Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2005340479A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005340479A
JP2005340479A JP2004156747A JP2004156747A JP2005340479A JP 2005340479 A JP2005340479 A JP 2005340479A JP 2004156747 A JP2004156747 A JP 2004156747A JP 2004156747 A JP2004156747 A JP 2004156747A JP 2005340479 A JP2005340479 A JP 2005340479A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
soi
forming
metal
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004156747A
Other languages
English (en)
Inventor
Norio Sato
昇男 佐藤
Hitoshi Ishii
仁 石井
Masami Urano
正美 浦野
Katsuyuki Machida
克之 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2004156747A priority Critical patent/JP2005340479A/ja
Publication of JP2005340479A publication Critical patent/JP2005340479A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】様々な状況で外部より無給電の状態での動作が維持できる、より小型な半導体装置が実現できるようにする。
【解決手段】半導体基板101の上に集積回路の形成された回路層102を備え、回路層102の上に、各々異なる種類の発電素子103と発電素子104とを備える。発電素子103及び発電素子104は、所定の配線により回路層102の集積回路に接続されている。また、半導体基板101の上に、集積回路が形成された回路領域102aを備え、半導体基板101の他の領域に、各々異なる種類の発電素子103と発電素子104とを備えるようにしてもよい。この場合においても、発電素子103及び発電素子104は、配線により回路領域102aの集積回路に接続されている。これらの構成において、例えば、発電素子103は、熱電発電素子であり、発電素子104は、振動発電素子である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、熱電発電素子と振動発電素子とが同一の半導体基板の上にモノリシックに設けられた半導体装置及びその製造方法に関する。
携帯機器や超小型センサに供給する電源についての技術開発が進んでいる。従来よりあるボタン電池などの小型の電池では、要求される寸法に比較して大きく、小型化に適さないため、環境の変化などを利用した小型の電源の利用が検討されている。例えば、振動や、熱、加重などの物理的な量をエネルギーとし、これを電気に変換して用いる電源が検討されている。このような発電素子によって、非常に小型のユビキタスデバイスを用いたネットワーク環境の構築が可能となる。
上述した小型の電源(発電素子)として、振動をエネルギーとして初でする振動発電素子が提案されている(非特許文献1参照)。非特許文献1に提案されていつ振動発電素子は、図17に示すように、重なりバネ1701とバネ1702と磁石1703とコイル1704とを備え、これらを筒状の容器1705に収容したものである。この振動発電素子に、スイッチとレギュレータとDSPからなるLSIを組み合わせることで、400mW程度が発電可能とされている。
また、他の振動発電素子として、可変容量素子にLC回路とタイミング回路とを組み合わせたものが提案されている(非特許文献2参照)。可変容量は、板ばねの先に取り付けられた重りと固定された対向電極とで構成され、振動で板ばねが揺れることで対向電極との距離が変化することで発電を可能としている。この発電素子は、2.5cm×7cmのサイズに形成され、120nWの発電が可能とされている。また、同様な振動発電素子として、1.2kHzの振動を加えることにより100μWの発電が得られるとされているものもある(非特許文献3参照)。
上述した小型の発電素子として、図18に示すような熱電発電素子1801が提案されている(非特許文献4参照)。熱電発電素子1801は、底面が80μm×80μmで高さ600μmの角柱に形成されたn−BiTeとp−BiTeとからなる約100対の熱電対210を備えている。なお、図18では、配線について省略している。熱電発電素子1801は、n−BiTeとp−BiTeとの接点に生じるゼーベック効果により、温度差1℃により20mVの起電力が得られる。熱電発電素子は、例えば腕時計に組み込まれ、体温をエネルギー源として動作する例が実現されている。
他の熱電発電素子として、半導体基板の上にタンタルのパターンとポリシリコンのパターンとを形成し、2つのパターンの接点に発生するゼーベック効果を用いて発電する素子も提案されている(特許文献1参照)。また、シリコン基板の上にポリシリコンと金とからなる熱電対を形成し、一方の接点かを基板から離間させた熱電発電素子も提案されている(非特許文献5参照)。
前述した小型の発電素子として、超音波をエネルギー源とした発電素子も提案されている(特許文献2参照)。これは、ダイヤフラムとコイルと膜状磁石とを備え、超音波によるダイヤフラムの変位をエネルギー源として発電するものである。
なお、出願人は、本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に関連する先行技術文献を出願時までに発見するには至らなかった。
特開平5−167105号公報 特開平7−170713号公報 R.Amirtharajah et al., "Self-powered signal processing using vibration-based power generation", IEEE J.Solid-state Circuits, vol.33, No.5, pp.687-695, 1998. M.Miyazaki et al., "Electric-energy generation using variable-capacitive resonator for power-free LSI: efficiency analysis and fundamental experiment", IEEE International Symposium on Low Power Electronics and Design (ISLPED), pp.193-198, 2003. T.Sterken et al., "Power extraction from ambient vibration", Workshop on Semiconductor Sensors (SeSens),pp.680-683,2002. M.Kishi et al,. "Micro-thermoelectric modules and their application to wristwatches as an energy source", IEEE International Conference on Thermoelectrics (ICT), pp. 301-307,1997. T.Toriyama et al., "Thermoelectric micro power generator utilizing self-standing polysilicon-metal thermopile", IEEE International Conference on MicroElectro Mechanical Systems (MEMS), pp. 562-565, 2001.
しかしながら、前述した従来よりある各発電素子は、単独の発電方式のみを用いているので、使用可能な環境や状況が限定されている。例えば、振動発電素子が継続的に発電するためには、常に振動が与えられている必要があるが、常に振動が存在する環境は非常に限定されている。また、熱電発電素子の場合、熱電発電素子の内部で温度差が生じるため、常に熱流があり温度差が精製されている環境であることが、発電を継続するために必要となる。同様に、超音波発電を用いる素子についても、超音波源が近くにあるという特殊な環境が要求される。
さらに、発電された電圧・電流などの信号は、外部の環境や状況の影響を直接に受けるため一定ではないので、発電された電圧を整流・増幅するための回路や、電荷を充放電できる2次電池が必要となる。しかしながら、これらの回路や2次電池は、発電素子と一体化されて形成されておらず、従来の形態では、寸法が大型化するという問題があった。例えば、従来の振動発電素子に、制御回路と2次電池を組み合わせたモジュールでは、寸法が大きく、超小型のユビキタスデバイスとして多数配置することが困難である。また、発電素子と回路とを接続する配線の寄生容量や抵抗も大きく、従来の形態では、発電の効率を低下させてしまう。
以上に説明したように、従来の技術では、単一の発電方式が用いられ、回路を含めた装置が大きくなるため、効率が低下する上に、使用環境や状況が限定されてしまうという問題があった。この結果、従来の技術では、無給電の超小型ユビキタスデバイスの実現が困難であった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、様々な状況で外部より無給電の状態での動作が維持できる、より小型な半導体装置が実現できるようにすることを目的とする。
本発明に係る半導体装置は、半導体基板の上に形成された集積回路層と、半導体基板の上に設けられた熱により発電を行う熱電発電素子と、半導体基板の上に設けられた振動により発電を行う振動発電素子とを備えるようにしたものである。
上記半導体装置において、半導体基板の上に配置され、電荷を保持する電荷保持機構を備えるようにしてもよい。電荷保持機構は、例えば、充放電が可能な薄膜電池から構成しても良く、また、電荷保持機構は、絶縁膜を2つの電極で挾んだ容量から構成してもよい。
また、上記半導体装置において、熱電発電素子により生成された電荷は、振動発電素子に用いられるようにしてもよい。
また、上記半導体装置において、半導体基板は、絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備えるようにしてもよい。
また、本発明に係る半導体装置の製造方法は、基体部とこの上に形成された絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備える半導体基板の上の一部領域に集積回路が形成された状態とする工程と、半導体基板の上の第1発電素子領域にシリコン層よりなる第1配線パターンが形成された状態とする工程と、第1配線パターンに一部が接触する金属からなる第2配線パターンが形成されるとともに、半導体基板の上の第2発電素子領域に金属からなる可動電極及び金属からなる容量電極が形成された状態とする工程と、可動電極が形成されている一部領域の絶縁層を除去し、可動電極と基体部との間に空間が形成されるとともに、可動電極を基体部上に支持する支持柱が形成された状態とする工程とを備え、半導体基板の第1発電素子領域に、第1配線パターンと第2配線パターンとからなる複数の熱電対から構成された熱電発電素子が形成された状態とし、半導体基板の第2発電素子領域に、可動電極よりなる可変容量と容量電極よりなる固定電極とから構成された振動発電素子が形成された状態とするようにしたものである。
