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JP2003278761A - 複層滑り軸受 - Google Patents

複層滑り軸受

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JP2003278761A
JP2003278761A JP2002086574A JP2002086574A JP2003278761A JP 2003278761 A JP2003278761 A JP 2003278761A JP 2002086574 A JP2002086574 A JP 2002086574A JP 2002086574 A JP2002086574 A JP 2002086574A JP 2003278761 A JP2003278761 A JP 2003278761A
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JP
Japan
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cylindrical portion
outer peripheral
inner peripheral
side cylindrical
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JP2002086574A
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English (en)
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Masayuki Kohama
正行 小濱
Hideyuki Hashimoto
秀幸 橋本
Masao Shimura
雅生 志村
Hideki Numazawa
秀樹 沼澤
Kazunori Miyamoto
一紀 宮本
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Oiles Industry Co Ltd
Original Assignee
Oiles Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 巻きブッシュのような突き合わせ部もなく、
したがって厚肉の転がり軸受に代えて使用できて、しか
も、締め代負荷の軸受面への直接伝達を少なくできて、
支持部材の製作精度にそれ程影響されないで回転軸等を
滑らかに回転支持することができる複層滑り軸受を提供
すること。 【解決手段】 無端環状の複層滑り軸受1は、冷間圧延
鋼板のような金属板からなっている補強体2と、ステン
レス鋼板製の多孔板等からなる網状体3及び網状体3の
多数の網目4の夫々に一部が配され且つ当該網状体3の
一方の面5に一体的に被着されている充填材として鉛を
含むポリテトラフルオロエチレン樹脂等の合成樹脂製の
滑り層6を有した複層板7からなる複層滑り軸受体8と
を具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的厚肉の複層
滑り軸受、特にローラを用いた転がり軸受に代用できる
複層滑り軸受に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】軸受には、通常、転が
り軸受と滑り軸受とが存在するが、転がり軸受は、摩擦
抵抗が極めて低くてエネルギ損失が少ない等の利点を有
している反面、比較的高価である上に必然的に転がり音
を発生するという欠点を有しており、一方、滑り軸受
は、摩擦抵抗の低さについては精度よく設計された転が
り軸受に及ばないものの、比較的低価格である上に滑り
音は発生するが転がり軸受に比較すれば音の発生は少な
く低音性に優れているという利点を有しており、斯かる
利点から滑り軸受は多くの分野で利用されている。
【0003】滑り軸受としては、薄鋼板と、この薄鋼板
の一方の面に一体に被着された多孔質焼結金属層と、こ
の薄鋼板の一方の面に一体に被着された滑り層とを具備
した短冊状の複層板を円筒状に巻いた所謂巻きブッシュ
が知られているが、斯かる巻きブッシュには、当然、円
筒状に巻いた複層板の両端面に突き合わせ部が生じるこ
とになる。
【0004】ところで、転がり軸受に代えて滑り軸受を
用いる場合であって、滑り軸受に対して転がり軸受と同
等の径方向の厚みが要求される場合、斯かる比較的大き
な径方向の厚みをもった巻きブッシュを製作するには、
厚肉の複層板を円筒状に巻くことになるために、複層板
の両端面を精度よく突き合わせることが困難であって突
