JP2004512229A - 2つの角度伝動機構を有するウィンドウシェード若しくはスクリーン - Google Patents
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Abstract
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、2つの角度伝動機構を有する窓ローラブラインド及び間仕切り網に関する。
【0002】
【従来の技術】
如何なるガイドなしに作動する後部窓ローラブラインドが、EP0240747から知られている。既知の後部窓ローラブラインドのばね付勢された巻き取りシャフトが、後部ウィンドウシェルフ(window shelf)上に若しくは下方に提供されるケース内に回転可能に配置される。このブラインドシートは、その他端が巻き取りシャフトに装着され、第1の端部に平行な他端は、引張ロッドと結合される。この引張ロッドは、同時に、ブラインドシートの対応する端部を固定するように作用する。
【0003】
ブラインドシートを広げ、広げた状態で維持するために、2つのピボットレバーが巻き取りシャフト内に配置される。
【0004】
2つの剛性のあるピボットレバーの自由端は、引張ロッドと滑り嵌合(sliding engagement)している。ピボットレバーを反対方向に回動させることにより、ブラインドシートは巻き取りシャフトから引き剥がされ、ばねの作用に抗して広げられる。同時に、ピボットレバーは、任意の作動条件で、ブラインドシートの対応する端部を保持し、ばね付勢された巻き取りシャフトと協働して当該ブラインドシートを広げた状態に維持する。
【0005】
レバーの回動は、クランクギヤを介して実行される。これらのレバーは、この目的のために、回転軸を超えて延在する。この延在部は、引張ロッドの嵌合のためのクランクとして作用する。2つの引張ロッドのそれぞれの他端は、同様に、クランクに結合され、これらのクランクは、ギヤユニットの出力シャフトと共に回転する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このような装置を用いて、伝動モータは、2つのピボットレバーの間の略中央に配置されなければならない。このことは、クランクアームに関連して、かなり大きなスペースを必要とする結果になり、このことは、乗用車の中、特にウィンドウシェルフ下方の荷室の中央部における、一番の好ましくない点である。
【0007】
この状況から出発して、本発明の目的は、いかなるクランクも使用することなく駆動される作動要素を有する後部窓ローラブラインド若しくは間仕切り網(partition net)を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、請求項1に記載される特徴を有する装置により、この目的を達成する。
【0009】
本発明による装置の場合には、後部窓ローラブラインド若しくは間仕切り網として構成されるかいずれにしても、2つの作動要素は、その一端を角度ギヤの出力シャフトに配置される。この角度ギヤは、クランクよりも小さい寸法を有することができるので、かなりの省スペース化が実現可能である。角度ギヤの入力シャフトは、巻き取りシャフトの軸に平行に延在し、可撓性シャフトを含むシャフトにより容易に結合可能である。
【0010】
他の可能性は、各ギヤユニットに別々のモータを提供することにある。それらのモータには、特別な同期手段は必要とされない。ブラインドを引っ張り出す若しくは引き入れるために、対応する極性を有する電流が同時に2つのモータに印加されれば十分である。永久場直流モータの標準的同期性は、このケースにおいては、ブラインドシートが誤って引っ張られることを防止するのに、絶対的に十分である。
【0011】
2つのモータ、すなわち、各角度ギヤに対して1つの電気モータを使用することは、さらに、より小さい定格出力(rating)、すなわち、小さい直径を有するモータの使用を許容し、その結果、更なる省スペース化が達成可能である。さらに、オフセット装置(offset arrangement)内にモータを収容することも可能である。
【0012】
単純で省スペースな角度ギヤの形態は、ウオームギヤが使用されれば達成される。このウオームギヤは、小さい全体寸法を有する一方で、相対的に高いトルクを伝達し、モータの自己保持(self−holding)効果を強化することが可能であるという更なる利点を提供する。
【0013】
作動要素は、特定の用途により好都合であることに対応して、片腕を有するレバー、若しくは偶数のトグルレバーから構成される。
【0014】
この発明の更なる発展は、従属請求項の主要事項である。しかし、この用途において何も特別な実施形態が表現されていない組合せも、同様に、本発明の範囲によりカバーされることが理解されるべきである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の所定の例示的実施形態は、以下の図において示される。
