JP2005079277A - 電界効果トランジスタ - Google Patents
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Abstract
【課題】 チャネル部の改良によって、ソース・ドレインのショットキー障壁を低くして駆動力の向上をはかる。
【解決手段】 絶縁層11上に格子緩和SiGe層12と歪みSi層13を積層した半導体層と、歪みSi層13上にゲート絶縁膜14を介して形成されたゲート電極15と、絶縁層11上に半導体層のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように形成されたソース・ドレイン16,17とを備えた電界効果トランジスタであって、ソース・ドレイン16,17は、半導体層のゲート直下の部分から絶縁層11に至る部分まで、半導体層に対してショットキー接合を成している。
【選択図】 図1
【解決手段】 絶縁層11上に格子緩和SiGe層12と歪みSi層13を積層した半導体層と、歪みSi層13上にゲート絶縁膜14を介して形成されたゲート電極15と、絶縁層11上に半導体層のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように形成されたソース・ドレイン16,17とを備えた電界効果トランジスタであって、ソース・ドレイン16,17は、半導体層のゲート直下の部分から絶縁層11に至る部分まで、半導体層に対してショットキー接合を成している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、半導体集積回路を構成する電界効果トランジスタに係わり、特にソース・ドレインにショットキー接合を利用した電界効果トランジスタに関する。
シリコン超集積回路の高機能化には、その構成要素である電界効果トランジスタの高性能化が必須である。素子の高性能化に対する指導原理はスケーリングであり、これまで微細化により素子性能の向上を進めてきた。ところが、今後は微細化の限界が指摘されており、特に浅い接合形成は深刻で、国際半導体ロードマップによると65nm世代の10〜20nm接合(ドレイン・エクステンション部)の解は見えていない状況である。
近年、従来のpn接合の代わりに、ソース・ドレインをショットキー接合にするMOSFETが提案されている(例えば非特許文献1参照)。この文献1では、金属でソース・ドレイン部の電極を形成するので、不純物の拡散は利用せず、極めて浅い接合が可能となる。また、金属自体の抵抗は極めて低いので寄生抵抗の低減が達成できる、イオン注入プロセスを省略できプロセスが簡便となる、など種々の利点があり、次世代の電界効果トランジスタとして期待されている。
しかしながら、この種の電界効果トランジスタにあっては次のような問題があった。即ち、ショットキー接合をソース・ドレインに有するMOSFETは、ソース端部に比較的大きなショットキー障壁が存在するため、電流駆動力の点で従来のMOSFETに劣っているのが現状である。電流駆動力の向上にはショットキー障壁の低減が必須であるが、最適なメタル材料は見つかっておらず、特にn型MOSFETに関してこの問題は顕著である。
J. R. Tucker et al, Appl. Phys. Lett., vol. 65, no. 5, August 1994, pp. 618-620.
しかしながら、この種の電界効果トランジスタにあっては次のような問題があった。即ち、ショットキー接合をソース・ドレインに有するMOSFETは、ソース端部に比較的大きなショットキー障壁が存在するため、電流駆動力の点で従来のMOSFETに劣っているのが現状である。電流駆動力の向上にはショットキー障壁の低減が必須であるが、最適なメタル材料は見つかっておらず、特にn型MOSFETに関してこの問題は顕著である。
