JP2003056906A - 貯湯式給湯装置の通信制御装置 - Google Patents
貯湯式給湯装置の通信制御装置Info
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- JP2003056906A JP2003056906A JP2001243866A JP2001243866A JP2003056906A JP 2003056906 A JP2003056906 A JP 2003056906A JP 2001243866 A JP2001243866 A JP 2001243866A JP 2001243866 A JP2001243866 A JP 2001243866A JP 2003056906 A JP2003056906 A JP 2003056906A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 貯湯タンクECU5とヒートポンプECU6
との間の通信方式と浴室リモコン3または台所リモコン
4と貯湯タンクECU5との間の通信方式とを分離する
ことにより、汎用性を向上させる。 【解決手段】 ヒートポンプ式給湯システムにおいて
は、浴室リモコン3または台所リモコン4との間でデー
タ通信を行う貯湯タンクECU5の通信回路Aと、ヒー
トポンプECU6との間でデータ通信を行う貯湯タンク
ECU5の通信回路Bとを分離した回路構成とすること
により、貯湯タンクECU5との間でデータ通信を行う
ヒートポンプECU6の通信回路Bをシンプルな構成で
実現することができる。すなわち、ヒートポンプECU
6と貯湯タンクECU5との間のデータ通信は伝送距離
または直流電源を供給する方式は必要はないため、簡素
な通信制御部(例えば通信回路B)で済み、コストも安
く済む。
との間の通信方式と浴室リモコン3または台所リモコン
4と貯湯タンクECU5との間の通信方式とを分離する
ことにより、汎用性を向上させる。 【解決手段】 ヒートポンプ式給湯システムにおいて
は、浴室リモコン3または台所リモコン4との間でデー
タ通信を行う貯湯タンクECU5の通信回路Aと、ヒー
トポンプECU6との間でデータ通信を行う貯湯タンク
ECU5の通信回路Bとを分離した回路構成とすること
により、貯湯タンクECU5との間でデータ通信を行う
ヒートポンプECU6の通信回路Bをシンプルな構成で
実現することができる。すなわち、ヒートポンプECU
6と貯湯タンクECU5との間のデータ通信は伝送距離
または直流電源を供給する方式は必要はないため、簡素
な通信制御部(例えば通信回路B)で済み、コストも安
く済む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商用電源を用いて
水を湯に昇温させる熱源器、およびこの熱源器で生成さ
れた湯を貯湯する貯湯タンクを有する貯湯式給湯装置の
通信制御装置に関するもので、コントローラと貯湯タン
ク制御ユニットとの間のデータ通信、および貯湯タンク
制御ユニットと熱源器制御ユニットとの間のデータ通信
を行うことが可能な貯湯式給湯装置の通信制御装置に係
わる。
水を湯に昇温させる熱源器、およびこの熱源器で生成さ
れた湯を貯湯する貯湯タンクを有する貯湯式給湯装置の
通信制御装置に関するもので、コントローラと貯湯タン
ク制御ユニットとの間のデータ通信、および貯湯タンク
制御ユニットと熱源器制御ユニットとの間のデータ通信
を行うことが可能な貯湯式給湯装置の通信制御装置に係
わる。
【0002】
【従来の技術】従来より、商用電源により作動するヒー
トポンプユニット、およびこのヒートポンプユニットで
生成された湯を貯湯タンクを有する貯湯式給湯装置と、
この貯湯式給湯装置1に組み付けられる各アクチュエー
タを自動コントロールする電子制御ユニット(通信制御
装置)とを備えたヒートポンプ式給湯システム(貯湯式
給湯装置の通信制御装置)が知られている。なお、電子
制御ユニットは、貯湯タンク内の貯湯温度が目標温度と
なるようにヒートポンプユニットの運転状態を制御する
ヒートポンプ(HP)ECU101と、貯湯式給湯装置
による貯湯タンクから浴室または台所への給湯状態を制
御する貯湯タンクECU102と、ヒートポンプユニッ
トの運転スイッチ、および風呂または台所への給湯温度
を希望の温度に設定する給湯温度設定器を有する浴室リ
モコン103および台所リモコン104とを備えてい
る。
トポンプユニット、およびこのヒートポンプユニットで
生成された湯を貯湯タンクを有する貯湯式給湯装置と、
この貯湯式給湯装置1に組み付けられる各アクチュエー
タを自動コントロールする電子制御ユニット(通信制御
装置)とを備えたヒートポンプ式給湯システム(貯湯式
給湯装置の通信制御装置)が知られている。なお、電子
制御ユニットは、貯湯タンク内の貯湯温度が目標温度と
なるようにヒートポンプユニットの運転状態を制御する
ヒートポンプ(HP)ECU101と、貯湯式給湯装置
による貯湯タンクから浴室または台所への給湯状態を制
御する貯湯タンクECU102と、ヒートポンプユニッ
トの運転スイッチ、および風呂または台所への給湯温度
を希望の温度に設定する給湯温度設定器を有する浴室リ
モコン103および台所リモコン104とを備えてい
る。
【0003】ここで、貯湯タンクECU102の通信制
御部としては、図12に示したように、貯湯タンクEC
U102内で生成された直流電源(DC12V)によっ
て浴室リモコン103および台所リモコン104を給電
すると同時に、浴室リモコン103および台所リモコン
104との間の通信データを直流電源に重畳させること
により、通信線本数と電源線本数を2線で供給する直流
電源重畳方式の通信回路Aが使用されている。また、ヒ
ートポンプECU101の通信制御部も、同様にして、
通信回路Aが使用されている。
御部としては、図12に示したように、貯湯タンクEC
U102内で生成された直流電源(DC12V)によっ
て浴室リモコン103および台所リモコン104を給電
すると同時に、浴室リモコン103および台所リモコン
104との間の通信データを直流電源に重畳させること
により、通信線本数と電源線本数を2線で供給する直流
電源重畳方式の通信回路Aが使用されている。また、ヒ
ートポンプECU101の通信制御部も、同様にして、
通信回路Aが使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のヒー
トポンプ式給湯システムにおいては、貯湯タンクECU
102と浴室リモコン103および台所リモコン104
との2線通信が浴室リモコン103および台所リモコン
104の直流電源(DC12V)を供給し、また、貯湯
タンクECU102と浴室リモコン103および台所リ
モコン104との間を結ぶ伝送線の伝送距離(20m
等)を考慮し、通信の放射ノイズや対ノイズイミニティ
を向上させるために、直流電源に通信データを変調(キ
ャリア周波数200kHz)する方法である。なお、ヒ
ートポンプユニットは、電動圧縮機が交流電源により作
動するため、直流電源を貯留タンクECU102から供
給される必要はなく、また、伝送距離も5m程度なの
で、通信データを変調する変調回路および通信データを
復調させる復調回路を具備した通信回路Aの構成は必要
はない。
トポンプ式給湯システムにおいては、貯湯タンクECU
102と浴室リモコン103および台所リモコン104
との2線通信が浴室リモコン103および台所リモコン
104の直流電源(DC12V)を供給し、また、貯湯
タンクECU102と浴室リモコン103および台所リ
モコン104との間を結ぶ伝送線の伝送距離(20m
等)を考慮し、通信の放射ノイズや対ノイズイミニティ
を向上させるために、直流電源に通信データを変調(キ
ャリア周波数200kHz)する方法である。なお、ヒ
ートポンプユニットは、電動圧縮機が交流電源により作
動するため、直流電源を貯留タンクECU102から供
給される必要はなく、また、伝送距離も5m程度なの
で、通信データを変調する変調回路および通信データを
復調させる復調回路を具備した通信回路Aの構成は必要
はない。
【0005】また、貯湯タンクECU102がホストの
ポーリングセレクション(ヒートポンプユニット→浴室
リモコン→台所リモコン→ヒートポンプユニット→)に
てデータ通信を行っているため、ヒートポンプユニット
または貯湯タンクを色々なメーカへ拡販する場合、例え
ば貯湯タンクと浴室リモコン103および台所リモコン
104はA社のものを採用し、ヒートポンプユニットは
B社に拡販し、これらを住宅で組み合わせる場合、A社
独自またはB社独自のどちらかの通信方式を変更しなけ
ればならず、汎用性に問題があった。
ポーリングセレクション(ヒートポンプユニット→浴室
リモコン→台所リモコン→ヒートポンプユニット→)に
てデータ通信を行っているため、ヒートポンプユニット
または貯湯タンクを色々なメーカへ拡販する場合、例え
ば貯湯タンクと浴室リモコン103および台所リモコン
104はA社のものを採用し、ヒートポンプユニットは
B社に拡販し、これらを住宅で組み合わせる場合、A社
独自またはB社独自のどちらかの通信方式を変更しなけ
ればならず、汎用性に問題があった。
【0006】
【発明の目的】本発明は、コントローラと貯湯タンク制
御ユニットとの間の通信と貯湯タンク制御ユニットと熱
源器制御ユニットとの間の通信とを分離することによ
り、汎用性を向上させることを目的とする。
御ユニットとの間の通信と貯湯タンク制御ユニットと熱
源器制御ユニットとの間の通信とを分離することによ
り、汎用性を向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
よれば、コントローラと貯湯タンク制御ユニットとの間
の通信と貯湯タンク制御ユニットと熱源器制御ユニット
