JP2004328108A - 補助アンテナ取付構造、無線装置、アンテナユニット、およびグランド取付構造 - Google Patents
補助アンテナ取付構造、無線装置、アンテナユニット、およびグランド取付構造 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】無線装置の筐体10と、それとの間に所定の隙間をおいて配置される回路基板20との間に、アンテナとして機能する導電性部材2とそれを覆う樹脂部材3とからなるアンテナユニット1を配置する。樹脂部材3は、筐体10の内面に当接する面と、回路基板20に当接する面とを有し、これらの面の間の、力を加えていない状態での間隔が、筐体10と回路基板20との間の隙間の大きさより少し大きい構造体を構成しており、アンテナユニット1は、筐体10と回路基板20との間で、樹脂部材3によって構成される構造体が押し潰されて取り付けられている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線装置、特に、携帯電話のような携帯端末における、補助アンテナの取付構造、および、補助アンテナ取付構造を有する無線装置、補助アンテナ取付構造を構成するアンテナユニット、補助アンテナ取付構造を応用したグランド取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、無線装置に備えられるアンテナの取付構造としては、種々のものが知られている。特に、携帯電話のような携帯端末における補助アンテナ取付構造としては、補助アンテナを回路基板に搭載した構成とするのが一般的であるが、取り付けられたアンテナの安定性や省スペース性、取り付けの容易性を向上させることができるように工夫された種々のものが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、樹脂製の芯棒の周りに巻き付けられた、銅線などからなるアンテナ素子を樹脂製のカバーで覆って形成したアンテナ装置が記載されている。このアンテナ装置は、樹脂製の芯棒やカバーによって、回路基板への接続部が形成されており、この接続部または回路基板側の取付部の構造部材の弾性変形を利用して、回路基板に取り付けられている。
【0004】
また、特許文献2には、樹脂層の表面にメッキ層を形成して構成されたアンテナ装置が記載されている。このアンテナ装置は、無線装置の筐体と回路基板との間に配置され、その弾性力を利用して回路基板の端子に接触させて取り付けられている。アンテナ装置の取り付けの安定性を維持するために、筐体にはリブが設けられている。
【0005】
また、特許文献3には、装置の、樹脂製の筐体内に、線状のアンテナをその一端が装置内に露出するように埋め込み、装置を組み立てた際に、アンテナの、露出した一端を回路基板の端子に接続するようにした構成が記載されている。
【0006】
また、アンテナ自体の取付構造ではないが、関連する技術として、特許文献4には、アンテナケースを回路基板のグランドに接続する構成として、回路基板の中間グランド層を露出させて、その上に導電性弾性体を配置し、この導電性弾性体と装置の筐体との間にアンテナケースを挟み込んで取り付けた構成が記載されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2001−267822号公報
【特許文献2】
特開2000−286627号公報
【特許文献3】
特開平7−273685号公報
【特許文献4】
特開平9−148813号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の特許文献1に見られるように、回路基板にアンテナを搭載した、従来技術の構成では、装置の高機能化に伴ってアンテナ特性を改善する必要が生じた場合など、アンテナの構成を変更する場合には、その搭載スペースを確保するために、回路基板や装置の筐体を大幅に変更する必要がしばしば生じる。このために、設計変更の工数が増大し、また、設計の自由度が制限されてしまう。
【0009】
筐体に、取り付け用の構造を必要とする、特許文献2に記載された構成や、アンテナを筐体内に埋め込んだ、特許文献3に記載された構成においても、同様に、アンテナの構成の変更時には、筐体の構成を変更する必要が生じたり、設計の自由度が制限されたりしてしまうと考えられる。
【0010】
