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JP2004537325A - 非澱粉多糖類 - Google Patents

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JP2004537325A JP2003520303A JP2003520303A JP2004537325A JP 2004537325 A JP2004537325 A JP 2004537325A JP 2003520303 A JP2003520303 A JP 2003520303A JP 2003520303 A JP2003520303 A JP 2003520303A JP 2004537325 A JP2004537325 A JP 2004537325A
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Abstract

本発明は飼料補給物として使用するための低分子量アラビノキシランの組成物、および前記組成物を食餌に補給することにより動物の発育性能および飼料利用を改善する方法に関する。好ましい実施形態においては、低分子量アラビノキシランは天然原料、例えば植物材料、より好ましくは穀物材料に由来するものである。これらは前記天然のアラビノキシランの選択された画分であることができ、または前記天然のアラビノキシランの酸および/または酵素による脱重合またはフラグメント化により得ることができ、または、それらは化学的および/または物理的工程により産出される構造類縁体であることができる。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は飼料補給物として使用するための低分子量アラビノキシランの組成物、および前記組成物を食餌に補給することにより動物の発育性能および飼料利用を改善する方法に関する。好ましい実施形態において、低分子量アラビノキシランは天然原料、例えば植物材料、より好ましくは穀物材料に由来するものである。これらは前記天然のアラビノキシランの選択された画分であることができ、または前記天然のアラビノキシランの酸および/または酵素による脱重合またはフラグメント化により得ることができ、または、それらは化学的および/または物理的工程により産出される構造類縁体であることができる。
【背景技術】
【0002】
本発明は任意の非澱粉多糖類(NSP)の飼料または食品への補給の後の飼料利用に対する改善作用に関する。NSPには種々の物理化学的特性を有する一定範囲の化合物が包含される。アラビノキシランは重要なグループの穀物NSPであり、ペントーサンとも称され、O−2および/またはO−3Lアラビノフラノシル単位が連結したベータ−1,4−結合D−キシロピラノシル単位の主鎖からなる。典型的なアラビノキシランにおいて、未置換、モノ置換およびジ置換のキシロース残基が存在する(図1参照)。アラビノキシランは水抽出性であるか水非抽出性である。後者はアルカリ条件下、または酵素を用いることにより、部分的に可溶化でき、大量の水と結合できる。水抽出性アラビノキシランは非常に高い粘性形成能を有する。一般的にその分子量は原料および抽出方法に応じて極めて高くなる(800,000ダルトン以下)。それらは僅か少量の構成要素であるという事実にもかかわらず、コムギ澱粉、麺類およびビール、製パンおよび食品用途の製造等のバイオテクノロジー工程における穀物の機能にとって重要である。
【0003】
より一般的には、単胃動物におけるNSPの栄養効果は多様であり、一部の場合においては非常に高い。しかしながら、一般的には、NSPの主な悪影響はこれら多糖類の粘稠な性質、胃腸管に対するその生理学的形態学的作用、および腸の細菌叢との相互作用に関るとされている。その機序には、栄養吸収速度の変化による腸通過時間の変化、腸粘膜の変化、およびホルモン調節の変化が含まれる(Vahouny、1982)。NSP、特に高分子量の水抽出性NSPの粘稠な性質は単胃食餌におけるNSPの抗栄養作用における主要な要因である。
【0004】
このことは、ブロイラー食餌中の水抽出性アラビノキシラン濃度が代謝可能なエネルギー、窒素保持、飼料変換効率および体重増加の相対的低下に正の相関を有することを示すChoct and Annison(1992a)の所見により説明される。4%アラビノキシランを含有するコムギ食餌は澱粉、蛋白および脂質の消化性をそれぞれ14.6、18.7および25.8%低下させている。オオムギまたはコムギの品種の間でのNSPの含量と組成の相違は、家禽の生産性に対するこれらの穀物の多様な作用とかかわっている。オオムギの品種は例えば、家禽にオオムギ系食餌を給餌する場合に生物学的応答の有意差の原因となるβ−グルカンの「高い」または「低い」含量を有するものとして分類できる(Campbellら、1989)。
【0005】
