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JP2005353984A - 不揮発性記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一層ゲート型の不揮発性記憶装置に関し、特に、書き込みや消去などの動作特性に優れた不揮発性記憶装置を提供する。
【解決手段】 本発明の不揮発性記憶装置は、分離絶縁層20により第1領域10A、第2領域10Bおよび第3領域10Cとが画定された第1の導電型の半導体層10と、前記第1領域10Aに設けられ、コントロールゲートの役割を果たす第2の導電型の半導体部12と、前記第2領域10Bに設けられた前記第1の導電型の半導体部10と、前記第3領域10Cに設けられた前記第2の導電型の半導体部14と、前記第1〜第3領域10A〜Cの半導体層10の上方に設けられた絶縁層30と、前記絶縁層30の上方に前記第1〜第3領域10A〜Cに亘って設けられたフローティングゲート電極32と、前記第1領域10Aにおいて、前記フローティングゲート電極32の側方に設けられた前記第1の導電型の不純物領域34など、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フローティングゲートを有する不揮発性記憶装置に関し、特に、簡易な製造工程で製造することができる不揮発性記憶装置に関する。
不揮発性記憶装置の一つとして、半導体層上に絶縁層を介して設けられたフローティングゲート電極と、さらに、フローティングゲート電極の上に絶縁層を介して設けられたコントロールゲート電極と、半導体層に設けられたソース領域およびドレイン領域と、からなるスタックゲート型の不揮発性記憶装置があげられる。このようなスタックゲート型の不揮発性記憶装置では、コントロールゲート電極と、ドレイン領域とに、所定の電圧を印加して、フローティングゲート電極に電子の注入/放出を行うことで書き込みおよび消去が行われる。
しかしながら、このようなスタックゲート型の不揮発性記憶装置では、2回のゲート電極の形成工程を有するために工程数が増加し、かつ、フローティングゲート電極の上に、薄膜の絶縁層を形成する必要があり製造工程が煩雑になる。
そこで、スタックゲート型の不揮性記憶装置と比して、簡易な製造工程で、かつ安価なコストで製造できる不揮発性記憶装置として、特許文献1に参照の不揮発性記憶装置が提案されている。特許文献1に記載の不揮発性記憶装置は、コントロールゲートが半導体層内のN型の不純物領域であり、フローティングゲート電極が、一層のポリシリコン層などの導電層からなる(以下、「一層ゲート型の不揮発性記憶装置」ということもある)。このような一層ゲート型の不揮発性記憶装置は、ゲート電極を積層する必要がないため、通常のCMOSトランジスタのプロセスと同様にして形成することができる。
特開昭63−166274号公報
本発明は、いわゆる、一層ゲート型の不揮発性記憶装置に関し、特に、書き込みや消去などの動作特性に優れた不揮発性記憶装置を提供することにある。
本発明の不揮発性記憶装置は、分離絶縁層により第1領域、第2領域および第3領域とが画定された第1の導電型の半導体層と、
前記第1領域に設けられ、コントロールゲートの役割を果たす第2の導電型の半導体部と、
前記第2領域に設けられた前記第1の導電型の半導体部と、
前記第3領域に設けられた前記第2の導電型の半導体部と、
前記第1〜第3領域半導体層の上方に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層の上方に前記第1〜第3の領域に亘って設けられたフローティングゲート電極と、
前記第1領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられた前記第1の導電型の不純物領域と、
前記第2領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第2の導電型の不純物領域と、
前記第3領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第1の導電型の不純物領域と、を含む。
