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JP2005095454A - 眼科撮影装置 - Google Patents

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JP2005095454A
JP2005095454A JP2003334513A JP2003334513A JP2005095454A JP 2005095454 A JP2005095454 A JP 2005095454A JP 2003334513 A JP2003334513 A JP 2003334513A JP 2003334513 A JP2003334513 A JP 2003334513A JP 2005095454 A JP2005095454 A JP 2005095454A
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imaging
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JP2003334513A
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Kenichi Kashiwagi
健一 柏木
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Canon Inc
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Abstract

【課題】 前眼部撮影、眼底撮影で生成された画像を簡単にかつ短時間で適正な解像度設定ができるようにする。
【解決手段】 被検眼前眼部を撮影する前眼部撮影手段と、被検眼眼底部を撮影する眼底部撮影手段と、前記前眼部撮影手段と前記眼底部撮影手段を切り換える撮影モード切換え手段と、該撮影モード切換え手段の切換え結果に基づいて、前記前眼部撮影手段又は前記眼底部撮影手段にて撮影される画像の解像度を変更する解像度変更手段により構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、眼科医院等で使用される眼底カメラ等の眼科撮影装置に関する。
従来、眼科医院等では、眼底カメラを用いて被検眼の眼底撮影が行われている。また、眼底カメラを用いて、角膜や瞳孔、強膜部分の所謂前眼部を撮影することも行われつつある。
また、撮影画像の記録に関して、従来では35mmフィルムやインスタントフィルムに記録していたが、近年ではCCDカメラ等の撮像素子を用いて電子画像として受光し、更にデジタル画像として記録方法が広く行われている。
特開2003−047596
眼底画像の例を図3に示す。同図は後極部を撮影した画像であり、黄斑部と視神経乳頭部が写っている。黄斑部は網膜の中でも最も視細胞の集中した部分であり、人間が物を見る場合に瞳孔を通して眼内に入った映像が像を形成する部分である。黄斑部近傍には視神経乳頭部から走行する動脈から分岐した毛細血管も多数走行しており、視力の障害となるような眼疾患において、黄斑部の読影は欠かすことができない。
更に眼底部には緑内障の進行状態を確認するのに重要な神経線維層も走行しているなど、読影においては、いかに微細な変化を捉えることができるかが重要となっている。
従って、眼底画像をデジタル画像として記録する際には、高精細な画像として記録する必要がある。
また図4には前眼部画像の例を示す。前眼部は強膜、角膜、瞳孔など大きな変化を捉える場合が多く、直接見ることができることもあり、眼底カメラで撮影する場合には詳細な情報が必要になることはほとんどない。
従って、前眼部画像をデジタル画像として記録する際には、高精細な画像は必要ない。
上記のような状況から、高精細の多くの画像を記録可能とするため、撮影者は撮影実行前に記録装置の解像度設定を変更していた。つまり、眼底撮影前には高解像度記録可能となる設定、前眼部撮影前には低解像度記録可能となるように設定していた。
しかしながら、画像記録装置における設定変更は容易ではない。一般には多くの設定項目が用意されており、その中から所望の設定項目を選択し、設定しなければならない。解像度設定も例外ではなく、記録装置の機種によっては解像度に関する複数の画面での設定を完了しないと解像度の設定が終了しない場合もある。
