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JP2002262301A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JP2002262301A
JP2002262301A JP2001058906A JP2001058906A JP2002262301A JP 2002262301 A JP2002262301 A JP 2002262301A JP 2001058906 A JP2001058906 A JP 2001058906A JP 2001058906 A JP2001058906 A JP 2001058906A JP 2002262301 A JP2002262301 A JP 2002262301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
image
color
image pickup
luminance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001058906A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Tsuruoka
建夫 鶴岡
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001058906A priority Critical patent/JP2002262301A/ja
Publication of JP2002262301A publication Critical patent/JP2002262301A/ja
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  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動いている被写体に対しても広ダイナミック
レンジかつ高解像度な画像を得ることができる撮像装置
を提供する。 【解決手段】 光学系1により結像される被写体像は、
プリズム系2により分割され、一方は第1CCD4に、
他方は画素ずらしして配置された第2CCD7にNDフ
ィルタ5を介して入射する。各映像信号は、適正露光抽
出部12により適正露光域を抽出してから統合部13に
より統合された後に、分離部15により輝度信号と色信
号に分離される。輝度信号補間部16は輝度信号を補間
し、相関係数算出部17は補間された輝度信号を用いて
相関係数を算出し、色信号補間部18は該相関係数に基
づき色信号を補間する。そして、補間された輝度信号お
よび色信号が合成部19により合成されて、広ダイナミ
ックレンジかつ高解像度な画像が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、より詳
しくは、複数の撮像素子から得られた信号を合成補間処
理して広ダイナミックレンジで高解像度な一枚の画像を
生成する撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被写体を電子的に撮像する撮像装置は、
従来より種々のものが提案されており、例えば電子カメ
ラが一例として挙げられる。
【0003】このような撮像装置に用いられている一般
的なCCD等の撮像素子は、階調に関するダイナミック
レンジが、従来の銀塩カメラに使用されている銀塩フィ
ルムに比べて狭いという特性があるために、明暗差の大
きい被写体を撮像した場合、例えば炎天下における日向
と日陰を同時に撮像した場合に、何れか一方が適切な露
光となるように撮像すると、他方は黒つぶれするかまた
は白つぶれ(白飛び)した画像となってしまうことがあ
る。
【0004】このような明暗差の大きい撮影シーンで
も、明部と暗部の何れもが適切に再現されるように、露
光量の異なる複数の画像を合成して、一の広ダイナミッ
クレンジ画像を生成する技術が提案されている。
【0005】一方、撮像装置においては、単一の撮像素
子により画像を撮像するいわゆる単板式と、2枚または
3枚の撮像素子により画像を撮像するいわゆる二板式ま
たは三板式とが知られている。これらの内の二板式また
は三板式の撮像装置においては、一つの撮像素子の位置
を他の撮像素子に対して画素位置が重ならないように相
対的にずらすことにより、単一の撮像素子の場合よりも
高解像度の画像を得ることができる画素ずらしという手
段が知られている。
【0006】さらに、上述したような広ダイナミックレ
ンジ画像を得る技術に、この画素ずらしの技術を合わせ
て用いることにより、広ダイナミックレンジかつ高解像
度の画像を得る技術が提案されている。
【0007】このような技術の一例として、特開平8−
37628号公報には、画素ずらしを行いながら複数回
の撮像を行い、複数回の撮像の内の少なくとも1回は露
光量を変えて撮像することにより、広ダイナミックレン
ジかつ高解像度な画像を得る技術が記載されている。
【0008】また、特開平10−42182号公報に
は、第一の位置で露光量の異なる複数枚の画像を得て広
ダイナミックレンジ画像を合成し、その後に、画素ずら
しを行った第二の位置で露光量の異なる複数枚の画像を
得て広ダイナミックレンジ画像を合成し、これら第一の
広ダイナミックレンジ画像と第二の広ダイナミックレン
ジ画像とを合成することにより、広ダイナミックレンジ
かつ高解像度な画像を得る技術が記載されている。
【0009】このように、上述したような従来の技術で
は、広ダイナミックレンジかつ高解像度な画像を得るた
めには、複数回の撮像を行うことが必要となっていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような複数回の撮像を行う従来の技術では、複数回の
撮像の間に時間差が発生することは避けられないため
に、動いている被写体に対しては適用することができな
