JP2002217945A - 通信システム、通信方法、および通信端末、並びにプログラム記憶媒体 - Google Patents
通信システム、通信方法、および通信端末、並びにプログラム記憶媒体Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信相手の固有名称のみから、自己の通信端
末と通信可能な相手端末を選択することを可能とした通
信システムおよび通信方法を提供する。 【解決手段】 各通信端末が、対応する固有名称、通信
端末の通信形態、特性情報を検索サーバに登録し、通信
実行時に通信相手の固有名称と通信形態を含む検索要求
を検索サーバに出力し、検索サーバはデータベースから
固有名称に対応し指定通信形態の実行可能な端末を選択
して要求端末に返答する。要求端末は返答に基づいて相
手端末を選択して通信を実行する。本構成により、通信
相手の固有名称のみから、自己の通信端末と通信可能な
相手端末を選択することが可能となり、予め相手端末の
情報を取得し覚えておく必要がない。
末と通信可能な相手端末を選択することを可能とした通
信システムおよび通信方法を提供する。 【解決手段】 各通信端末が、対応する固有名称、通信
端末の通信形態、特性情報を検索サーバに登録し、通信
実行時に通信相手の固有名称と通信形態を含む検索要求
を検索サーバに出力し、検索サーバはデータベースから
固有名称に対応し指定通信形態の実行可能な端末を選択
して要求端末に返答する。要求端末は返答に基づいて相
手端末を選択して通信を実行する。本構成により、通信
相手の固有名称のみから、自己の通信端末と通信可能な
相手端末を選択することが可能となり、予め相手端末の
情報を取得し覚えておく必要がない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システム、通
信方法、および通信端末、並びにプログラム記憶媒体に
関する。さらに詳細には、通信相手の固有名称のみか
ら、自己の通信端末と通信可能な相手端末を選択するこ
とを可能とし、相手端末の情報を必要としない通信を可
能とする通信システム、通信方法、および通信端末、並
びにプログラム記憶媒体に関する。なお、システムと
は、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置
が同一筐体内にあるものには限らない。
信方法、および通信端末、並びにプログラム記憶媒体に
関する。さらに詳細には、通信相手の固有名称のみか
ら、自己の通信端末と通信可能な相手端末を選択するこ
とを可能とし、相手端末の情報を必要としない通信を可
能とする通信システム、通信方法、および通信端末、並
びにプログラム記憶媒体に関する。なお、システムと
は、複数の装置の論理的集合構成であり、各構成の装置
が同一筐体内にあるものには限らない。
【0002】
【従来の技術】現在、爆発的に普及しているインターネ
ットでは通信プロトコルとしてIP(InternetProtoco
l)が用いられている。現在使用されているIPはIP
v4であり、発信元/宛先として32ビットからなるア
ドレス(IPアドレス)が用いられている。IPアドレ
スは32ビットのアドレスを8ビットを単位として10
進数で表して表記する。このような数字の羅列はユーザ
にとっては覚えにくいものである。このため、IPアド
レスの代わりにホストネームを用いて通信を可能とする
ためのDNS(Domain Name System)が利用される。
ットでは通信プロトコルとしてIP(InternetProtoco
l)が用いられている。現在使用されているIPはIP
v4であり、発信元/宛先として32ビットからなるア
ドレス(IPアドレス)が用いられている。IPアドレ
スは32ビットのアドレスを8ビットを単位として10
進数で表して表記する。このような数字の羅列はユーザ
にとっては覚えにくいものである。このため、IPアド
レスの代わりにホストネームを用いて通信を可能とする
ためのDNS(Domain Name System)が利用される。
【0003】DNSサーバが端末(ホスト)のIPアド
レスとホスト名の対応付けを管理し、端末が通信を行う
ときにDNSサーバにアクセスしてホスト名に基づいて
ホストアドレス(IPアドレス)を得ることができる。
レスとホスト名の対応付けを管理し、端末が通信を行う
ときにDNSサーバにアクセスしてホスト名に基づいて
ホストアドレス(IPアドレス)を得ることができる。
【0004】このように、ユーザは通信相手の指定にホ
スト名を用いることが多いが、実際に通信を開始するた
めにはホスト名からIPアドレスへの変換を必要とす
る。この変換処理はDNSが実行する。以前は管理者が
手動でホスト名とIPアドレスの対応をDNSサーバに
登録していたが、現在ではこの登録作業を自動化する技
術がいくつか提案されている。
スト名を用いることが多いが、実際に通信を開始するた
めにはホスト名からIPアドレスへの変換を必要とす
る。この変換処理はDNSが実行する。以前は管理者が
手動でホスト名とIPアドレスの対応をDNSサーバに
登録していたが、現在ではこの登録作業を自動化する技
術がいくつか提案されている。
【0005】例えばRFC 2137やdraft−i
etf−dhc−dhcp−dns−12.txtなど
では、DHCPサーバやDHCPクライアントがDNS
サーバと連携しつつ、DNSのAレコード(ホスト名→
IPアドレス変換のエントリ)やPTRレコード(IP
アドレス→ホスト名変換のエントリ)を更新する方法が
提案されている。
etf−dhc−dhcp−dns−12.txtなど
では、DHCPサーバやDHCPクライアントがDNS
サーバと連携しつつ、DNSのAレコード(ホスト名→
IPアドレス変換のエントリ)やPTRレコード(IP
アドレス→ホスト名変換のエントリ)を更新する方法が
提案されている。
【0006】また、特開2000−112851では、
DHCPサーバがDHCPクライアントのIPアドレス
とMAC (Media Access Contro
l)アドレスをDNSサーバに通知することにより、D
NSサーバの登録情報を更新する方法を述べている。こ
の手法では、あらかじめDNSサーバの管理者がMAC
アドレスとホスト名の固定的な対応を設定しておくこと
で、DHCPクライアントのホスト名を割り出せるよう
にしている。
DHCPサーバがDHCPクライアントのIPアドレス
とMAC (Media Access Contro
l)アドレスをDNSサーバに通知することにより、D
NSサーバの登録情報を更新する方法を述べている。こ
の手法では、あらかじめDNSサーバの管理者がMAC
アドレスとホスト名の固定的な対応を設定しておくこと
で、DHCPクライアントのホスト名を割り出せるよう
にしている。
【0007】また、DNS−Dynamic−Upda
teとは、DNSでのホスト名とIPアドレスの対応づ
けを必要(ホストの移動など)に応じて動的に変更する
仕組みである。
teとは、DNSでのホスト名とIPアドレスの対応づ
けを必要(ホストの移動など)に応じて動的に変更する
仕組みである。
【0008】しかしながら、いずれにしろ従来のDNS
においてIPアドレスを得るための検索キーはホスト名
であるため、通信したいユーザを指定することはでき
ず、そのユーザが現在利用している機器のホスト名をな
んらかの手段で知っておく必要がある。また、ある機器
のホスト名を指定した場合、その機器と通信を行なうた
めに有用な情報は、その機器のIPアドレスだけであ
り、その機器と効率的な通信を行なう情報は他になく、
通信の形態を考慮することができない。
においてIPアドレスを得るための検索キーはホスト名
であるため、通信したいユーザを指定することはでき
ず、そのユーザが現在利用している機器のホスト名をな
んらかの手段で知っておく必要がある。また、ある機器
のホスト名を指定した場合、その機器と通信を行なうた
めに有用な情報は、その機器のIPアドレスだけであ
り、その機器と効率的な通信を行なう情報は他になく、
通信の形態を考慮することができない。
【0009】また、SIP(Session Initiation Proto
col)は、ユーザ個人に対して唯一のID(SIPアド
レス)を割り当て、SIPサーバでそのユーザが所有す
る複数種の機器の中で現在使用中の機器とそのIDを対
応付けておき、ユーザと通信する場合、SIPサーバに
そのユーザのIDを指定することにより、現在使用中の
機器へのアクセス方法を知ることができる構成としたも
のである。しかしながら、IDに対して対応づけられる
機器は1つであり、通信したい相手の手元に複数の機器
がある場合に、通信の形態に応じた機器の選択ができな
いために、最適な機器と効率的な通信ができない。
col)は、ユーザ個人に対して唯一のID(SIPアド
レス)を割り当て、SIPサーバでそのユーザが所有す
る複数種の機器の中で現在使用中の機器とそのIDを対
応付けておき、ユーザと通信する場合、SIPサーバに
そのユーザのIDを指定することにより、現在使用中の
機器へのアクセス方法を知ることができる構成としたも
のである。しかしながら、IDに対して対応づけられる
機器は1つであり、通信したい相手の手元に複数の機器
がある場合に、通信の形態に応じた機器の選択ができな
いために、最適な機器と効率的な通信ができない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のよう
な従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、通信し
たい相手のユーザ固有名称と通信の形態から、そのユー
ザが所持している機器の中で通信予定の通信形態を満足
できる機器(複数可)の特性情報を取得することによ
り、最適な端末と効率的な通信を開始することができる
通信システム、通信方法、および通信端末、並びにプロ
グラム記憶媒体を提供することを目的とする。
な従来技術の欠点に鑑みてなされたものであり、通信し
たい相手のユーザ固有名称と通信の形態から、そのユー
ザが所持している機器の中で通信予定の通信形態を満足
できる機器(複数可)の特性情報を取得することによ
り、最適な端末と効率的な通信を開始することができる
通信システム、通信方法、および通信端末、並びにプロ
グラム記憶媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
管理下の通信端末の所属として設定される固有名称と、
特性情報と、各通信端末の実行可能な通信形態とを対応
付けて登録したデータベースと、データ通信要求端末か
らの固有名称および通信形態を指定した検索要求メッセ
ージに基づいて固有名称および通信形態を検索キーとす
る前記データベースの検索処理を実行する検索処理部と
を有する検索サーバを有し、前記データ通信要求端末
は、前記検索要求メッセージに基づく検索結果として前
記検索サーバから取得される特性情報に基づいて通信相
手端末を選択して通信を実行する構成を有することを特
徴とする通信システムにある。
管理下の通信端末の所属として設定される固有名称と、
特性情報と、各通信端末の実行可能な通信形態とを対応
付けて登録したデータベースと、データ通信要求端末か
らの固有名称および通信形態を指定した検索要求メッセ
ージに基づいて固有名称および通信形態を検索キーとす
る前記データベースの検索処理を実行する検索処理部と
を有する検索サーバを有し、前記データ通信要求端末
は、前記検索要求メッセージに基づく検索結果として前
記検索サーバから取得される特性情報に基づいて通信相
手端末を選択して通信を実行する構成を有することを特
徴とする通信システムにある。
【0012】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記検索サーバの管理下の通信端末は、固
有名称と、特性情報と、各通信端末の実行可能な通信形
態とを含むメッセージを特性通知メッセージとして、前
記検索サーバに送信する構成を有することを特徴とす
る。
様において、前記検索サーバの管理下の通信端末は、固
有名称と、特性情報と、各通信端末の実行可能な通信形
態とを含むメッセージを特性通知メッセージとして、前
記検索サーバに送信する構成を有することを特徴とす
る。
【0013】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記検索サーバの有する前記データベース
には、管理下の通信端末の識別情報、またはハードウェ
ア情報、またはソフトウェア情報の少なくともいずれか
の特性情報を含む構成であることを特徴とする。
様において、前記検索サーバの有する前記データベース
には、管理下の通信端末の識別情報、またはハードウェ
ア情報、またはソフトウェア情報の少なくともいずれか
の特性情報を含む構成であることを特徴とする。
【0014】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記検索サーバの管理下の通信端末は、通
信端末の識別情報、またはハードウェア情報、またはソ
フトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報を含む
メッセージを特性通知メッセージとして、前記検索サー
バに送信する構成を有することを特徴とする。
様において、前記検索サーバの管理下の通信端末は、通
信端末の識別情報、またはハードウェア情報、またはソ
フトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報を含む
メッセージを特性通知メッセージとして、前記検索サー
バに送信する構成を有することを特徴とする。
【0015】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記検索サーバの管理下の通信端末は、通
信端末の識別情報、またはハードウェア情報、またはソ
フトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報の変化
を検出し、検出された特性情報の変化に基づくメッセー
ジを特性通知メッセージとして、前記検索サーバに送信
する構成を有することを特徴とする。
様において、前記検索サーバの管理下の通信端末は、通
信端末の識別情報、またはハードウェア情報、またはソ
フトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報の変化
を検出し、検出された特性情報の変化に基づくメッセー
ジを特性通知メッセージとして、前記検索サーバに送信
する構成を有することを特徴とする。
【0016】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記データ通信要求端末は、前記検索サー
バにおける検索レベルを設定する検索レベル情報を前記
検索要求メッセージに含めて前記検索サーバに送信する
構成を有し、前記検索サーバの検索処理部は、前記検索
要求メッセージに含まれる検索レベル情報に基づいて検
索結果の抽出処理を実行する構成を有することを特徴と
する。
様において、前記データ通信要求端末は、前記検索サー
バにおける検索レベルを設定する検索レベル情報を前記
検索要求メッセージに含めて前記検索サーバに送信する
構成を有し、前記検索サーバの検索処理部は、前記検索
要求メッセージに含まれる検索レベル情報に基づいて検
索結果の抽出処理を実行する構成を有することを特徴と
する。
【0017】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記通信システムは、複数の検索サーバを
有し、前記複数の検索サーバは階層構造を構成し、下位
階層の検索サーバのデータベースに格納された管理端末
情報の少なくとも固有名称情報を上位検索サーバが保有
する構成であることを特徴とする。
様において、前記通信システムは、複数の検索サーバを
有し、前記複数の検索サーバは階層構造を構成し、下位
階層の検索サーバのデータベースに格納された管理端末
情報の少なくとも固有名称情報を上位検索サーバが保有
する構成であることを特徴とする。
【0018】さらに、本発明の通信システムの一実施態
様において、前記固有名称は、管理下の通信端末の所属
するユーザ、場所、サービス、団体のいずれかを識別す
る所属識別子として設定された名称であることを特徴と
する。
様において、前記固有名称は、管理下の通信端末の所属
するユーザ、場所、サービス、団体のいずれかを識別す
る所属識別子として設定された名称であることを特徴と
する。
【0019】さらに、本発明の第2の側面は、通信端末
間の通信方法であり、データ通信要求端末において、通
信端末の所属として設定される固有名称および通信形態
を指定した検索要求メッセージを検索サーバに送信する
ステップと、検索サーバにおいて、データ通信要求端末
からの固有名称および通信形態を指定した検索要求メッ
セージに基づいて固有名称および通信形態を検索キーと
するデータベースの検索処理を実行するステップと、前
記データ通信要求端末において、前記検索要求メッセー
ジに基づく検索結果として前記検索サーバから取得され
る特性情報に基づいて通信相手端末を選択して通信を実
行するステップと、を有することを特徴とする通信方法
にある。
間の通信方法であり、データ通信要求端末において、通
信端末の所属として設定される固有名称および通信形態
を指定した検索要求メッセージを検索サーバに送信する
ステップと、検索サーバにおいて、データ通信要求端末
からの固有名称および通信形態を指定した検索要求メッ
セージに基づいて固有名称および通信形態を検索キーと
するデータベースの検索処理を実行するステップと、前
記データ通信要求端末において、前記検索要求メッセー
ジに基づく検索結果として前記検索サーバから取得され
る特性情報に基づいて通信相手端末を選択して通信を実
行するステップと、を有することを特徴とする通信方法
にある。
【0020】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記通信方法は、さらに、前記検索サーバの管
理下の通信端末において、固有名称と、特性情報と、各
通信端末の実行可能な通信形態とを含むメッセージを特
性通知メッセージとして、前記検索サーバに送信するス
テップを有することを特徴とする。
おいて、前記通信方法は、さらに、前記検索サーバの管
理下の通信端末において、固有名称と、特性情報と、各
通信端末の実行可能な通信形態とを含むメッセージを特
性通知メッセージとして、前記検索サーバに送信するス
テップを有することを特徴とする。
【0021】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記検索サーバの管理下の通信端末において、
通信端末の識別情報、またはハードウェア情報、または
ソフトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報を含
むメッセージを特性通知メッセージとして、前記検索サ
ーバに送信するステップを有することを特徴とする。
おいて、前記検索サーバの管理下の通信端末において、
通信端末の識別情報、またはハードウェア情報、または
ソフトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報を含
むメッセージを特性通知メッセージとして、前記検索サ
ーバに送信するステップを有することを特徴とする。
【0022】さらに、本発明の通信方法の一実施態様に
おいて、前記データ通信要求端末において、前記検索サ
ーバにおける検索レベルを設定する検索レベル情報を前
記検索要求メッセージに含めて前記検索サーバに送信す
るステップと、前記検索サーバにおいて、前記検索要求
メッセージに含まれる検索レベル情報に基づいて検索結
果の抽出処理を実行するステップと、を有することを特
徴とする。
おいて、前記データ通信要求端末において、前記検索サ
ーバにおける検索レベルを設定する検索レベル情報を前
記検索要求メッセージに含めて前記検索サーバに送信す
るステップと、前記検索サーバにおいて、前記検索要求
メッセージに含まれる検索レベル情報に基づいて検索結
果の抽出処理を実行するステップと、を有することを特
徴とする。
【0023】さらに、本発明の第3の側面は、データ通
信を実行する通信端末において、通信端末の所属として
設定される固有名称と、特性情報と、各通信端末の実行
可能な通信形態とを含むメッセージを検索サーバへの登
録処理用の特性通知メッセージとして、検索サーバに送
信する構成を有することを特徴とする通信端末にある。
信を実行する通信端末において、通信端末の所属として
設定される固有名称と、特性情報と、各通信端末の実行
可能な通信形態とを含むメッセージを検索サーバへの登
録処理用の特性通知メッセージとして、検索サーバに送
信する構成を有することを特徴とする通信端末にある。
【0024】さらに、本発明の通信端末の一実施態様に
おいて、前記通信端末は、通信端末の識別情報、または
ハードウェア情報、またはソフトウェア情報の少なくと
もいずれかの特性情報を含むメッセージを特性通知メッ
セージとして、前記検索サーバに送信する構成を有する
ことを特徴とする。
おいて、前記通信端末は、通信端末の識別情報、または
ハードウェア情報、またはソフトウェア情報の少なくと
もいずれかの特性情報を含むメッセージを特性通知メッ
セージとして、前記検索サーバに送信する構成を有する
ことを特徴とする。
【0025】さらに、本発明の通信端末の一実施態様に
おいて、前記通信端末は、通信端末の識別情報、または
ハードウェア情報、またはソフトウェア情報の少なくと
もいずれかの特性情報の変化を検出し、検出された特性
情報の変化に基づくメッセージを特性通知メッセージと
して、前記検索サーバに送信する構成を有することを特
徴とする。
おいて、前記通信端末は、通信端末の識別情報、または
ハードウェア情報、またはソフトウェア情報の少なくと
もいずれかの特性情報の変化を検出し、検出された特性
情報の変化に基づくメッセージを特性通知メッセージと
して、前記検索サーバに送信する構成を有することを特
徴とする。
【0026】さらに、本発明の通信端末の一実施態様に
おいて、前記固有名称は、管理下の通信端末の所属する
ユーザ、場所、サービス、団体のいずれかを識別する所
属識別子として設定された名称であることを特徴とす
る。
おいて、前記固有名称は、管理下の通信端末の所属する
ユーザ、場所、サービス、団体のいずれかを識別する所
属識別子として設定された名称であることを特徴とす
る。
【0027】さらに、本発明の第4の側面は、データ通
信を実行する通信端末において、データ通信相手端末の
固有名称および通信形態を指定した検索要求メッセージ
を生成して検索サーバに送信し、該検索要求メッセージ
に基づく検索結果として前記検索サーバから取得される
特性情報に基づいて通信相手端末を選択して通信を実行
する構成を有することを特徴とする通信端末にある。
信を実行する通信端末において、データ通信相手端末の
固有名称および通信形態を指定した検索要求メッセージ
を生成して検索サーバに送信し、該検索要求メッセージ
に基づく検索結果として前記検索サーバから取得される
特性情報に基づいて通信相手端末を選択して通信を実行
する構成を有することを特徴とする通信端末にある。
【0028】さらに、本発明の通信端末の一実施態様に
おいて、前記通信端末は、前記検索サーバにおける検索
レベルを設定する検索レベル情報を前記検索要求メッセ
ージに含めて前記検索サーバに送信する構成を有するこ
とを特徴とする。
おいて、前記通信端末は、前記検索サーバにおける検索
レベルを設定する検索レベル情報を前記検索要求メッセ
ージに含めて前記検索サーバに送信する構成を有するこ
とを特徴とする。
【0029】さらに、本発明の第5の側面は、通信端末
間の通信処理をコンピュータ・システム上で実行せしめ
るコンピュータ・プログラムを提供するプログラム記憶
媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、デー
タ通信要求端末からの固有名称および通信形態を指定し
た検索要求メッセージに基づいて固有名称および通信形
態を検索キーとするデータベースの検索処理を実行する
検索ステップと、前記検索ステップにおいて検索された
結果から取得される特性情報をデータ通信要求端末に送
信するステップと、を有することを特徴とするプログラ
ム記憶媒体にある。
間の通信処理をコンピュータ・システム上で実行せしめ
るコンピュータ・プログラムを提供するプログラム記憶
媒体であって、前記コンピュータ・プログラムは、デー
タ通信要求端末からの固有名称および通信形態を指定し
た検索要求メッセージに基づいて固有名称および通信形
態を検索キーとするデータベースの検索処理を実行する
検索ステップと、前記検索ステップにおいて検索された
結果から取得される特性情報をデータ通信要求端末に送
信するステップと、を有することを特徴とするプログラ
ム記憶媒体にある。
【0030】なお、本発明の第5の側面に係るプログラ
ム記憶媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実
行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピ
ュータ・プログラムをコンピュータ可読な形式で提供す
る媒体である。
ム記憶媒体は、例えば、様々なプログラム・コードを実
行可能な汎用コンピュータ・システムに対して、コンピ
ュータ・プログラムをコンピュータ可読な形式で提供す
る媒体である。
【0031】このようなプログラム記憶媒体は、コンピ
ュータ・システム上で所定のコンピュータ・プログラム
の機能を実現するための、コンピュータ・プログラムと
記憶媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定義した
ものである。換言すれば、該記憶媒体を介してコンピュ
ータ・プログラムをコンピュータ・システムにインスト
ールすることによって、コンピュータ・システム上では
協働的作用が発揮され、本発明の他の側面と同様の作用
効果を得ることができるのである。
ュータ・システム上で所定のコンピュータ・プログラム
の機能を実現するための、コンピュータ・プログラムと
記憶媒体との構造上又は機能上の協働的関係を定義した
ものである。換言すれば、該記憶媒体を介してコンピュ
ータ・プログラムをコンピュータ・システムにインスト
ールすることによって、コンピュータ・システム上では
協働的作用が発揮され、本発明の他の側面と同様の作用
効果を得ることができるのである。
【0032】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0033】
【発明の実施の形態】[システム概要]本発明のシステ
ムが適用可能な構成例を図1に示す。図1のシステム
は、ユーザAが通信端末A−1,111、通信端末A−
2,112、通信端末A−3,113を有し、ユーザB
が通信端末B−1,121、通信端末B−2,122、
通信端末B−3,123を有し、それぞれが検索サーバ
101に対してアクセス可能な構成を持つ。各通信端末
は例えばデスクトップあるいはノートブックなどのパー
ソナルコンピュータ、PDA、携帯電話など、様々な通
信可能な端末である。
ムが適用可能な構成例を図1に示す。図1のシステム
は、ユーザAが通信端末A−1,111、通信端末A−
2,112、通信端末A−3,113を有し、ユーザB
が通信端末B−1,121、通信端末B−2,122、
通信端末B−3,123を有し、それぞれが検索サーバ
101に対してアクセス可能な構成を持つ。各通信端末
は例えばデスクトップあるいはノートブックなどのパー
ソナルコンピュータ、PDA、携帯電話など、様々な通
信可能な端末である。
【0034】まず、図1の構成におけるシステム利用例
の概要を説明する。ユーザAとユーザBがそれぞれの端
末からいずれかの端末を利用してコミュニケーションを
行なう場合を想定する。
の概要を説明する。ユーザAとユーザBがそれぞれの端
末からいずれかの端末を利用してコミュニケーションを
行なう場合を想定する。
【0035】ユーザAがユーザBと双方向動画像コミュ
ニケーションを取りたいが、ユーザAは、ユーザBの物
理的な場所、所持している機器についての情報を全く持
っておらず、ユーザBに割り当てられた固有名称のみを
知っている。ここで固有名称は、通信端末の所属として
設定され、予め検索サーバ101に登録されたユニーク
な名称である。すなわち、固有名称は、検索サーバ管理
下の通信端末の所属するユーザ、場所、サービス、団体