微生物酵素をコムギ−およびオオムギ系の単胃動物飼料に添加してNSPを加水分解し、抗栄養要因の悪影響を低減し、変動性を最小限とし、そしてこれにより成分の価値を改善することは、現在では一般的な慣行である。実際、アラビノキシランの加水分解は数種類のエンド−およびエキソ作用性の酵素で促進されるが、1,4−β−D−キシランヒドロラーゼ、即ちエンド−キシラナーゼ(EC3.2.1.8)は明らかにこの過程における重要な役割、ひいては飼料製造等の穀物が使用される多くのバイオテクノロジー工程における用途を有するのである。
【0006】
しかしながら、食品および飼料の加工における微生物酵素の使用は調和の取れた科学的な洞察よりもむしろ経験論に基づいている。効率的であるためには、酵素が相乗作用的に働くことができるように他の副作用を有する程度に十分な低純度であることが望ましい場合が多い(Zylaら,1999)。一方、飼料アラビノキシランの酵素分解は同様にもとの重合体の作用よりも大きい場合のある悪影響をもたらす場合がある(Zylaら、1999)。キシラン、アラビノースおよびマンナンを分解する酵素の食餌補給は、例えば、代謝の問題を引き起こす分解生成物を発生させ(Carreら,195;Iji,1999;Naveed,1999;Zylaら、1999a,b)、或いは、吸収およびその後の単量体および脂肪酸等の他の化合物の排出により他の悪影響が生じる場合がある(Savory 1992a,b,Careら,1995;Gdalaら,1997;Zdunczykら,1998,Kocherら、1999)。
【0007】
NSP加水分解酵素の添加の良い影響は主に、分解物の高粘度等のNSPの抗栄養活性はNSP重合体が分解されてより小型のフラグメントとなった時点で大部分は排除されるという事実により説明される。しかしながら、分解したNSPフラグメントそれ自体が、単胃動物の飼料の利用や発育性能に何らかの良い影響を有するかどうかは大部分が不明である。NSPの(酵素的)フラグメント化の後に得られるもののような急速に醗酵されるオリゴ糖の部分は腸内の有益な細菌叢の生育を促進し、これによりブタにおいてより良好な健康状態がもたらされると期待できることは一般的に受け入れられている(Choct and Kocher,2000)。家禽においては、食餌オリゴ糖の役割は明らかではない。数種類のオリゴ糖に関しては前生物学的な作用が報告されているが(Springら,2000)、他の研究者等は家禽食餌中のオリゴ等の存在は液体の貯留、水素の生成および下痢を増大させ、栄養利用の障害をもたらすと反論している(Sainiら,1989,Coonら,1990)。従って、Choct and Kocher(2000)はオリゴ等が「栄養」であるか「抗栄養」であるかを判断するのは困難であると結論付けている。またこの不明確さは潜在的に植物材料由来であるNSPオリゴ糖の高度な多様性に起因するものとしている。この多様性はまたアラビノキシランオリゴ糖についても観察される。第1の例においては、多様性はアラビノキシランの原料に関っている。例えば、コメ中のアラビノキシラン群は極めて高い分枝鎖構造を示し、実際、キシロースに対するアラビノースの比率はコメでは約1である(Shibuyaら,1985)のに対し、ライムギおよびコムギのアラビノキシランにおいてはこれは有意に低値となっている(キシロースに対するアラビノースの比率は約0.5)(Maesら,1985)。分枝鎖構造の程度におけるこの相違はアラビノキシランの酵素的フラグメント化の効率並びに得られるアラビノオリゴ糖の性質と長さの双方に影響する。更にまたフラグメント化したアラビノキシランの性質は適用されるフラグメント化工程により決定される。適用される工程(酵素的加水分解、酸加水分解、アルカリ前処理)および使用される工程パラメーター(時間、温度、アラビノキシラン濃度、酵素濃度、pH、酵素の種類)に応じて、異なるフラグメント化産物が得られ、これは分子量、アラビノース/キシロース比、置換パターンおよびフェルラ酸含有量が異なる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明によれば、産出状態、特に単胃動物の発育性能および飼料利用を改善するための飼料添加剤を製造するための低分子量アラビノキシランの使用が提供される。
【課題を解決するための手段】
【0009】
好ましい実施形態において、前記低分子量アラビノキシランは天然原料、例えば植物材料、より好ましくは穀物より得られる。これらは前記天然アラビノキシランの選択された画分であることができ、または前記天然のアラビノキシランの脱重合またはフラグメント化により得ることができ、または、これらは化学的、酵素的および/または物理的工程により産出される構造類縁体であることができる。
【0010】
単胃動物の発達性能および飼料利用の最適な改善のために、本発明の低分子量アラビノキシランの飼料添加剤は150〜800,000ダルトン、好ましくは414〜52,800ダルトンの分子量を有してもよい。
【0011】
本発明の飼料添加剤は低分子量アラビノキシランの種々の群の組み合わせであって良く、これは種々の入手元に由来するものであってよい。
【0012】
本発明のさらなる実施形態は飼料添加剤を含有する飼料である。即ち飼料添加剤を他の食餌成分と組み合わせて穀物系または非穀物系の飼料を産出してよい。しかしながら、飼料添加剤はまた飲料水中に入れて単胃動物に提供し、またはこれらに消費されることができる。