本発明の目的は、アンテナと基板や筐体との間に、上述の従来技術に見られるような取付用の複雑な構成を必要とせず、したがって、簡素な構成で、搭載スペースを低減することが可能であり、また、アンテナの構成を変更した場合でも筐体や回路基板の変更がほとんど不要でありながら、なおかつ、アンテナを安定して取り付けることができ、取付操作も容易である、新規なバリエーションの補助アンテナ取付構造を提供することにある。また、本発明の他の目的は、このような取付構造を備える無線装置、このような取付構造を構成するアンテナユニット、および、このような取付構造を応用したグランド取付構造をも提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、本発明の補助アンテナ取付構造は、筐体と回路基板とを有し、回路基板は、その一面が筐体の内面との間に所定の隙間をおいて位置し、該面上に、アンテナ用の接続端子が形成されている無線装置内の隙間内に、補助アンテナとして機能する導電性部材と、導電性部材の周りを覆う、弾性を有する樹脂部材とから構成されたアンテナユニットを配置した補助アンテナ取付構造であって、樹脂部材は、回路基板の、隙間に面する面に当接する面と、筐体の、隙間に面する内面に当接する面とを有する構造体を形成し、該構造体の、回路基板に当接する面と筐体に当接する面との間の、該構造体に力を加えていない状態での距離は隙間の大きさよりも大きく、導電性部材は、構造体の、回路基板に当接する面上で露出しており、アンテナユニットは、隙間内に、回路基板と筐体とによって押し潰され、導電性部材の、構造体から露出する部分が回路基板の接続端子に接して配置されていることを特徴とする。
【0012】
この補助アンテナ取付構造によれば、アンテナユニットは、押し潰されて配置された、弾性を有する樹脂部材からなる構造体の復元力のために、筐体の内面と回路基板とに押し付けられ、それによって、しっかりと保持されて安定して配置される。また、アンテナとして機能する導電性部材の、構造体から露出する部分にも、構造体の復元力のために、回路基板の接続端子に接触する方向に力が加わり、したがって、導電性部材と接続端子とは安定して良好な接触状態に維持される。
【0013】
本発明の補助アンテナ取付構造において、アンテナユニットは、従来技術に見られるような複雑な取り付け構造を必要とせず、簡素な構成を有しており、また、回路基板や筐体にもアンテナを取り付けるための複雑な構造を設ける必要がない。したがって、本発明の補助アンテナ取付構造は、全体として見ても、簡素な構成を有し、省スペース化、軽量化が容易であり、このため、特に、携帯端末における補助アンテナ取付構造として適している。
【0014】
本発明の無線装置は、上述のような補助アンテナ取付構造を有していることを特徴とする。
【0015】
本発明のアンテナユニットは、樹脂部材によって、アンテナユニットが取り付けられる、無線装置内の隙間よりも大き目の構造体が形成されていることを特徴とする。したがって、このアンテナユニットは、無線装置内に取り付けられる際に押し潰されて、復元力を生じ、その復元力によって無線装置の筐体と回路基板に当接する力を生じ、それによって安定して取り付けられる。
【0016】
本発明の補助アンテナ取付構造は、グランド取付構造に応用することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0018】
図1〜3は、本実施形態の補助アンテナ取付構造を示す模式図であり、図1は、無線装置の、補助アンテナが取り付けられる部分の分解斜視図、図2は、図1のアンテナユニット1の平面図、図3は、組み立て後のアンテナ取付部の断面図である。
【0019】
本実施形態を適用する無線装置は、筐体10と、その内部に配置される回路基板20を有している。図1には、筐体10の、アンテナが取り付けられる部分付近の一部のみを示しており、筐体10は、例えば、上ケースと下ケースから構成され、両者を連結することによって、装置全体を覆う箱を構成するものであってよい。また、筐体10は、適当な位置に、操作用ボタンや表示装置用の開口や窓が形成されたものであってよい。
【0020】
回路基板20は、装置を組み立てた際には、筐体10内の所定の位置に固定され、この際、図3に示すように、回路基板20の一面と筐体10の一内面との間に所定の隙間ができるように位置する。本実施形態では、アンテナユニット1をこの隙間内に配置している。回路基板20の、アンテナユニット1が配置されるこの隙間に面する面には、所定の位置に、アンテナ用の接続端子21が設けられている。
【0021】
アンテナユニット1は、アンテナとして機能する導電性部材2と、その周りを覆う、一定の弾性を有する樹脂部材3から構成されている。樹脂部材3は、取り付けられた状態で、回路基板20の一面に当接する面と、筐体10の内面に当接する面とを有する構造体を構成しており、導電性部材2の一部は、この構造体の、回路基板20の一面に当接する面上で樹脂部材3から露出している。構造体の、したがってアンテナユニット1の、回路基板20の一面に当接する面と、筐体10の内面に当接する面との間の、力を加えていない状態での距離は、組み立てられた状態での回路基板20のこの一面と筐体10のこの内面との間の間隔よりも少し大きくなっている。
【0022】
すなわち、図示する例では、導電性部材2は、L字形に曲折された線状部材からなっており、この周りを樹脂部材3によって覆って、アンテナユニット1全体もL字状の形状を有している。そして、アンテナユニット1は、L字の底辺にあたる部分によって形成される面が筐体10に当接し、頂部に当たる部分によって形成される面が回路基板20に当接して配置されており、導電性部材2の一端が、この頂部にあたる部分によって形成される面上で露出している。そして、L字計の底辺にあたる部分によって形成される面と、頂部にあたる部分によって形成される面との間の距離は、組み立てられた状態での筐体10の内面と、これに対面する、回路基板20の面との間の間隔よりも少し大きくなっている。