との間の通信とを分離したことにより、新規開発部分
は、コントローラと貯湯タンク制御ユニットとの間の通
信制御部、あるいは貯湯タンク制御ユニットと熱源器制
御ユニットとの間の通信制御部のいずれか一方の通信制
御部のみに限定できることから汎用性を格段に向上する
ことができる。
よれば、コントローラと貯湯タンク制御ユニットとの間
の通信と貯湯タンク制御ユニットと熱源器制御ユニット
との間の通信とを分離したことにより、新規開発部分
は、コントローラと貯湯タンク制御ユニットとの間の通
信制御部、あるいは貯湯タンク制御ユニットと熱源器制
御ユニットとの間の通信制御部のいずれか一方の通信制
御部のみに限定できることから汎用性を格段に向上する
ことができる。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、コントロ
ーラと貯湯タンク制御ユニットとの間の通信方式を、直
流電源に通信データを重畳する直流電源重畳方式とし、
貯湯タンク制御ユニットと熱源器制御ユニットとの間の
通信方式を、交流電源に通信データを重畳する交流電源
重畳方式としたことにより、貯湯タンク制御ユニットと
熱源器制御ユニットとの間のケーブル接続を、2線式の
電源ケーブルと2線式の通信ケーブルとの2回路必要で
あったものが、3線式の電源、通信共用ケーブルの1本
となるので、施工性を向上することができる。
ーラと貯湯タンク制御ユニットとの間の通信方式を、直
流電源に通信データを重畳する直流電源重畳方式とし、
貯湯タンク制御ユニットと熱源器制御ユニットとの間の
通信方式を、交流電源に通信データを重畳する交流電源
重畳方式としたことにより、貯湯タンク制御ユニットと
熱源器制御ユニットとの間のケーブル接続を、2線式の
電源ケーブルと2線式の通信ケーブルとの2回路必要で
あったものが、3線式の電源、通信共用ケーブルの1本
となるので、施工性を向上することができる。
【0009】請求項3および請求項4に記載の発明によ
れば、コントローラと貯湯タンク制御ユニットとの間の
通信と貯湯タンク制御ユニットと熱源器制御ユニットと
の間の通信との分離を、貯湯タンク制御ユニットの同一
回路基板上で行う。具体的には、コントローラとの間で
データ通信を行う貯湯タンク制御ユニットの第1通信制
御部(例えば通信回路A)と、熱源器制御ユニットとの
間でデータ通信を行う貯湯タンク制御ユニットの第2通
信制御部(例えば通信回路B)とを分離した回路構成と
することにより、貯湯タンク制御ユニットとの間でデー
タ通信を行う熱源器制御ユニットの通信制御部(例えば
通信回路B)をシンプルな構成で実現することができ
る。
れば、コントローラと貯湯タンク制御ユニットとの間の
通信と貯湯タンク制御ユニットと熱源器制御ユニットと
の間の通信との分離を、貯湯タンク制御ユニットの同一
回路基板上で行う。具体的には、コントローラとの間で
データ通信を行う貯湯タンク制御ユニットの第1通信制
御部(例えば通信回路A)と、熱源器制御ユニットとの
間でデータ通信を行う貯湯タンク制御ユニットの第2通
信制御部(例えば通信回路B)とを分離した回路構成と
することにより、貯湯タンク制御ユニットとの間でデー
タ通信を行う熱源器制御ユニットの通信制御部(例えば
通信回路B)をシンプルな構成で実現することができ
る。
【0010】請求項5に記載の発明によれば、熱源器制
御ユニットまたは貯湯タンク制御ユニットに通信内容切
替回路を設けたことにより、その通信内容切替回路によ
って通信のキャリア周波数、通信データまたは通信プロ
トコルやアドレス等の通信の内容を切り替えることがで
きるので、現状の通信回路をそのまま流用することがで
き、汎用性を向上することができる。また、請求項6に
記載の発明によれば、通信内容切替回路を、熱源器制御
ユニットまたは貯湯タンク制御ユニットの回路基板に対
して脱着することが可能なEEPROMまたはEPRO
MまたはPROMまたはフラッシュメモリとしたことに
より、EEPROMまたはEPROMまたはPROMま
たはフラッシュメモリのみ変更すれば現状の通信回路を
そのまま流用することができる。
御ユニットまたは貯湯タンク制御ユニットに通信内容切
替回路を設けたことにより、その通信内容切替回路によ
って通信のキャリア周波数、通信データまたは通信プロ
トコルやアドレス等の通信の内容を切り替えることがで
きるので、現状の通信回路をそのまま流用することがで
き、汎用性を向上することができる。また、請求項6に
記載の発明によれば、通信内容切替回路を、熱源器制御
ユニットまたは貯湯タンク制御ユニットの回路基板に対
して脱着することが可能なEEPROMまたはEPRO
MまたはPROMまたはフラッシュメモリとしたことに
より、EEPROMまたはEPROMまたはPROMま
たはフラッシュメモリのみ変更すれば現状の通信回路を
そのまま流用することができる。
【0011】請求項7に記載の発明によれば、ヒートポ
ンプユニットを、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以
上となる超臨界ヒートポンプサイクルにより構成したこ
とにより、高圧側の冷媒圧力の上昇により電動圧縮機の
吐出部冷媒温度、つまり水−冷媒熱交換器の入口部冷媒
温度を120℃程度まで高めることができる。また、水
−冷媒熱交換器では、冷媒入口部から冷媒出口部に至る
冷媒流路の全長で冷媒と水との熱交換を行うことによ
り、90℃程度の高温の貯湯タンク用温水を給湯でき
る。
ンプユニットを、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以
上となる超臨界ヒートポンプサイクルにより構成したこ
とにより、高圧側の冷媒圧力の上昇により電動圧縮機の
吐出部冷媒温度、つまり水−冷媒熱交換器の入口部冷媒
温度を120℃程度まで高めることができる。また、水
−冷媒熱交換器では、冷媒入口部から冷媒出口部に至る
冷媒流路の全長で冷媒と水との熱交換を行うことによ
り、90℃程度の高温の貯湯タンク用温水を給湯でき
る。
【0012】請求項8に記載の発明によれば、コントロ
ーラに、少なくとも熱源器の運転の開始または停止を指
示する運転スイッチ、貯湯タンク内の貯湯温度を希望の
温度に設定する貯湯温度設定器、および給湯箇所への給
湯温度を希望の温度に設定する給湯温度設定器を設置し
たことにより、給湯箇所に居ながら湯温、水位や風呂へ
の差し水差し湯等の好みに応じたコントロールを行うこ
とができる。
ーラに、少なくとも熱源器の運転の開始または停止を指
示する運転スイッチ、貯湯タンク内の貯湯温度を希望の
温度に設定する貯湯温度設定器、および給湯箇所への給
湯温度を希望の温度に設定する給湯温度設定器を設置し
たことにより、給湯箇所に居ながら湯温、水位や風呂へ
の差し水差し湯等の好みに応じたコントロールを行うこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を実施例に基づ
き図面を参照して説明する。 [第1実施形態の構成]図1ないし図7は本発明の第1
実施形態を示したもので、図1はヒートポンプ式給湯シ
ステムの概略構造を示した図で、図2は貯湯式給湯装置
の各アクチュエータを自動コントロールする電子制御ユ
ニットを示した図である。
き図面を参照して説明する。 [第1実施形態の構成]図1ないし図7は本発明の第1
実施形態を示したもので、図1はヒートポンプ式給湯シ
ステムの概略構造を示した図で、図2は貯湯式給湯装置
の各アクチュエータを自動コントロールする電子制御ユ
ニットを示した図である。
【0014】本実施形態のヒートポンプ式給湯システム
は、本発明の貯湯式給湯装置の通信制御装置に相当する
もので、ランニングコスト(料金)の安い夜間電力(深
夜電力)を使用して主に夜間に稼働される電気式温水器
を構成する貯湯式給湯装置1と、この貯湯式給湯装置1
に組み付けられる各アクチュエータを電気的に制御して
浴室または台所への給湯温度と風呂の自動湯張り(差し
湯)等を自動コントロールする電子制御ユニット(通信
制御装置)2とを備えている。
は、本発明の貯湯式給湯装置の通信制御装置に相当する
もので、ランニングコスト(料金)の安い夜間電力(深
夜電力)を使用して主に夜間に稼働される電気式温水器
を構成する貯湯式給湯装置1と、この貯湯式給湯装置1
に組み付けられる各アクチュエータを電気的に制御して
浴室または台所への給湯温度と風呂の自動湯張り(差し
湯)等を自動コントロールする電子制御ユニット(通信
制御装置)2とを備えている。
【0015】貯湯式給湯装置1は、温水を加熱する熱源
ユニットとしてのヒートポンプユニット10、およびこ
のヒートポンプユニット10によって加熱された貯湯タ
ンク用温水(水道水等の給湯用温水)を貯留する貯湯タ
ンク18を含む貯湯タンクユニット20等から構成され
ている。ヒートポンプユニット10は、本発明の熱源器
に相当するもので、電動圧縮機11、二層構造の水−冷
媒熱交換器(放熱器)12、電動式膨張弁13および冷
媒蒸発器14を順次冷媒配管により接続して構成された
ヒートポンプサイクル、および温水循環経路中に設置さ
れた電動ポンプ17等から構成されている。
ユニットとしてのヒートポンプユニット10、およびこ
のヒートポンプユニット10によって加熱された貯湯タ
ンク用温水(水道水等の給湯用温水)を貯留する貯湯タ
ンク18を含む貯湯タンクユニット20等から構成され
ている。ヒートポンプユニット10は、本発明の熱源器
に相当するもので、電動圧縮機11、二層構造の水−冷
媒熱交換器(放熱器)12、電動式膨張弁13および冷
媒蒸発器14を順次冷媒配管により接続して構成された
ヒートポンプサイクル、および温水循環経路中に設置さ
れた電動ポンプ17等から構成されている。
【0016】電動圧縮機11は、交流電源または交流電
