JP2004038763A - キーパッドの制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】特に起動セットアップを行なわなくても、キーパッドとコンピュータのキーボードとのモードを不一致状態にすることができると共に、全てのキーにより数字のキー入力を可能とするキーパッドの制御方法、を提供する。
【解決手段】キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドの状態を把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコード或いはShiftキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行する。
【選択図】 図2
【解決手段】キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドの状態を把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコード或いはShiftキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、特に起動セットアップを行なわなくても、キーパッドとコンピュータのキーボードとのモードを不一致状態にすることができると共に、全てのキーにより数字のキー入力を可能とするキーパッドの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、従来のキーパッドは主に数字の入力などをし易くするためにノート型コンピュータに接続使用されるものであり、ノート型コンピュータにキーパッドを接続する理由としては、キーパッドの体積が小さく、コンピュータのキーボード上での操作を減少させることができるからである。しかし、キーボード上の数字キーとその他の文字とを共用する際において数字キーを入力する場合には、「Shift」キーを押しながら所要の数字キーを入力する必要があり、若しこの様な方法での数字キーの入力作業が少ない時、例えば、EXECL或いはその他の数字入力の関連ソフトなどを使用する時は、前記「Shift」キーを押しながら所要の数字キーを入力する方式は使用者にとって非常に不便となる。
【0003】
前記問題に鑑み、その後新しいキーパッドが開発された。そのキーパッドはノート型コンピュータの使用者が大量の数字を入力する必要がある時、単にキーパッドとノート型コンピュータとを接続させれば、使用者は簡単に数字を入力することができる。また、図6に示すように、そのキーパッドは一般のものと同様に17個の入力キーを有し、0〜9の数字キー、Num Lockキー、その他の演算キーやエンターキー及び複数の標示ランプ(Num Lock、Caps Lock、Scroll Lockなど)を含み、その中の5以外の数字キーはファンクションキー(方向キーなど)と兼用となる。そして、そのキーを切換えたい時はNum Lockキーを押して実行させることによりキーパッドとノート型コンピュータ上のキーボードとが同時にNum Lock状態になり、Num Lock状態になるとそれに伴いNum Lockの標示ランプが点灯して、現在キーパッドとノート型コンピュータ上のキーボードとが同時にNum Lock状態、即ちモードが一致状態であることがキーパッド上に標示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、キーパッドを接続使用する目的は主に数字の入力をし易くするためであるが、従来のキーパッドも数字キーとその他のファンクションキー(方向キーなど)とが兼用であり、数字キーとして或いは方向キーとして使用するかはNum Lockキーを押すことにより決定する必要があるので、使用上非常に不便である。
【0005】
前記の使用上の不便さを解消するために、メーカーは特殊な起動セットアップを行って、キー入力を行なう時、送られてくるキーコードがキーパッドからのものであるかコンピュータにより識別し、若しキーパッドから送られたものであると識別した場合には、自動的にキーコードを数字コードに変換することによって、キーパッドを数字キー入力専用とする。しかし、この方法によればキーパッドを使用する時にモードを確認してからNum Lockキーを押してNum Lock状態にする問題は解決できるが、次に示すような問題が依然として残っている。
1. 現在使用されている殆どの周辺機器は殆ど接続するだけで使用することができるが、前記の方法ではソフトにより識別キーコードを数字コードに変更するかどうかを決定し、先ずセットアップを行なう必要があるので、使用上非常に不便である。
2. ,従来では特定のソフトにより識別し変換を行なうので、使用時に異なるアプリケーションソフトウエアに適用できない恐れがあり、実用性に欠ける。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドの状態を把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行することを特徴とするキーパッドの制御方法、を提供する。
【0007】
【作用】
本発明は上記の課題を解決するものであり、キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドがNum Lock状態であるか把握するステップと、キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行する。故に、キーパッドがNum Lock状態であるかどうかにかかわらず、送るキーコードは全て数字キーとなるので、キーパッドによる大量の数字の入力が可能となると共に、予め起動プログラムをセットアップする必要もないので、使用便利性に優れている。
