、18A、18B、19A、19Bに空調機能を発揮させるものである。
また、室内外通信線24も同様に、第3空気調和装置13の室外機16C、室内機17C、18C、19C間で空調制御用信号を送受信させて、これらの室外機16C、室内機17C、18C及び19に空調機能を発揮させる。
集中管理通信線20は集中管理信号を、インテリジェントコントローラ15から第1通信アダプタ21を介して第1空気調和装置11及び第2空気調和装置12へ、また、第2通信アダプタ22を介して第3空気調和装置13へそれぞれ送受信する。更に、この集中管理通信線20は、第1空気調和装置11及び第2空気調和装置12から第1通信アダプタ21を介して、また、第3空気調和装置13から第2通信アダプタ22を介して運転状態データ等をインテリジェントコントローラ15へ送信する。
ここで、第1通信アダプタ21、第2通信アダプタ22は、インテリジェントコントローラ15との間で集中管理通信線20を用いて送受信される信号と、第1空気調和装置11及び第2空気調和装置12との間で室内外通信線23を用いて、第3空気調和装置13との間で室内外通信線24を用いてそれぞれ送受信される信号との通信形態を変換する機器である。
インテリジェントコントローラ15は、操作表示パネル25を用いて、第1通信アダプタ21を介し第1空気調和装置11及び第2空気調和装置12を集中管理するとともに、この第1空気調和装置11及び第2空気調和装置12の状態を監視し、また、第2通信アダプタ22を介し第3空気調和装置13を集中管理するとともに、この第3空気調和装置13の状態を監視する。
また、第1空気調和装置11、第2空気調和装置12及び第3空気調和装置13の室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cのそれぞれには、必要に応じて、図示しないリモートコントローラが接続されることとなる。そして、リモートコントローラを接続した場合には、室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cは、このリモートコントローラの手動操作によって、運転や停止、設定温度の変更、冷房や暖房などの運転モードが切り換えられることとなる。
ところで、インテリジェントコントローラ15は、第1sz空気調和装置11、第2空気調和装置12及び第3空気調和装置13の集中制御機能及び状態監視機能の他、第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3空気調和装置13の各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19C毎の使用エネルギー按分率としての電力按分率及びこの電力按分率に基づく各室内機〜17C、18A〜18C、19A〜19Cのエネルギー使用量としての電力使用量を算出する機能を有している。
次に、インテリジェントコントローラ15による空調按分率及び電力使用量の算出機能について説明する。
図2は、実施形態の処理フローチャートである。
本実施形態のインテリジェントコントローラ15は、室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19C、室外機16A〜16C、第1通信アダプタ21、第2通信アダプタ22と協働して空調按分率及び電力使用量を算出している。
この場合において、各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cは、風速別運転時間、室内定格能力、熱交換器入口温度、中間温度、出口温度及びファンの実風速等の情報を収集あるいは演算して、対応する通信アダプタ21、22ヘ送信する(ステップS1)。
各室外機16A〜16Cは、運転電力量[あるいは3ウェイ機種および氷蓄熱槽を有する機種においては、還元利用(再利用)している使用エネルギーを考慮した省エネ運転電力量]及び高圧飽和温度、さらに氷蓄熱槽を有する機種においては氷蓄熱のための氷蓄熱夜間電力量を収集あるいは演算して、対応する通信アダプタ21、22ヘ送信する(ステップS2)。
通信アダプタ21、22は、受信した情報のうち、風速別運転時間、室内定格能力、運転電力量(あるいは省エネ運転電力量)、氷蓄熱夜間電力量をそのままインテリジェントコントローラ15に送信する。また、通信アダプタ21、22は、熱交換器入口温度、中間温度、出口温度および高圧飽和温度に基づいて過熱度および過冷却度を算出する。さらに通信アダプタ21、22は、ファンの実風速に基づいて風速換算値を算出する。さらにまた、通信アダプタ21、22は、算出した過熱度および過冷却度に基づいて運転能力比率を算出する。続いて通信アダプタ21、22は、各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの定格能力、風速換算値および運転能力比率に基づいて各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの運転能力量を算出する。
通信アダプタ21、22は、上記各処理と並行して、電力パルスメータからの電力パルスをカウントし、インテリジェントコントローラ15に送信する(ステップS3)。
一方、インテリジェントコントローラ15は、室内機定格能力、各室外機16A〜16Cの運転電力量、各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの運転能力量および送風運転時の室内ファン電力に基づいて室内機消費電流を算出する。 さらにインテリジェントコントローラ15は、求めた室内機消費電流、室内定格能力、風速別運転時間、室内ファン電力に基づいて室内機消費電流積算値を求める。
続いてインテリジェントコントローラ15は、全室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費電流積算値の和に対する各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費電流積算値の割合である按分率(空調按分率)として算出する。
一方、電力パルスメータの出力する1パルスの電力パルスに対応する電力量(単位電力量)が予め設定されており、インテリジェントコントローラ15は、通信アダプタ21、22から受信した電力パルスに基づいて空気調和システム10全体の消費電力量を算出する。
これらの結果、インテリジェントコントローラ15は、空気調和システム10全体の消費電力量に按分率を乗じて各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの使用電力量を算出することとなる(ステップS4)。
以上の説明のように、本実施形態によれば、室外機および室内機の実際の消費電力を把握することにより、冷媒系統(室外機系統)毎に運転状態が異なっても、より高精度で、使用エネルギーの按分を行うことが可能となる。
[2]第2実施形態
以上の第1実施形態の説明では、空気調和システムにおいて、使用されるエネルギーが電力の場合を述べたが、本第2実施形態は、ガスヒートポンプ(GHP)式空気調和装置のように、ガスと電力とを使用する場合の実施形態である。