J. R. Tucker et al, Appl. Phys. Lett., vol. 65, no. 5, August 1994, pp. 618-620.
このように従来、ショットキー接合をソース・ドレインに有するMOSFETは、浅い接合の限界を打破する非常に有望なトランジスタ構造であるが、ソース端部にショットキー障壁が存在するため、電流駆動力の点で従来MOSFETよりも劣ってしまう問題がある。
本発明は、上記事情を考慮して成されたもので、その目的とするところは、ソース・ドレインのショットキー接合を用いながら電流駆動力の向上をはかり得る電界効果トランジスタを提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、次のような構成を採用している。
即ち本発明は、絶縁層上に形成された、少なくとも表面部に格子歪みを有する半導体層と、前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記半導体層のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように前記絶縁層上に形成されたソース・ドレインとを具備した電界効果トランジスタであって、前記ソース・ドレインの少なくとも一方は、前記半導体層の前記ゲート直下の部分から前記絶縁層に至る部分まで、前記半導体層に対してショットキー接合を成していることを特徴とする。
ここで、本発明の望ましい実施態様としては次のものがあげられる。
(1) 半導体層は、格子緩和SiGe層上に歪みSiが形成されたものであること。
(2) ソース・ドレインの少なくとも一方は、金属若しくは金属シリサイド、又は金属とSiとGeの化合物であること。
(3) 絶縁層は、金属又は半導体を含む化合物と、酸素又は酸素を含む化合物との気相反応で形成された応力性の堆積膜であり、該堆積膜上に形成される半導体層に格子歪みを与えるものであること。
(4) ゲート絶縁膜は、金属又は半導体を含む化合物と、酸素又は酸素を含む化合物との気相反応で形成された応力性の堆積膜であり、該堆積膜上に形成される半導体層に格子歪みを与えるものであること。
(5) 半導体層は、p型不純物が添加されたもので、nMOS形成基板であること。
(6) ソース・ドレインの上面は、半導体層の上面と同じ高さに形成されていること。
(7) ショットキー接合は、ゲート電極直下においてゲート電極の端部より僅かにゲート電極の内側に入り込んでいること。
(8) ショットキー接合面は、絶縁層側に対し表面側がゲート電極側に傾いていること。
また本発明は、ショットキー接合を利用した電界効果トランジスタにおいて、絶縁層上に形成された、格子緩和SiGe層上に歪みSi層を形成してなるnMOS形成用の第1の半導体層と、前記絶縁層上に前記第1の半導体層と離間して形成された、Geを含む材料からなるpMOS形成用の第2の半導体層と、前記第1の半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極と、前記第2の半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極と、前記絶縁層上に前記第1の半導体層のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように形成され、かつ該半導体層とショットキー接合を成すように形成された第1のソース・ドレインと、前記絶縁層上に前記第2の半導体層のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように形成され、かつ該半導体層とショットキー接合を成すように形成された第2のソース・ドレインと、を具備してなることを特徴とする。
ここで、第2の半導体層はSiGe又はGeであり、第1のソース・ドレインはErシリサイド、又はErとSiとGeの化合物であり、前記第2のソース・ドレインはPtとSiとGeの化合物、又はジャーマナイドであることが望ましい。
本発明によれば、チャネル部の半導体層に歪みを内包させることにより、従来のショットキーMOSFETに比べて、同じ金属材料を用いても低いショットキー障壁が実現可能となり、駆動力の向上をはかることができる。従って、次世代の浅接合素子として、ソース・ドレインにショットキー接合を有する高速の微細CMOSトランジスタを実現することが可能となる。
以下、本発明の詳細を図示の実施形態によって説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。