尚、前記検知コードのキーコードはNum Lockキーコード、Caps Lockキーコード或いはScroll Lockキーコードである。
【0008】
また、本発明によれば、キーパッド上に切換えスイッチが設けられ、その切換えスイッチはキーパッド内に設けられるMPUのモード切換えリード上に接続され、そのリードの電位状態を変更することにより、キーパッドにおけるモードの不一致/一致状態を選択するので、使用者は自由にキーパッドの作業モードを選択できる。
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
【発明の好適な実施の形態】
図1A,Bは本発明に係わるキーパッドの制御方法におけるコンピュータ本体とキーボードとの間の標準的な信号伝送状態を示す概要図であり、図2は本発明に係わるキーパッドの制御方法による実施例のフローチャートであり、図3は本発明に係わるキーパッドの制御方法による他の実施例のフローチャートであり、図4は本発明に係わるキーパッドの制御方法のキーパッドと切換えスイッチとの連結関係を示す概要図である。
【0011】
本発明の主要な技術はキーパッドでキー入力する毎にキーボードの作業モード(Num Lock状態であるか)をチェックし、それにより得た作業モードメッセージにより、キーパッドの毎回のキー入力が全て特定の数字のキー入力となるように、送るキーコードの種類を決定するものである。
【0012】
また、本発明に係わるキーパッドの制御方法の操作方法は、図1Aに示すように、キーボードからコンピュータ本体に対してNum Lockキー、Caps Lockキー及びScroll Lockキーの何れかのキーコードを送ると、図1Bに示すようにコンピュータ本体がその時点の作業状態に応じてNum Lock、Caps Lock或いはScroll Lockなどの標示ランプを点灯させる指示情報をキーボードに送り返し、キーボード内に設けられるMPUにより、対応する標示ランプを点灯させるので、現在のキーボードがどの状態(Num Lock、Caps Lock或いはScroll Lock)であるか簡単に把握することができる。
【0013】
以下、本発明の具体的な技術特徴を実施例である図2のフローチャートに基づいて説明する。
キーパッドの制御方法において、
特定のキーボードコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドがNum Lock状態であるか把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップと、をキーパッドでキー入力を行なう毎に実行する。
また、前記検知コードとはNum Lockキーコード、Caps Lockキーコード或いはScroll Lockキーコードのことであり、先ずキーボードとコンピュータ本体との間の作業モードを確認して、Num Lockキー、Caps Lockキー及びScroll Lockキーの中から一つのキーを選択し、そのキーコードをコンピュータ本体に送る。それと同時にコンピュータ本体はNum Lock、Caps Lock及びScroll Lockの標示ランプなどを点灯させる指示情報をキーボードに送り返し、その送り返された情報によるNum Lockのランプ標示の状態によって、現在キーボードがNum Lock状態であるか把握する。故に、Num Lockキー、Caps Lockキー及びScroll Lockキーのキーコードは全て作業ステップ中の検知コードであると言える。更に、Scroll Lockキーは一般にさほど使用されないが、Scroll Lockキーのキーコードを検知コードとして利用することにより、BUGの発生を防止できる。
【0014】
また、キーボードの部分的な機能としては、「Shift」キーと共に、あるキーを押すことにより、その他の機能を発揮させることができる。例えば、Num Lock状態において、「Shift」キーと共に8の数字キーを押すと、カーソルの上方移動である(↑)の機能を意味し、また、「Shift」キーと共に1の数字キーを押すと、カーソルの行の末端への移動である(End)の機能を意味する。逆に、Dos環境で、且つキーボードが非Num Lock状態において、「Shift」キーと共にカーソルの上方移動である(↑)を押すと、数字の8を意味し、「Shift」キーと共にカーソルの行の末端への移動である(End)を押すと、数字の1を意味する。尚、上述の実施例は本発明の一部の形態であり、本明細書に示す範囲内であれば、如何なる形態に構成させてもよいことは言うまでもない。
【0015】
図3に示すように、本発明の他の実施例に係わるフローチャートの基本的な流れは、上記実施例とほぼ同じであり、異なる点としてはキーパッドがNum Lock状態でないと判断した時、「Shift」キーのキーコードを送ると共に、押したキーのキーコードを送る。それ以降の作業ステップは前記実施例と同じである。
【0016】
また、従来のキーパッドのモードが不一致状態の時は終始数字キーの入力を行なうが、それではカーソル移動などの機能を利用する数少ない使用者に影響が出てしまう。故に、本発明ではキーパッド上に切換えスイッチを設け、使用者にモードの一致或いは不一致状態を選択させる方法を採用している。そして、この方法によりモードを一致状態にした場合は従来のキーパッドと同様の機能を有し、コンピュータのキーボードとキーパッドとが同様に作動する。一方、モードを不一致状態にした場合は上述した本発明のフローチャートの作業ステップを行ない、全てが数字のキー入力となるように設定される。
【0017】