のいずれかを識別する所属識別子として設定された名称
である。
ニケーションを取りたいが、ユーザAは、ユーザBの物
理的な場所、所持している機器についての情報を全く持
っておらず、ユーザBに割り当てられた固有名称のみを
知っている。ここで固有名称は、通信端末の所属として
設定され、予め検索サーバ101に登録されたユニーク
な名称である。すなわち、固有名称は、検索サーバ管理
下の通信端末の所属するユーザ、場所、サービス、団体
のいずれかを識別する所属識別子として設定された名称
である。
【0036】検索サーバ101は、各ユーザA,B,
C,D・・の固有名称と各ユーザの所有する通信端末お
よび各通信端末の実行可能な通信形態、および各端末の
有する端末の識別情報や、プログラムなどのソフトウェ
ア情報、ハードウェア情報などの特性情報とを対応付け
たデータをデータベースに登録している。
C,D・・の固有名称と各ユーザの所有する通信端末お
よび各通信端末の実行可能な通信形態、および各端末の
有する端末の識別情報や、プログラムなどのソフトウェ
ア情報、ハードウェア情報などの特性情報とを対応付け
たデータをデータベースに登録している。
【0037】図1の構成において、ユーザBは通信端末
B−1,121、通信端末B−2,122、通信端末B
−3,123を所持しており、これらの通信端末の情
報、具体的には固有名称、通信形態情報、特性情報は検
索サーバに登録されている。これら各情報の詳細につい
ては後述する。
B−1,121、通信端末B−2,122、通信端末B
−3,123を所持しており、これらの通信端末の情
報、具体的には固有名称、通信形態情報、特性情報は検
索サーバに登録されている。これら各情報の詳細につい
ては後述する。
【0038】ユーザAは、通信端末A−1,111で双
方向動画像コミュニケーションを実行するため、通信端
末A−1,111でテレビ会議アプリケーションを起動
し、検索サーバ101に対してユーザBの固有名称と通
信形態を指定した検索要求メッセージを送信する。この
場合の通信形態は双方向動画像コミュニケーションであ
る。より具体的には、MPEG画像通信など、さらに詳
細な通信形式の指定を行なってもよい。
方向動画像コミュニケーションを実行するため、通信端
末A−1,111でテレビ会議アプリケーションを起動
し、検索サーバ101に対してユーザBの固有名称と通
信形態を指定した検索要求メッセージを送信する。この
場合の通信形態は双方向動画像コミュニケーションであ
る。より具体的には、MPEG画像通信など、さらに詳
細な通信形式の指定を行なってもよい。
【0039】検索サーバ101は、ユーザAの通信端末
A−1,111から検索要求メッセージを受信すると、
ユーザBの固有名称と指定された通信形態を処理可能な
ユーザBの通信機器の検索を実行する。図1の構成例で
は、ユーザBの固有名称に対応付けられた機器は、通信
端末B−1,121、通信端末B−2,122、通信端
末B−3,123であり、指定された通信の形態(双方
向動画像コミュニケーション)を実行可能な機器は、こ
のうちの通信端末B−1,121、通信端末B−2,1
22のみであるとする。
A−1,111から検索要求メッセージを受信すると、
ユーザBの固有名称と指定された通信形態を処理可能な
ユーザBの通信機器の検索を実行する。図1の構成例で
は、ユーザBの固有名称に対応付けられた機器は、通信
端末B−1,121、通信端末B−2,122、通信端
末B−3,123であり、指定された通信の形態(双方
向動画像コミュニケーション)を実行可能な機器は、こ
のうちの通信端末B−1,121、通信端末B−2,1
22のみであるとする。
【0040】検索サーバ101は、ユーザAの通信端末
A−1,111に対してユーザBの通信端末B−1,1
21、通信端末B−2,122の特性情報を検索返答メ
ッセージとして出力する。
A−1,111に対してユーザBの通信端末B−1,1
21、通信端末B−2,122の特性情報を検索返答メ
ッセージとして出力する。
【0041】ユーザAの通信端末A−1,111は、検
索サーバ101から検索返答メッセージを受信すると、
検索結果をアプリケーションに渡す。アプリケーション
では、ユーザAに問い合わせて、通信端末B−1,12
1、通信端末B−2,122のいずれかを選択し、その
選択端末との間で双方向動画像コミュニケーションを開
始する。
索サーバ101から検索返答メッセージを受信すると、
検索結果をアプリケーションに渡す。アプリケーション
では、ユーザAに問い合わせて、通信端末B−1,12
1、通信端末B−2,122のいずれかを選択し、その
選択端末との間で双方向動画像コミュニケーションを開
始する。
【0042】本発明のシステムは、このように、通信相
手の機器に関するデータを検索サーバから取得し、取得
情報に従って、通信相手の機器を指定して通信を開始す
るものである。以下、本発明のシステムについての詳細
を説明する。
手の機器に関するデータを検索サーバから取得し、取得
情報に従って、通信相手の機器を指定して通信を開始す
るものである。以下、本発明のシステムについての詳細
を説明する。
【0043】図2に検索サーバと、通信端末の構成およ
び両装置間でのデータ送受信例を示す。検索サーバ21
0は、登録処理部211と、検索処理部212と、デー
タベース部213と、ネットワークインタフェース部2
14とを有する。検索サーバ210は、通信端末から特
性通知メッセージと検索要求メッセージとを入力し、確
認応答メッセージと検索返答メッセージを通信端末に対
して出力とする。
び両装置間でのデータ送受信例を示す。検索サーバ21
0は、登録処理部211と、検索処理部212と、デー
タベース部213と、ネットワークインタフェース部2
14とを有する。検索サーバ210は、通信端末から特
性通知メッセージと検索要求メッセージとを入力し、確
認応答メッセージと検索返答メッセージを通信端末に対
して出力とする。
【0044】図2において通信端末の1つである端末A
220は、特性検出部223と、アプリケーション部2
24と、登録部221と、検索部222と、ネットワー
クインタフェース部225を有する。端末A220は、
特性通知メッセージと、検索要求メッセージとを検索サ
ーバ210に出力し、検索サーバ210から確認応答メ
ッセージと検索返答メッセージとを入力する。
220は、特性検出部223と、アプリケーション部2
24と、登録部221と、検索部222と、ネットワー
クインタフェース部225を有する。端末A220は、
特性通知メッセージと、検索要求メッセージとを検索サ
ーバ210に出力し、検索サーバ210から確認応答メ
ッセージと検索返答メッセージとを入力する。
【0045】本発明のシステムでは、各端末が自己の端
末の特性情報、例えば、端末の識別情報、端末において
実行可能な音声あるいは画像データのデータ通信機能、
圧縮伸長処理(ex.MPEG)機能などのソフトウェ
ア機能、CPU性能、メモリ容量などのハードウェア機
能など、その端末の特性情報を検索サーバに通知して検
索サーバ内のデータベースへの登録を実行する登録フェ
ーズと、各端末が他のユーザ端末との通信を行なう際に
端末の選択を行なうため、ユーザ、通信形態を指定して
検索サーバに対して通信可能な機器の検索を要求する検
索フェーズとを有する。
末の特性情報、例えば、端末の識別情報、端末において
実行可能な音声あるいは画像データのデータ通信機能、
圧縮伸長処理(ex.MPEG)機能などのソフトウェ
ア機能、CPU性能、メモリ容量などのハードウェア機
能など、その端末の特性情報を検索サーバに通知して検
索サーバ内のデータベースへの登録を実行する登録フェ
ーズと、各端末が他のユーザ端末との通信を行なう際に
端末の選択を行なうため、ユーザ、通信形態を指定して
検索サーバに対して通信可能な機器の検索を要求する検
索フェーズとを有する。
【0046】上述の特性通知メッセージおよび確認応答
メッセージは、登録フェーズにおいて使用され、検索要
求メッセージと検索返答メッセージは検索フェーズにお
いて使用される。次に、検索サーバおよび通信端末の構
成について説明する。
メッセージは、登録フェーズにおいて使用され、検索要
求メッセージと検索返答メッセージは検索フェーズにお
いて使用される。次に、検索サーバおよび通信端末の構
成について説明する。
【0047】[検索サーバの構成]図2の検索サーバ2
10内の登録処理部211は、各通信端末の登録部から
の特性通知メッセージを受信し、データベース部213
への登録処理を実行する。また、データベース部213
への登録処理の完了に基づいて確認応答メッセージを作
成し、特性通知メッセージを送信した通信端末へ確認応
答メッセージを送信する。
10内の登録処理部211は、各通信端末の登録部から
の特性通知メッセージを受信し、データベース部213
への登録処理を実行する。また、データベース部213
への登録処理の完了に基づいて確認応答メッセージを作
成し、特性通知メッセージを送信した通信端末へ確認応
答メッセージを送信する。
【0048】登録処理部211は、さらに、データベー
ス部213からの登録完了確認応答の受信時にタイマを
セットする。このタイマが時間切れになった時点で、デ
ータベース部213に登録した通信端末情報をデータベ
ース部から削除するように、データベース部213に削
除要求を送る。タイマの時間は、例えば1分、10分な
ど、あらかじめ設定しておく。なお、通信端末から、特
性が変化していないことを通知する新たな特性通知メッ
セージを受信した場合には、タイマをリセットし、デー
タベースからの情報削除処理が中止される。また、登録
処理部211は、タイマの時間切れに先立ち通信端末に
対して登録情報の更新要求を出し、更新要求に対する通
信端末からの応答としての特性通知メッセージを受信し
たときは、新たな特性通知メッセージに基づいてデータ
ベースの更新処理を行なう。
ス部213からの登録完了確認応答の受信時にタイマを
セットする。このタイマが時間切れになった時点で、デ
ータベース部213に登録した通信端末情報をデータベ
ース部から削除するように、データベース部213に削
除要求を送る。タイマの時間は、例えば1分、10分な
ど、あらかじめ設定しておく。なお、通信端末から、特
性が変化していないことを通知する新たな特性通知メッ
セージを受信した場合には、タイマをリセットし、デー
タベースからの情報削除処理が中止される。また、登録
処理部211は、タイマの時間切れに先立ち通信端末に
対して登録情報の更新要求を出し、更新要求に対する通
信端末からの応答としての特性通知メッセージを受信し
たときは、新たな特性通知メッセージに基づいてデータ
ベースの更新処理を行なう。
【0049】データベース部213は、登録処理部21
1からの登録あるいは更新要求を受け取り、要求に含ま
れる固有名称と、通信の形態と、特性情報をデータベー
スに登録し、登録完了に基づいて登録処理部211に対
して確認応答を返す。また、登録処理部211からの削
除要求を受け取り、対応する通信端末の情報を削除し確
認応答を返す。また、検索処理部212からの検索要求
を受け取り、検索要求に含まれる固有名称と、通信の形
態と、をキーとしてデータベースを検索し、対応する機
器の特性情報を検索の結果として検索処理部へ送る。デ
ータベースの構成例を図3に示す。
1からの登録あるいは更新要求を受け取り、要求に含ま
れる固有名称と、通信の形態と、特性情報をデータベー
スに登録し、登録完了に基づいて登録処理部211に対
して確認応答を返す。また、登録処理部211からの削
除要求を受け取り、対応する通信端末の情報を削除し確
認応答を返す。また、検索処理部212からの検索要求
を受け取り、検索要求に含まれる固有名称と、通信の形
態と、をキーとしてデータベースを検索し、対応する機
器の特性情報を検索の結果として検索処理部へ送る。デ
ータベースの構成例を図3に示す。
【0050】データベースには、ユーザ、場所、サービ
スなどに対応付けられた固有名称が登録され、各固有名
称に対応して1つ以上の通信端末名称、各通信端末の通
信可能な形態、さらに各通信端末の識別子、ハードウェ
ア情報、ソフトウェア情報などの特性情報が登録され
る。
スなどに対応付けられた固有名称が登録され、各固有名
称に対応して1つ以上の通信端末名称、各通信端末の通
信可能な形態、さらに各通信端末の識別子、ハードウェ
ア情報、ソフトウェア情報などの特性情報が登録され
る。
【0051】固有名称は、特定のユーザ、特定の場所、
特定のサービス、団体など端末の所属を一意に識別する
ための識別子であり、ユニークな名称が設定される。通
信を実行しようとするあるユーザは、これらの登録され
た固有名称を知っていることが必要であり、固有名称
と、通信形態を指定して検索サーバに通信可能な端末情
報の検索を要求する。ユーザの指定する固有名称は、特
定のユーザ、特定の場所、特定のサービスなど固有名称
が割り当てられた対象であればよい。なお、ひとつの機
器に、複数の固有名称が対応付けられることもある。機
器を保持しているユーザや、機器が置かれている場所
や、機器が提供するサービス等が変更した際には、新た
な対応付けが行なわれる。固有名称の割り当ては、例え
ば政府管轄機関やプロバイダなどの、中央機関により行
なわれ、ネットワークでただ一つのユニークな名称とす
る。
特定のサービス、団体など端末の所属を一意に識別する
ための識別子であり、ユニークな名称が設定される。通
信を実行しようとするあるユーザは、これらの登録され
た固有名称を知っていることが必要であり、固有名称
と、通信形態を指定して検索サーバに通信可能な端末情
報の検索を要求する。ユーザの指定する固有名称は、特
定のユーザ、特定の場所、特定のサービスなど固有名称
が割り当てられた対象であればよい。なお、ひとつの機
器に、複数の固有名称が対応付けられることもある。機
器を保持しているユーザや、機器が置かれている場所
や、機器が提供するサービス等が変更した際には、新た
な対応付けが行なわれる。固有名称の割り当ては、例え
ば政府管轄機関やプロバイダなどの、中央機関により行
なわれ、ネットワークでただ一つのユニークな名称とす
る。
【0052】特性情報とは、通信端末機器の特性を表す
ものであり、例えば以下の様なものがある。これらの情