空気調和システムの構成については、第1実施形態と同様のであるので、以下、インテリジェントコントローラ15による空調按分率、電力使用量およびガス使用量の算出機能について説明する。
本実施形態のインテリジェントコントローラ15は、室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19C、室外機16A〜16C、第1通信アダプタ21、第2通信アダプタ22と協働して空調按分率、電力使用量及びガス使用量を算出している。
この場合において、各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cは、風速別運転時間、室内定格能力、熱交換器入口温度、中間温度、出口温度及びファンの実風速等の情報を収集あるいは演算して、対応する通信アダプタ21、22ヘ送信する(ステップS1)。
各室外機16A〜16Cは、運転ガス量(コンプレッサ運転量)、あるいは3ウェイ機種を有する機種においては、還元利用(再利用)している使用エネルギーを考慮した省エネ運転ガス量、クランクケースヒータの待機電力量及び高圧飽和温度を収集あるいは演算して、対応する通信アダプタ21、22ヘ送信する(ステップS2)。
通信アダプタ21、22は、受信した情報のうち、風速別運転時間、室内定格能力、運転ガス量(あるいは省エネ運転ガス量)、待機電力量をそのままインテリジェントコントローラ15に送信する。また、通信アダプタ21、22は、熱交換器入口温度、中間温度、出口温度および高圧飽和温度に基づいて過熱度および過冷却度を算出する。さらに通信アダプタ21、22は、ファンの実風速に基づいて風速換算値を算出する。さらにまた、通信アダプタ21、22は、算出した過熱度および過冷却度に基づいて運転能力比率を算出する。続いて通信アダプタ21、22は、各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの定格能力、風速換算値および運転能力比率に基づいて各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの運転能力量(電力)及び運転能力量(ガス)を算出する。通信アダプタ21、22は、上記各処理と並行して、電力パルスメータからの電力パルス及びガスパルスメータからのガスパルスをカウントし、インテリジェントコントローラ15に送信する(ステップS3)。
一方、インテリジェントコントローラ15は、室内機定格能力、各室外機16A〜16Cの運転ガス量、各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの運転能力量(電力)、運転能力量(ガス)および送風運転時の室内ファン電力に基づいて室内機消費電流(クランクヒータ電力を含む)および室内機消費ガスを算出する。
さらにインテリジェントコントローラ15は、求めた室内機消費電流、室内定格能力、風速別運転時間、室内ファン電力に基づいて室内機消費電流積算値を求める。また、ガスヒートポンプを予熱するためのクランクヒータの消費電力を算出する。さらにインテリジェントコントローラ15は、求めた運転能力量(ガス)および室内機消費ガスに基づいて室内機消費ガス積算値を求める。
続いてインテリジェントコントローラ15は、全室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費電流積算値の和に対する各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費電流積算値の割合である電力按分率(空調按分率)として算出する。また、全室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費ガス積算値の和に対する各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費ガス積算値の割合であるガス按分率(空調按分率)として算出する。さらに、全室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの室内機消費電流積算値の和からクランクヒータの消費電力を差し引き、クランクヒータの消費電力をガス按分率に基づいて各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19C毎のクランクヒータ消費電力を算出する。
一方、電力パルスメータの出力する1パルスの電力パルスに対応する電力量(単位電力量)が予め設定されており、インテリジェントコントローラ15は、通信アダプタ21、22から受信した電力パルスに基づいて空気調和システム10全体の消費電力量を算出する。また、ガスパルスメータの出力する1パルスのガスパルスに対応するガス量(単位ガス量)が予め設定されており、インテリジェントコントローラ15は、通信アダプタ21、22から受信したガスパルスに基づいて空気調和システム10全体の消費ガス量を算出する。
これらの結果、インテリジェントコントローラ15は、空気調和システム10全体の消費電力量に電力按分率を乗じるとともに、各乗算結果に各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19C毎のクランクヒータ消費電力を加算して各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cの電力量を算出することとなる。同様にインテリジェントコントローラ15は、空気調和システム10全体の消費電力量にガス按分率を乗じて各室内機17A〜17C、18A〜18C、19A〜19Cのガス量を算出することとなる(ステップS4)。
以上の説明のように、本実施形態によれば、室外機および室内機の実際の消費電力及び消費ガスを把握することにより、冷媒系統(室外機系統)毎に運転状態が異なっても、より高精度で、使用エネルギーの按分を行うことが可能となる。
[3]実施形態の効果
以上の説明のように、室外機及び室内機の実際の消費電力あるいは消費ガス量を算出し、各冷媒系統(各室外機系統)毎の運転量を当該冷媒系統に属する室内機に按分することとなるため、各冷媒系統の運転状態が異なっても、あるいは、空気調和システムを構成する空気調和装置を一部省エネ型の機種に入れ替えた場合でも、実際のエネルギー消費に見合った高精度で公平な消費エネルギー按分を行うことが可能となる。
実施形態の空気調和システムの系統図である。 実施形態の処理フローチャートである。
符号の説明
10 空気調和システム
11 第1空気調和装置
12 第2空気調和装置
13 第3空気調和装置
15 インテリジェントコントローラ(集中管理装置、第1エネルギー算出部、第2エネルギー算出部、按分部)
16A〜16C 室外機(第1エネルギー算出部)
17A〜17C、18A〜18C、19A〜19C 室内機(第2エネルギー算出部)
21 第1通信アダプタ(第1エネルギー算出部、第2エネルギー算出部)
22 第2通信アダプタ(第1エネルギー算出部、第2エネルギー算出部)
23、24 室内外通信線