更に、図4に示すように、キーパッド(10)の構造はその内部にMPU(10)が設けられると共に、そのMPU(10)のモード切換えリード上に切換えスイッチ(11)が設けられ、その切換えスイッチ(11)によりモード切換えリードの電位状態を変更することによって、モードの不一致或いは一致状態の切換えを行なう。
【0018】
【発明の効果】
本発明は上記の構成を有し、キーパッドとコンピュータのキーボードとのモードを不一致状態にして、全てのキーで数字のキー入力が行なえるように設定することができるので、わざわざ予め起動セットアッププログラムを立ち上げる必要が無くなり、キーパッドの操作が非常に便利になる。故に、使用者に対し優れた実用性を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,Bは、本発明に係わるキーパッドの制御方法におけるコンピュータ本体とキーボードとの間の標準的な信号伝送状態を示す概要図である。
【図2】本発明に係わるキーパッドの制御方法による実施例のフローチャートである。
【図3】本発明に係わるキーパッドの制御方法による他の実施例のフローチャートである。
【図4】本発明に係わるキーパッドの制御方法のキーパッドと切換えスイッチとの連結関係を示す概要図である。
【図5】従来のキーパッドをノート型コンピュータに接続した状態を示す斜視図である。
【図6】従来のキーパッドの平面図である。
【符号の説明】
10 MPU(マイクロプロセッサ)
11 切換えスイッチ
【産業上の利用分野】
本発明は、特に起動セットアップを行なわなくても、キーパッドとコンピュータのキーボードとのモードを不一致状態にすることができると共に、全てのキーにより数字のキー入力を可能とするキーパッドの制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に示すように、従来のキーパッドは主に数字の入力などをし易くするためにノート型コンピュータに接続使用されるものであり、ノート型コンピュータにキーパッドを接続する理由としては、キーパッドの体積が小さく、コンピュータのキーボード上での操作を減少させることができるからである。しかし、キーボード上の数字キーとその他の文字とを共用する際において数字キーを入力する場合には、「Shift」キーを押しながら所要の数字キーを入力する必要があり、若しこの様な方法での数字キーの入力作業が少ない時、例えば、EXECL或いはその他の数字入力の関連ソフトなどを使用する時は、前記「Shift」キーを押しながら所要の数字キーを入力する方式は使用者にとって非常に不便となる。
【0003】
前記問題に鑑み、その後新しいキーパッドが開発された。そのキーパッドはノート型コンピュータの使用者が大量の数字を入力する必要がある時、単にキーパッドとノート型コンピュータとを接続させれば、使用者は簡単に数字を入力することができる。また、図6に示すように、そのキーパッドは一般のものと同様に17個の入力キーを有し、0〜9の数字キー、Num Lockキー、その他の演算キーやエンターキー及び複数の標示ランプ(Num Lock、Caps Lock、Scroll Lockなど)を含み、その中の5以外の数字キーはファンクションキー(方向キーなど)と兼用となる。そして、そのキーを切換えたい時はNum Lockキーを押して実行させることによりキーパッドとノート型コンピュータ上のキーボードとが同時にNum Lock状態になり、Num Lock状態になるとそれに伴いNum Lockの標示ランプが点灯して、現在キーパッドとノート型コンピュータ上のキーボードとが同時にNum Lock状態、即ちモードが一致状態であることがキーパッド上に標示される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、キーパッドを接続使用する目的は主に数字の入力をし易くするためであるが、従来のキーパッドも数字キーとその他のファンクションキー(方向キーなど)とが兼用であり、数字キーとして或いは方向キーとして使用するかはNum Lockキーを押すことにより決定する必要があるので、使用上非常に不便である。
【0005】
前記の使用上の不便さを解消するために、メーカーは特殊な起動セットアップを行って、キー入力を行なう時、送られてくるキーコードがキーパッドからのものであるかコンピュータにより識別し、若しキーパッドから送られたものであると識別した場合には、自動的にキーコードを数字コードに変換することによって、キーパッドを数字キー入力専用とする。しかし、この方法によればキーパッドを使用する時にモードを確認してからNum Lockキーを押してNum Lock状態にする問題は解決できるが、次に示すような問題が依然として残っている。
1. 現在使用されている殆どの周辺機器は殆ど接続するだけで使用することができるが、前記の方法ではソフトにより識別キーコードを数字コードに変更するかどうかを決定し、先ずセットアップを行なう必要があるので、使用上非常に不便である。
2. ,従来では特定のソフトにより識別し変換を行なうので、使用時に異なるアプリケーションソフトウエアに適用できない恐れがあり、実用性に欠ける。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、
キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドの状態を把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行することを特徴とするキーパッドの制御方法、を提供する。
【0007】
【作用】
