Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003147492A - 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼およびその鋳造方法 - Google Patents

表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼およびその鋳造方法

Info

Publication number
JP2003147492A
JP2003147492A JP2001344786A JP2001344786A JP2003147492A JP 2003147492 A JP2003147492 A JP 2003147492A JP 2001344786 A JP2001344786 A JP 2001344786A JP 2001344786 A JP2001344786 A JP 2001344786A JP 2003147492 A JP2003147492 A JP 2003147492A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
casting
less
excellent surface
surface properties
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001344786A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3925697B2 (ja
Inventor
Yoshitaka Yamashita
佳孝 山下
Kenji Mizuno
健次 水野
Atsuya Hongo
敦哉 本郷
Hidekazu Todoroki
秀和 轟
Teruaki Ishii
照彰 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Yakin Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nippon Yakin Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Yakin Kogyo Co Ltd filed Critical Nippon Yakin Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001344786A priority Critical patent/JP3925697B2/ja
Publication of JP2003147492A publication Critical patent/JP2003147492A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3925697B2 publication Critical patent/JP3925697B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】表面性状の優れたTi含有Fe-Cr-Ni鋼を提供す
る。 【構成】Cr:10〜25%、Ni:6〜50%、Ti:0.08〜2.5
%、Si:1.0%以下、N:≦0.03%で残部鉄を含有Ti含有
するFe-Cr-Ni鋼であって、さらに、Ti、NおよびSiの含
有量を [%Ti]×[%N]×[%Si]≦2.5×10-3 の範囲に制御することを特徴とする表面性状に優れたTi
含有Fe-Cr-Ni鋼