き合わせ部に大きな段差が生じる虞がある上に、突き合
わせ部の外周側には内周側と比較して必然的に大きな隙
間が生じる。斯かる段差及び隙間は、当然、支持される
回転軸等の滑らかな回転を阻害することになる。
【0005】また、転がり軸受でも同様であるが、特に
滑り軸受は、回転軸との間に微少のクリアランス(軸受
隙間)をもって当該回転軸を滑らかに回転自在に支持す
るようになっている上に、回転軸を回転自在に支持する
軸受面と対向する面で支持部材に締め代をもって嵌合、
固定されるようになっているため、締め代負荷が軸受面
にそのまま伝達されたり、支持部材の製作精度との関連
で対向する面が歪んだりすると、この締め代負荷及び歪
みが軸受面に及ぼされて所望のクリアランスが得られな
くなる虞がある。
【0006】本発明は、前記諸点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、巻きブッシュのよ
うな突き合わせ部もなく、したがって厚肉の転がり軸受
に代えて使用できて、しかも、締め代負荷の軸受面への
直接伝達を少なくできて、支持部材の製作精度にそれ程
影響されないで回転軸等を滑らかに回転支持することが
できる複層滑り軸受を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の態様の複
層滑り軸受は、内周側円筒部及びこの内周側円筒部に同
心であって内周側円筒部から径方向に所定距離離れて当
該内周側円筒部に径方向において重合して配された外周
側円筒部並びにこれら内周側円筒部及び外周側円筒部の
夫々の軸方向の一端部に径方向の一端部及び他端部で一
体的に連結された円環状板部を有した補強体と、網状体
及びこの網状体の網目に一部が配され且つ当該網状体の
少なくとも一方の面に一体的に被着されている合成樹脂
製の滑り層を有した複層板からなると共に、補強体の内
周側円筒部の内周面又は補強体の外周側円筒部の外周面
を滑り層が径方向の内周側又は外周側に位置するように
して覆って当該補強体の内周側円筒部の内周面又は補強
体の外周側円筒部の外周面に外周面又は内周面で接触さ
れた無端の円筒状部を有する複層滑り軸受体とを具備し
ている。
【0008】第一の態様の複層滑り軸受では、補強体の
内周側円筒部の内周面又は補強体の外周側円筒部の外周
面に外周面又は内周面で接触された無端の円筒状部を有
する複層滑り軸受体を具備しているために、巻きブッシ
ュのような突き合わせ部もなく、したがって、厚肉にし
ても突き合わせ部に起因する問題が生じなく、厚肉の転
がり軸受に代えて使用できて、支持する回転軸等を滑ら
かに回転させることができ、しかも、複層滑り軸受体を
補強体でもって補強しているために、薄い円筒状部をも
った複層滑り軸受体を使用しても複層滑り軸受体の軸受
面をしっかりと保持できる上に、ローラを用いた転がり
軸受に好ましく代用でき、加えて、内周側円筒部から径
方向に所定距離離れて当該内周側円筒部に径方向におい
て重合して配された外周側円筒部を有すると共に、これ
ら内周側円筒部及び外周側円筒部に連結された円環状板
部を有した補強体を具備しているために、複層滑り軸受
を外周側円筒部で支持部材に嵌合、固定する場合に締め
代負荷の軸受面への直接伝達を少なくできて、支持部材
の製作精度の影響で多少外周側円筒部が歪んでも内周側
円筒部にそれが及ばなく、また複層滑り軸受を内周側円
筒部で支持部材に嵌合、固定する場合にも締め代負荷の
軸受面への直接伝達を少なくできて、支持部材の製作精
度の影響で多少内周側円筒部が歪んでも外周側円筒部に
それが及ばなく、而して、締め代負荷及び支持部材の製
作精度にそれ程影響されないで回転軸等を滑らかに回転
支持することができる。
【0009】本発明の複層滑り軸受においては、複層滑
り軸受体は、補強体の内周側円筒部の内周面に接触され
て配されていても、これに代えて、補強体の外周側円筒
部の外周面に接触されて配されていてもよく、前者の複
層滑り軸受では、複層滑り軸受体の円筒部の内周面によ
り回転軸を回転自在に支持することになり、後者の複層
滑り軸受では、複層滑り軸受体の円筒部の外周面により
回転軸を回転自在に支持することになる。
【0010】本発明において、補強体は、第二の態様の
複層滑り軸受のように、外周側円筒部又は内周側円筒部
の軸方向の他端部に径方向の外周側又は内周側の一端部
で一体的に連結されていると共に、径方向の内周側又は
外周側の一端部が自由端になっている他の円環状板部を
更に有していてもよい。
【0011】第二の態様の複層滑り軸受のように補強体
が他の円環状板部を有していると、締め代負荷が加わっ
ても外周側円筒部又は内周側円筒部の軸方向の他端部に
おける大きな変形を好ましく防止でき、複層滑り軸受を