報は一般的にOSから取得可能である。 a.識別子 FQDNで表されるホスト名 IPアドレスとネットマスク MACアドレスなど b.ハードウェアの詳細 演算装置:CPUの詳細情報 記憶装置:メモリの詳細情報,ハードディスクの詳細情
報 入出力装置 入力装置:キーボードの詳細情報,マウスの詳細情報 出力装置:ディスプレイの詳細情報,プリンタの詳細情
報 入出力装置:ネットワークインタフェース(NIC)の
詳細情報など c.ソフトウェアの詳細 OS ミドルウェア:CODEC,暗号 アプリケーションなど
ものであり、例えば以下の様なものがある。これらの情
報は一般的にOSから取得可能である。 a.識別子 FQDNで表されるホスト名 IPアドレスとネットマスク MACアドレスなど b.ハードウェアの詳細 演算装置:CPUの詳細情報 記憶装置:メモリの詳細情報,ハードディスクの詳細情
報 入出力装置 入力装置:キーボードの詳細情報,マウスの詳細情報 出力装置:ディスプレイの詳細情報,プリンタの詳細情
報 入出力装置:ネットワークインタフェース(NIC)の
詳細情報など c.ソフトウェアの詳細 OS ミドルウェア:CODEC,暗号 アプリケーションなど
【0053】通信の形態とは、アプリケーションが望む
通信の形態であり、例えば以下の様な要素が考えられ
る。 a.動画通信:入力,出力 b.音声通信:入力,出力 c.データ通信:入力,出力 d.遠隔操作:入力
通信の形態であり、例えば以下の様な要素が考えられ
る。 a.動画通信:入力,出力 b.音声通信:入力,出力 c.データ通信:入力,出力 d.遠隔操作:入力
【0054】各機器において可能な通信の形態は、特性
情報の主にハードウェアの詳細から決定される。例え
ば、音声通信が可能となるためにはサウンドカードが必
要である。この決定は、通信の形態を定義する際に、必
要な特性情報を列挙した対応表などにより行なわれる。
情報の主にハードウェアの詳細から決定される。例え
ば、音声通信が可能となるためにはサウンドカードが必
要である。この決定は、通信の形態を定義する際に、必
要な特性情報を列挙した対応表などにより行なわれる。
【0055】データベースに対して登録される通信端末
は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、テレビ、PD
Aなど様々な通信可能な端末であり、これらの各端末の
実行可能な通信形態と、各端末の特性情報として、端末
の識別情報、ハードウェア、ソフトウェア情報が登録さ
れる。
は、パーソナルコンピュータ、携帯電話、テレビ、PD
Aなど様々な通信可能な端末であり、これらの各端末の
実行可能な通信形態と、各端末の特性情報として、端末
の識別情報、ハードウェア、ソフトウェア情報が登録さ
れる。
【0056】図2に戻り、検索サーバ210の構成の説
明を続ける。検索処理部212は各通信端末からの検索
要求メッセージを受信し、データベース部213へ検索
要求を出す。検索処理部212はデータベース部213
からの検索結果のうち、通信端末からの検索要求メッセ
ージ中に指定された検索レベルに合致する通信端末の特
性情報を選択し、検索返答メッセージを作成し、検索要
求メッセージを送信した通信端末へ送信する。ネットワ
ークインタフェース部214は、ネットワークを介した
各通信端末とのデータ送受信処理を実行する。
明を続ける。検索処理部212は各通信端末からの検索
要求メッセージを受信し、データベース部213へ検索
要求を出す。検索処理部212はデータベース部213
からの検索結果のうち、通信端末からの検索要求メッセ
ージ中に指定された検索レベルに合致する通信端末の特
性情報を選択し、検索返答メッセージを作成し、検索要
求メッセージを送信した通信端末へ送信する。ネットワ
ークインタフェース部214は、ネットワークを介した
各通信端末とのデータ送受信処理を実行する。
【0057】[通信端末の構成]次に、各通信端末の構
成について説明する。特性検出部223は、通信端末の
起動時、あるいは所定のタイムサイクル毎に端末の特性
情報、具体的には例えばハードウェア検出、プログラム
検出処理を実行して端末の特性状態を監視し、検出結果
として得られる特性情報を登録部221に渡し、また特
性が変化した場合には変化した特性情報を登録部221
に渡す。
成について説明する。特性検出部223は、通信端末の
起動時、あるいは所定のタイムサイクル毎に端末の特性
情報、具体的には例えばハードウェア検出、プログラム
検出処理を実行して端末の特性状態を監視し、検出結果
として得られる特性情報を登録部221に渡し、また特
性が変化した場合には変化した特性情報を登録部221
に渡す。
【0058】登録部221は、特性検出部223から特
性情報を受け取り、特性通知メッセージを作成し、検索
サーバ210に送信する。登録部221は、タイマによ
り設定される時間毎に特性通知メッセージを、検索サー
バに送信する処理を実行する。登録部221は、特性通
知メッセージを検索サーバ210に送信したらタイマを
リセットし、タイマが時間切れになるまで特性検出部2
23から新たな特性情報を受け取らなかった場合には、
特性が変化していないことを通知する特性通知メッセー
ジを、検索サーバ210に送信する。登録部221は、
特性通知メッセージに対する確認応答メッセージを、検
索サーバ210から受信した場合は、特性検出部223
に確認応答を返す。
性情報を受け取り、特性通知メッセージを作成し、検索
サーバ210に送信する。登録部221は、タイマによ
り設定される時間毎に特性通知メッセージを、検索サー
バに送信する処理を実行する。登録部221は、特性通
知メッセージを検索サーバ210に送信したらタイマを
リセットし、タイマが時間切れになるまで特性検出部2
23から新たな特性情報を受け取らなかった場合には、
特性が変化していないことを通知する特性通知メッセー
ジを、検索サーバ210に送信する。登録部221は、
特性通知メッセージに対する確認応答メッセージを、検
索サーバ210から受信した場合は、特性検出部223
に確認応答を返す。
【0059】アプリケーション部224は、ユーザがそ
の機器で起動したアプリケーションである。アプリケー
ションごとに通信の形態は異なり、例えば以下の様なも
のがある。 *テレビ電話アプリケーションでの通信の形態 動画通信の入力と出力−音声通信の入力と出力 *ファイル転送アプリケーションでの通信の形態 データ通信の入力あるいは出力
の機器で起動したアプリケーションである。アプリケー
ションごとに通信の形態は異なり、例えば以下の様なも
のがある。 *テレビ電話アプリケーションでの通信の形態 動画通信の入力と出力−音声通信の入力と出力 *ファイル転送アプリケーションでの通信の形態 データ通信の入力あるいは出力
【0060】アプリケーションの実行時、他の通信端末
との通信開始前に、ユーザから相手通信端末の固有名称
が指定されると、アプリケーション部224は、この固
有名称を検索部222へ出力するとともに、通信の形態
と検索レベルとを出力する。検索部222は、アプリケ
ーション部224から指定された、通信相手の固有名
称、通信の形態と検索レベルとに基づいて検索要求メッ
セージを作成し、検索サーバ210に送信する。
との通信開始前に、ユーザから相手通信端末の固有名称
が指定されると、アプリケーション部224は、この固
有名称を検索部222へ出力するとともに、通信の形態
と検索レベルとを出力する。検索部222は、アプリケ
ーション部224から指定された、通信相手の固有名
称、通信の形態と検索レベルとに基づいて検索要求メッ
セージを作成し、検索サーバ210に送信する。
【0061】検索部222は、検索サーバ210からの
検索返答メッセージを受信し、通信相手の機器のうち要
求した通信形態を満足するひとつあるいは複数の機器の
特性情報を抽出し、それ(ら)の情報をアプリケーショ
ン部224に出力する。
検索返答メッセージを受信し、通信相手の機器のうち要
求した通信形態を満足するひとつあるいは複数の機器の
特性情報を抽出し、それ(ら)の情報をアプリケーショ
ン部224に出力する。
【0062】ユーザは、このようにして要求した通信形
態を満足するひとつあるいは複数の機器の特性情報を取
得する。要求した通信形態を満足する端末が複数の場合
は各機器の特性情報を考慮してその中から一つの機器を
選択し、選択された機器とその機器の特性情報をもとに
通信を開始する。ネットワークインタフェース部225
は、ネットワークを介した検索サーバおよび他端末との
データ送受信処理を実行する。
態を満足するひとつあるいは複数の機器の特性情報を取
得する。要求した通信形態を満足する端末が複数の場合
は各機器の特性情報を考慮してその中から一つの機器を
選択し、選択された機器とその機器の特性情報をもとに
通信を開始する。ネットワークインタフェース部225
は、ネットワークを介した検索サーバおよび他端末との
データ送受信処理を実行する。
【0063】前述したように本発明のシステムは、登録
フェーズと、検索フェーズと、の2つのフェーズを持
つ。以下、各フェーズでの処理について説明する。
フェーズと、検索フェーズと、の2つのフェーズを持
つ。以下、各フェーズでの処理について説明する。
【0064】[登録フェーズ]まず、登録フェーズの処
理について図4のシーケンス図に従って説明する。 (1)各通信端末(例えば図2の端末A,220)の特
性検出部は、機器の起動時に特性情報をOSから取得
し、登録部に渡す。また予め定められたタイムサイクル
毎にハードウェア検出およびプログラム検索処理を実行
し、端末の特性情報を取得する処理を実行する。例えば
端末の識別子や、端末において実行可能な音声あるいは
画像データの圧縮処理、伸長処理機能などのソフトウェ
ア機能、CPU性能、メモリ容量などのハードウェア機
能など、その端末の特性としての処理機能検出を実行す
る。
理について図4のシーケンス図に従って説明する。 (1)各通信端末(例えば図2の端末A,220)の特
性検出部は、機器の起動時に特性情報をOSから取得
し、登録部に渡す。また予め定められたタイムサイクル
毎にハードウェア検出およびプログラム検索処理を実行
し、端末の特性情報を取得する処理を実行する。例えば
端末の識別子や、端末において実行可能な音声あるいは
画像データの圧縮処理、伸長処理機能などのソフトウェ
ア機能、CPU性能、メモリ容量などのハードウェア機
能など、その端末の特性としての処理機能検出を実行す
る。
【0065】(2)登録部は、受け取った特性情報に基
づいて通信端末において実行可能な通信形態、通信端末
に対応する固有名称、特性情報とを含む特性通知メッセ
ージを作成し、検索サーバの登録処理部に送信する。
づいて通信端末において実行可能な通信形態、通信端末
に対応する固有名称、特性情報とを含む特性通知メッセ
ージを作成し、検索サーバの登録処理部に送信する。
【0066】特性通知メッセージの構成例を図5(a)
に示す。特性通知メッセージは、図5(a)に示すよう
に、ユーザ、場所、サービスなどに対応付けられた固有
名称、通信端末の識別子、ハードウェア情報、ソフトウ
ェア情報からなる特性情報、さらに通信端末の実行可能
な通信形態、例えば動画入力、動画出力、音声入力、音
声出力が可能であるかなどの通信形態情報を持つ。
に示す。特性通知メッセージは、図5(a)に示すよう
に、ユーザ、場所、サービスなどに対応付けられた固有
名称、通信端末の識別子、ハードウェア情報、ソフトウ
ェア情報からなる特性情報、さらに通信端末の実行可能
な通信形態、例えば動画入力、動画出力、音声入力、音
声出力が可能であるかなどの通信形態情報を持つ。
【0067】図4に戻り登録フェーズの処理について説
明を続ける。 (3)検索サーバの登録処理部は、各通信端末の登録部
からの特性通知メッセージを受信するとデータベース部
へ登録要求を出す。 (4)検索サーバのデータベース部は、登録処理部から
の登録要求を受付けると要求に含まれる固有名称と、特
性情報と、通信の形態と、をデータベースに登録する。 (5)検索サーバのデータベース部は、特性情報の登録
が完了すると、登録した機器の固有名称を登録処理部に
返す。 (6)検索サーバの登録処理部は、登録された機器の固
有名称を含む確認応答メッセージを生成し、機器の登録
部に送信する。
明を続ける。 (3)検索サーバの登録処理部は、各通信端末の登録部
からの特性通知メッセージを受信するとデータベース部
へ登録要求を出す。 (4)検索サーバのデータベース部は、登録処理部から
の登録要求を受付けると要求に含まれる固有名称と、特
性情報と、通信の形態と、をデータベースに登録する。 (5)検索サーバのデータベース部は、特性情報の登録
が完了すると、登録した機器の固有名称を登録処理部に
返す。 (6)検索サーバの登録処理部は、登録された機器の固
有名称を含む確認応答メッセージを生成し、機器の登録
部に送信する。
【0068】確認応答メッセージの構成例を図5(d)
に示す。確認応答メッセージは、図5(d)に示すよう
に、ユーザ、場所、サービスなどに対応付けられた固有
名称情報を持つ。
に示す。確認応答メッセージは、図5(d)に示すよう
に、ユーザ、場所、サービスなどに対応付けられた固有
名称情報を持つ。
【0069】(7)通信端末の登録部は、確認応答メッ
セージを受信すると、確認応答を特性検出部に渡す。 (8)特性検出部が確認応答を受信したら、登録処理は
終了である。 (9)特性検出部は、登録終了後に特性の変化を検出し
た場合、変化した特性を登録部に伝える。 (10)(2)−(8)の動作を繰り返し実行する。
セージを受信すると、確認応答を特性検出部に渡す。 (8)特性検出部が確認応答を受信したら、登録処理は
終了である。 (9)特性検出部は、登録終了後に特性の変化を検出し
た場合、変化した特性を登録部に伝える。 (10)(2)−(8)の動作を繰り返し実行する。
【0070】(11)通信端末の登録部は、特性検出部
から特性の変化を伝えられない場合でも、一定期間ごと
に特性の変化が無いという情報を含む特性通知メッセー
ジを作成し、検索サーバに送信する。 (12)検索サーバの登録処理部は、特性の変化が無い
という情報を含む特性通知メッセージを受信した際に
は、データベース部とのやりとりは行なわず、確認応答
メッセージを機器の登録部に送信する。 (13)機器の登録部は、確認応答メッセージを受信す
る。 (14)検索サーバの登録処理部は、一定期間(ex.