また、本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、基体部とこの上に形成された絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備える半導体基板の上の一部領域に集積回路が形成された状態とする工程と、半導体基板の上の第1発電素子領域にシリコン層よりなる第1配線パターンが形成された状態とする工程と、半導体基板の上の第2発電素子領域にシリコン層よりなる可動電極及び容量電極が形成された状態とする工程と、 第1配線パターンに一部が接触する金属からなる第2配線パターンが形成された状態とする工程と、可動電極が形成されている一部領域の絶縁層を除去し、可動電極と基体部との間に空間が形成されるとともに、可動電極を基体部上に支持する支持柱が形成された状態とする工程とを備え、半導体基板の第1発電素子領域に、第1配線パターンと第2配線パターンとからなる複数の熱電対から構成された熱電発電素子が形成された状態とし、半導体基板の第2発電素子領域に、可動電極よりなる可変容量と容量電極よりなる固定電極とから構成された振動発電素子が形成された状態とするようにしたものである。
また、本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、基体部とこの上に形成された絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備える半導体基板の上の一部領域に集積回路が形成された状態とする工程と、半導体基板の上の第1発電素子領域にシリコン層よりなる第1配線パターンが形成された状態とするとともに、半導体基板の上の第2発電素子領域にシリコン層よりなる対向配置された2つの壁が形成された状態とする工程と、第1配線パターンに一部が接触する金属からなる第2配線パターンが形成されるとともに、2つの壁の間に配置された金属からなる支持柱及びこの支持柱に支持された2つの壁の間に配置された金属からなる振動子とが形成された状態とする工程とを備え、半導体基板の第1発電素子領域に、第1配線パターンと第2配線パターンとからなる複数の熱電対から構成された熱電発電素子が形成された状態とし、半導体基板の第2発電素子領域に、2つの壁と、壁の方向に振動する振動子とより構成された振動発電素子が形成された状態とするようにしたものである。
また、本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、第1開口部を介してSOI層を異方性エッチングして埋め込み酸化層を露出させてシリコンパターンを形成する工程と、第1レジストパターンを除去する工程と、SOI基板の上に金属膜を形成する工程と、金属膜の上に第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、第2開口部を介して金属膜をエッチングして第1金属膜パターン及び第2金属膜パターン及び第3金属膜パターンを形成し、シリコンパターンと第1金属膜パターンからなる熱電対と、第3金属膜パターンと埋め込み酸化層と埋め込み酸化層下部のシリコン基体部とからなる容量とを形成する工程と、第2レジストパターンを除去する工程と、SOI基板の上に第2金属膜パターンの一部を露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、第3開口部を介して第2金属膜パターンの下の埋め込み酸化層の一部を等方性エッチングして第2金属膜パターンからなる可動部と埋め込み酸化層の一部からなる支持部を形成する工程と、第3レジストパターンを除去する工程とを備えるようにしたものである。
また、本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、第1開口部を介してSOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、第1レジストパターンを除去する工程と、SOIパターンとSOI層の一部を露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、第2開口部を介してSOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンを形成し、第3SOIパターンと埋め込み酸化層とこの下部のシリコン基体部とからなる容量を形成する工程と、第2レジストパターンを除去する工程と、SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、第1SOIパターンの一部を露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、第3開口部にめっき法により第1金属パターンを形成する工程と、第3レジストパターンを除去する工程と、第1金属パターンをマスクとして第1金属膜をエッチングする工程と、第1SOIパターンと第1金属パターンの上部を露出し、かつ第2SOIパターンの上部と周囲が露出する第4開口部を備えた絶縁膜を形成する工程と、第2金属膜を形成する工程と、第1SOIパターンと第1金属パターンの上部を露出する第5開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、第5開口部にめっき法により第2金属パターンを形成する工程と、第2金属パターンをマスクとして第2金属膜をエッチングし、第1SOIパターンと第1金属パターンと第2金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、第4開口部を介して第2SOIパターンの下の埋め込み酸化層の一部を等方性エッチングして第2SOIパターンからなる可動部と埋め込み酸化層の一部からなる支持部を形成する工程とを備えるようにしたものである。なお、絶縁膜を除去するようにしてもよい。
また、本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、第1開口部を介してSOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、第1レジストパターンを除去する工程と、SOIパターンとSOI層の一部を露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、第2開口部を介してSOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンを形成する工程と、第2レジストパターンを除去する工程と、第2SOIパターンと第3SOIパターンの周囲の領域に第3SOIパターンの上部が露出するように第1絶縁膜を形成する工程と、SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、第1SOIパターンの一部と第3SOIパターンと第1絶縁膜の上部が露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、第3開口部にめっき法により第1金属パターンと第2金属パターンを形成する工程と、第3レジストパターンを除去する工程と、第1金属パターンと第2金属パターンをマスクとして第1金属膜をエッチングする工程と、第1SOIパターンと第2SOIパターンと第1金属パターンと第2金属パターンとの上部が露出する第2絶縁膜を形成する工程と、第2金属膜をSOI基板の上に形成する工程と、第1SOIパターンと第1金属パターンと第2金属パターンの上部を露出する第4開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、めっき法により第4開口部に第1SOIパターンと第1金属パターンとの上に第3金属パターンを形成し、第2金属パターンの上に第4金属パターンを形成する工程と、第3金属パターンと第4金属パターンをマスクとして第2金属パターンをエッチングし、第1SOIパターンと第1金属パターンと第3金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、第1絶縁膜と第2絶縁膜を除去して第3SOIパターンと第2金属パターンと第4金属パターンからなる可動部を形成し、可動部と第2SOIパターンからなる容量を形成する工程とを備えるようにしたものである。
また、本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、第1開口部を介してSOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、第1レジストパターンを除去する工程と、SOIパターンとSOI層の一部が露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、第2開口部を介してSOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンを形成する工程と、第2レジストパターンを除去する工程と、第2SOIパターンと第3SOIパターンの周囲の領域に第3SOIパターンの上部が露出するように第1絶縁膜を形成する工程と、SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、第1SOIパターンの一部と第3SOIパターンと第1絶縁膜の上部が露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、第3開口部にめっき法により第1金属パターンと第2金属パターンを形成する工程と、第3レジストパターンを除去する工程と、第1金属パターンと第2金属パターンをマスクとして第1金属膜をエッチングする工程と、第1SOIパターンと第2SOIパターンと第1金属パターンと第2金属パターンの上部が露出する第2絶縁膜を形成する工程と、第2金属膜をSOI基板の上に形成する工程と、第1SOIパターンと第1金属パターンと第2金属パターンの上部が露出する第4開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、めっき法により第4開口部に、第1SOIパターンと第1金属パターンとの上に第3金属パターンを形成し、第2金属パターンの上に第4金属パターンを形成する工程と、第3金属パターンと第4金属パターンをマスクとして第2金属膜をエッチングし、第1SOIパターンと第1金属パターンと第3金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、第4金属パターンを覆うように第3絶縁膜を形成する工程と、SOI基板の上に第3金属膜を形成する工程と、第3金属膜の上に第5開口部を備えた第5レジストパターンを形成する工程と、第5開口部にめっき法により第5金属パターンを形成する工程と、第5レジストパターンを除去する工程と、第5金属パターンをマスクとして第3金属膜をエッチングし、第3絶縁膜の上に第5金属パターンからなる保護膜を形成する工程と、第1絶縁膜と第2絶縁膜と第3絶縁膜を等方性エッチングして第3SOIパターンと第2金属パターンと第4金属パターンとからなる可動部を形成し、可動部と第2SOIパターンからなる容量を形成する工程とを備えるようにしたものである。なお、STP法により貼り付けることで保護膜の上に膜を形成するようにしてもよい。
また、本発明に係る他の半導体装置の製造方法は、SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、第1開口部を介してSOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、第1レジストパターンを除去する工程と、SOIパターンとSOI層の一部が露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、第2開口部を介してSOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンと第4SOIパターンを形成し、第4SOIパターンと埋め込み酸化層と埋め込み酸化層の下のシリコン基体部とからなる容量を形成する工程と、第2レジストパターンを除去する工程と、第2SOIパターンと第3SOIパターンの周囲の領域に第3SOIパターンのみを覆う第1絶縁膜を形成する工程と、SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、第1SOIパターンの一部と第1絶縁膜の上部が露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、第3開口部にめっき法により第1金属パターンを第2金属パターンを形成する工程と、第3レジストパターンを除去する工程と、第1金属パターンと第2金属パターンをマスクとして第1金属膜をエッチングする工程と、第1SOIパターンと第2SOIパターンと第1金属パターンと第2金属パターンの上部が露出する第2絶縁膜を形成する工程と、第2金属膜をSOI基板の上に形成する工程と、第1SOIパターンと第2SOIパターンと第1金属パターンと第2金属パターンの上部が露出する第4開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、めっき法により第4開口部の、第1SOIパターンと第1金属パターンの上に第3金属パターンを形成し、第2SOIパターンと第2金属パターンの上に第4金属パターンを形成する工程と、第3金属パターンと第4金属パターンをマスクとして第2金属膜をエッチングし、第1SOIパターンと第1金属パターンと第3金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、第1絶縁膜と第2絶縁膜を除去し、第2SOIパターンと第2金属パターンと第4金属パターンとからなる可動部を形成し、可動部と第3SOIパターンからなる容量を形成する工程とを備えるようにしたものである。