【0016】
図1は、非常に概略的に図解した、後部から見た乗用車1の後端部の一部を示す。斜視的表現で示すように、左側後部側面窓2と、装着された通常曲面の窓ガラス4を有する後部窓3とが見られる。
【0017】
窓ガラス4の内表面の前にローラブラインド5が装着され、図中において引っ張り出された状態で示される。
【0018】
さらに、図1に見られる後部ウィンドウシェルフ6は、当該シェルフのほぼ全幅に亘って延在する先導スロット7が提供される。この後部ウィンドウシェルフ7は、後部窓4の下方端部から、詳細には見えない後部バックレストの後部表面まで延在する。
【0019】
図1に見られるように、ローラブラインド5は、ブラインドシート8を備え、当該ブラインドシートは、実質的に台形に切断された多かれ少なかれ透過性の平面材料から構成され、2つの長手方向の端部9及び11により境界付けられる。長手方向の端部9及び11を横切って延在する別の横方向の端部12に、引張ロッド13が装着されている。この引張ロッド13は、下方に開口した案内溝を提供され、当該案内溝は、反対方向に回動する2つのピボットレバー14及び15の自由端により嵌合される。後部窓ローラブラインド5が引っ張り出され若しくは収納されたときには、ピボットレバー14及び15は、ブラインドシート8と共に、ブラインドスロット7から外へ若しくはその中にそれぞれ移動する。
【0020】
後部窓ローラブラインド5の構造は、図2により詳細に示される。
【0021】
後部窓ローラブラインド5は、その中に巻き取りシャフト18が回転可能に配置される省略なしの長手方向の溝17を有するフレーム若しくはベース16を備える。ベース16は、この目的のために、溝17の端部に軸受部材19及び21を提供される。
【0022】
ブラインドシート8は、横方向の端部12と平行に延在する巻き取りシャフト18にその一端が装着される。詳細には図示しない螺旋ばねが、筒状の巻き取りシャフト18の内部に収容され、当該巻き取りシャフト18を、ブラインドシート8が巻き取りシャフト18に巻き取られる方向に付勢するように作用する。
【0023】
巻き取りシャフト18と並んで横方向に、2つの角度ギヤ22及び23がベース16に装着されている。
【0024】
角度ギヤ22は、ギヤケース24を備え、その中にウオームギヤ25が収容される。このウオームギヤ25は、ウオーム車輪26及びウオーム27から構成される。上記ギヤケース24内に回転可能に配置されるウオーム車輪26の回転軸は、巻き取りシャフト18の軸に直角に延在し、その一方で、ウオーム27は、巻き取りシャフト18と平行に延在する。
【0025】
ウオーム27及びウオーム車輪26用の軸受要素若しくは孔は、本発明にとって本質的なものではなく、当業者はそのようなギヤ要素の配置方法を知っているので、それらは詳細には示されていない。
【0026】
ウオーム27は、シャフト28と共に回転するように装着され、後者のシャフトは、同時に、永久場直流モータ29の電機子シャフトを表す。
【0027】
ウオーム車輪26は、出力シャフト32に装着され、これと共に回転し、当該出力シャフトは、図2に示す後者(ギヤケース)の前面31を通してギヤケース24から延びる。このシャフトは、撓みに対して剛性があり回転しないようにピボットアーム15を保持し、当該ピボットアームは、この目的のために、対応する受け入れ孔を提供される。結果的に、ウオーム車輪26の出力シャフト32は、同時に、レバー15の回転軸として働き、広げられたローラブラインド8により規定される平面と相対的に直角に延在する。
【0028】
角度ギヤ23は、上記角度ギヤ22と同一のデザインを有し、同様に、別々の駆動モータ33を提供される。
【0029】
再度、対応するウオーム車輪の駆動軸若しくはシャフト34は、角度ギヤ23の前面31を通して突き出し、回転しないようにピボットレバー14を保持する。2つのピボットレバー14及び15は、図示するように、反対方向に直角に曲げられ、その結果、収納された状態では、それらは、スロット7の下方で平行な位置を占めるであろう。
【0030】
図で見られるように、2つのピボットレバー14及び15は、同様に、反対方向に直角に曲げられる。
【0031】
ピボットアーム14,15は、撓みに対して剛性があり、ローラブラインド8を広げた状態に維持するために採用される。必要な反応トルクは、駆動軸32,34により提供されなければならず、そのため、その配置要素と同様に、これらは、延伸された状態でピボットレバー14,15に発生する曲げトルクに、損傷することなく耐える場合には、それに対応して強固でなければならない。
【0032】
