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JP2004001403A - 射出成形機及び射出成形方法及び射出成形品 - Google Patents

射出成形機及び射出成形方法及び射出成形品 Download PDF

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JP2004001403A
JP2004001403A JP2003053153A JP2003053153A JP2004001403A JP 2004001403 A JP2004001403 A JP 2004001403A JP 2003053153 A JP2003053153 A JP 2003053153A JP 2003053153 A JP2003053153 A JP 2003053153A JP 2004001403 A JP2004001403 A JP 2004001403A
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resin
injecting
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Etsuaki Sasaya
笹谷 悦明
Kenshiro Abe
阿部 健四郎
Masatoshi Watanabe
渡邊 正敏
Tetsuya Sonobe
園部 哲也
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Canon Chemicals Inc
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Canon Inc
Canon Chemicals Inc
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Abstract

【課題】多材質、多色の専用成形機を用いることなく、簡便かつ安価に、多材質、多色の樹脂材料で一体的に構成された成形品を成形できるようにする。
【解決手段】組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料を金型3,4内に射出して、2種類以上の樹脂材料が一体化された成形品を成形するための射出成形機であって、2種類以上の樹脂材料のうちの少なくとも1つの樹脂材料を射出する射出装置7を金型3に一体的に取り付けた。
【選択図】   図1C

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料を金型内に射出して、2種類以上の樹脂材料が一体化された成形品を成形する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の一般的な複合成形専用射出成形機の概略構成を図7に示す。40は第一の樹脂を射出する射出ユニット、41は第二の樹脂を射出する射出ユニット、42は成形機に取り付けられた固定側の金型、43は移動側の金型を表している。
【0003】
上記のように、多材質、多色からなる成形品を成形するためには、第一の樹脂を射出する射出ユニット40と第二の樹脂を射出する射出ユニット41のように一台の成形機に複数の射出装置を配置し、各々の射出装置から固定側金型42と移動側金型43とで構成されるキャビティに樹脂を射出する方法が、一般的に用いられている。
【0004】
また、個別の金型および成形機を用いて別々に成形した成形品を後工程において組み立てて一体化する方法や、個別に成形した成形品を金型内に挿入して一体化を図るインサート成形等が行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の多材質、多色の専用成形機を用いる場合、複数個の射出装置を備えるため、多くの場合、通常の成形機に比べ大型となり、且つ高価な設備となる上、射出装置の射出容量が限定される。そのため、複数の材料の射出容量が異なる場合、成形品に対して必ずしも最適な射出装置とはならず、射出シリンダー内での樹脂の滞留時間が長くなり、熱によって樹脂が分解してしまうなど、品質に影響を及ぼす問題も引き起こし得る。例えば、箱状のHIPS製容器に開封可能なHIPS製蓋を二色成形によって構成する場合、一般的に箱の方が、蓋よりも容量が大きく、蓋1に対して箱100という容量比になることもあり得る。こういった二色成形品を専用の二色成形機で成形する場合、第一の樹脂用の射出シリンダーと第二の樹脂用の射出シリンダーは、容量的にほぼ同じに構成されていることが多く、箱の容量に合わせて成形機を選定すると、蓋の成形には大きすぎ、十分な計量精度が得られなかったり、シリンダー内での滞留が非常に長くなるため、材料が熱により劣化したりする問題がある。逆に蓋に合わせて成形機を選択すると、箱の成形には容量不足となり、成形そのものが出来ない問題がある。