以上説明したように、本発明によれば、同一の基板の上に異なる形態の発電素子を備えるようにしたので、様々な状況で外部より無給電の状態での動作が維持できる、より小型な半導体装置が実現できるという優れた効果が得られる。
本発明によれば、例えば、振動が外部から加えられているときは振動発電を行い、熱が加わる状況では、熱電発電を行える。また、同じ基板の上に集積回路が形成されているので、複数の発電素子を電気的に接続して制御効率を向上させることも可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態における半導体装置の構成例を模式的に示す斜視図である。図1(a)に示す半導体装置は、半導体基板101の上に集積回路の形成された回路層102を備え、回路層102の上に、各々異なる種類の発電素子103と発電素子104とを備える。発電素子103及び発電素子104は、図示しない配線により回路層102の集積回路に接続されている。
また、図1(b)に示す半導体装置は、半導体基板101の上に、集積回路が形成された回路領域102aを備え、半導体基板101の他の領域に、各々異なる種類の発電素子103と発電素子104とを備える。発電素子103及び発電素子104は、図示しない配線により回路領域102aの集積回路に接続されている。これらの構成において、例えば、発電素子103は、熱電発電素子であり、発電素子104は、振動発電素子である。
以下、図1(b)に示す半導体装置について、図2を用いてより詳細に説明する。図2は、図1(b)に示した半導体装置のより具体的な例を模式的に示す断面図(a)と平面図(b)である。図2に示すように、半導体基板101は、シリコン基体部105と埋め込み酸化層106とp形単結晶シリコンからなるSOI(Silicon on Insulator)層107とから構成されたSOI基板である。なお、図2では、回路領域102aと発電素子103と発電素子104とを直線的に配列した例を示し、図1(b)の例とは配置が異なっている。
発電素子103は、複数の熱電対113から構成された熱電発電素子であり、熱電対113は、p形のシリコン単結晶からなる配線パターン(第1配線パターン)114とクロムからなる配線パターン(第2配線パターン)115とから構成されている。配線パターン114は、SOI層107を加工することで形成されたものである。例えば、配線パターン114の一方の配線パターン115とのコンタクトを低温状態とし、配線パターン114の他方の配線パターン115とのコンタクトを高温状態とすることで、ゼーベック効果により0.45mV/K程度の起電力が得られる。
また、発電素子104は、可変容量119と固定容量(電荷保持機構)120とから構成された振動発電素子である。可変容量119は、絶縁材料からなる支持柱123に一部が支持された可動電極122と、可動電極122の下部の領域のシリコン基体部105とから構成されている。可動電極122は、例えば、平面視矩形に形成され、図2(b)の紙面右側の辺に近い部分で支持柱123に支持され、この支持梁域から紙面左側の領域下部に可動のための空間を備える。なお、図2(b)に示すように、可動電極122は、複数の貫通孔121を備えるが、貫通孔121は、以降の製造方法に説明するように、下部の空間を形成するために用いる。
また、固定容量120は、容量電極124とこの下の領域の埋め込み酸化層106と、この下の領域のシリコン基体部105とから構成されている。なお、シリコン基体部105は、接地に接続されている。
発電素子103,発電素子104(可変容量119,固定容量120)は、配線126により回路領域102aを構成している所定の回路(素子)に接続している。また、回路領域102aには、外部と信号を入出力するためのパッド端子112が設けられている。
次に、図2に示した半導体装置の等価的な回路構成例について、図3を用いて説明する。図3(a)に示す回路例では、回路領域102aを構成する回路が、3つのスイッチ素子130,131,132を備える。スイッチ素子130をオン状態とし、スイッチ素子131及びスイッチ素子132をオフ状態とすることで、発電素子103の起電力を取り出すことができる。また、スイッチ素子130をオフ状態とし、スイッチ素子131及びスイッチ素子132をオン状態とすることで、発電素子104が起電した電力を取り出すことができる。
図3(b)に示す回路例は、発電素子103で生じた電荷を、発電素子104に用いるようにしたものである。発電素子103において起電している状態で、スイッチ素子133とスイッチ素子134とをオン状態とし、発電素子103で生じた電荷を可変容量119に移動させる。なお、外部負荷が接続されている場合は、外部負荷を通して固定容量120にも上記電荷が移動する。
上述したようにゼーベック効果により生じた電荷を移動させた後、スイッチ素子133をオフ状態として振動を加えると、充電されている電荷が、可変容量119の容量変化に伴って移動して電流が生じる。このように、図3(b)に示す回路例によれば、振動発電素子である発電素子104を機能させるために、外部から電荷を与える必要がない。
図3(c)に示す回路例は、図3(b)に示す回路例に、容量素子135と、スイッチ素子136,137を加えたものである。スイッチ素子133をオフ状態とし、スイッチ素子136及びスイッチ素子137をオン状態とし、発電素子103が起電力を発生すると、電荷が容量135に蓄積(充電)される。この状態とした後、スイッチ素子137をオフ状態とし、スイッチ素子133及びスイッチ素子134をオン状態とすると、電荷が可変容量119に蓄積される。図3(c)に示す回路例では、図3(b)に示した回路例に比較し、可変容量119に対してより多くの電荷の蓄積が可能となる。
可変容量119に電荷が蓄積された後、スイッチ素子133をオフ状態として発電素子104を機能させると、前述と同様に、電流が生じる。図3(c)に示す回路例によれば、上述したように、可変容量119により多くの電荷の蓄積が可能となるので、図3(b)に示した回路例に比較し、より多くの電力を生成することが可能となる。なお、上述したスイッチ素子は、例えば、MOSトランジスタなどのよく知られたトランジスタから構成することができる。
次に、図2に示した半導体装置の製造方法例について説明する。
まず、図4(a)に示すように、シリコン基体部105と埋め込み酸化層106とSOI層107とからなるSOI基板(半導体基板101)を用意し、よく知られたLSIプロセスにより回路領域102aを形成する。例えば、埋め込み酸化層106は膜厚0.5μmであり、SOI層107は膜厚20μmである。
次に、公知のフォトリソグラフィ技術とエッチング技術とによりSOI層107を微細加工し、図4(b)に示すように、SOI層107を構成しているp形のシリコン単結晶からなる配線パターン114が形成された状態とする。例えば、回路領域102aを保護し、かつ配線パターン114が残るようなレジストパターン(図示せず)を形成し、形成したレジストパターンをマスクとした異方性ドライエッチングによりSOI層107を選択的にエッチングすることで、配線パターン114が形成できる。
次に、上述したレジストパターンを除去した後、図4(c)に示すように、蒸着法などにより、Crからなる金属膜108が形成された状態とする。
ついで、公知のフォトリソグラフィ技術とエッチング技術とにより金属膜108を加工し、図4(d)に示すように、パッド端子112,配線パターン115,可動電極122,容量電極124が形成された状態とする。
上述した工程により、配線パターン114と配線パターン115とから、図2に示す複数の熱電対113よりなる発電素子103が形成されたことになる。また、容量電極124の領域においては、この下の領域の埋め込み酸化層106と、この下の領域のシリコン基体部105とから、図2に示す固定容量120が形成されたことになる。なお、図示していないが、図2に示した各配線126も、同時に形成されている。また、図3に示した容量素子135を用いる場合は、図4に示していない他の領域において、容量電極124と同様の金属パターンを形成すればよい。
次に、図2に示した可変容量119を形成する領域が開放したレジストパターン140を形成し(図4(e))、レジストパターン140をマスクとして埋め込み酸化層106をエッチングする。例えば、ウエットエッチングにより埋め込み酸化層106をエッチングすることで、可動電極122の下部までエッチングする。
このとき、図2(a)に示したように、可動電極122は貫通孔121を備えているので、貫通孔121の下の領域の埋め込み酸化層106がより早く除去される。この結果、図4(f)に示すように、可動電極122の下に、可動電極122の端部を支持する支持柱123が形成された状態が得られる。可動電極122により、図2に示す可変容量119が構成される。なお、図4(f)は、レジストパターン140を除去した後の状態を示している。
なお、図示しない他の領域において、埋め込み酸化層106の上に容量電極124と同様の金属パターンを形成し、形成した金属パターンの上に絶縁膜を形成し、この絶縁膜の上に新たな金属パターンを形成し、これらで図3に示す容量135を構成するようにしてもよい。容量電極124による固定容量は、MIS(Metal-Insulator-Semiconductor)容量であるが、上述した構成による容量は、MIM(Metal-Insulator-Metal)容量となる。固定容量は、絶縁膜を2つの電極で挾んだ構造であればよい。
次に、本発明の実施の形態における半導体装置の他の構成例を、製造方法例とともに説明する。図5は、本実施の形態における半導体装置の構成を示す平面図であり、図5に示す半導体装置は、同一の基板上に、回路領域102aと、熱電発電による発電素子503と振動発電による発電素子504とを備える。発電素子503及び発電素子504は、配線526により回路領域102aの集積回路に接続されている。
発電素子503は、複数の熱電対513から構成された熱電発電素子であり、熱電対513は、p形のシリコン単結晶からなる配線パターン514と金(Au)からなる配線パターン515とから構成されている。例えば、配線パターン514の一方の配線パターン515とのコンタクトを低温状態とし、配線パターン514の他方の配線パターン515とのコンタクトを高温状態とすることで、ゼーベック効果により0.45mV/K程度の起電力が得られる。
また、発電素子504は、可変容量と固定容量とから構成された振動発電素子である。発電素子504の可変容量は、絶縁材料からなる支持柱523に一部が支持された可動電極522と、可動電極522の下部の領域のシリコン基体部105とから構成されている。可動電極522は、p形のシリコン単結晶からなり、例えば、平面視矩形に形成され、図5の紙面右側の辺に近い部分で支持柱523に支持され、この支持梁域から紙面左側の領域下部に可動のための空間を備える。なお、図5に示すように、可動電極522は、複数の貫通孔521を備えるが、貫通孔521は、以降の製造方法に説明するように、下部の空間を形成するために用いる。