源をインバータにて直流電源に変換してそれを再度スイ
ッチング等して作動する電動モータ(図示せず)によっ
て回転駆動されて、冷媒蒸発器14より吸引した冷媒を
一時的に使用条件において臨界圧力以上まで圧縮して吐
出する電動式のコンプレッサである。また、電動式膨張
弁13は、水−冷媒熱交換器12から流出する冷媒を弁
開度に応じて減圧する減圧装置で、後記するヒートポン
プECU6によって弁開度が電気的に制御される。
源をインバータにて直流電源に変換してそれを再度スイ
ッチング等して作動する電動モータ(図示せず)によっ
て回転駆動されて、冷媒蒸発器14より吸引した冷媒を
一時的に使用条件において臨界圧力以上まで圧縮して吐
出する電動式のコンプレッサである。また、電動式膨張
弁13は、水−冷媒熱交換器12から流出する冷媒を弁
開度に応じて減圧する減圧装置で、後記するヒートポン
プECU6によって弁開度が電気的に制御される。
【0017】そして、冷媒蒸発器14は、電動式膨張弁
13で減圧された冷媒を図示しないファンによって送風
される室外空気との熱交換によって蒸発気化させ、電動
圧縮機11にガス冷媒を供給する。水−冷媒熱交換器1
2中の高圧側熱交換器15は、電動圧縮機11の吐出口
より吐出された高圧のガス冷媒と貯湯タンク用温水と熱
交換する冷媒流路管により構成されている。そして、水
−冷媒熱交換器12は、図1に示したように、高圧側熱
交換器15の一端面(放熱面の一方側の側面)に温水循
環経路の給湯用熱交換器(貯湯用熱交換器)16の他端
面が熱交換可能に密着するように配置された二層の熱交
換構造となっている。
13で減圧された冷媒を図示しないファンによって送風
される室外空気との熱交換によって蒸発気化させ、電動
圧縮機11にガス冷媒を供給する。水−冷媒熱交換器1
2中の高圧側熱交換器15は、電動圧縮機11の吐出口
より吐出された高圧のガス冷媒と貯湯タンク用温水と熱
交換する冷媒流路管により構成されている。そして、水
−冷媒熱交換器12は、図1に示したように、高圧側熱
交換器15の一端面(放熱面の一方側の側面)に温水循
環経路の給湯用熱交換器(貯湯用熱交換器)16の他端
面が熱交換可能に密着するように配置された二層の熱交
換構造となっている。
【0018】ここで、ヒートポンプユニット10は、冷
媒として例えば臨界温度の低い二酸化炭素(CO2 )等
を使用し、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上とな
る超臨界ヒートポンプユニットにより構成されている。
この超臨界ヒートポンプユニットでは、高圧側冷媒圧力
の上昇により高圧側熱交換器15の入口部の冷媒温度
(電動圧縮機11の吐出冷媒温度)を120℃程度まで
高めることができる。
媒として例えば臨界温度の低い二酸化炭素(CO2 )等
を使用し、高圧側の冷媒圧力が冷媒の臨界圧力以上とな
る超臨界ヒートポンプユニットにより構成されている。
この超臨界ヒートポンプユニットでは、高圧側冷媒圧力
の上昇により高圧側熱交換器15の入口部の冷媒温度
(電動圧縮機11の吐出冷媒温度)を120℃程度まで
高めることができる。
【0019】また、温水循環経路は、ヒートポンプユニ
ット10によって加熱された貯湯タンク用温水を利用す
る貯湯タンク用温水循環回路であり、水−冷媒熱交換器
12中の給湯用熱交換器16、電動ポンプ(貯湯用ポン
プ)17および貯湯タンク(貯湯槽)18を順次貯湯タ
ンク用配管により接続して構成された貯湯タンク用温水
循環回路である。給湯用熱交換器16は、高圧側熱交換
器15の冷媒入口部から冷媒出口部に至る冷媒流路の全
長で冷媒と貯湯タンク用温水との熱交換を行うように構
成されている。このため、給湯用熱交換器16の出口部
からは、給湯温度(60℃〜90℃程度)相当の高温の
貯湯タンク用温水を取り出すことができ、その高温の貯
湯タンク用温水を貯湯タンク18に供給することができ
る。
ット10によって加熱された貯湯タンク用温水を利用す
る貯湯タンク用温水循環回路であり、水−冷媒熱交換器
12中の給湯用熱交換器16、電動ポンプ(貯湯用ポン
プ)17および貯湯タンク(貯湯槽)18を順次貯湯タ
ンク用配管により接続して構成された貯湯タンク用温水
循環回路である。給湯用熱交換器16は、高圧側熱交換
器15の冷媒入口部から冷媒出口部に至る冷媒流路の全
長で冷媒と貯湯タンク用温水との熱交換を行うように構
成されている。このため、給湯用熱交換器16の出口部
からは、給湯温度(60℃〜90℃程度)相当の高温の
貯湯タンク用温水を取り出すことができ、その高温の貯
湯タンク用温水を貯湯タンク18に供給することができ
る。
【0020】電動ポンプ17は、水−冷媒熱交換器12
中の給湯用熱交換器16内で生成された湯を貯湯タンク
18に循環供給する給水ポンプ(ウォータポンプ)で、
電動モータ(図示せず)の回転速度をコントロールする
ことによって、給湯用熱交換器16から流出される給湯
温度を所望の温度(60℃〜90℃程度)になるように
制御する。
中の給湯用熱交換器16内で生成された湯を貯湯タンク
18に循環供給する給水ポンプ(ウォータポンプ)で、
電動モータ(図示せず)の回転速度をコントロールする
ことによって、給湯用熱交換器16から流出される給湯
温度を所望の温度(60℃〜90℃程度)になるように
制御する。
【0021】貯湯タンクユニット20は、ヒートポンプ
ユニット10によって加熱された貯湯タンク用温水(水
道水等の給湯用温水)を貯留する貯湯タンク18を有し
ている。その貯湯タンク18は、給湯用熱交換器16内
で加熱された貯湯タンク用温水を貯留するもので、タン
ク内容量は例えば300リットルである。この貯湯タン
ク18の底部には、貯湯タンク18内に水道水等の利用
水を給水するための給水配管19に接続する給水入口2
1、および電動ポンプ17の入口部に接続するヒートポ
ンプ給水入口22が設けられている。
ユニット10によって加熱された貯湯タンク用温水(水
道水等の給湯用温水)を貯留する貯湯タンク18を有し
ている。その貯湯タンク18は、給湯用熱交換器16内
で加熱された貯湯タンク用温水を貯留するもので、タン
ク内容量は例えば300リットルである。この貯湯タン
ク18の底部には、貯湯タンク18内に水道水等の利用
水を給水するための給水配管19に接続する給水入口2
1、および電動ポンプ17の入口部に接続するヒートポ
ンプ給水入口22が設けられている。
【0022】そして、貯湯タンク18の天井部には、給
湯用熱交換器16内で加熱された貯湯タンク用温水を流
入させるための温水入口23が設けられている。また、
貯湯タンク18の天井部には、温度調整弁(図示せず)
を設置した給湯配管24に接続する給湯出口25が設け
られている。その給湯配管24は、貯湯タンク18内か
らの給湯用温水を台所、洗面所や浴室等の給湯箇所へ給
湯する給湯供給管である。給湯配管24の下流端には、
台所に設置される給水栓(蛇口、水栓とも言う)等の開
閉器具(図示せず)、および浴室に設置される給水栓
(蛇口、水栓とも言う)等の開閉器具(図示せず)が接
続されている。
湯用熱交換器16内で加熱された貯湯タンク用温水を流
入させるための温水入口23が設けられている。また、
貯湯タンク18の天井部には、温度調整弁(図示せず)
を設置した給湯配管24に接続する給湯出口25が設け
られている。その給湯配管24は、貯湯タンク18内か
らの給湯用温水を台所、洗面所や浴室等の給湯箇所へ給
湯する給湯供給管である。給湯配管24の下流端には、
台所に設置される給水栓(蛇口、水栓とも言う)等の開
閉器具(図示せず)、および浴室に設置される給水栓
(蛇口、水栓とも言う)等の開閉器具(図示せず)が接
続されている。
【0023】そして、温度調整弁は、給湯配管24の途
中に設けられて、貯湯タンク18内の高温の貯湯タンク
用温水と、図示しない給水配管からの低温の水道水との
混合比率を調整して所望の給湯温度の温水に調整するも
のである。この温度調整弁は、上記の混合比率を調整す
る弁体をモータ等のアクチュエータにより駆動するよう
になっており、温水の温度を検出する温度センサ(サー
ミスタ)の検出温度により弁体位置を自動調整して、温
水の温度が希望の給湯温度に維持されるように構成され
ている。
中に設けられて、貯湯タンク18内の高温の貯湯タンク
用温水と、図示しない給水配管からの低温の水道水との
混合比率を調整して所望の給湯温度の温水に調整するも
のである。この温度調整弁は、上記の混合比率を調整す
る弁体をモータ等のアクチュエータにより駆動するよう
になっており、温水の温度を検出する温度センサ(サー
ミスタ)の検出温度により弁体位置を自動調整して、温
水の温度が希望の給湯温度に維持されるように構成され
ている。
【0024】電子制御ユニット2は、浴室(風呂)や台
所への給湯温度、風呂の水位(湯量)、風呂の自動湯張
り(風呂への差し水や差し湯)等の使用者の好みに応じ
たコントロールを行うための浴室リモートコントローラ
(以下浴室リモコンと呼ぶ)3および台所リモートコン
トローラ(以下台所リモコンと呼ぶ)4等からの通信信
号(通信データ)に基づいて、貯湯式給湯装置1の電動
圧縮機11、電動ポンプ17、温度調整弁およびその他
の電磁式開閉弁等のアクチュエータを自動コントロール
するものである。
所への給湯温度、風呂の水位(湯量)、風呂の自動湯張
り(風呂への差し水や差し湯)等の使用者の好みに応じ
たコントロールを行うための浴室リモートコントローラ
(以下浴室リモコンと呼ぶ)3および台所リモートコン
トローラ(以下台所リモコンと呼ぶ)4等からの通信信
号(通信データ)に基づいて、貯湯式給湯装置1の電動
圧縮機11、電動ポンプ17、温度調整弁およびその他
の電磁式開閉弁等のアクチュエータを自動コントロール
するものである。
【0025】なお、本実施形態の電子制御ユニット2