【0023】
このアンテナユニット1は、例えば次のようにして取り付けることができる。
【0024】
まず、筐体10を構成する下ケースまたは上ケース上にアンテナユニット1を配置する。この際、アンテナユニット1の配置位置は、導電性部材2の、露出している部分が、装置を組み立てた際に回路基板20の接続端子21に対向して配置される所定の位置とする。アンテナユニット1をこのように配置するのを容易にするために、筐体10には、アンテナユニット1の配置位置を規定する受け部や目印(不図示)を形成しておくのが好ましい。
【0025】
このようにアンテナユニット1を適当な位置に配置し、また、回路基板20や他の部品を所定の位置に配置した後、筐体10の上ケースと下ケースを連結して無線装置の組み立てが完了する。
【0026】
この際、例えば、筐体10の上ケースや下ケースの、相応の受け部材に当接することによって、あるいは、回路基板20をビスなどによって筐体10に固定することによって、回路基板20を最終的な組立位置に位置させると、アンテナユニット1の樹脂部材3によって構成された構造体は、前述のように筐体10と回路基板20との間の隙間より大きめに作られているため、筐体10と回路基板20との間で押し潰される。したがって、樹脂部材3は、その復元力のために、筐体10および回路基板20の当接部に向かって押し付けられ、それによって、アンテナユニット1を、所定の位置に安定して固定することができる。また、筐体10との当接面で樹脂部材3が押される力によって、導電性部材2の露出部は、回路基板20の接続端子21に押し付けられ、したがって、導電性部材2と接続端子21とを安定して良好に接触させることができる。
【0027】
以上説明したように、本実施形態によれば、アンテナユニット1を、補助アンテナとして機能する導電性部材2が回路基板2の接続端子21にしっかりと良好に接触した状態で無線装置内にしっかりと安定して固定することができる。この際、アンテナユニット1および筐体10や回路基板20に、アンテナユニット1を取り付けるのに、従来技術に見られるような複雑な構造部を設ける必要はない。したがって、本実施形態の補助アンテナ取付構造は、簡素な構成であり、取付スペースや構成部材の重量が比較的小さくて済む。また、取付操作も、アンテナユニット1を固定したり、導電性部材2を接続端子21に接触させたりするのに特別な操作を必要とせず、アンテナユニット1を適当な位置に配置した後、無線装置を組み立てることによって実施可能であり、容易である。
【0028】
また、アンテナ特性を向上させるためにアンテナユニット1を変更し、すなわち、例えば、導電性部材2の大きさや形状を変化させても、その導電性部材2を樹脂部材3によって覆って、筐体10と回路基板20との間の隙間よりも大き目の構造体を形成しさえすれば、筐体10や回路基板20の構成に変更を加えることなく良好に取り付けることが可能である。また逆に、回路基板20の接続端子21の位置を変更する場合にも、アンテナユニット1を、その構成を大きく変更することなく、取り付けることが可能である。したがって、設計変更時の工数を低減し、設計の自由度を高めることができる。
【0029】
なお、本実施形態において、導電性部材2としては、例えば、金属製の線材を用いることができる。また、樹脂3としては、例えばシリコン樹脂のような比較的柔らかい樹脂を用いるのが好ましい。
【0030】
また、前述のように、筐体10に、アンテナユニット1の受け部を設ければ、アンテナユニット1の取付の安定性を向上させることができ、好ましい。しかし、アンテナユニット1は、このような受け部を設けなくても、筐体10および回路基板20に、対応する面が押し付けられることによって、これらとの間に摩擦力が発生し、安定して位置保持されるので、受け部は必ずしも必要ない。
【0031】
アンテナユニット1の形状は、本実施形態においては、導電性部材2の形状に合わせてL字状にした例を示した。このように、アンテナユニット1の形状は、導電性部材2の、必要なアンテナ特性を得ることができる形状に合わせた適当な形状とすれば、設置スペースや部品重量を小さく抑えることができ、好ましいが、他の形状、例えば、単純に直方体形状としてもよい。
【0032】
本発明は、種々の無線装置に適用可能であるが、軽量化、省スペース化を図るのが容易であるので、特に、携帯端末に好適に適用することができ、それによって、携帯端末の軽量化、コンパクト化に寄与することができる。
【0033】