い場合が生じてしまう。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、動いている被写体に対しても広ダイナミックレン
ジかつ高解像度な画像を得ることができる撮像装置を提
供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第1の発明による撮像装置は、原色系または補色
系の色フィルタを前面に配置した複数の撮像素子を有し
これらの内の少なくとも一つの撮像素子の光学的な位置
を他の撮像素子の光学的な位置に対して相対的にずらし
てなる入力手段と、上記複数の撮像素子の内の少なくと
も一つの撮像素子の感度特性を変更する変更手段と、上
記複数の撮像素子からそれぞれ得られた信号を合成補間
処理して一枚の画像を生成する生成手段と、を備えたも
のである。
【0013】また、第2の発明による撮像装置は、上記
第1の発明による撮像装置において、上記変更手段が、
上記撮像素子に入射する光の光路中に配置されていて、
該光の光量を変更することにより同撮像素子の感度特性
を変更する光学フィルタ手段を有してなるものである。
【0014】さらに、第3の発明による撮像装置は、上
記第1の発明による撮像装置において、上記変更手段
が、上記撮像素子から出力される信号を処理することに
より該撮像素子の感度特性を変更する電気回路手段と、
上記撮像素子の撮像動作を制御することにより該撮像素
子の感度特性を変更する電気回路手段と、の少なくとも
一方を有してなるものである。
【0015】第4の発明による撮像装置は、上記第1の
発明による撮像装置において、上記生成手段が、上記複
数の撮像素子からそれぞれ得られる信号に関して適正露
光域にある信号を抽出する抽出手段と、この抽出手段に
より抽出された適正露光域にある複数の撮像素子からの
信号を統合する統合手段と、この統合手段により統合さ
れた信号に基づき該統合された信号中の欠落する信号を
補間する補間手段と、を有してなるものである。
【0016】第5の発明による撮像装置は、上記第4の
発明による撮像装置において、上記補間手段が、上記統
合された信号から輝度信号に相当する輝度相当信号と色
信号に相当する色相当信号とを分離する分離手段と、こ
の分離手段により分離された輝度相当信号を補間する輝
度信号補間手段と、所定領域内の輝度相当信号と色相当
信号とに基づき該所定領域内における輝度相当信号と色
相当信号との相関関係を示す相関係数を求める相関係数
算出手段と、上記輝度信号補間手段により補間された輝
度相当信号と上記相関係数算出手段により算出された相
関係数とに基づき上記分離手段により分離された色相当
信号を補間する色信号補間手段と、を有してなるもので
ある。
【0017】第6の発明による撮像装置は、上記第1の
発明による撮像装置において、上記複数の撮像素子を上
記変更手段により感度特性が変更される撮像素子群と感
度特性が変更されない撮像素子群とに分類した場合に、
各撮像素子群は、原色系または補色系で要する全ての色
フィルタを群全体として有してなるものである。
【0018】第7の発明による撮像装置は、上記第6の
発明による撮像装置において、上記複数の撮像素子は2
つの撮像素子でなり、これらの内の一方の撮像素子は上
記変更手段により感度特性が変更される撮像素子群に属
し、他方の撮像素子は該変更手段により感度特性が変更
されない撮像素子群に属するものである。
【0019】第8の発明による撮像装置は、上記第6の
発明による撮像装置において、上記撮像素子群が有する
色フィルタは、輝度信号に相当する色フィルタの数がそ
れ以外の任意の一色に係る色フィルタの数よりも多くな
るように構成されている。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1から図5は本発明の第1の実
施形態を示したものであり、図1は撮像装置の構成を示
すブロック図、図2はCCDフィルタにおける色フィル
タの配列と位置関係を示す図、図3は適正露光抽出部と
統合部における処理の様子を示す図、図4は輝度信号補
間部における処理の様子を示す図、図5は色信号補間部
における処理の様子を示す図である。
【0021】この第1の実施形態の撮像装置は、例え
ば、電子カメラとして構成されたものとなっている。
【0022】まず、図1を参照して、この第1の実施形
態の撮像装置の構成について説明する。
【0023】この撮像装置は、被写体像を後述する第1
CCD4および第2CCD7に結像させるためのレンズ
群1aおよび該レンズ群1aを通過する光束の通過範囲
を規定する絞り1bを有してなる入力手段たる光学系1
と、この光学系1を通過する光束を分割するものであ
り、第1プリズム2aと第2プリズム2bとを半透過反
射面2cで接合してなる入力手段たるプリズム系2と、
上記半透過反射面2cで反射され上記第1プリズム2a
から射出される光束から不要な高周波ノイズを除去する
ローパスフィルタ3と、このローパスフィルタ3を通過
した後に結像された光像を光電変換してアナログの電気
信号として出力するものであり例えば電子シャッタ機能
を備えた色フィルタを有する撮像素子であって入力手段
たる第1CCD4と、上記半透過反射面2cを透過して
上記第2プリズム2bから射出される光束の光量を減光
させる変更手段であり光学フィルタ手段たるND(Neut
ralDensity)フィルタ5と、このNDフィルタ5を通過
した光束から不要な高周波ノイズを除去するローパスフ
ィルタ6と、このローパスフィルタ6を通過した後に結
像された光像を光電変換してアナログの電気信号として
出力するものであって例えば電子シャッタ機能を備えた
色フィルタを有する撮像素子でなり上記第1CCD4の
光学的位置に対して水平方向および垂直方向に各1/2
画素だけずれて配置された入力手段たる第2CCD7
と、上記第1CCD4から出力されるアナログの映像信
号をデジタル信号に変換するA/D変換器8と、このA
/D変換器8から出力される画像データを蓄積する第1
画像用バッファ10と、上記第2CCD7から出力され
るアナログの映像信号をデジタル信号に変換するA/D