は、図2に示したように、浴室リモコン3の通信回路A
および台所リモコン4の通信回路Aと貯湯タンクECU
5の通信回路Aとの間の通信と、貯湯タンクECU5の
通信回路Bとヒートポンプ(HP)ECU6の通信回路
Bとの間の通信とを分離している。浴室リモコン3およ
び台所リモコン4は、浴室の壁面および台所の壁面にそ
れぞれ設置されている。そして、浴室リモコン3および
台所リモコン4内の回路基板上には、貯湯タンクECU
5との間でデータ通信を行うための通信回路(通信制御
部)Aがそれぞれ搭載されている。
は、図2に示したように、浴室リモコン3の通信回路A
および台所リモコン4の通信回路Aと貯湯タンクECU
5の通信回路Aとの間の通信と、貯湯タンクECU5の
通信回路Bとヒートポンプ(HP)ECU6の通信回路
Bとの間の通信とを分離している。浴室リモコン3およ
び台所リモコン4は、浴室の壁面および台所の壁面にそ
れぞれ設置されている。そして、浴室リモコン3および
台所リモコン4内の回路基板上には、貯湯タンクECU
5との間でデータ通信を行うための通信回路(通信制御
部)Aがそれぞれ搭載されている。
【0026】浴室リモコン3および台所リモコン4の表
面(手動操作面)には、電動圧縮機11および電動ポン
プ17等のヒートポンプユニット10の運転の開始また
は停止を指示する貯湯運転スイッチ(図示せず)、浴室
内の風呂または台所へ給湯する給湯温度を希望の温度に
設定する給湯温度設定器(図示せず)、風呂の自動湯張
り(差し湯)を指令する風呂自動スイッチ(図示せ
ず)、風呂の水位(湯量)を設定する湯量設定スイッチ
(図示せず)、優先状態や給湯温度等を表示する表示装
置(図示せず)が設けられている。
面(手動操作面)には、電動圧縮機11および電動ポン
プ17等のヒートポンプユニット10の運転の開始また
は停止を指示する貯湯運転スイッチ(図示せず)、浴室
内の風呂または台所へ給湯する給湯温度を希望の温度に
設定する給湯温度設定器(図示せず)、風呂の自動湯張
り(差し湯)を指令する風呂自動スイッチ(図示せ
ず)、風呂の水位(湯量)を設定する湯量設定スイッチ
(図示せず)、優先状態や給湯温度等を表示する表示装
置(図示せず)が設けられている。
【0027】貯湯タンクECU5は、本発明の貯湯タン
ク制御ユニットに相当するもので、水−冷媒熱交換器1
2中の給湯用熱交換器16で生成された湯を貯湯する貯
湯タンクユニット20内に設置されており、貯湯された
湯を台所へ給湯したり、浴室内の風呂へ出湯したり、風
呂水位センサ等によって風呂の中の水位を検出し任意の
水位(湯量)または設定された給湯温度となるように温
度調整弁等の各アクチュエータを自動コントロールする
マイクロコンピュータ30を、回路基板上に取り付けて
構成された電子制御ユニットである。マイクロコンピュ
ータ30は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート等
の機能を有し、それ自体は周知の構造を持つ。
ク制御ユニットに相当するもので、水−冷媒熱交換器1
2中の給湯用熱交換器16で生成された湯を貯湯する貯
湯タンクユニット20内に設置されており、貯湯された
湯を台所へ給湯したり、浴室内の風呂へ出湯したり、風
呂水位センサ等によって風呂の中の水位を検出し任意の
水位(湯量)または設定された給湯温度となるように温
度調整弁等の各アクチュエータを自動コントロールする
マイクロコンピュータ30を、回路基板上に取り付けて
構成された電子制御ユニットである。マイクロコンピュ
ータ30は、CPU、ROM、RAM、I/Oポート等
の機能を有し、それ自体は周知の構造を持つ。
【0028】貯湯タンクECU5の回路基板上には、マ
イクロコンピュータ30の他に、浴室リモコン3または
台所リモコン4との間でデータ通信を行う通信回路A
と、ヒートポンプECU6の通信回路Bとの間でデータ
通信を行う通信回路Bとが搭載されている。なお、給湯
温度センサや風呂水位センサ等の各種センサからのセン
サ信号は、貯湯タンクECU5内の図示しない入力回路
によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータ
30に入力されるように構成されている。
イクロコンピュータ30の他に、浴室リモコン3または
台所リモコン4との間でデータ通信を行う通信回路A
と、ヒートポンプECU6の通信回路Bとの間でデータ
通信を行う通信回路Bとが搭載されている。なお、給湯
温度センサや風呂水位センサ等の各種センサからのセン
サ信号は、貯湯タンクECU5内の図示しない入力回路
によってA/D変換された後に、マイクロコンピュータ
30に入力されるように構成されている。
【0029】ヒートポンプECU6は、本発明の熱源器
制御ユニットに相当するもので、ヒートポンプユニット
10内に設置されて、水を湯(60℃〜90℃)に昇温
させるために、ヒートポンプユニット10の出湯温度を
コントロールする電動ポンプ17の回転速度、電動圧縮
機11の吐出口より吐出される高圧側の冷媒温度を12
0℃程度とするようにヒートポンプユニット10の電動
圧縮機11の回転速度、および電動式膨張弁13の弁開
度を自動コントロールするマイクロコンピュータ40
を、回路基板上に取り付けて構成された電子制御ユニッ
トである。マイクロコンピュータ40は、CPU、RO
M、RAM、I/Oポート等の機能を有し、それ自体は
周知の構造を持つ。
制御ユニットに相当するもので、ヒートポンプユニット
10内に設置されて、水を湯(60℃〜90℃)に昇温
させるために、ヒートポンプユニット10の出湯温度を
コントロールする電動ポンプ17の回転速度、電動圧縮
機11の吐出口より吐出される高圧側の冷媒温度を12
0℃程度とするようにヒートポンプユニット10の電動
圧縮機11の回転速度、および電動式膨張弁13の弁開
度を自動コントロールするマイクロコンピュータ40
を、回路基板上に取り付けて構成された電子制御ユニッ
トである。マイクロコンピュータ40は、CPU、RO
M、RAM、I/Oポート等の機能を有し、それ自体は
周知の構造を持つ。
【0030】このヒートポンプECU6の回路基板上に
は、マイクロコンピュータ40の他に、貯湯タンクEC
U5との間でデータ通信を行う通信回路Bが搭載されて
いる。なお、ヒートポンプユニット10に装着された冷
媒温度センサや冷媒圧力センサ等の各種センサからのセ
ンサ信号は、ヒートポンプECU6内の図示しない入力
回路によってA/D変換された後に、マイクロコンピュ
ータ40に入力されるように構成されている。
は、マイクロコンピュータ40の他に、貯湯タンクEC
U5との間でデータ通信を行う通信回路Bが搭載されて
いる。なお、ヒートポンプユニット10に装着された冷
媒温度センサや冷媒圧力センサ等の各種センサからのセ
ンサ信号は、ヒートポンプECU6内の図示しない入力
回路によってA/D変換された後に、マイクロコンピュ
ータ40に入力されるように構成されている。
【0031】ここで、図3は貯湯タンクECU5の通信
回路Aを示した図で、図2の貯湯タンクECU5内で生
成された直流電源(DC12V)を浴室リモコン3およ
び台所リモコン4へ送ると同時に、通信データを直流電
源に重畳させることにより、通信線本数と電源線本数と
を2線で供給する直流電源重畳方式である。なお、通信
データがある場合のみキャリア周波数が振幅する帯域伝
送方式(振幅変調方式)の例で説明する。
回路Aを示した図で、図2の貯湯タンクECU5内で生
成された直流電源(DC12V)を浴室リモコン3およ
び台所リモコン4へ送ると同時に、通信データを直流電
源に重畳させることにより、通信線本数と電源線本数と
を2線で供給する直流電源重畳方式である。なお、通信
データがある場合のみキャリア周波数が振幅する帯域伝
送方式(振幅変調方式)の例で説明する。
【0032】貯湯タンクECU5の第1通信制御部とし
ての通信回路Aは、図3に示したように、データ通信の
ための送信データ(ディジタル情報)を生成する送信回
路31と、データ通信のための送信データ(ディジタル
情報)を通信データ(アナログ信号)に変調させる変調
回路32と、搬送波(キャリア)と呼ばれる正弦波信号
のキャリア周波数を生成するキャリア生成回路33と、
得られた振幅変調の通信データを直流電源に重畳させる
直流重畳回路34と、振幅変調された通信データ(アナ
ログ信号)を受信データ(ディジタル情報)に復調させ
る復調回路35と、復調された受信データ(ディジタル
情報)をマイクロコンピュータ30で読み込ませるため
の受信回路36とから構成されている。なお、送信回路
31、変調回路32およびキャリア生成回路33によっ
て送信部分が構成され、復調回路35および受信回路3
6によって受信部分が構成されている。
ての通信回路Aは、図3に示したように、データ通信の
ための送信データ(ディジタル情報)を生成する送信回
路31と、データ通信のための送信データ(ディジタル
情報)を通信データ(アナログ信号)に変調させる変調
回路32と、搬送波(キャリア)と呼ばれる正弦波信号
のキャリア周波数を生成するキャリア生成回路33と、
得られた振幅変調の通信データを直流電源に重畳させる
直流重畳回路34と、振幅変調された通信データ(アナ
ログ信号)を受信データ(ディジタル情報)に復調させ
る復調回路35と、復調された受信データ(ディジタル
情報)をマイクロコンピュータ30で読み込ませるため
の受信回路36とから構成されている。なお、送信回路
31、変調回路32およびキャリア生成回路33によっ
て送信部分が構成され、復調回路35および受信回路3
6によって受信部分が構成されている。
【0033】そして、キャリア生成回路33のキャリア
周波数の基準クロックは、マイクロコンピュータ30の
CPUから例えば200kHzのクロックを送信して生
