Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003183181A - 昇華性成分含有製剤 - Google Patents

昇華性成分含有製剤

Info

Publication number
JP2003183181A
JP2003183181A JP2001380961A JP2001380961A JP2003183181A JP 2003183181 A JP2003183181 A JP 2003183181A JP 2001380961 A JP2001380961 A JP 2001380961A JP 2001380961 A JP2001380961 A JP 2001380961A JP 2003183181 A JP2003183181 A JP 2003183181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ibuprofen
sublimable component
preparation containing
copolyvidone
film coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001380961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4221173B2 (ja
Inventor
Hiroshi Matoba
博 的場
Tomohiro Yoshikawa
智裕 吉川
Tadashi Makino
正 槙野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeda Chemical Industries Ltd filed Critical Takeda Chemical Industries Ltd
Priority to JP2001380961A priority Critical patent/JP4221173B2/ja
Publication of JP2003183181A publication Critical patent/JP2003183181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4221173B2 publication Critical patent/JP4221173B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇華性成分の昇華が抑制されていて経時的安
定性に優れ、しかも苦味等が軽減されていて服用し易
く、かつ製造コストが低い昇華性成分含有固形製剤、特
にイブプロフェン含有固形製剤を提供する。 【解決手段】 プロピレングリコール、グリセリンまた
はコポリビドンと水溶性高分子基剤とを含むフィルムコ
ーティング液でコーティングされてなる昇華性成分含有
製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇華性成分含有製
剤に関する。より詳細には、本発明は昇華の抑制された
イブプロフェン含有製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、錠剤の外観および服用性を改
善する目的でフィルムコーティングが行われている。こ
のフィルムコーティングの基剤としては、有機溶媒を用
いなくてもよいという利点を有する水溶性高分子基剤が
汎用されている。しかし、薬剤成分が昇華性を有する場
合、このようなコーティング法によっては、コーティン
グ層がポーラスであるため、昇華の抑制は難しく、例え
ば瓶の中に保存すると翌日、瓶の内面が曇る現象が観察
される。このため、水溶性高分子基剤以外の基剤を用い
て対策がとられるが、この場合には有機溶媒を使用する
必要があり、また昇華抑制のためにコーティング層を厚
くしたり、多層コーティングにしたりする必要があり製
造方法が極めて複雑になるという問題がある。
【0003】昇華性を有する薬剤成分としては、例えば
イブプロフェンすなわち2−(4−イソブチルフェニ
ル)プロピオン酸が挙げられる。このイブプロフェン
は、抗炎症、鎮痛、解熱等の作用があり、医薬品として
広く使用されている。しかし、イブプロフェンは刺激性
の苦味を有するので、服用性の向上の観点からその苦味
を抑制することが望まれる。かかる抑制について、特開
昭63−101321号公報には、水酸化アルミニウム
を添加する方法が開示されてあり、特開平3−8392
2号公報には胃溶性高分子化合物でイブプロフェンを練
合し細粒剤や散剤を製造する方法が開示されている。ま
たイブプロフェン含有粒状物を水不溶性高分子化合物で
コーティングし、さらにその表面を糖アルコール又は糖
類で被覆して苦味を抑制する方法も知られている。しか
し、イブプロフェンの融点は75〜77℃と低く、上記
のように昇華性を有するため、上記のような製剤では苦
味のマスキング効果が薄れるとともに、湿潤、固化およ
び変色が起こり、瓶の中のように密閉された容器では曇
りが生じ、商品価値が下がるという問題が生じる。一
方、フィルムコーティングの基剤として水溶性高分子基
剤を用いる場合、フィルムコーティング液には、水溶性
高分子基剤、隠蔽剤、滑沢剤の他に、フィルム層に柔軟
性を与えて強度を増し、また展延性を向上させて、製剤
の外観を向上させるため可塑剤が添加される。かかる可
塑剤としては、マクロゴール6000が優れており汎用
されている。しかし、イブプロフェンのような低融点物
質を含有する素錠とフィルム層中のマクロゴール600
0とが界面で反応して含量が低下したり、錠剤表面が着
色して経時的安定性に問題が生じ、また昇華の抑制も困
