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JP2002274268A - 車両用ミラー装置 - Google Patents

車両用ミラー装置

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JP2002274268A
JP2002274268A JP2001079507A JP2001079507A JP2002274268A JP 2002274268 A JP2002274268 A JP 2002274268A JP 2001079507 A JP2001079507 A JP 2001079507A JP 2001079507 A JP2001079507 A JP 2001079507A JP 2002274268 A JP2002274268 A JP 2002274268A
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JP
Japan
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stand
case
valley
support shaft
vehicle
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JP2001079507A
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Inventor
Shigeki Yoshida
茂樹 吉田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE60212745T priority patent/DE60212745T2/de
Priority to EP02005994A priority patent/EP1243472B1/en
Priority to DE60216337T priority patent/DE60216337T2/de
Priority to US10/098,529 priority patent/US6874896B2/en
Priority to CNB021074526A priority patent/CN1295102C/zh
Publication of JP2002274268A publication Critical patent/JP2002274268A/ja
Priority to US11/062,637 priority patent/US7008068B2/en
Priority to US11/062,633 priority patent/US7093947B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース山及びスタンド谷の耐久性を向上でき
る車両用ミラー装置を得る。 【解決手段】 車両用ドアミラー装置では、ケース部材
の各ケース山26の端部がスタンド14の各スタンド谷
18の端部に係合することでミラーが格納位置または起
立位置に停止される。各ケース山26の両端部及び各ス
タンド谷18の両端部が支持軸16を中心軸とした螺旋
面とされて、各ケース山26の一端部と各スタンド谷1
8の一端部とが嵌合可能とされると共に各ケース山26
の他端部と各スタンド谷18の他端部とが嵌合可能とさ
れている。このため、各ケース山26の端部と各スタン
ド谷18の端部とが係合する際に両者が常に良好に面接
触し、これにより、ケース山26及びスタンド谷18の
磨耗を良好に抑制して耐久性を確実に向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられる
車両用ミラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ドアミラー装置では、例えば格納
機構を備えており、格納機構はスタンドを有している。
スタンドは車体側に固定されており、スタンドには支持
軸が立設されている。スタンドには、支持軸を中心とし
た円に沿ってスタンド谷が一対設けられており、一対の
スタンド谷は、それぞれ両端部が上方へ突出すると共
に、互いに対向している。
【0003】格納機構はケース部材を備えており、ケー
ス部材の内部に支持軸が挿入された状態でケース部材が
支持軸に回転可能に支持されている。ケース部材は車両
後方視認用のミラーに連結されており、ケース部材は支
持軸を中心としてミラーと常に一体に回動可能とされて
いる。
【0004】ケース部材の内部にはモータを有すると共
に、支持軸にはギアプレートが回転自在に挿通されてお
り、モータの駆動によりギアプレートに回転力が付与さ
れる。ギアプレートの上面には挿入山が設けられてお
