JP2005233812A - 探索システム、探索管理装置、無線タグ検出装置、探索方法、探索管理方法、無線タグ検出方法、探索管理プログラム及び無線タグ検出プログラム - Google Patents
探索システム、探索管理装置、無線タグ検出装置、探索方法、探索管理方法、無線タグ検出方法、探索管理プログラム及び無線タグ検出プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 対象物に取り付けられた無線タグの検出の可能性を向上させた可能な探索システム、探索管理装置、無線タグ検出装置、探索管理方法、無線タグ検出方法、探索管理プログラム及び無線タグ検出プログラムを提供する。
【解決手段】 探索管理サーバ300は、RFIDタグ500の使用者からの依頼に基づいて与えられるRFIDタグ500のタグIDとRFIDタグ500の使用者の会員Noとを対応付けて管理DB310に登録し、このタグIDを少なくとも含む探索依頼情報を生成し、各無線タグ検出装置400に配信する。各無線タグ検出装置400は、探索依頼情報を受信するとともに、RFIDタグ500との無線通信により受信したタグIDを保持し、探索依頼情報に含まれるタグIDとRFIDタグ500からのタグIDとを照合し、タグIDが一致したとの照合結果が得られたときに、そのタグIDを含むタグ検出情報を生成して出力する。
【選択図】 図1
【解決手段】 探索管理サーバ300は、RFIDタグ500の使用者からの依頼に基づいて与えられるRFIDタグ500のタグIDとRFIDタグ500の使用者の会員Noとを対応付けて管理DB310に登録し、このタグIDを少なくとも含む探索依頼情報を生成し、各無線タグ検出装置400に配信する。各無線タグ検出装置400は、探索依頼情報を受信するとともに、RFIDタグ500との無線通信により受信したタグIDを保持し、探索依頼情報に含まれるタグIDとRFIDタグ500からのタグIDとを照合し、タグIDが一致したとの照合結果が得られたときに、そのタグIDを含むタグ検出情報を生成して出力する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、対象物の探索に用いられる探索システム、探索管理装置、無線タグ検出装置、探索管理方法、対象物探索方法、探索管理プログラム及び対象物探索プログラムに関する。
従来、様々な対象物に取り付けられた無線タグを検出することにより、その対象物の識別を可能としたシステムが提案されている(例えば特許文献1及び2参照)。
従来の案内情報処理装置のブロック図を図17に示す。図17に示す案内情報処理装置は、利用者に案内情報を提供するものである。ナビゲーションセンタ2001内に設置されたナビゲーションサーバ2110は、施設2002内の据置情報端末2004や施設2003内の無線LAN端末2005と通信網2009により接続されている。会員データベース2111には会員ID等の利用者の個人情報が登録され、情報データベース2112には各施設が提供する情報が登録される。
施設2002において、据置情報端末2004はRFIDリーダ2420を搭載している。このRFIDリーダ2420は、利用者2502が所持するRFIDチップを内蔵した無線タグとしてのカード2602が近付くと、そのカード2602に記録された会員IDを読み取り、ナビゲーションサーバ2110へ送信する。
また、施設2003において、利用者2503は、RFIDチップを内蔵したカード2603とともにPDA2006を所持している。PDA2006は、カード2603に記録された会員IDを読み取り、この会員IDに応じた電磁波2511を放射する。アンテナ2510は、PDA2006が近付くと、このPDA2006からの電磁波2511を受信する。無線LAN端末2005はアンテナ2510が受信した電磁波2511に対応する会員IDをナビゲーションサーバ2110へ送信する。
ナビゲーションサーバ2110は、施設2002内の据置情報端末2004や施設2003内の無線LAN端末2005からの会員IDを受信すると、この会員IDに対応する個人情報を会員データベース2111から読み出し、更に、この個人情報に応じた情報を情報データベース2112から読み出して施設2002内の据置情報端末2004や施設2003内の無線LAN端末2005へ送信する。施設2002内の据置情報端末2004は、受信した情報を内蔵するディスプレイ2410へ表示する。一方、施設2003内の無線LAN端末2005は、受信した情報を、アンテナ2510を介してPDA2006へ送信し、PDA2006は受信した情報を内蔵するディスプレイ等に表示する。この情報案内処理装置の利用により、RFIDタグを所持する利用者を識別し、個々の利用者の要求に応じた案内情報の提供が可能となる。
また、施設来場者に、その施設来場者の固有の識別データが記録された識別タグを所持させ、施設の出口ゲートに設置された検知装置が近傍の無線タグ(識別タグ)からの信号を受信した際に、その信号に基づいて識別タグを所持する施設来場者を識別するとともに、施設来場者が迷子等であった場合には、出口ゲートを閉止するシステムがある。このシステムの利用により、迷子等になった施設来場者の探索を容易にすることが可能となる。
実用新案登録第3096344号
特開2003−233893号公報
しかしながら、前述した従来のRFIDリーダや検知装置は、固定設置されているため、無線タグを所持する者が近付かない限り、無線タグを検出することができない。このため、無線タグが取り付けられた対象物の探索において、無線タグの検出の可能性を向上させることが要求されている。
本発明は従来の問題を解決するためになされたもので、対象物に取り付けられた無線タグの検出の可能性を向上させた可能な探索システム、探索管理装置、無線タグ検出装置、探索管理方法、無線タグ検出方法、探索管理プログラム及び無線タグ検出プログラムを提供することを目的とする。
本発明の探索システムは、無線タグの取付けられた対象物を探索するものであって、探索管理装置と、それぞれが移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び前記無線タグとの無線通信機能とを有する複数の無線タグ検出装置とを有し、前記探索管理装置は、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成手段と、前記探索依頼情報を前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信手段とを有し、前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれは、前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される前記探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持する探索依頼情報保持手段と、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記探索依頼情報保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合手段と、前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成手段と、前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力手段とを有する構成である。
この構成により、無線タグ検出装置は、移動しつつ無線タグの識別情報を無線タグから受信することができ、固定設置されている場合よりも検出範囲が拡大するため、無線タグの検出の可能性を向上させることが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記タグ検出情報出力手段が、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信手段を有し、前記探索管理装置が、更に、前記複数の無線タグ検出装置のいずれかから前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段を有する構成とすることができる。
この構成により、無線タグの使用者が対象物の探索結果を認識することが可能となる。
また、本発明の探索システムは、無線タグの取付けられた対象物を探索するものであって、探索管理装置と、それぞれが移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び前記無線タグとの無線通信機能とを有する複数の無線タグ検出装置とを有し、前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれは、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成手段と、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信手段とを有し、前記探索管理装置は、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記複数の無線タグ検出装置のいずれかから前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報とを照合する照合手段と、前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する前記探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段とを有する構成である。
この構成により、前述と同様、無線タグ検出装置は、移動しつつ無線タグの識別情報を無線タグから受信することができ、固定設置されている場合よりも検出範囲が拡大するため、無線タグの検出の可能性を向上させることが可能となる。また、探索管理装置が各無線タグ検出装置からの検出タグ識別情報を用いて照合を行っており、無線タグ検出装置はタグ識別情報の照合を行う必要がないため、その無線タグ検出装置の処理負担の軽減と装置構成の簡略化を図ることが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれが、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出手段を有し、前記タグ検出情報生成手段が、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
無線タグ検出装置は、移動体に設けられて移動するため位置が変化するが、その位置の情報がタグ検出情報に含められることにより、無線タグの使用者は対象物がどこで発見されたのかを認識することが可能となる。また、無線タグ検出装置は、自身の位置を検出して位置情報を生成しており、無線タグが位置を検出する必要がないため、その無線タグの構成を簡略化することが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれが、時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、前記タグ検出情報生成手段が、前記無線タグからのタグ識別情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
この構成により、無線タグの使用者は対象物がいつ発見されたのかを認識することが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記探索管理装置が、時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、前記探索結果情報生成手段が、前記タグ検出情報に基づくとともに前記タグ検出情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報に基づいて前記探索結果情報を生成する構成とすることができる。
この構成により、前述と同様、無線タグの使用者は対象物がいつ発見されたのかを認識することが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記探索管理装置が、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記探索結果情報を送信する探索結果情報送信手段を有する構成とすることができる。
この構成により、無線タグの使用者は端末装置によって受信される探索結果情報から対象物の探索結果を認識することができる。
また、本発明の探索システムは、記探索結果情報送信手段が、前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られていない間、所定の時間周期で前記対象物が発見されない旨の探索結果情報を送信する構成とすることができる。
この構成により、無線タグの使用者は、探索の対象物が発見されない場合においても、所定の時間周期で対象物が発見されていない旨の探索結果を得ることができるため、探索が継続されていることを確認することができる。
また、本発明の探索システムは、前記探索結果情報送信手段が、同一の検出タグ識別情報を含むタグ検出情報に基づく複数の探索結果情報のうちの1又は複数の探索結果情報を所定時間内に一度だけ送信する構成とすることができる。
この構成により、探索管理装置は、同一のタグ識別情報を含む探索結果情報については、所定時間内に一度だけ送信することになり、同一の対象物の探索結果が短時間に数多く無線タグの使用者へ通知されてしまうことを防止して必要に応じた通知を可能とするとともに、処理負担の軽減を図ることが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記記憶手段が、前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を、前記探索タグ識別情報及び前記タグ使用者識別情報に対応付けて記憶し、前記探索依頼情報生成手段が、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報に対応した前記付帯情報を含む探索依頼情報を生成し、前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置が、前記探索依頼情報に含まれる前記付帯情報を出力する付帯情報出力手段を有する構成とすることができる。
この構成により、無線タグ検出装置の使用者は、対象物に関する詳細な情報を認識することができ、その対象物の保護等が可能となり、無線タグの使用者にとってより適切な探索のサービスが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記探索依頼情報配信手段が、所定条件を満たす無線タグ検出装置に前記付帯情報を含む探索依頼情報を配信する構成とすることができる。