(11)の処理に規程される一定期間の数倍の期間)の
間、機器からの特性通知メッセージを受信しなかった場
合には、データベース部からその機器の特性情報を削除
する。
から特性の変化を伝えられない場合でも、一定期間ごと
に特性の変化が無いという情報を含む特性通知メッセー
ジを作成し、検索サーバに送信する。 (12)検索サーバの登録処理部は、特性の変化が無い
という情報を含む特性通知メッセージを受信した際に
は、データベース部とのやりとりは行なわず、確認応答
メッセージを機器の登録部に送信する。 (13)機器の登録部は、確認応答メッセージを受信す
る。 (14)検索サーバの登録処理部は、一定期間(ex.
(11)の処理に規程される一定期間の数倍の期間)の
間、機器からの特性通知メッセージを受信しなかった場
合には、データベース部からその機器の特性情報を削除
する。
【0071】通信端末の特性に変化があった場合の特性
通知メッセージの構成例を図5(b)に、また、特性に
変化がなかった場合の特性通知メッセージの構成例を図
5(c)に、示す。通信端末の特性に変化があった場合
の特性通知メッセージは、図5(b)に示すように、ユ
ーザ、場所、サービスなどに対応付けられた固有名称、
通信端末の識別子、ハードウェア情報、ソフトウェア情
報からなる特性情報の変更分と、追加、削除分、さらに
通信端末の実行可能な通信形態、例えば動画入力、動画
出力、音声入力、音声出力が可能であるかなどの通信形
態情報を持つ。通信端末の特性に変化がなかった場合の
特性通知メッセージは、図5(c)に示すように固有名
称のみからなる。
通知メッセージの構成例を図5(b)に、また、特性に
変化がなかった場合の特性通知メッセージの構成例を図
5(c)に、示す。通信端末の特性に変化があった場合
の特性通知メッセージは、図5(b)に示すように、ユ
ーザ、場所、サービスなどに対応付けられた固有名称、
通信端末の識別子、ハードウェア情報、ソフトウェア情
報からなる特性情報の変更分と、追加、削除分、さらに
通信端末の実行可能な通信形態、例えば動画入力、動画
出力、音声入力、音声出力が可能であるかなどの通信形
態情報を持つ。通信端末の特性に変化がなかった場合の
特性通知メッセージは、図5(c)に示すように固有名
称のみからなる。
【0072】検索サーバは、図5(b)の特性通知メッ
セージを受信した場合は、受信メッセージに従ってデー
タベースの登録情報の更新を実行し、図5(c)の特性
通知メッセージを受信した場合は、データベースの情報
を維持する。
セージを受信した場合は、受信メッセージに従ってデー
タベースの登録情報の更新を実行し、図5(c)の特性
通知メッセージを受信した場合は、データベースの情報
を維持する。
【0073】[検索フェーズ]次に、検索フェーズの処
理について図6のシーケンス図に従って説明する。 (1)まず、ある通信端末を用いて通信を実行しようと
するユーザが通信端末上でアプリケーションを起動し、
通信相手を特定するユーザ、場所、サービスなどを特定
する固有名称を指定する。この固有名称は、検索サーバ
のデータベースに登録済みの固有名称である。
理について図6のシーケンス図に従って説明する。 (1)まず、ある通信端末を用いて通信を実行しようと
するユーザが通信端末上でアプリケーションを起動し、
通信相手を特定するユーザ、場所、サービスなどを特定
する固有名称を指定する。この固有名称は、検索サーバ
のデータベースに登録済みの固有名称である。
【0074】(2)通信端末の起動アプリケーション
は、固有名称を検索部へ伝える。 (3)検索部は、通信の形態と検索レベルをアプリケー
ション部に問い合わせる。 (4)アプリケーション部は、通信の形態と検索レベル
を検索部へ伝える。
は、固有名称を検索部へ伝える。 (3)検索部は、通信の形態と検索レベルをアプリケー
ション部に問い合わせる。 (4)アプリケーション部は、通信の形態と検索レベル
を検索部へ伝える。
【0075】なお、検索レベルとは、検索を要求する際
の度合を示し、例えば以下の様なものがある。 a.strict(ストリクト):検索要求を満足する
通信端末のなかで最適と思われるもの b.loose(ルーズ):検索要求を満足する通信端
末のなかで、指定された数をnとすると上位n個 c.all(オール):検索要求を満足する全ての通信
端末
の度合を示し、例えば以下の様なものがある。 a.strict(ストリクト):検索要求を満足する
通信端末のなかで最適と思われるもの b.loose(ルーズ):検索要求を満足する通信端
末のなかで、指定された数をnとすると上位n個 c.all(オール):検索要求を満足する全ての通信
端末
【0076】検索レベルloose、allは、例えば
通信端末のアプリケーションを利用するユーザに、通信
相手の機器のリストを提示し、端末の選択をユーザに任
せる場合などに用いられる。通信端末の最適さの順序付
けは、通信の形態と端末の特性情報を比較することによ
り行なわれる。
通信端末のアプリケーションを利用するユーザに、通信
相手の機器のリストを提示し、端末の選択をユーザに任
せる場合などに用いられる。通信端末の最適さの順序付
けは、通信の形態と端末の特性情報を比較することによ
り行なわれる。
【0077】(5)通信端末の検索部は、アプリケーシ
ョンから指定された固有名称と通信の形態および検索レ
ベルを含む検索要求メッセージを検索サーバの検索処理
部に送信する
ョンから指定された固有名称と通信の形態および検索レ
ベルを含む検索要求メッセージを検索サーバの検索処理
部に送信する
【0078】検索要求メッセージの構成例を図7(a)
に示す。検索要求メッセージは、図7(a)に示すよう
に、通信相手となるユーザ、場所、サービスなどに対応
付けられた固有名称、通信端末の実行可能な通信形態、
例えば動画入力、動画出力、音声入力、音声出力が可能
であるかなどの通信形態情報、さらに、上述した検索レ
ベル情報を持つ。
に示す。検索要求メッセージは、図7(a)に示すよう
に、通信相手となるユーザ、場所、サービスなどに対応
付けられた固有名称、通信端末の実行可能な通信形態、
例えば動画入力、動画出力、音声入力、音声出力が可能
であるかなどの通信形態情報、さらに、上述した検索レ
ベル情報を持つ。
【0079】(6)検索サーバの検索処理部は、通信端
末の検索部からの検索要求メッセージを受信すると、そ
のメッセージに含まれる固有名称と通信の形態および検
索レベルを検索キーとしてデータベース部へ検索要求を
出す。
末の検索部からの検索要求メッセージを受信すると、そ
のメッセージに含まれる固有名称と通信の形態および検
索レベルを検索キーとしてデータベース部へ検索要求を
出す。
【0080】(7)検索サーバのデータベース部は、検
索処理部から検索要求を受付けると、検索要求に含まれ
る固有名称と通信の形態とをキーとしてデータベースを
検索し、固有名称で示される通信相手の保持する機器の
うち通信の形態を満足するひとつあるいは複数の機器の
特性情報を得る。 (8)検索サーバのデータベース部は、検索で得たひと
つあるいは複数の機器の特性情報を検索処理部へ送る。 (9)検索サーバの検索処理部は、データベース部から
の検索結果を受け取ると、検索レベルで指定された数だ
けの特性情報を選択し、検索返答メッセージを作成し、
通信端末の検索部に送信する。
索処理部から検索要求を受付けると、検索要求に含まれ
る固有名称と通信の形態とをキーとしてデータベースを
検索し、固有名称で示される通信相手の保持する機器の
うち通信の形態を満足するひとつあるいは複数の機器の
特性情報を得る。 (8)検索サーバのデータベース部は、検索で得たひと
つあるいは複数の機器の特性情報を検索処理部へ送る。 (9)検索サーバの検索処理部は、データベース部から
の検索結果を受け取ると、検索レベルで指定された数だ
けの特性情報を選択し、検索返答メッセージを作成し、
通信端末の検索部に送信する。
【0081】検索返答メッセージの構成例を図7(b)
に示す。検索返答メッセージは、図7(b)に示すよう
に、通信相手となるユーザ、場所、サービスなどに対応
付けられた固有名称、通信端末の識別子、ハードウェア
情報、ソフトウェア情報からなる特性情報であり、図7
(a)に示す検索要求メッセージの通信形態を満足し、
検索レベルに応じた通信端末毎の特性情報を持つ。
に示す。検索返答メッセージは、図7(b)に示すよう
に、通信相手となるユーザ、場所、サービスなどに対応
付けられた固有名称、通信端末の識別子、ハードウェア
情報、ソフトウェア情報からなる特性情報であり、図7
(a)に示す検索要求メッセージの通信形態を満足し、
検索レベルに応じた通信端末毎の特性情報を持つ。
【0082】(10)通信端末の検索部は、検索サーバ
の検索処理部からの検索返答メッセージを受信すると、
そのメッセージからひとつあるいは複数の機器の特性情
報を抽出し、それ(ら)の情報をアプリケーションに伝
える。 (11)通信端末のアプリケーションは、検索部から得
たひとつあるいは複数の機器の特性情報から一つの機器
を選択し、その機器と通信を開始する。
の検索処理部からの検索返答メッセージを受信すると、
そのメッセージからひとつあるいは複数の機器の特性情
報を抽出し、それ(ら)の情報をアプリケーションに伝
える。 (11)通信端末のアプリケーションは、検索部から得
たひとつあるいは複数の機器の特性情報から一つの機器
を選択し、その機器と通信を開始する。
【0083】このように、本発明のシステムによれば、
ユーザ、場所、サービスなど様々なカテゴリに対応して
固有名称を登録し、かつ固有名称に対応する1以上の通
信端末をその特性情報、通信形態とともにサーバに登録
することにより、通信を実行しようとするユーザが通信
相手の固有名称と通信形態を指定して検索サーバに検索
要求を実行することにより、指定通信形態での通信可能
な通信端末を特定することが可能となり、通信相手の通
信機器構成に関する情報がなくても、通信可能な機器を
選択して通信を実行することが可能となる。
ユーザ、場所、サービスなど様々なカテゴリに対応して
固有名称を登録し、かつ固有名称に対応する1以上の通
信端末をその特性情報、通信形態とともにサーバに登録
することにより、通信を実行しようとするユーザが通信
相手の固有名称と通信形態を指定して検索サーバに検索
要求を実行することにより、指定通信形態での通信可能
な通信端末を特定することが可能となり、通信相手の通
信機器構成に関する情報がなくても、通信可能な機器を
選択して通信を実行することが可能となる。
【0084】また、固有名称は、ユーザ、場所、サービ
ス、団体などについても指定可能であり、例えばある通
信端末(通信端末A)を有するユーザがある特定の会社
に対して通信を実行したいというときに、会社名(固有
名称)を指定することにより検索サーバが会社名に対応
して登録された通信端末からユーザの通信端末Aの通信
形態により通信可能な端末を選択してユーザに知らせる
ことが可能となり、ユーザは特定の通信端末に関する情
報を予め保持する必要がなくなる。
ス、団体などについても指定可能であり、例えばある通
信端末(通信端末A)を有するユーザがある特定の会社
に対して通信を実行したいというときに、会社名(固有
名称)を指定することにより検索サーバが会社名に対応
して登録された通信端末からユーザの通信端末Aの通信
形態により通信可能な端末を選択してユーザに知らせる
ことが可能となり、ユーザは特定の通信端末に関する情
報を予め保持する必要がなくなる。
【0085】[検索サーバの階層化モデル]次に、本発
明のシステムにおいて、検索サーバを階層的に配置した
構成を説明する。検索サーバを階層的に配置することに
より、規模拡張性を持たすことができ、また、組織や家
庭ごとに検索サーバを管理することが可能となる。
明のシステムにおいて、検索サーバを階層的に配置した
構成を説明する。検索サーバを階層的に配置することに
より、規模拡張性を持たすことができ、また、組織や家
庭ごとに検索サーバを管理することが可能となる。
【0086】構成階層化モデルでは、階層化された検索
サーバと、検索クライアントとなる複数の機器と、から
構成される。この構成例を図8に示す。図8の構成で
は、検索サーバが検索サーバA810、検索サーバB8
20、検索サーバC830の3つあり、それぞれの検索
サーバにそれぞれアクセス可能な端末を有する。検索サ
ーバB820、検索サーバC830は、検索サーバA8
10の下位層のサーバとして構成されている。
サーバと、検索クライアントとなる複数の機器と、から
構成される。この構成例を図8に示す。図8の構成で
は、検索サーバが検索サーバA810、検索サーバB8
20、検索サーバC830の3つあり、それぞれの検索
サーバにそれぞれアクセス可能な端末を有する。検索サ
ーバB820、検索サーバC830は、検索サーバA8
10の下位層のサーバとして構成されている。
【0087】検索サーバの階層化モデルでは、検索サー
バの階層化フェーズと、登録フェーズと、検索フェーズ
と、の3つのフェーズを有する。それぞれのフェーズで
の検索サーバと機器との動作を、以下に述べる。
バの階層化フェーズと、登録フェーズと、検索フェーズ
と、の3つのフェーズを有する。それぞれのフェーズで
の検索サーバと機器との動作を、以下に述べる。
【0088】[階層化フェーズ]まず、階層化フェーズ
について図9を用いて説明する。検索サーバは、運用に
先立って1階層上位の検索サーバに対して、自分の識別
子と、自分で管理する通信端末の[固有名称]を登録す
る。この登録により、検索サーバが階層化される。
について図9を用いて説明する。検索サーバは、運用に
先立って1階層上位の検索サーバに対して、自分の識別
子と、自分で管理する通信端末の[固有名称]を登録す
る。この登録により、検索サーバが階層化される。