また、発電素子504の固定容量は、容量電極524とこの下の領域の埋め込み酸化層106と、この下の領域のシリコン基体部105とから構成されている。図5に示す半導体装置では、容量電極524は、可動電極522と同様に、p形のシリコン単結晶から構成されている。なお、シリコン基体部105は、接地に接続されている。
発電素子503,発電素子504(可変容量,固定容量)は、配線526により回路領域102aを構成している所定の回路(素子)に接続している。また、回路領域102aには、外部と信号を入出力するためのパッド端子112が設けられている。発電素子503及び発電素子504と回路領域102aを構成している集積回路との接続関係は、図2に示した半導体装置と同様である。
次に、図5に示した半導体装置の製造方法例について説明する。
まず、図6(a)に示すように、シリコン基体部105と埋め込み酸化層106とSOI層107とからなるSOI構造の半導体基板101を用意し、よく知られたLSIプロセスにより回路領域102aを形成する。
次に、図6(b)に示すように、公知のフォトリソグラフィ技術により、SOI層107の上にレジストパターン601が形成された状態とする。ついで、レジストパターン601をマスクとし、SOI層107を厚さ0.5μm程度エッチングしてパターンが形成された状態とする。例えば、CF4とO2との混合ガスを用いたドライエッチングにより、上記エッチングを行えばよい。
次に、レジストパターン601を除去した後、図6(c)に示すように、公知のフォトリソグラフィ技術により、パターンが形成されたSOI層107の上にレジストパターン602が形成された状態とする。ついで、レジストパターン602をマスクとしてSOI層107を埋め込み酸化層106までエッチングし、配線パターン514,可動電極522,容量電極524とが形成された状態とする。
このように、本構成例においては、可動電極522,容量電極524は、半導体である単結晶シリコンから構成されることになる。また、レジストパターン601によるエッチング加工とレジストパターン602によるエッチング加工とにより、配線パターン514が断面視L字型に形成される。
次に、レジストパターン602を除去した後、埋め込み酸化層106の露出領域や配線パターン514,可動電極522,容量電極524を含む基板表面に、シード層(図示せず)が形成された状態とする。シード層は、膜厚0.1μmのチタン層と膜厚0.1μmの金層から構成され、各々蒸着により形成すればよい。このようにシード層が形成された後、図6(d)に示すように、レジストパターン603が形成された状態とする。レジストパターン603は、配線パターン514の膜厚の薄い部分の端部の上部に開口部を備えたマスクパターンである。
次に、レジストパターン603の開口部底部に露出しているシード層(図示せず)に、金メッキによりAuのパターンを形成し、図7(e)に示すように、金属パターン701が形成された状態とする。金属パターン701は、上面の高さが、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面の高さと等しくなるように形成する。ついで、レジストパターン603を除去した後、金属パターン701をマスクとしてシード層をエッチング除去する。
次に、図7(f)に示すように、図5に示した可動電極522からなる可変容量が形成される領域が開放した絶縁層702が形成された状態とする。絶縁層702は、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面、及び金属パターン701の上面が露出した状態に形成する。
絶縁層702の形成例について詳述すると、まず、ポリベンゾオキサゾールをベースとした感光性樹脂を回転塗布して塗布膜を形成する。ついで、公知のフォトリソグラフィ技術により、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面,金属パターン701の上面,及び上記開口部となる領域に選択的に露光して潜像を形成する。ついで、現像処理により潜像の部分を除去し、現像処理により形成されたパターンを加熱処理して熱硬化すれば、絶縁層702が形成できる。
次に、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面、及び金属パターン701の上面などを含み、絶縁層702の上にシード層(図示せず)が形成された状態とする。シード層は、膜厚0.1μmのチタン層と膜厚0.1μmの金層から構成され、各々蒸着により形成すればよい。ついで、上記シード層の上にレジストパターンを形成し、このレジストパターンの開口部底部に露出しているシード層にメッキによりAuのパターンを形成することで、図7(g)に示すように、パッド端子112、金(Au)からなる配線パターン515が形成された状態とする。
上述した工程により、配線パターン514と配線パターン515とから、図5に示す複数の熱電対513よりなる発電素子503が形成されたことになる。
なお、図7(g)は、上記レジストパターンを除去し、かつパッド端子112と配線パターン515をマスクとしたエッチングにより、余分なシード層を除去した後の状態を示している。
次に、絶縁層702をマスクとし、絶縁層702の開口部より埋め込み酸化層106の一部を例えば、ウエットエッチングにより除去する。このエッチングでは、埋め込み酸化層106をエッチングすることで、可動電極522の下部までエッチング除去する。
このとき、図5に示したように、可動電極522は貫通孔521を備えているので、貫通孔521の下の領域の埋め込み酸化層106がより早く除去される。
この結果、図7(h)に示すように、可動電極522の下に、可動電極522の端部を支持する支持柱523が形成された状態が得られる。可動電極522により、図5に示す発電素子504の可変容量が構成される。
なお、図7(i)に示すように、絶縁層702をドライエッチング法などにより除去し、熱電対513を構成する配線パターン515の下部に、空間が形成される状態としてもよい。空間を形成しておくことで、配線パターン515の近傍における熱の伝導が抑制できるようになり、ゼーベック効果を得るための温度差をより大きくすることができる。
次に、本発明の実施の形態における半導体装置の他の構成例を、図8〜10により製造方法例とともに説明する。図8は、本実施の形態における半導体装置の構成を示す平面図であり、図8に示す半導体装置は、同一の基板上に、回路領域102aと、熱電発電による発電素子503と振動発電による発電素子804とを備える。発電素子503及び発電素子804は、配線526により回路領域102aの集積回路に接続されている。図8に示す半導体装置は、図5に示した半導体装置の発電素子504を、発電素子804に変更したものである。
発電素子804は、振動子841と、振動子841の両側に配置された2つの壁843,844とから構成された振動発電素子である。振動子841は、埋め込み酸化層106の露出している領域において、埋め込み酸化層106の上に、支持柱842に支持されている。外部からの力により、振動子841は、壁843もしくは壁844の方へ変位するように振動する。振動子841は、この中央部で支持柱824に支持され、支持柱814を挟んだ両側の下部(埋め込み酸化層106側)に、重り構造体841aを備えている。
振動子841が壁843の側へ変位すると、振動子841と壁843との間は近づき、振動子841と壁844との間は離れる。このとき、振動子841と壁843との間の容量は増加し、振動子841と壁844との間の容量は減少する。
これに対し、振動子841が壁844の側へ変位すると、振動子841と壁844との間は近づき、振動子841と壁843との間は離れる。このとき、振動子841と壁844との間の容量は増加し、振動子841と壁843との間の容量は減少する。
このように、振動子841が振動することで、電荷が動くことになる。
従って、振動子841と壁843,844との間の容量が外部負荷を介して接続され、振動子841に電荷を与えた状態で、振動子841が振動して電荷が動くことにより、外部負荷に電流が流れるようになる。このように、発電素子804は、振動を電力に変換する振動発電素子である。
なお、発電素子503,発電素子804は、配線826により回路領域102aを構成している所定の回路(素子)に接続している。また、回路領域102aには、外部と信号を入出力するためのパッド端子112が設けられている。発電素子503及び発電素子804と回路領域102aを構成している集積回路との接続関係は、図2に示した半導体装置と同様である。
次に、図8に示した半導体装置の製造方法例について説明する。
まず、図9(a)に示すように、シリコン基体部105と埋め込み酸化層106とSOI層107とからなるSOI構造の半導体基板101を用意し、よく知られたLSIプロセスにより回路領域102aを形成する。また、公知のフォトリソグラフィ技術により、SOI層107に、深さ0.5μm程度のパターンが形成された状態とする。
次に、所定のマスクパターンを用いてSOI層107を埋め込み酸化層106までエッチングし、図9(b)に示すように、配線パターン514,壁843,844,及び柱下部842aが形成された状態とする。従って、配線パターン514,壁843,844,及び柱下部842aは、半導体である単結晶シリコンから構成されることになる。また、配線パターン514や、壁843,844は、SOI層107の厚さに等しい20μm程度の高さに形成される。ここまでは、図6(a)〜図6(c)における配線パターン514の形成と同様である。
次に、ポリベンゾオキサゾールをベースとした感光性有機樹脂を用い、これをフォトリソグラフィ技術により加工することで、図9(c)に示すように、絶縁層901が形成された状態とする。絶縁層901は、柱下部842aと同一の厚さに形成され、柱下部842aと壁843,844との間を埋めるように形成する。
ついで、埋め込み酸化層106の露出領域や配線パターン514,壁843,844,及び柱下部842aや絶縁層901を含む基板表面に、シード層(図示せず)が形成された状態とする。シード層は、膜厚0.1μmのチタン層と膜厚0.1μmの金層から構成され、各々蒸着により形成すればよい。
このようにシード層が形成された後、図8に示した支持柱842及び重り構造体841aが形成される領域が開放したレジストパターンを用い、開口部底部に露出しているシード層(図示せず)に、金メッキによりAuのパターンを形成し、図9(d)に示すように、金属パターン701,支持柱842及び重り構造体841aが形成された状態とする。金属パターン701は、上面の高さが、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面の高さと等しくなるように形成する。このように、支持柱842及び重り構造体841aは、金から構成された金属の構造体である。
次に、上述のようにして形成した金のメッキパターンをマスクとし、余分なシード層をエッチング除去した後、図10(e)に示すように、絶縁層1001が形成された状態とする。絶縁層1001は、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面,金属パターン701の上面,2つの壁843,844の膜厚の厚い部分の上面,及び重り構造体841aの上面が露出した状態に形成する。
絶縁層1001の形成例について詳述すると、まず、ポリベンゾオキサゾールをベースとした感光性樹脂を回転塗布して塗布膜を形成する。ついで、公知のフォトリソグラフィ技術により、上述した露出させるべき上面の領域に選択的に露光して潜像を形成する。ついで、現像処理により潜像の部分を除去し、現像処理により形成されたパターンを加熱処理して熱硬化すれば、絶縁層1001が形成できる。
次に、絶縁層1001の上にシード層(図示せず)が形成された状態とする。シード層は、膜厚0.1μmのチタン層と膜厚0.1μmの金層から構成され、各々蒸着により形成すればよい。ついで、上記シード層の上にレジストパターンを形成し、このレジストパターンの開口部底部に露出しているシード層にメッキによりAuのパターンを形成することで、図10(f)に示すように、パッド端子112、金(Au)からなる配線パターン515,及び振動子841が形成された状態とする。この後、メッキパターンをマスクとしたエッチングにより、余分なシード層を除去する。
上述した工程により、配線パターン514と配線パターン515とから、図8に示す複数の熱電対513よりなる発電素子503が形成されたことになる。