ウオーム車輪26が既知の後部窓ローラブラインドのクランク装置より半径方向でのより少ないスペースしか必要としないことが、この装置の利点である。さらに、駆動出力は、2つのモータに分配され、その結果、各モータの直径が少し小さくなり得る。何故なら、従来使用されていた単一のモータを採用する場合と比較して、モータは、半分の駆動出力のみを提供すればよいからである。
【0033】
2つのモータ29及び33は、対応する制御スイッチ若しくは後部窓ローラブラインド5用の他の制御手段に共に接続される。これらのモータは、同時にスイッチが入れられ、同時にスイッチが切られる。それらが作動している間、2つのモータ29及び33の間では、如何なる同期化も実行されない。唯一同期化が実行されるのは、ピボットアーム14若しくは15が、それぞれ、対応する限界停止部に抗して作動することにより、2つのモータ29及び33が、それぞれの末端位置で、機械的に動きを妨害される場合である。
【0034】
図解されたローラブラインド5の動作は、以下の通りである。
【0035】
収納状態では、ブラインドシート8は、巻き上げシャフト18内部に配置された螺旋状ばねの作用の下で、巻き取りシャフトに巻き取られる。螺旋状ばねは、ばねモータとして機能する。引張ロッド13は、スロット7の端部に停止し、収納状態では、当該スロットの大部分を覆う。2つのアーム14及び15は、それらが巻き取りシャフト18と平行に延在する位置に回動される。
【0036】
2つの駆動軸32及び34の間の距離と、ピボットレバー14及び15の長さとの比に応じて、引張ロッド13に共通の案内溝若しくは2つの平行な案内溝のいずれかを提供することが好都合であり得る。2つの駆動軸33及び34の間の距離が、2つのピボットレバー14及び15の長さの合計よりも短い場合には、単一の案内溝が考慮可能である。他方で、この合計が上記距離よりも大きい場合には、ピボットレバー14及び15が、共通の溝内で互いに衝突するので、その場合には、2つのレバー14及び15のそれぞれに対して別々の溝を提供することが好都合であろう。
【0037】
収納位置では、2つのピボットアーム14及び15は、さらに、ベース16に提供され得る固定の停止部に抗して接触し、このことは、当該アームが引張ロッド13の対応する案内溝から離れることができるようになる前に起こる。
【0038】
機械的停止部を提供する別の可能性は、レバー14若しくは15に対してアンダーカットされた溝を使用して、引張ロッド13がピボットアーム14及び15の回転力により先導スロットに抗して引っ張られる場合にある。この場合には、対応する機械的停止部は、引張ロッドと先導スロット17の端部との間の機械的接触により形成される。
【0039】
その位置から出発して、後部窓ローラブラインド5が延伸されるべき場合には、対応する極性を有する電流が、同時に両方のモータ29及び33に供給される。当該モータが違いは殆どなく実用的には同一速度で作動する場合には、これらのモータは、殆ど同一の速度でウオーム27を介してウオーム車輪26を回転させ、その結果、それぞれの出力シャフト32及び34は、それに対応して回転されるであろう。2つのピボットアーム14,15は、それぞれのシャフト32,34に結合され、これらと共に回転するので、ピボットアーム14,15は、それらが実質的に巻き取りシャフト18と平行に延在する位置から、図2に示す直立した位置まで移動されるであろう。直立した位置において、2つのピボットレバー14,15は、巻き取りシャフト18に対して略直角に延在する。その位置までの途中においては、2つのピボットレバー14及び15は、反対方向ではあるが、実用的に同一の角度範囲で動き、殆ど同時にその延伸位置に到達する。モータ電流は長時間スイッチが入ったままであるので、各ピボットアーム14,15は、実際には、対応する停止部により規定される末端位置に到達することが保証される。この停止部は、図中には詳細には示されていない。それらは、ベース16上に提供される単純なピンから構成され得る。
【0040】
図解された例示的な実施形態の場合には、2つの角度ギヤ22及び23は、互いに離間され、その結果、延伸された状態で、ピボットアーム14,15は、その末端位置において、互いに平行に延在する。ピボットアーム14,15が延伸された状態でブラインドシート8の表面上に延在することが問題となる場合には、ギヤユニット22及び23は、外側に移動され得る。その場合には、ピボットレバー14,15は、延伸された状態で、横方向の端部9及び11と平行に延在し、もはや障害物とはならないであろう。
【0041】
別のかなり省スペースな実施形態は、図3に図解される。この実施形態の場合には、第2のモータ33の代わりに、結合シャフト36が使用される。図2に関連して前述してきた後部窓ローラブラインド5の任意の構造要素は、以降、同一の参照番号で識別され、その説明は、ここでは繰り返されない。
【0042】