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表面性状に優れたTi
含有Fe-Cr-Ni鋼とその鋳造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】Tiを含有するFe-Cr-Ni鋼は、TiNが生成し
やすく、それがもとになって、地金を主体とする湯面凝
固物(ディッケル)を形成しやすい。ディッケルが生成
すると、スラブ表面に欠陥をもたらし、圧延後、疵とな
って残留することがある。これに対し、TiとNをTiNが生
成しない領域に制御する技術は、幾つか開示されてお
り、例えば、鉄と鋼、第73年(1987)第3号、pp.505〜512
がある。しかし、溶鋼中に含まれる他の元素の影響や、
鋳造条件の影響もあり、完全に防止されたとは言い難か
った。上述したように、他の元素や鋳造条件の影響で、
Ti含有Fe-Cr-Ni鋼胃おいてはTiNが生成しやすくなり、
製品板の表面に欠陥が発生するという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者ら
は、Ti含有Fe-Cr-Ni鋼板表面の疵発生率と各種成分の関
係を、鋭意調査を行った結果、Ti、Nのみならず、Si含
有量が大きく影響を及ぼすこと、また、連続鋳造の場合
はタンディッシュ内の、また、普通造塊の場合はインゴ
ットケース内の窒素濃度が影響すること、更に、連続鋳
造の場合は、鋳込み温度が5℃未満で低すぎると、やは
り、モールド内で地金の凝固を引き起こして、ディッケ
ルが生成し、疵が発生することを見出し、本発明を完成
したもので、本発明の目的は、表面性状に優れたTi含有
Fe-Cr-Ni鋼を提供すること、および表面性状に優れたTi
含有Fe-Cr-Ni鋼の鋳造方法を提案することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明の
要旨は、Cr:10〜25%、Ni:6〜50%、Ti:0.08〜2.5
%、Si:1.0%以下、N:≦0.03%、残部鉄を含有しTi含
有Fe-Cr-Ni鋼であって、Ti、NおよびSiの含有量を、 [%Ti]×[%N]×[%Si]≦2.5×10-3 の範囲に制御することを特徴とする表面性状に優れたTi
含有Fe-Cr-Ni鋼である。また、このTi含有Fe-Cr-Ni鋼
は、更にC:1.0%以下、Mn:2.0%以下、Al:0.01〜0.8
%を含有しても良い。請求項3の発明の要旨は、上記記
載のTi含有Fe-Cr-Ni溶鋼を、連続鋳造機により鋳造する
際、連続鋳造時のタンディッシュ内雰囲気の窒素濃度を
5%以下に制御し、さらに、溶鋼過熱度を5〜50℃に制御
することを特徴とする表面性状に優れたTi含有Fe-Cr-Ni
鋼の鋳造方法である。請求項4の発明の要旨は、上記記
載のTi含有Fe-Cr-Ni溶鋼を、普通造塊により鋳造する
際、インゴット内雰囲気の窒素濃度を5%以下に制御す
ることを特徴とする表面性状に優れたTi含有Fe-Cr-Ni鋼
の鋳造方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明について詳細に説明する。
本発明のTi含有Fe-Cr-Ni鋼は、高耐食、高温用ステンレ
ス鋼あるいは超合金であり、その組成はCr:10〜25%、
Ni:6〜50%、Ti:0.08〜2.5%、Si:1.0%以下、N:≦
0.03%、残部鉄である。そして、更にC:1.0%以下、M
n:2.0%以下、Al:0.01〜0.8%を含有しても良い。本
発明者はTi含有Fe-Cr-Ni鋼表面の疵と各種成分の関係に
ついて調査を行った結果、Ti、Nのみならず、Si含有量
が大きく影響を及ぼすこと、及び、Ti、NおよびSiの含
有量を、 [%Ti]×[%N]×[%Si]≦2.5×10-3 の範囲に制御することによって表面性状の優れたTi含有
Fe-Cr-Ni鋼を得ることが出来たのであって、これら3元
素の濃度積 [%Ti]×[%N]×[%Si]が、2.5×10- 3を超
えて高いと、TiNが生成し、ディッケルが形成されるこ
とで、疵が発生することがわかった。そして、鋳造条件
に対しては、上記のTi含有Fe-Cr-Ni溶鋼を、連続鋳造機
により鋳造する際には、連続鋳造時のタンディッシュ内
雰囲気の窒素濃度を5%以下に制御し、さらに、溶鋼過
熱度を5〜50℃に制御することを特徴とする表面性状に
優れたTi含有Fe-Cr-Ni鋼の鋳造方法であり、普通造塊に
より鋳造する際には、インゴット内雰囲気の窒素濃度を
5%以下に制御することを特徴とする表面性状に優れたT
i含有Fe-Cr-Ni鋼の鋳造方法である。