なお、図10(f)は、上記レジストパターンを除去した後の状態を示している。
これらの後、絶縁層901及び絶縁層1001をドライエッチングにより除去することで、図10(g)に示すように、重り構造体841aを備えた振動子841と埋め込み酸化層106との間や熱電対513を構成する配線パターン515の下部に、空間が形成された状態となる。
ところで、図11の平面図に示すように、振動子841の上面に保護層846を備えるようにしてもよい。
以下、保護層846の形成について説明すると、まず、図9(a)〜図10(f)を用いて説明した工程と同様にし、図12(a)に示すように、絶縁層1001やパッド端子112、金(Au)からなる配線パターン515,及び振動子841などが形成された状態とする。ただし、この場合、壁843,844が、振動子841の周囲を覆うように延長して形成された状態とする。また、壁843,844の膜厚の厚い部分の上端にも、金属パターン1201が形成された状態とする。
次に、図13(a)に示すように、感光性有機樹脂を用いることにより、振動子841を覆う絶縁層1301が形成された状態とする。
次に、基板上の全域に膜厚0.1μmのチタン層と膜厚0.1μmの金層から構成されたシード層を形成し、所定の領域が開放したレジストパターンを形成し、開放部に金のメッキを行うことで、図13(c)に示すように、金属パターン1302及び金属パターン1303が形成された状態とする。金属パターン1303は、部分的に貫通孔を備える。
この後、例えばドライエッチングにより絶縁層901,絶縁層1001,及び絶縁層1301を除去し、図13(d)に示すように、重り構造体841aを備えた振動子841と埋め込み酸化層106との間や熱電対513を構成する配線パターン515の下部に、空間が形成された状態とする。振動子841の領域は、金属パターン1302の貫通孔を介して絶縁層1301,絶縁層1001,及び絶縁層901を除去する。
上述した工程により、金属パターン1302を上壁とし、金属パターン1201と壁843,844を側壁とした容器の内部空間に、振動子841が格納された状態となる。上壁となる金属パターン1302が、図11に示した保護層846となる。また、例えば、STP(Spin-coating film Transfer and hot-Pressing)法により、図13(d)に示すように、絶縁保護膜1310を形成し、金属パターン1302の開口部を塞ぐようにしてもよい。
次に、本発明の実施の形態における半導体装置の他の構成例を、図14,15により製造方法例とともに説明する。図14は、本実施の形態における半導体装置の構成を示す平面図であり、図14に示す半導体装置は、同一の基板上に、回路領域102aと、熱電発電による発電素子503と振動発電による発電素子1404とを備える。発電素子503及び発電素子1404は、配線826により回路領域102aの集積回路に接続されている。図14に示す半導体装置は、図8に示した半導体装置の発電素子804を、発電素子1404に変更したものである。
発電素子1404は、基板平面の法線方向に振動するダイヤフラム状の可動平板1441、可動平板1441の下部に設けられた重り構造体1445、可動平板1441の両端部を支持する支持柱1443,1444、及び固定電極1446による可変容量と、容量電極1447による固定容量とから構成されている。外部からの力により、可動平板1441は、基板平面の法線方向に振動する。
固定容量と可変容量とが外部負荷を介して接続され、可動平板1441に電荷を与えた状態で、可動平板1441が振動して可変容量の容量が変化して電荷が動くことにより、外部負荷に電流が流れるようになる。このように、発電素子1404は、振動を電力に変換する振動発電素子である。
次に、図14に示した半導体装置の製造方法例について説明する。
まず、図15(a)に示すように、シリコン基体部105と埋め込み酸化層106とSOI層107とからなるSOI構造の半導体基板101を用意し、よく知られたLSIプロセスにより回路領域102aを形成する。また、公知のフォトリソグラフィ技術により、SOI層107に、深さ0.5μm程度のパターンが形成された状態とする。
次に、所定のマスクパターンを用いてSOI層107を埋め込み酸化層106までエッチングし、図15(b)に示すように、配線パターン514,支持柱1443,1444,固定電極1446,及び容量電極1447が形成された状態とする。従って、配線パターン514,支持柱1443,1444,固定電極1446,及び容量電極1447は、半導体である単結晶シリコンから構成されることになる。また、配線パターン514や、支持柱1443,1444は、SOI層107の厚さに等しい20μm程度の高さに形成される。ここまでは、図6(a)〜図6(c)における配線パターン514の形成と同様である。
次に、ポリベンゾオキサゾールをベースとした感光性有機樹脂を用い、これをフォトリソグラフィ技術により加工することで、図15(c)に示すように、絶縁層1501が形成された状態とする。絶縁層1501は、固定電極1446を覆うように形成され、支持柱1443と支持柱1444との間を埋めるように形成する。
ついで、埋め込み酸化層106の露出領域や配線パターン514,支持柱1443,1444,及び固定電極1446,容量電極1447や絶縁層1501を含む基板表面に、シード層(図示せず)が形成された状態とする。シード層は、膜厚0.1μmのチタン層と膜厚0.1μmの金層から構成され、各々蒸着により形成すればよい。
このようにシード層が形成された後、図14に示した重り構造体1445が形成される領域などが開放したレジストパターンを用い、開口部底部に露出しているシード層(図示せず)に、金メッキによりAuのパターンを形成し、図15(d)に示すように、金属パターン701,重り構造体1445が形成された状態とする。このように、重り構造体1445は、金から構成された金属の構造体である。なお、金属パターン701は、上面の高さが、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面の高さと等しくなるように形成する。
次に、上述のようにして形成した金のメッキパターンをマスクとし、余分なシード層をエッチング除去した後、図15(e)に示すように、絶縁層1502が形成された状態とする。絶縁層1502は、配線パターン514の膜厚の厚い部分の上面,金属パターン701の上面,支持柱1443,1444の膜厚の厚い部分の上面,及び重り構造体1445の上面が露出した状態に形成する。
絶縁層1502の形成例について詳述すると、まず、ポリベンゾオキサゾールをベースとした感光性樹脂を回転塗布して塗布膜を形成する。ついで、公知のフォトリソグラフィ技術により、上述した露出させるべき上面の領域に選択的に露光して潜像を形成する。ついで、現像処理により潜像の部分を除去し、現像処理により形成されたパターンを加熱処理して熱硬化すれば、絶縁層1502が形成できる。
次に、絶縁層1502の上にシード層(図示せず)が形成された状態とする。シード層は、膜厚0.1μmのチタン層と膜厚0.1μmの金層から構成され、各々蒸着により形成すればよい。ついで、上記シード層の上にレジストパターンを形成し、このレジストパターンの開口部底部に露出しているシード層にメッキによりAuのパターンを形成することで、図15(f)に示すように、パッド端子112、金(Au)からなる配線パターン515,及び可動平板1441が形成された状態とする。この後、メッキパターンをマスクとしたエッチングにより、余分なシード層を除去する。
上述した工程により、配線パターン514と配線パターン515とから、図14に示す複数の熱電対513よりなる発電素子503が形成されたことになる。なお、図15(f)は、上記レジストパターンを除去した後の状態を示している。
これらの後、絶縁層1501及び絶縁層1502をドライエッチングにより除去することで、図15(g)に示すように、重り構造体1445を備えた可動平板1441と埋め込み酸化層106との間や熱電対513を構成する配線パターン515の下部に、空間が形成された状態となる。
次に、本発明の実施の形態における半導体装置の他の構成例を、図16により説明する。図16は、本実施の形態における半導体装置の構成を示す斜視図(a),(b),及び模式的な断面図(c)である。図16(a)に示す半導体装置は、半導体基板101の上に集積回路の形成された回路層102を備え、回路層102の上に、各々異なる種類の発電素子103と発電素子104とを備える。
発電素子103及び発電素子104は、図示しない配線により回路層102の集積回路に接続されている。加えて、図16(a)に示す半導体装置は、半導体基板101の下に、薄膜電池(薄膜電池)1601を備える。薄膜電池1601は、充放電可能な2次電池であり、半導体基板101に形成された貫通電極により、回路層102に接続して給電する。薄膜電池1601は、例えば、図2に示した固定容量120と同様に、電荷保持機構である。
また、図16(b)に示す半導体装置は、半導体基板101の上に、集積回路が形成された回路領域102aを備え、半導体基板101の他の領域に、各々異なる種類の発電素子103と発電素子104とを備える。発電素子103及び発電素子104は、図示しない配線により回路領域102aの集積回路に接続されている。
これらの構成において、例えば、発電素子103は、熱電発電素子であり、発電素子104は、振動発電素子である。加えて、図16(b)に示す半導体装置は、半導体基板101の他の領域に、薄膜電池1601aを備える。薄膜電池1601aは、他の素子が形成されている状態で、他の素子を覆うマスク層を設け、この後、スパッタ成膜法などにより所定の膜を堆積させることにより形成できる。
図16(c)に示す半導体装置は、集積回路が形成された基板1630の上に、バンプ1602を備え、熱電発電素子1611と薄膜電池1610とを、バンプ1602により基板1630にフリップチップ接続して積層構造としたものである。
本発明の実施の形態における半導体装置の構成例を模式的に示す斜視図である。 図1(b)に示した半導体装置のより具体的な例を模式的に示す断面図(a)と平面図(b)である。 図2に示した半導体装置の等価的な回路構成例について説明するための回路図である。 図2に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 本発明の実施の形態における他の半導体装置の構成を示す平面図である。 図5に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 図5に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 本発明の実施の形態における他の半導体装置の構成を示す平面図である。 図8に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 図8に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 図8に示した半導体装置に保護層を加えた場合の構成を示す平面図である 図11に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 図11に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 本発明の実施の形態における他の半導体装置の構成を示す平面図である。 図14に示した半導体装置の製造方法例について説明するための工程図である。 本発明の実施の形態における他の半導体装置の構成を示す斜視図(a),(b),及び模式的な断面図(c)である。 従来よりある振動発電素子の構成を示す斜視図である。 従来よりある熱電発電素子の構成を示す斜視図である。
符号の説明
101…半導体基板、102…回路層、102a…回路領域、103…発電素子、104…発電素子、105…シリコン基体部、106…埋め込み酸化層、107…SOI層、112…パッド端子、113…熱電対、114…配線パターン、115…配線パターン、119…可変容量、120…固定容量、121…貫通孔、122…可動電極、123…支持柱、124…容量電極、126…配線。

Claims (16)

  1. 半導体基板の上に形成された集積回路層と、