【0013】
また、現時点で当該技術者等の知るとおり、有益な低分子量アラビノキシランの添加は、トウモロコシ系の食餌等のエンドキシラナーゼ酵素の添加により改善できない飼料等の天然のアラビノキシランを含有しない飼料において、特に有利である。
【0014】
また当該技術者等の知るとおり、前記飼料添加剤はエンドキシラナーゼ酵素を補給されていない穀物系飼料において特に有利である。
【0015】
更に、現時点で当該技術者等の知るとおり、押出し(摩擦ストレス)およびペレット化(高温ストレス)等の極度の(変性)工程条件のため生物活性のエンドキシラナーゼ酵素を容易に補給できない穀物系飼料に低分子量アラビノキシランの有効量を容易に補給することができる。即ち低分子量アラビノキシランの有効量を含有する加工飼料は本発明の他の実施形態である。
【0016】
本発明の更に他の実施形態は、前記組成物の飼料への補給による単胃動物の発育性能および飼料利用を改善する方法である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
[発明の詳細な局面]
用語の定義
「穀物」という用語は、本明細書においては、食物または飼料のために使用される如何なる種類の穀類、および/または、その穀類を産出する草木、例えばコムギ、粉砕コムギ、オオムギ、トウモロコシ、サトウモロコシ、ライムギ、エンバク、ライコムギおよびコメまたはこれらの組み合わせを指すものとするが、これらに限定されない。1つの好ましい実施形態において、穀物はコムギ穀物または豆類(例えばエンドウマメまたはダイズ)である。
【0018】
「単胃動物」という用語は、本明細書においては、反芻動物のように複数隔壁胃を有さない動物を指し、単胃動物には、消化のために胃液を使用する家禽類および複数隔壁胃が発達していない極めて幼弱な反芻動物(例えば子牛)が包含される。
【0019】
「食餌」という用語は、本明細書においては、動物被検体が定期的に摂取および消費する食料、飼料および飲料を指す。
【0020】
「飼料」という用語は、本明細書においては、生育、修復および生命過程を維持し、エネルギーを得るために生物体内で使用される蛋白、炭水化物および脂肪を含む固体形態の栄養を指す。これらの栄養はまた無機質、ビタミンおよび調味料等の補給物質を含有して良い。この用語は家畜用の飼料または家畜または他の動物に給餌するための混合物または調製物も意味する。
【0021】
例示的実施形態
本発明は低分子量アラビノキシランフラグメントを含有する調製物を補給した食餌を給餌された動物の飼料利用および発育性能に対する改善作用を記載する。前記低分子量アラビノキシラン(LMW−アラビノキシラン)は如何なる任意の分子に対してもアラビノースとキシロースの単糖類部分の合計が、それぞれ分子量414〜約52,800ダルトンに相当する3〜400の間で変動することを特徴とするアラビノキシラン分子の群として定義される。
【0022】
LMW−アラビノキシランは天然原料、例えば植物材料、より好ましくは穀物から得られる。これらは前記天然アラビノキシランの選択された画分であることができ、または前記天然のアラビノキシランの脱重合またはフラグメント化により得ることができ、または、これらは化学的、酵素的および/または物理的工程により産出される構造類縁体であることができる。より好ましい実施形態において、LMW−アラビノキシランは産業上の澱粉−グルテン分離工程の副生成物として、または、コムギ、トウモロコシまたはライムギのフスマの抽出後に得られる。トウモロコシフスマはトウモロコシの湿式ミリング工程の副生成物として得ることができる(Hoseny,1994)。
【0023】
LMW−アラビノキシランを含有する種々の飼料添加剤を調製し、試験し、本明細書中において説明した。試験した飼料添加剤はそれらが低分子量アラビノキシランの適量を含有することを特徴としている。本発明の飼料添加剤は、好ましくは低分子量アラビノキシランを20%より多く、より好ましくは40%より多く、最も好ましくは60%より多く、例えば65%含有する。しかしながら、本発明は低分子量アラビノキシランからなる飼料添加剤の使用も包含する。
【0024】
好ましくは、飼料添加剤は飼料に添加するが、飼料添加剤はまたそのまま動物に投与することもでき、または、飲料水に補給することもできる。飼料添加剤を飼料に添加する場合は、得られる飼料は飼料kg当たり前記飼料添加剤0.1〜100gを含有する。より好ましい実施形態においては、飼料は飼料kg当たり前記飼料添加剤0.1〜10gを含有する。最も好ましい実施形態においては、飼料は飼料kg当たり前記飼料添加剤0.1〜5gを含有する。好ましい実施形態においては、飼料添加剤による飼料の強化は飼料中の低分子量アラビノキシラン濃度を0.1〜10%(w/w)とする。より好ましい実施形態においては、飼料中の低分子量アラビノキシラン濃度は0.1〜5%(w/w)である。最も好ましい実施形態においては、飼料中の低分子量アラビノキシランの濃度は0.1〜1%(w/w)である。
【0025】