Claims (5)

  1. 複数の室外機及び複数の室内機を備え、集中管理装置により集中管理を行う空気調和システムにおいて、
    各冷媒系統に属する前記室外機の動作状態に基づいて各冷媒系統毎に使用エネルギーを算出する第1エネルギー算出部と、
    各前記室内機の使用エネルギーを、前記室内機の動作状態に基づいて算出する第2エネルギー算出部と、
    前記冷媒系統の使用エネルギーおよび当該冷媒系統に属する前記室内機の使用エネルギーに基づいて、各前記室内機毎の空調按分率を算出する按分部と、
    を備えたことを特徴とする空気調和システム。
  2. 請求項1記載の空気調和システムにおいて、
    前記第1エネルギー算出部は、各前記室外機について運転量を算出する運転量算出部を備えたことを特徴とする空気調和システム。
  3. 請求項2記載の空気調和システムにおいて、
    前記運転量として、前記室外機の消費電力あるいは消費ガス量を算出することを特徴とする空気調和システム。
  4. 請求項2または請求項3記載の空気調和システムにおいて、
    前記空気調和システムは、ガスヒートポンプ式空気調和装置を含み、
    前記運転量算出部は、前記ガスヒートポンプ式空気調和装置を構成するヒータ消費電力を算出した前記運転量から差し引いて実際の運転量とすることを特徴とする空気調和システム。
  5. 複数の室外機及び複数の室内機を備え、集中管理装置により集中管理を行う空気調和システムの制御方法において、
    各冷媒系統に属する前記室外機の動作状態に基づいて各冷媒系統毎に使用エネルギーを算出する第1エネルギー算出過程と、
    各前記室内機の使用エネルギーを、前記室内機の動作状態に基づいて算出する第2エネルギー算出過程と、
    前記冷媒系統の使用エネルギーおよび当該冷媒系統に属する前記室内機の使用エネルギーに基づいて、各前記室内機毎の空調按分率を算出する按分過程と、
    を備えたことを特徴とする空気調和システムの制御方法。
JP2004308004A 2004-10-22 2004-10-22 空気調和システムおよびその制御方法 Pending JP2006118811A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004308004A JP2006118811A (ja) 2004-10-22 2004-10-22 空気調和システムおよびその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004308004A JP2006118811A (ja) 2004-10-22 2004-10-22 空気調和システムおよびその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006118811A true JP2006118811A (ja) 2006-05-11