【0089】図9の処理について説明する。図9中、起
動特性検出〜確認応答の端末と下位検索サーバ間の処理
は、前述の図4を用いた登録フェーズの処理と同様であ
り、説明を省略する。下位検索サーバが通信端末の登録
処理を実行後、上位サーバとの間で実行される手続きに
ついて説明する。
動特性検出〜確認応答の端末と下位検索サーバ間の処理
は、前述の図4を用いた登録フェーズの処理と同様であ
り、説明を省略する。下位検索サーバが通信端末の登録
処理を実行後、上位サーバとの間で実行される手続きに
ついて説明する。
【0090】(1)下位検索サーバの登録処理部は、管
理する機器の固有名称を含む階層化メッセージを、上位
検索サーバの登録処理部に送信する。なお、上位の検索
サーバの識別子は、システム内で静的に保持している。
理する機器の固有名称を含む階層化メッセージを、上位
検索サーバの登録処理部に送信する。なお、上位の検索
サーバの識別子は、システム内で静的に保持している。
【0091】階層化メッセージの構成例を図10(a)
に示す。階層化メッセージは、図10(a)に示すよう
に、自己の検索サーバの識別子と、自己の検索サーバの
管理する通信端末であり、自己の検索サーバのデータベ
ースに登録された固有名称情報を含んで構成される。固
有名称は、前述のようにユーザ、場所、サービスなどに
対応付けられた固有名称である。
に示す。階層化メッセージは、図10(a)に示すよう
に、自己の検索サーバの識別子と、自己の検索サーバの
管理する通信端末であり、自己の検索サーバのデータベ
ースに登録された固有名称情報を含んで構成される。固
有名称は、前述のようにユーザ、場所、サービスなどに
対応付けられた固有名称である。
【0092】(2)上位検索サーバの登録処理部は、階
層化メッセージの内容をデータベース部に送る。 (3)上位検索サーバのデータベース部は、登録メッセ
ージの内容を登録する。 (4)上位検索サーバのデータベース部は、登録が完了
すると、確認応答を登録処理部に返す。 (5)上位検索サーバの登録処理部は、確認応答を受け
取ったら、確認応答メッセージを下位サーバの登録処理
部に送信する。
層化メッセージの内容をデータベース部に送る。 (3)上位検索サーバのデータベース部は、登録メッセ
ージの内容を登録する。 (4)上位検索サーバのデータベース部は、登録が完了
すると、確認応答を登録処理部に返す。 (5)上位検索サーバの登録処理部は、確認応答を受け
取ったら、確認応答メッセージを下位サーバの登録処理
部に送信する。
【0093】本構成において、下位検索サーバのデータ
ベースの登録内容は、前述の実施例と同様(図3参照)
であるが、上位検索サーバのデータベースには、下位検
索サーバの識別子と下位サーバのデータベースに登録さ
れた固有名称とが対応付けられて登録される。
ベースの登録内容は、前述の実施例と同様(図3参照)
であるが、上位検索サーバのデータベースには、下位検
索サーバの識別子と下位サーバのデータベースに登録さ
れた固有名称とが対応付けられて登録される。
【0094】下位検索サーバの管理する通信端末に変更
があった場合は、下位検索サーバは上位検索サーバに対
して新たに階層化メッセージ(再登録)を送信する。再
登録の際の階層化メッセージの構成例を図10(b)に
示す。再登録の際の階層化メッセージは、図10(a)
の階層化メッセージと同様に、自己の検索サーバの識別
子を有し、さらに、追加された固有名称または削除され
た固有名称の少なくともいずれかを含んで構成される。
があった場合は、下位検索サーバは上位検索サーバに対
して新たに階層化メッセージ(再登録)を送信する。再
登録の際の階層化メッセージの構成例を図10(b)に
示す。再登録の際の階層化メッセージは、図10(a)
の階層化メッセージと同様に、自己の検索サーバの識別
子を有し、さらに、追加された固有名称または削除され
た固有名称の少なくともいずれかを含んで構成される。
【0095】[登録フェーズ]各通信端末が検索サーバ
に登録される手順は、前述した階層化モデルでない通常
の場合と同一である。登録フェーズで、検索サーバにお
いて管理する固有名称に変更があった際には、上述した
ように、階層化フェーズの処理を再び行なう。
に登録される手順は、前述した階層化モデルでない通常
の場合と同一である。登録フェーズで、検索サーバにお
いて管理する固有名称に変更があった際には、上述した
ように、階層化フェーズの処理を再び行なう。
【0096】[検索フェーズ]次に、階層化モデルにお
いてある通信端末が他の通信端末との通信を実行するた
め、相手通信端末を検索する検索フェーズの手順につい
て図11を用いて説明する。
いてある通信端末が他の通信端末との通信を実行するた
め、相手通信端末を検索する検索フェーズの手順につい
て図11を用いて説明する。
【0097】(1)まず、ある通信端末を用いて通信を
実行しようとするユーザが通信端末上でアプリケーショ
ンを起動し、通信相手を特定するユーザ、場所、サービ
スなどを特定する固有名称を指定する。この固有名称
は、検索サーバのデータベースに登録済みの固有名称で
ある。
実行しようとするユーザが通信端末上でアプリケーショ
ンを起動し、通信相手を特定するユーザ、場所、サービ
スなどを特定する固有名称を指定する。この固有名称
は、検索サーバのデータベースに登録済みの固有名称で
ある。
【0098】(2)通信端末の起動アプリケーション
は、固有名称を検索部へ伝える。 (3)検索部は、通信の形態と検索レベルをアプリケー
ション部に問い合わせる。 (4)アプリケーション部は、通信の形態と検索レベル
を検索部へ伝える。
は、固有名称を検索部へ伝える。 (3)検索部は、通信の形態と検索レベルをアプリケー
ション部に問い合わせる。 (4)アプリケーション部は、通信の形態と検索レベル
を検索部へ伝える。
【0099】なお、検索レベルとは、検索を要求する際
の度合を示し、前述のようにstrict(ストリク
ト)、loose(ルーズ)、all(オール)の各種
がある。
の度合を示し、前述のようにstrict(ストリク
ト)、loose(ルーズ)、all(オール)の各種
がある。
【0100】(5)通信端末の検索部は、アプリケーシ
ョンから指定された固有名称と通信の形態および検索レ
ベルを含む検索要求メッセージを検索サーバの検索処理
部に送信する
ョンから指定された固有名称と通信の形態および検索レ
ベルを含む検索要求メッセージを検索サーバの検索処理
部に送信する
【0101】検索要求メッセージの構成は先に説明した
図7(a)と同様である。すなわち、図7(a)に示す
ように、ユーザ、場所、サービスなどに対応付けられた
固有名称、通信端末の実行可能な通信形態、例えば動画
入力、動画出力、音声入力、音声出力が可能であるかな
どの通信形態情報、さらに、上述した検索レベル情報を
持つ。
図7(a)と同様である。すなわち、図7(a)に示す
ように、ユーザ、場所、サービスなどに対応付けられた
固有名称、通信端末の実行可能な通信形態、例えば動画
入力、動画出力、音声入力、音声出力が可能であるかな
どの通信形態情報、さらに、上述した検索レベル情報を
持つ。
【0102】(6)検索サーバの検索処理部は、通信端
末の検索部からの検索要求メッセージを受信すると、そ
のメッセージに含まれる固有名称と通信の形態および検
索レベルを検索キーとしてデータベース部へ検索要求を
出す。
末の検索部からの検索要求メッセージを受信すると、そ
のメッセージに含まれる固有名称と通信の形態および検
索レベルを検索キーとしてデータベース部へ検索要求を
出す。
【0103】(7)検索サーバのデータベース部は、検
索処理部から検索要求を受付けると、検索要求に含まれ
る固有名称と通信の形態とをキーとしてデータベースを
検索するが、その固有名称はデータベースに存在しない
ので、特性情報は得られない。
索処理部から検索要求を受付けると、検索要求に含まれ
る固有名称と通信の形態とをキーとしてデータベースを
検索するが、その固有名称はデータベースに存在しない
ので、特性情報は得られない。
【0104】(8)検索サーバのデータベース部は、固
有名称がデータベースに存在しない旨を検索処理部へ伝
える。 (9)検索サーバの検索処理部は、データベース部から
の検索結果を受け取ると、特性情報の代わりに上位の検
索サーバの識別子を含む検索返答メッセージを作成し、
通信端末の検索部に送信する。なお、上位の検索サーバ
の識別子は、システム内で静的に保持している。
有名称がデータベースに存在しない旨を検索処理部へ伝
える。 (9)検索サーバの検索処理部は、データベース部から
の検索結果を受け取ると、特性情報の代わりに上位の検
索サーバの識別子を含む検索返答メッセージを作成し、
通信端末の検索部に送信する。なお、上位の検索サーバ
の識別子は、システム内で静的に保持している。
【0105】固有名称がデータベースに存在しない場合
の検索返答メッセージのメッセージ構成例を図12
(b)に示す。なお、図12(a)は固有名称がデータ
ベースに存在した場合の検索返答メッセージのメッセー
ジ構成例である。図12(b)に示すように、固有名称
がデータベースに存在しない場合の検索返答メッセージ
には、通信相手となるユーザ、場所、サービスなどに対
応付けられた固有名称と、次に通信端末が検索サーバと
して指定すべき検索サーバの識別子が含まれる。
の検索返答メッセージのメッセージ構成例を図12
(b)に示す。なお、図12(a)は固有名称がデータ
ベースに存在した場合の検索返答メッセージのメッセー
ジ構成例である。図12(b)に示すように、固有名称
がデータベースに存在しない場合の検索返答メッセージ
には、通信相手となるユーザ、場所、サービスなどに対
応付けられた固有名称と、次に通信端末が検索サーバと
して指定すべき検索サーバの識別子が含まれる。
【0106】(10)通信端末の検索部は、検索サーバ
から、図12(b)に示すような検索返答メッセージを
受信すると、アプリケーションから指定された固有名称
と通信の形態および検索レベルを含む要求メッセージ
を、検索返答メッセージで指定された検索サーバである
上位検索サーバの検索処理部に送信する。
から、図12(b)に示すような検索返答メッセージを
受信すると、アプリケーションから指定された固有名称
と通信の形態および検索レベルを含む要求メッセージ
を、検索返答メッセージで指定された検索サーバである
上位検索サーバの検索処理部に送信する。
【0107】(11)上位検索サーバの検索処理部は、
通信端末の検索部からの検索要求メッセージを受信する
と、そのメッセージに含まれる固有名称と通信の形態お
よび検索レベルを検索キーとしてデータベース部へ検索
要求を出す。 (12)上位検索サーバのデータベース部は、検索処理
部から検索要求を受付けると、検索要求に含まれる固有
名称と通信の形態とをキーとしてデータベースを検索
し、その固有名称の機器を管理している検索サーバ(こ
の場合は下位検索サーバB)の識別子を得る。
通信端末の検索部からの検索要求メッセージを受信する
と、そのメッセージに含まれる固有名称と通信の形態お
よび検索レベルを検索キーとしてデータベース部へ検索
要求を出す。 (12)上位検索サーバのデータベース部は、検索処理
部から検索要求を受付けると、検索要求に含まれる固有
名称と通信の形態とをキーとしてデータベースを検索
し、その固有名称の機器を管理している検索サーバ(こ
の場合は下位検索サーバB)の識別子を得る。
【0108】(13)上位検索サーバのデータベース部
は、検索で得た下位検索サーバBの識別子を検索処理部
へ伝える。 (14)上位検索サーバの検索処理部は、データベース
部からの検索結果を受け取ると、特性情報の代わりに下
位検索サーバBの識別子を含む検索返答メッセージを作
成し、通信端末の検索部に送信する。
は、検索で得た下位検索サーバBの識別子を検索処理部
へ伝える。 (14)上位検索サーバの検索処理部は、データベース
部からの検索結果を受け取ると、特性情報の代わりに下
位検索サーバBの識別子を含む検索返答メッセージを作
成し、通信端末の検索部に送信する。
【0109】このときの検索返答メッセージも、図12
(b)に示すように、通信相手となるユーザ、場所、サ
ービスなどに対応付けられた固有名称と、次に通信端末
が検索サーバとして指定すべき検索サーバの識別子が含
まれる。
(b)に示すように、通信相手となるユーザ、場所、サ
ービスなどに対応付けられた固有名称と、次に通信端末
が検索サーバとして指定すべき検索サーバの識別子が含
まれる。
【0110】(15)通信端末の検索部は、検索返答メ
ッセージを受信すると、アプリケーションから指定され
た固有名称と通信の形態および検索レベルを含む要求メ
ッセージを、検索返答メッセージで指定された下位検索
サーバBの検索処理部に送信する。 (16)下位検索サーバB検索処理部は、通信端末の検
索部からの検索要求メッセージを受信すると、そのメッ
セージに含まれる固有名称と通信の形態および検索レベ
ルを検索キーとしてデータベース部へ検索要求を出す。
ッセージを受信すると、アプリケーションから指定され
た固有名称と通信の形態および検索レベルを含む要求メ
ッセージを、検索返答メッセージで指定された下位検索
サーバBの検索処理部に送信する。 (16)下位検索サーバB検索処理部は、通信端末の検
索部からの検索要求メッセージを受信すると、そのメッ
セージに含まれる固有名称と通信の形態および検索レベ
ルを検索キーとしてデータベース部へ検索要求を出す。
【0111】(17)下位検索サーバBのデータベース
部は、検索処理部から検索要求を受付けると、検索要求
に含まれる固有名称と通信の形態とをキーとしてデータ
ベースを検索し、固有名称で示される通信相手の保持す
る機器のうち通信の形態を満足するひとつあるいは複数