り、挿入山は上方へ突出している。
【0005】支持軸にはギアプレートの上方においてク
ラッチプレートが挿通されており、クラッチプレートは
支持軸に対し回転不能とされている。クラッチプレート
の下面には挿入谷が設けられており、挿入谷の両端部は
下方へ突出している。この挿入谷にはギアプレートの挿
入山が挿入されており、これにより、クラッチプレート
がギアプレートに係合されている。
【0006】支持軸には、クラッチプレートの上方にお
いて圧縮コイルスプリングが貫通されると共に圧縮コイ
ルスプリングの上方においてプッシュナットが固定され
ており、圧縮コイルスプリングはプッシュナットに係止
されてクラッチプレートを付勢している。
【0007】ケース部材の下部には、支持軸を中心とし
た円に沿ってケース山が一対設けられており、一対のケ
ース山は、それぞれ下方へ突出すると共に、互いに対向
している。
【0008】ここで、モータの駆動によりギアプレート
に回転力が付与されると、クラッチプレートがギアプレ
ートの回転を阻止することで、ギアプレートに付与され
る回転力の反力でケース部材が回動されて、ミラーが格
納方向または起立方向へ回動される。また、ケース山の
端部がスタンド谷の端部に係合することで、ケース部材
の回動が係止されて、ミラーが格納位置または起立位置
に停止される。
【0009】一方、ケース部材に所定値以上の外力が作
用した際には、圧縮コイルスプリングの付勢力に抗して
挿入山の挿入谷への挿入が解除されてギアプレートがケ
ース部材と共にクラッチプレートに対し回転することで
非常回避が可能で、ギアプレートの損傷が防止される構
成である。
【0010】しかしながら、このような車両用ドアミラ
ー装置では、ケース山、スタンド谷、挿入山及び挿入谷
の全ての両端部が上辺と下辺とが平行とされた傾斜平面
とされている。このため、ケース山の端部がスタンド谷
の端部に係合して両者が摺動する際には両者が線接触す
ると共に、挿入山が挿入谷に挿入される場合やこの挿入
が解除される場合に挿入山の端部と挿入谷の端部とが摺
動する際には両者が線接触し、これにより、ケース山、
スタンド谷、挿入山及び挿入谷が磨耗して耐久性が悪い
という問題があった。
【0011】しかも、ケース山及びスタンド谷は、支持
軸を中心とした同一円に沿って2組のみ設けられた構成
であるため、ケース山の端部がスタンド谷の端部に係合
する際に両者が受ける圧力が大きくなってケース山及び
スタンド谷の耐久性が一層悪くなると共に、ケース山の
端部がスタンド谷の端部に係合した状態でスタンドに対
しケース部材がガタ付く結果ミラーがガタ付くという問
題もあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ケース山及びスタンド谷の耐久性を向上できる車
両用ミラー装置または係合山及び係合谷の耐久性を向上
できる車両用ミラー装置を得ることが目的である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車両用
ミラー装置は、車体側に固定され、支持軸が立設された
スタンドと、前記支持軸に回動可能に支持されると共に
車両後方視認用のミラーに連結され、前記支持軸を中心
として回動されることで前記ミラーを格納方向または起
立方向へ回動させるケース部材と、前記スタンド側へ突
出して前記ケース部材に設けられたケース山と、両端部
が前記ケース部材側へ突出して前記スタンドに設けら
れ、端部が前記ケース山の端部に係合することで前記ケ
ース部材の回動を係止して前記ミラーを格納位置または
起立位置に停止させるスタンド谷と、を備えた車両用ミ
ラー装置において、前記ケース山の端部及び前記スタン
ド谷の端部を前記支持軸の径方向に沿う上辺及び下辺を
有する傾斜面として前記ケース山の端部と前記スタンド
谷の端部とが嵌合可能とされた、ことを特徴としてい
る。
【0014】請求項1に記載の車両用ミラー装置では、
スタンドの支持軸を中心としてケース部材が回動される
ことで、ミラーが格納方向または起立方向へ回動され
る。また、ケース部材に設けられたケース山の端部がス
タンドに設けられたスタンド谷の端部に係合すること
で、ケース部材の回動が係止されてミラーが格納位置ま
たは起立位置に停止される。
【0015】ここで、ケース山の端部及びスタンド谷の
端部が支持軸の径方向に沿う上辺及び下辺を有する傾斜
面とされて、ケース山の端部とスタンド谷の端部とが嵌
合可能とされている。このため、ケース山の端部がスタ
ンド谷の端部に係合する際に両者が常に面接触し、これ
により、ケース山及びスタンド谷の磨耗を抑制して耐久
性を向上できる。
【0016】請求項2に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1に記載の車両用ミラー装置において、前記ケース