図1は、本発明の第1の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。
p型Si基板(図示せず)中にSi酸化膜11が埋め込まれ、Si酸化膜11上にトランジスタのチャネルとなる半導体層が形成された、いわゆるSOI構造となっている。nMOSのチャネルとなる半導体層は、格子歪みが緩和されたシリコン・ゲルマニウム(SiGe)層12と、その上に形成されたSi層13で構成され、厳密にはSi層13がトランジスタのチャネルとして働く。さらに、格子整合によりSi層13は格子歪みを内包している。歪みSi層13の上には、ゲート絶縁層14を介してゲート電極15が形成されている。一方、半導体層の両端にはソース・ドレイン16,17となる金属層が形成されている。ソース・ドレイン16,17になる金属層とチャネルになる歪みSi層13との界面には、金属/半導体接合、即ちショットキー接合が形成されている。
ソース・ドレイン16,17となる金属層は、Ag,Al,Au,Cr,Cu,Hf,Mg,Mo,Ni,Pb,Pd,Pt,Ti,Wといった単体金属でも良いし、CoSi,CrSi,HfSi,IrSi,MnSi,MoSi,NiSi,PdSi,PtSi,RhSi,TaSi,TiSi,WSi,ZrSi,ErSi等のSi金属化合物(シリサイド)でも構わない。さらに、金属とSiとGeの化合物であっても構わない。シリサイドの成分比を含め、必要に応じて適宜、最良の材料を選択することができる。
ゲート電極15は、多結晶Siの他、金属ゲートでも構わない。トランジスタのしきい値設計等を考慮し、最良の材料を選択することができる。ゲート絶縁層14は、Si酸化膜の他、高誘電率の絶縁層でも構わない。例えば、Si3N4 ,Al2O3 ,Ta2O5 ,TiO2 ,La2O5 ,CeO2 ,ZrO2 ,HfO2 ,SrTiO3 ,Pr2O3 等がある。また、ZrシリケートやHfシリケートのように、Si酸化物に金属イオンを混ぜた材料も有効である。トランジスタの世代を考慮し、最良の材料を選択することができる。
図2は、図1に示す電界効果トランジスタの効果を説明するための概念図であり、(a)は通常のSiと歪みSiにおけるバンド構造を示し、(b)(c)はショットキー障壁を示している。
良く知られているように、Siはバンド構造を有しており、図では価電子帯の端をEv、伝導帯の端をEcと表記している。バンド構造は歪みにより変調を受ける。SiGe上に成長されたSi層では、格子歪みを内包する場合、価電子帯,伝導帯ともエネルギー的に低くなるが、低下量は伝導帯の方が顕著である。真空準位と伝導帯Ecのエネルギー差を半導体の電子親和力と定義するので、歪みによりSiの電子親和力が増加することと同義となる。
一方、ショットキー障壁は金属の仕事関数と半導体の電子親和力の差で定義される。通常のSiの場合、図ではショットキー障壁をφbと表記している。一方、歪みSiの場合、伝導帯がΔEcだけ低下するので、電子親和力がΔEcだけ増加する。その結果、同じ金属を用いた場合でも、歪みSiでのショットキー障壁ψbはφb−ΔEcとなり、ΔEc分だけ減少する。このことは電子に対するショットキー障壁が低くなることを意味し、その分だけ電流駆動力の増大が期待できる。歪みSiの歪み量は、下地のSiGe層のGe濃度で決まる。Ge濃度を30%にすることで、伝導帯は約0.2eV下がる。これは、電子に対してショットキー障壁を0.2eV下げることに相当する。Ge濃度を適宜調整することにより、ショットキー障壁を所望の値にチューニングすることができる。
図3は、図1に示す電界効果トランジスタの効果を説明するためのシミュレーション計算結果である。
ソース・ドレイン部の金属をErシリサイドとし、φb=0.3eVとした。一方、下地SiGeのGe濃度を30%とした歪みSiでは、ψb=φb−ΔEc=0.1eVとなる。図3は、ゲート長を0.1ミクロンとして、従来技術(通常のSi)と本実施形態(歪みSi)のゲート電圧−ドレイン電流特性をシミュレーション計算し、比較したものである。本実施形態では、ゲート電圧1Vにおいて、従来技術よりも1桁高いドレイン電流が得られており、高駆動電流の実現に向けて本実施形態が極めて有効であることが示された。
図4は、本実施形態における電界効果トランジスタの製造方法を説明するための工程断面図である。