支持部材にしっかりと嵌合、固定することができる。
【0012】内周側円筒部又は外周側円筒部の一端部と
円環状板部の一端部とは、好ましくは本発明の第三の態
様の複層滑り軸受のように、内周側円筒部、外周側円筒
部及び円環状板部の板厚よりも大きな曲率半径をもって
連結されている。
【0013】本発明において、円環状板部の軸方向の一
方の環状側面は、好ましくはその第四の態様の複層滑り
軸受のように、当該一方の環状側面の径方向の外周縁又
は内周縁に形成された環状の凹所を介して外周側円筒部
の径方向の内周面又は内周側円筒部の径方向の外周面に
連なっている。
【0014】斯かる環状の凹所を介して外周側円筒部又
は内周側円筒部が円環状板部に連結されていると、複層
滑り軸受を外周側円筒部で支持部材に嵌合、固定する場
合には、支持部材の製作精度に起因する外周側円筒部の
歪みの内周側円筒部への影響及び締め代負荷に基づく影
響を更に少なくでき、また複層滑り軸受を内周側円筒部
で支持部材に嵌合、固定する場合にも、支持部材の製作
精度に起因する内周側円筒部の歪みの外周側円筒部への
影響及び締め代負荷に基づく影響を更に少なくでき、而
して、支持部材の製作精度及び締め代負荷にそれ程影響
されないで回転軸等を更に滑らかに回転支持することが
できる。
【0015】複層滑り軸受体は、好ましくは本発明の第
五の態様の複層滑り軸受のように、その円筒状部の軸方
向の一端部に径方向の一端部で一体的に連結されている
と共に、補強体の内周側円筒部又は外周側円筒部の軸方
向の他端部の端面に接触した円環状部を更に有してい
る。
【0016】複層滑り軸受体が斯かる円環状部を具備し
ていると、複層滑り軸受体の補強体に対する位置ずれを
防止でき、複層滑り軸受体が補強体から外れてしまうよ
うな不都合な事態をなくし得る。
【0017】第五の態様の複層滑り軸受においては、複
層滑り軸受体は、更に好ましくは本発明の第六の態様の
複層滑り軸受のように、その円環状部の径方向の他端部
に軸方向の一端部で一体的に連結されていると共に、補
強体の内周側円筒部の径方向の外周面又は補強体の外周
側円筒部の径方向の内周面に部分的に接触した小円筒部
を更に有している。
【0018】第六の態様の複層滑り軸受のように、複層
滑り軸受体が円環状部に加えて小円筒部を有している
と、円環状部と小円筒部とで補強体の内周側円筒部又は
外周側円筒部の軸方向の他端部を挟持することができ、
複層滑り軸受体の補強体に対する位置ずれ防止を更に確
実に行い得て、複層滑り軸受体の補強体からの脱落のよ
うな不都合な事態を更に確実になくし得る。
【0019】本発明において複層滑り軸受体はまた、好
ましくはその第七の態様の複層滑り軸受のように、補強
体における内周側円筒部の一端部と円環状板部の一端部
との連結部位又は補強体における外周側円筒部の一端部
と円環状板部の一端部との連結部位を覆って伸びてい
る。
【0020】このように複層滑り軸受体が連結部位を覆
って伸びていると、複層滑り軸受体の補強体に対する位
置ずれを防止でき、複層滑り軸受体が補強体から外れて
しまうような不都合な事態をなくし得る。
【0021】本発明に係る複層滑り軸受体は、好ましく
はその第八の態様の複層滑り軸受のように、円形の複層
板の中央部を深絞り成形して得られたものである。
【0022】斯かる深絞り成形して得られた複層滑り軸
受体では、無端の円筒状部の厚みを均一にできる上に、
滑り層の外表面を滑らかにできる。
【0023】本発明の複層滑り軸受において、網状体
は、好ましくはその第九の態様の複層滑り軸受のよう
に、エキスパンドメタル、金属細線を編んだり織ったり
して形成された金網又は多孔板からなる。なお、多孔板
としては、特開2001−140892号公報に記載さ
れているような、多数の孔が形成されていると共に少な
くとも一方の面には、面外方向に突出すると共に孔の一
端を取り囲んだ環状の突出部が一体的に形成されている
多孔金属シートを用いてもよく、また、斯かる多孔金属
シートを用いた同公報に記載の複層摺動部材を本発明に
おける複層板に用いてもよい。
【0024】本発明の複層滑り軸受において、エキスパ
ンドメタル及び多孔板の形成材料としては、ステンレス
鋼板(SUS)、冷間圧延鋼板(SPCC)、電気亜鉛
めっき鋼板(SECC)、黄銅又はアルミニウムからな
る金属シートが好ましいが、本発明はこれらに限定され
ず、その他の金属シートからなっていてもよく、また、
金属細線としては、鉄系としてオーステナイト系のSU
S304若しくはSUS316又はフェライト系のSU
S430等のステンレス鋼線又は鉄線(JIS−G−3
532)若しくは亜鉛メッキ鉄線(JIS−G−354
7)、また銅系として銅−ニッケル合金(白銅)、銅−