難となるといった問題がある。このようにイブプロフェ
ンを含有する製剤の製剤化に際しては種々の問題点が残
っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、昇華性成分の昇華が抑制されていて経時的安定
性に優れ、しかも苦味等が軽減されていて服用し易く、
かつ製造コストが低い昇華性成分含有固形製剤、特にイ
ブプロフェン含有固形製剤を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するため、フィルムコーティングの可塑剤につい
て、マクロゴール6000の代用となる可塑剤について
鋭意検討を行った結果、予想外にもプロピレングリコー
ル、グリセリンまたはコポリビドンを配合すると、本来
の可塑剤としての働きの他にフィルムコーティング錠か
らのイブプロフェンの昇華が抑制できることがわかり、
さらに検討を重ねた結果本発明を完成するに至った。す
なわち、本発明は、 (1)プロピレングリコール、グリセリンまたはコポリ
ビドンと水溶性高分子基剤とを含むフィルムコーティン
グ液でコーティングされてなる昇華性成分含有製剤; (2)プロピレングリコール、グリセリンまたはコポリ
ビドンの配合量が水溶性高分子基剤100重量部に対し
て1〜50重量部である上記(1)記載の製剤; (3)昇華性成分がイブプロフェンである上記(1)記
載の製剤; (4)プロピレングリコール、グリセリンまたはコポリ
ビドンと水溶性高分子基剤とを含有する、昇華性成分含
有製剤用フィルムコーティング液等に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明で用いられる昇華性成分と
しては、昇華性を有し、固形製剤に用いられる化合物で
あれば特に限定されず、有効成分でも、香料等の添加剤
であってよい。該昇華性成分としては、例えばイブプロ
フェン、l−メントール、無水カフェイン、シクランデ
レート、グアイフェネシンなどが挙げられる。中でも、
イブプロフェンが好適に用いられる。本発明で用いられ
る水溶性高分子基剤としては、固形剤のフィルムコーテ
ィングに基剤として用いられる水溶性高分子であれば特
に限定されない。該水溶性高分子基剤としては、例えば
ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメ
チルセルロース2208、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロース2906、ヒドロキシプロピルメチルセルロー
ス2910、メチルセロースなどが挙げられる。
【0007】本発明の医薬製剤の剤形としては、例えば
錠剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤、細粒剤、丸剤などが
挙げられるが、特に限定されない。本発明の製剤は、そ
の剤形に応じて、上記昇華性成分、薬剤成分、および固
形製剤の製造において一般に用いられる成分を配合した
粉末、顆粒、細粒または素錠等に、可塑剤としてプロピ
レングリコール、グリセリンまたはコポリビドンと水溶
性高分子基剤とを含むコーティング液を用いて常法に従
い市販のフィルムコーティング装置によりフィルムコー
ティングを行うことによって製造できる。本発明の製剤
の製造は、その剤形に応じて、造粒ハンドブック(日本
粉体工業技術協会編、オーム社)、経口投与製剤の処方
設計(京都大学大学院薬学研究科教授橋田充編、薬業時
報社)、粉体の圧縮成形技術(粉体工学・製剤と粒子設
計部会編、日刊工業新聞社)のような刊行物に記載され
ている一般的な方法を用いて行えばよい。例えば、上記
顆粒および細粒は一般的な撹拌造粒法、流動層造粒法ま
たは乾式造粒法等により製造すればよい。また、上記素
錠は、一般的な湿式顆粒圧縮法、乾式顆粒圧縮法、直接
粉末圧縮法等により製造することができる。
【0008】固形製剤の製造において一般に用いられる
成分としては、賦形剤、結合剤、崩壊剤および滑沢剤等
が挙げられる。該賦形剤および結合剤としては、結晶セ
ルロース、粉末セルロース、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース、低置換度ヒドロキシプロ
ピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、トウモ
ロコシデンプン、デキストリン、アルファー化デンプ
ン、部分アルファー化デンプン、ヒドロキシプロピルス
ターチ、カルボキシメチルスターチナトリウム、シクロ
デキストリン、ポリビニルピロリドン、アミノアルキル
メタアクリレート コポリマーE、メタアクリル酸コポ
リマーL、アミノアルキルメタアクリレート コポリマ
ーRS、メタアクリル酸コポリマーS、カルボキシビニ
ルポリマー、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタ
ールジエチルアミンアセテート、ショ糖、トレハロー
ス、乳糖、マンニトール、ソルビトール、キシリトー
ル、マルチトール、エリスリトール、粉末還元麦芽糖水
飴等が挙げられる。
【0009】該崩壊剤としては、クロスカルメロースナ
トリウム、カルメロースカルシウム、低置換度ヒドロキ
シプロピルセルロース、クロスポビドン等が挙げられ
る。該滑沢剤としては、ステアリン酸マグネシウム、ス
テアリン酸カルシウム、タルク、ショ糖脂肪酸エステル
等が挙げられる。
【0010】フィルムコーティング液に用いられるプロ
ピレングリコールおよびグリセリンは薬添規に収載され
ているように、無色澄明の粘ちょう性のある液で水と混
和しやすく、従来から可塑剤として使用されている。コ