【0006】
また、二色成形法によらず、別々に成形した成形品を後工程において組み立てて一体化する方法では、組み立てを行うための構造が成形品に必要であったり、設備や工程が、別途必要になったりする。
【0007】
さらに、二色成形ではなく、個別に成形した成形品を金型内に挿入して一体化を図るインサート成形等では、インサートする成形品を予め用意しておく必要があることと、インサート作業に掛かる時間が、通常の成形サイクルに追加されるため、成形サイクルが伸びてしまうという問題がある。
【0008】
従って、本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、多材質、多色の専用成形機を用いることなく、簡便かつ安価に、多材質、多色の樹脂材料で一体的に構成された成形品を成形できるようにすることである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、複数射出する樹脂材料の射出容量が異なる場合においても、品質的に安定した成形を行えるようにすることである。
【0010】
また、本発明の更に他の目的は、多材質、多色の樹脂材料で一体的に構成された成形品を得るに際し、別工程の必要性や工数増によって、製品製造に掛かるリードタイムの増大やコスト高になることを防止することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係わる射出成形機は、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料を金型内に射出して、前記2種類以上の樹脂材料が一体化された成形品を成形するための射出成形機であって、前記2種類以上の樹脂材料のうちの少なくとも1つの樹脂材料を射出する射出装置を前記金型に一体的に取り付けたことを特徴としている。
【0012】
また、この発明に係わる射出成形機において、前記射出装置は、スクリュー方式の射出装置であることを特徴としている。
【0013】
また、この発明に係わる射出成形機において、前記射出装置を、前記金型に対して弾性的に移動可能に取り付けたことを特徴としている。
【0014】
また、この発明に係わる射出成形機において、前記射出装置に樹脂材料を供給するための材料供給管を有し、該材料供給管と水平線とのなす角を50°以上に設定したことを特徴としている。
【0015】
また、この発明に係わる射出成形機において、前記金型を冷却するために該金型に配設された冷媒を通すための冷却回路を分岐し、前記冷媒を前記射出装置の射出シリンダーに導いて、該射出シリンダーを冷却するようにしたことを特徴としている。
【0016】
また、本発明に係わる射出成形方法は、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料を金型内に射出して、前記2種類以上の樹脂材料が一体化された成形品を成形するための射出成形方法であって、前記2種類以上の樹脂材料のうちの少なくとも1つの樹脂材料を射出する射出装置を一体的に取り付けた金型を用いることを特徴としている。
【0017】
また、この発明に係わる射出成形方法において、前記2種類以上の樹脂材料のうちの前記射出装置から射出される樹脂材料以外の樹脂材料は、成形機本体から射出され、該成形機本体の射出タイミングに基づいて、前記射出装置の射出タイミングを制御することを特徴としている。
【0018】
また、この発明に係わる射出成形方法において、前記射出装置の異常が検出された場合に、前記成形機本体の運転を停止させることを特徴としている。
【0019】
また、本発明に係わる射出成形品は、上記の射出成形方法により成形されたことを特徴としている。
【0020】
また、この発明に係わる射出成形品において、前記射出成形品が、複写機又はレーザービームプリンタ用のインクトナー容器部品であることを特徴としている。
【0021】
また、本発明に係わる射出成形機は、金型のキャビティに溶融樹脂材料を射出して成形品を成形加工する射出成形機において、前記金型のキャビティに前記溶融樹脂材料を射出する射出ユニットを前記金型に取り付ける構成にし、前記射出ユニットの取り付け機構に、前記金型と前記射出ユニットの間の取り付け位置を調整する手段を設けたことを特徴としている。
【0022】
また、この発明に係わる射出成形機において、前記位置調整手段は、前記射出ユニットと前記金型との間に弾性機能部材を配置したことを特徴としている。
【0023】
また、本発明に係わる射出成形機は、金型のキャビティに溶融樹脂材料を射出して成形品を成形加工する射出成形機において、前記金型のキャビティに前記溶融樹脂材料を射出する射出ユニットを前記金型に取り付ける構成にし、前記射出ユニットの取り付け機構に、前記金型と前記射出ユニットの間の圧力を調整する手段を設けたことを特徴としている。
【0024】