【0006】本発明の原理について説明する。Ti含有Fe
-Cr-Ni鋼において、ディッケル形成の主因であるTiNは
基本的に下記反応式に基づいて生成する。 TiN(s)=Ti+N …(1) K=aTi×aN …(2) ここで、Kは平衡定数、aは溶鋼中での活量である。この
関係は、温度一定の条件下で、図1に示すような双曲線
を与える。曲線より上では、TiNが生成し、下では生成
せずTiとNは溶解している。基本的には、TiおよびNの活
量を曲線の下に制御することが必要である。これを満足
するには、まず、Ti、N濃度が低いということが要求さ
れる。その他に、Tiの活量に大きく影響を与える元素と
して、Siがあることがわかった。すなわち、SiはTiの活
量を著しく上昇させ、TiNを生成し易くする効果を持ち
合わせる。したがって、Si含有量も低く抑えることが必
要となる。
【0007】以下に、本発明にかかるTi含有Fe-Cr-Ni鋼
成分の限定理由について説明する。 Cr:10〜25%、Ni:6〜50% 基本的な耐食性や高温強度、耐高温酸化性を維持するた
めに、Cr,Niはこれらの範囲が要求される。 Ti:0.08〜2.5% Tiは鋼の高温強度を保つ作用や、C、Nを固着し、耐食性
を保つ作用を持つ。そのため、0.08〜2.5%と定めた。 Si:1.0%以下 Siは脱酸のために添加されることがあるが、上述の通
り、TiNを生成しやすくし、表面疵を発生させる原因と
なる。したがって、1.0%以下と定めた。 N:≦0.03% NはTiNを生成する元素である。そのため、0.03%以下と
定めた。 [%Ti]×[%N]×[%Si]≦2.5×10-3 Ti、N、Si含有量の積が2.5×10-3を超えると、TiNが生
成し、疵が発生する。そこで、Ti、N、Si含有量は、上
述した範囲を満たしつつ、その積が2.5×10-3以下と定
めた。 Al:0.01〜0.8% Alは脱酸に使用するため、重要な元素である。本発明で
は、Si含有量は低く抑える必要があるため、脱酸はAlで
行わなければならない。さらに、AlはTiの安定した歩留
まりを確保するためにも有用である。そこで、0.01〜0.
8%と定めた。
【0008】さらに本発明にかかるTi含有Fe-Cr-Ni鋼の
鋳造方法について説明する。鋳造方法としては連続鋳造
法または普通造塊法のどちらによっても構わない。最も
重要な点は、鋳込みの雰囲気である。たとえ、成分が、
上記で説明したTiNを生成しない領域に制御されていて
も、雰囲気が十分不活性ガスで置換されておらず、窒素
濃度が高いと窒化されてTiNを生成してしまう。調査結
果より、雰囲気中の窒素濃度は5%以下に制御する必要
がある。連続鋳造機により鋳造する際は、タンディッシ
ュ内雰囲気を、普通造塊により鋳造する際は、インゴッ
ト内雰囲気の窒素濃度を5%以下に制御する必要があ
る。さらに、連続鋳造機により鋳造する際は、溶鋼過熱
度(液相線温度と鋳込み温度の差)が重要であり、低す
ぎると、モールド内で溶鋼が凝固しやすくなり、ディッ
ケルを形成してしまう。5℃未満でこの傾向が顕著とな
り、疵を発生させる。その上、浸漬ノズル内でも、地金
凝固に伴なうノズル閉塞を引き起こし、鋳造停止となる
ことがある。逆に50℃を超えて高すぎると、凝固シェル
の成長が不十分となり、ブレークアウト等の不具合を起
こす。そのため、溶鋼過熱度を5〜50℃と定めた。
【0009】
【実施例】実施例1〜7及び比較例8〜13 表1に示した組成を原料とし、電気炉で溶解し、AOD法
(アルゴン・酸素脱ガス法)あるいはVOD法の一方、ま
たは両方を用いて精錬し、連続鋳造機あるいは普通造塊
にて鋳造を行った。その後、熱間圧延、冷間圧延を施
し、チャージによって0.5mm〜5mmの板厚とした。得られ
た鋼板について、その評価を行った。ここで、各項目の
評価方法は以下のとおり行った。
【0010】溶鋼成分 スラブから切り出したサンプルを蛍光X線分析により分
析した。 溶鋼過熱度 タンディッシュあるいはインゴットケース内の溶鋼を、
熱電対で測定した。 タンディッシュ内の窒素濃度 酸素センサーを用いて、まず酸素濃度を分析し、空気中
の酸素:窒素の割合、すなわち酸素:窒素=1:5とし
て、酸素の5倍窒素が残留しているとして分析した。 表面欠陥 目視により実施した。表面欠陥が全くないか、補修によ
り除去し、製品とできるレベルのものは、○とした。表
面欠陥が多数検出され、補修しても製品とできないレベ
ルのものは、×とした。評価結果を表1に示す。
【0011】
【表1】
【0012】表1からわかる通り、本発明の範囲をすべ
て満たす発明例のチャージは、すべて表面欠陥が発生し
ておらず、良好である。一方、本発明の範囲を、一項目