山の端部及び前記スタンド谷の端部を前記支持軸を中心
軸とした螺旋面としたことを特徴としている。
【0017】請求項2に記載の車両用ミラー装置では、
ケース山の端部及びスタンド谷の端部が支持軸を中心軸
とした螺旋面とされて、ケース山の端部とスタンド谷の
端部とが嵌合可能とされている。このため、ケース山の
端部がスタンド谷の端部に係合する際に両者が常に良好
に面接触し、これにより、ケース山及びスタンド谷の耐
久性を確実に向上できる。
【0018】請求項3に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1または請求項2に記載の車両用ミラー装置におい
て、前記ケース山及びスタンド谷を3組以上設けたこと
を特徴としている。
【0019】請求項3に記載の車両用ミラー装置では、
ケース山及びスタンド谷を3組以上設けたため、ケース
山の端部がスタンド谷の端部に係合する際に両者が受け
る圧力を小さくでき、これにより、ケース山及びスタン
ド谷の耐久性を一層確実に向上できる。さらに、ケース
山の端部がスタンド谷の端部に係合した状態においてス
タンドに対するケース部材のガタ付きを抑制でき、これ
により、ミラーのガタ付きを抑制できる。
【0020】請求項4に記載の車両用ミラー装置は、請
求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車両用ミラー
装置において、前記支持軸を中心とした複数の異なる円
のそれぞれに沿って前記ケース山及びスタンド谷を設け
たことを特徴としている。
【0021】請求項4に記載の車両用ミラー装置では、
支持軸を中心とした複数の異なる円のそれぞれに沿って
ケース山及びスタンド谷を設けたため、ケース山の端部
がスタンド谷の端部に係合する際に両者が受ける圧力を
更に小さくすることが可能になり、これにより、ケース
山及びスタンド谷の耐久性を更に一層確実に向上でき
る。さらに、ケース山の端部がスタンド谷の端部に係合
した状態においてスタンドに対するケース部材のガタ付
きを一層抑制でき、これにより、ミラーのガタ付きを一
層抑制できる。
【0022】請求項5に記載の車両用ミラー装置は、車
体側に固定された支持軸が内部に挿入された状態で前記
支持軸に回動可能に支持されると共に車両後方視認用の
ミラーに連結され、前記支持軸を中心として前記ミラー
と常に一体に回動可能とされると共に内部にモータを有
するケース部材と、前記支持軸に回転自在に挿通され、
前記モータの駆動により回転力が付与されるギアプレー
トと、前記支持軸に回転不能に挿通されると共に押圧力
が作用された状態で前記ギアプレートに係合し、前記モ
ータの駆動により前記ギアプレートに前記回転力が付与
された際には前記ギアプレートの回転を阻止することで
前記回転力の反力で前記ケース部材を回動させて前記ミ
ラーを格納または起立させると共に前記ケース部材に所
定値以上の外力が作用した際には前記ギアプレートの回
転を許容するクラッチプレートと、を備えた車両用ミラ
ー装置において、前記ギアプレート及びクラッチプレー
トの何れか一方に何れか他方側へ突出する挿入山を設け
ると共に前記ギアプレート及びクラッチプレートの何れ
か他方に何れか一方側へ両端部が突出する挿入谷を設け
て前記挿入山を前記挿入谷に挿入することで前記クラッ
チプレートが前記ギアプレートに係合し、かつ、前記挿
入山の端部及び前記挿入谷の端部を前記支持軸を中心軸
とした螺旋面として前記挿入山の端部と前記挿入谷の端
部とが嵌合可能とされた、ことを特徴としている。
【0023】請求項5に記載の車両用ミラー装置では、
押圧力が作用された状態でギアプレート及びクラッチプ
レートの何れか一方の挿入山が何れか他方の挿入谷に挿
入されてクラッチプレートがギアプレートに係合されて
いる。また、モータの駆動によりギアプレートに回転力
が付与されると、クラッチプレートがギアプレートの回
転を阻止することで、ギアプレートに付与される回転力
の反力でケース部材が回動されて、ミラーが格納または
起立される。一方、ケース部材に所定値以上の外力が作
用した際には、押圧力に抗して挿入山の挿入谷への挿入
が解除されて、ギアプレートのクラッチプレートに対す
る回転が許容されることで、ギアプレートがケース部材
と共に回転して非常回避ができ、ギアプレートの損傷が
防止される。
【0024】ここで、挿入山の端部及び挿入谷の端部が
支持軸を中心軸とした螺旋面とされて、挿入山の端部と
挿入谷の端部とが嵌合可能とされている。このため、挿
入山が挿入谷に挿入される場合やこの挿入が解除される
場合に挿入山の端部と挿入谷の端部とが摺動する際には
両者が常に良好に面接触し、これにより、挿入山及び挿
入谷の耐久性を確実に向上できる。
【0025】