の機器の特性情報を得る。 (18)下位検索サーバBのデータベース部は、検索で
得たひとつあるいは複数の機器の特性情報を検索処理部
へ送る。
部は、検索処理部から検索要求を受付けると、検索要求
に含まれる固有名称と通信の形態とをキーとしてデータ
ベースを検索し、固有名称で示される通信相手の保持す
る機器のうち通信の形態を満足するひとつあるいは複数
の機器の特性情報を得る。 (18)下位検索サーバBのデータベース部は、検索で
得たひとつあるいは複数の機器の特性情報を検索処理部
へ送る。
【0112】(19)下位検索サーバBの検索処理部
は、データベース部からの検索結果を受け取ると、検索
レベルで指定された数だけの特性情報を選択し、検索返
答メッセージを作成し、通信端末の検索部に送信する。 (20)通信端末の検索部は、下位検索サーバBの検索
処理部からの検索返答メッセージを受信すると、そのメ
ッセージからひとつあるいは複数の機器の特性情報を抽
出し、それ(ら)の情報をアプリケーションに伝える。 (21)通信端末のアプリケーションは、検索部から得
たひとつあるいは複数の機器の特性情報から一つの機器
を選択し、その機器と通信を開始する。
は、データベース部からの検索結果を受け取ると、検索
レベルで指定された数だけの特性情報を選択し、検索返
答メッセージを作成し、通信端末の検索部に送信する。 (20)通信端末の検索部は、下位検索サーバBの検索
処理部からの検索返答メッセージを受信すると、そのメ
ッセージからひとつあるいは複数の機器の特性情報を抽
出し、それ(ら)の情報をアプリケーションに伝える。 (21)通信端末のアプリケーションは、検索部から得
たひとつあるいは複数の機器の特性情報から一つの機器
を選択し、その機器と通信を開始する。
【0113】このように、本階層化システムによれば、
各通信端末の情報を複数の検索サーバに分散して管理す
ることが可能であり、集中的なデータ管理の必要性がな
く、数限りない端末の管理構成が実現される。
各通信端末の情報を複数の検索サーバに分散して管理す
ることが可能であり、集中的なデータ管理の必要性がな
く、数限りない端末の管理構成が実現される。
【0114】なお、上述の図11を用いた検索処理例で
は、通信端末から検索サーバに対する1つの検索要求に
応じて検索返答メッセージを通信端末に送信し、その検
索応答メッセージに基づいて新たな検索要求を別の検索
サーバに出力する処理を繰り返し実行する形態について
説明したが、通信端末から検索サーバに対する検索要求
に対して、自己の検索サーバのデータベースに要求する
端末情報が存在しない場合、検索サーバ間でメッセージ
の送受信を実行して、必要な情報を取得可能な検索サー
バにメッセージを転送して端末情報を持つ検索サーバか
ら通信端末に対して検索返答メッセージを送信する構成
としてもよい。
は、通信端末から検索サーバに対する1つの検索要求に
応じて検索返答メッセージを通信端末に送信し、その検
索応答メッセージに基づいて新たな検索要求を別の検索
サーバに出力する処理を繰り返し実行する形態について
説明したが、通信端末から検索サーバに対する検索要求
に対して、自己の検索サーバのデータベースに要求する
端末情報が存在しない場合、検索サーバ間でメッセージ
の送受信を実行して、必要な情報を取得可能な検索サー
バにメッセージを転送して端末情報を持つ検索サーバか
ら通信端末に対して検索返答メッセージを送信する構成
としてもよい。
【0115】[具体的な通信例]上述した本発明の構成
を適用した具体的な通信例について説明する。通信例と
してテレビ電話システムの例を説明する。
を適用した具体的な通信例について説明する。通信例と
してテレビ電話システムの例を説明する。
【0116】例えば、ユーザAがノートPC−Aを所持
し、ユーザBがノートPC−Bと、PDA−Bと、携帯
電話−Bとを所持しているとする。このとき、ユーザA
がユーザBと双方向動画像コミュニケーションを取りた
いが、ユーザAは、ユーザBの物理的な場所、所持して
いる機器についての情報を全く持っておらず、ユーザB
に割り当てられた固有名称のみを知っている。
し、ユーザBがノートPC−Bと、PDA−Bと、携帯
電話−Bとを所持しているとする。このとき、ユーザA
がユーザBと双方向動画像コミュニケーションを取りた
いが、ユーザAは、ユーザBの物理的な場所、所持して
いる機器についての情報を全く持っておらず、ユーザB
に割り当てられた固有名称のみを知っている。
【0117】ユーザBは現在、ノートPC−Bと、PD
A−Bと、携帯電話−Bを所持しており、これらの機器
は登録フェーズにおいて検索サーバに登録されている。
ユーザAは、ノートPC−Aで起動されているテレビ会
議アプリケーションに対して、ユーザAはユーザBの固
有名称を指定する。
A−Bと、携帯電話−Bを所持しており、これらの機器
は登録フェーズにおいて検索サーバに登録されている。
ユーザAは、ノートPC−Aで起動されているテレビ会
議アプリケーションに対して、ユーザAはユーザBの固
有名称を指定する。
【0118】ノートPC−Aにおいて起動されたアプリ
ケーションは、ノートPC−Aの検索部に対して固有名
称を伝える。ノートPC−Aの検索部は、アプリケーシ
ョンに対して通信の形態と検索レベルを問い合わせる。
アプリケーションは、通信の形態を動画通信の入力と出
力音声通信の入力と出力として、また検索レベルを[a
ll]として、検索部に伝える。
ケーションは、ノートPC−Aの検索部に対して固有名
称を伝える。ノートPC−Aの検索部は、アプリケーシ
ョンに対して通信の形態と検索レベルを問い合わせる。
アプリケーションは、通信の形態を動画通信の入力と出
力音声通信の入力と出力として、また検索レベルを[a
ll]として、検索部に伝える。
【0119】ノートPC−Aの検索部は、固有名称と、
検索レベルと、通信の形態を含む検索要求メッセージ
を、検索サーバに送信する。検索サーバの検索処理部
は、検索要求メッセージを受信すると、検索サーバのデ
ータベース部に対して、固有名称と通信の形態に一致す
る機器の検索を依頼する。
検索レベルと、通信の形態を含む検索要求メッセージ
を、検索サーバに送信する。検索サーバの検索処理部
は、検索要求メッセージを受信すると、検索サーバのデ
ータベース部に対して、固有名称と通信の形態に一致す
る機器の検索を依頼する。
【0120】検索サーバのデータベース部は、検索結果
を検索処理部に返す。この例では、固有名称に一致する
機器は、ユーザBのノートPC−Bと、PDA−Bと、
携帯電話−Bであり、指定された通信の形態を満たすも
のはこのうちのノートPC−Bと、PDA−Bであると
する。個の場合、ノートPC−Bと、PDA−Bの特性
情報が渡される。
を検索処理部に返す。この例では、固有名称に一致する
機器は、ユーザBのノートPC−Bと、PDA−Bと、
携帯電話−Bであり、指定された通信の形態を満たすも
のはこのうちのノートPC−Bと、PDA−Bであると
する。個の場合、ノートPC−Bと、PDA−Bの特性
情報が渡される。
【0121】検索サーバの検索処理部は、検索レベルが
[all]なので、ノートPC−Bと、PDA−Bの特
性情報を含む検索返答メッセージを生成し、ユーザAの
端末であるノートPC−Aに返送する。ノートPC−A
の検索部は、検索返答メッセージを受信すると、検索結
果をアプリケーション部に渡す。
[all]なので、ノートPC−Bと、PDA−Bの特
性情報を含む検索返答メッセージを生成し、ユーザAの
端末であるノートPC−Aに返送する。ノートPC−A
の検索部は、検索返答メッセージを受信すると、検索結
果をアプリケーション部に渡す。
【0122】ノートPC−Aのアプリケーション部で
は、例えばディスプレイに端末情報を表示するなどして
ユーザAに問い合わせて、ノートPC−Bと、PDA−
Bのうち望ましい機器を選択する。この例では、ノート
PC−Bが選択されたとする。この時点で、通信相手が
決定される。この後、ユーザAのノートPC−Aのビデ
オ会議アプリケーションは、ユーザBのノートPC−B
のビデオ会議アプリケーションと通信を開始する。
は、例えばディスプレイに端末情報を表示するなどして
ユーザAに問い合わせて、ノートPC−Bと、PDA−
Bのうち望ましい機器を選択する。この例では、ノート
PC−Bが選択されたとする。この時点で、通信相手が
決定される。この後、ユーザAのノートPC−Aのビデ
オ会議アプリケーションは、ユーザBのノートPC−B
のビデオ会議アプリケーションと通信を開始する。
【0123】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0124】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の構成に
よれば、通信相手の固有名称のみから、自己の通信端末
と通信可能な相手端末を選択することが可能となり、選
択した端末との間で通信を開始できるので、予め相手端
末の情報を取得し覚えておく必要がない。通信開始時に
通信に最適な機器を複数の機器から選択できるので、最
適で効率的な通信を実現できる。
よれば、通信相手の固有名称のみから、自己の通信端末
と通信可能な相手端末を選択することが可能となり、選
択した端末との間で通信を開始できるので、予め相手端
末の情報を取得し覚えておく必要がない。通信開始時に
通信に最適な機器を複数の機器から選択できるので、最
適で効率的な通信を実現できる。
【図1】本発明のシステム構成を説明する構成図であ
る。
る。
【図2】本発明のシステムにおける検索サーバと通信端
末の構成およぴ送受信メッセージについて説明する図で
ある。
末の構成およぴ送受信メッセージについて説明する図で
ある。
【図3】本発明のシステムの検索サーバの有するデータ
ベースのデータ構成を説明する図である。
ベースのデータ構成を説明する図である。
【図4】本発明のシステムにおける登録フェーズの処理
シーケンスを説明する図である。
シーケンスを説明する図である。
【図5】本発明のシステムにおける登録フェーズの特性
通知メッセージおよび確認応答メッセージの構成を説明
する図である。
通知メッセージおよび確認応答メッセージの構成を説明
する図である。
【図6】本発明のシステムにおける検索フェーズの処理
シーケンスを説明する図である。
シーケンスを説明する図である。
【図7】本発明のシステムにおける検索フェーズの検索
要求メッセージおよび検索返答メッセージの構成を説明
する図である。
要求メッセージおよび検索返答メッセージの構成を説明
する図である。
【図8】本発明の階層化システム構成を説明する構成図
である。
である。
【図9】本発明の階層化システムにおける階層化フェー
ズの処理シーケンスを説明する図である。
ズの処理シーケンスを説明する図である。
【図10】本発明の階層化システムにおける階層化フェ
ーズの階層化メッセージの構成を説明する図である。
ーズの階層化メッセージの構成を説明する図である。
【図11】本発明の階層化システムにおける検索フェー
ズの処理シーケンスを説明する図である。
ズの処理シーケンスを説明する図である。
【図12】本発明の階層化システムにおける検索フェー
ズの検索要求メッセージおよび検索返答メッセージの構
成を説明する図である。
ズの検索要求メッセージおよび検索返答メッセージの構
成を説明する図である。
101 検索サーバ 111,112,113 通信端末 121,122,123 通信端末 210 検索サーバ 211 登録処理部 212 検索処理部 213 データベース部 214 ネットワークインタフェース 220 通信端末 221 登録部 222 検索部 223 特性検出部 224 アプリケーション部 225 ネットワークインタフェース 810,820,830 検索サーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 303 H04B 7/26 109M (72)発明者 栗原 邦彰 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA21 GB01 JB15 JB22 KA01 KB06 KC21 KC44 KE02 5K024 AA11 AA76 FF03 GG03 GG05 5K030 GA17 HA06 HB19 HC01 HD09 KA05 KA06 KA07 LD17 5K067 AA25 AA34 BB04 BB21 EE02 EE10 EE16 FF07 GG01 GG11 HH05 HH11 HH22 HH23 JJ11 5K101 KK16 NN18 PP03
Claims (19)
- 【請求項1】管理下の通信端末の所属として設定される
固有名称と、特性情報と、各通信端末の実行可能な通信
形態とを対応付けて登録したデータベースと、 データ通信要求端末からの固有名称および通信形態を指
定した検索要求メッセージに基づいて固有名称および通
信形態を検索キーとする前記データベースの検索処理を
実行する検索処理部とを有する検索サーバを有し、 前記データ通信要求端末は、前記検索要求メッセージに
基づく検索結果として前記検索サーバから取得される特
性情報に基づいて通信相手端末を選択して通信を実行す
る構成を有することを特徴とする通信システム。 - 【請求項2】前記検索サーバの管理下の通信端末は、固
有名称と、特性情報と、各通信端末の実行可能な通信形
態とを含むメッセージを特性通知メッセージとして、前
記検索サーバに送信する構成を有することを特徴とする
請求項1に記載の通信システム。 - 【請求項3】前記検索サーバの有する前記データベース
には、管理下の通信端末の識別情報、またはハードウェ
ア情報、またはソフトウェア情報の少なくともいずれか