ないし二項目以上、外れいている比較例に示すチャージ
では、完鋳していても、表面欠陥が多く、製品とならず
に屑化されてしまったり、ノズル閉塞、ブレークアウト
を引き起こしてしまうことがわかる。また、Al含有量が
低いと、Ti歩留まりが低下し、本発明の範囲を外れてし
まうことがわかる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
TiNを生成せず、ディッケルを防止した鋳造が可能とな
る。さらに、このスラブを熱間および冷間圧延すること
で、表面性状に優れたTi含有Fe-Cr-Ni鋼を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】TiおよびNの活量の平衡曲線の模式図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B22D 11/106 B22D 11/106 A 11/16 11/16 A C22C 38/50 C22C 38/50 (72)発明者 本郷 敦哉 神奈川県川崎市川崎区小島町4−2 日本 冶金工業株式会社川崎製造所内 (72)発明者 轟 秀和 神奈川県川崎市川崎区小島町4−2 日本 冶金工業株式会社技術研究所内 (72)発明者 石井 照彰 神奈川県川崎市川崎区小島町4−2 日本 冶金工業株式会社技術研究所内 Fターム(参考) 4E004 MC30 NB01 NC02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】Cr:10〜25%、Ni:6〜50%、Ti:0.08〜
    2.5%、Si:1.0%以下、N:≦0.03%で残部鉄を含有す
    るTi含有Fe-Cr-Ni鋼であって、Ti、NおよびSiの含有量
    を [%Ti]×[%N]×[%Si]≦2.5×10-3 の範囲に制御することを特徴とする表面性状に優れたTi
    含有Fe-Cr-Ni鋼
  2. 【請求項2】請求項1に記載のTi含有Fe-Cr-Ni鋼は、さ
    らに、C:1.0%以下、Mn:2.0%以下、Al:0.01〜0.8%
    を含有することを特徴とする表面性状に優れたTi含有Fe
    -Cr-Ni鋼
  3. 【請求項3】請求項1あるいは2に記載のTi含有Fe-Cr-Ni
    溶鋼を、連続鋳造機により鋳造する際、連続鋳造時のタ
    ンディッシュ内雰囲気の窒素濃度を5%以下に制御し、
    さらに、溶鋼過熱度を5〜50℃に制御することを特徴と
    する表面性状に優れたTi含有Fe-Cr-Ni鋼の鋳造方法
  4. 【請求項4】請求項1あるいは2に記載のTi含有Fe-Cr-Ni
    溶鋼を、普通造塊により鋳造する際、インゴット内雰囲
    気の窒素濃度を5%以下に制御することを特徴とする表
    面性状に優れたTi含有Fe-Cr-Ni鋼の鋳造方法
JP2001344786A 2001-11-09 2001-11-09 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼およびその鋳造方法 Expired - Lifetime JP3925697B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344786A JP3925697B2 (ja) 2001-11-09 2001-11-09 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼およびその鋳造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001344786A JP3925697B2 (ja) 2001-11-09 2001-11-09 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼およびその鋳造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006294931A Division JP4542079B2 (ja) 2006-10-30 2006-10-30 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼の鋳造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003147492A true JP2003147492A (ja) 2003-05-21
JP3925697B2 JP3925697B2 (ja) 2007-06-06