この構成により、探索管理装置は、例えば、対象物の保護等を承諾する者の無線タグ検出装置に対してのみ、その対象物の保護等に必要な付帯情報を含んだ探索依頼情報を配信するため、必要に応じた対象物の付帯情報の送信が可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記記憶手段が、無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とのセットが予め登録された管理データベースを含み、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報と前記タグ使用者識別情報とが前記管理データベースにおいて特定される構成とすることができる。
また、本発明の探索システムは、前記記憶手段が、無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とのセットが予め登録された管理データベースを含み、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報と前記タグ使用者識別情報とが前記管理データベースにおいて特定される構成とすることができる。
この構成により、無線タグを特定するタグ識別情報と無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とが対応付けられるため、探索管理装置は、個々の無線タグの使用者が使用する無線タグを判別することが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記探索管理装置が、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記対象物の探索の要否に関する探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する探索要否判定手段と、前記探索継続判定手段にて前記対象物の探索が必要でないと判定された場合に、所定の終了処理を行う探索終了処理手段とを有する構成とすることができる。
この構成により、探索管理装置は、無線タグの使用者が探索を必要としなくなったことを迅速に反映し、不必要な探索が継続されることを防止することが可能となる。
また、本発明の探索システムは、前記探索管理装置が、前記対象物の探索の開始に応じた所定タイミングから所定期間経過後に、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記対象物の探索の継続を確認するための探索継続確認情報を送信する探索継続確認情報送信手段を有し、前記探索要否判定手段は、前記無線タグの使用者の端末装置からの前記探索継続確認情報に対する応答としての探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する構成とすることができる。
この構成により、探索管理装置は、無線タグの使用者に対して探索継続の要否判断を促すことができ、不必要な探索が継続されることを防止することが可能となる。
また、本発明の探索管理装置は、それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となるものであって、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成手段と、前記探索依頼情報を、前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信手段とを有する構成である。
また、本発明の探索管理装置は、前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置から前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報が前記探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果に基づいて送信された前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段を有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となるものであって、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記複数の無線タグ検出装置のいずれかからの前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報とを照合する照合手段と、前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されるタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段とを有する構成である。
また、本発明の探索管理装置は、時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、前記探索結果情報生成手段が、前記タグ検出情報に基づくとともに前記タグ検出情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報に基づいて前記探索結果情報を生成する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記探索結果情報を送信する探索結果情報送信手段を有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、前記探索結果情報送信手段が、前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られていない間、所定の時間周期で前記対象物が発見されない旨の探索結果情報を送信する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、前記探索結果情報送信手段が、同一の検出タグ識別情報を含むタグ検出情報に基づく複数の探索結果情報のうちの1又は複数の探索結果情報を所定時間内に一度だけ送信する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、前記記憶手段が、前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を、前記探索タグ識別情報及び前記タグ使用者識別情報に対応付けて記憶し、前記探索依頼情報生成手段が、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報に対応した前記付帯情報を含む探索依頼情報を生成する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、前記探索依頼情報配信手段が、所定条件を満たす無線タグ検出装置に前記付帯情報を含む探索依頼情報を配信する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、前記記憶手段が、無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とのセットが予め登録された管理データベースを含み、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報と前記タグ使用者識別情報とが前記管理データベースにおいて特定される構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記対象物の探索の要否に関する探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する探索要否判定手段と、前記探索継続判定手段にて前記対象物の探索が必要でないと判定された場合に、所定の終了処理を行う探索終了処理手段とを有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理装置は、前記対象物の探索の開始に応じた所定タイミングから所定期間経過後に、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記対象物の探索の継続を確認するための探索継続確認情報を送信する探索継続確認情報送信手段を有し、前記探索要否判定手段が、前記無線タグの使用者の端末装置からの前記探索継続確認情報に対する応答としての探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出装置は、移動体に設けられ、通信ネットワークを介した探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有するものであって、前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される探索の対象物に取付けられた無線タグを特定する探索対象タグ識別情報を含む探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持する探索依頼情報保持手段と、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記探索依頼情報保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合手段と、前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成手段と、前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力手段とを有する構成である。
また、本発明の無線タグ検出装置は、前記タグ検出情報出力手段が、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信手段を有する構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出装置は、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出手段を有し、前記タグ検出情報生成手段が、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出装置は、時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、前記タグ検出情報生成手段が、前記無線タグからのタグ識別情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出装置は、前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を含んだ前記探索依頼情報を前記探索管理装置から受信したときに、前記探索依頼情報に含まれる前記付帯情報を出力する付帯情報出力手段を有する構成とすることができる。
また、本発明の探索方法は、探索管理装置と、移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置とを有する探索システムにおける前記無線タグの取付けられた対象物を探索するものであって、前記探索管理装置が、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成ステップと、前記探索管理装置が、前記探索依頼情報を前記無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信ステップと、前記無線タグ検出装置が、前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される前記探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持手段に保持させる探索依頼情報保持ステップと、前記無線タグ検出装置が、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記探索依頼情報保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合ステップと、前記無線タグ検出装置が、前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、前記無線タグ検出装置が、前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力ステップとを有する構成である。
また、本発明の探索方法は、前記タグ検出情報出力ステップが、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップを有し、更に、前記探索管理装置が、前記無線タグ検出装置から前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の探索方法は、探索管理装置と、移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置とを有する探索システムにおける前記無線タグの取付けられた対象物を探索するものであって、前記無線タグ検出装置が、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、前記無線タグ検出装置が、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップと、前記探索管理装置が、前記無線タグ検出装置から前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報とを照合する照合ステップと、前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する前記探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップとを有する構成である。
また、本発明の探索方法は、前記無線タグ検出装置が、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出ステップを有し、前記タグ検出情報生成ステップが、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出ステップにて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置におけるものであって、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成ステップと、前記探索依頼情報を、前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信ステップとを有する構成である。