ポリビドンは薬添規に収載されており、1−ビニル−2
−ピロリドンと酢酸ビニルの共重合体であり、その重量
比は3:2である。白色〜帯黄白色の粉末で、エタノー
ルに極めて溶けやすく、水に溶けやすい性質を持つ。コ
ポリビドンは市販品にて入手できる〔プラスドンS−6
30(商品名)ISP社、コリドンVA64(商品名)
BASF社〕。コポリビドンは結合剤として汎用されて
いるが、可塑剤としての作用も有する。プロピレングリ
コールの添加量は、水溶性高分子基材の100重量部に
対して1〜50重量部、好ましくは5〜30重量部、よ
り好ましくは15〜25重量部である。また、グリセリ
ンまたはコポリビドンの添加量もプロピレングリコール
と同等である。なお、プロピレングリコール、グリセリ
ンおよびコポリビドンから選択される2種以上を併用し
てもよい。フィルムコーティング液には、必要に応じて
通常フィルムコーティング液に用いられる添加剤(例、
タルク、色素、沈降炭酸カルシウム、リン酸カルシウ
ム、硫酸カルシウム、酸化チタン等)を配合することが
できる。また、本発明における製剤に、服用性向上のた
めに、着香剤または香料、矯味剤を配合することによ
り、香りおよび味を付与してもよい。本発明で使用する
ことができる着香剤または香料としては、例えば、ハッ
カ油、ユーカリ油、ケイヒ油、ウイキョウ油、チョウジ
油、オレンジ油、レモン油、ローズ油、フルーツフレー
バー、バナナフレーバー、ストロベリーフレーバー、ミ
ントフレーバー、ペパーミントフレーバー、dl−メン
トール、l−メントール等が挙げられる。矯味剤として
は、例えば糖(例、ショ糖、トレハロース、乳糖等)、
糖アルコール(例、マンニトール、ソルビトール、キシ
リトール、マルチトール、エリスリトール等)、高甘味
度甘味剤(例、アスパルテーム、ステビア、サッカリ
ン、グリチルリチン二カリウム、ソーマチン、スクラロ
ース、アセスルファムK等)、酸味剤(例、クエン酸、
リンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸等)が挙げられる。
【0011】かくして得られる本発明の製剤は、通常の
経口投与用の製剤と同様に投与できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例、対照例、試験例によ
り詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0013】実施例1 イブプロフェン含有造粒末およびメキタジン含有造粒末
をそれぞれ製造した。イブプロフェン含有造粒末は、イ
ブプロフェン1125g、リン酸ジヒドロコデイン60
g、ヘスペリジン127.5gに乳糖1142.5g、
トウモロコシデンプン375g、結晶セルロース325
g、クロスカルメロースナトリウム150gを混合後、
流動層造粒機(FD−5S型流動層造粒機、パウレック
製)に入れ、結合剤としてヒドロキシプロピルセルロー
ス6%水溶液2000gを50g/分の速度で噴霧して
製造した。一方、メキタジン含有造粒末は、メキタジン
16g、塩酸トリメトキノール19.2g、無水カフェ
イン300g、ヘスペリジン156gに乳糖2068.
8g、トウモロコシデンプン700g、結晶セルロース
400g、クロスカルメロースナトリウム(HPC−
L)200gを混合後、流動層造粒機(FD‐5S型流
動層造粒機、パウレック製)に入れ、結合剤としてヒド
ロキシプロピルセルロース6%水溶液2333gを50
g/分の速度で噴霧して製造した。表1に各造粒末の処
方を9錠当たりの理論仕込み量で示す。両造粒末をそれ
ぞれパワーミル(昭和化学機械製、スクリーンサイズ2
mmφ)で粉砕して整粒末を得た。
【0014】次にイブプロフェン含有整粒末2740
g、メキタジン含有整粒末2000gにクロスカルメロ
ースナトリウム110g、ステアリン酸マグネシム10
gを加えて粗混合後、タンブラー混合機(昭和化学機械
製、TM−60S型)に入れ、10rpmで3分間混合
した。打錠は、コレクト12HUK(菊水製作所製、3
0pm)で8.5mmφR面無地杵で1錠当たり270
mgの重量、圧縮圧1200kg/杵の条件で打錠し素
錠を得た。表2に素錠の処方を9錠当たりの理論仕込み
量で示す。
【0015】得られた素錠4050gをフィルムコーテ
ィング装置(パウレック社製、ドリアコー夕ーDRC−
500型)に入れ、表3に示す処方のフィルムコーティ
ング液を用いて、回転数8rpm、給気温度70℃、給
気量4m/min、スプレー空気量4000Nl/h
r、フィルムコーティング液供給速度12g/minの
条件で操作してフィルムコーティング錠を得た。表3に
フィルムコーティング液の処方を9錠当たりの理論仕込
み量で示す。
【0016】
【表1】
【0017】
【表2】
【0018】
【表3】
【0019】実施例2 実施例1と同じ方法で得られた錠剤4860gをフィル
ムコーティング装置(パウレック社製、DRC‐500
型)に入れ、表4に示す処方のコーティング液を用い
て、実施例1と同じ条件でコーティングしてフィルムコ
ーティング錠を得た。
【0020】
【表4】
【0021】実施例3 実施例1と同じ方法で得られた錠剤972gをフィルム
コーティング装置(フロイント社製、HCT−30型)
に入れ、表5に示す処方のコーティング液を用いて、実
施例1と同じ条件でコーティングしてフィルムコーティ
ング錠を得た。
【0022】
【表5】
【0023】対照例1 実施例1と同じ方法で得られた錠剤4860gをフィル
ムコーティング装置(パウレック社製、ドリアコー夕ー
DRC−500型)に入れ、表6に示す処方のコーティ
ング液を用いて、実施例1と同じ条件でコーティングし
てフィルムコーティング錠を得た。
【0024】