患者が目の前にいる診療過程において、前眼部撮影と眼底撮影の間で、記録装置の設定変更を行うことは困難であるので、実際は記録解像度の変更をしないで撮影を行っていた。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、患者を前にした、眼科における外来診療においても、特別な操作に因らず、簡単に記録画像の解像度を変更可能な眼科撮影装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る眼科撮影装置は、被検眼前眼部を撮影する前眼部撮影手段と、被検眼眼底部を撮影する眼底部撮影手段と、前記前眼部撮影手段と前記眼底部撮影手段を切り換える撮影モード切換え手段と、該撮影モード切換え手段の切換え結果に基づいて、前記前眼部撮影手段又は前記眼底部撮影手段にて撮影される画像の解像度を変更する解像度変更手段を有する。
以上説明したように、本発明に係る眼科撮影装置においては、前眼撮影モード、眼底撮影モードの状態に応じて画像記録の際の解像度を変更可能なように構成したので、眼科医院等でも診療時において、複雑な設定操作を行わず、かつ短時間に記録画像の解像度を変更できる効果がある。
本発明を図1〜図5に図示の装置構成図及びフローチャートを用いて詳細に説明する。
図1は実施例1の装置構成図を示し、1はランプ等の観察/アライメント用光源、2は赤外光を透過する可視カットフィルター、3はコンデンサーレンズ、4はストロボ光源等の静止画撮影用光源、5はリレーレンズ、6は穴あきミラー、Eは被検眼、7は対物レンズ、8は前眼部観察/撮影時に光路内に挿入される前眼部観察/撮影用レンズ、9は合焦機能を有するレンズ系、10は図面における右端を軸に左側が上に跳ね上がる跳ね上げミラー、11は撮影用センサーユニット、12はレンズ、13は観察用センサーユニット、14は観察画像用モニタ、15は撮影画像記録部、16は撮影画像用モニタ、17は前眼部観察/撮影用レンズ8の光路挿脱を制御する駆動制御部、18は撮影画像記録部へ記録解像度を指示する解像度指示部である。
図示しない電源スイッチの操作により、通電されると、駆動制御部17の制御により前眼部観察/撮影用レンズ8が光路に挿入される。また、前眼部を照明するための図示しない赤外光源から発せられた赤外光により、被検眼Eの前眼部が照明され、前眼部からの反射光は、対物レンズ7、前眼部観察/撮影用レンズ8、穴あきミラー6の穴部、レンズ系9を経て、跳ね上げミラー10により反射され、レンズ12を経由して観察用センサーユニット13へ導かれる。観察用センサーユニット13で光電変換された前眼部観察画像は観察画像用モニタ14上に映出される。
更に、駆動制御部17の前眼部観察/撮影用レンズ8の駆動指示に基づいて、解像度指示部18から前眼部撮影時の解像度が撮影画像記録部15に対し指示される。設定する解像度は解像度指示部18内のメモリに予め記憶されており、図5に上記メモリ上に記憶されている解像度の例を示す。この例では、撮影モードに応じて、記録する際の画素数を指定する。前眼部撮影では640×480画素での記録とし、眼底部撮影時には更に高精細の1280×1024画素での記録となる。
ここでは、前眼部撮影用の640×480画素が選択され、撮影画像記録部15に設定される。
なお、図5の例では、解像度として記録する画像の画素サイズで指定する場合を例に挙げて説明したが、これに限ることなく、撮影用センサーユニット11から出力される画像データを基準とした百分率を指定するようにしても良い。
観察画像用モニタ14に表示される前眼部観察画像を用いて、被検眼前眼部の撮影部位について位置合わせ、ピント調整を行う(ステップ1)。
被検眼前眼部の位置合わせ等が終了すると、図示しない撮影スイッチを押下する。
撮影スイッチの押下により、静止画撮影用光源4が点灯し、静止画撮影用光源4からの照明光はリレーレンズ5を経由して穴あきミラー6のミラー部で反射され、前眼部観察/撮影用レンズ8、対物レンズ7を通って、被検眼Eの前眼部を照明する。前眼部からの反射光は再び対物レンズ7、前眼部観察/撮影用レンズ8を通り、穴あきミラーの穴部、レンズ系9を経て、跳ね上げミラー10が跳ね上げられることにより、撮影用センサーユニット11に導かれる。
撮影用センサーユニット11で結像された被検眼前眼部像は、光電変換され、撮影画像記録部15にてA/D変換され、解像度指示部18の指示に基づいて設定された解像度により、図示しないメモリへ記録されるのと同時に撮影画像用モニタ16上に表示される
(ステップ2)。
続いて、被検眼眼底撮影を行う場合には、図示しない前眼部/眼底部切換えスイッチを押下する(ステップ3)。
押下すると、駆動制御部17の制御により、前眼部観察/撮影用レンズ8が光路から離脱し、また、観察/アライメント用光源1が点灯する。
更に、駆動制御部17の前眼部観察/撮影用レンズ8の駆動指示に基づいて、解像度指示部18から眼底部撮影時の解像度が撮影画像記録部15に対し指示される。
