JP2005204165A - 画像投影装置及びキャリブレーションデータの算出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 照明用の光源が点灯できない状態になった場合でも、適正な表示を維持することが可能な画像投影装置を提供する。
【解決手段】 複数の光源25と、複数の光源の中から照明に用いる光源を選択する光源選択部24と、光源選択部によって選択された光源によって照明される素子表示部23とをそれぞれが備えた複数の投影ユニット20a,20bと、複数の投影ユニットに含まれる光源部の所定の組み合わせの中から光源選択部によって選択される光源の組み合わせを選択する組み合わせ選択部と、表示素子部で表示される画像の画像データを調整する際に用いるキャリブレーションデータを、光源の所定の組み合わせに対応させて記憶する記憶部と、表示素子部で表示される画像の画像データを、組み合わせ選択部で選択された組み合わせに対応したキャリブレーションデータを用いて調整する制御部とを備える。
【選択図】 図4
【解決手段】 複数の光源25と、複数の光源の中から照明に用いる光源を選択する光源選択部24と、光源選択部によって選択された光源によって照明される素子表示部23とをそれぞれが備えた複数の投影ユニット20a,20bと、複数の投影ユニットに含まれる光源部の所定の組み合わせの中から光源選択部によって選択される光源の組み合わせを選択する組み合わせ選択部と、表示素子部で表示される画像の画像データを調整する際に用いるキャリブレーションデータを、光源の所定の組み合わせに対応させて記憶する記憶部と、表示素子部で表示される画像の画像データを、組み合わせ選択部で選択された組み合わせに対応したキャリブレーションデータを用いて調整する制御部とを備える。
【選択図】 図4
Description
本発明は、画像投影装置及び画像投影装置において用いられるキャリブレーションデータの算出方法に関する。
複数の画像をスクリーンに投影して1つの画像を形成する画像投影装置(マルチプロジェクションシステム)では、投影された各画像間の繋ぎ目が目立たないようにする等の対策を講じる必要がある。そのため、スクリーン上にキャリブレーション用の画像を投影し、それをキャリブレーションカメラ等の撮影手段で撮影して、得られた画像データに基づいて幾何補正や色補正といった各種の補正を行っている(特許文献1参照)。
しかしながら、従来のマルチプロジェクションシステムでは、照明用の光源が点灯できない状態になった場合については、十分な対策が講じられていなかった。そのため、光源を取り替えるまでは画像を投影することができず、また、光源を取り替えた後で再度キャリブレーションデータを取り直すための時間も必要となる。
特開2002−72359
このように、従来のマルチプロジェクションシステムでは、照明用の光源が点灯できない状態になった場合についての十分な対策が講じられていなかったため、投影画像が表示できない期間が生じるといった問題があった。
本発明は上記従来の課題に対してなされたものであり、照明用の光源が点灯できない状態になった場合でも、適正な表示を維持することが可能な画像投影装置及びキャリブレーションデータの算出方法を提供することを目的としている。
本発明に係る画像投影装置は、複数の画像をスクリーンに投影して1つの画像を形成する画像投影装置であって、複数の光源手段と、前記複数の光源手段の中から照明に用いる光源手段を選択する光源選択手段と、前記光源選択手段によって選択された光源手段によって照明される表示手段と、をそれぞれが備えた複数の投影ユニットであって、前記各投影ユニットの表示手段で表示される各画像が互いに異なった画像データに基づくものである複数の投影ユニットと、前記複数の投影ユニットに含まれる光源手段の所定の組み合わせの中から前記光源選択手段によって選択される光源手段の組み合わせを選択する組み合わせ選択手段と、前記光源手段の照明光量及び/又は前記表示手段で表示される画像の画像データを調整する際に用いるキャリブレーションデータを、前記光源手段の所定の組み合わせに対応させて記憶する記憶手段と、前記光源手段の照明光量及び/又は前記表示手段で表示される画像の画像データを、前記組み合わせ選択手段で選択された組み合わせに対応したキャリブレーションデータを用いて調整する制御手段と、を備えたことを特徴とする。
前記画像投影装置は、以下の態様を有している。
・前記各投影ユニットは前記複数の光源手段と前記表示手段とを有する一つのプロジェクタで構成され、該一つのプロジェクタからはスクリーンに対して一つの画像が投影される。
・前各記投影ユニットは、それぞれが一つの前記光源手段を有する複数のプロジェクタで構成され、各プロジェクタは、同一の画像データに基づく画像をスクリーンに投影し、スクリーン上に投影された画像が実質的に一致するに構成されている。
・前記投影ユニットの全てにおいて二つ以上の光源手段が正常に点灯できる場合には、前記各光源選択手段は二つ以上の光源手段を選択する。
・ある投影ユニットにおいて前記光源選択手段によって選択されている光源手段のうち正常に点灯できない光源手段が生じた場合には、前記制御手段は前記組み合わせ選択手段で選択されていない他の組み合わせに対応するキャリブレーションデータを用いる。
・前記ある投影ユニット以外の投影ユニットの光源選択手段は、前記ある投影ユニットの正常に点灯できない光源手段に最も発光特性が近い光源手段を選択から外す。
・前記光源手段の所定の組み合わせには、前記各投影ユニットにおいて少なくとも一つの光源手段が点灯する組み合わせの全てが含まれる。
・前記光源手段の所定の組み合わせには、前記複数の投影ユニットそれぞれで点灯する光源手段の個数が互いに等しくなる組み合わせのみが含まれる。
・前記記憶手段は、前記複数の投影ユニットによってスクリーンに投影される各画像が略同じ明るさの画像として観察者が認識できるように、前記キャリブレーションデータを記憶する。
・前記キャリブレーションデータは、各投影ユニットにおいて点灯される光源手段の数と、点灯される各光源手段の照明光量とが反比例の関係になるように設定されている。
・前記光源手段はランプ光源で構成され、前記制御手段は少なくとも前記表示手段で表示される画像の画像データを調整する。
・前記光源手段はLED光源で構成され、前記制御手段は少なくとも前記LED光源の照明光量を調整する。
・前記複数の投影ユニットによって投影される各画像がスクリーン上で隣接するように前記各投影ユニットが配置されている。
・前記スクリーン上で隣接する画像の一部が互いにオーバーラップするように前記各投影ユニットが配置されている。
・前記複数の投影ユニットによって投影される各画像のスクリーン上の位置が互いに半画素分シフトするように前記各投影ユニットが配置されている。