【表6】
【0025】対照例2 実施例1と同じ方法で得られた錠剤4860gをフィル
ムコーティング装置(パウレック社製、ドリアコーター
DRC−500型)に入れ、表7に示す処方のコーティ
ング液を用いて、同じ条件でコーティングしてフィルム
コーティング錠を得た。
【0026】
【表7】
【0027】試験例1(安定性試験) 実施例1、実施例2、実施例3、対照例1および対照例
2で製造したフィルムコーティング錠をそれぞれ80錠
ずつ瓶に小分けして密栓し、室温、40℃、50℃でそ
れぞれ保存し、経時的に取り出して錠剤の外観変化を色
差△E(スガ試験機製)として測定した。また瓶の表面
を観察してイブプロフェンの昇華の状態を下記のように
5段階で評価した。 (+++):瓶曇り大 (++):やや曇り大 (+):曇り (±):若干曇り (−):変化なし
【0028】その結果、表8および表9に示すように、
実施例1、実施例2および実施例3で製造した製剤は、
対照例1、対照例2で製造した製剤と比べて、いずれの
保存条件下においても外観変化が小さく、イブプロフェ
ンの昇華も抑制されていた。
【0029】
【表8】
【0030】
【表9】
【0031】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれ
ば、昇華性成分の昇華が抑制されていて経時的安定性に
優れ、しかも苦味等が軽減されていて服用し易く、かつ
製造コストが低い昇華性成分含有固形製剤、特にイブプ
ロフェン含有固形製剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C076 AA44 BB01 CC04 CC47 DD29 DD38 DD50 DD60 DD67 DD69 EE16 EE31 EE32 EE38 FF22 FF27 FF36 FF52 FF63 4C206 AA10 DA24 MA03 MA05 MA28 MA29 MA30 MA55 MA72 NA03 NA09 ZA07 ZA08 ZB11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロピレングリコール、グリセリンまた
    はコポリビドンと水溶性高分子基剤とを含むフィルムコ
    ーティング液でコーティングされてなる昇華性成分含有
    製剤。
  2. 【請求項2】 プロピレングリコール、グリセリンまた
    はコポリビドンの配合量が水溶性高分子基剤100重量
    部に対して1〜50重量部である請求項1記載の製剤。
  3. 【請求項3】 昇華性成分がイブプロフェンである請求
    項1記載の製剤。
  4. 【請求項4】 プロピレングリコール、グリセリンまた
    はコポリビドンと水溶性高分子基剤とを含有する、昇華
    性成分含有製剤用フィルムコーティング液。
JP2001380961A 2001-12-14 2001-12-14 昇華性成分含有製剤 Expired - Lifetime JP4221173B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380961A JP4221173B2 (ja) 2001-12-14 2001-12-14 昇華性成分含有製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001380961A JP4221173B2 (ja) 2001-12-14 2001-12-14 昇華性成分含有製剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003183181A true JP2003183181A (ja) 2003-07-03
JP4221173B2 JP4221173B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=27591791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001380961A Expired - Lifetime JP4221173B2 (ja) 2001-12-14 2001-12-14 昇華性成分含有製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4221173B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006256975A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Kowa Co グアイフェネシン含有製剤
JP2007501810A (ja) * 2003-08-11 2007-02-01 メルク フロスト カナダ リミテツド 一段階被覆法を用いて作製された着香味遮蔽製薬製剤
WO2007083679A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. 新規なフィルムコーティング錠
JP2009007295A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Kowa Co イブプロフェンの昇華が抑制された固形製剤
JP2013063964A (ja) * 2011-08-30 2013-04-11 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd イブプロフェンを含有するフィルムコーティング製剤
JP2013151565A (ja) * 2013-05-13 2013-08-08 Kowa Co イブプロフェンの昇華が抑制された固形製剤