ニッケル−亜鉛合金(洋白)、黄銅、ベリリウム銅から
なる線径0.10〜0.32mm程度の細線材を好まし
い例として挙げることができ、金網は、これら金属細線
の1本又は2本以上を使用して織ったり、編んだりして
形成された網目3〜6mm程度のものを好ましい例とし
て挙げることができる。金網を具備した複層板を形成す
る場合には、板状に圧縮した金網に対して滑り層を形成
するとよい。
【0025】本発明の複層滑り軸受において、滑り層の
形成材料である合成樹脂としては、ポリテトラフルオロ
エチレン樹脂、ポリイミド樹脂などの充填材を含むポリ
テトラフルオロエチレン樹脂又はポリアセタール樹脂あ
るいは潤滑油剤を含有する含油ポリアセタール樹脂など
を好ましい例として挙げることができるが、その他、網
状体に対するなじみ性及び用途等との関連で公知のもの
を用いることができる。
【0026】本発明の複層滑り軸受において、補強体の
金属板としては、冷間圧延鋼板(SPCC:JISG4
141)、一般構造用圧延鋼板(SS:JISG310
1)などを用いて好適である。
【0027】例えば、内径35mm、外径62mm、軸
方向長9mmの本発明の複層滑り軸受の一例では、補強
体の金属板として厚み2mmの冷間圧延鋼板を用い、複
層板として厚み0.5mmの特開2001−14089
2号公報に記載された複層摺動部材を用いるとよい。
【0028】次に本発明及びその実施の形態を、図に示
す好ましい例を参照して更に詳細に説明する。なお、本
発明はこの例に何等限定されないのである。
【0029】
【発明の実施の形態】図1及び図2において、本例の無
端環状の複層滑り軸受1は、冷間圧延鋼板(SPCC:
JISG4141)のような金属板からなっている補強
体2と、図6及び図7に示すようなステンレス鋼板(S
US)製の多孔板等からなる網状体3及び網状体3の多
数の網目4の夫々に一部が配され且つ当該網状体3の一
方の面5に一体的に被着されている充填材として鉛を含
むポリテトラフルオロエチレン樹脂等の合成樹脂製の滑
り層6を有した複層板7からなる複層滑り軸受体8とを
具備している。
【0030】補強体2は、内周側円筒部21と、内周側
円筒部21に同心であって内周側円筒部21から径方向
に所定距離離れて当該内周側円筒部21に径方向におい
て重合して配された外周側円筒部22と、これら内周側
円筒部21及び外周側円筒部22の夫々の軸方向の一端
部23及び24に径方向の一端部25及び他端部26で
湾曲部27及び28を介して一体的に連結された円環状
板部29と、外周側円筒部22の軸方向の他端部30に
径方向の外周側の一端部31で湾曲部32を介して一体
的に連結されていると共に、径方向の内周側の一端部3
3が自由端になっている他の円環状板部34とを有して
いる。
【0031】補強体2において、内周側円筒部21の一
端部23と円環状板部29の一端部25とは、内周側円
筒部21、外周側円筒部22及び円環状板部29の板厚
t1よりも大きな曲率半径Rをもった湾曲部27を介し
て連結されており、円環状板部29の軸方向の一方の環
状側面35は、当該一方の環状側面35の径方向の外周
縁に形成された環状の凹所36を介して外周側円筒部2
2の径方向の内周面37に連なっており、円環状板部3
4は、板厚t1よりも小さい板厚t2を有している。
【0032】複層滑り軸受体8は、補強体2の内周側円
筒部21の内周面41を滑り層6が径方向の内周側に位
置するようにして覆って当該補強体2の内周側円筒部2
1の内周面41に外周面42で接触された無端の円筒状
部43と、円筒状部43の軸方向の一端部44に径方向
の一端部45で一体的に連結されていると共に、補強体
2の内周側円筒部21の軸方向の他端部46の端面47
に接触した円環状部48と、円環状部48の径方向の他
端部49に軸方向の一端部50で一体的に連結されてい
ると共に、補強体2の内周側円筒部21の径方向の外周
面51に部分的に接触した小円筒部52とを有してい
る。
【0033】複層滑り軸受体8は、補強体2における内
周側円筒部21の一端部23と円環状板部29の一端部
25との連結部位である湾曲部27の外面53を覆って
円筒状部43の軸方向の他端部から一体的に伸びている
湾曲部54を有している。
【0034】斯かる複層滑り軸受1は、例えば、外周側
円筒部22の外周面61で図示しない支持部材に締め代
をもって嵌合、固定される一方、円筒状部43の内周面
62で規定される孔63に挿通されて当該内周面62に
摺動自在に接触する回転軸を回転自在に支持するように
用いられる。
【0035】複層滑り軸受1によれば、補強体2の内周
側円筒部21の内周面41に外周面42で接触された無
端の円筒状部43を有する複層滑り軸受体8を具備して
