Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP2003044818A - コンビネーション型icカードの製造方法 - Google Patents

コンビネーション型icカードの製造方法

Info

Publication number
JP2003044818A
JP2003044818A JP2001231669A JP2001231669A JP2003044818A JP 2003044818 A JP2003044818 A JP 2003044818A JP 2001231669 A JP2001231669 A JP 2001231669A JP 2001231669 A JP2001231669 A JP 2001231669A JP 2003044818 A JP2003044818 A JP 2003044818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
contact
module
card
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001231669A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Okubo
一 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2001231669A priority Critical patent/JP2003044818A/ja
Publication of JP2003044818A publication Critical patent/JP2003044818A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K19/00Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings
    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
    • G06K19/067Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components
    • G06K19/07Record carriers with conductive marks, printed circuits or semiconductor circuit elements, e.g. credit or identity cards also with resonating or responding marks without active components with integrated circuit chips
    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07766Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement
    • G06K19/07769Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card comprising at least a second communication arrangement in addition to a first non-contact communication arrangement the further communication means being a galvanic interface, e.g. hybrid or mixed smart cards having a contact and a non-contact interface

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICモジュールとアンテナとの接続部分の耐
久性を向上させる。 【解決手段】 導通ホール32を介してアンテナ20と
接続された接点31とICモジュール10に設けられた
接点12とを超音波接合することにより、アンテナ20
とICモジュール10とを電気的に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接触状態にて情報
の書き込み及び読み出しが可能な接触型ICカードと非
接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な非接
触型ICカードとを組み合わせた複合ICカードの製造
方法に関し、特に、1つのICモジュールに対して接触
状態あるいは非接触状態にて情報の書き込み及び読み出
しが可能なコンビネーション型ICカードの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の進展に伴って、情報
をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等
が行われている。
【0003】このような情報管理や決済等に用いられる
カードは、ICチップが内蔵されたICカードや、磁気
により情報が書き込まれた磁気カード等があり、専用の
装置を用いて情報の書き込み及び読み出しが行われる。
【0004】さらに、ICカードにおいては、情報の書
き込み及び読み出しを専用の装置に接触させることによ
り行う接触型ICカードと、専用の装置に近接させるだ
けで情報の書き込み及び読み出しを行うことができる非
接触型ICカードがある。これらのICカードは、磁気
カードと比較してセキュリティ性が高いとともに書き込
み可能な情報量が多く、また、1枚のカードを多目的に
使用できるため、市場における普及度は増加の一途を辿
っている。また、その中でも、非接触型ICカードにお
いては、情報の書き込みあるいは読み出しを行う際、カ
ードを取り出して専用の装置に挿入したりする必要がな
く取り扱いに便利なため、そのカード及び該カードに書
き込まれた情報を読み取るための装置の急速な普及が進
みつつある。
【0005】さらに、近年では、上述したような接触型
ICカードと非接触型ICカードとを組み合わせた複合
ICカードも普及しており、接触状態にて情報の書き込
み及び読み出しを行うICチップと非接触状態にて情報
の書き込み及び読み出しを行うICチップとがそれぞれ
搭載されたハイブリッド型ICカードや、接触状態及び
非接触状態のいずれの場合においても情報の書き込み及
び読み出しが可能な1つのICモジュールが搭載された
コンビネーション型ICカードが用いられている。
【0006】図9は、一般的なコンビネーション型IC
カードの一例を示す図であり、(a)はその構造を示す
図、(b)は断面図である。
【0007】図9に示すように本従来例においては、複
数の層からなるベース基材130に、その表面に、外部
に設けられ、接触状態にて情報の書き込み及び読み出し
を行うための情報書込/読出装置(不図示)と電気的に
接するための接点111を有してなるICモジュール1
10が埋め込まれており、さらに、接合部材140を介
してICモジュール110と電気的に接続され、外部に
設けられ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出し
を行うための情報書込/読出装置(不図示)からの電磁
誘導によりICモジュール110に電流を供給し、それ
により、ICモジュール110の凸部に内蔵されたIC
チップ(不図示)に対する情報の書き込み及び読み出し
を行うためのアンテナ120がベース基材130の複数
の層に挟まれている。
【0008】上記のように構成されたコンビネーション
型ICカードにおいては、ICモジュール110の接点