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007501810A (ja) * 2003-08-11 2007-02-01 メルク フロスト カナダ リミテツド 一段階被覆法を用いて作製された着香味遮蔽製薬製剤
JP2006256975A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Kowa Co グアイフェネシン含有製剤
WO2007083679A1 (ja) * 2006-01-20 2007-07-26 Dainippon Sumitomo Pharma Co., Ltd. 新規なフィルムコーティング錠
JP4972563B2 (ja) * 2006-01-20 2012-07-11 大日本住友製薬株式会社 新規なフィルムコーティング錠
JP2009007295A (ja) * 2007-06-28 2009-01-15 Kowa Co イブプロフェンの昇華が抑制された固形製剤
JP2013063964A (ja) * 2011-08-30 2013-04-11 Daiichi Sankyo Healthcare Co Ltd イブプロフェンを含有するフィルムコーティング製剤
JP2013151565A (ja) * 2013-05-13 2013-08-08 Kowa Co イブプロフェンの昇華が抑制された固形製剤

Also Published As

Publication number Publication date
JP4221173B2 (ja) 2009-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6092936B2 (ja) 口腔内崩壊錠の製造方法
JP5409382B2 (ja) 口腔内崩壊錠
US5529783A (en) Rotor granulation and coating of acetaminophen, pseudoephedrine, chlorpheniramine, and, optionally dextromethorphan
JP4739340B2 (ja) 口腔内速崩壊性錠
JP5278708B2 (ja) ナテグリニド含有親水性医薬製剤
JP5421945B2 (ja) イルベサルタンとアムロジピンまたはその塩を含有する医薬組成物
JPWO2002024166A1 (ja) 崩壊性が良好な経口製剤
JP2007191419A (ja) ピモベンダン経口投与製剤
WO2012029913A1 (ja) 経口剤
JP5405752B2 (ja) 被覆された薬物含有粒子および該粒子を含む固形製剤
JP2008127349A (ja) 固形組成物
JP2007055924A (ja) イブプロフェン及び塩酸アンブロキソール含有固形製剤
KR20150002453A (ko) 타다라필 또는 이의 약학적으로 허용가능한 염을 포함하는 저작정 제제
JP2006008667A (ja) ビタミンc類を含む安定化された固形製剤
MXPA01001120A (es) Composiciones farmaceuticas que comprenden ibuprofeno y domperidona.
JP4221173B2 (ja) 昇華性成分含有製剤
JP2010241760A (ja) 不快な味の軽減された口腔内速崩壊錠及びその製造方法
JP4572296B2 (ja) ピモベンダン経口投与製剤
JP2011026310A (ja) 経口用医薬組成物
JPH0797325A (ja) 安定な固形製剤およびその製造法
JP5158922B2 (ja) ビタミンb12類含有組成物
WO2011040195A1 (ja) 不快味マスキング粒子及びこれを含有する経口製剤
JP2019019128A (ja) フィルムコーティング錠
JP7377943B2 (ja) 固形製剤の製造方法
JP4393119B2 (ja) ヨウ化イソプロパミド含有製剤

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040615

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20061225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080624

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080822

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081117

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4221173

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term