低分子量アラビノキシランで飼料を強化することは、家禽類(鳥類)、ウマ、ブタ、ウサギおよび魚類等の単胃飼育動物の生産性を増大するために特に有利である。ブロイラーの穀物系飼料中へのLMW−アラビノキシランの配合により飼料変換値が低減するのみならずブロイラーの生育も増強されることが判った。同様に、魚類の飼料にLMW−アラビノキシランを添加することにより魚類の生育が促進されることもわかった。
【0026】
本発明を以下の実施例により更に説明する。
【実施例1】
【0027】
:ブロイラーのオオムギコムギ系食餌中のコムギペントーサン濃縮物の影響
本バランス試験はコムギペントーサン濃縮物(WPC)を含有するオオムギコムギ系食餌を給餌したブロイラーにおける生育および飼料変換に対する作用を明らかにするものである。
【0028】
材料および方法
1.アラビノキシラン含有飼料添加剤の組成物
ニワトリ用飼料はWheat Pentosan Concentrate(WPC)として供給されており、これは産業上のコムギ澱粉−グルテン分離工程の副生成物であり、Pfeifer & Langen(Dormagen,Germany)より入手した。WPCの科学組成はCourtin and Delcour(1998)により報告されている。WPCはアラビノキシラン(約50%)および水抽性蛋白質(30%)を豊富に含む。残余部分は主にアラビノガラクタンペプチド(約14%)および少量の重合体グルコース(6%)からなる。
【0029】
WPC中のアラビノキシランの分子量は150〜800,000ダルトンであるが、アラビノキシランの大部分(60%)は17,000〜5,000ダルトン分子量を有していた。WPC中の低分子量アラビノキシランの占有性は水中のWPCの1.0%溶液の低い粘度により説明される。更にまた、1.0%WPC溶液にゲル化能は存在していない(Courtin and Delcour,1998)。
【0030】
2.実験デザイン
雄性ブロイラーニワトリ(Ross 308)を本試験では使用した。セントラルウォーターヒーティングおよび赤外線電球(2m2の檻当たり1個)により最適室温とした。照明消灯サイクルは全期間を通じてL/D=23L:1Dとした。片方に横方向の空気導入部および他方に空気吸引部を設けることにより動的換気を行なった。換気速度は測定温度とブロイラーの齢に応じたものとし、これにより(1)最適温度スケジュールに可能な限り近い温度を維持し、そして、(2)内部空気の水分、NH3およびCO2含有量を最小限とした。
【0031】
本試験は2ファクターのデザインとし、ファクター「ブロック」(n=5)を考慮した「食餌」(n=3)とした。投与群当たり5連で行なった(3×5=15檻)。飼育したトリの総数は(15×32)=480であった。実験食餌はコムギとオオムギの組み合わせに基づくものとした。スターター(0〜14日)およびグローワー(15〜39日)の食餌の双方の全体的組成を表1に示す。コクシジウム症を防止するためにジクラズリル(クリナコックス0.5%)を完全飼料トン当たり200gの用量で添加した。全トリとも飼料(エサ)および水(檻あたり懸垂給水器1台)を自由摂取させた。
【0032】
平均檻重量を日齢で7、14、21、28および39日に記録した(39日齢の個体別体重を含む)。摂餌量は0〜7、8〜14、15〜21、22〜28、29〜39日に記録した。飼料変換値、一日当たり生育速度、トリの日齢およびトリ当たりの一日当たり摂餌量は0〜7、8〜14、15〜21、22〜28、29〜39日および0〜7、0〜14、0〜28、0〜39日に計算した。全ての動物飼育パラメーターは2ファクターの分散分析「食餌(n=3)×ブロック(n=5)」およびLSD−マルチレンジ試験に付した。全期間、死亡率、ANOVAによる産出値およびLSD−マルチレンジ試験のパラメーターに対する食餌とブロックの影響を調べた(Statgraphics version 6.1,1992;Snedecor and Cochran,1989)。
【0033】
ブロイラーはニューカッスル病(Hitchner、スプレー)および気管支炎(H120、スプレー)に対して1日齢にワクチン接種した。16日齢において、La Sota(クローン30,飲料水)でニューカッスル病に対するワクチン接種を繰り返した。1日2回、動物と飼育施設の全体的健康状態、一定の飼料と水の供給並びに温度と換気、死亡したトリおよび不測の事態に関して検査した。一日当たりの死亡数および間引き数を実験装置の一般記録シート上に各檻ごとに記録した。死亡したトリは剖検した。
【0034】
結果および考察
到着時は全ブロイラーニワトリとも良好な全身状態であり、これは特に獣医による処置を必要とすること無く確認された。到着時のニワトリの品質は微生物負荷および体重に関して検査した。微生物検査では異常は観察されなかった。到着時の平均体重は43.3gであり、これは高品質のニワトリであることを示していた。
【0035】
死亡および間引きによる全体的損失は、全試験で6.4%であった(480匹中31匹)。死亡原因は早期の脱水症(20%)、突然死(35%)、線維素性多漿膜炎(25%)および間引きした小型個体(20%)であった。
【0036】