成しても良いし、キャリア周波数専用のクロックで生成
しても良い。直流重畳回路34は、コンデンサにより直
流成分をカットさせるコンデンサカップリング方式でも
良いし、トランスにより絶縁を行ったトランス方式でも
良い。このようにしてデータを変調し、直流電源に重畳
することができる。復調回路35は、キャリア周波数の
み除去できるバンドパスフィルターから構成されてい
る。受信回路36は、通常トランジスタ等で構成される
バッファ回路にて構成されている。なお、浴室リモコン
3または台所リモコン4の通信回路Aも同様な構成であ
る。
周波数の基準クロックは、マイクロコンピュータ30の
CPUから例えば200kHzのクロックを送信して生
成しても良いし、キャリア周波数専用のクロックで生成
しても良い。直流重畳回路34は、コンデンサにより直
流成分をカットさせるコンデンサカップリング方式でも
良いし、トランスにより絶縁を行ったトランス方式でも
良い。このようにしてデータを変調し、直流電源に重畳
することができる。復調回路35は、キャリア周波数の
み除去できるバンドパスフィルターから構成されてい
る。受信回路36は、通常トランジスタ等で構成される
バッファ回路にて構成されている。なお、浴室リモコン
3または台所リモコン4の通信回路Aも同様な構成であ
る。
【0034】ここで、図4は通信回路Aと通信回路Aと
は別の通信回路Bとを搭載した貯湯タンクECU5の通
信制御部を示した図である。この貯湯タンクECU5の
第2通信制御部としての通信回路Bは、図4に示したよ
うに、データ通信のための送信データ(ディジタル情
報)を生成する送信回路37と、データ通信された受信
データ(ディジタル情報)をマイクロコンピュータ30
で読み込ませるための受信回路38とから構成されてい
る。なお、図4ではマイクロコンピュータの通信データ
は通信回路Aと通信回路Bとは共通であるが、通信速
度、通信プロトコルの関係上、図4に破線で示したよう
に、マイクロコンピュータ30のI/Oポートから分離
しても同様である。
は別の通信回路Bとを搭載した貯湯タンクECU5の通
信制御部を示した図である。この貯湯タンクECU5の
第2通信制御部としての通信回路Bは、図4に示したよ
うに、データ通信のための送信データ(ディジタル情
報)を生成する送信回路37と、データ通信された受信
データ(ディジタル情報)をマイクロコンピュータ30
で読み込ませるための受信回路38とから構成されてい
る。なお、図4ではマイクロコンピュータの通信データ
は通信回路Aと通信回路Bとは共通であるが、通信速
度、通信プロトコルの関係上、図4に破線で示したよう
に、マイクロコンピュータ30のI/Oポートから分離
しても同様である。
【0035】ここで、図5はヒートポンプECU6の通
信回路Bを示した図である。このヒートポンプECU6
の通信制御部としての通信回路Bは、貯湯タンクECU
5の通信回路Bとデータ通信を行う通信制御部で、図5
に示したように、データ通信のための送信データ(ディ
ジタル情報)を生成する送信回路47と、データ通信さ
れた受信データ(ディジタル情報)をマイクロコンピュ
ータ40で読み込ませるための受信回路48とから構成
されている。
信回路Bを示した図である。このヒートポンプECU6
の通信制御部としての通信回路Bは、貯湯タンクECU
5の通信回路Bとデータ通信を行う通信制御部で、図5
に示したように、データ通信のための送信データ(ディ
ジタル情報)を生成する送信回路47と、データ通信さ
れた受信データ(ディジタル情報)をマイクロコンピュ
ータ40で読み込ませるための受信回路48とから構成
されている。
【0036】図6は貯湯タンクECU5の通信回路Bお
よびヒートポンプECU6の通信回路Bの具体例を示し
た図で、シリアル伝送方式(直列伝送方式)の例を示
す。貯湯タンクECU5側の通信回路Bの送信回路37
は、NPNトランジスタまたはPNPトランジスタを組
み合わせたもので、シンプルな構成で実現できる。ま
た、通信回路Bの受信回路38は、NPNトランジスタ
で構成される。この受信回路38は、貯湯タンクECU
5がホストの場合を想定しているが、ヒートポンプEC
U6がホストの場合は全く逆の構成にしても構わない。
よびヒートポンプECU6の通信回路Bの具体例を示し
た図で、シリアル伝送方式(直列伝送方式)の例を示
す。貯湯タンクECU5側の通信回路Bの送信回路37
は、NPNトランジスタまたはPNPトランジスタを組
み合わせたもので、シンプルな構成で実現できる。ま
た、通信回路Bの受信回路38は、NPNトランジスタ
で構成される。この受信回路38は、貯湯タンクECU
5がホストの場合を想定しているが、ヒートポンプEC
U6がホストの場合は全く逆の構成にしても構わない。
【0037】また、貯湯タンクECU5に対して相手側
のヒートポンプECU6の通信回路Bの送信回路47お
よび受信回路48は、貯湯タンクECU5側の直流電源
をカットする目的で、フォトトランジスタとフォトダイ
オードとを組み合わせたフォトカプラで絶縁をとる構成
となっているが、これは基本的にノイズ耐性を向上させ
る目的である。特に問題がない場合は、絶縁を行わなく
ても良く、その場合は貯湯タンクECU5の通信回路B
と同じ構成でも全く構わない。
のヒートポンプECU6の通信回路Bの送信回路47お
よび受信回路48は、貯湯タンクECU5側の直流電源
をカットする目的で、フォトトランジスタとフォトダイ
オードとを組み合わせたフォトカプラで絶縁をとる構成
となっているが、これは基本的にノイズ耐性を向上させ
る目的である。特に問題がない場合は、絶縁を行わなく
ても良く、その場合は貯湯タンクECU5の通信回路B
と同じ構成でも全く構わない。
【0038】[第1実施形態の作用]次に、本実施形態
のヒートポンプ式給湯システムの作用を図1および図2
に基づいて簡単に説明する。
のヒートポンプ式給湯システムの作用を図1および図2
に基づいて簡単に説明する。
【0039】浴室の壁面または台所の壁面にそれぞれ設
置された浴室リモコン3または台所リモコン4により貯
湯運転の開始が指令されると、浴室リモコン3または台
所リモコン4の通信回路Aから貯湯タンクECU5の通
信回路Aへデータ通信が行われ、また、貯湯タンクEC
U5の通信回路BからヒートポンプECU6の通信回路
Bへデータ通信が行われて、ヒートポンプタンクECU
6の制御信号によりヒートポンプユニット10の電動圧
縮機11、および貯湯タンクECU5により台所への給
湯、風呂への出湯の温度コントロールがなされる。
置された浴室リモコン3または台所リモコン4により貯
湯運転の開始が指令されると、浴室リモコン3または台
所リモコン4の通信回路Aから貯湯タンクECU5の通
信回路Aへデータ通信が行われ、また、貯湯タンクEC
U5の通信回路BからヒートポンプECU6の通信回路
Bへデータ通信が行われて、ヒートポンプタンクECU
6の制御信号によりヒートポンプユニット10の電動圧
縮機11、および貯湯タンクECU5により台所への給
湯、風呂への出湯の温度コントロールがなされる。
【0040】このとき、浴室リモコン3または台所リモ
コン4の表示装置には貯湯運転中であることを表示する
視覚表示が成される。これにより、先ずヒートポンプユ
ニット10では、電動圧縮機11の作動によって冷媒が
循環する。これにより、電動圧縮機11が冷媒を圧縮す
ることにより120℃程度まで高められた冷媒は、水−
冷媒熱交換器12の高圧側熱交換器15内に流入し、給
湯用熱交換器16内を循環する流量を電動ポンプ17が
変更し、所望の温度(60℃〜90℃程度)に加熱す
る。
コン4の表示装置には貯湯運転中であることを表示する
視覚表示が成される。これにより、先ずヒートポンプユ
ニット10では、電動圧縮機11の作動によって冷媒が
循環する。これにより、電動圧縮機11が冷媒を圧縮す
ることにより120℃程度まで高められた冷媒は、水−
冷媒熱交換器12の高圧側熱交換器15内に流入し、給
湯用熱交換器16内を循環する流量を電動ポンプ17が
変更し、所望の温度(60℃〜90℃程度)に加熱す
る。
【0041】一方、温水循環経路においては、給水配管
19により水道水が貯湯タンク18の下部に供給され、
貯水される。そして、貯湯タンク18の下部の貯湯タン
ク用温水が電動ポンプ17の作動により、ヒートポンプ
ユニット10の水−冷媒熱交換器12の中の給湯用熱交
換器16に流入し、65℃〜90℃程度に昇温された湯
が貯湯タンク18の上部に還流して貯湯される。
19により水道水が貯湯タンク18の下部に供給され、
貯水される。そして、貯湯タンク18の下部の貯湯タン
ク用温水が電動ポンプ17の作動により、ヒートポンプ
ユニット10の水−冷媒熱交換器12の中の給湯用熱交
換器16に流入し、65℃〜90℃程度に昇温された湯
が貯湯タンク18の上部に還流して貯湯される。
【0042】浴室リモコン3または台所リモコン4の給
湯温度設定スイッチにより使用者の希望する給湯温度が
設定された後に、浴室または台所に設置された給水栓等
の開閉器具を操作すると、浴室リモコン3または台所リ
モコン4の通信回路Aから貯湯タンクECU5の通信回
路Aへデータ通信が行われて、貯湯タンクECU5の制
御信号により温度調整弁が制御され、風呂への出湯また
は台所への給湯が開始される。すなわち、貯湯タンク1
8内に貯湯された高温の給湯用温水は、給湯配管24の
途中に設置された温度調整弁によって、給水配管からの
低温の水道水と混合されて、浴室リモコン3または台所
リモコン4の給湯温度設定スイッチにより設定された目
標の給湯温度の温水となり、その後に、台所のシンクタ
ンク等に給湯、あるいは浴室の風呂内に出湯される。
湯温度設定スイッチにより使用者の希望する給湯温度が
設定された後に、浴室または台所に設置された給水栓等
の開閉器具を操作すると、浴室リモコン3または台所リ