・前記キャリブレーションデータは、前記複数の投影ユニットによってスクリーン上で形成される画像の色補正用及び/又は幾何補正用のデータを含む。
・前記画像投影装置におけるキャリブレーションデータの算出方法であって、前記表示手段でキャリブレーションパターン画像を表示する工程と、前記光源手段の所定の組み合わせ毎に前記光源手段を点灯する工程と、前記所定の組み合わせ毎に前記複数の投影ユニットからスクリーン上に投影された画像に関する色及び/又は幾何に関する情報を取得する工程と、前記取得された情報に基づいて前記所定の組み合わせ毎にキャリブレーションデータを算出する工程と、を備える。
・前記画像投影装置におけるキャリブレーションデータの算出方法であって、前記表示手段でキャリブレーションパターン画像を表示する工程と、前記光源手段の所定の組み合わせのうち前記各投影ユニットで点灯される光源手段が一つである特定の組み合わせ毎に前記光源手段を点灯する工程と、前記特定の組み合わせ毎に前記複数の投影ユニットからスクリーン上に投影された画像に関する色及び/又は幾何に関する情報を取得する工程と、前記取得された情報に基づいて前記特定の組み合わせ毎にキャリブレーションデータを算出する工程と、前記特定の組み合わせ毎に算出されたキャリブレーションデータを用いて、前記所定の組み合わせのうち前記特定の組み合わせ以外の組み合わせに関するキャリブレーションデータを算出する工程と、を備える。
本発明によれば、点灯する光源の組み合わせ毎に予めキャリブレーションデータを算出しておくことにより、光源不良が発生した場合にも連続的に画像を表示することができ、適正な表示を維持することが可能となる。
(実施形態1)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)の機能的な構成を示したブロック図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)の機能的な構成を示したブロック図である。
基本的な構成は通常のマルチプロジェクションシステムと同様であり、システム全体の制御を行うマルチプロジェクションシステム制御部10、スクリーン上に投影する画像を表示する画像表示部20、キャリブレーションパターン(キャリブレーション用の画像)を生成するキャリブレーションパターン生成部30、画像表示部20からスクリーン上に投影されたキャリブレーションパターンを撮影する画像撮影部40、撮影されたキャリブレーションパターンに基づいて各種画像補正データ(キャリブレーションデータ)を算出する画像補正データ算出部50及び、算出された画像補正データを用いて入力画像データを補正して出力画像データを生成する画像変換部60を備えている。
図2は、本実施形態に係るマルチプロジェクションシステムの外観構成を示した説明図である。二つの投影ユニットすなわちプロジェクタ20a及びプロジェクタ20bから画像をスクリーン70に投影し、隣接する画像が互いにオーバーラップするようにして、1つの画像を形成するようになっている。なお、プロジェクタ20a及びプロジェクタ20bは、図1に示した画像表示部20に含まれる。また、ここでは、2台のプロジェクタを用いた例を示しているが、プロジェクタの台数は3台以上であってもよい。
図3は、図1に示したマルチプロジェクションシステム制御部10の構成例を示したブロック図である。図3に示すように、マルチプロジェクションシステム制御部10は、キャリブレーションパターン生成部制御部11、画像撮影部制御部12、画像表示部制御部13、画像補正データ算出部制御部14、画像変換部制御部15及び光源組み合わせ生成部16を備えている。
各制御部11〜15からの制御信号は、画像表示部20、キャリブレーションパターン生成部30、画像撮影部40、画像補正データ算出部50及び画像変換部60に送られ、これらの制御信号によって各部の制御が行われる。マルチプロジェクションシステム制御部10内には、照明用の光源の組み合わせ情報が設定されており、光源組み合わせ生成部16では、画像表示部制御部13、画像補正データ算出部制御部14及び画像変換部制御部15からの情報に基づいて、予め設定されている光源組み合わせ情報の中からその時に実際に用いる光源組み合わせ情報を選択する。選択された組み合わせ情報は、使用光源情報として出力される。
図4は、図1に示した画像表示部20の構成例を示したブロック図である。すでに述べたように、本例では、画像表示部20はプロジェクタ20a(投影ユニット)及びプロジェクタ20b(投影ユニット)を備えており、各プロジェクタ20a及びプロジェクタ20bは、プロジェクタ制御部21、画像入力部22、表示素子部23、光源選択部24、複数の光源25、光源ミキシング部26及び投射光学部(投射光学系)27によって構成されている。
プロジェクタ制御部21には、マルチプロジェクションシステム制御部10から制御信号(使用光源情報等)が入力しており、プロジェクタ制御部21によってプロジェクタ内の各部が制御される。画像入力部22には、入力画像(入力画像a、入力画像b)の画像データが入力しており、画像入力部22からの画像データによって表示素子部23で画像表示が行われる。表示素子部23には、LCDやDMD等の表示素子が用いられる。
光源選択部24では、プロジェクタ制御部21からの使用光源情報(光源組み合わせ情報)に基づいて、その時に使用する光源を選択する。すなわち、N個の光源25の中から、使用光源情報に基づいて指定された光源が選択される。光源25には、超高圧水銀ランプやキセノンランプ等のランプの他、LED等を用いることが可能である。N個の光源25のうち選択された光源25のみが発光し、光源25からの発光光は光源ミキシング部26によってミキシングされる。光源ミキシング部26でミキシングされた光によって表示素子部23が照明され、表示素子部23の画像が投射光学部27を介してスクリーン上に投影される。
図5は、図1に示した画像補正データ算出部50の構成例を示したブロック図である。図5に示すように、画像補正データ算出部50は、撮影画像データ保存部51、幾何補正データ算出部52、色補正データ算出部53及び補正データ一時保全部54によって構成されている。
撮影画像データ保存部51には、画像撮影部40(デジタルカメラ等)で撮影されたキャリブレーションパターン撮影画像の画像情報が入力しており、このキャリブレーションパターン撮影画像の画像情報に基づいて、幾何補正データ算出部52及び色補正データ算出部53によって幾何補正データ及び色補正データが算出され、算出された幾何補正データ及び色補正データはキャリブレーションデータとして画像変換部60に送られる。具体的には、幾何補正データ算出部52で算出された幾何補正データが補正データ一時保全部54に保存され、補正データ一時保全部54に保存された幾何補正データ及びマルチプロジェクションシステム制御部10からの使用光源情報を用いて、色補正データ算出部53によって色補正データが算出される。すなわち、色補正データ算出部53では、光源の組み合わせ毎に、光源の組み合わせに応じた色補正データを算出する。