また、本発明に係わる射出成方法は、複数種類の樹脂材料を金型のキャビティに射出して複合材料による成形品を成形する射出成形方法であって、第一の樹脂材料を射出する第一射出ユニットを成形機本体に取り付け、第二の樹脂材料を射出する第二射出ユニットを前記金型に取り付け、前記第一射出ユニットの射出終了後に、前記第二射出ユニットにより前記第二樹脂材料を射出して前記成形品を成形加工することを特徴としている。
【0025】
また、この発明に係わる射出成形方法において、前記第二射出シリンダーの温度調整は前記金型の温度調整に連動させて調整することを特徴としている。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について説明する。
【0027】
まず、本実施形態の概要について説明する。
【0028】
本実施形態では、複数射出する組成あるいは色調の異なる樹脂材料の少なくとも1種類を射出するスクリュー方式の射出装置を金型に一体的に取り付けている。
【0029】
スクリュー方式の射出装置を金型に一体的に取り付けることにより、通常の成形機を使用して、多材質、多色の樹脂を金型内に射出することが可能となる。
【0030】
また、射出装置に設けられたフランジ部を、段付きボルト、座金、バネからなる締結手段を用いて、金型に一体的に取り付ける構成とした。
【0031】
段付きボルト、座金、バネは、射出装置を金型に締結すると共に、射出装置のノズルに所定の荷重を与え、金型の適切な位置に接しさせる作用がある。
【0032】
また、射出装置に樹脂材料を供給するホッパと射出装置とを連結する材料供給管を設け、射出成形用金型が成形機に取り付けられた成形時において、材料供給管と水平線との挟角が、50゜〜90゜となる構成とした。
【0033】
ホッパと射出装置とを連結する材料供給管は、射出装置に所定の樹脂材料を適切に供給する作用がある。
【0034】
また、ペレット状樹脂材料が供給される射出シリンダー部を冷却する媒体として、射出成形用金型の冷却回路を分岐、接続することによって、冷却媒体を共用した。
【0035】
射出成形用金型の冷却回路を分岐、接続することによって、射出シリンダー部にも冷却媒体を供給でき、材料が供給される射出シリンダー部を冷却することが可能となる。
【0036】
また、複数射出する樹脂材料の少なくとも1種類を射出するスクリュー方式の射出装置を一体的に取り付けた金型を使用し、HIPSとPPなどのように組成が異なる、あるいは黒とオレンジなどのように色調の異なる2種類以上の樹脂材料を射出して、金型内で一体化する。
【0037】
スクリュー方式の射出装置を一体的に取り付けた金型を使用することによって、通常の成形機を使用して、多材質、多色の樹脂を金型内に射出することができ、多材質、多色の樹脂材料を一体成形する複合成形が可能となる。
【0038】
また、射出装置が一体化された射出成形用金型を用いて複合成形を行う際、第一樹脂材料を射出する第一射出ユニットを備えた成形機本体(以下、成形機本体と略す。)の射出ユニットの射出開始あるいは射出完了の信号を成形機本体より出力し、この信号を元にタイマを起動し、タイマに設定された時間を経過した後、射出成形用金型に取り付けられた射出装置より樹脂を射出すると共に、射出完了信号、スクリュー位置異常信号、可塑化異常信号、計量完了異常信号を成形機本体へ戻すことによって、成形機本体の運転の継続または停止を制御し、成形機本体並びに射出成形用金型に取り付けられた射出装置を制御する。
【0039】
成形機本体からの射出開始あるいは射出完了の信号を元にタイマを起動し、タイマに設定された時間を経過した後、射出成形用金型に取り付けられた射出装置より樹脂を射出することによって、複数の樹脂を射出するタイミングを適正に調整することができる。さらに、射出完了信号、スクリュー位置異常信号、可塑化異常信号、計量完了異常信号を成形機本体へ戻すことによって、成形機本体の運転の継続または停止を制御できる作用がある。
【0040】
また、複数射出する樹脂材料の少なくとも1種類を射出するスクリュー方式の射出装置を一体的に取り付けた金型を使用し、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料からなる一体化された成形品を得る。
【0041】
通常の成形機を使用して、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料からなる複合成形品が得られるという作用がある。
【0042】
また、射出成形品は、例えば、複写機、レーザービームプリンタ用インクトナー容器部品である。
【0043】
通常の成形機を使用して、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料からなるインクトナー容器部品が得られるという作用がある。