モコン4の通信回路Aから貯湯タンクECU5の通信回
路Aへデータ通信が行われて、貯湯タンクECU5の制
御信号により温度調整弁が制御され、風呂への出湯また
は台所への給湯が開始される。すなわち、貯湯タンク1
8内に貯湯された高温の給湯用温水は、給湯配管24の
途中に設置された温度調整弁によって、給水配管からの
低温の水道水と混合されて、浴室リモコン3または台所
リモコン4の給湯温度設定スイッチにより設定された目
標の給湯温度の温水となり、その後に、台所のシンクタ
ンク等に給湯、あるいは浴室の風呂内に出湯される。
【0043】[第1実施形態の特徴]一般的に、ヒート
ポンプユニットを貯湯タンクメーカ(給湯器本体を製作
するメーカ)へ外販する場合、従来の方法であると、図
12に示したように、貯湯タンクECUとリモコンとヒ
ートポンプECUが共通の通信回路Aで接続されている
ために、汎用性が悪い。例えば貯湯タンク内の貯湯タン
クECUとリモコンもセットで貯湯タンク18、給湯装
置本体を製造する貯湯タンクメーカ(A社、B社、C社
……)に供給しなければならず、特にリモコン等はメー
カの顔となる部分であるにも関わらず、同じリモコンを
使用しなければならないという問題があった。
ポンプユニットを貯湯タンクメーカ(給湯器本体を製作
するメーカ)へ外販する場合、従来の方法であると、図
12に示したように、貯湯タンクECUとリモコンとヒ
ートポンプECUが共通の通信回路Aで接続されている
ために、汎用性が悪い。例えば貯湯タンク内の貯湯タン
クECUとリモコンもセットで貯湯タンク18、給湯装
置本体を製造する貯湯タンクメーカ(A社、B社、C社
……)に供給しなければならず、特にリモコン等はメー
カの顔となる部分であるにも関わらず、同じリモコンを
使用しなければならないという問題があった。
【0044】また、逆に貯湯タンクメーカが各社独自の
リモコンを使用する場合、ヒートポンプECUの通信方
式を各社独自の通信方式に合わせなければならず、ヒー
トポンプユニットの機能は同じであるにも関わらず、通
信方式の違いのみでヒートポンプECUの通信回路を各
社個々(個別)に開発する必要が有るという問題があっ
た。
リモコンを使用する場合、ヒートポンプECUの通信方
式を各社独自の通信方式に合わせなければならず、ヒー
トポンプユニットの機能は同じであるにも関わらず、通
信方式の違いのみでヒートポンプECUの通信回路を各
社個々(個別)に開発する必要が有るという問題があっ
た。
【0045】以上のように、本実施形態のヒートポンプ
式給湯システムにおいては、図7に示したように、貯湯
タンクECU5とヒートポンプECU6との間の通信方
式と、浴室リモコン3または台所リモコン4と貯湯タン
クECU5との間の通信方式とを分離(独立)すること
により、すなわち、浴室、台所リモコン3、4と貯湯タ
ンクECU5との間の通信回路Aと貯湯タンクECU5
とヒートポンプECU6との間の通信回路Bとを変更す
ることにより、汎用性を向上させ、拡販先の各社と共通
なヒートポンプECU6と貯湯タンクECU5との間の
通信回路Bを構築することで、新規開発部分は貯湯タン
クECU5のヒートポンプECU6と接続する通信回路
Bのみに限定されることから、汎用性を格段に向上させ
ることができる。
式給湯システムにおいては、図7に示したように、貯湯
タンクECU5とヒートポンプECU6との間の通信方
式と、浴室リモコン3または台所リモコン4と貯湯タン
クECU5との間の通信方式とを分離(独立)すること
により、すなわち、浴室、台所リモコン3、4と貯湯タ
ンクECU5との間の通信回路Aと貯湯タンクECU5
とヒートポンプECU6との間の通信回路Bとを変更す
ることにより、汎用性を向上させ、拡販先の各社と共通
なヒートポンプECU6と貯湯タンクECU5との間の
通信回路Bを構築することで、新規開発部分は貯湯タン
クECU5のヒートポンプECU6と接続する通信回路
Bのみに限定されることから、汎用性を格段に向上させ
ることができる。
【0046】また、本実施形態のヒートポンプ式給湯シ
ステムにおいては、貯湯タンクECU5とヒートポンプ
ECU6との間の通信方式と浴室リモコン3または台所
リモコン4と貯湯タンクECU5との間の通信方式との
分離を、貯湯タンクECU5の同一回路基板上で行って
いる。具体的には、浴室リモコン3または台所リモコン
4との間でデータ通信を行う貯湯タンクECU5の通信
回路Aと、ヒートポンプECU6との間でデータ通信を
行う貯湯タンクECU5の通信回路Bとを分離した回路
構成とすることにより、貯湯タンクECU5との間でデ
ータ通信を行うヒートポンプECU6の通信回路Bをシ
ンプルな構成で実現することができる。
ステムにおいては、貯湯タンクECU5とヒートポンプ
ECU6との間の通信方式と浴室リモコン3または台所
リモコン4と貯湯タンクECU5との間の通信方式との
分離を、貯湯タンクECU5の同一回路基板上で行って
いる。具体的には、浴室リモコン3または台所リモコン
4との間でデータ通信を行う貯湯タンクECU5の通信
回路Aと、ヒートポンプECU6との間でデータ通信を
行う貯湯タンクECU5の通信回路Bとを分離した回路
構成とすることにより、貯湯タンクECU5との間でデ
ータ通信を行うヒートポンプECU6の通信回路Bをシ
ンプルな構成で実現することができる。
【0047】すなわち、ヒートポンプECU6と貯湯タ
ンクECU5との間のデータ通信は伝送距離または直流
電源を供給する方式は必要はないため、簡素な構成の通
信回路Bで済む。つまりヒートポンプECU6は、直流
重畳方式の変調回路および復調回路は必要が無いので、
トータル上のコストも安く済む。以上のように、貯湯タ
ンクECU5とヒートポンプECU6との間の通信方式
と、浴室リモコン3または台所リモコン4と貯湯タンク
ECU5との間の通信方式とを分離することにより、汎
用性が向上し、コスト上非常に有利なものとなる。ま
た、ヒートポンプECU6と貯湯タンクECU5とが振
幅変調する必要がないためノイズ対策上も有利である。
ンクECU5との間のデータ通信は伝送距離または直流
電源を供給する方式は必要はないため、簡素な構成の通
信回路Bで済む。つまりヒートポンプECU6は、直流
重畳方式の変調回路および復調回路は必要が無いので、
トータル上のコストも安く済む。以上のように、貯湯タ
ンクECU5とヒートポンプECU6との間の通信方式
と、浴室リモコン3または台所リモコン4と貯湯タンク
ECU5との間の通信方式とを分離することにより、汎
用性が向上し、コスト上非常に有利なものとなる。ま
た、ヒートポンプECU6と貯湯タンクECU5とが振
幅変調する必要がないためノイズ対策上も有利である。
【0048】[第2実施形態]図8ないし図10は本発
明の第2実施形態を示したもので、図8は貯湯式給湯装
置を示した図、図9はヒートポンプECUおよびヒート
ポンプECUの通信回路Bを示した図で、図10は貯湯
タンクECUおよびヒートポンプECUの通信回路Bの
具体例を示した回路図である。
明の第2実施形態を示したもので、図8は貯湯式給湯装
置を示した図、図9はヒートポンプECUおよびヒート
ポンプECUの通信回路Bを示した図で、図10は貯湯
タンクECUおよびヒートポンプECUの通信回路Bの
具体例を示した回路図である。
【0049】本実施形態では、ヒートポンプユニット1
0が貯湯タンク18側からヒートポンプユニット10の
商用電源(AC200V:以下AC電源と言う)を供給
するため、このAC電源に通信データを重畳させるよう
にしている。ヒートポンプECU6の通信制御部として
の通信回路Bは、マイクロコンピュータ50のCPUか
らの送信データのインターフェース回路である送信回路
51と、送信データをAC電源を絶縁をとるための絶縁
回路52と、通信データをAC電源に重畳させるための
AC電源重畳回路53と、貯湯タンク18側からヒート
ポンプユニット10に供給されるAC電源である交流電
源回路54と、AC電源に重畳された通信データを分離
し、絶縁を行う絶縁回路55と、受信データをマイクロ
コンピュータ50のCPUと接続するインターフェース
回路である受信回路56とから構成されている。
0が貯湯タンク18側からヒートポンプユニット10の
商用電源(AC200V:以下AC電源と言う)を供給
するため、このAC電源に通信データを重畳させるよう
にしている。ヒートポンプECU6の通信制御部として
の通信回路Bは、マイクロコンピュータ50のCPUか
らの送信データのインターフェース回路である送信回路
51と、送信データをAC電源を絶縁をとるための絶縁
回路52と、通信データをAC電源に重畳させるための
AC電源重畳回路53と、貯湯タンク18側からヒート
ポンプユニット10に供給されるAC電源である交流電
源回路54と、AC電源に重畳された通信データを分離
し、絶縁を行う絶縁回路55と、受信データをマイクロ
コンピュータ50のCPUと接続するインターフェース
回路である受信回路56とから構成されている。
【0050】第2実施形態のメリットとしては、第1実
施形態のメリットとは別に、貯湯タンク18とヒートポ
ンプユニット10との接続が電源供給とデータ通信のケ
ーブル接続を、電源供給専用の電源ケーブル(電源線)
91とデータ通信専用の通信ケーブル(通信線)92と
の2回路必要となるものが、3線の電源、通信ケーブル
93の1本のみとなるため、住宅に貯湯式給湯装置(本
給湯システム)を設置する際の施工性が向上するという
メリットが増える。また、現状の通信回路Aと第1実施
形態の通信回路Aでは電源ケーブル91と通信ケーブル
92とが誤接続することにより、ヒートポンプユニット
10側の故障が発生するという問題があったが、第2実
施形態のように1本の電源、通信ケーブル93を用いて