いるために、巻きブッシュのような突き合わせ部もな
く、したがって、厚肉にしても突き合わせ部に起因する
問題が生じなく、厚肉の転がり軸受に代えて使用でき
て、支持する回転軸等を滑らかに回転させることがで
き、しかも、複層滑り軸受体8を補強体2でもって補強
しているために、薄い円筒状部43をもった複層滑り軸
受体8を使用しても複層滑り軸受体8の軸受面である内
周面62をしっかりと保持できる上に、ローラを用いた
転がり軸受に好ましく代用できる。
【0036】また複層滑り軸受1によれば、内周側円筒
部21から径方向に所定距離離れて当該内周側円筒部2
1に径方向において重合して配された外周側円筒部22
を有すると共に、内周側円筒部21及び外周側円筒部2
2に連結された円環状板部29を有した補強体2を具備
しているために、外周側円筒部22で支持部材に締め代
をもって嵌合、固定する場合に締め代負荷の内周面62
への直接伝達を少なくできて、支持部材の製作精度の影
響で多少外周側円筒部22が歪んでも内周側円筒部21
にそれが及ばなく、而して、支持部材の製作精度及び締
め代負荷にそれ程影響されないで回転軸等を滑らかに回
転支持することができる。
【0037】更に複層滑り軸受1によれば、補強体2が
円環状板部34を有しているために、締め代負荷が加わ
っても外周側円筒部22の軸方向の他端部30における
大きな変形を好ましく防止でき、支持部材にしっかりと
嵌合、固定することができ、しかも、環状の凹所36を
介して外周側円筒部22が円環状板部29に連結されて
いるために、外周側円筒部22で支持部材に締め代をも
って嵌合、固定する場合、支持部材の製作精度に起因す
る外周側円筒部22の歪みの内周側円筒部21への影響
及び締め代負荷による影響を更に少なくでき、而して、
支持部材の製作精度及び締め代負荷にそれ程影響されな
いで回転軸等を更に滑らかに回転支持することができ
る。
【0038】加えて複層滑り軸受1によれば、複層滑り
軸受体8が円環状部48を具備しているために、複層滑
り軸受体8の補強体2に対する位置ずれを防止でき、複
層滑り軸受体8が補強体2から外れてしまうような不都
合な事態をなくし得ると共に、複層滑り軸受体8が円環
状部48に加えて小円筒部52を有しているために、円
環状部48と小円筒部52とで補強体2の内周側円筒部
21の他端部46を挟持することができ、複層滑り軸受
体8の補強体2に対する位置ずれ防止を更に確実に行い
得て、複層滑り軸受体8の補強体2からの脱落のような
不都合な事態を更に確実になくし得、加えて、複層滑り
軸受体8が湾曲部27を覆って伸びた湾曲部54を有し
ているために、複層滑り軸受体8の補強体2に対する位
置ずれを防止でき、複層滑り軸受体8が補強体2から外
れてしまうような不都合な事態をなくし得る。
【0039】上記の複層滑り軸受1は次のようにして製
造される。まず、冷間圧延鋼板のような金属板からプレ
ス等で図3及び図4に示すような中央孔71を有する無
端円環状の金属板72を形成すると共に、金属板72に
切削等により環状の凹所36を形成し、次に、金属板7
2の内周部73を絞り成形(ドロー成形)又はプレス等
で折り曲げて、図5に示すような円筒部74と円筒部7
4と一体であって円筒部74に対して90°の角度をも
って径方向に伸長した鍔部75とを有した補強体素体7
6を形成する。
【0040】また、ステンレス鋼板(SUS)製の多孔
板からなる網状体3及び網状体3の貫通孔である網目4
に一部が配され且つ当該網状体3の一方の面5に一体に
被着されている充填材として鉛を含むポリテトラフルオ
ロエチレン樹脂等の合成樹脂製の滑り層6を有した特開
2001−140892号公報に記載のような図6及び
図7に示す複層板7であって図8及び図9に示すように
プレス等により円形に切断された複層板77を準備す
る。
【0041】次に図8及び図9に示す円形の複層板77
の中央部に深絞り成形を施して図10に示すように円板
状の底部78と底部78に一体であって内周面側に滑り
層6が配された円筒部79と円筒部79に一体であって
円筒部79の滑り層6に連続な滑り層6を有した鍔部8
0とからなる複層滑り軸受体素体81を形成する。次
に、複層滑り軸受体素体81の底部78を図11に示す
ようにプレス等により剪断除去し、複層滑り軸受体素体
81の鍔部80を当該鍔部80の滑り層6が外周側に位
置すると共に当該鍔部80が複層滑り軸受体素体81の
円筒部79に径方向において重なり合い且つ径方向の最
内周側及び最外周側に滑り層6が位置するようにプレス
等及び絞り成形を施して二つ折りに折り曲げて、図12
に示すように複層滑り軸受体素体81の円筒部79から
なる円筒状部43と、径方向において円筒状部43に重
合すると共に、複層滑り軸受体素体81の鍔部80から