111が、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを
行うための情報書込/読出装置に電気的に接触すると、
接点111を介して、ICモジュール110内のICチ
ップに情報が書き込まれたり、ICモジュール110内
のICチップに書き込まれた情報が接点111を介して
読み出されたりする。
【0009】また、非接触状態にて情報の書き込み及び
読み出しを行うための情報書込/読出装置に近接する
と、該情報書込/読出装置からの電磁誘導によってアン
テナ120に電流が流れ、この電流が接合部材140及
び接点112を介してICモジュール110に供給さ
れ、それにより、ICモジュール110内のICチップ
に対する情報の書き込みあるいは読み出しが行われる。
【0010】以下に、上述したコンビネーション型IC
カードの製造方法について説明する。
【0011】図10は、図9に示したコンビネーション
型ICカードの製造方法を説明するための図である。
【0012】まず、PET材等からなる複数の層131
a〜131dを、アンテナ120を挟み込むように互い
に圧着し、ベース基材130を作製する(図10
(a))。ここで、アンテナ120は、図9(a)に示
したようなコイル形状を有するものであって、銅からな
り、シート状の基材にエッチングによって予め形成され
ている。
【0013】次に、複数の層131a〜131dが圧着
されてなるベース基材130に、ICモジュール110
を埋め込むための穴132aと、ICモジュール110
に設けられた接点112とアンテナ120とを電気的に
接続するための接合部材140を埋め込むための穴13
2bとを形成する(図10(b))。この穴132a,
132bの形成は、ミルを用いてそれぞれ所定の深さ及
び所定の形状となるように行われ、穴132aは、IC
モジュール110がベース基材130に埋め込まれるよ
うな形状及び深さに形成され、また、穴132bは、I
Cモジュール110が穴132aに埋め込まれた際にI
Cモジュール110に設けられた接点112が接する位
置においてアンテナ120が露出する深さまで形成され
る。
【0014】次に、穴132bに接合部材140を埋め
込む(図10(c))。接合部材140は、鉄等の導電
性材料から構成されているため、これにより、アンテナ
120と接合部材140とが電気的に接続されることに
なる。
【0015】次に、穴132aにICモジュール110
を埋め込み、ICモジュール110を接着剤133によ
ってベース基材130に固定する(図10(d))。こ
の際、ICモジュール110の接点112が接合部材1
40と接するため、アンテナ120とICモジュール1
10とが接合部材140を介して電気的に接続されるこ
とになる。なお、アンテナ120、接合部材140及び
接点112においては、ACF接合によって互いに異方
導電接着される。
【0016】その後、ベース基材130の端部をそれぞ
れ断裁し、コンビネーション型ICカードが完成する
(図10(e))。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
製造方法で作製されたコンビネーション型ICカードに
おいては、ICモジュールとアンテナとが接合部材を介
してACF接合によって互いに異方導電接着されている
のみであるため、ベース基材が曲る方向に外力が加わっ
た場合、ICモジュールと接合部材、あるいはアンテナ
と接合部材とが互いに剥がれてしまい、ICモジュール
とアンテナとが電気的に絶縁されてしまうという問題点
がある。
【0018】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、ICモジュ
ールとアンテナとの接続部分の耐久性を向上させること
ができるコンビネーション型ICカードの製造方法を提
供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、接触状態及び非接触状態のいずれの場合に
て情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール
と、前記ICモジュールに設けられた第1の接点を介し
て該ICモジュールと電気的に接続され、前記ICモジ
ュールに対して非接触状態にて情報の書き込みあるいは
読み出しを行うためのアンテナとを少なくとも有してな
るコンビネーション型ICカードの製造方法であって、
前記第1の接点と前記アンテナとを、超音波接合により
互いに電気的に接続することを特徴とする。
【0020】また、一方の面に前記アンテナが形成さ
れ、他方の面に前記ICモジュールと電気的に接続され
るための第2の接点が形成され、前記アンテナと前記第
2の接点とを電気的に接続する導通ホールと、前記IC
モジュールが埋め込まれるための穴とを有し、前記第2
の接点が前記穴に突出するように形成されたアンテナ層
に前記ICモジュールを接着するとともに、前記第1の
接点と前記第2の接点とを超音波接合することにより互
いに電気的に接続する工程と、前記アンテナ層に、前記
ICモジュールの表面が露出するための穴を有し、当該
コンビネーション型ICカードの表面となる表面層を積
層する工程と、前記第1の接点と前記第2の接点との接
合部分を封止剤により封止する工程と、前記アンテナ層
に、所定の強度を有する中間層、並びに当該コンビネー
ション型ICカードの裏面となる裏面層とを順次積層す
る工程とを有することを特徴とする。
【0021】また、前記ICモジュールの表面が露出す
るための穴を有し、当該コンビネーション型ICカード
の表面となる表面層に前記ICモジュールを接着する工
程と、前記第1の接点と前記アンテナとを超音波接合す
ることにより互いに電気的に接続する工程と、前記第1
の接点と前記アンテナとの接合部分を封止剤により封止
する工程と、前記表面層に、所定の強度を有する中間
層、並びに当該コンビネーション型ICカードの裏面と
なる裏面層とを順次積層する工程とを有することを特徴
とする。
【0022】また、一方の面に前記アンテナが形成さ
れ、他方の面に前記ICモジュールと電気的に接続され
るための第2の接点が形成され、前記アンテナと前記第
2の接点とを電気的に接続する導通ホールと、前記第2
の接点が、前記アンテナが形成された側からも露出する
ような穴とを有するアンテナ層の前記第2の接点が形成
された面に、当該コンビネーション型ICカードの表面
となる表面層を積層するとともに、前記アンテナ層の前
記アンテナが形成された面に、該アンテナ層に積層され
た場合に前記アンテナ層に設けられた穴とで貫通穴を形
成するような穴を有する少なくとも1つの中間層を積層
する工程と、前記表面層側から、該表面層、アンテナ層
及び中間層に、前記ICモジュールを埋め込むための埋
め込み穴を前記接点が露出するように形成する工程と、
前記埋め込み穴に前記ICモジュールを埋め込むととも
に、前記貫通穴を介して前記第2の接点に超音波を照射
して前記第1の接点と前記第2の接点とを超音波接合す
ることにより互いに電気的に接続する工程と、前記貫通
穴を封止剤により封止する工程とを有することを特徴と
する。
【0023】また、接触状態及び非接触状態のいずれの
場合にも情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジ
ュールと、前記ICモジュールに設けられた第1の接点
を介して該ICモジュールと電気的に接続され、前記I
Cモジュールに対して非接触状態にて情報の書き込みあ
るいは読み出しを行うためのアンテナとを少なくとも有
してなるコンビネーション型ICカードの製造方法であ
って、前記第1の接点と前記アンテナとを、ワイヤボン
ディングにより電気的に接続することを特徴とする。
【0024】また、前記ICモジュールが埋め込まれる
ための穴を有し、一方の面に前記アンテナが形成された
アンテナ層に前記ICモジュールを接着するとともに、
前記第1の接点と前記アンテナとをワイヤボンディング