以下の表は主な動物飼育結果の適切で完全な全体像および相当する統計学的評価を示すものである。以下の凡例は表2〜3に適用される。
a)投与群
b)統計学的分析
(1)ANOVA:P値はP:0.05(*)、0.01(**)または0.001(***)で有意差ありとした。
(2)LSDmr試験:同じ文字の平均(各ファクター内)はP:0.05で相互に有意差無し。
【0037】
全般的に、一日当たり摂餌量および一日当たり体重増加はともに動物群の加齢に従って増大した。一方、飼料変換値は異なる挙動を示した。第1週〜第2週では増加が認められた。その後、飼料変換値は第3週には更に良好となり、その主な理由は食餌の変化であり、これによりより低いMEnを有するスターター食餌をより高いMEnを有するグローワー食餌に交換した。その後の第4週および第5週は、飼料変換値は維持されたが一定であった。この後者の観察結果は予測されなかったことであり、このパターンは何らかの補償作用であると考えられる。
【0038】
最初の2週間は3投与群の一日当たり摂餌量は統計学的に差が無かった。LMWアラビノキシラン含有WPC材料を飼料食餌に補給したところ、有意に高値の体重増加および有意に良好な飼料変換値がもたらされ、低用量の作用はより高用量の作用より僅かに良好であった。
【0039】
同様の傾向が第3週にも観察された。しかしながら、第4週ではより低用量で最高の摂餌量が観察された。体重増加の応答は同様の挙動を示したが、その理由は飼料変換値が食餌の操作による影響を受けなかったためである。後期である「28〜39」では、飼料変換値はやはり食餌補給後には明らかに良好となり、両方の用量の間で差は無かった。
【0040】
合わせた期間については、食餌補給により期間「1〜14」および全期間「1〜39」で飼料変換値の改善がもたらされたが、期間「14〜39」ではもたらされなかった。体重増加は、食餌補給後は明らかに高値となり、やはり高用量と比較して低用量で良好な応答が観察された。
【0041】
死亡率に有意差は無かった(表3)。総損失は本実験条件下では比較的中等度であった。産出値は生育速度と飼料変換値に関する上記所見と合致していた。
【0042】
表4の所見は対照群と比較して食餌補給後の最終体重の変動が小さいことを示さなかった。この観察結果はこの種の添加剤は全ブロイラーにおいてその生理学的状態とは無関係に同様の作用を有することを意味する。
【0043】
WPC調製物を含有する飼料を給仕されたブロイラーにおいて観察されたより良好な飼料利用と生育は、本調製物における低分子量アラビノキシランの高濃度に起因している。しかしながら、WPC調製物の科学分析によればWPC調製物中にはアラビノガラクタンペプチドが存在していた。アラビノガラクタンペプチドは他のクラスの穀物NSPである。約22,000ダルトンの分子量を有し、そして典型的にはアラビノガラクタン92%およびペプチド8%を含有するこれらの比較的小型の分子についてはいくつかの構造モデルがある(Fincherら,1974;Strahmら,1981)。動物飼料にアラビノガラクタンペプチドを添加することの動物の健康状態や発育性能に対する改善作用は報告されているものの、本実験で観察された作用がWPC材料中のアラビノガラクタンペプチドの存在にかかわるものである可能性は極めて低い。典型的には、コムギおよびオオムギは約0.3%のアラビノガラクタンペプチドを含有している。これらの穀物が実験食餌の約55%w/wを構成するとすれば、計算上は、補給前において、食餌は約1.7gのアラビノガラクタンペプチドを含有し、飼料kg当たりWPC5gの用量でのWPC添加は僅か0.75gのアラビノガラクタンペプチドしか添加しないことになる。一方、未投与のオオムギおよびコムギは穀物kg当たり0.25g未満の低分子量アラビノキシランを含有しており、このことは、補給前において、飼料が飼料kg当たり0.12g未満の量を含有し、そしてWPCの飼料への補給により飼料kg当たり低分子量アラビノキシラン約3gが添加されることを意味する。
【0044】
この分野における更なる知見を得るために、そして、低分子量アラビノキシランが観察された作用を発揮するという本発明者等の見解を検証するために、本発明者等は実施例2に記載する別の実験設定を設計し、そこでアラビノガラクタンペプチド非含有の低分子量アラビノキシランの作用を試験する。
【実施例2】
【0045】
:ブロイラー用のコムギ系食餌中のコムギペントーサン濃縮物、アラビノガラクタン−アラビノキシラン調製物、およびアラビノキシラン調製物の効力
本バランス試験は0〜14日齢のブロイラーのコムギ系食餌中の標記成分の効力を明確化するものである。
【0046】
材料および方法
1.種々のアラビノキシラン含有飼料添加剤の組成
コムギペントーサン濃縮物(WPC)は実施例1に記載した材料である。
【0047】
脱蛋白したWPCを水50リットル中にWPC5.0kgを溶解することにより調製した。次に水75リットル中にあらかじめ懸濁したシリカ10kgを添加し、1.0MHClでpH3.0に合わせた。混合(15分)後、上澄みをブフナー濾過により除去し、凍結乾燥した。得られた物質(収率約70%)をWPC−PROTと命名し、これはアラビノキシラン(約67.5%)、アラビノガラクタンペプチド(約16.3%)、重合体グルコース(約7.3%)、蛋白(約4.8%)および水(約4.0%)からなるものであった。分子量の特徴によれば、分子量分布はWPCのものと同等であった。