また、本発明の探索管理方法は、前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置から前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報が前記探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果に基づいて送信された前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置におけるものであって、前記複数の無線タグ検出装置のいずれかからの前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報とを照合する照合ステップと、前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップとを有する構成である。
また、本発明の探索管理方法は、時刻を計時して時刻情報を生成する時計ステップを有し、前記探索結果情報生成ステップが、前記タグ検出情報に基づくとともに前記タグ検出情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計ステップにて生成された時刻情報に基づいて前記探索結果情報を生成する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記探索結果情報を送信する探索結果情報送信ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、前記探索結果情報送信ステップが、前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られていない間、所定の時間周期で前記対象物が発見されない旨の探索結果情報を送信する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、前記探索結果情報送信ステップが、同一の検出タグ識別情報を含むタグ検出情報に基づく複数の探索結果情報のうちの1又は複数の探索結果情報を所定時間内に一度だけ送信する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、前記記憶手段に前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報が前記探索タグ識別情報及び前記タグ使用者識別情報に対応付けて記憶され、前記探索依頼情報生成ステップが、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報に対応した前記付帯情報を含む探索依頼情報を生成する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、前記探索依頼情報配信ステップが、所定条件を満たす無線タグ検出装置に前記付帯情報を含む探索依頼情報を配信する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、前記記憶手段に前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とのセットが予め登録された管理データベースが含まれ、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報と前記タグ使用者識別情報とを前記管理データベースにおいて特定するステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記対象物の探索の要否に関する探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する探索要否判定ステップと、前記探索継続判定ステップにて前記対象物の探索が必要でないと判定された場合に、所定の終了処理を行う探索終了処理ステップとを有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理方法は、前記対象物の探索の開始に応じた所定タイミングから所定期間経過後に、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記対象物の探索の継続を確認するための探索継続確認情報を送信する探索継続確認情報送信ステップを有し、前記探索要否判定ステップが、前記無線タグの使用者の端末装置からの前記探索継続確認情報に対する応答としての探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出方法は、移動体に設けられ、通信ネットワークを介した探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置におけるものであって、前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される探索の対象物に取付けられた無線タグを特定する探索対象タグ識別情報を含む探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持手段に保持させる探索依頼情報保持ステップと、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合ステップと、前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力ステップとを有する構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出方法は、前記タグ検出情報出力ステップが、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出方法は、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出ステップを有し、前記タグ検出情報生成ステップが、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出方法は、時刻を計時して時刻情報を生成する時計ステップを有し、前記タグ検出情報生成ステップが、前記無線タグからのタグ識別情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計ステップにて生成された時刻情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出方法は、前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を含んだ前記探索依頼情報を前記探索管理装置から受信したときに、前記探索依頼情報に含まれる前記付帯情報を出力する付帯情報出力ステップを有する構成とすることができる。
また、本発明の探索管理プログラムは、それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置において実行されるものであって、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成ステップと、前記探索依頼情報を、前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信ステップとを前記探索管理装置に実行させる構成である。
また、本発明の探索管理プログラムは、前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置から前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報が前記探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果に基づいて送信された前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップを前記探索管理装置に実行させる構成とすることができる。
また、本発明の探索管理プログラムは、それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置において実行されるものであって、前記複数の無線タグ検出装置のいずれかからの前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報とを照合する照合ステップと、前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップとを前記探索管理装置に実行させる構成である。
また、本発明の無線タグ検出プログラムは、移動体に設けられ、通信ネットワークを介した探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置において実行されるものであって、前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される探索の対象物に取付けられた無線タグを特定する探索対象タグ識別情報を含む探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持手段に保持させる探索依頼情報保持ステップと、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合ステップと、前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力ステップとを前記無線タグ検出装置に実行させる構成である。
また、本発明の無線タグ検出プログラムは、前記タグ検出情報出力ステップが、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップを前記無線タグ検出装置に実行させる構成とすることができる。
また、本発明の無線タグ検出プログラムは、前記無線タグ検出装置が、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出手段を有しており、前記タグ検出情報生成ステップは、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含める構成とすることができる。
本発明は、無線タグ検出装置が、移動しつつ無線タグの識別情報を無線タグから受信することができ、固定設置されている場合よりも検出範囲が拡大するため、無線タグの検出の可能性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態の探索システムについて、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態における探索システムのブロック図を図1に示す。図1において、探索システム100は、対象物の探索のサービスを提供するものであり、探索依頼者が所持する端末200と、探索サービスの提供者が所持する探索管理サーバ300、探索管理サーバ300の記憶手段である管理データベース(DB)310、及び、探索管理サーバ300を操作するための端末320と、探索協力者が所有する車両450−a及び450−b(以下、これら車両450−a及び450−bをまとめて適宜「車両450」と称する)に設けられた探索協力者が所持する無線タグ検出装置400−a及び400−b(以下、これら無線タグ検出装置400−a及び400−bをまとめて適宜「無線タグ検出装置400」と称する)と、探索の対象物であるペット550に取り付けられた無線タグであるRFID(Radio Frequency IDentification)タグ500と、端末200と探索管理サーバ300の間の通信と、探索管理サーバ300と無線タグ検出装置400との間の通信とを可能にするインターネットや固定電話網等の通信網610、移動体通信網620、基地局630及び640とを有する。
端末200は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の通信機能を有する端末である。この端末200は、探索依頼者の依頼に応じて、基地局630、移動体通信網620及び通信網610を介して、探索管理サーバ300へ探索を依頼するための通信を行うとともに、その探索管理サーバ300から通信網610、移動体通信網620及び基地局630を介して、探索依頼に応じた探索結果を受信する。
端末200は、パーソナルコンピュータや携帯電話機等の通信機能を有する端末である。この端末200は、探索依頼者の依頼に応じて、基地局630、移動体通信網620及び通信網610を介して、探索管理サーバ300へ探索を依頼するための通信を行うとともに、その探索管理サーバ300から通信網610、移動体通信網620及び基地局630を介して、探索依頼に応じた探索結果を受信する。
探索管理サーバ300は、対象物の探索全般を管理する。具体的には、探索管理サーバ300は、探索に必要な各種の情報を管理DB310に登録するための処理、端末200からの探索の依頼に応じて無線タグ検出装置400へ探索を依頼するための処理、無線タグ検出装置400からのRFIDタグ500の検出結果に基づいて探索の結果を端末200へ通知するための処理等を行う。
無線タグ検出装置400は、探索協力者が使用するものであり、例えば、探索サービスの提供者から購入し又は借り受けて所持する。この無線タグ検出装置400は、例えば、携帯電話機、車両450に設置されたナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistance)等の通信機能を有する装置である。無線タグ検出装置400は、探索協力者が運転する車両450の移動に伴って移動する。そして、無線タグ検出装置400は、その移動中にRFIDタグ500の検出を行い、検出結果を探索管理サーバ300へ送信したり、その検出結果を利用して、対象物の探索のための処理を行い、探索結果を探索管理サーバ300へ送信する。
RFIDタグ500は、探索依頼者が使用するものであり、例えば、探索サービスの提供者から購入し又は借り受けて探索の対象物であるペット550に取り付けられたものである。このRFIDタグ500は、移動中の無線タグ検出装置400が接近することにより、その無線タグ検出装置400から送信される信号の電力が所定値以上となる範囲(例えば無線タグ検出装置400から10m以内)に存在することになる場合、その信号により電力が供給されることによって起動する。そして、RFIDタグ500は、内蔵するメモリ(図示せず)に記録された自身の識別情報であるタグIDを含んだ信号を送信する。