変換器9と、このA/D変換器9から出力される画像デ
ータを蓄積する第2画像用バッファ11と、上記第1画
像用バッファ10から読み出される画像データと上記第
2画像バッファ11から読み出される画像データとに含
まれる適正露光域をそれぞれ抽出する生成手段であり抽
出手段たる適正露光抽出部12と、この適正露光抽出部
12により抽出された各適正露光域を統合して広ダイナ
ミックレンジ画像を生成する統合部13と、この統合部
13により統合された画像データを蓄積する作業用バッ
ファ14と、この作業用バッファ14から画像データを
読み出して輝度信号に相当する信号(輝度相当信号)と
色信号に相当する信号(色相当信号)とに分離する生成
手段、補間手段、分離手段を兼ねた分離部15と、この
分離部15により分離された輝度相当信号を補間して高
解像度の輝度相当信号を生成する生成手段、補間手段、
輝度信号補間手段を兼ねた輝度信号補間部16と、上記
分離部15により分離された色相当信号と上記輝度信号
補間部16により補間された輝度相当信号とに基づき後
述するように相関係数を算出する生成手段、補間手段、
相関係数算出手段を兼ねた相関係数算出部17と、上記
輝度信号補間部16により補間された輝度相当信号と上
記相関係数算出部17により算出された相関係数とに基
づき上記分離部15により分離された色相当信号を補間
して高解像度の色相当信号を生成する生成手段、補間手
段、色信号補間手段を兼ねた色信号補間部18と、上記
輝度信号補間部16により補間された輝度相当信号およ
び上記色信号補間部18により補間された色相当信号を
合成して広ダイナミックレンジかつ高解像度の一画像を
生成する生成手段であり補間手段たる合成部19と、こ
の合成部19により生成された画像データをJPEGな
どの公知の手段により圧縮する圧縮部20と、この圧縮
部20により圧縮された画像データを例えばメモリカー
ドやハードディスク等の記録媒体、あるいは外部の装置
等に出力する出力部21と、上記適正露光抽出部12、
統合部13、分離部15、相関係数算出部17、色信号
補間部18、合成部19、出力部21を含むこの撮像装
置内の各回路を統括的に制御する例えばマイクロコンピ
ュータ等でなる制御手段たる制御部22と、を有して構
成されている。
【0024】次に、このように構成された撮像装置の作
用を、図1に示したような信号の流れに沿って、図2か
ら図5を参照しながら説明する。
【0025】上記光学系1およびプリズム系2を介して
入射する被写体の光学像は、上記第1CCD4と第2C
CD7の2つの撮像素子によりそれぞれ電気信号に変換
される。
【0026】このときに、上述したように第2CCD7
の前面にはNDフィルタ5が配置されているために、第
1CCD4と第2CCD7は異なる露光量で撮像される
ことになる。ここにNDフィルタ5としては、第1CC
D4と第2CCD7との露光量比が、例えば1:1/4
〜1:1/16程度に調整されるようなものを用いてい
る。
【0027】ここで、図2を参照して、上記第1CCD
4と第2CCD7における色フィルタの配列と光学的な
位置関係について説明する。
【0028】第1CCD4は、図2(A)に示すよう
に、赤(R),緑(G),青(B)でなる原色系フィル
タを、ベイヤー(Bayer)方式に配列して構成され
ている。
【0029】また、第2CCD7は、図2(B)に示す
ように、同様にして、赤(r),緑(g),青(b)で
なる原色系フィルタを、ベイヤー(Bayer)方式に
配列して構成されている。なお、第1CCD4の色フィ
ルタと第2CCD7の色フィルタとを区別し易くするた
めに、第1CCD4では大文字のR,G,Bを、第2C
CD7では小文字のr,g,bを用いている。
【0030】上記ベイヤー(Bayer)方式のフィル
タ配列は、輝度信号に相当する緑(Gまたはg)の色フ
ィルタの数が、それ以外の色信号に相当する色フィルタ
の数の2倍となる特徴を有しており、つまり、緑(Gま
たはg)フィルタは赤(Rまたはr)フィルタの2倍の
数となっており、同様に、緑(Gまたはg)フィルタは
青(Bまたはb)フィルタの2倍の数となっている。
【0031】さらに、上記第2CCD7は、上記第1C
CD4に対して、光学的に等価な結像面上において、水
平方向および垂直方向に、それぞれ1/2画素(より正
確には、画素ピッチの1/2)だけ画素ずらしを行って
配置されている。
【0032】これにより、第1CCD4により得られる
映像信号と、第2CCD7により得られる映像信号とを
統合することによって、図2(C)に示すような、画素
が高密度に配列された高精細な映像信号を得ることがで
きるようになっている。
【0033】上述したような第1CCD4と第2CCD
7とからそれぞれ出力されるアナログの映像信号は、上
記A/D変換器8とA/D変換器9とによってデジタル
信号に各々変換された後に、第1画像用バッファ10と
第2画像用バッファ11とに転送されてそれぞれ記憶さ
れる。
【0034】上記適正露光抽出部12は、これら第1画
像用バッファ10と第2画像用バッファ11とに各記憶
されている映像信号を読み出して、上記制御部22の制
御に基づき、それぞれの画像から適正露光域にある信号
のみを抽出する。
【0035】上記第1画像用バッファ10に記憶されて
いる映像信号は、通常の露光量により撮像された信号で
あるために、明部が飽和して白つぶれとなっている可能
性がある。このために、適正露光抽出部12は、予め定
められた第1の閾値TH1と各画素の信号レベルとを比
較して、該第1の閾値TH1よりも信号レベルの小さい
画素を適正露光と見なし、この条件に合致する画素の信
号のみを上記統合部13へ転送するようになっている。
【0036】一方、上記第2画像用バッファ11に記憶
されている映像信号は、上述したように、NDフィルタ
5により減光されたものであるために、暗部が黒つぶれ
している可能性がある。このために、適正露光抽出部1
2は、予め定められた第2の閾値TH2と各画素の信号
レベルとを比較して、該第2の閾値TH2よりも信号レ
ベルの大きい画素を適正露光と見なし、この条件に合致