    前記半導体基板の上に設けられた熱により発電を行う熱電発電素子と、
    前記半導体基板の上に設けられた振動により発電を行う振動発電素子と
    を備えることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記半導体基板の上に配置され、電荷を保持する電荷保持機構を備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記電荷保持機構は、充放電が可能な薄膜電池から構成されたことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項2記載の半導体装置において、
    前記電荷保持機構は、絶縁膜を2つの電極で挾んだ容量から構成されたことを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記熱電発電素子により生成された電荷は、前記振動発電素子に用いられる
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体装置において、
    前記半導体基板は、絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備える
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 基体部とこの上に形成された絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備える半導体基板の上の一部領域に集積回路が形成された状態とする工程と、
    前記半導体基板の上の第1発電素子領域に前記シリコン層よりなる第1配線パターンが形成された状態とする工程と、
    前記第1配線パターンに一部が接触する金属からなる第2配線パターンが形成されるとともに、前記半導体基板の上の第2発電素子領域に前記金属からなる可動電極及び前記金属からなる容量電極が形成された状態とする工程と、
    前記可動電極が形成されている一部領域の前記絶縁層を除去し、前記可動電極と前記基体部との間に空間が形成されるとともに、前記可動電極を前記基体部上に支持する支持柱が形成された状態とする工程と
    を備え、
    前記半導体基板の前記第1発電素子領域に、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとからなる複数の熱電対から構成された熱電発電素子が形成された状態とし、
    前記半導体基板の前記第2発電素子領域に、前記可動電極よりなる可変容量と前記容量電極よりなる固定電極とから構成された振動発電素子が形成された状態とする
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 基体部とこの上に形成された絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備える半導体基板の上の一部領域に集積回路が形成された状態とする工程と、
    前記半導体基板の上の第1発電素子領域に前記シリコン層よりなる第1配線パターンが形成された状態とする工程と、
    前記半導体基板の上の第2発電素子領域に前記シリコン層よりなる可動電極及び容量電極が形成された状態とする工程と、
    前記第1配線パターンに一部が接触する金属からなる第2配線パターンが形成された状態とする工程と、
    前記可動電極が形成されている一部領域の前記絶縁層を除去し、前記可動電極と前記基体部との間に空間が形成されるとともに、前記可動電極を前記基体部上に支持する支持柱が形成された状態とする工程と
    を備え、
    前記半導体基板の前記第1発電素子領域に、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとからなる複数の熱電対から構成された熱電発電素子が形成された状態とし、
    前記半導体基板の前記第2発電素子領域に、前記可動電極よりなる可変容量と前記容量電極よりなる固定電極とから構成された振動発電素子が形成された状態とする
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  9. 基体部とこの上に形成された絶縁層とこの上に形成された単結晶シリコンからなるシリコン層とを備える半導体基板の上の一部領域に集積回路が形成された状態とする工程と、
    前記半導体基板の上の第1発電素子領域に前記シリコン層よりなる第1配線パターンが形成された状態とするとともに、前記半導体基板の上の第2発電素子領域に前記シリコン層よりなる対向配置された2つの壁が形成された状態とする工程と、
    前記第1配線パターンに一部が接触する金属からなる第2配線パターンが形成されるとともに、2つの前記壁の間に配置された前記金属からなる支持柱及びこの支持柱に支持された2つの前記壁の間に配置された前記金属からなる振動子とが形成された状態とする工程と
    を備え、
    前記半導体基板の前記第1発電素子領域に、前記第1配線パターンと前記第2配線パターンとからなる複数の熱電対から構成された熱電発電素子が形成された状態とし、
    前記半導体基板の前記第2発電素子領域に、2つの前記壁と、前記壁の方向に振動する前記振動子とより構成された振動発電素子が形成された状態とする
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  10. SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、
    前記SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記第1開口部を介して前記SOI層を異方性エッチングして埋め込み酸化層を露出させてシリコンパターンを形成する工程と、
    前記第1レジストパターンを除去する工程と、
    前記SOI基板の上に金属膜を形成する工程と、
    前記金属膜の上に第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、
    前記第2開口部を介して前記金属膜をエッチングして第1金属膜パターン及び第2金属膜パターン及び第3金属膜パターンを形成し、前記シリコンパターンと前記第1金属膜パターンからなる熱電対と、前記第3金属膜パターンと前記埋め込み酸化層と前記埋め込み酸化層下部のシリコン基体部とからなる容量とを形成する工程と、
    前記第2レジストパターンを除去する工程と、
    前記SOI基板の上に前記第2金属膜パターンの一部を露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、
    前記第3開口部を介して前記第2金属膜パターンの下の前記埋め込み酸化層の一部を等方性エッチングして前記第2金属膜パターンからなる可動部と前記埋め込み酸化層の一部からなる支持部を形成する工程と、
    前記第3レジストパターンを除去する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  11. SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、
    前記SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記第1開口部を介して前記SOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、
    前記第1レジストパターンを除去する工程と、
    前記SOIパターンと前記SOI層の一部を露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、
    前記第2開口部を介して前記SOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンを形成し、前記第3SOIパターンと前記埋め込み酸化層とこの下部のシリコン基体部とからなる容量を形成する工程と、
    前記第2レジストパターンを除去する工程と、
    前記SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、
    前記第1SOIパターンの一部を露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、
    前記第3開口部にめっき法により第1金属パターンを形成する工程と、
    前記第3レジストパターンを除去する工程と、
    前記第1金属パターンをマスクとして前記第1金属膜をエッチングする工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンの上部を露出し、かつ前記第2SOIパターンの上部と周囲が露出する第4開口部を備えた絶縁膜を形成する工程と、
    第2金属膜を形成する工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンの上部を露出する第5開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、
    前記第5開口部にめっき法により第2金属パターンを形成する工程と、
    前記第2金属パターンをマスクとして前記第2金属膜をエッチングし、前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第2金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、
    前記第4開口部を介して前記第2SOIパターンの下の埋め込み酸化層の一部を等方性エッチングして前記第2SOIパターンからなる可動部と前記埋め込み酸化層の一部からなる支持部を形成する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 請求項11記載の半導体装置の製造方法において、
    前記絶縁膜を除去する工程を備えることを特徴とする半導体装置の製造法。
  13. SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、
    前記SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記第1開口部を介して前記SOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、
    前記第1レジストパターンを除去する工程と、
    前記SOIパターンと前記SOI層の一部を露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、
    前記第2開口部を介して前記SOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンを形成する工程と、
    前記第2レジストパターンを除去する工程と、
    前記第2SOIパターンと前記第3SOIパターンの周囲の領域に前記第3SOIパターンの上部が露出するように第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、
    前記第1SOIパターンの一部と前記第3SOIパターンと前記第1絶縁膜の上部が露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、
    前記第3開口部にめっき法により第1金属パターンと第2金属パターンを形成する工程と、
    前記第3レジストパターンを除去する工程と、
    前記第1金属パターンと前記第2金属パターンをマスクとして前記第1金属膜をエッチングする工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第2SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第2金属パターンとの上部が露出する第2絶縁膜を形成する工程と、