【0048】
フスマの低分子量アラビノキシラン(BRAN−LMWAX)はアラビノキシラン約63.8%、水約13%、灰分約10.5%、蛋白4.8%および痕跡量のガラクトースおよびグルコースからなるものであった。分子量の特徴によれば、分子量はWPCのものより低く、ピークは2,100Daに集中していた。この材料は精製されたコムギフスマより得られた。精製されたコムギフスマはコムギフスマ15kgに水105リットルを添加し、75℃に加熱し、Termamyl15mlを添加し、85℃で90分間インキュベートし、50℃に冷却し、上澄みを除去し、水100リットルを添加し、Neutrase2,250リットルを添加し、50℃で240分インキュベートし、35℃で一夜保存し、抽出液を除去し、水100リットルを添加し、30分間90℃に加熱して使用酵素を不活性化することにより調製した。この方法で得られた不溶性の残渣を精製コムギフスマと命名した。得られた精製コムギフスマは30℃の水80リットルに懸濁した。バチルス・サブチルスのエンドキシラナーゼ(Grindamyl,Danisco H640,60g)を添加した。次に混合物を24分間35℃でインキュベートした。これを次に濾過した。濾液を煮沸して酵素を不活性化し、抽出液を濃縮した(最終容量30リットル)。材料を凍結乾燥後に得られる物質がBRAN−LMWAXである(収量1.2kg)。
【0049】
2.実験デザイン
実験デザインは実施例1と極めて類似しているが、ここではコムギ強化食餌(表V参照)を選択し、実験は2週間のみ実施した。実際、実施例1では最初の2週間以内にWPCの作用の大部分が既に明らかになっている。
【0050】
本試験は2ファクターのデザインとし、ファクター「ブロック」(n=5)を考慮した「食餌」(n=6)とした。投与群当たり5連で行なった(6×5=30檻)。飼育したトリの総数は(40×32)=1280であった。主穀物として、実験食餌はコムギに基づくものとした。スターター(0〜14日)食餌の全体的組成を表1に示す。
【0051】
平均檻重量を日齢で7日および14日に記録した。摂餌量は1〜14日に記録した。飼料変換値、一日当たり生育速度、トリの日齢およびトリ当たりの一日当たり摂餌量を計算した。全ての動物飼育パラメーターは2ファクターの分散分析「食餌(n=6)×ブロック(n=5)」およびLSD−マルチレンジ試験に付した。死亡率、ANOVAによる産出値およびLSD−マルチレンジ試験のパラメーターに対する食餌とブロックの影響を調べた(Statgraphics version 6.1,1992;Snedecor and Cochran,1989)。
【0052】
結果および考察
到着時は全ブロイラーニワトリとも良好な全身状態であり、これは特に獣医による処置を必要とすること無く確認された。到着時のニワトリの品質は微生物負荷および体重に関して検査した。Provincial Labにおける微生物検査では異常は観察されなかった。到着時の平均体重は43.6gであり、これは高品質のニワトリであることを示していた。
【0053】
死亡および間引きによる全体的損失は、全試験で6.3%であった(1280匹中81匹)。死亡原因は早期の脱水症(20%)、突然死(20%)、線維素性多漿膜炎(30%)および間引きした小型個体(30%)であった。
【0054】
以下の表は主な動物飼育結果の適切で完全な全体像および相当する統計学的評価を示すものである。以下の凡例は表6〜7に適用される。
a)投与群
b)統計学的分析
(3)ANOVA:P値はP:0.05(*)、0.01(**)または0.001(***)で有意差ありとした。
(4)LSDmr試験:同じ文字の平均(各ファクター内)はP:0.05で相互に有意差無し。
【0055】
WPCの添加により飼料変換値が向上した。食餌2および4の間の応答の相違は、双方が同じWPC用量を有していたことから、正当とは考えられない。添加剤WPC−PROTおよびBRAN−LMWAXは飼料変換値に対してWPCよりもより有益な作用を有していた(最低WPC用量の場合と同様の低分子量アラビノキシランの濃度を与える用量において)。全般的に補給された投与群の体重増加は、これらの添加剤が飼料変換値(食餌4、5および6で有意)および摂餌量(食餌4、5および6で有意)の双方に対して有益な作用を有していたため、対照群より高値であった(食餌3、4、5および6で有意)。
【0056】
動物の損失においては一部有意差があった(表7)が、食餌の組み合わせとは無関係であった。総損失は本実験条件下では比較的中等度であった。産出値は部分的にのみ(動物の損失の相互作用による)上記した応答と合致しており、最大増大は約7%であった。
【実施例3】
【0057】
:アフリカナマズの生育に対するコムギペントーサン濃縮物の魚類飼料への補給の作用