本発明は上記の課題を解決するものであり、キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドがNum Lock状態であるか把握するステップと、キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行する。故に、キーパッドがNum Lock状態であるかどうかにかかわらず、送るキーコードは全て数字キーとなるので、キーパッドによる大量の数字の入力が可能となると共に、予め起動プログラムをセットアップする必要もないので、使用便利性に優れている。
尚、前記検知コードのキーコードはNum Lockキーコード、Caps Lockキーコード或いはScroll Lockキーコードである。
【0008】
また、本発明によれば、キーパッド上に切換えスイッチが設けられ、その切換えスイッチはキーパッド内に設けられるMPUのモード切換えリード上に接続され、そのリードの電位状態を変更することにより、キーパッドにおけるモードの不一致/一致状態を選択するので、使用者は自由にキーパッドの作業モードを選択できる。
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
【発明の好適な実施の形態】
図1A,Bは本発明に係わるキーパッドの制御方法におけるコンピュータ本体とキーボードとの間の標準的な信号伝送状態を示す概要図であり、図2は本発明に係わるキーパッドの制御方法による実施例のフローチャートであり、図3は本発明に係わるキーパッドの制御方法による他の実施例のフローチャートであり、図4は本発明に係わるキーパッドの制御方法のキーパッドと切換えスイッチとの連結関係を示す概要図である。
【0011】
本発明の主要な技術はキーパッドでキー入力する毎にキーボードの作業モード(Num Lock状態であるか)をチェックし、それにより得た作業モードメッセージにより、キーパッドの毎回のキー入力が全て特定の数字のキー入力となるように、送るキーコードの種類を決定するものである。
【0012】
また、本発明に係わるキーパッドの制御方法の操作方法は、図1Aに示すように、キーボードからコンピュータ本体に対してNum Lockキー、Caps Lockキー及びScroll Lockキーの何れかのキーコードを送ると、図1Bに示すようにコンピュータ本体がその時点の作業状態に応じてNum Lock、Caps Lock或いはScroll Lockなどの標示ランプを点灯させる指示情報をキーボードに送り返し、キーボード内に設けられるMPUにより、対応する標示ランプを点灯させるので、現在のキーボードがどの状態(Num Lock、Caps Lock或いはScroll Lock)であるか簡単に把握することができる。
【0013】
以下、本発明の具体的な技術特徴を実施例である図2のフローチャートに基づいて説明する。
キーパッドの制御方法において、
特定のキーボードコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドがNum Lock状態であるか把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップと、をキーパッドでキー入力を行なう毎に実行する。
また、前記検知コードとはNum Lockキーコード、Caps Lockキーコード或いはScroll Lockキーコードのことであり、先ずキーボードとコンピュータ本体との間の作業モードを確認して、Num Lockキー、Caps Lockキー及びScroll Lockキーの中から一つのキーを選択し、そのキーコードをコンピュータ本体に送る。それと同時にコンピュータ本体はNum Lock、Caps Lock及びScroll Lockの標示ランプなどを点灯させる指示情報をキーボードに送り返し、その送り返された情報によるNum Lockのランプ標示の状態によって、現在キーボードがNum Lock状態であるか把握する。故に、Num Lockキー、Caps Lockキー及びScroll Lockキーのキーコードは全て作業ステップ中の検知コードであると言える。更に、Scroll Lockキーは一般にさほど使用されないが、Scroll Lockキーのキーコードを検知コードとして利用することにより、BUGの発生を防止できる。
【0014】
また、キーボードの部分的な機能としては、「Shift」キーと共に、あるキーを押すことにより、その他の機能を発揮させることができる。例えば、Num Lock状態において、「Shift」キーと共に8の数字キーを押すと、カーソルの上方移動である(↑)の機能を意味し、また、「Shift」キーと共に1の数字キーを押すと、カーソルの行の末端への移動である(End)の機能を意味する。逆に、Dos環境で、且つキーボードが非Num Lock状態において、「Shift」キーと共にカーソルの上方移動である(↑)を押すと、数字の8を意味し、「Shift」キーと共にカーソルの行の末端への移動である(End)を押すと、数字の1を意味する。尚、上述の実施例は本発明の一部の形態であり、本明細書に示す範囲内であれば、如何なる形態に構成させてもよいことは言うまでもない。
【0015】
図3に示すように、本発明の他の実施例に係わるフローチャートの基本的な流れは、上記実施例とほぼ同じであり、異なる点としてはキーパッドがNum Lock状態でないと判断した時、「Shift」キーのキーコードを送ると共に、押したキーのキーコードを送る。それ以降の作業ステップは前記実施例と同じである。
【0016】