    第2金属膜を前記SOI基板の上に形成する工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第2金属パターンの上部を露出する第4開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、
    めっき法により前記第4開口部に前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンとの上に第3金属パターンを形成し、前記第2金属パターンの上に第4金属パターンを形成する工程と、
    前記第3金属パターンと前記第4金属パターンをマスクとして前記第2金属パターンをエッチングし、前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第3金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜を除去して前記第3SOIパターンと前記第2金属パターンと前記第4金属パターンからなる可動部を形成し、前記可動部と前記第2SOIパターンからなる容量を形成する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、
    前記SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記第1開口部を介して前記SOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、
    前記第1レジストパターンを除去する工程と、
    前記SOIパターンと前記SOI層の一部が露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、
    前記第2開口部を介して前記SOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンを形成する工程と、
    前記第2レジストパターンを除去する工程と、
    前記第2SOIパターンと前記第3SOIパターンの周囲の領域に前記第3SOIパターンの上部が露出するように第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、
    前記第1SOIパターンの一部と前記第3SOIパターンと前記第1絶縁膜の上部が露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、
    前記第3開口部にめっき法により第1金属パターンと第2金属パターンを形成する工程と、
    前記第3レジストパターンを除去する工程と、
    前記第1金属パターンと前記第2金属パターンをマスクとして前記第1金属膜をエッチングする工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第2SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第2金属パターンの上部が露出する第2絶縁膜を形成する工程と、
    第2金属膜を前記SOI基板の上に形成する工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第2金属パターンの上部が露出する第4開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、
    めっき法により前記第4開口部に、前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンとの上に第3金属パターンを形成し、前記第2金属パターンの上に第4金属パターンを形成する工程と、
    前記第3金属パターンと前記第4金属パターンをマスクとして前記第2金属膜をエッチングし、前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第3金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、
    前記第4金属パターンを覆うように第3絶縁膜を形成する工程と、
    前記SOI基板の上に第3金属膜を形成する工程と、
    前記第3金属膜の上に第5開口部を備えた第5レジストパターンを形成する工程と、
    前記第5開口部にめっき法により第5金属パターンを形成する工程と、
    前記第5レジストパターンを除去する工程と、
    前記第5金属パターンをマスクとして前記第3金属膜をエッチングし、前記第3絶縁膜の上に前記第5金属パターンからなる保護膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜と前記第3絶縁膜を等方性エッチングして前記第3SOIパターンと前記第2金属パターンと前記第4金属パターンとからなる可動部を形成し、前記可動部と前記第2SOIパターンからなる容量を形成する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  15. 請求項14記載の半導体装置の製造方法において、
    STP法により貼り付けることで前記保護膜の上に膜を形成する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  16. SOI基板の上のSOI層の一部の領域にLSIを形成する工程と、
    前記SOI層の上に第1開口部を備えた第1レジストパターンを形成する工程と、
    前記第1開口部を介して前記SOI層を所定の深さまで異方性エッチングしてSOIパターンを形成する工程と、
    前記第1レジストパターンを除去する工程と、
    前記SOIパターンと前記SOI層の一部が露出する第2開口部を備えた第2レジストパターンを形成する工程と、
    前記第2開口部を介して前記SOI層を埋め込み酸化層が露出するまで異方性エッチングして第1SOIパターンと第2SOIパターンと第3SOIパターンと第4SOIパターンを形成し、前記第4SOIパターンと前記埋め込み酸化層と埋め込み酸化層の下のシリコン基体部とからなる容量を形成する工程と、
    前記第2レジストパターンを除去する工程と、
    前記第2SOIパターンと前記第3SOIパターンの周囲の領域に前記第3SOIパターンのみを覆う第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記SOI基板の上に第1金属膜を形成する工程と、
    前記第1SOIパターンの一部と前記第1絶縁膜の上部が露出する第3開口部を備えた第3レジストパターンを形成する工程と、
    前記第3開口部にめっき法により第1金属パターンを第2金属パターンを形成する工程と、
    前記第3レジストパターンを除去する工程と、
    前記第1金属パターンと前記第2金属パターンをマスクとして前記第1金属膜をエッチングする工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第2SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第2金属パターンの上部が露出する第2絶縁膜を形成する工程と、
    第2金属膜を前記SOI基板の上に形成する工程と、
    前記第1SOIパターンと前記第2SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第2金属パターンの上部が露出する第4開口部を備えた第4レジストパターンを形成する工程と、
    めっき法により前記第4開口部の、第1SOIパターンと前記第1金属パターンの上に第3金属パターンを形成し、前記第2SOIパターンと前記第2金属パターンの上に第4金属パターンを形成する工程と、
    前記第3金属パターンと前記第4金属パターンをマスクとして前記第2金属膜をエッチングし、前記第1SOIパターンと前記第1金属パターンと前記第3金属パターンからなる熱電対を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜と前記第2絶縁膜を除去し、前記第2SOIパターンと前記第2金属パターンと前記第4金属パターンとからなる可動部を形成し、前記可動部と前記第3SOIパターンからなる容量を形成する工程と
    を備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2004156747A 2004-05-26 2004-05-26 半導体装置及びその製造方法 Pending JP2005340479A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004156747A JP2005340479A (ja) 2004-05-26 2004-05-26 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004156747A JP2005340479A (ja) 2004-05-26 2004-05-26 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005340479A true JP2005340479A (ja) 2005-12-08

Family

ID=35493698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004156747A Pending JP2005340479A (ja) 2004-05-26 2004-05-26 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005340479A (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2022103A2 (en) * 2006-05-31 2009-02-11 Digital Angel Corporation Thermoelectric generator with micro-electrostatic energy converter
JP2014023319A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Rohm Co Ltd 極性制御回路、熱発電回路、電子機器、無線センサ
JP2014036196A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Yamaha Corp 熱電ユニット
JP2014042378A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Rohm Co Ltd ハイブリッドハーベストモジュールの制御回路、それを用いた発電回路、電子機器、無線センサ
WO2014049638A1 (ja) * 2012-09-25 2014-04-03 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置、振動素子、及び半導体装置の製造方法
US8692653B2 (en) 2006-03-15 2014-04-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
WO2014064755A1 (ja) * 2012-10-22 2014-05-01 富士通株式会社 半導体装置、半導体装置の製造方法及び熱電発電電子機器
JP2014086330A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Fujitsu Ltd 小型電源モジュール及び半導体モジュール
JP2014138102A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Yamaha Corp 熱電発電ユニット
WO2014147709A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 富士通株式会社 電子デバイスとその製造方法、及びネットワークシステム
JP2014187124A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fujitsu Ltd 熱電素子搭載モジュール及びその製造方法