以上のように構成された探索システム100について、その動作を説明する。なお、本実施形態においては、1人の者が探索依頼者と探索協力者を兼ねていても良く、探索依頼者と探索協力者のいずれか一方であっても良い。
まず、探索管理サーバ300は、対象物の探索に先立って、探索依頼者に関する情報(探索依頼者情報)及び探索協力者に関する情報(探索協力者情報)を管理DB310に登録するための処理を行う。管理DB310に登録される探索依頼者情報の一例を図2に、管理DB310に登録される探索協力者情報の一例を図3にそれぞれ示す。
図2に示す探索依頼者情報は、会員番号(会員No)、会員情報、所有タグID、対象物付帯情報及び通知手法情報からなる。会員Noは、探索依頼者(会員)の識別情報である。会員情報は、会員に関する各種情報であり、会員の氏名、生年月日及び住所の情報が含まれている。所有タグIDは会員が所有するRFIDタグ500の識別情報である。対象物付帯情報は、会員が所有するRFIDタグ500が取り付けられた対象物の特徴を表す各種の情報であり、所有タグIDに対応付けられている。この対象物付帯情報は、対象物がペットであるか人であるか等を示す属性、名前等の対象物に固有の情報(固有情報)、対象物の身長、体重等の外見の特徴を示す情報(特徴情報)、対象物の撮影により得られた画像情報が含まれている。通知手法情報は、探索依頼者である会員探索結果が通知される際に用いられる端末200やその他の装置の識別情報や、固定電話への通知、携帯電話への通知、FAX装置への通知、携帯電話やパーソナルコンピュータ(PC)に対する電子メールによる通知等、会員へ探索結果が通知される際に用いられる手法に関する情報が含まれている。
図2に示す探索依頼者情報では、会員番号と所有タグIDとが対応付けられている。このため、探索管理サーバ300は、この探索依頼者情報を参照することにより、個々の探索依頼者と、その探索依頼者が使用しているRFIDタグ500とを判別することができる。
一方、図3に示す探索協力者情報は、会員番号(会員No)、会員種別、検出装置ID及び獲得ポイントからなる。会員Noは、探索サービスにおいて探索に協力する者(会員)の識別情報である。会員種別は、探索協力者の所持する無線タグ検出装置400がRFIDタグ500を検出することによる探索協力、無線タグ検出装置400によりRFIDタグ500が検出された場合において探索協力者が対象物を保護することによる探索協力等、探索協力の度合いを識別するための情報である。なお、以下において、無線タグ検出装置400がRFIDタグ500を検出することによる探索協力を行う探索協力者をA会員、対象物を保護することによる探索協力を行う探索協力者をB会員と称する。検出装置IDは、探索協力者が所持する無線タグ検出装置400の識別情報である。獲得ポイントは、例えば探索協力者が対象物を保護した場合等、探索の協力の度合いに応じて付与されるものであり、探索協力者の探索協力に応じて例えばオペレータの操作によって随時更新される。探索協力者は、自身に付与されたポイントの多寡に応じた特典を受けることができるようになっている。このため、探索の協力が促されることになり、探索サービスの質の向上が図られる。
探索管理サーバ300は、オペレータによる端末320の入力操作に応じて、これら探索依頼者情報及び探索協力者情報を生成し、管理サーバ310に登録する。
以上のように、管理DB310に探索依頼者情報及び探索協力者情報が登録されることにより、対象物の探索が可能となる。
まず、対象物の探索についての実施例(第1実施例)を説明する。第1実施例の探索システム100の動作のシーケンス図を図4に示す。まず、端末200が探索管理サーバ300に対して探索依頼を要求すると、探索管理サーバ300は、探索依頼情報を生成し、無線タグ検出装置400へ配信する(S101)。
探索依頼情報生成、配信時における探索管理サーバ300の動作のフローチャートを図5に示す。まず、探索管理サーバ300は、端末200からの会員Noを受信したか否かを判定する(S1001)。探索管理サーバ300は、会員Noを受信した場合、端末200に対してメニュー情報を送信する(S1002)。端末200は、受信したメニュー情報に応じて、探索に関する各種の選択肢を含んだメニュー画面を生成し、内蔵するディスプレイ(図示せず)に表示する。
次に、探索管理サーバ300は、探索依頼者によって、端末200のディスプレイに表示されたメニュー画面の選択肢の内、探索依頼が選択されたか否かを判定する(S1003)。探索依頼者は、端末200を操作して、メニュー画面の選択肢のいずれかを選択する。この場合、探索依頼者は、対象物の探索を要求する場合には、探索依頼に対応する選択肢を選択する操作を行う。端末200は、探索依頼者が選択した選択肢に応じた信号を探索管理サーバ300へ送信する。そして、探索管理サーバ300は、この信号を受信することにより、探索依頼者が選択した選択肢を判定する。
探索依頼が選択された場合、探索管理サーバ300は、管理DB310に登録されている探索依頼者情報の中からS1001において受信した会員Noを含むものを選択する。そして、探索管理サーバ300は、この選択した探索依頼者情報に含まれる所有タグ、対象物付帯情報及び通知手法情報を抽出し、端末200へ送信する(S1004)。端末200は、受信した所有タグ、対象物付帯情報及び通知手法情報に応じた選択肢を含んだ選択画面を生成し、ディスプレイに表示する。
次に、探索管理サーバ300は、探索依頼者によって、端末200のディスプレイに表示された選択画面の選択肢の内、所有タグID及び通知手法情報が選択されたか否かを判定する(S1005)。例えば、探索依頼者は、端末200を操作して、探索の対象物であるペット550に取り付けられたRFIDタグ500のタグID(所有タグID)を選択するとともに、要望する通知手法に応じた通知手法情報を選択する。端末200は、探索依頼者が選択した選択肢に応じた信号を探索管理サーバ300へ送信する。そして、探索管理サーバ300は、この信号を受信することにより、探索依頼者が選択した所有タグID及び通知手法情報を判定する。
所有タグID及び通知手法情報が選択された場合、探索管理サーバ300は、探索依頼情報を生成し、管理DB310に登録する(S1006)。管理DB310に登録される探索依頼情報の一例を図6に示す。図6に示す探索依頼情報は、会員No、探索対象タグID、対象物付帯情報、通知手法情報、探索開始時刻情報及び配信先検出装置IDからなる。会員Noは、探索依頼者の識別情報である。探索対象タグIDは、探索依頼者によって選択された所有タグIDであり、探索の対象物であるペット550に取付けられたRFIDタグ500のタグIDである。対象物付帯情報は、探索対象タグIDに対応する対象物付帯情報、換言すれば、探索の対象物であるペット550の特徴を表す対象物付帯情報である。通知手法情報は、探索依頼者によって選択された通知手法情報である。探索開始時刻情報は、探索依頼情報の生成時の時刻を示す情報であり、探索管理サーバ300が内蔵する時計(図示せず)により設定する。配信先検出装置IDについては後述する。
次に、探索管理サーバ300は、S1006において生成した探索依頼情報内の所有タグIDを含んだA会員向けの探索依頼情報と、S1006において生成した探索依頼情報内の所有タグID及び対象物付帯情報を含んだB会員向けの探索依頼情報を生成する(S1007)。
更に、探索管理サーバ300は、A会員向け探索依頼情報をA会員が所持する無線タグ検出装置400へ配信するとともに、B会員向け探索依頼情報をB会員が所持する無線タグ検出装置400へ配信する(S1008)。具体的には、探索管理サーバ300は、図3に示す管理DB310に登録された探索協力者情報の会員種別及びこの会員種別に対応する検出装置IDを参照する。そして、探索管理サーバ300は、A会員となっている会員種別に対応する検出装置IDを、A会員向け探索依頼情報を配信すべき無線タグ検出装置400の検出装置IDと判別し、B会員となっている会員種別に対応する検出装置IDを、B会員向け探索依頼情報を配信すべき無線タグ検出装置400の検出装置IDと判別する。次に、探索管理サーバ300は、判別したそれぞれの検出装置IDに対応する無線タグ検出装置400に対して、A会員向け探索依頼情報及びB会員向け探索依頼情報のいずれかを配信する。更に、探索管理サーバ300は、管理DB310に登録された探索依頼情報の内、S1006において生成した探索依頼情報において、配信先である無線タグ検出装置400の検出装置IDを配信先検出装置IDとして設定する(図6参照)。
再び、図4に戻って説明する。車両450に設けられた無線タグ検出装置400は、探索管理サーバ300からの会員向け探索依頼情報を受信するとともに、車両450の移動に伴って移動し、その移動中にRFIDタグ500からのタグIDを受信すると、タグIDの照合を行い(S102)、更に、タグ検出情報を生成して出力する(S103)。
タグID照合、タグ検出情報の生成及び出力時における無線タグ検出装置400の動作のフローチャートを図7に示す。まず、無線タグ検出装置400は、探索管理サーバ300からの会員向け探索依頼情報を受信したか否かを判定する(S1101)。無線タグ検出装置400は、会員向け探索依頼情報を受信すると、その会員向け探索依頼情報を内蔵するメモリ(図示せず)に格納、保持する。更に、無線タグ検出装置400は、車両450の移動に伴って移動している間に、RFID500からのタグIDを受信したか否かを判定する(S1102)。そして、無線タグ検出装置400は、RFID500からのタグIDを受信すると、そのタグIDを検出タグIDとして内蔵するメモリに格納する(S1103)。
次に、無線タグ検出装置400は、会員向け探索依頼情報内の探索対象タグIDと、メモリ内の検出タグIDとが一致するか否かを判定する(S1104)。一致しない場合には、無線タグ検出装置400は、S1104における照合に用いたメモリ内の検出タグIDを削除し(S1111)、RFID500からのタグIDを受信したか否かの判定(S1102)以降の動作を繰り返す。このように検出タグIDが削除されることにより、無線タグ検出装置400は、探索対象となっていない対象物を把握することができなくなるため、その対象物を管理する者のプライバシーが保護される。
一方、会員向け探索依頼情報内の探索対象タグIDと、メモリ内の検出タグIDとが一致する場合、無線タグ検出装置400は、S1104における照合に用いたタグIDと同一のタグIDの照合を過去の所定時間T1内に行ったか否かを判定する(S1105)。例えば、無線タグ検出装置400は、S1104において探索対象タグIDと検出タグIDとが一致すると判定する毎に、その一致したタグIDとその時の時刻の情報とを対応付けてメモリに格納しておく。そして、無線タグ検出装置400は、その後に行われるS1104におけるタグIDの照合において探索対象タグIDと検出タグIDとが一致すると判定した場合、その一致するタグIDと、同一のタグIDがメモリに格納されているか否かを判定する。更に、無線タグ検出装置400は、同一のタグIDがメモリに格納されていると判定した場合、そのメモリに格納されているタグIDに対応付けられている時刻情報を参照し、その時刻情報により示される時刻が過去の所定時間T1内であるか否かを判定する。
無線タグ検出装置400は、S1104における照合に用いたタグIDと同一のタグIDの照合を過去の所定時間T1内に行った場合には、RFID500からのタグIDを受信したか否かの判定(S1102)以降の動作を繰り返す。これにより、後述のS1107においてほぼ同様のタグ検出情報が短時間に生成されてしまうことを防止して、必要に応じたタグ検出情報の生成を可能とするとともに、処理負担の軽減を図ることが可能となる。
一方、無線タグ検出装置400は、S1104における照合に用いたタグIDと同一のタグIDの照合を過去の所定時間T1内に行っていない場合には、位置情報及び時刻情報を生成する(S1106)。例えば、無線タグ検出装置400は、GPS(Global Positioning System)の機能を有しており、自身の位置を検出して位置情報を生成する。あるいは、無線タグ検出装置400は、通信相手である基地局640の位置情報を取得し、この位置情報を利用して、自身の位置を検出して位置情報を生成する。無線タグ検出装置400の位置は、必ずしもRFIDタグ500の位置と一致するものではないが、無線タグ検出装置400がIDタグを受信したということは、そのIDタグを有するRFIDタグ500が無線タグ検出装置400の近傍(例えば10m以内)に存在するということであるから無線タグ検出装置400の位置がRFIDタグ500の位置の代わりとして用いられても探索サービスの質を低下させるものではない。また、無線タグ検出装置400は、内蔵する時計(図示せず)により現在時刻を取得し、時刻情報を生成する。
次に、無線タグ検出装置400は、S1104において一致すると判定したタグID(検出タグID)、S1106において生成した位置情報(検出位置情報)及び時刻情報(検出時刻情報)、自身の検出装置IDを含んだタグ検出情報を生成し、メモリに格納する(1107)。タグ検出情報の一例を図8に示す。更に、無線タグ検出装置400は、メモリ内のタグ検出情報を探索管理サーバ300へ送信する(S1108)。
次に、無線タグ検出装置400は、探索管理サーバ300からの会員向け探索依頼情報に対象物付帯情報が含まれているか否かを判定する(S1109)。対象物付帯情報が含まれていない場合、無線タグ検出装置400は、RFID500からのタグIDを受信したか否かの判定(S1102)以降の動作を繰り返す。一方、対象物付帯情報が含まれている場合には、無線タグ検出装置400を所持する者は、B会員であり、探索の対象物であるペット550を保護することによる探索協力を行う必要がある。このため、無線タグ検出装置400は、探索の対象物であるペット550の保護に役立つ情報として、会員向け探索依頼情報に含まれる対象物付帯情報を内蔵するディスプレイ(図示せず)に表示する(S1110)。その後、無線タグ検出装置400は、RFID500からのタグIDを受信したか否かの判定(S1102)以降の動作を繰り返す。
再び、図4に戻って説明する。探索管理サーバ300は、タグ検出情報の受信に応じて探索結果情報を生成し、端末200へ送信する(S104)。
探索結果情報の生成及び通知時における探索管理サーバ300の動作のフローチャートを図9に示す。まず、探索管理サーバ300は、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信したか否かを判定する(S1201)。