結合シャフト36は、その一端を、ギヤケース24から突出するウオームシャフト28の駆動軸突出端37に結合され、これと共に回転する。結合シャフト36の他端は、角度ギヤ23のウオームシャフトに結合され、これと共に回転する。
【0043】
単一のモータが全部の駆動出力を供給しなければならないが、この装置もまた、相対的に省スペース的である。これは、駆動モータがベース16の一端で移動可能であり、その結果、装備された状態で、当該モータは、荷室の明確な輪郭内に下方に突き出す荷室の領域内で横向きになり、障害とはならないからである。
【0044】
図3の実施形態では、図2の例示的な実施形態において、モータ29及び33の反対極性により成し遂げられる2つのピボットアーム14,15の相反性を達成するために、2つの角度ギヤ22,23が反対方向に回転するウオームに装備される。
【0045】
図4は、ブラインドシート8の作動要素に関して、図2に従う例示的な実施形態とは異なる実施形態である。ある程度まで、後部窓ローラブラインド5の任意の構造要素は、図2に関連して前述されてきており、当該構造要素は、これ以降、同一の参照番号により示され、再度説明されない。
【0046】
図4に図解される例示的な実施形態の場合には、2つのトグルレバーアーム42及び43から構成されるトグルレバー41が、出力シャフト32に結合される。2つのトグルレバーアーム42及び43は、トグルレバージョイント44により相互に結合される。2つのトグルレバーアーム42及び43は、同一の実効長さを有する。トグルレバーアーム42の一端は、出力シャフト32に装着され、これと共に回転し、当該トグルレバーアームは、出力シャフトからその接合軸が軸32に平行に延在するトグルレバージョイント44に至る。第2のトグルレバーアーム32は、トグルレバージョイント44を、引張ロッド13上の関節ジョイント45に結合する。当該ジョイント45の軸は、再度、軸32に平行である。
【0047】
図2に従う例示的な実施形態のピボットアーム14は、同様に、トグルレバー、特に、その構造がトグルレバー42の構造と同一であり、そのため、この文においては、もはや説明されないトグルレバー46により置換される。当該トグルレバーの一端は、シャフト34に結合され、これと共に回転し、一方で、その他端は、引張ロッド13上の関節点47に回動可能に結合される。
【0048】
関節点45,47及びシャフト32,43の軸は、矩形のコーナー部を形成する。
【0049】
作動中には、2つのトグルレバー41及び46は、共に折れ曲がり、トグルレバージョイント44は、一方から他方に移動する。
【0050】
2つのトグルレバー41及び46用の駆動部は、図2若しくは図3に図解される方法で構成され得る。
【0051】
後部窓ローラブラインド5に関連して図解されるように、本発明の駆動システムは、図5の例により図解されるように、電気的に延伸し収納する間仕切り網51用にも使用可能である。当該間仕切り網51は、乗員室52を、ステーションワゴン1の荷室53から分離するように作用する。
【0052】
間仕切り網51は、バックレスト55の背面に装着され、車幅全体に延在する長方形のケース54を有する。後部窓ローラブラインド5の巻き取りシャフト18と同様な巻き取りシャフトが、ケース54の内部に回転可能に配置される。メッシュ状布56は、縦編された布に加工されたプラスチックの糸から構成される。メッシュ状布56は、略台形の形状を示す。横端部は、縁取りシート57により確保される。
【0053】
その一端に取付(ホック留め)手段59が提供される引張ロッド58は、ケース54の端部で、巻き取りシャフト若しくはケース54から、それぞれ離間されたメッシュ構造物56に装着される。取付手段59は、車両に固定された受け入れポケット51内に収まるように意図されている。
【0054】
メッシュ構造物56を広げるために、反対方向に回動可能で、後部窓ローラブラインド5に対する例示的な実施形態のピボットアーム14及び15と同様にして結合され作動される、2つのレバー62が提供される。従って、新たな説明は、ピボットレバーが参照番号62で示され、ブラインドシート8がメッシュ構造物56により形成される点のみにおいて、前述の説明と異なるので、ここでは、図2若しくは図3の説明を繰り返す必要はない。
【0055】
ローラブラインド5若しくは間仕切り網51は、作動要素14,15,41,46,62の助けを借りて延伸され、当該作動要素14,15,41,46,62は、それぞれのシート8,56が巻き取られる巻き取りシャフト18に対して相対的に直角に延在する軸の回りに回動する。作動要素14,15,41,46,62は、広げられたブラインドシート8,56若しくは間仕切り網により規定される平面に直角に延在する曲げ平面に関して、撓み剛性がある。
【0056】