Family

ID=36536858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004308004A Pending JP2006118811A (ja) 2004-10-22 2004-10-22 空気調和システムおよびその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006118811A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292104A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 空調・発電システム及び集中管理装置
JP2010286218A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調料金計算装置及び空調料金計算方法
JP2014159922A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Mitsubishi Electric Corp 空調制御装置、空調システム、プログラム、及び空調制御方法
WO2016051472A1 (ja) * 2014-09-29 2016-04-07 三菱電機株式会社 冷却システムの電力量管理装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05157336A (ja) * 1991-12-10 1993-06-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調料金算出システム
JP3015650B2 (ja) * 1993-09-17 2000-03-06 三洋電機株式会社 集中制御装置
JP2001108277A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Mitsubishi Electric Corp 空調制御システムおよび空調制御方法
JP2002147907A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2003130435A (ja) * 2001-10-29 2003-05-08 Mitsubishi Electric Corp 空調機制御システム及びその制御方法
JP2004138399A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Daikin Ind Ltd 消費電力量算出装置及び消費電力量算出方法
JP2004226006A (ja) * 2003-01-23 2004-08-12 Fujitsu General Ltd 多室形空気調和機の制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05157336A (ja) * 1991-12-10 1993-06-22 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調料金算出システム
JP3015650B2 (ja) * 1993-09-17 2000-03-06 三洋電機株式会社 集中制御装置
JP2001108277A (ja) * 1999-10-06 2001-04-20 Mitsubishi Electric Corp 空調制御システムおよび空調制御方法
JP2002147907A (ja) * 2000-11-13 2002-05-22 Daikin Ind Ltd 冷凍装置
JP2003130435A (ja) * 2001-10-29 2003-05-08 Mitsubishi Electric Corp 空調機制御システム及びその制御方法
JP2004138399A (ja) * 2002-10-15 2004-05-13 Daikin Ind Ltd 消費電力量算出装置及び消費電力量算出方法
JP2004226006A (ja) * 2003-01-23 2004-08-12 Fujitsu General Ltd 多室形空気調和機の制御装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292104A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Sanyo Electric Co Ltd 空調・発電システム及び集中管理装置
JP2010286218A (ja) * 2009-06-15 2010-12-24 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調料金計算装置及び空調料金計算方法
JP2014159922A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Mitsubishi Electric Corp 空調制御装置、空調システム、プログラム、及び空調制御方法
WO2016051472A1 (ja) * 2014-09-29 2016-04-07 三菱電機株式会社 冷却システムの電力量管理装置
JPWO2016051472A1 (ja) * 2014-09-29 2017-04-27 三菱電機株式会社 冷却システムの電力量管理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3012546B1 (en) Air conditioning system control device and air conditioning system control method
JP2014236605A (ja) 空気調和装置の管理システム
CN101025370B (zh) 中央空调分户计量方法及系统
CN102124277B (zh) 诊断支援装置
JP5761887B2 (ja) 空調料金計算装置
JP2011036084A (ja) 需要家エネルギーマネジメントシステム
CN102265097A (zh) 负载处理均衡设定装置
JP2006029693A (ja) マルチエアコンのデマンド制御システム
JP2010048433A (ja) 診断支援装置
JP2010236748A (ja) 空気調和システム
EP4019856A1 (en) Information processing device
JP5446906B2 (ja) 空気調和機
JP4274095B2 (ja) 空気調和機の管理システム
JP4544968B2 (ja) 空調料金計算装置
JP2006118811A (ja) 空気調和システムおよびその制御方法
JP3857833B2 (ja) 空気調和システム
EP4027069A1 (en) Refrigeration capacity determination method, refrigeration energy efficiency ratio determination method, and failure notification method
JP5773727B2 (ja) 空調圧縮機電力量集中監視フィードバック制御装置、空調設備、及び空調設備制御方法
JP2007127321A (ja) 冷凍機の冷水負荷率制御装置
WO2017199298A1 (ja) 空気調和システム
JP2006194553A (ja) 遠隔制御装置
JP2008151469A (ja) 空気調和システム及び集中管理装置
CN1959263B (zh) 空调系统及其运作方法
CN109323406A (zh) 空调器及其控制方法、服务器及其控制方法
CN112396763B (zh) 一种多联机空调分户计量与计费方法及装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071005

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100302

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101028

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110301