【発明の実施の形態】図3には、本発明の車両用ミラー
装置が適用されて構成された実施の形態に係る車両用ド
アミラー装置10の主要部が正面図にて示されており、
図4には、車両用ドアミラー装置10の主要部が正面断
面図にて示されている。また、図5には、車両用ドアミ
ラー装置10の主要部が側面断面図(図3の5−5線断
面図)にて示されており、図6には、車両用ドアミラー
装置10の主要部が平面断面図(図3の6−6線断面
図)にて示されている。
【0026】本実施の形態に係る車両用ドアミラー装置
10は、格納機構12を備えている。格納機構12には
スタンド14が設けられており、スタンド14は車両の
ドアに固定されたドアミラーステー(図示省略)に固定
されている。スタンド14には円筒状の支持軸16が一
体に立設されており、これにより、支持軸16が車体側
に固定されている。
【0027】図1に詳細に示す如く、スタンド14に
は、支持軸16を中心とした複数(本実施の形態では2
つ)の異なる円に沿ってスタンド谷18が複数(本実施
の形態では各円上に2つずつで合計4つ)設けられてい
る。各スタンド谷18の両端部は、上方(後記ケース部
材22側)へ突出すると共に、図2に詳細に示す如く支
持軸16を中心軸とした凹状螺旋面とされている。本実
施の形態では、4つのスタンド谷18は、支持軸16の
周方向に沿って中心角が略90°の範囲で内側の円と外
側の円とに交互に配置されており、同一円上の一対のス
タンド谷18は互いに対向している。また、同一円上の
一対のスタンド谷18間には、上方へ突出するスタンド
山20が設けられている。
【0028】さらに、格納機構12は、略箱状のケース
部材22を備えている。ケース部材22には支持軸16
が挿入されており、ケース部材22は支持軸16に回動
可能に支持されている。ケース部材22はフレーム及び
鏡面調整機構を介して車両後方視認用のミラー(以上図
示省略)に連結されており、ケース部材22は支持軸1
6を中心としてミラーと常に一体に回転可能とされる。
【0029】ケース部材22の下壁下面には、略環状の
ディテントプレート24が一体に固定されている。ディ
テントプレート24には、支持軸16を中心とした複数
(本実施の形態では2つ)の異なる円に沿ってケース山
26が複数(本実施の形態では各円上に2つずつで合計
4つ)設けられている。各ケース山26は下方(スタン
ド14側)へ突出すると共に、各ケース山26の両端部
は支持軸16を中心軸とした凸状螺旋面とされている。
本実施の形態では、各ケース山26は、支持軸16の周
方向に沿って中心角が所定角度の範囲で内側の円と外側
の円とに交互に配置されており、同一円上の一対のケー
ス山26は互いに対向している。また、同一円上の一対
のケース山26間には、上方へ窪んだケース谷28が設
けられている。ここで、各ケース山26の一端部は各ス
タンド谷18の一端部に嵌合した状態で係合可能とされ
ると共に、各ケース山26の他端部は各スタンド谷18
の他端部に嵌合した状態で係合可能とされている。
【0030】ケース部材22の内部には、モータ30が
収納かつ固定されている。モータ30の駆動軸30Aに
はウォーム32が取り付けられており、ウォーム32に
はヘリカルギア34が噛合している。ヘリカルギア34
にはシャフトウォーム36が一体に設けられており、ヘ
リカルギア34とシャフトウォーム36とは常に一体に
回転する。
【0031】ケース部材22の内部には、略円筒状のギ
アプレート38が設けられており、ギアプレート38は
支持軸16に回転自在に挿通されている。ギアプレート
38の周面には周歯38Aが形成されており、ギアプレ
ート38は周歯38Aにおいてシャフトウォーム36に
噛合している。これにより、モータ30の駆動によっ
て、ウォーム32、ヘリカルギア34及びシャフトウォ
ーム36を介してギアプレート38に回転力が付与され
る。
【0032】図7に詳細に示す如く、ギアプレート38
の上面には、所定数(本実施の形態では4つ)の挿入谷
40が形成されており、各挿入谷40は周方向に沿って
等間隔で配置されている。各挿入谷40の両端部は、上
方(後記クラッチプレート42側)へ突出すると共に、
支持軸16を中心軸とした凹状螺旋面とされている。
【0033】ギアプレート38の上方には、略円筒状の
クラッチプレート42が配置されており、クラッチプレ
ート42は支持軸16に回転不能に挿通されている。図
8に詳細に示す如く、クラッチプレート42の下面に
は、所定数(本実施の形態では4つ)の挿入山44が形
成されており、各挿入山44は周方向に沿って等間隔で
配置されている。各挿入山44は下方へ(後記ギアプレ
ート38側)突出すると共に、各挿入山44の両端部は
支持軸16を中心軸とした凸状螺旋面とされている。こ
こで、各挿入山44は各挿入谷40に両端部が嵌合した