貯湯タンク18とヒートポンプユニット10とを接続す
れば、電源ケーブル91と通信ケーブル92との誤接続
の問題も無くなるというメリットがでてくる。
施形態のメリットとは別に、貯湯タンク18とヒートポ
ンプユニット10との接続が電源供給とデータ通信のケ
ーブル接続を、電源供給専用の電源ケーブル(電源線)
91とデータ通信専用の通信ケーブル(通信線)92と
の2回路必要となるものが、3線の電源、通信ケーブル
93の1本のみとなるため、住宅に貯湯式給湯装置(本
給湯システム)を設置する際の施工性が向上するという
メリットが増える。また、現状の通信回路Aと第1実施
形態の通信回路Aでは電源ケーブル91と通信ケーブル
92とが誤接続することにより、ヒートポンプユニット
10側の故障が発生するという問題があったが、第2実
施形態のように1本の電源、通信ケーブル93を用いて
貯湯タンク18とヒートポンプユニット10とを接続す
れば、電源ケーブル91と通信ケーブル92との誤接続
の問題も無くなるというメリットがでてくる。
【0051】[第3実施形態]図11は本発明の第3実
施形態を示したもので、図11は貯湯タンクECUおよ
びヒートポンプECUの通信回路Aを示した図である。
施形態を示したもので、図11は貯湯タンクECUおよ
びヒートポンプECUの通信回路Aを示した図である。
【0052】現状の貯湯タンクECUおよびヒートポン
プECUの通信回路Aは直流電源重畳方式を使用してい
るが、現状の通信回路Aをそのまま流用してデータ通信
を行う場合には、図11の構成を用いて、貯湯タンクE
CU5とヒートポンプECU6との間のデータ通信と、
浴室リモコン3または台所リモコン4と貯湯タンクEC
U5との間のデータ通信とを行うようにしても良い。こ
の場合には、ヒートポンプECU6の通信回路Aは、デ
ータ通信のための送信データ(ディジタル情報)を生成
する送信回路61と、データ通信のための送信データ
(ディジタル情報)を通信データ(アナログ信号)に変
調させる変調回路62と、搬送波(キャリア)と呼ばれ
る正弦波信号のキャリア周波数を生成するキャリア生成
回路63と、得られた振幅変調の通信データを直流電源
(DC12V)に重畳させる直流重畳回路64と、振幅
変調された通信データ(アナログ信号)を受信データ
(ディジタル情報)に復調させる復調回路65と、復調
された受信データ(ディジタル情報)をマイクロコンピ
ュータ60で読み込ませるための受信回路66と、デー
タ通信の内容を切り替えるための通信内容切替回路67
とから構成する。
プECUの通信回路Aは直流電源重畳方式を使用してい
るが、現状の通信回路Aをそのまま流用してデータ通信
を行う場合には、図11の構成を用いて、貯湯タンクE
CU5とヒートポンプECU6との間のデータ通信と、
浴室リモコン3または台所リモコン4と貯湯タンクEC
U5との間のデータ通信とを行うようにしても良い。こ
の場合には、ヒートポンプECU6の通信回路Aは、デ
ータ通信のための送信データ(ディジタル情報)を生成
する送信回路61と、データ通信のための送信データ
(ディジタル情報)を通信データ(アナログ信号)に変
調させる変調回路62と、搬送波(キャリア)と呼ばれ
る正弦波信号のキャリア周波数を生成するキャリア生成
回路63と、得られた振幅変調の通信データを直流電源
(DC12V)に重畳させる直流重畳回路64と、振幅
変調された通信データ(アナログ信号)を受信データ
(ディジタル情報)に復調させる復調回路65と、復調
された受信データ(ディジタル情報)をマイクロコンピ
ュータ60で読み込ませるための受信回路66と、デー
タ通信の内容を切り替えるための通信内容切替回路67
とから構成する。
【0053】例えばキャリア周波数が異なる場合は、キ
ャリア生成回路63のキャリア周波数を生成しているマ
イクロコンピュータ60のCPUのクロック周波数を通
信内容切替回路67で切り替えて、CPUからのクロッ
ク周波数を変更する。通信内容切替回路67は、DIP
スイッチにて予め決められた値(例えば150kHz、
200kHz、250kHz等)で切り替えても良い。
また、EEPROM等のメモリの値を変更しても良い。
但し、復調回路65のフィルター定数はその都度変更し
なければならないのは当然のことである。また、基本的
な通信プロトコルやデータやアドレス等のソフト上の内
容は、通信内容切替回路67にて(EEPROM)変更
できるようにしても良い。この場合は、EEPROMの
み変更すれば良く、対応は比較的に容易となる。以上の
ような構成で対応できる場合は、図11の構成を採用す
ることで、汎用性を向上させるようにしても良い。
ャリア生成回路63のキャリア周波数を生成しているマ
イクロコンピュータ60のCPUのクロック周波数を通
信内容切替回路67で切り替えて、CPUからのクロッ
ク周波数を変更する。通信内容切替回路67は、DIP
スイッチにて予め決められた値(例えば150kHz、
200kHz、250kHz等)で切り替えても良い。
また、EEPROM等のメモリの値を変更しても良い。
但し、復調回路65のフィルター定数はその都度変更し
なければならないのは当然のことである。また、基本的
な通信プロトコルやデータやアドレス等のソフト上の内
容は、通信内容切替回路67にて(EEPROM)変更
できるようにしても良い。この場合は、EEPROMの
み変更すれば良く、対応は比較的に容易となる。以上の
ような構成で対応できる場合は、図11の構成を採用す
ることで、汎用性を向上させるようにしても良い。
【0054】[他の実施形態]本実施形態では、熱源器
として臨界温度の低い二酸化炭素(CO2 )を冷媒とす
るヒートポンプユニット10を使用した例を説明した
が、熱源器としてR22を冷媒とするヒートポンプユニ
ットを使用しても良く、商用電源により動作する電気ヒ
ータ等の熱源器を使用しても良い。
として臨界温度の低い二酸化炭素(CO2 )を冷媒とす
るヒートポンプユニット10を使用した例を説明した
が、熱源器としてR22を冷媒とするヒートポンプユニ
ットを使用しても良く、商用電源により動作する電気ヒ
ータ等の熱源器を使用しても良い。
【0055】本実施形態では、コントローラとして浴室
の壁面に設置した浴室リモコン(浴室リモートコントロ
ーラ)3、および台所の壁面に設置した台所リモコン
(台所リモートコントローラ)4の両方を使用した例を
説明したが、いずれか一方のみでも良く、また、コント
ローラとして洗面所の壁面に設置した洗面所リモートコ
ントローラを設けても良い。
の壁面に設置した浴室リモコン(浴室リモートコントロ
ーラ)3、および台所の壁面に設置した台所リモコン
(台所リモートコントローラ)4の両方を使用した例を
説明したが、いずれか一方のみでも良く、また、コント
ローラとして洗面所の壁面に設置した洗面所リモートコ
ントローラを設けても良い。
【0056】本実施形態では、本発明を、各種ケーブル
を用いる有線伝送技術(ディジタル伝送方式またはアナ
ログ伝送方式)を用いた貯湯式給湯装置の通信制御装置
を使用した例を説明したが、本発明を、マイクロ波等を
用いる無線伝送方式または光ファイバケーブル伝送方式
を用いた貯湯式給湯装置の通信制御装置を使用しても良
い。
を用いる有線伝送技術(ディジタル伝送方式またはアナ
ログ伝送方式)を用いた貯湯式給湯装置の通信制御装置
を使用した例を説明したが、本発明を、マイクロ波等を
用いる無線伝送方式または光ファイバケーブル伝送方式
を用いた貯湯式給湯装置の通信制御装置を使用しても良
い。
【図1】ヒートポンプ式給湯システムの概略構造を示し
た構成図である(第1実施形態)。
た構成図である(第1実施形態)。
【図2】貯湯式給湯装置の各アクチュエータを自動コン
トロールする電子制御ユニットを示したブロック図であ
る(第1実施形態)。
トロールする電子制御ユニットを示したブロック図であ
る(第1実施形態)。
【図3】貯湯タンクECUの通信回路Aを示したブロッ
ク図である(第1実施形態)。
ク図である(第1実施形態)。
【図4】貯湯タンクECUの通信回路Bを示したブロッ
ク図である(第1実施形態)。
ク図である(第1実施形態)。
【図5】HPタンクECUの通信回路Bを示したブロッ
ク図である(第1実施形態)。
ク図である(第1実施形態)。
【図6】貯湯タンクECUおよびヒートポンプECUの
通信回路Bの具体例を示した回路図である(第1実施形
態)。
通信回路Bの具体例を示した回路図である(第1実施形
態)。
【図7】貯湯式給湯装置の各アクチュエータを自動コン
トロールする電子制御ユニットを示したブロック図であ
る(第1実施形態)。
トロールする電子制御ユニットを示したブロック図であ
る(第1実施形態)。
【図8】貯湯式給湯装置の各アクチュエータを自動コン
トロールする電子制御ユニットを示したブロック図であ
る(第2実施形態)。
トロールする電子制御ユニットを示したブロック図であ
る(第2実施形態)。
【図9】貯湯タンクECUおよびヒートポンプECUの
通信回路Bを示したブロック図である(第2実施形
態)。
通信回路Bを示したブロック図である(第2実施形
態)。
【図10】貯湯タンクECUおよびヒートポンプECU
の通信回路Bの具体例を示した回路図である(第2実施
形態)。
の通信回路Bの具体例を示した回路図である(第2実施
形態)。
【図11】貯湯タンクECUおよびヒートポンプECU
の通信回路Aを示したブロック図である(第3実施形
態)。
の通信回路Aを示したブロック図である(第3実施形
態)。
【図12】貯湯式給湯装置の各アクチュエータを自動コ
ントロールする電子制御ユニットを示した構成図である
(従来の技術)。
ントロールする電子制御ユニットを示した構成図である
(従来の技術)。
1 貯湯式給湯装置
2 電子制御ユニット(通信制御装置)
3 浴室リモコン
4 台所リモコン