【0044】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0045】
図1Aは、本発明の一実施形態の射出成形機の構成を示す側断面図である。
【0046】
図1Aにおいて、1は固定側取付板、2はマニホールドブロック、3は固定側型板、4は移動側型板、5はエジェクタープレート、6は移動側取付板であり、ホットランナーを使用する一般的な射出成形用金型の構成を示している。さらに7はスクリュー方式の射出装置、8aは第一の樹脂用マニホールド、8bは第二の樹脂用マニホールド、9aは第一の樹脂用バルブゲート、9bは第二の樹脂用バルブゲート、10aは第一の樹脂で構成される製品部のキャビティ、10bは第二の樹脂で構成される製品部のキャビティを表す。
【0047】
上記構成において、固定側取付板1は、成形機本体(図示せず)の固定側プラテンに、移動側取付板6は、移動側プラテンにボルト締め等の締結手段を用いて固定される。成形機本体から射出された第一の樹脂は、マニホールドブロック2の中に設けられたマニホールド8aおよびバルブゲート9aを通過し、キャビティ10a内に充填される。一方、スクリュー方式の射出装置7は、マニホールドブロック2と固定側型板3の側面に固定されており、射出装置7の先端は第二の樹脂用マニホールド8bに接している。成形機本体から第一第一の樹脂が射出されると適切なタイミングでスクリュー方式の射出装置7から第二の樹脂が射出され、マニホールド8bおよびバルブゲート9bを通過し、キャビティ10bに充填され、所定の箇所において、第一第一の樹脂と合流することによって、第一第一の樹脂と第二の樹脂から構成された複合成形品が成形される。
【0048】
図1Bにおいて、200は成形機本体、201は第一の樹脂を射出する第一の射出ユニット、202は固定側プラテン、203は移動側プラテン、204は金型、205は金型に取り付けられた射出ユニットを表す。
【0049】
更に図1Cは、図1Bの金型周辺を拡大した図であり、1は固定側取付板、2はマニホールドブロック、3は固定側型板、4は移動側型板、5はエジェクタープレート、6は移動側取付板であり、ホットランナーを使用する一般的な射出成形用金型の構成を示している。さらに7はスクリュー方式の射出装置、8aは第一の樹脂用マニホールド、8bは第二の樹脂用マニホールド、9aは第一の樹脂用バルブゲート、9bは第二の樹脂用バルブゲート、10aは第一の樹脂で構成される製品部のキャビティ、10bは第二の樹脂で構成される製品部のキャビティを表す。
【0050】
上記構成において、固定側取付板1は、成形機本体200の固定側プラテン202に、移動側取付板6は、移動側プラテン203にボルト締め等の締結手段を用いて固定される。成形機本体200の第一の射出ユニット201から射出された第一の樹脂は、マニホールドブロック2の中に設けられたマニホールド8aおよびバルブゲート9aを通過し、キャビティ10a内に充填される。一方、スクリュー方式の射出装置7は、マニホールドブロック2と固定側型板3の側面に固定されており、射出装置7の先端は第二の樹脂用マニホールド8bに接している。成形機本体200から第一の樹脂が射出されると適切なタイミングでスクリュー方式の射出装置7から第二の樹脂が射出され、マニホールド8bおよびバルブゲート9bを通過し、キャビティ10bに充填され、所定の箇所において、第一の樹脂と合流することによって、第一の樹脂と第二の樹脂から構成された複合成形品が成形される。
【0051】
図2は、スクリュー方式の射出装置7を射出成形用金型に固定する構成を示す図である。
【0052】
図2において、11は射出装置7に設けられた取り付け用のフランジ、12は段付きボルト、13は座金、14はバネ、15は段付きボルトの軸部、16は段付きボルトのねじ部、17は射出装置7のノズル先端部を表している。
【0053】
上記構成において、フランジ11を適切な嵌合で段付きボルト12が貫通し、段付きボルトの軸部15は射出成形用金型の側面に適切なはめあいで嵌合しており、更に段付きボルトのねじ部16で締結されている。射出成形用金型とフランジ11は、各々、適切なはめあいで段付きボルト12と嵌合しているため、射出成形用金型と射出装置7は、適切な相対位置関係が確保される。
【0054】
射出装置7のノズル先端17は、第二の樹脂用のマニホールド8bに溶融樹脂が漏れないように接触している必要があるが、射出装置7のフランジ11からノズル先端部17までの長さが、工作精度や温度変化によって変化すると、第二の樹脂用のマニホールド8bと射出装置7のノズル先端17の接触圧力が変化する可能性がある。すなわち、射出装置7のフランジ11からノズル先端部17までの長さが、短くなると接触圧力は低下し、溶融樹脂が漏れる危険性があり、逆に長さが長くなると接触圧力が高くなり、射出装置7やマニホールド8bの変形をもたらす危険性がある。そこで、本実施形態においては、フランジ11と段付きボルト12の間にバネ14とバネをおさえる座金13を設けている。このバネ14によって、射出装置7を、適切な圧力でマニホールド8bに接触させることができると共に、フランジ11からノズル先端17までの長さの変化を吸収することができる。