により互いに電気的に接続する工程と、前記アンテナ層
に、前記ICモジュールの表面が露出するための穴を有
し、当該コンビネーション型ICカードの表面となる表
面層を圧着する工程と、前記第1の接点と前記アンテナ
との接続部分を封止剤により封止する工程と、前記アン
テナ層に、所定の強度を有する中間層、並びに当該コン
ビネーション型ICカードの裏面となる裏面層とを順次
積層する工程とを有することを特徴とする。
【0025】また、前記アンテナ層の大きさを前記表面
層の大きさよりも小さくし、前記中間層の形状を、前記
アンテナ層と前記表面層との大きさの違いにより生じた
段差部分を埋めるような形状とすることを特徴とする。
【0026】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、接触状態及び非接触状態のいずれの場合にて
情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュール
と、ICモジュールに対して非接触状態にて情報の書き
込みあるいは読み出しを行うためのアンテナとが、IC
モジュールに設けられた第1の接点において超音波接合
により互いに電気的に接続されている。ここで、超音波
接合においては、金属どうしが分子レベルで接合される
ことになるので、ICモジュールとアンテナとの接続部
分の耐久性が向上する。
【0027】また、ICモジュールに設けられた第1の
接点とアンテナとがワイヤボンディングによって電気的
に接続された場合においても、ICモジュールとアンテ
ナとの接続部分の耐久性が向上する。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0029】(第1の実施の形態)図1は、本発明のコ
ンビネーション型ICカードの製造方法の第1の実施の
形態によって製造されたコンビネーション型ICカード
を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は
断面図である。
【0030】図1に示すように本形態におけるコンビネ
ーション型ICカード1においては、複数の層からなる
ベース基材30に、その表面に、外部に設けられ、接触
状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報
書込/読出装置(不図示)と電気的に接するための接点
11を有してなるICモジュール10が埋め込まれてお
り、さらに、導通ホール32及び第2の接点31を介し
てICモジュール10と電気的に接続され、外部に設け
られ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行
うための情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導
によりICモジュール10に電流を供給し、それによ
り、ICモジュール10の凸部に内蔵されたICチップ
(不図示)に対する情報の書き込み及び読み出しを行う
ためのアンテナ20がベース基材30を構成する複数の
層に挟まれている。
【0031】上記のように構成されたコンビネーション
型ICカード1においては、ICモジュール10の接点
11が、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行
うための情報書込/読出装置に電気的に接触すると、接
点11を介して、ICモジュール10内のICチップに
情報が書き込まれたり、ICモジュール10内のICチ
ップに書き込まれた情報が接点11を介して読み出され
たりする。
【0032】また、非接触状態にて情報の書き込み及び
読み出しを行うための情報書込/読出装置に近接する
と、該情報書込/読出装置からの電磁誘導によってアン
テナ20に電流が流れ、この電流が導通ホール32、接
点31及び第1の接点12を介してICモジュール10
に供給され、それにより、ICモジュール10内のIC
チップに対する情報の書き込みあるいは読み出しが行わ
れる。
【0033】以下に、上述したコンビネーション型IC
カード1の製造方法について説明する。
【0034】図2は、図1に示したコンビネーション型
ICカード1の製造方法を説明するための図である。
【0035】まず、エッチングによって図1(a)に示
したようなコイル形状を有するアンテナ20が形成され
たアンテナ層35とICモジュール10とを接着剤33
によって接着するとともに、コンビネーション型ICカ
ード1の表面となる表面層34aをアンテナ層35に圧
着する(図2(a))。ここで、表面層34a及びアン
テナ層35には、ICモジュール10が埋め込まれるよ
うな穴37a,37bがそれぞれ予め形成されており、
その穴37a,37bにICモジュール10を埋め込む
ように、アンテナ層35とICモジュール10とを接着
するとともにアンテナ層35と表面層34aとを圧着す
る。また、ICモジュール10はアンテナ層35の面の
うちアンテナ20が形成された面とは反対側の面に接着
されることになるが、アンテナ層35のアンテナ20が
形成された面とは反対側の面には、ICモジュール10
が接着された際に、穴37bに突出した位置にてICモ
ジュール10に設けられた接点12と接触する接点31
が設けられており、この接点31は、導通ホール32を
介してアンテナ20と電気的に接続されている。ICモ
ジュール10を穴37a,37bに埋め込み、ICモジ
ュール10の接点12とアンテナ層35の接点31とが
接した状態にて、接点31と接点12とを、接点31の
接点12と接していない側から超音波ヘッドによって超
音波接合する。これにより、接点31と接点12とが分
子レベルで接合され、ICモジュール10とアンテナ2
0とが電気的に接続されることになる。
【0036】次に、アンテナ層35に形成された穴37
bのうち、接点31と接点12との接合部分を含み、I
Cモジュール10が埋め込まれなかった部分を柔軟性を
有する封止剤38で埋め、それにより、接点31と接点
12との接合部分への水滴の侵入を防止するとともに、
アンテナ層35の平滑化が図られる(図2(b))。な
お、接点31と接点12との接合部分へのカード表面か
らの水滴の侵入については、ICモジュール10と表面
層34aとを接着する接着剤33によって防止される。
【0037】次に、アンテナ層35に中間層36aを圧
着する(図2(c))。なお、この中間層36aにおい
ては、カード裏面がICモジュール10の底面に揃うよ
うな厚みを有するものであって、ICモジュール10の
うち、アンテナ層35及び封止剤38から突出している
部分と同じ大きさの穴37cを有している。この穴37
cにICモジュール10の突出部分が埋め込まれること
により、カード裏面の平滑化が図られる。また、この
際、熱を加えることにより変形する変形層を必要に応じ
て積層してもよい。
【0038】次に、中間層36aに、コンビネーション
型ICカード1に所定の強度を持たせるために所定の強
度を有する中間層36bを圧着する(図2(d))。こ
こで、図2に示すように、アンテナ層35及び中間層3
6aの大きさを表面層34aの大きさよりも小さくし、
それにより生じた段差部分39を埋めるような形状を有
する中間層36bを圧着すれば、コンビネーション型I
Cカード1の側面の強化を図ることができる。
【0039】次に、コンビネーション型ICカード1の
裏面となる裏面層34bを中間層36bに圧着する(図
2(e))。
【0040】その後、ベース基材30の端部をそれぞれ
断裁し、コンビネーション型ICカード1が完成する
(図2(f))。なお、中間層36bの形状を図2
(d)に示したようなアンテナ層35及び中間層36a
の側面を覆うようなものとした場合は、ベース基材30
の端部を断裁する際、アンテナ層35及び中間層36a
の側面が露出しないようにベース基材30の端部を断裁
する必要がある。