以下に記載する実験は、実験用魚類飼料へのWPC材料の添加の前記飼料を給餌された幼若アフリカナマズの発育性能に対する作用を調べるものである。
材料および方法
本試験においては180匹のアフリカナマズ(Fleuren,Someren,NL)を6機の個別水槽に分配して用いた。サカナは水道水を与えたフロースルーシステム中25℃に維持した。対照群(各々30匹の3群)には対照食餌を与え、実験群(各々30匹の3群)には飼料kg当たりWPC材料7.42gを添加した同様の飼料を与えた。食餌はBiomeerval(ME 4.5−11;Trouw,NL)およびCARP FEED(N2230 Joosen−Luyckx AquaBio,B)の組み合わせに基づくものとした。粉砕したBiomeervalの一部を粉砕したCARP FEEDの一部と混合し、その後、飼料粉末に水を添加し、得られたペーストを押出して乾燥した。このようにして得られた飼料ペレットの平均粒径は3mmであった。
【0058】
動物を実験水槽へ移した後の最初の9日間、全サカナとも対照食餌を与えた。動物は実験水槽へ移した時点、試験開始時、並びにその後7日、14日、22日および26日に計量した。実験中を通じて、サカナに供給した飼料の一日当たり量はその体重の3%に相当した。体重のデータはANOVA、次いでTurkey HSD試験に付した。
【0059】
結果および考察
全サカナとも実験開始時は良好な全身状態であり、実験期間中を通じて良好な状態を維持し、これは実験中死亡例がなかったことにより説明できた。サカナを実験水層に戻した時点と試験開始時との間の期間において、生育速度は両群で同様であった(図2)。しかしながら、実験の開始以降はWPC含有飼料を給餌したサカナの生育速度は対照群よりも高値であり、第14日、21日および25日においてWPC給餌サカナの有意に高値の平均体重がもたらされた。
【0060】
【表1】
Figure 2004537325
【0061】
【表2】
Figure 2004537325
【0062】
【表3】
Figure 2004537325
【0063】
【表4】
Figure 2004537325
【0064】
【表5】
Figure 2004537325
【0065】
【表6】
Figure 2004537325
【0066】
【表7】
Figure 2004537325
【0067】
【表8】
Figure 2004537325
【0068】
【表9】
Figure 2004537325
【0069】
【表10】
Figure 2004537325
【0070】
【表11】
Figure 2004537325
【0071】
【表12】
Figure 2004537325
【0072】
【表13】
Figure 2004537325
【0073】
【表14】
Figure 2004537325
【0074】
【表15】
Figure 2004537325
【0075】
【表16】
Figure 2004537325

【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】アラビノキシランの構造要素を示す図である。A:未置換D−キシロピラノシル残基。B:L−アラビノフラノシル部分でO−2において置換されたD−キシロピラノシル残基。C:L−アラビノフラノシル部分でO−3において置換されたD−キシロピラノシル残基。D:L−アラビノフラノシル部分でO−2およびO−3において置換されたD−キシロピラノース残基。構造CはL−アラビノフラノシル残基のO−5へのフェルラ酸の連結を示す。
【図2】魚類における体重の経時的増加を示す図である。動物にはWPC−材料含有飼料(▲)または対照飼料(■)のいずれかを与えた。各データポイントは90匹のアフリカナマズの平均体重を示す。

Claims (44)

  1. 単胃動物の生育および/または飼料利用を促進する飼料添加剤であって、飼料添加剤が低分子量アラビノキシランを少なくとも20%w/v含有し、前記低分子量アラビノキシランが414〜約52,800Daの分子量を有することを特徴とする、飼料添加剤。
  2. 飼料添加剤が低分子量アラビノキシランを少なくとも40%w/v含有する、請求項1に記載の飼料添加剤。
  3. 飼料添加剤が低分子量アラビノキシランを少なくとも60%w/v含有する、請求項1および2に記載の飼料添加剤。
  4. 飼料添加剤が低分子量アラビノキシランからなる、請求項1〜3に記載の飼料添加剤。
  5. 低分子量アラビノキシランが、植物、より好ましくは穀物のアラビノキシランの酸および/または酵素による脱重合またはフラグメント化により得られる、請求項1〜4のいずれかに記載の飼料添加剤。
  6. アラビノキシランの脱重合を行なうためにエンドキシラナーゼを用いる、請求項5に記載の飼料添加剤。
  7. 低分子量アラビノキシランが、植物、より好ましくは穀物のアラビノキシランの低分子量画分の分離により得られる、請求項1〜4のいずれかに記載の飼料添加剤。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の通り低分子量アラビノキシランが得られ、植物、より好ましくは穀物のアラビノキシランをアルカリ前処理に付す、請求項1〜4のいずれかに記載の飼料添加剤。