【0055】
図3は、材料を投入するホッパの配置を示す図である。
【0056】
図3において、18は材料を投入するホッパ、19はホッパから射出装置7へ材料を移送する材料供給管、20は射出装置7の材料供給口、21および22は材料供給口20の下部を冷却するための第一及び第二冷却管、24および25は射出成形用金型内の第一及び第二冷却回路、23は第二冷却管22と金型内の第一冷却回路24を接続するホース、26および27は外部に設置された冷却装置(図示せず)と接続する第一及び第二ホースを示している。
【0057】
上記構成において、ホッパ18に投入されたペレット状の樹脂材料は、材料供給管19を通って、射出装置7の材料供給口20に供給され、射出装置7内において溶融混練されていく。射出装置7の中心線が成形機本体(図示せず)の水平線と一致している本図のような場合、材料供給管19の中心線と成形機本体の水平線がなす挟角は、図中のαとなり、HIPS(ハイインパクトポリスチレン)のペレットを使用して確認したところ、挟角αが50゜未満では、材料の供給が断続的となる問題があったが、50゜〜90゜とした本実施形態では、連続的に材料が供給され良好な結果が得られた。
【0058】
次に、一般的なスクリュー方式の射出装置では、材料の噛み込み不良を防止するために射出シリンダー後部に冷却水を供給して、温度調整をしていることが多いが、本実施形態では、金型の冷却回路の一部を分岐して材料供給口20の付近を冷却している。本来であれば、外部の冷却装置から供給された冷却媒体は、接続ホース26から金型内の第一冷却回路24に接続され、金型の冷却を行った後、金型内の第二冷却回路25,第二接続ホース27を経由して、外部の冷却装置に回収される。従って、射出装置7の材料供給口20付近を冷却するためには、別途冷却装置を用意しなければならない。このような余分な設備を排除するために本実施形態では、第一接続ホース26は、射出装置7の第一冷却管21に接続されており、材料供給口20付近を冷却した後、第二冷却管22、ホース23を経由して、金型の第一冷却回路24に接続され、第二冷却回路25、第二接続ホース27を経由して、外部の冷却装置に回収される構成とした。
【0059】
図4A、図4Bは、本実施形態の装置の動作を示すフローチャートである。
【0060】
図4A、図4Bにおいて、28は成形機本体からの自動または半自動運転の信号、29は成形機本体の射出開始信号、30は成形機本体の保圧開始信号、31は射出装置7からの射出完了信号、32は射出装置7のスクリュー位置異常信号、33は射出装置7からの可塑化異常信号、34は射出装置7の計量完了異常信号を示す。
【0061】
上記構成において、成形機本体から自動または半自動信号28を出力し、射出装置7の自動連動が、開始される。次に成形機本体から射出開始信号29を出力し射出装置7側のサイクルをリセットした上で、成形機本体からの保圧開始信号30を起点として、射出装置7側のタイマを作動させる。タイマに設定された時間を経過すると射出装置7は、射出を開始し、射出が完了すると射出完了信号31を成形機本体へ出力する。このあと射出装置7は、スクリュー位置の異常信号32、可塑化異常信号33、計量完了異常信号34をそれぞれの異常発生時に成形機本体側に出力し、該信号が成形機本体に入力された場合は、成形機本体を停止させる。これらの構成によって、射出装置7側の射出タイミングを調整し、何らかの異常発生時は、成形機本体を含めて連続運転を停止させることができる。
【0062】
図5は、本実施形態における成形品の一例を示す図である。
【0063】
図5において、35は成形機本体から射出された第一の樹脂で構成された製品部、36は射出装置7から射出された第二の樹脂で構成された製品部、37は第一の樹脂と第二の樹脂が合流した箇所を示す。
【0064】
成形機本体から射出された第一の樹脂は、製品部35を充填し、射出装置7から射出された第二の樹脂は、製品部36を充填しつつ合流箇所37で合流する。合流箇所37の位置の調整は、本実施形態のような形状であれば、成形機本体と射出装置7との射出のタイミングによって行っても良いし、金型に適切な形状を持った仕切り板を挿入しておいてどちらか一方の樹脂が、到達した後、仕切り板を後退させて第二の樹脂を合流させる方法も採りうる。上記の実施形態は、スクリュー方式の射出装置を金型に一体的に取り付けた金型を用いることより、通常の成形機を使用して、多材質、多色の樹脂で構成された成形品を、金型内において一体成形することができ、簡便かつ安価に生産が可能となる。
【0065】
図6は、本実施形態における成形品の一例であるトナー容器を示す図である。
【0066】