まず、図4(a)に示すように、p型Si基板(図示せず)上にSi酸化膜(埋め込み絶縁層)11が埋め込まれ、その上に厚さ5nmのSiGe層12を結晶化したSOI基板を準備する。ここで、SiGe層12は格子歪みが十分に緩和されている。このような基板は、p型Si基板にSiGe層12をエピタキシャル成長で堆積した後に、酸素イオン注入とアニールで基板とSiGe層間にSi酸化膜11を形成する、いわゆるSIMOX法を使って実現することができる。また、表面を酸化した基板と、表面にSiGe層をエピタキシャル成長で堆積した基板を貼り合わせることでも実現できる。
次いで、図4(b)に示すように、SiGe層12上にエピタキシャル成長で厚さ5nmのSi層13を堆積させる。エピタキシャル温度や成長膜厚を適宜調整することにより、Si層13に格子歪みを内包させることができる。
次いで、図4(c)に示すように、歪みSi層13を酸化してゲート絶縁層14を形成し、その上にゲート電極15となる多結晶Siを堆積する。必要に応じて、砒素或いはボロンのドーピングを行った後、リソグラフィ技術とエッチング技術を組み合わせて、所望のパターンにゲート電極15を加工する。ここで、ゲート長方向の長さは10〜20nmとした。
次いで、ゲート電極15の両側の歪みSi層13上にエルビウム(Er)膜を堆積する。そして、このEr膜を下地のSiと反応させることで、図4(d)に示すように、ソース・ドレイン16,17となる領域にシリサイドを形成する。ここで、ゲート部とソース・ドレイン部のシリサイドが電気的に短絡しないよう必要に応じて、シリサイド加工前に側壁残し法等を用いてゲート側部に薄い絶縁層を形成することも可能である。
このように本実施形態によれば、ソース・ドレインをショットキー接合にしたnMOSFETにおいて、チャネルとなるSi層13に歪みを持たせることにより、ショットキー障壁を低くして電流駆動力の劣化を解消することができる。
これは、次のように説明される。即ち、格子緩和したSiGe層12上に形成された歪みSiチャネルの場合、伝導帯は下がり電子親和力は大きくなる。このため、金属部の仕事関数とSi部の電子親和力の差で決まるショットキー障壁は、Siに歪みを内包させることで小さくすることができる。例えば、SiGe層12のGe濃度を30%にすると、歪みSiチャネル伝導帯の低下分はおよそ0.2eVに達する。従って、金属の材料を変えることなく、チャネルのエンジニアリングによってショットキー障壁を容易に低減でき、ショットキー接合をソース/ドレインに有するMOSFETで高駆動電流が達成可能となる。
(第2の実施形態)
図5は、本発明の第2の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
本実施形態が先に説明した第1の実施形態と異なるのは、ソース・ドレイン16,17のショットキー接合部分のみである。即ち本実施形態では、ゲート直下の半導体層表面から絶縁層11に至るショットキー接合が、垂直に形成されるのではなく斜めに形成され、これによりチャネル領域がゲート電極15側で狭く絶縁層11側で広くなっている。
このような構成であれば、先の第1の実施形態と同様の効果が得られるのは勿論のこと、次のような効果も得られる。即ち、ショットキー接合面を傾斜させているので、ゲート直下のチャネル表面に電界を集中させることができ、これにより電流駆動力のより一層の向上をはかることができる。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
図6は、本発明の第3の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
p型Si基板(図示せず)中に応力性の絶縁層21が埋め込まれ、この絶縁層21の上にトランジスタのチャネルとなる半導体層が形成された、いわゆるSOI構造となっている。チャネルとなる半導体層はSi層13のみで構成される。Si層13の上には、ゲート絶縁層14を介してゲート電極15が形成されている。
ここで、応力性の絶縁層21としては、金属又は半導体を含む化合物と、酸素又は酸素を含む化合物との気相反応で形成された絶縁性の堆積膜が適切であり、詳細な技術は特開2003−45996号公報に開示されている。本実施形態では、TEOS(テトラエトキシシラン:Si(OC2H5)4)と酸素の気相反応にて、650℃,1Torrの条件で応力性の絶縁層21を形成した。このような条件で形成された絶縁層21は、堆積時に結合が疎な状態にあり、成膜後に厚さ方向に収縮するため、僅かにウェハーが上に反り凹状態になる。このため、Si層13の表面に引っ張り応力を与えると考えられる。
一方、歪みSi層13の両端にはソース・ドレイン16,17となる金属層が形成されている。ソース・ドレイン16,17となる金属層と、チャネルとなる歪みSi層13との界面には金属/半導体接合、即ちショットキー接合が形成されている。