また、他の実施形態として、導電性部材を、アンテナとしてではなく、グランドとして機能させることも可能である。すなわち、この場合には、回路基板の、グランド用の接続端子に導電性部材を接続する。この場合にも、グランドとして機能する導電性部材の取付構造を、アンテナユニット1と同様の簡素な構成のグランドユニットを用いて構成し、それによって、省スペース性、取付の容易性、安定性を確保し、また、設計自由度を向上させることができる。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、簡素な構成で、搭載スペースを低減することが可能であり、また、アンテナの構成を変更した場合でも筐体や回路基板の変更が不要でありながら、なおかつ、アンテナを安定して取り付けることができ、取付操作も容易である補助アンテナ取付構造を提供することができる。
【0035】
また、本発明の補助アンテナ取付構造は、グランドの取付構造として応用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の補助アンテナ取付構造を示す、無線装置の、補助アンテナが取り付けられる部分の分解斜視図である。
【図2】図1のアンテナユニットの平面図である。
【図3】図1の補助アンテナ取付構造の断面図である。
【符号の説明】
1 アンテナユニット
2 導電性部材
3 樹脂部材
10 筐体
20 回路基板
21 接続端子
Claims (6)
- 筐体と回路基板とを有し、該回路基板は、その一面が前記筐体の内面との間に所定の隙間をおいて位置し、該面上に、アンテナ用の接続端子が形成されている無線装置内の前記隙間内に、補助アンテナとして機能する導電性部材と、該導電性部材の周りを覆う、弾性を有する樹脂部材とから構成されたアンテナユニットを配置した補助アンテナ取付構造であって、
前記樹脂部材は、前記回路基板の、前記隙間に面する面に当接する面と、前記筐体の、前記隙間に面する内面に当接する面とを有する構造体を構成し、該構造体の、前記回路基板に当接する面と前記筐体に当接する面との間の、該構造体に力を加えていない状態での距離は前記隙間の大きさよりも大きく、前記導電性部材は、前記構造体の、前記回路基板に当接する面上で露出しており、前記アンテナユニットは、前記隙間内に、前記回路基板と前記筐体とによって押し潰され、前記導電性部材の、前記構造体から露出する部分が前記回路基板の前記接続端子に接して配置されている補助アンテナ取付構造。 - 前記無線装置は携帯端末である、請求項1に記載の補助アンテナ取付構造。
- 筐体と、該筐体の内面との間に所定の隙間をおいて位置する面を有し、該面上に、アンテナ用の接続端子が形成された回路基板と、前記隙間内に配置されたアンテナユニットとを有する無線装置であって、
前記アンテナユニットは、補助アンテナとして機能する導電性部材と、該導電性部材の周りを覆う、弾性を有する樹脂部材とから構成され、前記樹脂部材は、前記回路基板の、前記隙間に面する面に当接する面と、前記筐体の、前記隙間に面する内面に当接する面とを有する構造体を構成し、該構造体の前記回路基板に当接する面と前記筐体に当接する面との間の、該構造体に力を加えていない状態での距離は前記隙間の大きさよりも大きく、前記導電性部材は、前記構造体の、前記回路基板に当接する面上で露出しており、前記アンテンユニットは、前記隙間内に、前記回路基板と前記筐体とによって押し潰され、前記導電性部材の、前記構造体から露出する部分が前記回路基板の前記接続端子に接して配置されている無線装置。 - 携帯端末として利用される、請求項3に記載の無線装置。
- 筐体と、該筐体の内面との間に所定の隙間をおいて位置する面を有し、該面上に、アンテナ用の接続端子が形成された回路基板とを有する無線装置内の前記隙間内に配置されるアンテナユニットであって、
補助アンテナとして機能する導電性部材と、該導電性部材の周りを覆う、弾性を有する樹脂部材とから構成され、前記樹脂部材は、前記回路基板の、前記隙間に面する面に当接する面と、前記筐体の、前記隙間に面する内面に当接する面とを有する構造体を形成し、該構造体の前記回路基板に当接する面と前記筐体に当接する面との間の、該構造体に力を加えていない状態での距離は前記隙間の大きさよりも大きく、前記導電性部材は、前記樹脂部材によって形成される前記構造体の、前記回路基板に当接する面上で露出しているアンテナユニット。 - 筐体と回路基板とを有し、該回路基板は、その一面が前記筐体の内面との間に所定の隙間をおいて位置し、該面上に、グランド用の接続端子が形成されている無線装置内の前記隙間内に、グランドとして機能する導電性部材と、該導電性部材の周りを覆う、弾性を有する樹脂部材とから構成されたグランドユニットを配置するグランド取付構造であって、
前記樹脂部材は、前記回路基板の、前記隙間に面する面に当接する面と、前記筐体の、前記隙間に面する内面に当接する面とを有する構造体を構成し、該構造体の、前記回路基板に当接する面と前記筐体に当接する面との間の、該構造体に力を加えていない状態での距離は前記隙間の大きさよりも大きく、前記導電性部材は、前記構造体の、前記回路基板に当接する面上で露出しており、前記グランドユニットは、前記隙間内に、前記回路基板と前記筐体とによって押し潰され、前記導電性部材の、前記構造体から露出する部分が前記回路基板の前記接続端子に接して配置されているグランド取付構造。
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