図6において、38は第一の樹脂で構成されるトナー容器本体、39は第二の樹脂で構成されるタブを示している。本実施形態では、成形機本体から黒色の樹脂材料を射出し、トナー容器本体38を成形した後、射出装置7から射出する第二の樹脂材料としてオレンジ色の材料を使用し、タブ39を成形し、黒色のトナー容器本体38とオレンジ色のタブ39を一体化した二色成形を可能としている。 以上説明したように、上記の実施形態によれば、スクリュー方式の射出装置を金型に一体的に取り付けたことにより、通常の成形機を使用して、多材質、多色の樹脂を金型内に射出し、金型内において一体化することができ、簡便かつ安価に生産が可能となる。
【0067】
また、段付きボルト、座金、バネを用いて射出装置を金型に締結することにより、射出装置のノズルを、所定の接触圧力を持って、金型の適切な位置に接しさせることができる。
【0068】
また、ホッパと射出装置とを連結する材料供給管は、射出装置に所定の樹脂材料を適切に供給することができる。
【0069】
また、射出成形用金型の冷却回路を分岐、接続することによって、射出シリンダー部にも冷却媒体を供給でき、材料が供給される射出シリンダー部を冷却することと、余分な冷却装置を必要としないため設備投資削減に効果がある。
【0070】
また、スクリュー方式の射出装置を一体的に取り付けた金型を使用することによって、通常の成形機を使用して、多材質、多色の樹脂を金型内に射出することができ、多材質、多色の樹脂材料を一体成形する複合成形を簡便かつ安価に実現することができる。
【0071】
また、成形機本体からの射出開始あるいは射出完了の信号を元にタイマを起動し、タイマに設定された時間を経過した後、射出成形用金型に取り付けられた射出装置より樹脂を射出することによって、複数の樹脂を射出するタイミングを適正に調整することができる。さらに、射出完了信号、スクリュー位置異常信号、可塑化異常信号、計量完了信号を成形機本体へ戻すことによって、成形機本体の運転の継続または停止を制御することができる。即ち、射出成形用金型に取り付けられた射出装置で発生した異常を検出し、成形機本体を制御できる効果がある。
【0072】
また、通常の成形機を使用して、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料からなる複合成形品が簡便かつ安価に得られる。
【0073】
また、通常の成形機を使用して、組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料からなるインクトナー容器部品が簡便かつ安価に得られる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、多材質、多色の専用成形機を用いることなく、簡便かつ安価に、多材質、多色の樹脂材料で一体的に構成された成形品を成形することができる。
【0075】
また、複数射出する樹脂材料の射出容量が異なる場合においても、品質的に安定した成形を行なうことができる。
【0076】
また、多材質、多色の樹脂材料で一体的に構成された成形品を得るに際し、別工程の必要性や工数増によって、製品製造に掛かるリードタイムの増大やコスト高になることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明の一実施形態の射出成形機の構成を示す側断面図である。
【図1B】本発明の一実施形態の射出成形機の構成を示す側断面図である。
【図1C】本発明の一実施形態の射出成形機の構成を示す側断面拡大図である。
【図2】スクリュー方式の射出装置を射出成形用金型に固定する構成を示す図である。
【図3】材料を投入するホッパの配置を示す図である。
【図4A】一実施形態の装置の動作を示すフローチャートである。
【図4B】一実施形態の装置の動作を示すフローチャートである。
【図5】一実施形態における成形品の一例を示す図である。
【図6】一実施形態における成形品の一例であるトナー容器を示す図である。
【図7】従来の複合成形専用射出成形機を説明する図である。
【符号の説明】
1 固定側取付板
2 マニホールドブロック
3 固定側型板
4 移動側型板
5 エジェクタープレート
6 移動側取付板
7 射出装置
8a 第一の樹脂用マニホールド
8b 第二の樹脂用マニホールド
9a 第一の樹脂用バルブゲート
9b 第二の樹脂用バルブゲート
10a 第一の樹脂で構成される製品部のキャビティ
10b 第二の樹脂で構成される製品部のキャビティ
11 フランジ
12 段付きボルト
13 座金
14 ばね
15 段付きボルト軸部
16 段付きボルトのねじ部
17 射出装置先端のノズル部
18 ホッパ
19 材料供給管
20 材料供給口
21 第一冷却管
22 第二冷却管
23 連結ホース
24 第一冷却回路
25 第二冷却回路
26 第一ホース
27 第二ホース
28 成形機本体からの自動または半自動の信号
29 成形機本体からの射出開始信号