このように本実施形態においては、応力性の絶縁層21の存在によりSi層13は歪みを内包するため、Si層13はバンド変調を受ける。従って、第1の実施形態と同様に、ショットキー障壁を下げる効果があり、電流駆動力の向上をはかることができる。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
図7は、本発明の第4の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。
p型Si基板(図示せず)中にSi酸化膜からなる絶縁層11が埋め込まれ、この絶縁層11上にトランジスタのチャネルとなる半導体層が形成された、いわゆるSOI構造となっている。チャネルとなる半導体層はSi層13のみで構成される。Si層13の上には、応力性のゲート絶縁層24を介してゲート電極15が形成されている。
応力性のゲート絶縁層24としては、金属又は半導体を含む化合物と、酸素又は酸素を含む化合物との気相反応で形成された絶縁性の堆積膜が適切である。本実施形態では、例えばTEOS(テトラエトキシシラン:Si(OC2H5)4 )と酸素の気相反応にて650℃,1Torrの条件で応力性のゲート絶縁膜24を形成した。このような条件で形成された堆積膜は、堆積時に結合が疎な状態にあり、成膜後に厚さ方向に収縮するため、Si層13に歪みを与えると考えられる。
一方、歪みSi層13の両端にはソース・ドレイン16,17となる金属層が形成されている。ソース・ドレイン16,17となる金属層と、チャネルとなる歪みSi層13との界面は金属/半導体接合、即ちショットキー接合が形成されている。
このように本実施形態においても、応力性のゲート絶縁層24の存在によりSi層13は歪みを内包させることができる。従って、第1の実施形態と同様に、ショットキー障壁を下げることができ、電流駆動力の向上をはかることができる。
なお、第3及び第4の実施形態を組み合わせ、Si層13の上下の絶縁膜を共に応力性の堆積膜とすることにより、Si層13により大きな歪みを与えることが可能となる。この場合、ショットキー障壁を更に下げることができ、電流駆動力の更なる向上をはかることが可能となる。
(第5の実施形態)
図8は、本発明の第5の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
図8は、本発明の第5の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
p型Si基板(図示せず)中にSi酸化膜からなる絶縁層11が埋め込まれ、この絶縁層11上にトランジスタのチャネルとなる半導体層が形成された、いわゆるSOI構造となっている。チャネルとなる半導体層は、格子歪みが緩和されたSiGe層12(32,42)とその上に形成されたSi層13(33,43)で構成され、厳密にはSi層13がトランジスタのチャネルとして働く。さらに、格子整合によりSi層13は格子歪みを内包している。
ここで、nMOSを形成すべき歪みSi層13にはp型不純物が添加され、pMOSを形成すべき歪みSi層13にはn型不純物が添加されている。以下、p型不純物添加のSi層13を第1の歪みSi層33と記し、n型不純物添加のSi層13を第2の歪みSi層43と記す。
第1の歪みSi層33上には、ゲート絶縁層34を介してゲート電極35が形成されている。一方、SiGe層32,Si層33からなる半導体層の両端には、ソース・ドレイン36,37となる金属層が形成されている。また、第2の歪みSi層43上には、ゲート絶縁層44を介してゲート電極45が形成されている。一方、SiGe層42,Si層43からなる半導体層の両端には、ソース・ドレイン46,47となる金属層が形成されている。
ここで、ソース・ドレインとして用いる金属層としては、nMOS部とpMOS部では異なる材料を用いる。即ち、nMOS部には電子に対するショットキー障壁が低い材料、例えばErSi、又はErSiGeを用いる。pMOS部には正孔に対するショットキー障壁が低い材料、例えばPtSi、又はErSiGeを用いる。なお、金属化合物の成分比は適宜調整するものとし、以後も構成元素のみを記述する。
このような構成であれば、チャネルとなるSi層13(33,43)に歪みを内包させることにより、第1の実施形態で詳述したとおり、各トランジスタの電流駆動力が大幅に改善され、その結果、高速なCMOS動作が実現可能になる。
(第6の実施形態)