探索管理サーバ300は、タグ検出情報を受信していない場合、更に、探索開始から所定時間T2が経過したか否かを判定する(S1202)。具体的には、探索管理サーバ300は、図6に示す探索依頼情報における探索対象タグID及び探索開始時刻情報を参照する。そして、探索管理サーバ300は、探索対象タグIDを含んだタグ検出情報がいまだに受信されていない場合、現在時刻と探索開始時刻情報で示される探索開始時刻の差を算出して、探索開始から所定時間T2が経過したか否かを判定する。なお、所定時間T2は、探索依頼情報毎に設定されるものであり、例えば初期値が24時間である。探索管理サーバ300は、S1202において肯定判断を行う毎に、この所定時間T2を24時間分増加させる。この場合、探索管理サーバ300は、後述するS1203以降の動作を24時間おきに行うことができる。
所定時間T2が経過していない場合、探索管理サーバ300は、タグ検出情報を受信したか否かの判定(S1201)以降の動作を繰り返す。一方、所定時間T2が経過した場合、探索管理サーバ300は、探索の対象物であるペット550が発見されていない旨の情報(未発見情報)を含んだ探索結果情報を生成する(S1203)。未発見情報には、例えば、対応する探索依頼情報における探索対象タグIDや対象物付帯情報が含まれており、探索依頼者がどの探索の対象物が未発見であるかを把握することができるようになっている。
次に、探索管理サーバ300は、生成した探索結果情報を、対応する探索依頼情報における通知手法情報で示される通知手法に応じて加工することにより、探索結果情報を含んだ電子メール等を生成し、その通知手法情報により特定される端末200へ送信する(S1204)。その後、探索管理サーバ300は、タグ検出情報を受信したか否かの判定(S1201)以降の動作を繰り返す。端末300は、受信した探索結果情報を含んだ電子メール等の内容をディスプレイに表示する。これにより、探索依頼者は、探索の対象物であるペット550がいまだに発見されていないことを認識することができる。
一方、探索管理サーバ300は、S1201においてタグ検出情報を受信したと判定した場合、そのタグ検出情報に基づいて、探索結果情報を生成し、管理DB310に登録する(S1205)。ここで、探索管理サーバ300は、タグ検出情報をそのまま探索結果情報として用いても良く、あるいは、タグ検出情報に、そのタグ検出情報に対応する探索依頼情報内の対象物付帯情報を付加して探索結果情報を生成するようにしても良い。
次に、探索管理サーバ300は、生成した探索結果情報を、対応する探索依頼情報の通知手法情報で示される通知手法に応じて加工することにより、探索結果情報を含んだ電子メール等を生成し、その通知手法情報により特定される端末200へ送信する(S1206)。端末300は、探索結果情報を含んだ電子メール等の内容をディスプレイに表示する。これにより、探索依頼者は、探索の対象物であるペット550が発見されたことを認識することができる。
なお、探索依頼情報における通知手法情報が固定電話や携帯電話に対する通知、FAXによる通知等、オペレータの介在を必要とするような通知手法を示している場合には、探索管理サーバ300は、前述のS1204及びS1206の動作を行わない。この場合には、オペレータの操作等により探索結果が通知されることになる。
このように、第1実施例では、車両450に設けられた無線タグ検出装置400は、移動しつつRFIDタグ500からのタグIDを受信することができる。従って、無線タグ検出装置400が固定設置されている場合よりもRFIDタグ500の検出範囲が拡大するため、検出の可能性を向上させることができる。また、探索管理サーバ300は、位置情報及び時刻情報を含んだ探索結果情報を生成しているため、探索依頼者は、探索の対象物であるペット550がいつ、どこで発見されたかを認識することができる。更に、無線タグ検出装置400は、探索の対象物であるペット550に取付けられたRFIDタグ500からのタグIDを受信した場合、自身の位置を検出して位置情報を生成しており、RFIDタグ500が位置を検出する必要がないため、そのRFIDタグ500の構成を簡略化することが可能となる。
また、探索管理サーバ300は、探索開始から所定時間T2が経過しても探索の対象物であるペット550に取り付けられたRFIDタグ500のタグIDを含んだタグ検出情報を受信しなかった場合には、未発見情報を含んだ探索結果情報を生成しているため、探索依頼者は、探索の対象物が発見されない場合においても、所定時間周期で探索結果を得ることができ、探索が継続されていることを確認することが可能となる。更に、探索管理サーバ300は、管理データベース310に探索依頼者が要求する通知手法の情報を登録しているため、探索結果を適切に通知することが可能となる。
また、探索管理サーバ300は、対象物の保護等を行うB会員である探索協力者が使用する無線タグ検出装置400に対してのみ、対象物付帯情報を含んだ探索依頼情報を配信し、無線タグ検出装置400が対象物付帯情報をディスプレイに表示しているため、必要に応じた対象物付帯情報の送信が可能になるとともに、B会員が探索協力に必要な対象物の詳細な情報を認識することが可能となる。
次に、対象物の探索についての他の実施例(第2実施例)を説明する。第2実施例の探索システム100の動作のシーケンス図を図10に示す。まず、端末200が探索管理サーバ300に対して探索依頼を要求すると、探索管理サーバ300は、探索依頼情報を生成する(S201)。探索管理サーバ300による探索依頼情報生成時の動作は、図5に示すフローチャートにおけるS1001乃至S1006の動作と同様である。
一方、車両450に設けられた無線タグ検出装置400は、車両450の移動に伴って移動する。そして、無線タグ検出装置400は、移動中にRFIDタグ500からのタグIDを受信すると、タグ検出情報を生成し、探索管理サーバ300へ送信する(S203)。具体的には、無線タグ検出装置400は、第1実施例と同様に、図8に示すように、RFIDタグ500からのタグID(検出タグID)、検出位置情報、検出時刻情報及び検出装置IDを含んだタグ検出情報を生成する。
探索管理サーバ300は、S201における探索依頼情報の生成後、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信すると、タグ照合(S203)を行い、更に、探索結果情報を生成して、端末200へ送信する。
タグID照合、探索結果情報の生成及び送信時における探索管理サーバ300の動作のフローチャートを図11及び図12に示す。まず、探索管理サーバ300は、図11に示すように、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信したか否かを判定する(S2001)。そして、探索管理サーバ300は、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信すると、そのタグ検出情報を内蔵するメモリ(図示せず)に格納する(S2002)。
次に、探索管理サーバ300は、図10のS201において生成した探索依頼情報内の探索対象タグIDと、メモリ内のタグ検出情報に含まれる検出タグIDとが一致するか否かを判定する(S2003)。一致しない場合には、探索管理サーバ300は、S2003における照合に用いた検出タグIDを含むタグ検出情報をメモリから削除し(S2006)、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信したか否かの判定(S2001)以降の動作を繰り返す。このようにタグ検出情報が削除されることにより、探索管理サーバ300は、探索対象となっていない対象物を把握することができなくなるため、その対象物を管理する者のプライバシーが保護される。
一方、探索依頼情報内の探索対象タグIDと、メモリ内のタグ検出情報に含まれる検出タグIDとが一致する場合、探索管理サーバ300は、S2003における照合に用いたタグIDと同一のタグIDの照合を過去の所定時間T1内に行ったか否かを判定する(S2004)。具体的には、探索管理サーバ300は、第1実施例における無線タグ検出装置400と同様、S2003において探索対象タグIDと検出タグIDとが一致すると判定する毎に、その一致したタグIDとその時の時刻の情報とを対応付けてメモリに格納しておく。そして、探索管理サーバ300は、その後に行われるS2003におけるタグIDの照合において探索対象タグIDと検出タグIDとが一致すると判定した場合、その一致するタグIDと、同一のタグIDがメモリに格納されているか否かを判定する。更に、探索管理サーバ300は、同一のタグIDがメモリに格納されていると判定した場合、そのメモリに格納されているタグIDに対応付けられている時刻情報を参照し、その時刻情報により示される時刻が過去の所定時間T1内であるか否かを判定する。
探索管理サーバ300は、S2003における照合に用いたタグIDと同一のタグIDの照合を過去の所定時間T1内に行った場合には、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信したか否かの判定(S2001)以降の動作を繰り返す。これにより、後述のS2005においてほぼ同様の探索結果情報が生成されてしまうことを防止して、必要に応じた探索結果情報の生成を可能とするとともに、処理負担の軽減を図ることが可能となる。
探索管理サーバ300は、S2003における照合に用いたタグIDと同一のタグIDの照合を過去の所定時間T1内に行った場合には、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信したか否かの判定(S2001)以降の動作を繰り返す。これにより、後述のS2005においてほぼ同様の探索結果情報が生成されてしまうことを防止して、必要に応じた探索結果情報の生成を可能とするとともに、処理負担の軽減を図ることが可能となる。
一方、探索管理サーバ300は、S2003における照合に用いたタグIDと同一のタグIDの照合を過去の所定時間T1内に行っていない場合には、メモリ内のタグ検出情報に基づいて、探索結果情報を生成し、管理DB310に登録する(S2005)。ここで、探索管理サーバ300は、タグ検出情報をそのまま探索結果情報として用いても良く、あるいは、タグ検出情報に、そのタグ検出情報に対応する探索依頼情報内の対象物付帯情報を付加して探索結果情報を生成するようにしても良い。その後、探索管理サーバ300は、無線タグ検出装置400からのタグ検出情報を受信したか否かの判定(S2001)以降の動作を繰り返す。なお、探索管理サーバ300は、S2003において、探索依頼情報内の探索対象タグIDとメモリ内のタグ検出情報に含まれる検出タグIDとが一致すると判断した場合には、S2004の動作を行わず、S2005における探索結果情報の生成と管理DB310への登録を行うようにしても良い。
更に、探索管理サーバ300は、図11に示す動作と並行して、図12に示すように、探索結果情報を生成したか否かを判定する(S2101)。探索管理サーバ300は、探索結果情報が生成済みである場合、その生成した探索結果情報を、対応する探索依頼情報の通知手法情報で示される通知手法に応じて加工することにより、探索結果情報を含んだ電子メール等を生成し、その通知手法情報により特定される端末200へ送信する(S2105)。端末300は、探索結果情報を含んだ電子メール等の内容をディスプレイに表示する。これにより、探索依頼者は、探索の対象物であるペット550が発見されたことを認識することができる。
一方、探索管理サーバ300は、探索結果情報を生成していない場合、更に、探索開始から所定時間T2が経過したか否かを判定する(S2102)。具体的には、探索管理サーバ300は、第1実施例における図9のS1202と同様の動作を行う。すなわち、探索管理サーバ300は、図6に示す探索依頼情報における探索対象タグID及び探索開始時刻情報を参照する。そして、探索管理サーバ300は、探索対象タグIDを含んだタグ検出情報がいまだに受信されていない場合、現在時刻と探索開始時刻情報で示される探索開始時刻の差を算出して、探索開始から所定時間T2が経過したか否かを判定する。
所定時間T2が経過していない場合、探索管理サーバ300は、探索結果情報を生成したか否かの判定(S2101)以降の動作を繰り返す。一方、所定時間T2が経過した場合、探索管理サーバ300は、探索の対象物であるペット550が発見されていない旨の情報(未発見情報)を含んだ探索結果情報を生成する(S2103)。
次に、探索管理サーバ300は、生成した探索結果情報を、対応する探索依頼情報の通知手法情報で示される通知手法に応じて加工することにより、探索結果情報を含んだ電子メール等を生成し、その通知手法情報により特定される端末200へ送信する(S2104)。その後、探索管理サーバ300は、タグ検出情報を受信したか否かの判定(S2101)以降の動作を繰り返す。端末300は、受信した探索結果情報を含んだ電子メール等の内容をディスプレイに表示する。これにより、探索依頼者は、探索の対象物であるペット550がいまだに発見されていないことを認識することができる。
なお、探索依頼情報における通知手法情報が固定電話や携帯電話に対する通知、FAXによる通知等、オペレータの介在を必要とするような通知手法を示している場合には、探索管理サーバ300は、第1実施例と同様、前述のS2104及び2105の動作を行わない。この場合には、オペレータの操作等により探索結果が通知されることになる。
このように、第2実施例では、第1実施例と比較すると、探索管理サーバ300が無線タグ検出装置400に代わってタグIDの照合を行っている。従って、無線タグ検出装置400の処理負担の軽減と装置構成の簡略化を図ることが可能となる。
次に、探索継続の確認についての実施例(第3実施例)を説明する。第3実施例の探索システム100の動作のシーケンス図を図13に示す。まず、探索管理サーバ300は、対象物であるペット550の探索を継続するか否かを探索依頼者に確認するための探索継続確認情報を生成し、端末200へ送信する(S301)。次に、探索管理サーバ300は、探索継続確認情報の応答である探索継続応答情報を端末200から受信すると、この探索継続応答情報に応じた対応(探索継続要否対応)を行う(S302)。