作動要素14,15,41,46,62のそれぞれに対して、1つの角度ギヤ22,23が提供され、その出力軸は、各作動要素14,15,41,46,62を保持し、これらと共に回転する。それぞれの角度ギヤ22,23の出力シャフト32,34は、同時に、それぞれの作動要素14,15,41,46,62に対する軸受軸を形成する。
【0057】
2つの角度ギヤ22,23は、別々のモータ29,33により駆動されるか、さもなければ、それらの入力シャフトは、互いに機械的に結合され、単一の電気モータ29により共に駆動される。
【図面の簡単な説明】
【図1】
本発明による後部窓ローラブラインドを図解する自動車の斜視背面図を示す。
【図2】
図1の後部窓ローラブラインドの詳細な斜視図を示す。
【図3】
単一の駆動モータと結合シャフトとを有する後部窓ローラブラインドを示す。
【図4】
トグルレバーを用いた図2に示すものと類似の後部窓ローラブラインドを示す。
【図5】
間仕切り網を有するステーションワゴンの斜視図を示す。
Claims (9)
- 回転可能に配置された巻き取りシャフト(18)と、
その一端が前記巻き取りシャフト(18)に固定され、他端が引張ロッド(13,58)により固定されるシート材料(8,56)と、
前記巻き取りシャフト(18)近傍に配置され、それぞれが入力シャフト(28)と出力シャフト(32,34)とを有する2つの角度ギヤ(22,23)と、
その一端が前記引張ロッド(13,58)に結合され、それぞれが回転不能で撓み剛性のある関係で出力シャフト(32,34)に装着され、前記巻き取りシャフト(18)から前記シート(8,56)を引き出し、少なくとも引き出し距離の一部に亘って当該シートを広げた状態に維持するように作用する、2つの作動要素(14,15,41,46,62)と、
前記ギヤユニット(22,23)の前記入力シャフト(28)に結合された駆動手段(29,33)と、
を備え、
前記入力シャフト(28)は、前記巻き取りシャフト(18)に平行に延在し、前記出力シャフト(32,34)は、前記巻き取りシャフト(18)に対して直角に延在する、
ことを特徴とする窓ローラブラインド若しくは間仕切り網(5,51)。 - 前記巻き取りシャフト(18)は、これに対応するばね手段を有し、当該ばね手段により、前記巻き取りシャフト(18)は、前記シート(8,56)が巻き取られる方向に付勢される、
ことを特徴とする請求項1に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。 - 前記角度ギヤ(22,23)は、ウオームギヤであり、そのウオーム車輪(26)は、前記出力シャフト(32,34)に結合され、これと共に回転する、
ことを特徴とする請求項1に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。 - 前記角度ギヤ(22,23)は、ウオームギヤであり、そのウオーム車輪(26)は、前記入力シャフト(28)に結合され、これと共に回転する、
ことを特徴とする請求項1に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。 - 1つの前記角度ギヤ(22)の前記出力シャフト(28)は、駆動端及び被駆動端(37)を有し、当該出力シャフトは、前記駆動端(37)に結合され、これと共に回転する電気モータ(29)を備え、
他の前記角度ギヤ(23)は、1つの前記角度ギヤ(22)の前記入力シャフト(28)の前記駆動端(37)にシャフト(36)を介して結合される少なくとも1つの駆動端を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。 - 前記シャフト(36)は、可撓性のあるシャフトである、ことを特徴とする請求項5に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。
- 各角度ギヤ(22,23)の入力シャフト(28)は、別異の電気モータ(29,33)に接続される、ことを特徴とする請求項1に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。
- 前記作動要素(14,15,41,46,62)のそれぞれは、トグルレバー(41,46)により形成され、各トグルレバー(41,46)は、トグルレバージョイント(44)により相互に結合される2つのトグルレバーアーム(42,43)から構成される、
ことを特徴とする請求項1に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。 - 前記作動要素(14,15,41,46,62)のそれぞれは、1つの片腕を有するレバーにより形成される、ことを特徴とする請求項1に記載の窓ローラブラインド若しくは間仕切り網。
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