本発明の不揮発性記憶装置は、いわゆる一層ゲート型の不揮発性記憶装置であり、第1領域の半導体層に設けられた第2の導電型の半導体部がコントロールゲートの役割を果たし、第1〜第3領域の上方にはフローティングゲート電極が設けられている。そして、第2領域の半導体層の上方に設けられたフローティングゲート電極をゲート電極とするMOSトランジスタが書き込み部となり、第3領域の半導体層の上方に設けられたフローティングゲート電極をゲート電極とするMOSトランジスタが消去部となる。つまり、本発明の一層ゲート型の不揮発性記憶装置では、書き込みと消去とをチャネルの導電型が異なるMOSトランジスタで行うという構成になっている。このように、書き込みと消去とを異なるMOSトランジスタで行う利点を以下に説明する。消去は、容量結合の小さい箇所に電圧を印加して、容量結合の大きい箇所を0Vにすることで、FNトンネル電流によりフローティングゲート電極に注入されている電子を引き抜くことで行われる。従来例としてあげられる一層ゲート型の不揮発性記憶装置としては、書き込みと消去とを同一のMOSトランジスタ(同一箇所)で行うタイプのものがある。一層ゲート型の不揮発性記憶装置では、コントロールゲートとフローティングゲート電極との間の容量を書き込みの領域の容量と比して大きくする必要があるため、書き込み領域の容量が小さくなるように設計されている。つまり、消去の際には、容量結合の小さい箇所に消去のための大きな電圧を印加しなくてはならないことになる。
しかし、特に、微細な不揮発性記憶装置の場合には、消去の際に印加する電圧に対して十分な耐圧を確保することができず、MOSトランジスタが破壊されてしまうことがある。そのため、本発明の不揮発性記憶装置では、書き込みと消去とを異なるMOSトランジスタで行い、かつ、それぞれのMOSトランジスタのチャネルの導電型を異ならせている。消去を行うMOSトランジスタとして、Pチャネル型のMOSトランジスタを形成すると、この消去のためのMOSトランジスタは、N型のウエルの上に形成されることになる。そのため、消去の際に、ウエルと、基板(半導体層)のジャンクション耐圧までの電圧を印加することができることになる。その結果、書き込み領域と同一の箇所で消去をする場合と比して消去の電圧に対する耐圧を向上させることができ、微細化が図られ信頼性の向上した不揮発性記憶装置を提供することができる。
また、本発明の不揮発性記憶装置は、コントロールゲートが設けられている第1領域において、フローティングゲート電極を挟むように、第1の導電型の不純物領域が設けられている。すなわち、Nウエル(コントロールゲート)には、絶縁層と、フローティングゲート電極と、不純物領域とを有する第1の導電型のチャネルを有するMOSトランジスタが設けられていることになる。本発明の不揮発性記憶装置では、コントロールゲートに電圧を印加することで、容量比に応じた電圧をフローティングゲート電極に印加することができる。コントロールゲートに電圧が印加されたときに、MOSトランジスタのチャネルが誘起されることで、コントロールゲートの空乏化を防ぐことができる。そのため、容量結合を増加させることができ、書き込み速度の向上を図ることができる。その結果、動作特性の向上した不揮発性記憶装置を提供することができる。
本発明の第2の不揮発性記憶装置は、分離絶縁層により第1領域、第2領域および第3領域が画定された第1の導電型の半導体層と、
前記第1領域および第2領域を囲むように前記半導体層に設けられた前記第1の導電型の半導体部と、
前記第3領域の前記半導体層に設けられた第2の導電型の半導体部と、
前記第1〜第3領域の半導体層の上方に設けられた絶縁層と、
前記絶縁層の上方に第1〜第3領域にわたって設けられたフローティングゲート電極と、
前記第1領域において、前記フローティングゲート電極の下方の半導体層に設けられ、コントロールゲートの役割を果たす前記第2の導電型の第1不純物領域と、
前記第2領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第2の導電型の第2不純物領域と、
前記第3領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第1の導電型の第3不純物領域と、を含む。
本発明の第2の不揮発性記憶装置は、第1の不揮発性記憶装置と同様で、新規な構造を有する一層ゲート型の不揮発性記憶装置を提供する。第2の不揮発性記憶装置では、第1領域のフローティングゲート電極の下方に設けられた第2の導電型の第1不純物領域がコントロールゲートの役割を果たしている。そのため、ウエル全体がコントロールゲートである第1の不揮発性記憶装置と比して、微細化が図られた不揮発性記憶装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