【0041】(第2の実施の形態)図3は、本発明のコ
ンビネーション型ICカードの製造方法の第2の実施の
形態によって製造されたコンビネーション型ICカード
を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は
断面図である。
【0042】図3に示すように本形態におけるコンビネ
ーション型ICカード2においては、複数の層からなる
ベース基材50に、その表面に、外部に設けられ、接触
状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報
書込/読出装置(不図示)と電気的に接するための接点
11を有してなるICモジュール10が埋め込まれてお
り、さらに、導通パターン41及び第2の接点31を介
してICモジュール10と電気的に接続され、外部に設
けられ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを
行うための情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘
導によりICモジュール10に電流を供給し、それによ
り、ICモジュール10の凸部に内蔵されたICチップ
(不図示)に対する情報の書き込み及び読み出しを行う
ためのアンテナ40がベース基材50を構成する複数の
層に挟まれている。
【0043】上記のように構成されたコンビネーション
型ICカード2においては、ICモジュール10の接点
11が、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行
うための情報書込/読出装置に電気的に接触すると、接
点11を介して、ICモジュール10内のICチップに
情報が書き込まれたり、ICモジュール10内のICチ
ップに書き込まれた情報が接点11を介して読み出され
たりする。
【0044】また、非接触状態にて情報の書き込み及び
読み出しを行うための情報書込/読出装置に近接する
と、該情報書込/読出装置からの電磁誘導によってアン
テナ40に電流が流れ、この電流が導通パターン41、
接点31及び第1の接点12を介してICモジュール1
0に供給され、それにより、ICモジュール10内のI
Cチップに対する情報の書き込みあるいは読み出しが行
われる。
【0045】以下に、上述したコンビネーション型IC
カード2の製造方法について説明する。
【0046】図4は、図3に示したコンビネーション型
ICカード2の製造方法を説明するための図である。
【0047】まず、コンビネーション型ICカード2の
表面となる表面層42aにICモジュール10を接着剤
33により接着する(図4(a))。ここで、表面層4
2aには、ICモジュール10が埋め込まれるような段
差44a,44bを有する穴43aが形成されており、
その穴43aにICモジュール10を埋め込むように表
面層42aにICモジュール10を接着する。
【0048】次に、アンテナ40をICモジュール10
に接続する(図4(b))。図4(b)に示すようにア
ンテナ40を表面層42aの裏面に宛がうと、導電パタ
ーン41を介してアンテナ40と一体化して形成されて
いる接点31がICモジュール10の接点12と接する
状態となる。この状態にて、接点31と接点12とを、
接点31の接点12と接していない側から超音波ヘッド
によって超音波接合する。これにより、接点31と接点
12とが分子レベルで接合され、ICモジュール10と
アンテナ40とが電気的に接続されることになる。
【0049】次に、表面層42aに形成された穴43a
のうち、接点31と接点12との接合部分を含み、IC
モジュール10が埋め込まれなかった部分を柔軟性を有
する封止剤38で埋め、それにより、接点31と接点1
2との接合部分への水滴の侵入を防止するとともに、表
面層42aの裏面の平滑化が図られる(図4(c))。
なお、接点31と接点12との接合部分へのカード表面
からの水滴の侵入については、ICモジュール10と表
面層42aとを接着する接着剤33によって防止され
る。
【0050】次に、表面層42aに中間層36aを圧着
する(図4(d))。なお、この中間層36aにおいて
は、カード裏面がICモジュール10の底面に揃うよう
な厚みを有するものであって、ICモジュール10のう
ち、表面層42a及び封止剤38から突出している部分
と同じ大きさの穴43bを有している。この穴43bに
ICモジュール10の突出部分が埋め込まれることによ
り、カード裏面の平滑化が図られる。
【0051】次に、中間層36aに、コンビネーション
型ICカード2に所定の強度を持たせるために所定の強
度を有する中間層36bを圧着する(図4(e))。こ
こで、図4に示すように、表面層42aの形状及び中間
層36aの大きさを表面層42aの一部が突出するよう
なものとし、それにより生じた段差部分39を埋めるよ
うな形状を有する中間層36bを圧着すれば、コンビネ
ーション型ICカード2の側面の強化を図ることができ
る。
【0052】次に、コンビネーション型ICカード2の
裏面となる裏面層34bを中間層36bに圧着する(図
4(f))。
【0053】その後、ベース基材50の端部をそれぞれ
断裁し、コンビネーション型ICカード2が完成する
(図4(g))。なお、中間層36bの形状を図4
(e)に示したような表面層42aの一部及び中間層3
6aの側面を覆うようなものとした場合は、ベース基材
50の端部を断裁する際、表面層42aの一部及び中間
層36aの側面が露出しないようにベース基材50の端
部を断裁する必要がある。
【0054】(第3の実施の形態)図5は、本発明のコ
ンビネーション型ICカードの製造方法の第3の実施の
形態によって製造されたコンビネーション型ICカード
を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は
断面図である。
【0055】図5に示すように本形態におけるコンビネ
ーション型ICカード3においては、複数の層からなる
ベース基材60に、その表面に、外部に設けられ、接触
状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報
書込/読出装置(不図示)と電気的に接するための接点
11を有してなるICモジュール10が埋め込まれてお
り、さらに、ワイヤー51によってICモジュール10
と電気的に接続され、外部に設けられ、非接触状態にて
情報の書き込み及び読み出しを行うための情報書込/読
出装置(不図示)からの電磁誘導によりICモジュール
10に電流を供給し、それにより、ICモジュール10
の凸部に内蔵されたICチップ(不図示)に対する情報
の書き込み及び読み出しを行うためのアンテナ20がベ
ース基材60を構成する複数の層に挟まれている。
【0056】上記のように構成されたコンビネーション
型ICカード1においては、ICモジュール10の接点
11が、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行
うための情報書込/読出装置に電気的に接触すると、接
点11を介して、ICモジュール10内のICチップに
情報が書き込まれたり、ICモジュール10内のICチ
ップに書き込まれた情報が接点11を介して読み出され
たりする。
【0057】また、非接触状態にて情報の書き込み及び
読み出しを行うための情報書込/読出装置に近接する
と、該情報書込/読出装置からの電磁誘導によってアン
テナ20に電流が流れ、この電流がワイヤー51及び第
1の接点12を介してICモジュール10に供給され、
それにより、ICモジュール10内のICチップに対す
る情報の書き込みあるいは読み出しが行われる。
【0058】以下に、上述したコンビネーション型IC
カード3の製造方法について説明する。
【0059】図6は、図5に示したコンビネーション型
ICカード3の製造方法を説明するための図である。