図9は、本発明の第6の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
図9は、本発明の第6の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
p型Si基板(図示せず)中にSi酸化膜からなる絶縁層11が埋め込まれ、この絶縁層11上にトランジスタのチャネルとなる半導体層が形成された、いわゆるSOI構造となっている。
nMOS部では、チャネルとなる半導体層は格子歪みが緩和されたSiGe層32と、その上に形成されたSi層33で構成され、厳密にはSi層33がトランジスタのチャネルとして働く。さらに、格子整合によりSi層33は格子歪みを内包している。歪みSi層33の上には、ゲート絶縁層34を介してゲート電極35が形成されている。一方、半導体層の両端にはソース・ドレイン36,37となる金属層が形成されている。金属層としては、電子に対するショットキー障壁が低い材料、例えばErSi又はErSiGeを用いる。このように、チャネルとなるSi層33に歪みを内包させることにより、第1の実施形態で詳述したとおり、nMOSトランジスタの電流駆動力が大幅に改善される。
pMOS部では、チャネルとなる半導体層はSiGe層42のみで構成される。SiGe層42の上には、ゲート絶縁層44を介してゲート電極45が形成されている。一方、SiGe層42の両端にはソース・ドレイン46,47となる金属層が形成されている。金属層としては、正孔に対するショットキー障壁が低い材料、例えばPtSiGeを用いる。
本実施形態では、nMOS部に関しては第1の実施形態と同様であるが、pMOS部に関しては、チャネルに歪みSi層ではなくSiGe層42を用いる。正孔に対するショットキー障壁では、半導体部の価電子帯Evの位置が重要となる。第1の実施形態と同様の議論により、ショットキー障壁を下げるには、Evがエネルギー的に上昇することが好ましい。Siに比べSiGeの価電子帯はエネルギー的に高いので、pMOS動作としてはより高速性が実現できる。なお、SiGeに歪みを与えるとEvはエネルギー的に下がることになるので、SiGeに関してはむしろ歪みを与えない方が望ましい。
このように本実施形態によれば、ソース・ドレインをショットキー接合にしたCMOSFETにおいて、nMOSに関しては歪みSi層33を用い、pMOSに関しては格子緩和SiGe層42を用いることにより、nMOS,pMOS共に電流駆動力の向上をはかることができ、先の第5の実施形態よりも高速なCMOS動作が実現可能になる。
図10は、図9で示した電界効果トランジスタの製造方法を示す断面図である。
まず、図10(a)に示すように、p型Si基板(図示せず)上にSi酸化膜からなる絶縁膜11が埋め込まれ、その上にSiGe層12を結晶化した基板を準備する。続いて、SiGe層12上にエピタキシャル成長でSi層13を堆積させる。エピタキシャル温度や成長膜厚を適宜調整することにより、Si層13に格子歪みを内包させることができる。
次いで、図10(b)に示すように、リソグラフィ技術とエッチング技術を組み合わせて、所望のパターンに半導体層を加工し、SiGe層12,Si層13を、nMOS側のSiGe層32,Si層33と、pMOS側のSiGe層42,Si層43に分離する。さらに、pMOS部では、リソグラフィ技術とエッチング技術を組み合わせて、表面のSi層43も除去する。
次いで、図10(c)に示すように、nMOS側では歪みSi層33上にゲート絶縁膜を介してゲート電極35を形成し、pMOS側ではSiGe層42上にゲート絶縁膜44を介してゲート電極45を形成する。具体的には、半導体層の表面にゲート絶縁層とゲート電極15となる多結晶Siを堆積し、必要に応じて砒素或いはボロンのドーピングを行った後、リソグラフィ技術とエッチング技術を組み合わせて、所望のパターンにゲート電極を加工する。
次いで、図10(d)に示すように、nMOS部のみを開口し、エルビウム(Er)を堆積した後にSi又はSiGeと反応させることで、ソース・ドレイン36,37にErSi層又はErSiGe層を形成する。同様に、pMOS部のみを開口し、プラチナ(Pt)を堆積し、SiGeと反応させることで、ソース・ドレイン36,37にPtSiGe層を形成する。ここで、ゲート部とソース・ドレイン部のシリサイドが電気的に短絡しないよう、必要に応じてシリサイド加工前に、側壁残し法等を用いて、ゲート側部に薄い絶縁層を形成することも可能である。
(第7の実施形態)