する画素の信号のみを上記統合部13へ転送するように
なっている。
【0037】ここに、この適正露光抽出部12において
用いられる上記第1の閾値TH1および第2の閾値TH
2は、上記A/D変換器8とA/D変換器9により変換
されるデジタル出力信号が例えば10bitの信号であ
る場合には、第1の閾値TH1として920程度の値を
用い、第2の閾値TH2として100程度の値を用いる
ようになっている。
【0038】上記統合部13は、制御部22の制御に基
づいて、適正露光抽出部12により抽出された信号が上
記第1画像用バッファ10からのものである場合には、
そのまま、一方、第2画像用バッファ11からのもので
ある場合には、上記NDフィルタ5により減光された量
に見合う増幅率だけ増幅するとともに水平方向および垂
直方向に1/2画素だけシフトさせてから、作業用バッ
ファ14へ転送する。ここに、上記第2画像用バッファ
11からの出力に対して適用される増幅率は、上記ND
フィルタ5による減光が例えば1/4である場合には、
4倍となる。
【0039】ここで、図3を参照して、上記適正露光抽
出部12の動作および上記統合部13の動作について説
明する。
【0040】まず図3(A)は、撮影シーンの一例を示
すものであり、画面内の上側2/3程度を窓が占める室
内のほぼ中央部に主要被写体である人物が存在するシー
ンとなっている。この撮影シーンは、窓を介して比較的
輝度の高い外の風景が観察されるために、いわゆる逆光
シーンに相当している。
【0041】このような撮影シーンを、上述したような
第1CCD4を用いて撮像し、上記適正露光抽出部12
により適正露光域にある信号のみを抽出した結果は、図
3(B)に示すようになっている。すなわち、通常の露
光量で撮像した第1CCD4からの映像信号の場合に
は、輝度の高い窓の外の風景は、飽和して白つぶれとな
り上記第1の閾値TH1よりも信号レベルが大きくなる
ために、適正露光とは見なされず上記統合部13に対し
ては出力されていない。
【0042】一方、上記図3(A)に示したような撮影
シーンを、上述したような第2CCD7を用いて撮像
し、上記適正露光抽出部12により適正露光域にある信
号のみを抽出した結果は、図3(C)に示すようになっ
ている。すなわち、NDフィルタ5を介して減光して撮
像した第2CCD7からの映像信号の場合には、室内の
下部などの暗部は黒つぶれとなり上記第2の閾値TH2
よりも信号レベルが小さくなるために、適正露光とは見
なされず上記統合部13に対しては出力されていない。
【0043】このようにして入力された適正露光域に係
る各映像信号を、上記統合部13が統合すると、図3
(D)に示すような映像信号が得られる。
【0044】すなわち、主要被写体である人物は自動露
光の対象となるために、上記第1CCD4と第2CCD
7の何れにおいても適正露光域となり、両方からの画素
情報が得られて統合されるために、より高解像度の画像
を得ることができる。
【0045】一方、明部となる窓外の風景や暗部となる
室内などの背景情報は、この例では何れか一方のCCD
からの情報しか得られていない。しかし、主要被写体で
はない背景は、画像を観察する人間にとってさほど重要
ではなく、画質に対する主観的な影響は小さい。従っ
て、背景が高解像度の画像でなくても、主要被写体であ
る人物が高解像度の画像として得られれば、ユーザーが
高画質であると評価する満足度の高い画像となり得るの
である。
【0046】続いて、上記分離部15は、上記制御部2
2の制御に基づいて、上記作業用バッファ14に蓄積さ
れている統合された映像信号から、輝度信号に相当する
G信号のみを読み出して輝度信号補間部16へ転送す
る。
【0047】この輝度信号補間部16は、統合された映
像信号中の欠落しているG信号を、公知の線形補間によ
り補間して、これを上記相関係数算出部17と色信号補
間部18と合成部19とへそれぞれ転送する。
【0048】ここで、図4を参照して、上記輝度信号補
間部16におけるG信号の補間方法について説明する。
【0049】上記図3(D)に示したように統合された
映像信号において、輝度信号に相当するG信号のみを分
離すると、図4(A)に示すような原信号が得られる。
このG信号に係る原信号は、上記分離部15から上記輝
度信号補間部16に出力される信号である。
【0050】このG信号は、図示のように、明部と暗部
において不規則に欠落している。そこで、まず図4
(B)において黒く塗りつぶした画素として示すよう
に、左上から右下に向かう斜め方向のライン上において
欠落している画素を、該ライン上での近傍画素2つを用
いて補間する。
【0051】次に、図4(C)において黒く塗りつぶし
た画素として示すように、斜め方向のライン同士の間に
おいて欠落しているラインの各画素を、隣接する2本の
ラインの各画素を用いて補間する。
【0052】さらに、図4(D)において黒く塗りつぶ
した画素として示すように、市松模様に欠落している画
素を、上下左右に隣接する4つの画素から補間する。
【0053】こうして最終的に、図4(E)に示すよう
な、全画面で欠落することなく配列されるG信号を得る
ことができる。
【0054】上述したように、第1CCD4および第2
CCD7は、ベイヤー方式のカラーフィルタ配列のもの
を用いており、G信号は、他のR信号やB信号に比べて
2倍の数が得られるために、このような線形補間を行っ
ても、高画質な画像を得ることが可能となっている。
【0055】次に、上記相関係数算出部17は、上述し
たような輝度信号補間部16から線形補間されたG信号
を受け取るとともに、上記分離部15からR信号とB信
号を受け取って、これらに基づき、G信号とR信号の間
の相関係数およびG信号とB信号の間の相関係数を、所
定サイズ、例えば5×5画素単位のブロック毎に求め
る。
【0056】上記色信号補間部18は、上記分離部15
からR信号とB信号を受け取るとともに、上記輝度信号
補間部16からG信号を受け取り、さらに上記相関係数
算出部17から相関係数を受け取って、これらに基づ