探索継続確認情報の生成及び送信時と、探索要否対応とにおける探索管理サーバ300の動作のフローチャートを図14に示す。まず、探索管理サーバ300は、探索開始から所定時間T3が経過したか否かを判定する(S3001)。具体的には、探索管理サーバ300は、図6に示す探索依頼情報における探索開始時刻情報を参照する。そして、探索管理サーバ300は、現在時刻と探索開始時刻情報で示される探索開始時刻の差を算出して、探索開始から所定時間T3が経過したか否かを判定する。なお、所定時間T3は、探索依頼情報毎に設定されるものであり、例えば初期値が1ヶ月である。探索管理サーバ300は、S3001において肯定判断を行う毎に、この所定時間T3を1ヶ月分増加させる。この場合、探索管理サーバ300は、後述するS3002以降の動作を1ヶ月おきに行うことができる。
所定時間T3が経過した場合、探索管理サーバ300は、対応する探索依頼情報における探索対象タグIDを含んだ探索継続確認情報を生成し、その探索依頼情報における通知手法情報により特定される端末200へ送信する(S3002)。なお、探索管理サーバ300は、探索対象タグIDとともに、探索依頼情報において、その探索対象タグIDに対応付けられている対象物付帯情報を含んだ探索継続確認情報を生成するようにしても良い。端末200は、受信した探索継続確認情報に応じて、探索の継続の要否を探索依頼者に選択させるための選択画面を生成し、内蔵するディスプレイに表示する。例えば、探索依頼者は、端末200を操作して、対象物の探索を継続するか否かを選択する。端末200は、探索依頼者の選択に応じた探索継続応答情報を生成して探索管理サーバ300へ送信する。この探索継続応答情報には、対象物の探索を継続するか否かを示す情報と、探索継続確認情報内の探索対象タグIDとが含まれている。次に、探索管理サーバ300は、端末200からの探索継続応答情報を受信したか否かを判定する(S3003)。
更に、探索管理サーバ300は、探索継続応答情報を受信した場合には、その探索継続応答情報を解析して、探索継続が指示されたか否かを判定する(S3001)。探索継続が指示された場合には、探索継続管理サーバ300は、探索開始から所定時間T3が経過したか否かの判定(S3001)以降の動作を繰り返す。
一方、探索継続が指示されなかった場合、すなわち、探索終了が指示された場合、探索管理サーバ300は、受信した探索継続応答情報内の探索対象タグIDを含んだ探索依頼情報を管理DB310から削除する(S3005)。更に、探索管理サーバ300は、前述の第1実施例のように無線タグ検出装置400が会員向け探索依頼情報内の探索対象タグIDとRFIDタグ500からの検出タグIDとの照合を行う場合には、受信した探索継続応答情報内の探索対象タグIDを含んだ探索終了情報を生成し、無線タグ検出装置400へ配信する(S3006)。無線タグ検出装置400は、受信した探索終了情報内の探索対象タグIDを含んだ会員向け探索依頼情報を内蔵するメモリから削除する。これにより、探索システム100は、対象物の探索を終了する。
なお、前述の第2実施例のように、探索管理サーバ300が探索依頼情報内の探索対象タグIDと無線タグ検出装置400からのタグ検出情報内の検出タグIDとの照合を行う場合には、探索管理サーバ300は、受信した探索継続応答情報内の探索対象タグIDを含んだ探索終了情報の生成及び配信(S3006)は行わない。
このように、第3実施例では、探索管理サーバ300は、探索開始から所定時間T3が経過した場合、探索継続確認情報を生成して端末200へ送信することにより、探索依頼者に対して探索継続の要否判断を促し、探索継続の必要がない場合には探索を終了するための処理を行う。このため、探索依頼者が希望しなくなった探索が継続されてしまうことが防止される。
次に、探索終了についての実施例(第4実施例)を説明する。第4実施例の探索システム100の動作のシーケンス図を図15に示す。端末200が探索管理サーバ300に対して探索終了を要求すると、探索管理サーバ300は、この探索取消に応じた対応(探索取消対応)を行う(S401)。
探索取消対応における探索管理サーバ300の動作のフローチャートを図16に示す。まず、探索管理サーバ300は、端末200からの会員Noを受信したか否かを判定する(S4001)。探索管理サーバ300は、会員Noを受信した場合、端末200に対してメニュー情報を送信する(S4002)。端末200は、受信したメニュー情報に応じて、探索に関する各種の選択肢を含んだメニュー画面を生成し、内蔵するディスプレイに表示する。
次に、探索管理サーバ300は、探索依頼者によって、端末200のディスプレイに表示されたメニュー画面の選択肢の内、探索取消が選択されたか否かを判定する(S4003)。例えば、探索依頼者は、対象物の探索の取り消しを要求する場合、端末200を操作して、その探索取り消しに対応する選択肢を選択する。この場合、端末200は、探索依頼者が選択した選択肢に応じた信号を探索管理サーバ300へ送信する。そして、探索管理サーバ300は、この信号を受信することにより、探索依頼者が選択した選択肢を判定する。
探索取消が選択された場合、探索管理サーバ300は、管理DB310に登録されている探索依頼情報の中からS4001において受信した会員Noを含むものを選択する。更に、探索管理サーバ300は、選択した探索依頼者情報に含まれる探索対象タグID及び対象物付帯情報を抽出し、端末200へ送信する(S4005)。端末200は、受信した探索対象タグID及び対象物付帯情報に応じた選択肢を含んだ選択画面を生成し、ディスプレイに表示する。
次に、探索管理サーバ300は、探索依頼者によって、端末200のディスプレイに表示された選択画面の選択肢の内、探索対象タグIDが選択されたか否かを判定する(S4006)。例えば、探索依頼者は、端末200を操作して、探索の取り消しを希望する対象物であるペット550に取り付けられたRFIDタグ500のタグID(探索対象タグID)を選択する。端末200は、探索依頼者が選択した選択肢に応じた信号を探索管理サーバ300へ送信する。そして、探索管理サーバ300は、この信号を受信することにより、探索依頼者が選択した探索対象タグIDを判定する。
探索対象タグIDが選択された場合、探索管理サーバ300は、その選択された探索対象タグIDを含む探索依頼情報を管理DB310から削除する(S4006)。更に、探索管理サーバ300は、更に、探索管理サーバ300は、前述の第1実施例のように無線タグ検出装置400が会員向け探索依頼情報内の探索対象タグIDとRFIDタグ500からの検出タグIDとの照合を行う場合には、選択された探索対象タグIDを含んだ探索終了情報を生成し、無線タグ検出装置400へ配信する(S4007)。無線タグ検出装置400は、受信した探索終了情報内の探索対象タグIDを含んだ会員向け探索依頼情報を内蔵するメモリから削除する。これにより、探索システム100は、対象物の探索を終了する。
なお、前述の第2実施例のように、探索管理サーバ300が探索依頼情報内の探索対象タグIDと無線タグ検出装置400からのタグ検出情報内の検出タグIDとの照合を行う場合には、探索管理サーバ300は、探索終了情報の生成及び配信(S4007)は行わない。
このように、第4実施例では、探索管理サーバ300は、探索依頼者の要求に応じて、探索を終了するための処理を行う。このため、探索依頼者が希望しなくなった探索が継続されてしまうことが防止される。
なお、探索管理サーバ300は、図4、図10、図13及び図13のシーケンス図に示す動作や、図5、図9、図11、図12、図14及び図16のフローチャートに示す動作を、例えばサーバから通信ネットワークを介して送信されるプログラムや、内蔵するROMに記憶されたプログラム、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラム等の実行により実現することができる。同様に、無線タグ検出装置400は、図4及び図10のシーケンス図に示す動作や、図7のフローチャートに示す動作を、例えばサーバから通信ネットワークを介して送信されるプログラムや、内蔵するROMに記憶されたプログラム、CD−ROM等の記憶媒体に記憶されたプログラム等の実行により実現することができる。
また、前述した実施形態では、探索管理サーバ300は、図5に示すように、生成した会員向け探索依頼情報を直ちに無線タグ検出装置400へ配信したが、例えば、1日に1回等、所定のタイミングで配信するようにしても良い。また、探索管理サーバ300は、会員向け探索依頼情報を無線タグ検出装置400へ配信する際に、前回の配信後に新たに生成した会員向け探索依頼情報を選択して配信するようにしても良い。この場合、探索管理サーバ300は、図6に示す探索依頼情報における探索開始時刻情報で示される時刻と前回の配信時刻とを比較し、探索開始時刻情報で示される時刻が前回の配信時刻以降である探索依頼情報に対応する会員向け探索依頼情報を配信する。これにより、探索管理サーバ300は、会員向け探索依頼情報の配信を必要最小限に抑えることができる。
あるいは、探索管理サーバ300は、過去の会員向け探索依頼情報の配信時に無線タグ検出装置400が受信することができなかった場合を考慮して、前回の配信で既に配信した会員向け探索依頼情報や前回の配信よりも過去において既に配信した会員向け探索依頼情報についても配信するようにしても良い。例えば、探索管理サーバ300は、24時間おきに会員向け探索依頼情報を配信する場合において、図6に示す探索依頼情報における探索開始時刻情報で示される時刻を参照し、1回の配信で過去の3日間に既に配信した会員向け探索依頼情報についても再度配信することができる。
また、探索管理サーバ300は、探索結果情報を端末200へ送信しようとする際に、その探索結果情報に含まれるタグIDと同一のタグIDを含んだ探索結果情報を過去の所定時間内に既に端末200へ送信している場合には、送信を行わないようにしても良い。これにより、探索管理サーバ300は、同一のタグIDを含んだ探索結果情報については、所定時間内に一度だけ送信することになり、同一の対象物の探索結果が短時間に数多く探索依頼者へ通知されてしまうことを防止して必要に応じた通知を可能とするとともに、処理負担の軽減を図ることが可能となる。
あるいは、探索管理サーバ300は、同一のタグIDを含んだ複数の探索結果情報を管理DB310に登録しておき、これらのうち1つ(例えば最新のもの)又は複数の探索依頼情報をまとめたものを所定時間内に一度だけ端末200へ送信するようにしても良い。これにより、前述と同様、探索管理サーバ300は、同一のタグIDを含んだ探索結果情報については、所定時間内に一度だけ送信することになり、同一の対象物の探索結果が短時間に数多く探索依頼者へ通知されてしまうことを防止して必要に応じた通知を可能とするとともに、処理負担の軽減を図ることが可能となる。
また、前述した実施形態では、無線タグ検出装置400が無線タグ検出情報に時刻情報を含ませて探索管理サーバ300へ送信したが、探索管理サーバ300が無線タグ検出情報を受信した際に、内蔵する時計(図示せず)により現在時刻を取得し、時刻情報を生成してその無線タグ検出情報に設定するようにしても良い。
また、前述した実施形態では、無線タグ検出装置400が位置検出機能及び通信機能を有していたが、これらの機能は有していなくてもよい。この場合、例えば、GPSによる位置検出機能を有する携帯電話機と、この携帯電話機に接続される、位置検出機能及び通信機能を有しない無線タグ検出装置が用いられる場合においても、本発明を適用することができる。
更に、RFIDタグ500の代わりに、所定の信号に応答して自己のIDを発信することが可能な非接触型のデバイスが用いられる場合においても、本発明を適用することができる。
以上のように、本発明にかかる探索システム、探索管理装置、無線タグ検出装置、探索方法、探索管理方法、無線タグ検出方法、探索管理プログラム及び無線タグ検出プログラムは、無線タグ検出装置が、移動しつつ無線タグの識別情報を無線タグから受信することができ、固定設置されている場合よりも検出範囲が拡大するため、無線タグの検出の可能性を向上させることが可能となるという効果を有し、探索システム等として有用である。
100 探索システム
200、320 端末
300 探索管理サーバ
310 管理DB
400−a、400−b 無線タグ検出装置
450−a、450−b 車両
500 RFIDタグ
550 ペット
610 通信網
620 移動体通信網
630、640 基地局
200、320 端末
300 探索管理サーバ
310 管理DB
400−a、400−b 無線タグ検出装置
450−a、450−b 車両
500 RFIDタグ
550 ペット
610 通信網
620 移動体通信網
630、640 基地局
Claims (58)
- 無線タグの取付けられた対象物を探索する探索システムであって、
探索管理装置と、
それぞれが移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び前記無線タグとの無線通信機能とを有する複数の無線タグ検出装置とを有し、
前記探索管理装置は、
前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成手段と、
前記探索依頼情報を前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信手段とを有し、
前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれは、
前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される前記探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持する探索依頼情報保持手段と、
前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記探索依頼情報保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合手段と、
前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成手段と、
前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力手段とを有することを特徴とする探索システム。 - 前記タグ検出情報出力手段は、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信手段を有し、
前記探索管理装置は、更に、
前記複数の無線タグ検出装置のいずれかから前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段を有することを特徴とする請求項1記載の探索システム。 - 無線タグの取付けられた対象物を探索する探索システムであって、
探索管理装置と、
それぞれが移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び前記無線タグとの無線通信機能とを有する複数の無線タグ検出装置とを有し、