以下に、本実施の形態にかかる不揮発性記憶装置について図1〜3を参照しつつ説明する。図1は、本実施の形態の不揮発性記憶装置であるメモリセルC100を示す斜視図であり、図2は、メモリセルC100のフローティングゲート電極32と、不純物領域の配置を示す平面図であり、図3(A)は、図2のA−A線に沿った断面図である。図3(B)は、図2のB−B線に沿った断面である。図3(C)は、図2のC−C線に沿った断面図である。なお、図1のX−X線は、図2のX−X線と対応する。
図1に示されるように、本実施の形態にかかるメモリセルC100は、P型の半導体層10に設けられている。半導体層10は、分離絶縁層20により第1領域10Aと、第2領域10Bと、第3領域10Cとが画定されている。第1領域10Aと第3領域10Cには、N型のウエル12,14が設けられている。第1領域10AのN型のウエル12は、メモリセルC100のコントロールゲートの役割を果たす。第2領域10Bは、後述するフローティングゲート電極32に電子の注入が行われる書き込み部である。第3領域10Cはフローティングゲート電極32に注入された電子を放出するための消去部である。各領域の断面構造については後述する。
第1領域10A〜第3領域10Cの半導体層10の上には、絶縁層30が設けられている。絶縁層30の上には、第1〜第3領域10A,B,Cにわたってフローティングゲート電極32が設けられている。また、第1領域10Aでは、フローティングゲート電極32が設けられている領域と分離絶縁層20により分離された領域にN型の不純物領域40が設けられている。N型の不純物領域40は、コントロールゲートであるN型のウエル12に書き込みの際に電圧を印加するためのコンタクト領域である。
第1領域10Aにおいて、図1、2に示すように、フローティングゲート電極32を挟む位置にP型の不純物領域34が設けられている。同様に、第2領域10Bでは、フローティングゲート電極32挟んでN型の不純物領域36が設けられ、第3領域10Cでは、フローティングゲート電極32を挟んで、P型の不純物領域38が設けられている。
次に、各領域の断面構造について説明する。
図3(A)に示すように、第1領域10Aでは、Pチャネル型トランジスタ100Aが設けられている。Pチャネル型トランジスタ100Aは、N型のウエル12の上に設けられた絶縁層30と、絶縁層30の上に設けられたフローティングゲート電極32と、N型のウエル12に設けられた不純物領域34と、を有する。不純物領域34は、ソース領域またはドレイン領域となる。このようにコントロールゲートの役割を果たすN型のウエル12にPチャネル型トランジスタ100Aを設けている利点については、後述の本実施の形態の作用効果を説明する際に説明する。
図3(B)に示すように、第2領域10Bには、メモリセルC100に書き込みを行うためにNチャネル型MOSトランジスタ100Bが設けられている。Nチャネル型トランジスタ100Bは、P型の半導体層10の上に設けられた絶縁層30と、絶縁層30の上に設けられたフローティングゲート電極32と、半導体層10に設けられた不純物領域36と、を有する。不純物領域36は、ソース領域またはドレイン領域となる。
図3(C)に示すように、第3領域10Cには、Pチャネル型トランジスタ100Cが設けられている。Pチャネル型トランジスタ100Cは、N型のウエル14の上に設けられた絶縁層30と、絶縁層30の上に設けられたフローティングゲート電極32と、N型のウエル14に設けられた不純物領域38とを有する。不純物領域38は、ソース領域またはドレイン領域となる。
次に、図2を参照しながら、フローティングゲート電極32と、N型のウエル12や各種不純物領域34,36,38との位置関係について説明する。本実施の形態にかかる不揮発性記憶装置では、第1領域10Aのフローティングゲート電極32とN型のウエル12との間の容量と、第2領域10Bのフローティングゲート電極32とP型の半導体層10との間の容量の比に応じた電圧がフローティングゲート電極32に印加される。つまり、コントロールゲートに印加にした電圧に容量比を乗じた数値の電圧がフローティングゲート電極32に印加されることになる。そのため、効率よく書き込みを行うためには、フローティングゲート電極32とコントロールゲートであるN型のウエル12との重なり面積は、書き込みが行われる第2領域10Bの半導体層10とフローティングゲート電極32との重なり面積と比して大きいことが好ましい。本実施の形態の不揮発性記憶装置では、次のように面積を決定する。
まず、第1領域10Aにおいて、フローティングゲート電極32とコントロールゲートであるN型のウエル12との重なり部分の第1面積とする。第1領域10A〜第3領域10Cのフローティングゲート電極32とP型の半導体層10との重なり部分の総和面積を第2面積とする。本実施の形態の不揮発性記憶装置では、所定の容量比を確保するために、面積比(第1面積/第2面積)を0.6〜0.9にすることができる。これは、面積比が、0.6より小さい場合には、書き込み/消去効率が著しく劣化するためであり、0.9を超える場合には、コントロールゲート面積が著しく増加するためであるためである。