なお、幾何補正データは、各プロジェクタから投影される画像の投影位置を補正するために用いられる。また、色補正データは、各プロジェクタから投影される画像に対して、輝度、色、色むら、ガンマ(γ)等を補正するために用いられる。例えば、色補正データには、各プロジェクタから投影される画像の色及び輝度の違いを補正するためのマトリックスデータ、各プロジェクタから投影される画像の色むらを補正するためのゲイン補正データ、各プロジェクタから投影される画像のオーバーラップ部の輝度の違いを補正するためのスムージングデータ、各プロジェクタから投影される画像の黒レベル(オフセットレベル)を補正するためのオフセット補正データ及び、各プロジェクタのガンマ特性の違いを補正するためのガンマ補正データ等が含まれる。
図6は、図1に示した画像変換部60の構成例を示したブロック図である。図6に示すように、画像変換部60は、補正データ保存部61、幾何補正部62、色補正部63及び色補正データ選択部64によって構成されている。
補正データ保存部61には、画像補正データ算出部50で算出された幾何補正データ及び光源の組み合わせに応じた色補正データが入力する。幾何補正部62では、補正データ保存部61に保持された幾何補正データを用いて、入力画像の画像データに対して幾何補正処理を施す。色補正データ選択部64では、マルチプロジェクションシステム制御部10からの使用光源情報に応じた色補正データを、補正データ保存部61から選択する。すなわち、色補正データ選択部64では、指定された光源の組み合わせに対応した色補正データを選択する。色補正部63では、幾何補正データからの各プロジェクタ毎の補正画像情報と、色補正データ選択部64で選択された色補正データとを用いて色補正処理を行う。このようにして補正処理の施された出力画像データa及び出力画像データbは、それぞれ画像表示部20のプロジェクタ20a及びプロジェクタ20bに送られる。
図7は、光源の組み合わせの一例を示した図である。プロジェクタ台数Pを2、各プロジェクタ内の光源数Nを2とした場合の例である。図中、点灯する光源を丸印で示している。本例では、各プロジェクタにおいて少なくとも一つの光源が点灯するような全ての組み合わせを設定しており、9通り(M=9)の色補正データが設定される。色補正データを取得する際には、9通りの光源の組み合わせ全てについて順次キャリブレーションパターン撮影画像を取得し、取得したキャリブレーションパターン撮影画像の画像データからキャリブレーションデータとして色補正データを算出する。本例では、光源の組み合わせ数が多いためキャリブレーションデータの取得に時間がかかるが、各プロジェクタにおいて少なくとも一つの光源が点灯可能であれば、適正な画像表示を継続して行うことが可能である。
図8は、光源の組み合わせの他の例を示した図である。本例も、プロジェクタ台数Pを2、各プロジェクタ内の光源数Nを2としている。本例では、プロジェクタそれぞれで点灯する光源の数が互いに等しくなるような組み合わせを設定している。このようにすることで、光源の発光量(明るさ)をプロジェクタ間でほぼ同等にすることができる。また、本例では、最初に全ての光源を点灯しておき、あるプロジェクタの光源に不良が生じた(ランプ切れ)場合には、他のプロジェクタでは、該不良が生じた光源に最も発光特性が近い光源を消灯するようにしている。したがって、本例では3通り(M=3)の色補正データが設定される。色補正データを取得する際には、図7の例と同様に、3通りの光源の組み合わせ全てについて順次キャリブレーションパターン撮影画像を取得し、取得したキャリブレーションパターン撮影画像の画像データからキャリブレーションデータとして色補正データを算出するようにしてもよいが、以下のような方法を用いてもよい。
図9は上記キャリブレーションデータの算出方法を示したフローチャート、図10は上記キャリブレーションデータの算出方法を用いたときの画像補正データ算出部50の構成を示したブロック図である。
まず、プロジェクタa(プロジェクタ20aに対応)及びプロジェクタb(プロジェクタ20bに対応)ともに、画像表示部20の光源25を光源Aに設定する(S1)。
続いて、キャリブレーションパターンの画像枚数で、以下のステップを実行する(S2)。まず、キャリブレーションパターン生成部30によってキャリブレーションパターンを生成し(S3)、生成されたキャリブレーションパターンを画像表示部20の表示素子部23で表示する(S4)。表示素子部23に表示されたキャリブレーションパターンはスクリーンに投影され、投影されたキャリブレーションパターンを画像撮影部40によって撮影する(S5)。上述したS3〜S5のステップを、キャリブレーションパターンの画像枚数分繰り返す(S6)。続いて、画像補正データ算出部50により、キャリブレーションパターン撮影画像を用いて、全ての光源組み合わせに共通の幾何補正データを算出する(S7)。さらに、画像補正データ算出部50により、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Aを点灯した場合の色補正データ(図8の色補正データ2に対応)を算出する(S8)。
次に、プロジェクタa及びプロジェクタbともに、画像表示部20の光源25を光源Bに設定する(S9)。
続いて、キャリブレーションパターンの画像枚数で、以下のステップを実行する(S10)。まず、キャリブレーションパターン生成部30によってキャリブレーションパターンを生成し(S11)、生成されたキャリブレーションパターンを画像表示部20の表示素子部23で表示する(S12)。表示素子部23に表示されたキャリブレーションパターンはスクリーンに投影され、投影されたキャリブレーションパターンを画像撮影部40によって撮影する(S13)。上述したS11〜S13のステップを、キャリブレーションパターンの画像枚数分繰り返す(S14)。続いて、画像補正データ算出部50により、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Bを点灯した場合の色補正データ(図8の色補正データ3に対応)を算出する(S15)。