5 貯湯タンクECU(貯湯タンク制御ユニット)
6 ヒートポンプECU(熱源器制御ユニット)
10 ヒートポンプユニット(熱源器)
11 電動圧縮機
12 水−冷媒熱交換器(放熱器)
17 電動ポンプ(貯湯用ポンプ)
18 貯湯タンク
20 貯湯タンクユニット
Claims (8)
- 【請求項1】(a)商用電源を用いて水を湯に昇温させ
る熱源器、およびこの熱源器で生成された湯を貯湯する
貯湯タンクを有する貯湯式給湯装置と、 (b)前記熱源器に設けられて、前記熱源器の運転状態
を制御する熱源器制御ユニットと、 (c)前記貯湯タンクに設けられて、前記貯湯タンク内
に貯湯された湯の給湯状態を制御すると共に、前記熱源
器制御ユニットとの間でデータ通信を行う貯湯タンク制
御ユニットと、 (d)給湯箇所に設けられて、前記熱源器制御ユニット
または前記貯湯タンク制御ユニットとの間でデータ通信
を行うコントローラとを備えた貯湯式給湯装置の通信制
御装置において、 前記コントローラと前記貯湯タンク制御ユニットとの間
の通信と前記貯湯タンク制御ユニットと前記熱源器制御
ユニットとの間の通信とを分離することを特徴とする貯
湯式給湯装置の通信制御装置。 - 【請求項2】請求項1に記載の貯湯式給湯装置の通信制
御装置において、 前記コントローラと前記貯湯タンク制御ユニットとの間
の通信方式は、直流電源に通信データを重畳する直流電
源重畳方式であり、 前記貯湯タンク制御ユニットと前記熱源器制御ユニット
との間の通信方式は、交流電源に通信データを重畳する
交流電源重畳方式であることを特徴とする貯湯式給湯装
置の通信制御装置。 - 【請求項3】請求項1または請求項2に記載の貯湯式給
湯装置の通信制御装置において、 前記コントローラと前記貯湯タンク制御ユニットとの間
の通信と前記貯湯タンク制御ユニットと前記熱源器制御
ユニットとの間の通信との分離を、前記貯湯タンク制御
ユニットの同一回路基板上で行うことを特徴とする貯湯
式給湯装置の通信制御装置。 - 【請求項4】請求項3に記載の貯湯式給湯装置の通信制
御装置において、 前記貯湯タンク制御ユニットは、前記コントローラとの
間でデータ通信を行う第1通信制御部、および前記熱源
器制御ユニットとの間でデータ通信を行う第2通信制御
部を有し、 前記第1通信制御部と前記第2通信制御部とを分離した
回路構成とすることを特徴とする貯湯式給湯装置の通信
制御装置。 - 【請求項5】(a)商用電源を用いて水を湯に昇温させ
る熱源器、およびこの熱源器で生成された湯を貯湯する
貯湯タンクを有する貯湯式給湯装置と、 (b)前記熱源器に設けられて、前記熱源器の運転状態
を制御する熱源器制御ユニットと、 (c)前記貯湯タンクに設けられて、前記貯湯タンク内
に貯湯された湯の給湯状態を制御すると共に、前記熱源
器制御ユニットとの間でデータ通信を行う貯湯タンク制
御ユニットと、 (d)給湯箇所に設けられて、前記熱源器制御ユニット
または前記貯湯タンク制御ユニットとの間でデータ通信
を行うコントローラとを備えた貯湯式給湯装置の通信制
御装置において、 前記熱源器制御ユニットまたは前記貯湯タンク制御ユニ
ットは、通信のキャリア周波数、通信データまたは通信
プロトコルやアドレス等の通信の内容を切り替えること
が可能な通信内容切替回路を有することを特徴とする貯
湯式給湯装置の通信制御装置。 - 【請求項6】請求項5に記載の貯湯式給湯装置の通信制
御装置において、 前記通信内容切替回路は、前記熱源器制御ユニットまた
は前記貯湯タンク制御ユニットの回路基板に対して脱着
することが可能なEEPROMまたはEPROMまたは
PROMまたはフラッシュメモリであることを特徴とす
る貯湯式給湯装置の通信制御装置。 - 【請求項7】請求項1ないし請求項6のうちいずれかに
記載の貯湯式給湯装置の通信制御装置において、 前記熱源器は、交流電源が供給されて冷媒を圧縮する電
動圧縮機、およびこの電動圧縮機の吐出口より吐出され
た高圧側の冷媒と貯湯タンク用温水とを熱交換する水−
冷媒熱交換器を有するヒートポンプユニットであり、 前記ヒートポンプユニットは、高圧側の冷媒圧力が冷媒
の臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルによ
り構成されており、 前記熱源器制御ユニットは、前記貯湯タンク内の貯湯温
度が目標温度となるように前記電動圧縮機の運転状態を
制御するヒートポンプ制御ユニットであることを特徴と
する貯湯式給湯装置の通信制御装置。 - 【請求項8】請求項1ないし請求項7のうちいずれかに
記載の貯湯式給湯装置の通信制御装置において、 前記コントローラは、少なくとも前記熱源器の運転の開
始または停止を指示する運転スイッチ、前記貯湯タンク
内の貯湯温度を希望の温度に設定する貯湯温度設定器、
および前記給湯箇所への給湯温度を希望の温度に設定す
る給湯温度設定器を有することを特徴とする貯湯式給湯
装置の通信制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243866A JP2003056906A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 貯湯式給湯装置の通信制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001243866A JP2003056906A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 貯湯式給湯装置の通信制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003056906A true JP2003056906A (ja) | 2003-02-26 |
Family
ID=19073892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001243866A Pending JP2003056906A (ja) | 2001-08-10 | 2001-08-10 | 貯湯式給湯装置の通信制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003056906A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008056472A1 (fr) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Unité de pompe thermique |
WO2010131516A1 (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-18 | シャープ株式会社 | 給湯システム |
JP2012119742A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Noritz Corp | 熱源機通信システム |
CN107894103A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-04-10 | 成都前锋电子有限责任公司 | 一种集成电力载波模块的热水器Wifi控制系统 |
CN107990561A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-05-04 | 成都前锋电子有限责任公司 | 一种集成电力载波模块的热水器无线遥控控制系统 |
JP2019153953A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | Toto株式会社 | 水まわり設備システム及びリモコン |
-
2001
- 2001-08-10 JP JP2001243866A patent/JP2003056906A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008056472A1 (fr) * | 2006-11-07 | 2008-05-15 | Sharp Kabushiki Kaisha | Unité de pompe thermique |
WO2010131516A1 (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-18 | シャープ株式会社 | 給湯システム |
JP2010266093A (ja) * | 2009-05-13 | 2010-11-25 | Sharp Corp | 給湯システム |
JP2012119742A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-06-21 | Noritz Corp | 熱源機通信システム |
CN107894103A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-04-10 | 成都前锋电子有限责任公司 | 一种集成电力载波模块的热水器Wifi控制系统 |
CN107990561A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-05-04 | 成都前锋电子有限责任公司 | 一种集成电力载波模块的热水器无线遥控控制系统 |
JP2019153953A (ja) * | 2018-03-05 | 2019-09-12 | Toto株式会社 | 水まわり設備システム及びリモコン |
JP7067122B2 (ja) | 2018-03-05 | 2022-05-16 | Toto株式会社 | 水まわり設備システム及びリモコン |
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