  9. 低分子量アラビノキシランがフスマより得られる、請求項1〜8のいずれかに記載の飼料添加剤。
  10. フスマから蛋白質を抽出した後の前記フスマから低分子量アラビノキシランが得られる、請求項9に記載の飼料添加剤。
  11. フスマから澱粉質を抽出した後の前記フスマから低分子量アラビノキシランが得られる、請求項9に記載の飼料添加剤。
  12. フスマから澱粉質および蛋白質の両方を抽出した後の前記フスマから低分子量アラビノキシランが得られる、請求項9に記載の飼料添加剤。
  13. フスマがライムギ、トウモロコシまたはコムギのフスマである、請求項9〜12のいずれかに記載の飼料添加剤。
  14. 低分子量アラビノキシランがグルテン−澱粉分離工程の副生成物として、または、前記工程の副生成物の誘導体として得られる、請求項1〜13に記載の飼料添加剤。
  15. 低分子量アラビノキシランがトウモロコシ湿式ミリング工程の副生成物として、または、前記工程の副生成物の誘導体として得られる、請求項1〜13に記載の飼料添加剤。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載の飼料添加剤を製造するための、アラビノキシランまたはアラビノキシランを含有する調製物または材料の使用。
  17. 請求項1〜15に記載の飼料添加剤を含有する単胃動物飼料。
  18. 前記飼料が飼料kg当たり低分子量アラビノキシランを1〜50g含有し、前記低分子量アラビノキシランが414〜約52,800Daの分子量を有する、請求項17に記載の単胃動物飼料。
  19. 前記飼料が飼料kg当たり低分子量アラビノキシランを1〜25g含有する、請求項18に記載の単胃動物飼料。
  20. 前記飼料が飼料kg当たり低分子量アラビノキシランを1〜10g含有する、請求項18および19に記載の単胃動物飼料。
  21. 前記飼料が植物材料を25%w/wより多く含有する、請求項17〜20のいずれかに記載の単胃動物飼料。
  22. 前記飼料が穀物または穀物由来材料を25%w/wより多く含有する、請求項17〜21のいずれかに記載の単胃動物飼料。
  23. 穀物が少なくともオオムギである、請求項22に記載の単胃動物飼料。
  24. 穀物が少なくともコムギである、請求項22に記載の単胃動物飼料。
  25. 穀物が少なくともライコムギである、請求項22に記載の単胃動物飼料。
  26. 穀物が少なくともライムギである、請求項22に記載の単胃動物飼料。
  27. 穀物が少なくともトウモロコシである、請求項22に記載の単胃動物飼料。
  28. 前記飼料が植物材料を25%w/wより少なく含有する、請求項17〜20のいずれかに記載の単胃動物飼料。
  29. 単胃動物の体重増加および/または飼料利用を改善するための方法であって、前記動物の飲料水に低分子量アラビノキシランを添加することを包含し、前記低分子量アラビノキシランが414〜約52,800Daの分子量を有する、方法。
  30. 単胃動物の飲料水に請求項1〜15のいずれかに記載の飼料添加剤を添加することを包含する、請求項29に記載の方法。
  31. 単胃動物の体重増加および/または飼料利用を改善するための方法であって、前記動物の飼料kg当たり低分子量アラビノキシランを1〜50g前記動物の飼料に配合することを包含し、前記低分子量アラビノキシランが414〜約52,800Daの分子量を有する、方法。
  32. 飼料kg当たり低分子量アラビノキシランを1〜25g飼料に配合することを包含する、請求項31に記載の方法。
  33. 飼料kg当たり低分子量アラビノキシランを1〜20g飼料に配合することを包含する、請求項31および32に記載の方法。
  34. 請求項1〜15のいずれかに記載の飼料添加剤を配合することを包含する、請求項31〜33に記載の方法。
  35. 単胃動物が家禽である、請求項29〜34に記載の方法。
  36. 家禽がブロイラー、メンドリまたはシチメンチョウである、請求項35に記載の方法。
  37. 単胃動物がブタである、請求項29〜34に記載の方法。
  38. ブタがコブタである、請求項37に記載の方法。
  39. 単胃動物が幼若年のウシである、請求項29〜34に記載の方法。
  40. 単胃動物がウマである、請求項29〜34に記載の方法。
  41. 単胃動物が魚類である、請求項31〜34に記載の方法。
  42. 前記飼料が穀物材料を25%より多く含有する、請求項31〜41に記載の方法。
  43. 前記飼料が穀物材料を25%より少なく含有する、請求項31〜41に記載の方法。
  44. 以下の工程:
    (i)飼料成分に請求項1〜15のいずれかの飼料補給物を添加すること、
    (ii)飼料補給物と飼料成分を混合すること、
    (iii)混合物を押出して飼料ペレットを得ること
    を包含する、低分子量アラビノキシランを強化したペレット化飼料の製造方法。
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