状態で挿入されており、これにより、クラッチプレート
42がギアプレート38に係合されている。
【0034】クラッチプレート42の上方には圧縮コイ
ルスプリング46が配置されており、圧縮コイルスプリ
ング46は支持軸16に貫通されている。圧縮コイルス
プリング46の上方にはプッシュナット48が配置され
ており、プッシュナット48は支持軸16に固定されて
いる。これにより、圧縮コイルスプリング46がプッシ
ュナット48に係止されてギアプレート38を付勢(押
圧)している。
【0035】また、上記フレーム、保持部材及び格納機
構12は、ドアミラーバイザー(図示省略)に収納され
ており、ドアミラーバイザーはフレームに固定されてい
る。
【0036】ここで、モータ30の駆動によりギアプレ
ート38に回転力が付与されると、クラッチプレート4
2がギアプレート38の回転を阻止することで、ギアプ
レート38に付与される回転力の反力でケース部材22
が格納方向または起立方向へ回動される。また、各ケー
ス山26の他端部が各スタンド谷18の他端部に係合す
ることでケース部材22の回動が係止されてミラーが格
納位置に停止される一方、各ケース山26の一端部が各
スタンド谷18の一端部に係合することでケース部材2
2の回動が係止されてミラーが起立位置に停止される。
【0037】さらに、ドアミラーバイザーが外力を受け
てケース部材22に所定値以上の外力が作用した際に
は、圧縮コイルスプリング46の付勢力に抗して各挿入
谷40への各挿入山44の挿入が解除されて、クラッチ
プレート42のギアプレート38への係合が解除される
ことで、ギアプレート38がケース部材22と共にクラ
ッチプレート42に対し回転する構成である。
【0038】次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0039】以上の構成の車両用ドアミラー装置10で
は、圧縮コイルスプリング46の付勢力が作用された状
態でギアプレート38の挿入山がクラッチプレート42
の挿入谷40に挿入されて、クラッチプレート42がギ
アプレート38に係合されている。
【0040】モータ30の駆動によりウォーム32、ヘ
リカルギア34及びシャフトウォーム36を介してギア
プレート38に回転力が付与されると、クラッチプレー
ト42がギアプレート38の回転を阻止することで、ギ
アプレート38に付与される回転力の反力でケース部材
22が回動されて、ミラーが格納方向または起立方向へ
回動される。
【0041】各ケース山26の他端部が各スタンド谷1
8の他端部に係合することでケース部材22の回動が係
止されてミラーが格納位置に停止される一方、各ケース
山26の一端部が各スタンド谷18の一端部に係合する
ことでケース部材22の回動が係止されてミラーが起立
位置に停止される。
【0042】さらに、ケース部材22に所定値以上の外
力が作用した際には、圧縮コイルスプリング46の付勢
力に抗して挿入山44の挿入谷40への挿入が解除され
て、ギアプレート38のクラッチプレート42に対する
回転が許容されることで、ギアプレート38がケース部
材22と共に回転して非常回避ができ、ギアプレート3
8の損傷が防止される。
【0043】ここで、各ケース山26の両端部及び各ス
タンド谷18の両端部が支持軸16を中心軸とした螺旋
面とされて、各ケース山26の一端部と各スタンド谷1
8の一端部とが嵌合可能とされると共に各ケース山26
の他端部と各スタンド谷18の他端部とが嵌合可能とさ
れている。このため、各ケース山26の一端部と各スタ
ンド谷18の一端部とが係合する際及び各ケース山26
の他端部と各スタンド谷18の他端部とが係合する際に
両者が常に良好に面接触し、これにより、ケース山26
及びスタンド谷18の磨耗を良好に抑制して耐久性を確
実に向上できる。
【0044】さらに、ケース山26及びスタンド谷18
を4組設けたため、各ケース山26の一端部と各スタン
ド谷18の一端部とが係合する際及び各ケース山26の
他端部と各スタンド谷18の他端部とが係合する際に両
者が受ける圧力を小さくでき、これにより、ケース山2
6及びスタンド谷18の耐久性を一層確実に向上でき
る。さらに、各ケース山26の一端部と各スタンド谷1
8の一端部とが係合した状態及び各ケース山26の他端
部と各スタンド谷18の他端部とが係合した状態におい
てスタンド14に対するケース部材22のガタ付きを抑
制でき、これにより、ミラーのガタ付きを抑制できる。
【0045】さらにまた、支持軸16を中心とした複数
の異なる円のそれぞれに沿ってケース山26及びスタン
ド谷18を設けたため、各ケース山26の一端部と各ス
タンド谷18の一端部とが係合する際及び各ケース山2
6の他端部と各スタンド谷18の他端部とが係合する際
に両者が受ける圧力を更に小さくでき、これにより、ケ