本実施の形態の不揮発性記憶装置は、いわゆる一層ゲート型の不揮発性記憶装置であり、第1領域10Aの半導体層10に設けられた第1の導電型の半導体部であるN型のウエル12がコントロールゲートの役割を果たし、第1〜第3領域10A〜Cの上方にはフローティングゲート電極32が設けられている。そして、第2領域10Bの半導体層10の上方に設けられたフローティングゲート電極32をゲート電極とするMOSトランジスタ100Bが書き込み部となり、第3領域10Cの半導体層10の上方に設けられたフローティングゲート電極32をゲート電極とするMOSトランジスタ100Cが消去部となる。つまり、本実施の形態にかかる一層ゲート型の不揮発性記憶装置では、書き込みと消去とをチャネルの導電型が異なるMOSトランジスタ100B,Cで行うという構成になっている。このように、書き込みと消去とを異なるMOSトランジスタ100B,Cで行う利点を以下に説明する。消去は、容量結合の小さい箇所に電圧を印加して、容量結合の大きい箇所を0Vにすることで、FNトンネル電流によりフローティングゲート電極32に注入されている電子を引き抜くことで行われる。従来例としてあげられる一層ゲート型の不揮発性記憶装置としては、書き込みと消去とを同一のMOSトランジスタ(同一箇所)で行うタイプのものがある。一層ゲート型の不揮発性記憶装置では、コントロールゲートとフローティングゲート電極間の容量と書き込み領域の容量との比を大きくする必要があるため、書き込み領域の容量が小さくなるように設計されている。つまり、書き込みと消去を同一の箇所で行う構造の一層ゲート型の不揮発性記憶装置では、消去の際には、容量結合の小さい箇所に消去のための大きな電圧を印加しなくてはならないことになる。
しかし、特に、微細な不揮発性記憶装置の場合には、消去の際に印加する電圧に対して十分な耐圧を確保することができず、MOSトランジスタが破壊されてしまうことがある。そのため、本実施の形態の不揮発性記憶装置では、書き込みと消去とを異なるMOSトランジスタ100B,Cで行い、かつ、それぞれのMOSトランジスタ100B,Cのチャネルの導電型を異ならせている。消去を行うMOSトランジスタ100Cとして、Pチャネル型のMOSトランジスタ100Cを設けている。MOSトランジスタ100Cは、N型のウエル14の上に形成されることになる。そのため、消去の際に、N型のウエル14と半導体層10とのジャンクション耐圧までの電圧を印加することができることになる。その結果、書き込み領域と同一の箇所で消去をする場合と比して消去の電圧に対する耐圧を向上させることができ、信頼性の向上した不揮発性記憶装置を提供することができる。
また、本実施の形態の不揮発性記憶装置は、コントロールゲートが設けられている第1領域10Aにおいて、フローティングゲート電極32を挟むように、P型の不純物領域34が設けられている。すなわち、N型のウエル(コントロールゲート)12には、絶縁層30と、フローティングゲート電極32と、不純物領域34とを有するPチャネル型のMOSトランジスタ100Aが設けられていることになる。本実施の形態の不揮発性記憶装置では、コントロールゲート12に電圧を印加することで、容量比に応じた電圧をフローティングゲート電極32に印加することができる。N型のウエル12に、電圧が印加されたときに、MOSトランジスタ100Aのチャネルが誘起され、コントロールゲートの空乏化を防ぐことができる。そのため、容量結合を増加させることができ、書き込み速度の向上を図ることができる。
上述のように、第1領域10Aにおいて、フローティングゲート電極32を挟むように、不純物領域34を有する他の利点として、次のことを挙げることができる。本実施の形態の一層ゲート型の不揮発性記憶装置では、容量比に応じた電圧が第2領域10BのMOSトランジスタ100Bに印加されることで、CHE(Chanel Hot Electron)によりフローティングゲート電極32に電子が注入され、書き込みが行われる。そのため、より大きな容量比がとれるような構成をとることが好ましい。そのためには、第1領域10AでのN型のウエル12とフローティングゲート電極32との重なり面積と、第2領域10Bでのフローティングゲート電極32と半導体層10との重なり面積との比が所望の比であることが好ましい。