【0060】まず、エッチングによって図5(a)に示
したようなコイル形状を有するアンテナ20が形成され
たアンテナ層52とICモジュール10とを接着剤33
によって接着するとともに、コンビネーション型ICカ
ード3の表面となる表面層34aをアンテナ層52に圧
着する(図6(a))。ここで、表面層34a及びアン
テナ層52には、ICモジュール10が埋め込まれるよ
うな穴37a,37bがそれぞれ予め形成されており、
その穴37a,37bにICモジュール10を埋め込む
ように、アンテナ層52とICモジュール10とを接着
するとともにアンテナ層52と表面層34aとを圧着す
る。
【0061】次に、ICモジュール10の接点12とア
ンテナ20とをワイヤボンディングによってワイヤ51
で電気的に接続する(図6(b))。これにより、アン
テナ20とICモジュール10とが電気的に接続される
ことになる。
【0062】次に、アンテナ層52に形成された穴37
bのうち、アンテナ20とICモジュール10との接続
部分を含み、ICモジュール10が埋め込まれなかった
部分にワイヤ51を覆うように封止剤53を注入し、そ
れにより、ワイヤ51によって接続された部分を保護す
る(図6(c))。
【0063】次に、穴37bが形成された部分を含むア
ンテナ層52全面に、熱を加えることによって変形する
変形層54を圧着する(図6(d))。これにより、カ
ード裏面の平滑化が図られる。
【0064】次に、変形層54に、コンビネーション型
ICカード3に所定の強度を持たせるために所定の強度
を有する中間層36bを圧着する(図6(e))。ここ
で、図6に示すように、アンテナ層52及び変形層54
の大きさを表面層34aの大きさよりも小さくし、それ
により生じた段差部分39を埋めるような形状を有する
中間層36bを圧着すれば、コンビネーション型ICカ
ード3の側面の強化を図ることができる。
【0065】次に、コンビネーション型ICカード3の
裏面となる裏面層34bを中間層36bに圧着する(図
6(f))。
【0066】その後、ベース基材60の端部をそれぞれ
断裁し、コンビネーション型ICカード3が完成する
(図6(g))。なお、中間層36bの形状を図6
(d)に示したようなアンテナ層52及び中間層36a
の側面を覆うようなものとした場合は、ベース基材50
の端部を断裁する際、アンテナ層52及び中間層36a
の側面が露出しないようにベース基材50の端部を断裁
する必要がある。
【0067】(第4の実施の形態)図7は、本発明のコ
ンビネーション型ICカードの製造方法の第4の実施の
形態によって製造されたコンビネーション型ICカード
を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は
断面図である。
【0068】図7に示すように本形態におけるコンビネ
ーション型ICカード4においては、複数の層からなる
ベース基材70に、その表面に、外部に設けられ、接触
状態にて情報の書き込み及び読み出しを行うための情報
書込/読出装置(不図示)と電気的に接するための接点
11を有してなるICモジュール10が埋め込まれてお
り、さらに、導通ホール32及び第2の接点31を介し
てICモジュール10と電気的に接続され、外部に設け
られ、非接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行
うための情報書込/読出装置(不図示)からの電磁誘導
によりICモジュール10に電流を供給し、それによ
り、ICモジュール10の凸部に内蔵されたICチップ
(不図示)に対する情報の書き込み及び読み出しを行う
ためのアンテナ20がベース基材70を構成する複数の
層に挟まれている。
【0069】上記のように構成されたコンビネーション
型ICカード4においては、ICモジュール10の接点
11が、接触状態にて情報の書き込み及び読み出しを行
うための情報書込/読出装置に電気的に接触すると、接
点11を介して、ICモジュール10内のICチップに
情報が書き込まれたり、ICモジュール10内のICチ
ップに書き込まれた情報が接点11を介して読み出され
たりする。
【0070】また、非接触状態にて情報の書き込み及び
読み出しを行うための情報書込/読出装置に近接する
と、該情報書込/読出装置からの電磁誘導によってアン
テナ20に電流が流れ、この電流が導通ホール32及び
第1の接点12を介してICモジュール10に供給さ
れ、それにより、ICモジュール10内のICチップに
対する情報の書き込みあるいは読み出しが行われる。
【0071】以下に、上述したコンビネーション型IC
カード4の製造方法について説明する。
【0072】図8は、図7に示したコンビネーション型
ICカード4の製造方法を説明するための図である。
【0073】まず、コンビネーション型ICカード4の
表面となる表面層61aと、エッチング等により一方の
面に図7(a)に示したようなコイル形状を有するアン
テナ20が形成されたアンテナ層62と、中間層63
a,63bとを互いに圧着し、ベース基材70を作製す
る(図8(a))。ここで、アンテナ層62及び中間層
63a,63bにおいては、互いに積層された場合に貫
通穴を形成するような穴64aがそれぞれ形成されてお
り、さらに、アンテナ層62においては、アンテナ20
が形成された面とは反対側の面にこの穴64aに突出す
るように接点31が形成され、この接点31は、アンテ
ナ層62に形成された導通ホール32を介してアンテナ
20と電気的に接続されている。
【0074】次に、表面層61a,アンテナ層62及び
中間層63a,63bが圧着された基材に、ICモジュ
ール10を埋め込むための穴64bを形成する(図8
(b))。この穴64bの形成は、ミルを用いて、穴6
4aと隣接するように、かつ、ICモジュール10がベ
ース基材70に埋め込まれるような形状及び深さに形成
される。本形態においては、図8(b)に示すように、
ICモジュール10の形状に合わせて表面層61a,ア
ンテナ層62及び中間層63aを削ることにより穴64
bが形成される。また、この際、アンテナ層62に形成
された接点31の穴64aに面していない側が露出す
る。
【0075】次に、穴64bにICモジュール10を埋
め込み、ICモジュール10を接着剤33によってアン
テナ層62に接着する(図8(c))。この際、ICモ
ジュール10の接点12がアンテナ層62に形成された
接点31と接するようになるため、この状態において、
接点31と接点12とを穴64aが形成された側から超
音波ヘッドによって超音波接合する。これにより、接点
31と接点12とが分子レベルで接合され、ICモジュ
ール10とアンテナ20とが電気的に接続されることに
なる。
【0076】次に、穴64aを柔軟性を有する封止剤3
8で埋め、それにより、接点31と接点12との接続部
分への水滴の侵入を防止するとともに、中間層63bの
平滑化が図られる(図8(d))。なお、接点31と接
点12との接続部分へのカード表面からの水滴の侵入に
ついては、ICモジュール10と表面層61aとを接着
する接着剤33によって防止される。
【0077】次に、コンビネーション型ICカード4の
裏面となる裏面層61bを中間層63bに圧着する(図
8(e))。
【0078】その後、ベース基材70の端部をそれぞれ
断裁し、コンビネーション型ICカード4が完成する
(図8(f))。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
接触状態及び非接触状態のいずれの場合にて情報の書き
込み及び読み出しが可能なICモジュールと、ICモジ
ュールに対して非接触状態にて情報の書き込みあるいは
読み出しを行うためのアンテナとを、ICモジュールに
設けられた第1の接点において超音波接合により互いに
電気的に接続するため、ICモジュールとアンテナとが
分子レベルで接合されることになり、ICモジュールと