WO2015129051A1 (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社日本マイクロニクス 二次電池搭載回路チップ及びその製造方法
WO2016068295A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 富士フイルム株式会社 センサデバイス、センサシステム
CN110783444A (zh) * 2018-07-31 2020-02-11 现代自动车株式会社 热电转换模块及热电转换模块系统
JP6873336B1 (ja) * 2020-04-10 2021-05-19 株式会社オプトハブ 半導体イメージセンサ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001135793A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Seiko Epson Corp 半導体集積装置
JP2001291829A (ja) * 1993-02-17 2001-10-19 Seiko Instruments Inc 電子機器
JP2002286878A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Citizen Watch Co Ltd 電子時計
JP2004024551A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Renesas Technology Corp センサシステム用半導体装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001291829A (ja) * 1993-02-17 2001-10-19 Seiko Instruments Inc 電子機器
JP2001135793A (ja) * 1999-11-01 2001-05-18 Seiko Epson Corp 半導体集積装置
JP2002286878A (ja) * 2001-03-27 2002-10-03 Citizen Watch Co Ltd 電子時計
JP2004024551A (ja) * 2002-06-26 2004-01-29 Renesas Technology Corp センサシステム用半導体装置

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8692653B2 (en) 2006-03-15 2014-04-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Semiconductor device
EP2022103A2 (en) * 2006-05-31 2009-02-11 Digital Angel Corporation Thermoelectric generator with micro-electrostatic energy converter
EP2022103A4 (en) * 2006-05-31 2009-12-02 Digital Angel Corp THERMOELECTRIC GENERATOR WITH MICROELECTROSTATIC ENERGY CONVERTER
JP2014023319A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Rohm Co Ltd 極性制御回路、熱発電回路、電子機器、無線センサ
JP2014036196A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Yamaha Corp 熱電ユニット
JP2014042378A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Rohm Co Ltd ハイブリッドハーベストモジュールの制御回路、それを用いた発電回路、電子機器、無線センサ
WO2014049638A1 (ja) * 2012-09-25 2014-04-03 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体装置、振動素子、及び半導体装置の製造方法
WO2014064755A1 (ja) * 2012-10-22 2014-05-01 富士通株式会社 半導体装置、半導体装置の製造方法及び熱電発電電子機器
US9455390B2 (en) 2012-10-22 2016-09-27 Fujitsu Limited Semiconductor device, method for manufacturing semiconductor device and electronic thermoelectric power generation device
JPWO2014064755A1 (ja) * 2012-10-22 2016-09-05 富士通株式会社 半導体装置、半導体装置の製造方法及び熱電発電電子機器
JP2014086330A (ja) * 2012-10-25 2014-05-12 Fujitsu Ltd 小型電源モジュール及び半導体モジュール
JP2014138102A (ja) * 2013-01-17 2014-07-28 Yamaha Corp 熱電発電ユニット
CN105103332A (zh) * 2013-03-18 2015-11-25 富士通株式会社 电子器件及其制造方法、以及网络系统
WO2014147709A1 (ja) * 2013-03-18 2014-09-25 富士通株式会社 電子デバイスとその製造方法、及びネットワークシステム
JPWO2014147709A1 (ja) * 2013-03-18 2017-02-16 富士通株式会社 電子デバイスとその製造方法、及びネットワークシステム
US9666541B2 (en) 2013-03-18 2017-05-30 Fujitsu Limited Electronic device, manufacturing method of the same, and network system
CN105103332B (zh) * 2013-03-18 2017-06-13 富士通株式会社 电子器件及其制造方法、以及网络系统
JP2014187124A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fujitsu Ltd 熱電素子搭載モジュール及びその製造方法
JP2015159222A (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社日本マイクロニクス 二次電池搭載回路チップ及びその製造方法
WO2015129051A1 (ja) * 2014-02-25 2015-09-03 株式会社日本マイクロニクス 二次電池搭載回路チップ及びその製造方法
TWI603525B (zh) * 2014-02-25 2017-10-21 日本麥克隆尼股份有限公司 裝設了輔助電池的電路晶片及其製造方法
JPWO2016068295A1 (ja) * 2014-10-30 2017-08-10 富士フイルム株式会社 センサデバイス、センサシステム
WO2016068295A1 (ja) * 2014-10-30 2016-05-06 富士フイルム株式会社 センサデバイス、センサシステム
CN110783444A (zh) * 2018-07-31 2020-02-11 现代自动车株式会社 热电转换模块及热电转换模块系统
CN110783444B (zh) * 2018-07-31 2023-11-07 现代自动车株式会社 热电转换模块及热电转换模块系统
JP6873336B1 (ja) * 2020-04-10 2021-05-19 株式会社オプトハブ 半導体イメージセンサ
WO2021205662A1 (ja) * 2020-04-10 2021-10-14 株式会社オプトハブ 半導体イメージセンサ
CN113785396A (zh) * 2020-04-10 2021-12-10 株式会社光轮 半导体图像传感器
CN113785396B (zh) * 2020-04-10 2022-05-10 株式会社光轮 半导体图像传感器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005340479A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US8593036B2 (en) High-efficiency MEMS micro-vibrational energy harvester and process for manufacturing same
US6621134B1 (en) Vacuum sealed RF/microwave microresonator
JP5701772B2 (ja) ビア構造及びその製造方法
US20080012343A1 (en) Electrostatic induction generator
US6127812A (en) Integrated environmental energy extractor
EP1538747A1 (en) Micromechanical electrostatic resonator
US20090302716A1 (en) Piezoelectric device
US20160002026A1 (en) Methods and devices for microelectromechanical pressure sensors
US20150266725A1 (en) Methods of forming buried electromechanical structures coupled with device substrates and structures formed thereby
WO2010145907A2 (en) Methods and systems for fabrication of mems cmos devices
JPWO2012008113A1 (ja) 微小電気機械発電器およびそれを用いた電気機器
TW201318957A (zh) 電子零件
US5602411A (en) Micromechanical component with a dielectric movable structure, and microsystem
US9493346B2 (en) Capacitor with planarized bonding for CMOS-MEMS integration
JP2015211988A (ja) Mems構造体、電子機器および移動体
Yang et al. Broadband, tunable, miniaturized vibration energy harvester using nonlinear elastomer beams and stretchable interconnects
JP5276785B2 (ja) 半導体装置
JP4451751B2 (ja) 熱電発電素子
JP2014033335A (ja) Mems素子、電子機器、およびmems素子の製造方法
JP2014053763A (ja) 電子装置の製造方法および電子装置
US8766381B2 (en) Integrated circuit comprising a device with a vertical mobile element integrated in a support substrate and method for producing the device with a mobile element
JP2010232790A (ja) 共振回路及びその製造方法並びに電子装置
JP5203794B2 (ja) 微細構造
TW201727732A (zh) Cmos-mems諧振換能器及其製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091214

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100525