次に、S8及びS15のステップで算出された色補正データ2及び色補正データ3を用いて、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源A及び光源Bを点灯した場合の色補正データ(図8の色補正データ1に対応)を算出する(S16)。さらに、上述した各ステップで算出された幾何補正データ及び色補正データ1〜3をキャリブレーションデータとして画像変換部60に保存する(S17)。
このように、上述した方法によれば、全ての光源組み合わせに対してキャリブレーションパターンを撮影する必要がないので、キャリブレーションデータを取得する際の時間を短縮することが可能である。
図11は、本実施形態のマルチプロジェクションシステムによって画像(コンテンツ)を表示する際の動作を示したフローチャートである。
まず、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源A及び光源Bを点灯し(S21)、画像変換部60の色補正データ1を選択する(S22)。次に、画像表示部20によってコンテンツを再生し、コンテンツの再生を開始してからコンテンツの再生が終了するまで、光源の状態を常時チェックする(S23〜S26)。
S25のステップで光源が不良状態(ランプ切れ)であると判断された場合には、光源A及び光源Bのどちらが不良であるかを判断する(S27)。光源Aが不良である場合には、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Bのみの点灯に切り換え(S28)、さらに画像変換部60の色補正データ3を選択する(S29)。光源Bが不良である場合には、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Aのみの点灯に切り換え(S30)、さらに画像変換部60の色補正データ2を選択する(S31)。このように光源不良が発生した場合、予め色補正データを算出してあるため、コンテンツの再生がほとんど途切れることなく、連続的にコンテンツを表示することが可能である。
引き続き、コンテンツの再生が終了するまで光源の状態を常時チェックする(S32〜S35)。コンテンツの再生が終了した後、システムをシャットダウンし、不良光源を交換する(S36)。
以上のように、本実施形態によれば、点灯する光源の組み合わせ毎に予めキャリブレーションデータを算出しておくため、光源不良が発生した際にキャリブレーションデータを新たに算出する必要がない。そのため、表示がほとんど途切れることなく連続的にコンテンツ表示することが可能である。したがって、光源不良が発生した場合でも、適正な表示を維持することが可能となる。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
次に、本発明の第2の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
図12は、本実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)の外観構成を示した説明図である。
第1の実施形態では一つのプロジェクタによって一つの投影ユニットを構成していたが、本実施形態では複数のプロジェクタによって一つの投影ユニットを構成している。すなわち、図12に示すように、スタックされた二つのプロジェクタ20a1及び20a2によって一つの投影ユニット20aを構成し、二つのプロジェクタ20b1及び20b2によって一つの投影ユニット20bを構成している。また、第1の実施形態では一つのプロジェクタが複数の光源を有していたが、本実施形態では一つのプロジェクタが一つの光源を有している。したがって、投影ユニットについて見れば、第1の実施形態と同様、一つの投影ユニットが複数の光源を有していることになる。
プロジェクタ20a1及び20a2には同じ画像データが入力しており、プロジェクタ20a1及び20a2からは実質的に同じ画像がスクリーン70の同じ位置に投影される。プロジェクタ20b1及び20b2についても同様である。このように、複数のプロジェクタから実質的に同じ画像をスクリーンの同じ位置に投影することにより、画像の輝度を高めることができるとともに、一つの投影ユニットが二つのプロジェクタを備えているため、一方のプロジェクタの光源に不良が発生した場合でも、他方のプロジェクタが正常であれば、コンテンツを連続的に表示することが可能である。
図13は、本実施形態における画像表示部20の構成例を示したブロック図である。画像表示部20は投影ユニット20a及び20bを備えており、投影ユニット20aはプロジェクタ20a1及び20a2を、投影ユニット20bはプロジェクタ20b1及び20b2を備えている。また、投影ユニット20a及び20bにはそれぞれプロジェクタ選択部28が設けられている。各プロジェクタ20a1、20a2、20b1及び20b2の基本的な構成は第1の実施形態(図4参照)と同様であるが、本実施形態では各プロジェクタ内の光源25の個数が1個であるため、図4に示した光源ミキシング部26は備えていない。
プロジェクタ制御部21には、プロジェクタ選択部28を介して、マルチプロジェクションシステム制御部10から制御信号(使用光源情報等)が入力しており、プロジェクタ制御部21によってプロジェクタ内の各部が制御される。画像入力部22には、入力画像(入力画像a、入力画像b)の画像データが入力しており、画像入力部22からの画像データによって表示素子部23で画像表示が行われる。プロジェクタ制御部21は、使用光源情報(光源組み合わせ情報)に基づいて、光源25を点灯するか否かを決める。点灯した光源25からの発光光によって表示素子部23が照明され、表示素子部23の画像が投射光学部27を介してスクリーン上に投影される。
本実施形態においても第1の実施形態と同様、点灯する光源の組み合わせ毎に予めキャリブレーションデータを算出しておく。したがって、光源不良が発生した際にキャリブレーションデータを算出する必要がなく、第1の実施形態と同様、光源不良が発生した場合でも適正な表示を維持することが可能となる。
(実施形態3)
次に、本発明の第3の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
次に、本発明の第3の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
上述した第1の実施形態等では、光源不良の際に光源の組み合わせを変更することにより、使用する光源の数が減少する。そのため、投影ユニットから投影される画像の明るさが低下し、観察者に違和感を与えるおそれがある。本実施形態では、光源の組み合わせを変更する際に光源の発光量も変更し、光源の組み合わせの変更前後で、投影ユニットから投影される画像の輝度変化を低減するようにしている。