なる小円筒部52と、同じく複層滑り軸受体素体81の
鍔部80からなると共に、円筒状部43及び小円筒部5
2の夫々に連結した円環状部48とを一体的に有した複
層滑り軸受体8を形成する。
【0042】また、図13に示すような上基台85に取
り付けられていると共に環状平坦面86及び中央円孔8
7を有する上型88と、環状平坦面86に対応する環状
平坦面89、中央小径円孔90及び中央小径円孔90と
同心な中央大径円孔91を有する下型92と、下基台8
4に取り付けられていると共に下型92の中央大径円孔
91に配されており且つ小径円柱部93及び大径円柱部
94を一体に有した心金95と、下基台84に取り付け
られていると共に下型92の上下動を案内する案内ロッ
ド96と、下型92を下基台84上で弾性的に支持する
弾性部材97とを具備したプレス装置98を準備し、同
じく図13に示すように中央小径円孔90に複層滑り軸
受体8を嵌装すると共に複層滑り軸受体8上に補強体素
体76を配置し、その後、上型88を下降させて、図1
4に示すように複層滑り軸受体8の円筒状部43と小円
筒部52との間に補強体素体76の円筒部74を圧入し
て嵌装する。
【0043】その後、一体になった補強体素体76と複
層滑り軸受体8との組み合わせ体99をプレス装置98
から取り外して、次に、図15に示す取り外した組み合
わせ体99において、凹所36の外側の補強体素体76
の鍔部75に絞り成形を施しつつ当該凹所36の外側の
鍔部75を折り曲げると共に、複層滑り軸受体8の端部
100に絞り成形を施して端部100を拡径し、図16
に示すように、円筒部74に同心であって円筒部74か
ら径方向に所定距離離れて当該円筒部74に径方向にお
いて重合して配された外側の円筒部101と、円筒部7
4及び円筒部101の間に円板状部102とを形成する
と共に拡径された端部100から複層滑り軸受体8に湾
曲部54を形成し、その後、円筒部101の自由端部1
03に絞り成形を施しつつ当該自由端部103を径方向
に折り曲げ、こうして円筒部74から形成された内周側
円筒部21、円板状部102から形成された円環状板部
29、円筒部101から形成された外周側円筒部22及
び折り曲げられた自由端部103から形成された円環状
板部34を一体的に有した補強体2と複層滑り軸受体8
とを具備した図1及び図2に示す複層滑り軸受1を形成
する。なお、自由端部103を径方向に折り曲げる際
に、自由端部103を径方向に十分に引き伸ばして円環
状板部34が内周側円筒部21、円環状板部29及び外
周側円筒部22の板厚t1よりも薄肉になるようにして
もよい。
【0044】以上のような製造方法によれば、巻きブッ
シュのような突き合わせ部もなく、したがって厚肉の転
がり軸受に代えて使用できて、支持する回転軸等を滑ら
かに回転させることができる複層滑り軸受1を製造し得
る上に、加えて、複層滑り軸受体素体81をドロー成
形、すなわち深絞り成形により形成するために、極めて
寸法精度のよい複層滑り軸受体素体81を得ることがで
きる。
【0045】複層滑り軸受1では、内周側円筒部21に
複層滑り軸受体8を嵌着、固定したが、これに代えて、
図17に示すように外周側円筒部122に複層滑り軸受
体8を嵌着、固定してもよい。
【0046】即ち、図17に示す複層滑り軸受1では、
補強体2は、内周側円筒部121と、内周側円筒部12
1に同心であって内周側円筒部121から径方向に所定
距離離れて当該内周側円筒部121に径方向において重
合して配された外周側円筒部122と、これら内周側円
筒部121及び外周側円筒部122の夫々の軸方向の一
端部123及び124に径方向の一端部125及び他端
部126で湾曲部127及び128を介して一体的に連
結された円環状板部129と、内周側円筒部121の軸
方向の他端部130に径方向の内周側の一端部131で
湾曲部132を介して一体的に連結されていると共に、
径方向の外周側の一端部133が自由端になっている他
の円環状板部134とを有しており、外周側円筒部12
2の一端部123と円環状板部129の一端部125と
は、内周側円筒部121、外周側円筒部122及び円環
状板部129の板厚よりも大きな曲率半径をもった湾曲
部127を介して連結されており、円環状板部129の
軸方向の一方の環状側面135は、当該一方の環状側面
135の径方向の内周縁に形成された環状の凹所136
を介して内周側円筒部121の径方向の外周面137に
連なっており、円環状板部134は、内周側円筒部12
1、外周側円筒部122及び円環状板部129の板厚よ
りも小さい板厚を有している。
【0047】また図17に示す複層滑り軸受1におい
て、複層滑り軸受体8は、複層板7からなると共に、補