ース山26及びスタンド谷18の耐久性を更に一層確実
に向上できる。なお、本実施の形態ではケース山26及
びスタンド谷18の耐久性が従来の技術に比し略3倍と
なる。さらに、各ケース山26の一端部と各スタンド谷
18の一端部とが係合した状態及び各ケース山26の他
端部と各スタンド谷18の他端部とが係合した状態にお
いてスタンド14に対するケース部材22のガタ付きを
一層抑制でき、これにより、ミラーのガタ付きを一層抑
制できる。
【0046】またここで、各挿入山44の両端部及び各
挿入谷40の両端部が支持軸16を中心軸とした螺旋面
とされて、挿入山44と挿入谷40とが両端部にて嵌合
されている。このため、挿入山44が挿入谷40に挿入
される場合やこの挿入が解除される場合において挿入山
44の一端部と挿入谷40の一端部とが摺動する際や挿
入山44の他端部と挿入谷40の他端部とが摺動する際
には両者が常に良好に面接触し、これにより、挿入山4
4及び挿入谷40の耐久性を確実に向上できる。
【0047】なお、本実施の形態では、ケース山26及
びスタンド谷18を4組設けた構成としたが、ケース山
及びスタンド谷は3組以上設けた構成であればよい。
【0048】また、本実施の形態では、ケース山26の
端部を凸状螺旋面とすると共にスタンド谷18の端部を
凹状螺旋面とした構成としたが、ケース山の端部を凹状
螺旋面とすると共にスタンド谷の端部を凸状螺旋面とし
た構成であってもよい。
【0049】さらに、本実施の形態では、ケース山26
の端部及びスタンド谷18の端部を支持軸16を中心軸
とした螺旋面とした構成としたが、ケース山の端部及び
スタンド谷の端部を支持軸の径方向に沿う上辺及び下辺
を有する傾斜平面とした構成であってもよい。
【0050】また、本実施の形態では、挿入山44の端
部を凸状螺旋面とすると共に挿入谷40の端部を凹状螺
旋面とした構成としたが、挿入山44の端部を凹状螺旋
面とすると共に挿入谷40の端部を凸状螺旋面とした構
成であってもよい。
【0051】さらに、本実施の形態では、ギアプレート
38に挿入谷40を設けると共にクラッチプレート42
に挿入山44を設けた構成としたが、ギアプレートに挿
入山を設けると共にクラッチプレートに挿入谷を設けた
構成としてもよい。
【0052】また、本実施の形態では、本発明の車両用
ミラー装置を車両用ドアミラー装置10に適用した構成
としたが、本発明の車両用ミラー装置を車両用フェンダ
ーミラー装置に適用した構成としてもよい。
【0053】
【発明の効果】請求項1に記載の車両用ミラー装置で
は、ケース山の端部及びスタンド谷の端部が支持軸の径
方向に沿う上辺及び下辺を有する傾斜面とされて、ケー
ス山の端部とスタンド谷の端部とが嵌合可能とされてい
るため、ケース山及びスタンド谷の磨耗を抑制して耐久
性を向上できる。
【0054】請求項2に記載の車両用ミラー装置では、
ケース山の端部及びスタンド谷の端部が支持軸を中心軸
とした螺旋面とされて、ケース山の端部とスタンド谷の
端部とが嵌合可能とされているため、ケース山及びスタ
ンド谷の耐久性を確実に向上できる。
【0055】請求項3に記載の車両用ミラー装置では、
ケース山及びスタンド谷を3組以上設けたため、ケース
山及びスタンド谷の耐久性を一層確実に向上できる。さ
らに、ケース山の端部がスタンド谷の端部に係合した状
態においては、スタンドに対するケース部材のガタ付き
を抑制できてミラーのガタ付きを抑制できる。
【0056】請求項4に記載の車両用ミラー装置では、
支持軸を中心とした複数の異なる円のそれぞれに沿って
ケース山及びスタンド谷を設けたため、ケース山及びス
タンド谷の耐久性を更に一層確実に向上できる。さら
に、ケース山の端部がスタンド谷の端部に係合した状態
においては、スタンドに対するケース部材のガタ付きを
一層抑制できてミラーのガタ付きを一層抑制できる。
【0057】請求項5に記載の車両用ミラー装置では、
挿入山の端部及び挿入谷の端部が支持軸を中心軸とした
螺旋面とされて、挿入山の端部と挿入谷の端部とが嵌合
可能とされているため、挿入山及び挿入谷の耐久性を確
実に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置のスタンドを示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置のスタンド谷端部を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置の格納機構を示す正面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置の格納機構を示す正面断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置の格納機構を示す側面断面図(図3の5−5線断面