図14は、光源の組み合わせ及び光源の発光量の一例を示した図である。図15に示すように、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源A及び光源Bを点灯する場合には、各光源の出力をいずれも500Wとしている。プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Aのみを点灯する場合には、点灯する光源の出力をいずれも1000Wとしている。プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Bのみを点灯する場合にも、同様に点灯する光源の出力をいずれも1000Wとしている。すなわち、各プロジェクタ(投影ユニット)で点灯される光源の数と、各プロジェクタ(投影ユニット)で点灯される各光源の発光量とが反比例するような関係となっている。その結果、観察者は、光源の組み合わせの変更前後で、スクリーンに投影された画像を略同じ明るさの画像として認識することができる。
図15は、本実施形態における画像表示部20の構成例を示したブロック図である。第1の実施形態と同様、画像表示部20はプロジェクタ20a(投影ユニット)及びプロジェクタ20b(投影ユニット)を備えている。各プロジェクタ20a及びプロジェクタ20bは、プロジェクタ制御部21、画像入力部22、表示素子部23、光源制御部29、複数の光源25、光源ミキシング部26及び投射光学部(投射光学系)27によって構成されている。
プロジェクタ制御部21には、マルチプロジェクションシステム制御部10から制御信号(使用光源情報等)が入力しており、プロジェクタ制御部21によってプロジェクタ内の各部が制御される。画像入力部22には、入力画像(入力画像a、入力画像b)の画像データが入力しており、画像入力部22からの画像データによって表示素子部23で画像表示が行われる。
光源制御部29では、プロジェクタ制御部21からの使用光源情報(光源組み合わせ情報)に基づいて、その時に使用する光源を選択するとともに、使用する光源の発光量(ワット数)を設定する。選択された光源25は設定された発光量で発光し、光源25からの発光光は光源ミキシング部26によってミキシングされる。光源ミキシング部26でミキシングされた光によって表示素子部23が照明され、表示素子部23の画像が投射光学部27を介してスクリーン上に投影される。
図16は、本実施形態におけるキャリブレーションデータの算出方法を示したフローチャートである。
まず、プロジェクタa及びプロジェクタbともに、画像表示部20の光源25を光源A及び光源Bに設定するとともに、光源A及び光源Bの出力を500Wに設定する(S41)。
続いて、キャリブレーションパターンの画像枚数で、以下のステップを実行する(S42)。まず、キャリブレーションパターン生成部30によってキャリブレーションパターンを生成し(S43)、生成されたキャリブレーションパターンを画像表示部20の表示素子部23で表示する(S44)。表示素子部23に表示されたキャリブレーションパターンはスクリーンに投影され、投影されたキャリブレーションパターンを画像撮影部40によって撮影する(S45)。上述したS43〜S45のステップを、キャリブレーションパターンの画像枚数分繰り返す(S46)。続いて、画像補正データ算出部50により、キャリブレーションパターン撮影画像を用いて、全ての光源組み合わせに共通の幾何補正データを算出する(S47)。さらに、画像補正データ算出部50により、プロジェクタa及びプロジェクタbがいずれも光源A及び光源Bを500Wで点灯した場合の色補正データ(図14の色補正データ1に対応)を算出する(S48)。
次に、プロジェクタa及びプロジェクタbともに、画像表示部20の光源25を光源Aに設定するするとともに、光源Aの出力を1000Wに設定する(S49)。
続いて、キャリブレーションパターンの画像枚数で、以下のステップを実行する(S50)。まず、キャリブレーションパターン生成部30によってキャリブレーションパターンを生成し(S51)、生成されたキャリブレーションパターンを画像表示部20の表示素子部23で表示する(S52)。表示素子部23に表示されたキャリブレーションパターンはスクリーンに投影され、投影されたキャリブレーションパターンを画像撮影部40によって撮影する(S53)。上述したS51〜S53のステップを、キャリブレーションパターンの画像枚数分繰り返す(S54)。続いて、画像補正データ算出部50により、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Aを1000Wで点灯した場合の色補正データ(図14の色補正データ2に対応)を算出する(S55)。
次に、プロジェクタa及びプロジェクタbともに、画像表示部20の光源25を光源Bに設定するするとともに、光源Bの出力を1000Wに設定する(S56)。
続いて、キャリブレーションパターンの画像枚数で、以下のステップを実行する(S57)。まず、キャリブレーションパターン生成部30によってキャリブレーションパターンを生成し(S58)、生成されたキャリブレーションパターンを画像表示部20の表示素子部23で表示する(S59)。表示素子部23に表示されたキャリブレーションパターンはスクリーンに投影され、投影されたキャリブレーションパターンを画像撮影部40によって撮影する(S60)。上述したS58〜S60のステップを、キャリブレーションパターンの画像枚数分繰り返す(S61)。続いて、画像補正データ算出部50により、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Bを1000Wで点灯した場合の色補正データ(図14の色補正データ3に対応)を算出する(S62)。
次に、上述した各ステップで算出された幾何補正データ及び色補正データ1〜3をキャリブレーションデータとして画像変換部60に保存する。また、各色補正データ1〜3に対応して点灯光源の発光量(ワット数)もキャリブレーションデータとして画像変換部60に保存される(S63)。
図17は、本実施形態のマルチプロジェクションシステムによって画像(コンテンツ)を表示する際の動作を示したフローチャートである。
まず、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源A及び光源Bを500Wで点灯し(S71)、画像変換部60の色補正データ1を選択する(S72)。次に、画像表示部20によってコンテンツを再生し、コンテンツの再生を開始してからコンテンツの再生が終了するまで、光源の状態を常時チェックする(S73〜S76)。