図11は、本発明の第7の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
図11は、本発明の第7の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
p型Si基板(図示せず)中にSi酸化膜からなる絶縁層11が埋め込まれ、この絶縁層11上にトランジスタのチャネルとなる半導体層が形成された、いわゆるSOI構造となっている。
nMOS部では、チャネルとなる半導体層はSiGe層32と、その上に形成されたSi層33で構成され、厳密にはSi層33がトランジスタのチャネルとして働く。さらに、格子整合によりSi層33は格子歪みを内包している。歪みSi層33の上には、ゲート絶縁層34を介してゲート電極35が形成されている。一方、半導体層の両端にはソース・ドレイン36,37となる金属層が形成されている。この金属層としては、電子に対するショットキー障壁が低い材料、例えばErSi又はErSiGeを用いる。このように、チャネルとなるSi層33に歪みを内包させることにより、第1の実施形態で詳述したとおり、nMOSトランジスタの電流駆動力が大幅に改善される。
pMOS部では、チャネルとなる半導体層はSi層43のみで構成される。Si層43の上には、ゲート絶縁層44を介してゲート電極45が形成されている。一方、Si層43の両端にはソース・ドレイン46,47となる金属層が形成されている。この金属層としては、正孔に対するショットキー障壁が低い材料、例えばPtシリサイドを用いる。
本実施形態では、nMOS部に関しては第1の実施形態と同様であるが、pMOS部に関してはSi層43は歪みを内包していない。pMOS部に関しては、歪みを内包するより、価電子帯は僅かにエネルギー的に高いので、pMOS動作としてはより高速性が実現できる。
(第8の実施形態)
図12は、本発明の第8の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
図12は、本発明の第8の実施形態に係わる電界効果トランジスタの素子構造を示す断面図である。なお、図1と同一部分には同一符号を付して、その詳しい説明は省略する。この実施形態は、同一基板上にnMOSトランジスタとpMOSトランジスタが形成された、いわゆるCMOS構造となっている。
p型Si基板(明示せず)中にSi酸化膜からなる絶縁層11が埋め込まれ、この絶縁層11上にトランジスタのチャネルとなる半導体層が形成された、いわゆるSOI構造となっている。
nMOS部では、チャネルとなる半導体層はSiGe層32と、その上に形成されたSi層33で構成され、厳密にはSi層33がトランジスタのチャネルとして働く。さらに、格子整合によりSi層33は格子歪みを内包している。歪みSi層33の上には、ゲート絶縁層34を介してゲート電極35が形成されている。一方、半導体層の両端にはソース・ドレイン36,37となる金属層が形成されている。この金属層としては、電子に対するショットキー障壁が低い材料、例えばErSi又はErSiGeを用いる。このように、チャネルとなるSi層33に歪みを内包させることにより、第1の実施形態で詳述したとおり、nMOSトランジスタの電流駆動力が大幅に改善される。
pMOS部では、チャネルとなる半導体層はゲルマニウム(Ge)層53のみで構成される。Ge層53の上には、ゲート絶縁層44を介してゲート電極45が形成されている。一方、Ge層53の両端にはソース・ドレイン46,47となる金属層が形成されている。この金属層としては、正孔に対するショットキー障壁が低い材料、例えばPtGe(Ptジャーマナイド)を用いる。
本実施形態では、nMOS部に関しては第1の実施形態と同様であるが、pMOS部に関しては、pMOS部に関してはチャネルに歪みSi層ではなくGe層53を用いる。Si,SiGeに比べてGeの価電子帯はエネルギー的に高いので、pMOS動作としてはより高速性が実現できる。さらに、第6の実施形態でも説明したように、Ge層53には歪みを与えないので、Evがエネルギー的に下がることによる電流駆動力の低下もない。
従って本実施形態によれば、ソース・ドレインをショットキー接合にしたCMOSFETにおいて、nMOSに関しては歪みSi層33を用い、pMOSに関しては格子緩和Ge層42を用いることにより、nMOS,pMOS共に電流駆動力の向上をはかることができ、先の第6の実施形態よりも高速なCMOS動作が実現可能になる。
(変形例)