しかし、たとえば、フローティングゲート電極32のパターニング時にマスクの合わせずれがあった場合、フローティングゲート電極32の一部が分離絶縁層20の上に乗り上げてしまうことがある。この場合には、フローティングゲート電極32とN型のウエル12との重なり面積が、所望の面積よりも減少してしまうことになる。しかし、本実施の形態の不揮発性記憶装置によれば、不純物領域34の幅の分だけのマージンがあることで、合わせずれによる重なり面積の低減を抑制することができ、所望の容量比をとることができる。特に、微細化が図られたデバイスでは、合わせずれの抑制をすることが困難なこともあるが、フローティングゲート電極32を挟むように不純物領域34があることで、所望の重なり面積を確保することができるのである。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態の不揮発性記憶装置について図4〜6を参照しながら説明する。第2の実施の形態の不揮発性記憶装置は、第1の実施の形態と比してコントロールゲート部の構造が異なる例である。第2の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置では、フローティングゲート電極32下に設けられたN型の不純物領域をコントロールゲートとしている点が第1の実施の形態と異なる点である。図4は、本実施の形態の不揮発性記憶装置であるメモリセルC100示す斜視図であり、図5は、メモリセルC100のフローティングゲート電極32と、各種不純物領域35,36,38等の配置を示す平面図であり、図6(A)は、図5のA−A線に沿った断面図である。図6(B)は、図5のB−B線に沿った断面である。図6(C)は、図5のC−C線に沿った断面図である。なお、第1の実施の形態と同様の構造、同様の部材については、詳細な説明を省略する。
図4に示すように、第2の実施の形態の不揮発性記憶装置は、第1の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置と同様に、P型の半導体層10に設けられている。半導体層10は、分離絶縁層20により、第1領域10Aと、第2領域10Bと、第3領域10Cとに分離画定されている。第1領域10Aおよび第2領域10Bは、P型の半導体層10に設けられている。第3領域10Cは、N型のウエル14に設けられている。第1の実施の形態と同様で、第1領域10Aはコントロールゲート部であり、第2領域10Bは書き込み部であり、第3領域10Cは消去部である。
図4に示すように、第1領域10A〜第3領域10Cの半導体層10の上には、絶縁層30が設けられている。絶縁層30の上には、第1〜第3領域10A〜Cにわたって設けられたフローティングゲート電極32が設けられている。第1領域10Aでは、図4、5に示すように、フローティングゲート電極32を挟むように、N型の不純物領域35が設けられている。第2領域10Bでは、フローティングゲート電極32を挟むように、P型の不純物領域36が設けられている。第3領域10Cでは、フローティングゲート電極32を挟むように、N型の不純物領域38が設けられている。
次に、各領域の断面構造について図6(A)〜(C)を参照しつつ説明する。
図6(A)に示すように、第1領域10Aでは、P型の半導体層10の上に設けられた絶縁層30と、絶縁層30の上に設けられたフローティングゲート電極32と、フローティングゲート電極32下の半導体10に設けられたN型の不純物領域42と、不純物領域42に隣接して設けられたN型の不純物領域35と、を有する。N型の不純物領域42は、コントロールゲートの役割を果たし、不純物領域35は、コントロールゲート線と電気的に接続され、コントロールゲートに電圧を印加するためのコンタクト部となる。
図6(B)に示すように、第2領域10Bには、書き込みを行うためのNチャネル型トランジスタ100Bが設けられている。Nチャネル型トランジスタ100Bは、P型の半導体層10の上に設けられた絶縁層30と、絶縁層30の上に設けられたフローティングゲート電極32と、半導体層10に設けられた不純物領域36とを有する。不純物領域36は、ソース領域またはドレイン領域となる。
図6(C)に示すように、第3領域10Cには、Pチャネル型トランジスタ100Cが設けられている。Pチャネト型トランジスタ100Cは、N型のウエル14の上に設けられた絶縁層30と、絶縁層30の上に設けられたフローティングゲート電極34と、N型のウエル14中に設けられた不純物領域38とを有する。不純物領域38は、ソース領域またはドレイン領域となる。