き、欠落するR信号およびB信号を補間する。
【0057】ここで、図5を参照して、相関係数算出部
17と色信号補間部18におけるR,B信号の補間方法
について説明する。
【0058】R信号とB信号は、構成する画素数がG信
号に比べて1/2しかないために、明部や暗部では上記
図3(D)に示したように粗な配置となり、通常の線形
補間では画質劣化が生じてしまう可能性がある。
【0059】これに対処するために、相関係数算出部1
7では、構成画素数が多いG信号に対するR信号、B信
号の相関係数を所定サイズのブロック単位でそれぞれ求
めて、これらの相関係数に基づき、色信号補間部18が
R信号とB信号の補間を行うようになっている。
【0060】まず、相関係数算出部17は、図5
(A)、図5(B)に示すように、所定サイズ(この例
では5×5画素)のブロック内にある補間後のG信号の
平均値GAVを求めるとともに、同ブロック内にある分離
されたR信号,B信号の平均値RAV,BAVをそれぞれ求
めて、G信号の平均値に対するR信号の平均値の比RAV
/GAVをとることによりG,R間の相関係数を算出し、
同様に、G信号の平均値に対するB信号の平均値の比B
AV/GAVをとることによりG,B間の相関係数を算出す
る。
【0061】こうして求められた相関係数に基づき、色
信号補間部18では、所定サイズのブロック内における
画素配列のxy座標が(i,j)となる画素の内の、R
信号に係る欠落する画素Rijと、B信号に係る欠落する
画素Bijとを、補間されたG信号に係る画素Gijを用い
て例えば次のように算出する。 Rij=(RAV/GAV)×Gij Bij=(BAV/GAV)×Gij
【0062】G信号は、輝度信号補間部16によって全
ての画素が既に求められているために、この式を用いる
ことにより、欠落する全てのR信号およびB信号を算出
することができる。こうして、G信号の変化に基づいて
R信号およびB信号を求めているために、より高精度な
信号を算出することが可能となっている。
【0063】なお、この方法では所定サイズのブロック
内に複数の色が混在する場合は精度が低下する可能性が
ある。この対策として、計算量が増加するが、本出願人
が特開2000−224601号公報において提案して
いるように、均一な色領域に分割してから処理を行うよ
うにしても良い。
【0064】続いて、上記合成部19は、上記輝度信号
補間部16により補間されたG信号と、上記色信号補間
部18により補間されたR信号およびB信号と、をそれ
ぞれ入力し、これらを統合して1枚の画像を作成する。
【0065】作成された画像は、上記制御部22の制御
に基づき、合成部19から圧縮部20へ転送され、圧縮
部20が、JPEGなどの公知の圧縮処理を行う。
【0066】こうして圧縮された画像は、上記制御部2
2の制御に基づいて、出力部21により記録媒体等へ転
送されて保存される。
【0067】なお、上述したような構成例では、露光量
を変化させるためにNDフィルタを用いたが、これに限
らず、例えば、液晶フィルタなどの透過率を変化させ得
るフィルタを用いて、撮影シーンに合わせて外部から適
応的に露光量比を決めるようにしても構わない。あるい
は、上記プリズム系2における半透過反射面2cの反射
率と透過率の比を異ならせることにより、異なる露光量
を実現することも可能である。
【0068】また、上述では、R,G,Bの原色系のフ
ィルタを用いたが、勿論これに限定されるものはなく、
補色系のフィルタを用いることも可能であり、さらに
は、色フィルタの配列についても種々のタイプのものを
採用することができる。
【0069】このような第1の実施形態によれば、1回
の撮像によって広ダイナミックレンジかつ高解像度な画
像を得ることができるために、被写体が動体である場合
にも適用することが可能となる。
【0070】このとき、画素ずらしによる高解像度化
は、自動露光の対象となる主要被写体に制限される場合
もあり得るが、上述したように、実用上の問題となるこ
とはない。
【0071】また、露光量の異なる複数の画像を得るた
めに必要となる要素は、NDフィルタ等の安価な部材で
あるために、製造コストや製品価格をほとんど上昇させ
ることなく、システムを構成することができる。
【0072】さらに、輝度相当信号と色相当信号とを分
離して欠落画素を補間するようにしているために、高精
度な補間を行うことが可能となる。特に、CCD前面に
配置した色フィルタを、輝度信号に相当するG信号が多
いものとしたために、輝度相当信号と色相当信号とを分
離して補間するのに適した構成となっていて、より高精
細な画像を得ることができる。
【0073】そして、2つのCCDは、カラー撮像に係
る全ての色フィルタを有しているために、画面内のある
領域が明部または暗部となっていて、何れか一方のCC
Dからの信号しか使えない場合でも、カラー画像を生成
することが可能である。
【0074】図6から図9は本発明の第2の実施形態を
示したものであり、図6は撮像装置の構成を示すブロッ
ク図、図7はCCDフィルタにおける色フィルタの配列
と位置関係を示す図、図8は適正露光抽出部と統合部に
おける処理の様子を示す図、図9は色信号補間部におけ
る処理の様子を示す図である。
【0075】この第2の実施形態において、上述の第1
の実施形態と同様である部分については同一の符号を付
して説明を省略し、主として異なる点についてのみ説明
する。
【0076】この第2の実施形態の撮像装置は、図6に
示すように、3つのCCDを備える三板式のタイプとな
っている。
【0077】まず、光学系1を介して入射する被写体光
を分割するプリズム系31は、第1プリズム31aと第
2プリズム31bとを半透過反射面31dにより接合す
るとともに、第2プリズム31bと第3プリズム31c
とを半透過反射面31eにより接合して構成されてい
る。
【0078】上記第1プリズム31aの出射側には、ロ
ーパスフィルタ32を介して色フィルタを有する撮像素
子であり入力手段たる第1CCD33が配置され、上記
第2プリズム31bの出射側には、ローパスフィルタ3