図)である。
【図6】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置の格納機構を示す平面断面図(図3の6−6線断面
図)である。
【図7】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置のギアプレートを示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係る車両用ドアミラー装
置のカムプレートを示す裏面図である。
【符号の説明】
10 車両用ドアミラー装置(車両用ミラー装
置) 14 スタンド 16 支持軸 18 スタンド谷 22 ケース部材 26 ケース山 30 モータ 38 ギアプレート 40 挿入谷 42 クラッチプレート 44 挿入山 46 圧縮コイルスプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側に固定され、支持軸が立設された
    スタンドと、 前記支持軸に回動可能に支持されると共に車両後方視認
    用のミラーに連結され、前記支持軸を中心として回動さ
    れることで前記ミラーを格納方向または起立方向へ回動
    させるケース部材と、 前記スタンド側へ突出して前記ケース部材に設けられた
    ケース山と、 両端部が前記ケース部材側へ突出して前記スタンドに設
    けられ、端部が前記ケース山の端部に係合することで前
    記ケース部材の回動を係止して前記ミラーを格納位置ま
    たは起立位置に停止させるスタンド谷と、 を備えた車両用ミラー装置において、 前記ケース山の端部及び前記スタンド谷の端部を前記支
    持軸の径方向に沿う上辺及び下辺を有する傾斜面として
    前記ケース山の端部と前記スタンド谷の端部とが嵌合可
    能とされた、 ことを特徴とする車両用ミラー装置。
  2. 【請求項2】 前記ケース山の端部及び前記スタンド谷
    の端部を前記支持軸を中心軸とした螺旋面としたことを
    特徴とする請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 【請求項3】 前記ケース山及びスタンド谷を3組以上
    設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    車両用ミラー装置。
  4. 【請求項4】 前記支持軸を中心とした複数の異なる円
    のそれぞれに沿って前記ケース山及びスタンド谷を設け
    たことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項
    記載の車両用ミラー装置。
  5. 【請求項5】 車体側に固定された支持軸が内部に挿入
    された状態で前記支持軸に回動可能に支持されると共に
    車両後方視認用のミラーに連結され、前記支持軸を中心
    として前記ミラーと常に一体に回動可能とされると共に
    内部にモータを有するケース部材と、 前記支持軸に回転自在に挿通され、前記モータの駆動に
    より回転力が付与されるギアプレートと、 前記支持軸に回転不能に挿通されると共に押圧力が作用
    された状態で前記ギアプレートに係合し、前記モータの
    駆動により前記ギアプレートに前記回転力が付与された
    際には前記ギアプレートの回転を阻止することで前記回
    転力の反力で前記ケース部材を回動させて前記ミラーを
    格納または起立させると共に前記ケース部材に所定値以
    上の外力が作用した際には前記ギアプレートの回転を許
    容するクラッチプレートと、 を備えた車両用ミラー装置において、 前記ギアプレート及びクラッチプレートの何れか一方に
    何れか他方側へ突出する挿入山を設けると共に前記ギア
    プレート及びクラッチプレートの何れか他方に何れか一
    方側へ両端部が突出する挿入谷を設けて前記挿入山を前
    記挿入谷に挿入することで前記クラッチプレートが前記
    ギアプレートに係合し、 かつ、前記挿入山の端部及び前記挿入谷の端部を前記支
    持軸を中心軸とした螺旋面として前記挿入山の端部と前
    記挿入谷の端部とが嵌合可能とされた、 ことを特徴とする車両用ミラー装置。
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JP2016047700A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 株式会社石▲崎▼本店 車両用サイドミラー

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