また、第2の実施の形態の不揮発性記憶装置では、フローティングゲート電極32と不純物領域42との重なり面積(第1面積)と、第1領域10A〜第3領域10Cにおけるフローティングゲート電極32と半導体層10との重なり総和面積(第2面積)との比が、6:10〜9:10であることが好ましい。第1面積と第2面積との比が上記範囲になるよう構成することで、所望の容量比を有する不揮発性記憶装置を提供することができる。
本実施の形態の第2の不揮発性記憶装置によれば、第1の不揮発性記憶装置と同様の利点を有し、動作特性の向上した一層ゲート型の不揮発性記憶装置を提供する。さらに、第2の不揮発性記憶装置では、第1領域10Aのフローティングゲート電極32下のN型の第1不純物領域42がコントロールゲートの役割を果たしている。そのため、N型のウエル12全体がコントロールゲートである第1の不揮発性記憶装置と比して、微細化が図られた不揮発性記憶装置を提供することができる。
また、第1領域10Aにおいて、フローティングゲート電極32を挟むようにN型の不純物領域35が設けられている。そのため、第1の実施の形態と同様に、フローティングゲート電極32形成時のマスクの合わせずれによる、容量の低下を抑制することができる。その結果、特性の良好な不揮発性記憶装置を提供することができる。
次に、第1および第2の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置の動作方法について説明する。図7は、第1および第2の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置の等価回路を示す図である。図1〜3および図4〜6では、特に図示しないが、本実施の形態の不揮発性メモリには、選択トランジスタが設けられている。図7に示すように、選択トランジスタのゲート電極は、ワード線と電気的に接続され、ドレイン領域は、ビット線に電気的に接続されている。そして、ソース領域は、書き込み領域のMOSトランジスタ100Bのドレイン領域36と電気的に接続している。書き込み領域のトランジスタのソース領域が、グランド線に接続されている。
まず、書き込み動作について説明する。書き込み動作は、第2領域10BのNチャネル型トランジスタにCHE(Chanel Hot Electron)により、フローティングゲート電極32に電子を注入することにより行われる。コントロールゲートであるN型のウエル12に8V、第2領域のMOSトランジスタ100Bのドレイン領域に、選択トランジスタを介して8Vの電圧を印加する。N型のウエル12に8Vの電圧を印加することにより、フローティングゲート電極32に約7.2Vの電圧を印加することができる。これにより、第2領域10BのMOSトランジスタ100Bのドレイン領域36近傍でホットエレクトロンを発生させることができる。そして、このホットエレクトロンが、フローティングゲート電極32に注入されることで書き込みが行われる。
次に、読み出しについて説明する。読み出しの際には、フローティングゲート電極32に電子が注入されている(書き込みがされている)不揮発性記憶装置では、MOSトランジスタ100Bのしきい値が変動することを利用する。たとえば、コントロールゲートであるN型のウエル12およびMOSトランジスタ100Bのドレイン領域36に所定の電圧を印加して、MOSトランジスタ100Bに電流が流れるか否か、または、電圧の増減をセンスすることで、読み出しを行う。
次に、消去について説明する。消去の際には、コントロールゲートであるN型のウエル12を接地した状態で、たとえば18Vの電圧を消去のためのMOSトランジスタ100Cのドレイン領域38に印加することで、FNトンネル電流により、電子をフローティングゲート電極32から引き抜くことができる。
次に、上述の不揮発性記憶装置の製造方法について説明する。以下の製造方法の説明では、第1の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置について説明をした後に、第2の実施の形態の不揮発性記憶装置の製造方法で異なる点について説明する。
まず、図8に示すように、半導体層10の所定の領域に分離絶縁層20を形成する。本実施の形態の半導体装置では、P型の半導体層10を用いる。分離絶縁層20の形成は、公知のLOCOS(Local Oxidation of Slicon)法や、STI(Shallow Trench Isolation)法により行われる。図8には、STI法により分離絶縁層20を形成した場合を示す。分離絶縁層20により、第1領域10Aおよび第2領域10B、第3領域10Cに分離される。また、このとき、図8には示さないが、選択トランジスタ形成領域も画定される。