6を介して上記第1CCD33の光学的位置に合致させ
て色フィルタを有する撮像素子であり入力手段たる第3
CCD37が配置され、上記第3プリズム31cの出射
側には、ローパスフィルタ34を介して上記第1CCD
33および第2CCD35の光学的位置に対して水平方
向および垂直方向に各1/2画素だけずらされて色フィ
ルタを有する撮像素子であり入力手段たる第2CCD3
5が配置されている。
【0079】これら第1CCD33、第2CCD35、
第3CCD37からそれぞれ出力される映像信号は、変
更手段であり電気回路手段たるアンプ38,39,40
を介してそれぞれ増幅され、A/D変換器41,42,
43によりそれぞれデジタル信号に変換された後に、第
1画像用バッファ44、第2画像用バッファ45、第3
画像用バッファ46にぞれぞれ蓄積されるようになって
いる。
【0080】なお、上述した第1の実施形態において
は、露光量を変化させるために一つのCCDの前方にN
Dフィルタ5を設けたが、この第2の実施形態において
は設けられていない。
【0081】次に、このように構成された撮像装置の作
用を、図6に示したような信号の流れに沿って、図7か
ら図9を参照しながら説明する。
【0082】この第2の実施形態の撮像装置における信
号の流れは、基本的に、上述した第1の実施形態と同様
となっている。
【0083】すなわち、上記光学系1およびプリズム系
31を介して入射する被写体の光学像は、上記第1CC
D33、第2CCD35、第3CCD37の3つの撮像
素子によりそれぞれ電気信号に変換される。
【0084】ここで、図7を参照して、上記第1CCD
33、第2CCD35、第3CCD37における色フィ
ルタの配列と光学的な位置関係について説明する。
【0085】まず、第1CCD33は、図7(A)に示
すように、緑(G)のみでなる原色系フィルタを、正方
格子状に配列して構成されている。
【0086】また、第2CCD35は、図7(B)に示
すように、赤(r),緑(g),青(b)でなる原色系
フィルタを、ベイヤー(Bayer)方式に配列して構
成されている。
【0087】さらに、第3CCD37は、図7(C)に
示すように、赤(R)と,青(B)でなる原色系フィル
タを、市松状に配列して構成されている。
【0088】上記第1CCD33と第3CCD37は、
上述したように、光学的に等価な結像面上において、画
素位置を一致させて配置されている一方で、上記第2C
CD35は、これら第1CCD33と第3CCD37に
対して、水平方向および垂直方向に、それぞれ1/2画
素だけ画素ずらしを行って配置されている。このとき、
画素ずらしされている第2CCD35とその他のCCD
の色フィルタを区別し易くするために、第1CCD33
および第3CCD37では大文字のR,G,Bを、第2
CCD35では小文字のr,g,bを用いている。
【0089】上述したような3つのCCDにより得られ
る映像信号を統合することによって、図7(D)に示す
ような、画素が高密度に配列された高精細な映像信号を
得ることができるようになっている。
【0090】上述したような第1CCD33、第2CC
D35、第3CCD37から出力される映像信号は、上
記アンプ38、アンプ39、アンプ40によって、それ
ぞれ所定の倍率で増幅される。
【0091】本実施形態においては、上記第2CCD3
5の出力を増幅するアンプ39の増幅率が、他のアンプ
とは異なる増幅率となるように設定されており、これに
よって、異なる露光量での撮像を実現するようになって
いる。
【0092】具体的には、アンプ38およびアンプ40
の増幅率とアンプ39の増幅率との比が、例えば1:1
/4〜1:1/16程度となるように調整され、アンプ
39の増幅率の方が小さくなるように設定されている。
【0093】これらアンプ38,アンプ39,アンプ4
0により増幅された各映像信号は、、上記A/D変換器
41,A/D変換器42,A/D変換器43によってデ
ジタル信号に各々変換された後に、第1画像用バッファ
44,第2画像用バッファ45,第3画像用バッファ4
6へ転送されてそれぞれ記憶される。
【0094】上記適正露光抽出部12は、これら第1画
像用バッファ44,第2画像用バッファ45,第3画像
用バッファ46に各記憶されている映像信号を読み出し
て、上記制御部22の制御に基づき、それぞれの画像か
ら適正露光域にある信号のみを抽出する。
【0095】上記第1画像用バッファ44と第3画像用
バッファ46とに記憶されている映像信号は、通常の露
光量により撮像された信号であるために、明部が飽和し
ている可能性がある。このために、適正露光抽出部12
は、予め定められた第1の閾値TH1と各画素の信号レ
ベルとを比較して、該第1の閾値TH1よりも信号レベ
ルの小さい画素を適正露光と見なし、この条件に合致す
る画素の信号のみを上記統合部13へ転送するようにな
っている。
【0096】一方、第2画像用バッファ45に記憶され
ている映像信号は、通常の露光量よりも低い露光量とな
るような増幅が行われているために、暗部がつぶれてい
る可能性がある。
【0097】このために、適正露光抽出部12は、予め
定められた第2の閾値TH2と各画素の信号レベルとを
比較して、該第2の閾値TH2よりも信号レベルの大き
い画素を適正露光と見なし、この条件に合致する画素の
信号のみを上記統合部13へ転送するようになってい
る。
【0098】上記統合部13は、制御部22の制御に基
づいて、適正露光抽出部12により抽出された信号が上
記第1画像用バッファ44または上記第3画像用バッフ
ァ46からのものである場合には、そのまま、一方、上
記第2画像用バッファ45からのものである場合には、
上記アンプ39の増幅量を補うだけ増幅するとともに水
平方向および垂直方向に1/2画素だけシフトさせてか
ら、作業用バッファ14へ転送する。ここに、上記第2
画像用バッファ45からの出力に対して適用される増幅
率は、上記アンプ38,40の増幅率と上記アンプ39
の増幅率との比が例えば1:1/4である場合には、4
倍となる。