アンテナとの接続部分の耐久性を向上させることができ
る。
【0080】また、ICモジュールに設けられた第1の
接点とアンテナとをワイヤボンディングによって電気的
に接続するものにおいても、ICモジュールとアンテナ
との接続部分の耐久性を向上させることができる。
【0081】また、ICモジュールに設けられた第1の
接点とアンテナとを超音波接合あるいはワイヤボンディ
ングによって電気的に接続することにより、ICモジュ
ールとアンテナとの接点における抵抗値を低減すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコンビネーション型ICカードの製造
方法の第1の実施の形態によって製造されたコンビネー
ション型ICカードを示す図であり、(a)はその構造
を示す図、(b)は断面図である。
【図2】図1に示したコンビネーション型ICカードの
製造方法を説明するための図である。
【図3】本発明のコンビネーション型ICカードの製造
方法の第2の実施の形態によって製造されたコンビネー
ション型ICカードを示す図であり、(a)はその構造
を示す図、(b)は断面図である。
【図4】図3に示したコンビネーション型ICカードの
製造方法を説明するための図である。
【図5】本発明のコンビネーション型ICカードの製造
方法の第3の実施の形態によって製造されたコンビネー
ション型ICカードを示す図であり、(a)はその構造
を示す図、(b)は断面図である。
【図6】図5に示したコンビネーション型ICカードの
製造方法を説明するための図である。
【図7】本発明のコンビネーション型ICカードの製造
方法の第4の実施の形態によって製造されたコンビネー
ション型ICカードを示す図であり、(a)はその構造
を示す図、(b)は断面図である。
【図8】図7に示したコンビネーション型ICカードの
製造方法を説明するための図である。
【図9】一般的なコンビネーション型ICカードの一例
を示す図であり、(a)はその構造を示す図、(b)は
断面図である。
【図10】図9に示したコンビネーション型ICカード
の製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1〜4 コンビネーション型ICカード 10 ICモジュール 11,12,31 接点 20,40 アンテナ 30,50,60,70 ベース基材 32 導通ホール 33 接着剤 34a,42a,61a 表面層 34b,61b 裏面層 35,52,62 アンテナ層 36a,36b,63a,63b 中間層 37a,37b,37c,43a,43b,64a,6
4b 穴 38,53 封止剤 39 段差部分 41 導通パターン 44a,44b 段差 51 ワイヤー 54 変形層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C005 MA07 MB03 MB08 NA03 NA08 NA09 NB03 NB17 NB26 NB34 PA18 RA03 RA06 RA16 TA21 TA22 5B035 AA07 AA08 BA05 BB09 CA02 CA03 CA08 CA25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接触状態及び非接触状態のいずれの場合
    にて情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュー
    ルと、前記ICモジュールに設けられた第1の接点を介
    して該ICモジュールと電気的に接続され、前記ICモ
    ジュールに対して非接触状態にて情報の書き込みあるい
    は読み出しを行うためのアンテナとを少なくとも有して
    なるコンビネーション型ICカードの製造方法であっ
    て、 前記第1の接点と前記アンテナとを、超音波接合により
    互いに電気的に接続することを特徴とするコンビネーシ
    ョン型ICカードの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のコンビネーション型I
    Cカードの製造方法において、 一方の面に前記アンテナが形成され、他方の面に前記I
    Cモジュールと電気的に接続されるための第2の接点が
    形成され、前記アンテナと前記第2の接点とを電気的に
    接続する導通ホールと、前記ICモジュールが埋め込ま
    れるための穴とを有し、前記第2の接点が前記穴に突出
    するように形成されたアンテナ層に前記ICモジュール
    を接着するとともに、前記第1の接点と前記第2の接点
    とを超音波接合することにより互いに電気的に接続する
    工程と、 前記アンテナ層に、前記ICモジュールの表面が露出す
    るための穴を有し、当該コンビネーション型ICカード
    の表面となる表面層を積層する工程と、 前記第1の接点と前記第2の接点との接合部分を封止剤
    により封止する工程と、 前記アンテナ層に、所定の強度を有する中間層、並びに
    当該コンビネーション型ICカードの裏面となる裏面層
    とを順次積層する工程とを有することを特徴とするコン
    ビネーション型ICカードの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のコンビネーション型I
    Cカードの製造方法において、 前記ICモジュールの表面が露出するための穴を有し、
    当該コンビネーション型ICカードの表面となる表面層
    に前記ICモジュールを接着する工程と、 前記第1の接点と前記アンテナとを超音波接合すること
    により互いに電気的に接続する工程と、 前記第1の接点と前記アンテナとの接合部分を封止剤に
    より封止する工程と、 前記表面層に、所定の強度を有する中間層、並びに当該
    コンビネーション型ICカードの裏面となる裏面層とを
    順次積層する工程とを有することを特徴とするコンビネ
    ーション型ICカードの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のコンビネーション型I
    Cカードの製造方法において、 一方の面に前記アンテナが形成され、他方の面に前記I
    Cモジュールと電気的に接続されるための第2の接点が
    形成され、前記アンテナと前記第2の接点とを電気的に
    接続する導通ホールと、前記第2の接点が、前記アンテ
    ナが形成された側からも露出するような穴とを有するア
    ンテナ層の前記第2の接点が形成された面に、当該コン
    ビネーション型ICカードの表面となる表面層を積層す
    るとともに、前記アンテナ層の前記アンテナが形成され
    た面に、該アンテナ層に積層された場合に前記アンテナ
    層に設けられた穴とで貫通穴を形成するような穴を有す
    る少なくとも1つの中間層を積層する工程と、 前記表面層側から、該表面層、アンテナ層及び中間層
    に、前記ICモジュールを埋め込むための埋め込み穴を
    前記接点が露出するように形成する工程と、 前記埋め込み穴に前記ICモジュールを埋め込むととも
    に、前記貫通穴を介して前記第2の接点に超音波を照射
    して前記第1の接点と前記第2の接点とを超音波接合す
    ることにより互いに電気的に接続する工程と、 前記貫通穴を封止剤により封止する工程とを有すること
    を特徴とするコンビネーション型ICカードの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 接触状態及び非接触状態のいずれの場合
    にも情報の書き込み及び読み出しが可能なICモジュー
    ルと、前記ICモジュールに設けられた第1の接点を介
    して該ICモジュールと電気的に接続され、前記ICモ