Family

ID=19158253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001344786A Expired - Lifetime JP3925697B2 (ja) 2001-11-09 2001-11-09 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼およびその鋳造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3925697B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010150625A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd ニッケル基合金とその製造方法
JP2014189826A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd 表面性状に優れるFe−Ni−Cr系合金とその製造方法
WO2017208563A1 (ja) 2016-05-31 2017-12-07 日本冶金工業株式会社 Fe-Ni-Cr合金、Fe-Ni-Cr合金帯、シーズヒーター、Fe-Ni-Cr合金の製造方法及びシーズヒーターの製造方法
CN109790608A (zh) * 2016-10-04 2019-05-21 日本冶金工业株式会社 Fe-Cr-Ni合金及其制造方法
US10400317B2 (en) 2015-08-28 2019-09-03 Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. Fe—Cr—Ni—Mo alloy and method for producing the same
WO2022220242A1 (ja) 2021-04-14 2022-10-20 日鉄ステンレス株式会社 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金
WO2023166926A1 (ja) 2022-03-01 2023-09-07 日鉄ステンレス株式会社 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金厚鋼板及びその製造方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010150625A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd ニッケル基合金とその製造方法
JP2014189826A (ja) * 2013-03-27 2014-10-06 Nippon Yakin Kogyo Co Ltd 表面性状に優れるFe−Ni−Cr系合金とその製造方法
US10400317B2 (en) 2015-08-28 2019-09-03 Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. Fe—Cr—Ni—Mo alloy and method for producing the same
US10927438B2 (en) 2016-05-31 2021-02-23 Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. Fe-Ni-Cr alloy, Fe-Ni-Cr alloy strip, sheath heater, method of manufacturing Fe-Ni-Cr alloy, and method of manufacturing sheath heater
WO2017208563A1 (ja) 2016-05-31 2017-12-07 日本冶金工業株式会社 Fe-Ni-Cr合金、Fe-Ni-Cr合金帯、シーズヒーター、Fe-Ni-Cr合金の製造方法及びシーズヒーターの製造方法
CN109790608B (zh) * 2016-10-04 2021-05-07 日本冶金工业株式会社 Fe-Cr-Ni合金及其制造方法
CN109790608A (zh) * 2016-10-04 2019-05-21 日本冶金工业株式会社 Fe-Cr-Ni合金及其制造方法
US11118250B2 (en) 2016-10-04 2021-09-14 Nippon Yakin Kogyo Co., Ltd. Fe—Cr—Ni alloy and method for production thereof
WO2022220242A1 (ja) 2021-04-14 2022-10-20 日鉄ステンレス株式会社 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金
KR20230070052A (ko) 2021-04-14 2023-05-19 닛테츠 스테인레스 가부시키가이샤 내용접 고온 균열성이 우수한 고Ni 합금
US11873542B2 (en) 2021-04-14 2024-01-16 Nippon Steel Stainless Steel Corporation High nickel alloy excellent in high welding temperature cracking resistance
WO2023166926A1 (ja) 2022-03-01 2023-09-07 日鉄ステンレス株式会社 耐溶接高温割れ性に優れた高Ni合金厚鋼板及びその製造方法
KR20240144297A (ko) 2022-03-01 2024-10-02 닛테츠 스테인레스 가부시키가이샤 내용접 고온 갈라짐성이 우수한 고 Ni 합금 후강판 및 그 제조 방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3925697B2 (ja) 2007-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5041029B2 (ja) 高マンガン含有鋼の製造方法
CA1326143C (en) Ferritic stainless steel and processing therefore
CN106480379A (zh) Fe‑Cr‑Ni‑Mo合金及其制造方法
JP6937190B2 (ja) Ni−Cr−Mo−Nb合金およびその製造方法
JP2005298909A (ja) 表面割れの少ない鋳片
JP2018031028A (ja) Fe−Ni−Cr−Mo合金とその製造方法
JP5063024B2 (ja) CrおよびNiを含有する合金鋼の鋳造方法
JP2003147492A (ja) 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼およびその鋳造方法
EP2738281B1 (en) High si-content austenitic stainless steel
JPH0790471A (ja) 高Mn・高Nオーステナイト系ステンレス鋼鋳片の製造方法及び鋳片
JPS63123556A (ja) 鋳造過程および熱間圧延過程で割れを起こし難いCr−Ni系ステンレス鋼の製造方法
JP3873832B2 (ja) 高Cr及び高Al含有鋼の連続鋳造方法
JP3458831B2 (ja) Cr系ステンレス鋼の製造方法
JP2007162119A (ja) 被削性に優れた低炭素硫黄快削鋼
JP3518517B2 (ja) 高クロム・フェライト系耐熱鋼材の製造方法
JP2003041351A (ja) 高クロム鋼およびその製造方法
JP4542079B2 (ja) 表面性状に優れたTi含有Fe−Cr−Ni鋼の鋳造方法
JPH04162943A (ja) 連続鋳造鋳片の熱間加工割れ防止方法
TWI764512B (zh) 肥粒鐵系不鏽鋼
JPH08311620A (ja) 熱間加工性及び耐溶融塩腐食性に優れたステンレス鋼
JP3444255B2 (ja) 鋳造品およびその製造方法
JPH10152755A (ja) 欠陥の少ない缶用鋼板用鋼材および製造方法
JP2000034545A (ja) 熱間加工性の改善されたオーステナイト系耐熱鋼およびその製造方法
JP4466335B2 (ja) 鋼の連続鋳造方法
JP4655127B2 (ja) オーステナイト系ステンレス鋼鋳片の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040518

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070220

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3925697

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100309

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110309

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120309

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140309

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term