ついで、図8に示すように、第1領域10AにN型のウエル12を、第3領域10Cに、N型のウエル14を形成する。N型のウエル12,14の形成では、第1領域10Aおよび第3領域10C以外を覆うマスク層(図示せず)を形成した後、N型の不純物を導入することで行われる。第1領域10Aに形成されるN型のウエル12は、コントロールゲートの役割を果たすものである。また、必要に応じて、第2領域にP型のウエル(図示せず)を形成してもよい。P型のウエルを形成する場合には、P型もしくはN型のウエル12,14のいずれを先に形成してもよい。
次に、図9に示すように、第1領域10A、第2領域10Bおよび第3領域10Cの半導体層10の上に絶縁層30を形成する。絶縁層30は、たとえば、熱酸化法により形成することができる。
ついで、図9に示すように、絶縁層30の上に、フローティングゲート電極32を形成する。フローティングゲート電極32は、半導体層10の上方に、たとえば、ポリシリコン層からなる導電層(図示せず)を形成し、この導電層をパターニングすることで形成される。このとき、フローティングゲート電極32は、第1領域10AのN型のウエル12との重なり面積が、第1領域10A〜第3領域10Cの半導体層10との重なり面積の総和と比して6:10〜9:10となるように形成する。
次に、図1に参照されるように、フローティングゲート電極32をマスクとしてソース領域またはドレイン領域となる不純物領域の形成を行う。第1領域10Aおよび第3領域10Cでは、P型の不純物領域34,38が形成され、第2領域10Bでは、N型の不純物領域36が形成される。まず、P型の不純物領域34,38の形成では、第2領域10Bを覆うようにレジスト層などのマスク層を形成し、フローティングゲート電極32をマスクとして、P型の不純物を導入することで形成される。ついで、N型の不純物領域36の形成では、第1および第3領域10A,Cを覆うようにレジスト層などのマスク層を形成し、フローティングゲート電極32をマスクとして、N型の不純物を導入することで形成される。
また、図示していない選択トランジスタの絶縁層、ゲート電極、ソース領域およびドレイン領域の形成は、上述の絶縁層30の形成や、フローティングゲート電極32の形成や、各種不純物領域の形成と同一の工程で行われることができる。
以上の工程により、第1の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置を製造することができる。次に、第2の実施の形態の不揮発性記憶装置の製造方法について、上述の製造方法とは異なる点について説明する。まず、分離絶縁層を形成し、第1領域10A、第2領域10Bおよび第3領域10Cを画定する。ついで、第3領域10CにN型のウエル14を形成する(図4参照)。必要であれば、第1領域10Aおよび第2領域10Bを囲むようにP型のウエル(図示せず)を形成してもよい。その後、絶縁層30およびフローティングゲート電極32を形成する。ついで、第3領域10Cにおいて、フローティングゲート電極32を挟むようにP型の不純物領域38の形成を行い、第1領域10A及び第2領域10Bにおいては、N型の不純物領域35、36を形成する。このようにして、第2の実施の形態の不揮発性記憶装置を製造することができる。
本実施の形態の不揮発性記憶装置は、上述の製造工程からもわかるように、通常のCMOSトランジスタの製造プロセスと同一の工程で製造することができる。そのため、煩雑な工程を経ることなく製造することができ、また、MOSトランジスタで構成されるICと同一の基板(半導体層)に混載することができるという利点を有している。
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で変形することが可能である。たとえば、フローティングゲート電極32の形状として、図1や図4に示す形状を例示したが、所望の容量結合比を確保できればよく、これに限定されることはない。また、本発明の不揮発性記憶装置は、たとえば、液晶パネルの調整用の不揮発性記憶装置として好適に用いることができる。液晶パネルの調整用の不揮発性記憶装置として用いる場合、通常のCMOSトランジスタの製造プロセスと同様の工程で形成することができるため、液晶表示ドライバICと同時に形成することができるという利点がある。その結果、製造工程を増加させることなく、特性の優れた不揮発記憶装置が混載された表示用ドライバICを提供することができるのである。
また、本実施の形態の不揮発性記憶装置を用いてメモリセルアレイを構成する場合には、面積効率を考慮して鏡面配置にして、メモリセルアレイを構成することができる。