S27のステップで光源が不良状態(ランプ切れ)であると判断された場合には、光源A及び光源Bのどちらが不良であるかを判断する(S77)。光源Aが不良である場合には、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Bのみの点灯に切り換えるとともに光源Bの出力を1000Wに設定し(S78)、さらに画像変換部60の色補正データ3を選択する(S79)。光源Bが不良である場合には、プロジェクタa及びプロジェクタbともに光源Aのみの点灯に切り換えるとともに光源Aの出力を1000Wに設定し(S80)、さらに画像変換部60の色補正データ2を選択する(S81)。このように光源不良が発生した場合、予め色補正データを算出してあるため、コンテンツの再生がほとんど途切れることなく、連続的にコンテンツを表示することが可能である。
引き続き、コンテンツの再生が終了するまで光源の状態を常時チェックする(S82〜S85)。コンテンツの再生が終了した後、システムをシャットダウンし、不良光源を交換する(S86)。
このように、本実施形態においても第1の実施形態と同様、点灯する光源の組み合わせ毎に予めキャリブレーションデータを算出しておくため、光源不良が発生した際にキャリブレーションデータを算出する必要がなく、第1の実施形態と同様、光源不良が発生した場合でも適正な表示を維持することが可能となる。また、本実施形態では、光源の組み合わせを変更したときに光源の発光量も変更するため、投影ユニットから投影される画像の輝度変化を低減することができ、観察者に違和感を与えることなく適正な表示を維持することが可能となる。
(実施形態4)
次に、本発明の第4の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
次に、本発明の第4の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
図18は、本実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)の外観構成を示した説明図である。図19は、図18に示した各プロジェクタ20a及び20によって投影された画像のスクリーン70上の画素配列状態を示した図である。
本実施形態でも、第1の実施形態と同様、一つのプロジェクタによって一つの投影ユニットが構成されている。本実施形態では、図19に示すように、プロジェクタ20aからスクリーン70上に投影された画像と、プロジェクタ20bからスクリーン70上に投影された画像との間で、1/2画素分だけ画像をシフトするようにしている。図19では、画素ピッチをp、シフト量をp/2として示している。このように画像をシフトすることで、高精細な画像を表示することが可能である。
本実施形態においても第1の実施形態と同様、点灯する光源の組み合わせ毎に予めキャリブレーションデータを算出しておくことにより、光源不良が発生した際にキャリブレーションデータを算出する必要がなく、第1の実施形態と同様、光源不良が発生した場合でも適正な表示を維持することが可能となる。
(実施形態5)
次に、本発明の第5の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
次に、本発明の第5の実施形態に係るマルチプロジェクションシステム(画像投影装置)について説明する。なお、基本的な構成は第1の実施形態と同様であり、以下の説明では、主として第1の実施形態とは異なる点について説明する。
本実施形態では、各光源25に、以下に示すようなLEDユニットを用いている。なお、一つのLEDユニットには複数のLEDが設けられているが、一つのLEDユニットが一つの光源に対応している。
図20は本実施形態に係る光源25(LEDユニット)の構成を示した図であり、図21はこのLEDユニットの電気的な構成を示したブロック図である。なお、図20(b)は図20(a)の矢視AA’線正面図である。
本実施形態に係る照明装置(LEDユニット)は、回動可能な保持具であるロッドホルダ110に取り付けられたL字型の光学面で構成された角型の光学手段である導光ロッド部材111を、駆動手段としての回転モータ112で回転し、ドラム状に形成した発光体基板113の内周に配列した複数の発光体としてのLED114を、上記導光ロッド部材111の回転に併せて順次点灯する。
なお、導光ロッド部材111を角型とした理由は、LED114が矩形であるためその形状に近いことが効率が高いことと、L字型に折り曲げるときの損失を最小限に抑えることである。また、この導光ロッド部材111は、材質が照明光束の波長域に対して透明なガラスもしくは樹脂で、効率の観点から側面での全反射で導光するように、全面鏡面加工の光学面で構成されたものである。
ここで、このL字状の導光ロッド部材111は、一体成形で製作しても良いし、図20に示すように、角柱の平行ロッド115と光路折り曲げ用の斜面に反射コートを施した反射プリズム116とテーパーロッド117との3部品を接合して形成しても良い。なお、3部品を接合して形成する場合、平行ロッド115、反射プリズム116、テーパーロッド117の各部材の屈折率が同じ屈折率である必要はない。ここで、平行ロッド115及びテーパーロッド117の屈折率よりも、反射プリズム116の屈折率が高い方が部材の側面から漏れる光が少なくなるので、より望ましい。これは、反射プリズム116を通った光線のうち、平行ロッド115又はテーパーロッド117の側面で反射せず透過してしまうような角度の光線を、反射プリズム116の屈折率を高くすることで、平行ロッド115と反射プリズム116との接合面、または、テーパーロッド117と反射プリズム116の接合面で反射プリズム116内に反射させることができ、結果、部材の側面から漏れる光を減らすことができるためである。
上記LED114は、赤(R)色、緑(G)色、青(B)色の発光色を持つものがそれぞれ所定個数ずつを1セットとして2セットがドラム状の発光体基板113の内周に配列されている。
そして、上記導光ロッド部材111の出射端面を仮想光源として、図示しない被照明領域を照明するものであるが、本実施形態においては、この導光ロッド部材111の出射端面後段に、角度ムラ低減のため、光束形状変換素子であるビーム整形ディフューザ(以下、LSD(LSDは米国における登録商標)と称する。)118を配設する。
さらに、上記ロッドホルダ110の側面近傍位置に、該ロッドホルダ110の回転位置を検出するための回転センサ122が配されている。この回転センサ122としては、例えばフォトリフレクタを用い、上記ロッドホルダ110の側面に貼付された反射板で反射された光の検出により上記ロッドホルダ110の1回転を検出するようなものが利用できる。
この回転センサ122による回転位置検出信号は、モータ駆動制御回路123及び発光タイミング制御回路124に入力される。