強体2の外周側円筒部122の外周面141を滑り層6
が径方向の外周側に位置するようにして覆って当該補強
体2の外周側円筒部122の外周面141に内周面14
2で接触された無端の円筒状部143と、円筒状部14
3の軸方向の一端部144に径方向の一端部145で一
体的に連結されていると共に、補強体2の外周側円筒部
122の軸方向の他端部146の端面147に接触した
円環状部148と、円環状部148の径方向の他端部1
49に軸方向の一端部150で一体的に連結されている
と共に、補強体2の外周側円筒部122の径方向の内周
面151に部分的に接触した小円筒部152とを有して
おり、複層滑り軸受体8は、補強体2における外周側円
筒部122の一端部123と円環状板部129の一端部
125との連結部位である湾曲部127の外面153を
覆って伸びている湾曲部154を有している。
【0048】斯かる図17に示す複層滑り軸受1は、例
えば、内周側円筒部121の内周面161で規定される
孔162に支持部材が挿通されて、当該支持部材に内周
側円筒部121の内周面161で締め代をもって嵌合、
固定される一方、円筒状部143の外周面163に摺動
自在に接触する中空の回転軸を回転自在に支持するよう
に用いられる。
【0049】そして図17に示す複層滑り軸受1でも、
図1及び図2に示す複層滑り軸受1と同様の効果を奏す
る。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、巻きブッシュのような
突き合わせ部もなく、したがって厚肉の転がり軸受に代
えて使用できて、しかも、締め代負荷の軸受面への直接
伝達を少なくできて、支持部材の製作精度にそれ程影響
されないで回転軸等を滑らかに回転支持することができ
る複層滑り軸受を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態の例の図2に示す
I−I線矢視断面図である。
【図2】図1に示す例の平面図である。
【図3】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図4】図1に示す例の製造方法の説明図であって、図
3に示すIV−IV線矢視断面図である。
【図5】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図6】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図7】図1に示す例の製造方法の説明図であって、図
6に示すVII−VII線矢視断面図である。
【図8】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図9】図1に示す例の製造方法の説明図であって、図
8に示すIX−IX線矢視断面図である。
【図10】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図11】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図12】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図13】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図14】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図15】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図16】図1に示す例の製造方法の説明図である。
【図17】本発明の好ましい実施の形態の他の例の断面
図である。
【符号の説明】
1 複層滑り軸受 2 補強体 3 網状体 4 網目 6 滑り層 7 複層板 8 複層滑り軸受体 21 内周側円筒部 22 外周側円筒部 29 円環状板部 43 円筒状部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 志村 雅生 大阪府大阪市西区立売堀1丁目11番2号 オイレス工業株式会社大阪支店内 (72)発明者 沼澤 秀樹 神奈川県藤沢市桐原町8番地 オイレス工 業株式会社藤沢事業場内 (72)発明者 宮本 一紀 鳥取県鳥取市古海259−3 Fターム(参考) 3J011 AA01 BA02 DA02 MA12 QA07 SC13 SC14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周側円筒部及びこの内周側円筒部に同
    心であって内周側円筒部から径方向に所定距離離れて当
    該内周側円筒部に径方向において重合して配された外周