【0099】ここで、図8を参照して、上記適正露光抽
出部12の動作および上記統合部13の動作について説
明する。
【0100】まず、図8(A)は、撮影シーンの一例を
示すものであり、上述した第1の実施形態における図3
(A)に示したものと同様の、いわゆる逆光シーンとな
っている。
【0101】このような撮影シーンを、上述したような
第1CCD33を用いて撮像し、上記適正露光抽出部1
2により適正露光域にある信号のみを抽出した結果は、
図8(B)に示すようになっている。すなわち、通常の
露光量で撮像した第1CCD33からの映像信号の場合
には、輝度の高い窓の外の風景は、飽和して白つぶれと
なり上記第1の閾値TH1よりも信号レベルが大きくな
るために、適正露光とは見なされず上記統合部13に対
しては出力されていない。
【0102】また、該撮影シーンを、上述したような第
3CCD37を用いて撮像し、上記適正露光抽出部12
により適正露光域にある信号のみを抽出した結果は、図
8(D)に示すようになっていて、上記図8(B)に示
したものとほぼ同様の適正露光の分布となっている。
【0103】一方、上記撮影シーンを、上述したような
第2CCD35を用いて撮像し、上記適正露光抽出部1
2により適正露光域にある信号のみを抽出した結果は、
図8(C)に示すようになっている。すなわち、第2C
CD35からの映像信号はアンプ39により通常の露光
量よりも低い露光量となるように増幅されていて、室内
の下部などの暗部は黒つぶれとなり上記第2の閾値TH
2よりも信号レベルが小さくなるために、適正露光とは
見なされず上記統合部13に対しては出力されていな
い。
【0104】このようにして入力された適正露光域に係
る各映像信号を、上記統合部13が統合すると、図8
(E)に示すような映像信号が得られる。
【0105】すなわち、主要被写体である人物は自動露
光の対象となるために、上記第1CCD33、第2CC
D35、第3CCD37の何れにおいても適正露光域と
なり、両方からの画素情報が得られて統合されるため
に、より高解像度の画像を得ることができる。
【0106】一方、明部となる窓外の風景や暗部となる
室内などの背景情報は、この例では、第1CCD33と
第3CCD37とでなる撮像素子群か、または第2CC
D35でなる撮像素子群かの何れか一方からの情報しか
得られていないが、上述したように、背景であるために
実質的な影響はほぼない。
【0107】このように統合部13により統合された映
像信号は、作業用バッファ14に記憶された後に、上述
した第1の実施形態と同様に、上記分離部15により輝
度相当信号であるG信号と色相当信号であるR信号およ
びB信号とに分離され、上記輝度信号補間部16により
輝度相当信号の補間が行われ、上記相関係数算出部17
により相関係数の算出が行われ、上記色信号補間部18
により色相当信号の補間が行われる。
【0108】ここで、図9を参照して、相関係数算出部
17と色信号補間部18におけるR,B信号の補間方法
について説明する。
【0109】まず、相関係数算出部17は、所定サイズ
のブロックを単位として、図9(C)に示すように、該
ブロック内にある画素ずらしをされていない第1CCD
33および第3CCD37からの信号に基づき、G,R
間の相関係数およびG,B間の相関係数を算出する。算
出元となる信号は、同一画素上に2つの色相当信号が存
在するものであるために、より精度の高い相関係数を算
出することが可能である。
【0110】G,R間の相関係数kGRとG,B間の相関
係数kGBは、このブロック内にあるR信号の総和ΣR、
G信号の総和ΣG、B信号の総和ΣBをそれぞれ求め
て、ΣGに対する比を計算することにより、 kGR=ΣR/ΣG kGB=ΣB/ΣG として求められる。このように、第1CCD33および
第3CCD37からの信号を用いることにより、信号の
加算と、各1回ずつの除算とを行うだけの簡単な演算
で、相関係数を求めることができる。
【0111】こうして求められた相関係数kGR,kGBに
基づき、色信号補間部18では、図9(B)に示すよう
な所定サイズのブロック内における画素配列のxy座標
が(i,j)となる画素の内の、R信号に係る欠落する
画素Rijと、B信号に係る欠落する画素Bijとを、図9
(A)に示すような補間されたG信号に係る画素Gijを
用いて、次のように算出する。 Rij=kGR×Gij Bij=kGB×Gij
【0112】続いて、上記合成部19は、上記輝度信号
補間部16により補間されたG信号と、上記色信号補間
部18により補間されたR信号およびB信号と、をそれ
ぞれ入力し、これらを統合して1枚の画像を作成する。
【0113】作成された画像は、上記制御部22の制御
に基づき、合成部19から圧縮部20へ転送され、圧縮
部20が、JPEGなどの公知の圧縮処理を行う。
【0114】こうして圧縮された画像は、上記制御部2
2の制御に基づいて、出力部21により記録媒体等へ転
送されて保存される。
【0115】なお、上述したような構成例では、露光量
を変化させるためにアンプを用いたが、これに限らず、
例えば、CCDの電子シャッタ速度を制御する回路を用
いて、特定のCCDのシャッタ速度のみを異ならせるこ
とにより、露光量を変えるようにしても構わない。
【0116】また、上述では、R,G,Bの原色系のフ
ィルタを用いたが、勿論これに限定されるものはなく、
補色系のフィルタを用いることも可能であり、さらに
は、色フィルタの配列についても種々のタイプのものを
採用することができる。
【0117】さらに、上述では、第3プリズム31cに
r,g,bの3色フィルタを備えた第2CCD35を配
置したために、第1プリズム31aと第2プリズム31
bの接合面と、第2プリズム31bと第3プリズム31
cの接合面との両方が3色の光を透過させる半透過反射
面である必要があったが、第1プリズム31aに第2C
CD35を配置し、第2プリズム31bに例えばGフィ
ルタを備えた第1CCD33を配置し、第3プリズム3
1cにR,Bフィルタを備えた第3CCD37を配置す
れば、第2プリズム31bと第3プリズムの接合面をダ