ここで、上記モータ駆動制御回路123は、上記回転モータ112を制御するものであり、上記回転モータ112と共に、上記導光ロッド部材111を回転可能に駆動する可動手段を構成する。すなわち、上記モータ駆動制御回路123は、ユーザによるボタン操作等に従って動作命令部125から動作開始信号が入力されると、上記回転モータ112の回転を開始させ、上記回転センサ122によるロッドホルダ110の回転位置検出結果に従って上記回転モータ112が一定速度で回転するよう駆動制御する。
また、上記発光タイミング制御回路124は、上記光量モニタ121、回転センサ122、及び上記光量モニタ121による光量検出結果が入力されるLED駆動制御回路126と共に、上記複数のLED114の発光タイミングを制御する点灯制御手段を構成するものである。なお、上記LED駆動制御回路126は、駆動LED選択回路127とLED駆動電流制御回路128とからなる。
すなわち、上記発光タイミング制御回路124は、上記回転センサ122による上記ロッドホルダ110の回転位置検出に基づいてタイミング信号を発生して、上記LED駆動制御回路126の駆動LED選択回路127に入力する。この駆動LED選択回路127は、その入力されたタイミング信号に従って、上記発光体基板113上に実装された各LED114を駆動するための各LED駆動回路129に選択的に駆動制御信号を与えることで、上記導光ロッド部材111の入射面つまり平行ロッド115の入射面位置となったLED114を順次点灯させるよう制御する。またこのときの上記LED駆動回路129によるLED114の駆動電流は、上記LED駆動制御回路126のLED駆動電流制御回路128によって、上記光量モニタ121で光量検出した出射光の増減に応じて、LED114の発光光量が最適となるように制御される。
なお、上記ドラム状の発光体基板113の外周には放熱板130が設けられており、LED114の発光に伴って発生される熱を放熱することで、熱によるLED114の特性変化を防止し、該照明装置を連続運転しても安定した照明が得られるようになっている。
このように、複数のLED114を順次切り替えパルス発光させ、放射光を取込む導光ロッド部材111との相対位置関係をLED114の発光切り替えに併せて選択しながら変移させることによって、それぞれ導光ロッド部材111が1回転する過程で赤(R)色、青(B)色、緑(G)色、赤(R)色、青(B)色、緑(G)色の順に、発光する光の色が切り替わり、実効的に高輝度の3色のLEDが得られ、大光量の平行度の向上した3色の光が導光ロッド部材111の出射端面から得られることになる。なお、発光色の順序は上記に限定されるものではなく、適宜設定されれば良い。
なお、この構成では、LED114と導光ロッド部材111の相対位置変移を、導光ロッド部材111を回転させることで行っているが、LED114を移動させることによっても実現し得る。しかしながら、導光ロッド部材111を移動するほうがLED114への給電の観点からみれば好適である。この場合、例えば導光ロッド部材111の出射端面内の光強度分布は導光ロッド部材111の長さがある程度あればムラが小さくなっているため、この出射端面を均一度の高い仮想の矩形上面光源と見なせるため、被照明領域と導光ロッド部材111の出射端面とを共役関係にして照明するクリティカル照明を行っても良いが、本構成のように導光ロッド部材111が複数ある場合、各導光ロッド部材111の出射端面の周縁部が被照明領域に投影されて照明されるため、照明ムラになってしまう。実際には回転するため、照明領域は円形形状となり回転速度によっては見た目的には周縁部がわからないが、ある瞬間において、ロッド出射端面の周縁部が照明ムラとなっており、時々刻々照明ムラが領域内で変移することになってしまい、被照明領域に表示デバイスを配して画像投影装置を構成しようとした場合には、時分割で階調表現を行うような表示デバイスには適用できない。これに対し、導光ロッド部材111から射出される光束の角度強度分布を被照明領域における位置強度分布に変換するケーラー照明の場合には、導光ロッド部材111が変移しても、導光ロッド部材111から射出される光束の角度強度分布は変化しないため、被照明領域における照明ムラが小さい照明装置が実現できる。
本実施形態においても第1の実施形態と同様、点灯する光源(LEDユニット)の組み合わせ毎に予めキャリブレーションデータを算出しておくことにより、光源不良が発生した際にキャリブレーションデータを算出する必要がなく、第1の実施形態と同様、光源不良が発生した場合でも適正な表示を維持することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示された構成要件を適宜組み合わせることによって種々の発明が抽出され得る。例えば、開示された構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、所定の効果が得られるものであれば発明として抽出され得る。
10…マルチプロジェクションシステム制御部
11…キャリブレーションパターン生成部制御部
12…画像撮影部制御部 13…画像表示部制御部
14…画像補正データ算出部制御部 15…画像変換部制御部
16…光源組み合わせ生成部 20…画像表示部
20a、20b…プロジェクタ(投影ユニット)
20a1、20a2、20b1、20b2…プロジェクタ
21…プロジェクタ制御部 22…画像入力部
23…表示素子部 24…光源選択部
25…光源 26…光源ミキシング部
27…投射光学部 28…プロジェクタ選択部
29…光源制御部 30…キャリブレーションパターン生成部
40…画像撮影部 50…画像補正データ算出部
51…撮影画像データ保存部 52…幾何補正データ算出部
53…色補正データ算出部 54…補正データ一時保全部
60…画像変換部 61…補正データ保存部
62…幾何補正部 63…色補正部
64…色補正データ選択部 70…スクリーン
11…キャリブレーションパターン生成部制御部
12…画像撮影部制御部 13…画像表示部制御部
14…画像補正データ算出部制御部 15…画像変換部制御部
16…光源組み合わせ生成部 20…画像表示部
20a、20b…プロジェクタ(投影ユニット)
20a1、20a2、20b1、20b2…プロジェクタ
21…プロジェクタ制御部 22…画像入力部
23…表示素子部 24…光源選択部
25…光源 26…光源ミキシング部
27…投射光学部 28…プロジェクタ選択部
29…光源制御部 30…キャリブレーションパターン生成部
40…画像撮影部 50…画像補正データ算出部
51…撮影画像データ保存部 52…幾何補正データ算出部
53…色補正データ算出部 54…補正データ一時保全部
60…画像変換部 61…補正データ保存部