前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれは、
前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成手段と、
前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信手段とを有し、
前記探索管理装置は、
前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記複数の無線タグ検出装置のいずれかから前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報とを照合する照合手段と、
前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する前記探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段とを有することを特徴とする探索システム。 - 前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれは、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出手段を有し、
前記タグ検出情報生成手段は、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の探索システム。 - 前記複数の無線タグ検出装置のそれぞれは、時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、
前記タグ検出情報生成手段は、前記無線タグからのタグ識別情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の探索システム。 - 前記探索管理装置は、時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、
前記探索結果情報生成手段は、前記タグ検出情報に基づくとともに前記タグ検出情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報に基づいて前記探索結果情報を生成することを特徴とする請求項2又は3に記載の探索システム。 - 前記探索管理装置は、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記探索結果情報を送信する探索結果情報送信手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の探索システム。
- 前記探索結果情報送信手段は、前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られていない間、所定の時間周期で前記対象物が発見されない旨の探索結果情報を送信することを特徴とする請求項7に記載の探索システム。
- 前記探索結果情報送信手段は、同一の検出タグ識別情報を含むタグ検出情報に基づく複数の探索結果情報のうちの1又は複数の探索結果情報を所定時間内に一度だけ送信することを特徴とする請求項7又は8に記載の探索システム。
- 前記記憶手段は、前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を、前記探索タグ識別情報及び前記タグ使用者識別情報に対応付けて記憶し、
前記探索依頼情報生成手段は、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報に対応した前記付帯情報を含む探索依頼情報を生成し、
前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置は、前記探索依頼情報に含まれる前記付帯情報を出力する付帯情報出力手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の探索システム。 - 前記探索依頼情報配信手段は、所定条件を満たす無線タグ検出装置に前記付帯情報を含む探索依頼情報を配信することを特徴とする請求項10に記載の探索システム。
- 前記記憶手段は、無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とのセットが予め登録された管理データベースを含み、
前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報と前記タグ使用者識別情報とが前記管理データベースにおいて特定されることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の探索システム。 - 前記探索管理装置は、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記対象物の探索の要否に関する探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する探索要否判定手段と、
前記探索継続判定手段にて前記対象物の探索が必要でないと判定された場合に、所定の終了処理を行う探索終了処理手段とを有することを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載の探索システム。 - 前記探索管理装置は、前記対象物の探索の開始に応じた所定タイミングから所定期間経過後に、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記対象物の探索の継続を確認するための探索継続確認情報を送信する探索継続確認情報送信手段を有し、
前記探索要否判定手段は、前記無線タグの使用者の端末装置からの前記探索継続確認情報に対する応答としての探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定することを特徴とする請求項13に記載の探索システム。 - それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置であって、
前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成手段と、
前記探索依頼情報を、前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信手段とを有することを特徴とする探索管理装置。 - 前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置から前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報が前記探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果に基づいて送信された前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段を有することを特徴とする請求項15記載の探索管理装置。
- それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置であって、
前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
前記複数の無線タグ検出装置のいずれかからの前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と前記記憶手段に記憶される探索対象タグ識別情報とを照合する照合手段と、
前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されるタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成手段とを有することを特徴とする探索管理装置。 - 時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、
前記探索結果情報生成手段は、前記タグ検出情報に基づくとともに前記タグ検出情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報に基づいて前記探索結果情報を生成することを特徴とする請求項16又は17に記載の探索管理装置。 - 予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記探索結果情報を送信する探索結果情報送信手段を有することを特徴とする請求項16又は17に記載の探索管理装置。
- 前記探索結果情報送信手段は、前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られていない間、所定の時間周期で前記対象物が発見されない旨の探索結果情報を送信することを特徴とする請求項19に記載の探索管理装置。
- 前記探索結果情報送信手段は、同一の検出タグ識別情報を含むタグ検出情報に基づく複数の探索結果情報のうちの1又は複数の探索結果情報を所定時間内に一度だけ送信することを特徴とする請求項19又は20に記載の探索管理装置。
- 前記記憶手段は、前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を、前記探索タグ識別情報及び前記タグ使用者識別情報に対応付けて記憶し、
前記探索依頼情報生成手段は、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報に対応した前記付帯情報を含む探索依頼情報を生成することを特徴とする請求項15又は16に記載の探索管理装置。 - 前記探索依頼情報配信手段は、所定条件を満たす無線タグ検出装置に前記付帯情報を含む探索依頼情報を配信することを特徴とする請求項22に記載の探索管理装置。
- 前記記憶手段は、無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とのセットが予め登録された管理データベースを含み、
前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報と前記タグ使用者識別情報とが前記管理データベースにおいて特定されることを特徴とする請求項15乃至23のいずれかに記載の探索管理装置。 - 前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記対象物の探索の要否に関する探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する探索要否判定手段と、
前記探索継続判定手段にて前記対象物の探索が必要でないと判定された場合に、所定の終了処理を行う探索終了処理手段とを有することを特徴とする請求項15乃至24のいずれかに記載の探索管理装置。 - 前記対象物の探索の開始に応じた所定タイミングから所定期間経過後に、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記対象物の探索の継続を確認するための探索継続確認情報を送信する探索継続確認情報送信手段を有し、
前記探索要否判定手段は、前記無線タグの使用者の端末装置からの前記探索継続確認情報に対する応答としての探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定することを特徴とする請求項25に記載の探索管理装置。 - 移動体に設けられ、通信ネットワークを介した探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置であって、
前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される探索の対象物に取付けられた無線タグを特定する探索対象タグ識別情報を含む探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持する探索依頼情報保持手段と、
前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記探索依頼情報保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合手段と、
前記照合手段にて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成手段と、
前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力手段とを有することを特徴とする無線タグ検出装置。 - 前記タグ検出情報出力手段は、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信手段を有することを特徴とする請求項27に記載の無線タグ検出装置。
- 当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出手段を有し、
前記タグ検出情報生成手段は、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項27又は28に記載の無線タグ検出装置。 - 時刻を計時して時刻情報を生成する時計手段を有し、
前記タグ検出情報生成手段は、前記無線タグからのタグ識別情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計手段にて生成された時刻情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項27乃至29のいずれかに記載の無線タグ検出装置。 - 前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を含んだ前記探索依頼情報を前記探索管理装置から受信したときに、前記探索依頼情報に含まれる前記付帯情報を出力する付帯情報出力手段を有することを特徴とする請求項27乃至30のいずれかに記載の無線タグ検出装置。
- 探索管理装置と、移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置とを有する探索システムにおける前記無線タグの取付けられた対象物を探索する探索方法であって、
前記探索管理装置が、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成ステップと、
前記探索管理装置が、前記探索依頼情報を前記無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信ステップと、