30 成形機本体からの保圧開始信号
31 射出装置からの射出完了信号
32 射出装置からのスクリュー位置異常信号
33 射出装置からの可塑化異常信号
34 射出装置からの計量完了異常信号
35 第一の樹脂で構成される製品部
36 第二の樹脂で構成される製品部
37 第一の樹脂と第二の樹脂の迎合部
38 第一の樹脂で構成されるトナー容器本体
39 第二の樹脂で構成されるタブ
40 第一の樹脂を射出する射出ユニット
41 第二の樹脂を射出する射出ユニット
42 固定側の金型
43 移動側の金型
200 射出成形機本体
201 第一の樹脂を射出する射出ユニット
202 固定側プラテン
203 移動側プラテン
204 金型
205 第二の樹脂を射出する射出ユニット

Claims (15)

  1. 組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料を金型内に射出して、前記2種類以上の樹脂材料が一体化された成形品を成形するための射出成形機であって、
    前記2種類以上の樹脂材料のうちの少なくとも1つの樹脂材料を射出する射出装置を前記金型に一体的に取り付けたことを特徴とする射出成形機。
  2. 前記射出装置は、スクリュー方式の射出装置であることを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  3. 前記射出装置を、前記金型に対して弾性的に移動可能に取り付けたことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  4. 前記射出装置に樹脂材料を供給するための材料供給管を有し、該材料供給管と水平線とのなす角を50°以上に設定したことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  5. 前記金型を冷却するために該金型に配設された冷媒を通すための冷却回路を分岐し、前記冷媒を前記射出装置の射出シリンダーに導いて、該射出シリンダーを冷却するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の射出成形機。
  6. 組成あるいは色調の異なる2種類以上の樹脂材料を金型内に射出して、前記2種類以上の樹脂材料が一体化された成形品を成形するための射出成形方法であって、
    前記2種類以上の樹脂材料のうちの少なくとも1つの樹脂材料を射出する射出装置を一体的に取り付けた金型を用いることを特徴とする射出成形方法。
  7. 前記2種類以上の樹脂材料のうちの前記射出装置から射出される樹脂材料以外の樹脂材料は、成形機本体から射出され、該成形機本体の射出タイミングに基づいて、前記射出装置の射出タイミングを制御することを特徴とする請求項6に記載の射出成形方法。
  8. 前記射出装置の異常が検出された場合に、前記成形機本体の運転を停止させることを特徴とする請求項7に記載の射出成形方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれか1項に記載の射出成形方法により成形されたことを特徴とする射出成形品。
  10. 前記射出成形品が、複写機又はレーザービームプリンタ用のインクトナー容器部品であることを特徴とする請求項9に記載の射出成形品。
  11. 金型のキャビティに溶融樹脂材料を射出して成形品を成形加工する射出成形機において、前記金型のキャビティに前記溶融樹脂材料を射出する射出ユニットを前記金型に取り付ける構成にし、前記射出ユニットの取り付け機構に、前記金型と前記射出ユニットの間の取り付け位置を調整する手段を設けたことを特徴とした射出成形機。
  12. 前記位置調整手段は、前記射出ユニットと前記金型との間に弾性機能部材を配置したことを特徴とする請求項11に記載の射出成形機。
  13. 金型のキャビティに溶融樹脂材料を射出して成形品を成形加工する射出成形機において、前記金型のキャビティに前記溶融樹脂材料を射出する射出ユニットを前記金型に取り付ける構成にし、前記射出ユニットの取り付け機構に、前記金型と前記射出ユニットの間の圧力を調整する手段を設けたことを特徴とする射出成形機。
  14. 複数種類の樹脂材料を金型のキャビティに射出して複合材料による成形品を成形する射出成形方法であって、第一の樹脂材料を射出する第一射出ユニットを成形機本体に取り付け、第二の樹脂材料を射出する第二射出ユニットを前記金型に取り付け、前記第一射出ユニットの射出終了後に、前記第二射出ユニットにより前記第二樹脂材料を射出して前記成形品を成形加工することを特徴とする射出成形方法。
  15. 前記第二射出シリンダーの温度調整は前記金型の温度調整に連動させて調整することを特徴とする請求項14に記載の射出成形方法。
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