第1の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置を模式的に示す斜視図。 第1の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置を模式的に示す平面図。 (A)は、図2のA−A線に沿った断面図であり、(B)は、図2のB−B線に沿った断面図であり、(C)は、図2のC−C線に沿った断面図。 第2の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置を模式的に示す斜視図。 第2の実施の形態にかかる不揮発性記憶装置を模式的に示す平面図。 (A)は、図5のA−A線に沿った断面図であり、(B)は、図5のB−B線に沿った断面図であり、(C)は、図5のC−C線に沿った断面図。 図1,4に示す不揮発性記憶装置の等価回路を示す図。 図1,4に示す不揮発性記憶装置の製造工程を示す図。 図1,4に示す不揮発性記憶装置の製造工程を示す図。
符号の説明
10 半導体層、 10A 第1領域、 10B 第2領域、 10C 第3領域、 12,14 N型のウエル、 20 分離絶縁層、 30 絶縁層、 32 フローティングゲート電極、 34,38 P型の不純物領域、 35,36,40 N型の不純物領域、100A,B,C MOSトランジスタ

Claims (6)

  1. 分離絶縁層により第1領域、第2領域および第3領域とが画定された第1の導電型の半導体層と、
    前記第1領域に設けられ、コントロールゲートの役割を果たす第2の導電型の半導体部と、
    前記第2領域に設けられた前記第1の導電型の半導体部と、
    前記第3領域に設けられた前記第2の導電型の半導体部と、
    前記第1〜第3領域の半導体層の上方に設けられた絶縁層と、
    前記絶縁層の上方に前記第1〜第3の領域に亘って設けられたフローティングゲート電極と、
    前記第1領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられた前記第1の導電型の不純物領域と、
    前記第2領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第2の導電型の不純物領域と、
    前記第3領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第1の導電型の不純物領域と、を含む、不揮発性記憶装置。
  2. 請求項1において、
    前記第2の導電型の半導体部は、N型のウエルである、不揮発性記憶装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記フローティングゲート電極と第1〜第3領域における前記半導体層との重なり面積の総和と、前記第1領域における前記半導体部と前記フローティングゲート電極との重なり面積との比は、10:6〜10:9である、不揮発性記憶装置。
  4. 分離絶縁層により第1領域、第2領域および第3領域が画定された第1の導電型の半導体層と、
    前記第1領域および第2領域を囲むように前記半導体層に設けられた前記第1の導電型の半導体部と、
    前記第3領域の前記半導体層に設けられた第2の導電型の半導体部と、
    前記第1〜第3領域の半導体層の上方に設けられた絶縁層と、
    前記絶縁層の上方に第1〜第3領域にわたって設けられたフローティングゲート電極と、
    前記第1領域において、前記フローティングゲート電極の下方の半導体層に設けられ、コントロールゲートの役割を果たす前記第2の導電型の第1不純物領域と、
    前記第2領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第2の導電型の第2不純物領域と、
    前記第3領域において、前記フローティングゲート電極の側方に設けられ、ソース領域またはドレイン領域となる前記第1の導電型の第3不純物領域と、を含む、不揮発性記憶装置。
  5. 請求項4において、
    さらに、前記第1領域において、前記フローティングゲート電極の側方に前記第1不純物領域と比して不純物の濃度が高い第4不純物領域と、を含む、不揮発性記憶装置。
  6. 請求項4または5において、
    前記フローティングゲート電極と第1〜第3領域における前記半導体層との重なり面積の総和と、前記第1領域における前記第1不純物領域と前記フローティングゲート電極との重なり面積との比は、10:6〜10:9である、不揮発性記憶装置。
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