    ジュールに対して非接触状態にて情報の書き込みあるい
    は読み出しを行うためのアンテナとを少なくとも有して
    なるコンビネーション型ICカードの製造方法であっ
    て、 前記第1の接点と前記アンテナとを、ワイヤボンディン
    グにより電気的に接続することを特徴とするコンビネー
    ション型ICカードの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコンビネーション型I
    Cカードの製造方法において、 前記ICモジュールが埋め込まれるための穴を有し、一
    方の面に前記アンテナが形成されたアンテナ層に前記I
    Cモジュールを接着するとともに、前記第1の接点と前
    記アンテナとをワイヤボンディングにより互いに電気的
    に接続する工程と、 前記アンテナ層に、前記ICモジュールの表面が露出す
    るための穴を有し、当該コンビネーション型ICカード
    の表面となる表面層を圧着する工程と、 前記第1の接点と前記アンテナとの接続部分を封止剤に
    より封止する工程と、 前記アンテナ層に、所定の強度を有する中間層、並びに
    当該コンビネーション型ICカードの裏面となる裏面層
    とを順次積層する工程とを有することを特徴とするコン
    ビネーション型ICカードの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項2または請求項6に記載のコンビ
    ネーション型ICカードの製造方法において、 前記アンテナ層の大きさを前記表面層の大きさよりも小
    さくし、 前記中間層の形状を、前記アンテナ層と前記表面層との
    大きさの違いにより生じた段差部分を埋めるような形状
    とすることを特徴とするコンビネーション型ICカード
    の製造方法。
JP2001231669A 2001-07-31 2001-07-31 コンビネーション型icカードの製造方法 Pending JP2003044818A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231669A JP2003044818A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 コンビネーション型icカードの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001231669A JP2003044818A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 コンビネーション型icカードの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003044818A true JP2003044818A (ja) 2003-02-14

Family

ID=19063691

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001231669A Pending JP2003044818A (ja) 2001-07-31 2001-07-31 コンビネーション型icカードの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003044818A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1530153A1 (de) * 2003-11-07 2005-05-11 Novacard Informationssysteme GmbH Verfahren zur Herstellung einer Chipkarte und Chipkarte
JP2007047850A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Dainippon Printing Co Ltd Icカード、icカードの製造方法、およびicカードの製造装置
KR101070303B1 (ko) * 2009-11-17 2011-10-06 한국조폐공사 콤비 카드 제조 방법 및 이를 이용해 제조된 콤비 카드
KR101078804B1 (ko) * 2009-11-17 2011-11-02 한국조폐공사 콤비카드용 인레이층 및 그 제조방법

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061096A (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 Omron Corp カード形基板及びその製造方法
JPH08161450A (ja) * 1994-11-30 1996-06-21 Tetsuo Mizumoto カード状記憶装置
JPH08340080A (ja) * 1994-12-23 1996-12-24 Giesecke & Devrient Gmbh 半仕上げ製品
JPH1035162A (ja) * 1996-07-29 1998-02-10 Dainippon Printing Co Ltd Icカード
WO1998037512A1 (fr) * 1997-02-24 1998-08-27 Gemplus S.C.A. Procede de fabrication de carte sans contact a antenne bobinee
JPH11167612A (ja) * 1997-12-02 1999-06-22 Hitachi Ltd 無線icカード
JPH11232415A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Hitachi Chem Co Ltd Icカードとその製造法
JPH11296633A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Mitsubishi Electric Corp Icカード
JPH11328355A (ja) * 1998-05-20 1999-11-30 Dainippon Printing Co Ltd Icカード用icモジュール
JPH11353439A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Dainippon Printing Co Ltd 非接触型icカードとその製造方法、非接触型icカード用基体
JP2000182017A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Dainippon Printing Co Ltd 接触型非接触型共用icカードおよびその製造方法
JP2000207521A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Toppan Printing Co Ltd 複合icカ―ドとその製造方法
JP2000207518A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Dainippon Printing Co Ltd 接触型非接触型共用icカ―ドとその製造方法
JP2000259803A (ja) * 1999-03-11 2000-09-22 Shinko Electric Ind Co Ltd Icカードの製造方法
JP2000331138A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Shinko Electric Ind Co Ltd 非接触型icカード
JP2002074297A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Toppan Printing Co Ltd Icモジュールの接続方法