また、従来のキーパッドのモードが不一致状態の時は終始数字キーの入力を行なうが、それではカーソル移動などの機能を利用する数少ない使用者に影響が出てしまう。故に、本発明ではキーパッド上に切換えスイッチを設け、使用者にモードの一致或いは不一致状態を選択させる方法を採用している。そして、この方法によりモードを一致状態にした場合は従来のキーパッドと同様の機能を有し、コンピュータのキーボードとキーパッドとが同様に作動する。一方、モードを不一致状態にした場合は上述した本発明のフローチャートの作業ステップを行ない、全てが数字のキー入力となるように設定される。
【0017】
更に、図4に示すように、キーパッド(10)の構造はその内部にMPU(10)が設けられると共に、そのMPU(10)のモード切換えリード上に切換えスイッチ(11)が設けられ、その切換えスイッチ(11)によりモード切換えリードの電位状態を変更することによって、モードの不一致或いは一致状態の切換えを行なう。
【0018】
【発明の効果】
本発明は上記の構成を有し、キーパッドとコンピュータのキーボードとのモードを不一致状態にして、全てのキーで数字のキー入力が行なえるように設定することができるので、わざわざ予め起動セットアッププログラムを立ち上げる必要が無くなり、キーパッドの操作が非常に便利になる。故に、使用者に対し優れた実用性を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,Bは、本発明に係わるキーパッドの制御方法におけるコンピュータ本体とキーボードとの間の標準的な信号伝送状態を示す概要図である。
【図2】本発明に係わるキーパッドの制御方法による実施例のフローチャートである。
【図3】本発明に係わるキーパッドの制御方法による他の実施例のフローチャートである。
【図4】本発明に係わるキーパッドの制御方法のキーパッドと切換えスイッチとの連結関係を示す概要図である。
【図5】従来のキーパッドをノート型コンピュータに接続した状態を示す斜視図である。
【図6】従来のキーパッドの平面図である。
【符号の説明】
10 MPU(マイクロプロセッサ)
11 切換えスイッチ
Claims (3)
- キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドの状態を把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければNum Lockキーコードをキーボードへ送ってキーパッドをNum Lock状態に切換えてから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行することを特徴とするキーパッドの制御方法。 - キーパッドの制御方法において、
特定のキーコードを検知コードとしてコンピュータ本体に送ることにより、コンピュータ本体からキーボードの作業モードメッセージを送るステップと、
コンピュータ本体から送られたキーボードの作業モードメッセージにより、キーパッドの状態を把握するステップと、
キーパッドがNum Lock状態であれば直接にキーボードコードを送り、キーパッドがNum Lock状態でなければShiftキーコードをキーボードへ送ってから、押したキーボードのコードを送るステップと、
復原命令コードを送ることにより、キーボードのキー入力を終了させるステップ、とをキーパッドでキー入力を行なう毎に実行することを特徴とするキーパッドの制御方法。 - キーパッド上に切換えスイッチが設けられ、切換えスイッチはキーパッド内に設けられるMPUのモード切換えリード上に接続され、そのリードの電位状態を変更することにより、キーパッドにおけるモードの不一致/一致状態を選択することを特徴とする請求項1又は2に記載のキーパッドの制御方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002197430A JP2004038763A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | キーパッドの制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002197430A JP2004038763A (ja) | 2002-07-05 | 2002-07-05 | キーパッドの制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009500740A (ja) * | 2005-07-04 | 2009-01-08 | エーティーラブ・インコーポレーテッド | コンテンツ提供装置の入力装置及びその動作方法 |
CN103389802A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-11-13 | Tcl集团股份有限公司 | 基于电容式触摸按键的多芯片兼容方法、装置及电器设备 |
-
2002
- 2002-07-05 JP JP2002197430A patent/JP2004038763A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009500740A (ja) * | 2005-07-04 | 2009-01-08 | エーティーラブ・インコーポレーテッド | コンテンツ提供装置の入力装置及びその動作方法 |
CN103389802A (zh) * | 2013-07-29 | 2013-11-13 | Tcl集团股份有限公司 | 基于电容式触摸按键的多芯片兼容方法、装置及电器设备 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050405 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050704 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051025 |