前記無線タグ検出装置が、前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される前記探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持手段に保持させる探索依頼情報保持ステップと、
前記無線タグ検出装置が、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記探索依頼情報保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合ステップと、
前記無線タグ検出装置が、前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、
前記無線タグ検出装置が、前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力ステップとを有することを特徴とする探索方法。 - 前記タグ検出情報出力ステップは、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップを有し、
更に、前記探索管理装置が、前記無線タグ検出装置から前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップを有することを特徴とする請求項32記載の探索方法。 - 探索管理装置と、移動体に設けられ、通信ネットワークを介した前記探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置とを有する探索システムにおける前記無線タグの取付けられた対象物を探索する探索方法であって、
前記無線タグ検出装置が、前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、
前記無線タグ検出装置が、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップと、
前記探索管理装置が、前記無線タグ検出装置から前記通信ネットワークを介して前記タグ検出情報を受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報とを照合する照合ステップと、
前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する前記探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップとを有することを特徴とする探索方法。 - 前記無線タグ検出装置が、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出ステップを有し、
前記タグ検出情報生成ステップは、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出ステップにて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項32乃至34のいずれかに記載の探索方法。 - それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置における探索管理方法であって、
前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成ステップと、
前記探索依頼情報を、前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信ステップとを有することを特徴とする探索管理方法。 - 前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置から前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報が前記探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果に基づいて送信された前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップを有することを特徴とする請求項36に記載の探索管理方法。
- それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置における探索管理方法であって、
前記複数の無線タグ検出装置のいずれかからの前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報とを照合する照合ステップと、
前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップとを有することを特徴とする探索管理方法。 - 時刻を計時して時刻情報を生成する時計ステップを有し、
前記探索結果情報生成ステップは、前記タグ検出情報に基づくとともに前記タグ検出情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計ステップにて生成された時刻情報に基づいて前記探索結果情報を生成することを特徴とする請求項37又は38に記載の探索管理方法。 - 予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記探索結果情報を送信する探索結果情報送信ステップを有することを特徴とする請求項37又は38に記載の探索管理方法。
- 前記探索結果情報送信ステップは、前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られていない間、所定の時間周期で前記対象物が発見されない旨の探索結果情報を送信することを特徴とする請求項40に記載の探索管理方法。
- 前記探索結果情報送信ステップは、同一の検出タグ識別情報を含むタグ検出情報に基づく複数の探索結果情報のうちの1又は複数の探索結果情報を所定時間内に一度だけ送信することを特徴とする請求項40又は41に記載の探索管理方法。
- 前記記憶手段に前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報が前記探索タグ識別情報及び前記タグ使用者識別情報に対応付けて記憶され、前記探索依頼情報生成ステップは、前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報に対応した前記付帯情報を含む探索依頼情報を生成することを特徴とする請求項36又は37に記載の探索管理方法。
- 前記探索依頼情報配信ステップは、所定条件を満たす無線タグ検出装置に前記付帯情報を含む探索依頼情報を配信することを特徴とする請求項43に記載の探索管理方法。
- 前記記憶手段に前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とのセットが予め登録された管理データベースが含まれ、
前記無線タグ使用者からの依頼に基づいて与えられる前記探索対象タグ識別情報と前記タグ使用者識別情報とを前記管理データベースにおいて特定するステップを有することを特徴とする請求項36乃至44のいずれかに記載の探索管理方法。 - 前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記対象物の探索の要否に関する探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定する探索要否判定ステップと、
前記探索継続判定ステップにて前記対象物の探索が必要でないと判定された場合に、所定の終了処理を行う探索終了処理ステップとを有することを特徴とする請求項36乃至45のいずれかに記載の探索管理方法。 - 前記対象物の探索の開始に応じた所定タイミングから所定期間経過後に、予め指定された前記無線タグの使用者の端末装置に所定の通信ネットワークを介して前記対象物の探索の継続を確認するための探索継続確認情報を送信する探索継続確認情報送信ステップを有し、
前記探索要否判定ステップは、前記無線タグの使用者の端末装置からの前記探索継続確認情報に対する応答としての探索要否情報に基づいて、前記対象物の探索の要否を判定することを特徴とする請求項46に記載の探索管理方法。 - 移動体に設けられ、通信ネットワークを介した探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置における無線タグ検出方法であって、
前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される探索の対象物に取付けられた無線タグを特定する探索対象タグ識別情報を含む探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持手段に保持させる探索依頼情報保持ステップと、
前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合ステップと、
前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、
前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力ステップとを有することを特徴とする無線タグ検出方法。 - 前記タグ検出情報出力ステップは、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップを有することを特徴とする請求項48に記載の無線タグ検出方法。
- 当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出ステップを有し、
前記タグ検出情報生成ステップは、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項48又は49に記載の無線タグ検出方法。 - 時刻を計時して時刻情報を生成する時計ステップを有し、
前記タグ検出情報生成ステップは、前記無線タグからのタグ識別情報の受信に基づいた所定タイミングにて前記時計ステップにて生成された時刻情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項48乃至50のいずれかに記載の無線タグ検出方法。 - 前記無線タグの取付けられた対象物の特徴を表す付帯情報を含んだ前記探索依頼情報を前記探索管理装置から受信したときに、前記探索依頼情報に含まれる前記付帯情報を出力する付帯情報出力ステップを有することを特徴とする請求項48乃至51のいずれかに記載の無線タグ検出方法。
- それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置において実行される探索管理プログラムであって、
前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報を少なくとも含む探索依頼情報を生成する探索依頼情報生成ステップと、
前記探索依頼情報を、前記複数の無線タグ検出装置に前記通信ネットワークを介して配信する探索依頼情報配信ステップとを前記探索管理装置に実行させる探索管理プログラム。 - 前記探索依頼情報を受信した無線タグ検出装置から前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報が前記探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果に基づいて送信された前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップを前記探索管理装置に実行させる請求項53に記載の探索管理プログラム。
- それぞれが探索の対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能を有するとともに移動体に設けられた複数の無線タグ検出装置と通信ネットワークを介して通信可能となる探索管理装置において実行される探索管理プログラムであって、
前記複数の無線タグ検出装置のいずれかからの前記無線タグとの無線通信により検出タグ識別情報として受信されたタグ識別情報を含むタグ検出情報を前記通信ネットワークを介して受信したときに、前記タグ検出情報に含まれる検出タグ識別情報と、前記無線タグの使用者からの依頼に基づいて与えられる前記無線タグを特定する探索対象タグ識別情報と前記無線タグの使用者を特定するタグ使用者識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段に記憶された前記探索対象タグ識別情報とを照合する照合ステップと、
前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報に一致する探索対象タグ識別情報に対応付けて前記記憶手段に記憶されたタグ使用者識別情報にて特定される無線タグの使用者に対して通知すべき探索結果情報を前記タグ検出情報に基づいて生成する探索結果情報生成ステップとを前記探索管理装置に実行させる探索管理プログラム。 - 移動体に設けられ、通信ネットワークを介した探索管理装置との通信機能及び対象物に取付けられた無線タグとの無線通信機能とを有する無線タグ検出装置において実行される無線タグ検出プログラムであって、
前記通信ネットワークを介して前記探索管理装置から配信される探索の対象物に取付けられた無線タグを特定する探索対象タグ識別情報を含む探索依頼情報を受信したときに前記探索依頼情報を保持手段に保持させる探索依頼情報保持ステップと、
前記無線タグとの無線通信によりタグ識別情報を検出タグ識別情報として受信したときに、前記保持手段に保持された探索依頼情報に含まれる探索対象タグ識別情報と前記検出タグ識別情報とを照合する照合ステップと、
前記照合ステップにて前記検出タグ識別情報が前記探索対象タグ識別情報に一致したとの照合結果が得られたときに、前記検出タグ識別情報を含むタグ検出情報を生成するタグ検出情報生成ステップと、
前記タグ検出情報を出力するタグ検出情報出力ステップとを前記無線タグ検出装置に実行させる無線タグ検出プログラム。 - 前記タグ検出情報出力ステップは、前記タグ検出情報を前記探索管理装置に前記通信ネットワークを介して送信するタグ検出情報送信ステップを前記無線タグ検出装置に実行させる請求項56に記載の無線タグ検出プログラム。
- 前記無線タグ検出装置は、当該無線タグ検出装置の位置を検出して位置情報を生成する位置検出手段を有しており、
前記タグ検出情報生成ステップは、前記無線タグからのタグ識別情報が受信されたときに前記位置検出手段にて生成された位置情報を前記タグ検出情報に含めることを特徴とする請求項56又は57に記載の無線タグ検出プログラム。
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