62…幾何補正部 63…色補正部
64…色補正データ選択部 70…スクリーン
Claims (18)
- 複数の画像をスクリーンに投影して1つの画像を形成する画像投影装置であって、
複数の光源手段と、前記複数の光源手段の中から照明に用いる光源手段を選択する光源選択手段と、前記光源選択手段によって選択された光源手段によって照明される表示手段と、をそれぞれが備えた複数の投影ユニットであって、前記各投影ユニットの表示手段で表示される各画像が互いに異なった画像データに基づくものである複数の投影ユニットと、
前記複数の投影ユニットに含まれる光源手段の所定の組み合わせの中から前記光源選択手段によって選択される光源手段の組み合わせを選択する組み合わせ選択手段と、
前記光源手段の照明光量及び/又は前記表示手段で表示される画像の画像データを調整する際に用いるキャリブレーションデータを、前記光源手段の所定の組み合わせに対応させて記憶する記憶手段と、
前記光源手段の照明光量及び/又は前記表示手段で表示される画像の画像データを、前記組み合わせ選択手段で選択された組み合わせに対応したキャリブレーションデータを用いて調整する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像投影装置。 - 前記各投影ユニットは前記複数の光源手段と前記表示手段とを有する一つのプロジェクタで構成され、該一つのプロジェクタからはスクリーンに対して一つの画像が投影される
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前各記投影ユニットは、それぞれが一つの前記光源手段を有する複数のプロジェクタで構成され、
各プロジェクタは、同一の画像データに基づく画像をスクリーンに投影し、スクリーン上に投影された画像が実質的に一致するに構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前記投影ユニットの全てにおいて二つ以上の光源手段が正常に点灯できる場合には、前記各光源選択手段は二つ以上の光源手段を選択する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - ある投影ユニットにおいて前記光源選択手段によって選択されている光源手段のうち正常に点灯できない光源手段が生じた場合には、前記制御手段は前記組み合わせ選択手段で選択されていない他の組み合わせに対応するキャリブレーションデータを用いる
ことを特徴とする請求項4に記載の画像投影装置。 - 前記ある投影ユニット以外の投影ユニットの光源選択手段は、前記ある投影ユニットの正常に点灯できない光源手段に最も発光特性が近い光源手段を選択から外す
ことを特徴とする請求項5に記載の画像投影装置。 - 前記光源手段の所定の組み合わせには、前記各投影ユニットにおいて少なくとも一つの光源手段が点灯する組み合わせの全てが含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前記光源手段の所定の組み合わせには、前記複数の投影ユニットそれぞれで点灯する光源手段の個数が互いに等しくなる組み合わせのみが含まれる
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前記記憶手段は、前記複数の投影ユニットによってスクリーンに投影される各画像が略同じ明るさの画像として観察者が認識できるように、前記キャリブレーションデータを記憶する
ことを特徴とする請求項8に記載の画像投影装置。 - 前記キャリブレーションデータは、各投影ユニットにおいて点灯される光源手段の数と、点灯される各光源手段の照明光量とが反比例の関係になるように設定されている
ことを特徴とする請求項9に記載の画像投影装置。 - 前記光源手段はランプ光源で構成され、前記制御手段は少なくとも前記表示手段で表示される画像の画像データを調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前記光源手段はLED光源で構成され、前記制御手段は少なくとも前記LED光源の照明光量を調整する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前記複数の投影ユニットによって投影される各画像がスクリーン上で隣接するように前記各投影ユニットが配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前記スクリーン上で隣接する画像の一部が互いにオーバーラップするように前記各投影ユニットが配置されている
ことを特徴とする請求項13に記載の画像投影装置。 - 前記複数の投影ユニットによって投影される各画像のスクリーン上の位置が互いに半画素分シフトするように前記各投影ユニットが配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 前記キャリブレーションデータは、前記複数の投影ユニットによってスクリーン上で形成される画像の色補正用及び/又は幾何補正用のデータを含む
ことを特徴とする請求項1に記載の画像投影装置。 - 請求項1に記載の画像投影装置におけるキャリブレーションデータの算出方法であって、
前記表示手段でキャリブレーションパターン画像を表示する工程と、
前記光源手段の所定の組み合わせ毎に前記光源手段を点灯する工程と、
前記所定の組み合わせ毎に前記複数の投影ユニットからスクリーン上に投影された画像に関する色及び/又は幾何に関する情報を取得する工程と、
前記取得された情報に基づいて前記所定の組み合わせ毎にキャリブレーションデータを算出する工程と、
を備えたことを特徴とするキャリブレーションデータの算出方法。 - 請求項1に記載の画像投影装置におけるキャリブレーションデータの算出方法であって、
前記表示手段でキャリブレーションパターン画像を表示する工程と、
前記光源手段の所定の組み合わせのうち前記各投影ユニットで点灯される光源手段が一つである特定の組み合わせ毎に前記光源手段を点灯する工程と、
前記特定の組み合わせ毎に前記複数の投影ユニットからスクリーン上に投影された画像に関する色及び/又は幾何に関する情報を取得する工程と、
前記取得された情報に基づいて前記特定の組み合わせ毎にキャリブレーションデータを算出する工程と、
前記特定の組み合わせ毎に算出されたキャリブレーションデータを用いて、前記所定の組み合わせのうち前記特定の組み合わせ以外の組み合わせに関するキャリブレーションデータを算出する工程と、
を備えたことを特徴とするキャリブレーションデータの算出方法。
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