ここで指示される解像度についても上記説明と同様に解像度指示部18内に記憶されている値に基づいて行われる。図5の例では1280×1024画素が選択され、撮影画像記録部15に設定される(ステップ4)。
観察/アライメント用光源1から発せられた照明光は、可視カットフィルター2により、赤外域のみの波長を持つ光に変換された後、コンデンサーレンズ3、リレーレンズ5を経由して穴あきミラー6のミラー部で反射され、対物レンズ7を通って、被検眼Eの眼底部を照明する。眼底部からの反射光は再び対物レンズ7を通り、穴あきミラーの穴部、レンズ系9を経て、跳ね上げミラー10により反射され、レンズ12を経由して観察用センサーユニット13へ導かれる。観察用センサーユニット13で光電変換された眼底部観察画像は観察画像用モニタ14上に映出される。
観察画像用モニタ14に表示される眼底部観察画像を用いて、被検眼眼底部の撮影部位について位置合わせ、ピント調整を行う(ステップ5)。
被検眼眼底部の位置合わせ等が終了すると、図示しない撮影スイッチを押下する。
撮影スイッチの押下により、静止画撮影用光源4が点灯し、静止画撮影用光源4からの照明光はリレーレンズ5を経由して穴あきミラー6のミラー部で反射され、対物レンズ7を通って、被検眼Eの眼底部を照明する。眼底部からの反射光は再び対物レンズ7を通り、穴あきミラーの穴部、レンズ系9を経て、跳ね上げミラー10が跳ね上げられることにより、撮影用センサーユニット11に導かれる。
撮影用センサーユニット11で結像された被検眼眼底像は、光電変換され、撮影画像記録部15にてA/D変換され、解像度指示部18の指示に基づいて設定された解像度により、図示しないメモリへ記録されるのと同時に撮影画像用モニタ16上に表示される(ステップ6)。
なお、上記説明では前眼部撮影用の光源は静止画撮影用光源4により行うことを例に挙げて説明したが、これに限ることなく、室内光や手元ランプなどの外部照明手段により照明するように構成しても良い。この場合には、照明光源の色温度に応じて、撮影画像記録部15に対し画像記録の際のカラーバランスを設定するようにすることも可能である。
また、上記解像度指示部18による解像度指示、カラーバランスの設定は撮影画像記録部15に対し設定するようにしても良い。
実施例1による上記解像度指示部18への解像度指示は、駆動制御部17の前眼部観察/撮影用レンズ8の駆動指示に基づいて行うことを例に挙げて説明したが、これに限ることなく、図示しない光学基台部の移動を検知する検知手段に基づいて解像度指示を行うようにしても良い。
つまり、実施例1における前眼部観察/撮影用レンズ8を使用せずに、図1に記載した光学系全体のユニットを被検眼に対し前後させ、光学系全体のユニットが前眼部にピントが合う位置、眼底部にピントが合う位置が検知できる光学系全体のユニット移動検知手段を用いる。
上記実施例1、2では赤外照明による観察を行う無散瞳型眼底カメラの場合を例に挙げて説明したが、可視光により被検眼の観察を行う散瞳型眼底カメラに適用しても同様の効果がある。
本発明の装置構成図 本発明の動作フロー 眼底画像の例 前眼部画像の例 撮影モードに応じた解像度設定テーブルの例
符号の説明
1 観察/アライメント用光源
2 可視カットフィルター
3 コンデンサーレンズ
4 静止画撮影用光源
5 リレーレンズ
6 穴あきミラー
7 対物レンズ
8 前眼部観察/撮影用レンズ
9 レンズ系
10 跳ね上げミラー
11 撮影用センサーユニット
12 レンズ
13 観察用センサーユニット
14 観察画像用モニタ
15 撮影画像記録部
16 撮影画像用モニタ
17 駆動制御部
18 解像度指示部

Claims (2)

  1. 被検眼前眼部を撮影する前眼部撮影手段と、被検眼眼底部を撮影する眼底部撮影手段と、前記前眼部撮影手段と前記眼底部撮影手段を切り換える撮影モード切換え手段と、該撮影モード切換え手段の切換え結果に基づいて、前記前眼部撮影手段又は前記眼底部撮影手段にて撮影される画像の解像度を変更する解像度変更手段を有することを特徴とする眼科撮影装置。
  2. 前記撮影モード切換え手段による切換えは前眼部照明/撮影光学系と眼底部照明/撮影光学系を切り換えることを特徴とする請求項1記載の眼科撮影装置。
JP2003334513A 2003-09-26 2003-09-26 眼科撮影装置 Withdrawn JP2005095454A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010125291A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Nidek Co Ltd 眼科撮影装置

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