の特性情報を含む構成であることを特徴とする請求項1
に記載の通信システム。 - 【請求項4】前記検索サーバの管理下の通信端末は、通
信端末の識別情報、またはハードウェア情報、またはソ
フトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報を含む
メッセージを特性通知メッセージとして、前記検索サー
バに送信する構成を有することを特徴とする請求項1に
記載の通信システム。 - 【請求項5】前記検索サーバの管理下の通信端末は、通
信端末の識別情報、またはハードウェア情報、またはソ
フトウェア情報の少なくともいずれかの特性情報の変化
を検出し、検出された特性情報の変化に基づくメッセー
ジを特性通知メッセージとして、前記検索サーバに送信
する構成を有することを特徴とする請求項1に記載の通
信システム。 - 【請求項6】前記データ通信要求端末は、 前記検索サーバにおける検索レベルを設定する検索レベ
ル情報を前記検索要求メッセージに含めて前記検索サー
バに送信する構成を有し、 前記検索サーバの検索処理部は、前記検索要求メッセー
ジに含まれる検索レベル情報に基づいて検索結果の抽出
処理を実行する構成を有することを特徴とする請求項1
に記載の通信システム。 - 【請求項7】前記通信システムは、 複数の検索サーバを有し、 前記複数の検索サーバは階層構造を構成し、下位階層の
検索サーバのデータベースに格納された管理端末情報の
少なくとも固有名称情報を上位検索サーバが保有する構
成であることを特徴とする請求項1に記載の通信システ
ム。 - 【請求項8】前記固有名称は、 管理下の通信端末の所属するユーザ、場所、サービス、
団体のいずれかを識別する所属識別子として設定された
名称であることを特徴とする請求項1に記載の通信シス
テム。 - 【請求項9】通信端末間の通信方法であり、 データ通信要求端末において、通信端末の所属として設
定される固有名称および通信形態を指定した検索要求メ
ッセージを検索サーバに送信するステップと、検索サー
バにおいて、データ通信要求端末からの固有名称および
通信形態を指定した検索要求メッセージに基づいて固有
名称および通信形態を検索キーとするデータベースの検
索処理を実行するステップと、 前記データ通信要求端末において、前記検索要求メッセ
ージに基づく検索結果として前記検索サーバから取得さ
れる特性情報に基づいて通信相手端末を選択して通信を
実行するステップと、を有することを特徴とする通信方
法。 - 【請求項10】前記通信方法は、さらに、 前記検索サーバの管理下の通信端末において、固有名称
と、特性情報と、各通信端末の実行可能な通信形態とを
含むメッセージを特性通知メッセージとして、前記検索
サーバに送信するステップを有することを特徴とする請
求項9に記載の通信方法。 - 【請求項11】前記通信方法は、さらに、 前記検索サーバの管理下の通信端末において、通信端末
の識別情報、またはハードウェア情報、またはソフトウ
ェア情報の少なくともいずれかの特性情報を含むメッセ
ージを特性通知メッセージとして、前記検索サーバに送
信するステップを有することを特徴とする請求項9に記
載の通信方法。 - 【請求項12】前記通信方法は、さらに、 前記データ通信要求端末において、 前記検索サーバにおける検索レベルを設定する検索レベ
ル情報を前記検索要求メッセージに含めて前記検索サー
バに送信するステップと、 前記検索サーバにおいて、前記検索要求メッセージに含
まれる検索レベル情報に基づいて検索結果の抽出処理を
実行するステップと、 を有することを特徴とする請求項9に記載の通信方法。 - 【請求項13】データ通信を実行する通信端末におい
て、 通信端末の所属として設定される固有名称と、特性情報
と、各通信端末の実行可能な通信形態とを含むメッセー
ジを検索サーバへの登録処理用の特性通知メッセージと
して、検索サーバに送信する構成を有することを特徴と
する通信端末。 - 【請求項14】前記通信端末は、通信端末の識別情報、
またはハードウェア情報、またはソフトウェア情報の少
なくともいずれかの特性情報を含むメッセージを特性通
知メッセージとして、前記検索サーバに送信する構成を
有することを特徴とする請求項13に記載の通信端末。 - 【請求項15】前記通信端末は、通信端末の識別情報、
またはハードウェア情報、またはソフトウェア情報の少
なくともいずれかの特性情報の変化を検出し、検出され
た特性情報の変化に基づくメッセージを特性通知メッセ
ージとして、前記検索サーバに送信する構成を有するこ
とを特徴とする請求項13に記載の通信端末。 - 【請求項16】前記固有名称は、 管理下の通信端末の所属するユーザ、場所、サービス、
団体のいずれかを識別する所属識別子として設定された
名称であることを特徴とする請求項13に記載の通信端
末。 - 【請求項17】データ通信を実行する通信端末におい
て、 データ通信相手端末の固有名称および通信形態を指定し
た検索要求メッセージを生成して検索サーバに送信し、
該検索要求メッセージに基づく検索結果として前記検索
サーバから取得される特性情報に基づいて通信相手端末
を選択して通信を実行する構成を有することを特徴とす
る通信端末。 - 【請求項18】前記通信端末は、 前記検索サーバにおける検索レベルを設定する検索レベ
ル情報を前記検索要求メッセージに含めて前記検索サー
バに送信する構成を有することを特徴とする請求項17
に記載の通信端末。 - 【請求項19】通信端末間の通信処理をコンピュータ・
システム上で実行せしめるコンピュータ・プログラムを
提供するプログラム記憶媒体であって、前記コンピュー
タ・プログラムは、 データ通信要求端末からの固有名称および通信形態を指
定した検索要求メッセージに基づいて固有名称および通
信形態を検索キーとするデータベースの検索処理を実行
する検索ステップと、 前記検索ステップにおいて検索された結果から取得され
る特性情報をデータ通信要求端末に送信するステップ
と、 を有することを特徴とするプログラム記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012856A JP2002217945A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 通信システム、通信方法、および通信端末、並びにプログラム記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001012856A JP2002217945A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 通信システム、通信方法、および通信端末、並びにプログラム記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002217945A true JP2002217945A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18879798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001012856A Pending JP2002217945A (ja) | 2001-01-22 | 2001-01-22 | 通信システム、通信方法、および通信端末、並びにプログラム記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002217945A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004023309A1 (ja) * | 2002-09-09 | 2004-03-18 | Fujitsu Limited | 情報提供システム、情報提供装置、電子装置、アドレス設定方法、プログラム、及び、記憶媒体 |
JP2006120139A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-05-11 | Microsoft Corp | 登録識別子の再利用 |
JPWO2005006203A1 (ja) * | 2003-07-14 | 2006-08-24 | ソニー株式会社 | サービス利用方法及び管理方法 |
JP2006523982A (ja) * | 2003-04-18 | 2006-10-19 | アルカテル | 選択されたユーザ端末の間で専用通信機器を使用して通信を確立する方法 |
JP2008503910A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-02-07 | ▲ほあ▼▲うぇい▼技▲しゅ▼有限公司 | 端末の機能変更をネットワークに通知する方法 |
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JP2011254344A (ja) * | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Nec Corp | 機器情報提供装置、通信中継装置、機器情報提供システム、機器情報提供方法およびコンピュータプログラム |
JP2014215778A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 株式会社オプティム | 画面共有端末、画面共有方法、及び、画面共有端末用プログラム |
-
2001
- 2001-01-22 JP JP2001012856A patent/JP2002217945A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004023309A1 (ja) * | 2002-09-09 | 2004-03-18 | Fujitsu Limited | 情報提供システム、情報提供装置、電子装置、アドレス設定方法、プログラム、及び、記憶媒体 |
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JP4713463B2 (ja) * | 2003-04-18 | 2011-06-29 | アルカテル−ルーセント | 選択されたユーザ端末の間で専用通信機器を使用して通信を確立する方法 |
JP4600772B2 (ja) * | 2003-07-14 | 2010-12-15 | ソニー株式会社 | サービス利用方法、サービス利用装置及びサービス利用プログラム、並びに管理方法、管理装置及び管理プログラム |
JPWO2005006203A1 (ja) * | 2003-07-14 | 2006-08-24 | ソニー株式会社 | サービス利用方法及び管理方法 |
US8271797B2 (en) | 2003-07-14 | 2012-09-18 | Sony Corporation | Service use method and management method |
JP2008503910A (ja) * | 2004-07-30 | 2008-02-07 | ▲ほあ▼▲うぇい▼技▲しゅ▼有限公司 | 端末の機能変更をネットワークに通知する方法 |
US7860501B2 (en) | 2004-07-30 | 2010-12-28 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method of informing a network of change of user equipment capability |
US8045984B2 (en) | 2004-07-30 | 2011-10-25 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method of informing a network of change of user equipment capability |
US8233900B2 (en) | 2004-07-30 | 2012-07-31 | Huawei Technologies Co., Ltd. | Method and apparatus of informing a network of change of user equipment capability |
JP2006120139A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-05-11 | Microsoft Corp | 登録識別子の再利用 |
JP2008541552A (ja) * | 2005-05-06 | 2008-11-20 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | Ipマルチメディアサブシステム(ims)における構成 |
JP4829294B2 (ja) * | 2005-05-06 | 2011-12-07 | テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) | Ipマルチメディアサブシステム(ims)における構成 |
JP2011254344A (ja) * | 2010-06-03 | 2011-12-15 | Nec Corp | 機器情報提供装置、通信中継装置、機器情報提供システム、機器情報提供方法およびコンピュータプログラム |
JP2014215778A (ja) * | 2013-04-24 | 2014-11-17 | 株式会社オプティム | 画面共有端末、画面共有方法、及び、画面共有端末用プログラム |
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