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH061096A (ja) * 1992-06-17 1994-01-11 Omron Corp カード形基板及びその製造方法
JPH08161450A (ja) * 1994-11-30 1996-06-21 Tetsuo Mizumoto カード状記憶装置
JPH08340080A (ja) * 1994-12-23 1996-12-24 Giesecke & Devrient Gmbh 半仕上げ製品
JPH1035162A (ja) * 1996-07-29 1998-02-10 Dainippon Printing Co Ltd Icカード
WO1998037512A1 (fr) * 1997-02-24 1998-08-27 Gemplus S.C.A. Procede de fabrication de carte sans contact a antenne bobinee
JPH11167612A (ja) * 1997-12-02 1999-06-22 Hitachi Ltd 無線icカード
JPH11232415A (ja) * 1998-02-12 1999-08-27 Hitachi Chem Co Ltd Icカードとその製造法
JPH11296633A (ja) * 1998-04-07 1999-10-29 Mitsubishi Electric Corp Icカード
JPH11328355A (ja) * 1998-05-20 1999-11-30 Dainippon Printing Co Ltd Icカード用icモジュール
JPH11353439A (ja) * 1998-06-04 1999-12-24 Dainippon Printing Co Ltd 非接触型icカードとその製造方法、非接触型icカード用基体
JP2000182017A (ja) * 1998-12-18 2000-06-30 Dainippon Printing Co Ltd 接触型非接触型共用icカードおよびその製造方法
JP2000207521A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Toppan Printing Co Ltd 複合icカ―ドとその製造方法
JP2000207518A (ja) * 1999-01-18 2000-07-28 Dainippon Printing Co Ltd 接触型非接触型共用icカ―ドとその製造方法
JP2000259803A (ja) * 1999-03-11 2000-09-22 Shinko Electric Ind Co Ltd Icカードの製造方法
JP2000331138A (ja) * 1999-05-21 2000-11-30 Shinko Electric Ind Co Ltd 非接触型icカード
JP2002074297A (ja) * 2000-08-30 2002-03-15 Toppan Printing Co Ltd Icモジュールの接続方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1530153A1 (de) * 2003-11-07 2005-05-11 Novacard Informationssysteme GmbH Verfahren zur Herstellung einer Chipkarte und Chipkarte
JP2007047850A (ja) * 2005-08-05 2007-02-22 Dainippon Printing Co Ltd Icカード、icカードの製造方法、およびicカードの製造装置
KR101070303B1 (ko) * 2009-11-17 2011-10-06 한국조폐공사 콤비 카드 제조 방법 및 이를 이용해 제조된 콤비 카드
KR101078804B1 (ko) * 2009-11-17 2011-11-02 한국조폐공사 콤비카드용 인레이층 및 그 제조방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4249020B2 (ja) 電子モジュールの強度を強化した接触型・非接触型共用ハイブリッドスマートカード
US9773201B2 (en) Electronic interface apparatus and method and system for manufacturing same
JP6292277B2 (ja) 複合icカード
WO2009078810A1 (en) Contact-less and dual interface inlays and methods for producing the same
KR20030025287A (ko) 섬유질 재료로된 안테나 지지물 및 칩 지지물을 갖춘비접촉 칩카드
MXPA01007467A (es) Metodo para fabricar una tarjeta inteligente hibrida sin contacto con un soporte de anxtena faxbricado de un material fibroso.
CN107209870B (zh) 芯片卡制造方法和利用该方法获得的芯片卡
JP2004310619A (ja) Icカードの製造方法
JP2000182017A (ja) 接触型非接触型共用icカードおよびその製造方法
TWI284842B (en) Communication medium capable of carrying out contactless communication and method of producing the same
JP2003044818A (ja) コンビネーション型icカードの製造方法
JP3878450B2 (ja) コンビネーション型icカード及びその製造方法
JP4170491B2 (ja) 接触型非接触型共用icカードの製造方法
CN102016886B (zh) 带有收发器的空间结构以及制造其的方法
JP2010257416A (ja) 情報記録媒体、非接触型ic付データキャリア、および情報記録媒体の製造方法
JP4306352B2 (ja) 接触型非接触型ハイブリットicモジュールとそれを使用した接触型非接触型ハイブリットicカード
JP2003044814A (ja) コンビネーション型icカード及びその製造方法
JP4236972B2 (ja) コンビネーション型icカード及びその製造方法
JPH1024688A (ja) Icカード
JP4440380B2 (ja) 接触型非接触型共用icモジュールとそれを使用した接触型非接触型共用icカード
JP2005050326A (ja) 非接触で通信可能な通信媒体及びその製造方法
KR200314518Y1 (ko) 루프코일 접점을 메탈 플레이트로 접합한 스마트 카드
JP5024190B2 (ja) Icモジュール製造方法
KR20030051442A (ko) 루프코일 접점을 메탈 플레이트로 접합한 스마트 카드 및그 제조 방법
JP2010117833A (ja) インレイ及びその製造方法並びに非接触型情報媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080523

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20080523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110411

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111018