    側円筒部並びにこれら内周側円筒部及び外周側円筒部の
    夫々の軸方向の一端部に径方向の一端部及び他端部で一
    体的に連結された円環状板部を有した補強体と、網状体
    及びこの網状体の網目に一部が配され且つ当該網状体の
    少なくとも一方の面に一体的に被着されている合成樹脂
    製の滑り層を有した複層板からなると共に、補強体の内
    周側円筒部の内周面又は補強体の外周側円筒部の外周面
    を滑り層が径方向の内周側又は外周側に位置するように
    して覆って当該補強体の内周側円筒部の内周面又は補強
    体の外周側円筒部の外周面に外周面又は内周面で接触さ
    れた無端の円筒状部を有する複層滑り軸受体とを具備し
    ている複層滑り軸受。
  2. 【請求項2】 補強体は、外周側円筒部又は内周側円筒
    部の軸方向の他端部に径方向の外周側又は内周側の一端
    部で一体的に連結されていると共に、径方向の内周側又
    は外周側の一端部が自由端になっている他の円環状板部
    を更に有している請求項1に記載の複層滑り軸受。
  3. 【請求項3】 内周側円筒部又は外周側円筒部の一端部
    と円環状板部の一端部とは、内周側円筒部、外周側円筒
    部及び円環状板部の板厚よりも大きな曲率半径をもって
    連結されている請求項1又は2に記載の複層滑り軸受。
  4. 【請求項4】 円環状板部の軸方向の一方の環状側面
    は、当該一方の環状側面の径方向の外周縁又は内周縁に
    形成された環状の凹所を介して外周側円筒部の径方向の
    内周面又は内周側円筒部の径方向の外周面に連なってい
    る請求項1から3のいずれか一項に記載の複層滑り軸
    受。
  5. 【請求項5】 複層滑り軸受体は、その円筒状部の軸方
    向の一端部に径方向の一端部で一体的に連結されている
    と共に、補強体の内周側円筒部又は外周側円筒部の軸方
    向の他端部の端面に接触した円環状部を更に有している
    請求項1から4のいずれか一項に記載の複層滑り軸受。
  6. 【請求項6】 複層滑り軸受体は、その円環状部の径方
    向の他端部に軸方向の一端部で一体的に連結されている
    と共に、補強体の内周側円筒部の径方向の外周面又は補
    強体の外周側円筒部の径方向の内周面に部分的に接触し
    た小円筒部を更に有している請求項5に記載の複層滑り
    軸受。
  7. 【請求項7】 複層滑り軸受体は、補強体における内周
    側円筒部の一端部と円環状板部の一端部との連結部位又
    は補強体における外周側円筒部の一端部と円環状板部の
    一端部との連結部位を覆って伸びている請求項1から6
    のいずれか一項に記載の複層滑り軸受。
  8. 【請求項8】 複層滑り軸受体は、円形の複層板の中央
    部を深絞り成形して得られたものである請求項1から7
    のいずれか一項に記載の複層滑り軸受。
  9. 【請求項9】 網状体は、エキスパンドメタル、金属細
    線を編んだり織ったりして形成された金網又は多孔板か
    らなる請求項1から8のいずれか一項に記載の複層滑り
    軸受。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008138690A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Tanashin Denki Co 回転部品の取付機構
JP2018519486A (ja) * 2015-06-30 2018-07-19 サン−ゴバン パフォーマンス プラスティックス コーポレイション 滑り軸受け
CN112228478A (zh) * 2020-10-22 2021-01-15 华伍轨道交通装备(上海)有限责任公司 气缸衬套及其制备方法
US11873861B2 (en) 2019-12-06 2024-01-16 Saint-Gobain Performance Plastics Corporation Flanged bearing, assembly, and method of making and using the same
US11994163B2 (en) 2021-07-02 2024-05-28 Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh Flanged bearing, assembly, and method of making and using the same

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