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。実施形態では、チャネル部を構成する半導体として歪みSiを用いたが、歪みSiに限らず他の半導体を用いることも可能である。さらに、半導体層としてSOI構造を採用しているが、通常のバルクSiをベースにすることも可能である。また、ソース・ドレインの両方に金属(純金属,シリサイド,金属とSiとGeの化合物を含む)を使っているが、必要に応じて、一方を金属、他方を不純物拡散層とするトランジスタ構造も可能である。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではない。実施形態では、チャネル部を構成する半導体として歪みSiを用いたが、歪みSiに限らず他の半導体を用いることも可能である。さらに、半導体層としてSOI構造を採用しているが、通常のバルクSiをベースにすることも可能である。また、ソース・ドレインの両方に金属(純金属,シリサイド,金属とSiとGeの化合物を含む)を使っているが、必要に応じて、一方を金属、他方を不純物拡散層とするトランジスタ構造も可能である。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施することができる。
11…埋め込み絶縁層
12,32,42…格子緩和SiGe層
13,33…歪みSi層
14,34,44…ゲート絶縁膜
15,35,45…ゲート電極
16,36,46…ソース
17,37,47…ドレイン
21…応力性の埋め込み絶縁層
24…応力性のゲート絶縁膜
43…格子緩和Si層
53…Ge層
12,32,42…格子緩和SiGe層
13,33…歪みSi層
14,34,44…ゲート絶縁膜
15,35,45…ゲート電極
16,36,46…ソース
17,37,47…ドレイン
21…応力性の埋め込み絶縁層
24…応力性のゲート絶縁膜
43…格子緩和Si層
53…Ge層
Claims (6)
- 絶縁層上に形成された、少なくとも表面部に格子歪みを有する半導体層と、前記半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記半導体層のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように前記絶縁層上に形成されたソース・ドレインとを具備した電界効果トランジスタであって、
前記ソース・ドレインの少なくとも一方は、前記半導体層の前記ゲート直下の部分から前記絶縁層に至る部分まで、前記半導体層に対してショットキー接合を成していることを特徴とする電界効果トランジスタ。 - 前記半導体層は、格子緩和SiGe層上に歪みSiが形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の電界効果トランジスタ。
- 前記ソース・ドレインの少なくとも一方は、金属若しくは金属シリサイド、又は金属とSiとGeの化合物であることを特徴とする請求項1又は2記載の電界効果トランジスタ。
- 前記絶縁層は、金属又は半導体を含む化合物と、酸素又は酸素を含む化合物との気相反応で形成された堆積膜であり、該堆積膜上に形成される前記半導体層に格子歪みを与えるものであることを特徴とする請求項1記載の電界効果トランジスタ。
- 絶縁層上に形成された、格子緩和SiGe層上に歪みSi層を形成してなるnMOS形成用の第1の半導体層と、
前記絶縁層上に前記第1の半導体層と離間して形成された、Geを含む材料からなるpMOS形成用の第2の半導体層と、
前記第1の半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成された第1のゲート電極と、
前記第2の半導体層上にゲート絶縁膜を介して形成された第2のゲート電極と、
前記絶縁層上に前記第1のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように形成され、かつ該半導体層とショットキー接合を成すように形成された第1のソース・ドレインと、
前記絶縁層上に前記第2のゲート電極直下のチャネル領域を挟むように形成され、かつ該半導体層とショットキー接合を成すように形成された第2のソース・ドレインと、
を具備してなることを特徴とする電界効果トランジスタ。 - 前記第2の半導体層はSiGe又はGeであり、前記第1のソース・ドレインはErシリサイド、又はErとSiとGeの化合物であり、前記第2のソース・ドレインはPtとSiとGeの化合物、又はジャーマナイドであることを特徴とする請求項5記載の電界効果トランジスタ。
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