イクロイック面とすることができるために、光学系1か
ら入射する被写体光をより有効に利用することが可能と
なる。このときには、第1プリズム31aと第2プリズ
ム31bとの接合面である半透過反射面31dの反射率
と透過率の比を異ならせることにより、入射光をさらに
有効に利用することも可能である。
【0118】このような第2の実施形態によれば、1回
の撮像によって広ダイナミックレンジかつ高解像度な画
像を得ることができるために、被写体が動体である場合
にも適用することが可能となる。
【0119】また、三板方式の撮像系を用いているため
に、自動露光の対象となる主要被写体には3つのCCD
の情報が割り当てられることになり、より高精度な画像
を得ることができる。
【0120】さらに、露光量の異なる複数の画像を得る
ための要素として、アンプや電子シャッタ速度の制御手
段等を用いているために、撮影シーンに合わせて適応的
に露光量比を決めて変更することも可能となる。
【0121】そして、輝度相当信号と色相当信号とを分
離して欠落画素を補間するようにしているために、高精
度な補間を行うことが可能となる。特に、CCD前面に
配置した色フィルタを、輝度信号に相当するG信号が多
いものとしたために、輝度相当信号と色相当信号とを分
離して補間するのに適した構成となっていて、より高精
細な画像を得ることができる。
【0122】また、画素ずらしされた撮像素子群と、画
素ずらしされていない撮像素子群とは、何れの群もカラ
ー撮像に係る全ての色フィルタを群全体として有してい
るために、画面内のある領域が明部または暗部となって
いて、何れか一方の撮像素子群からの信号しか使うこと
ができない場合でも、カラー画像を生成することが可能
となる。
【0123】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
【0124】[付記]以上詳述したような本発明の上記
実施形態によれば、以下のごとき構成を得ることができ
る。
【0125】(1) 原色系または補色系の色フィルタ
を前面に配置した複数の撮像素子を有し、これらの内の
少なくとも一つの撮像素子の光学的な位置を、他の撮像
素子の光学的な位置に対して相対的にずらしてなる入力
手段と、上記複数の撮像素子の内の少なくとも一つの撮
像素子の感度特性を変更する変更手段と、上記複数の撮
像素子からそれぞれ得られた信号を合成補間処理して一
枚の画像を生成する生成手段と、を具備したことを特徴
とする撮像装置。
【0126】(2) 上記変更手段は、上記撮像素子に
入射する光の光路中に配置されていて、該光の光量を変
更することにより同撮像素子の感度特性を変更する光学
フィルタ手段を有してなるものであることを特徴とする
付記(1)に記載の撮像装置。
【0127】(3) 上記変更手段は、上記撮像素子か
ら出力される信号を処理することにより該撮像素子の感
度特性を変更する電気回路手段と、上記撮像素子の撮像
動作を制御することにより該撮像素子の感度特性を変更
する電気回路手段と、の少なくとも一方を有してなるも
のであることを特徴とする付記(1)に記載の撮像装
置。
【0128】(4) 上記光学フィルタ手段は、ND
(Neutral Density)フィルタであることを特徴とする
付記(2)に記載の撮像装置。
【0129】(5) 上記光学フィルタ手段は、カラー
バランスを変化させることなく光の透過率を変化させ得
る液晶フィルタであることを特徴とする付記(2)に記
載の撮像装置。
【0130】(6) 上記撮像素子から出力される信号
を処理することにより該撮像素子の感度特性を変更する
上記電気回路手段は、該撮像素子から出力される信号の
ゲインを増幅するものであることを特徴とする付記
(3)に記載の撮像装置。
【0131】(7) 上記撮像素子の撮像動作を制御す
ることにより該撮像素子の感度特性を変更する上記電気
回路手段は、該撮像素子の電子シャッタ速度を制御する
ものであることを特徴とする付記(3)に記載の撮像装
置。
【0132】(8) 上記生成手段は、上記複数の撮像
素子からそれぞれ得られる信号に関して適正露光域にあ
る信号を抽出する抽出手段と、この抽出手段により抽出
された適正露光域にある複数の撮像素子からの信号を統
合する統合手段と、この統合手段により統合された信号
に基づき、該統合された信号中の欠落する信号を補間す
る補間手段と、を有してなるものであることを特徴とす
る付記(1)に記載の撮像装置。
【0133】(9) 上記補間手段は、上記統合された
信号から輝度信号に相当する輝度相当信号と色信号に相
当する色相当信号とを分離する分離手段と、この分離手
段により分離された輝度相当信号を補間する輝度信号補
間手段と、所定領域内の輝度相当信号と色相当信号とに
基づき、該所定領域内における輝度相当信号と色相当信
号との相関関係を示す相関係数を求める相関係数算出手
段と、上記輝度信号補間手段により補間された輝度相当
信号と上記相関係数算出手段により算出された相関係数
とに基づき、上記分離手段により分離された色相当信号
を補間する色信号補間手段と、を有してなるものである
ことを特徴とする付記(8)に記載の撮像装置。
【0134】(10) 上記相関係数算出手段は、上記
輝度信号補間手段により補間された輝度相当信号と、上
記分離手段により分離された色相当信号とに基づいて、
所定領域内の相関係数を求めるものであることを特徴と
する付記(9)に記載の撮像装置。
【0135】(11) 上記複数の撮像素子を、上記変
更手段により感度特性が変更される撮像素子群と、感度
特性が変更されない撮像素子群と、に分類した場合に、
各撮像素子群は、原色系または補色系で要する全ての色
フィルタを群全体として有してなるものであり、上記相
関係数算出手段は、少なくとも一方の撮像素子群から得
られる輝度相当信号と色相当信号とに基づいて、所定領
域内の相関係数を求めるものであることを特徴とする付
記(9)に記載の撮像装置。
【0136】(12) 原色系または補色系の色フィル
タを前面に配置した2つの撮像素子を有する撮像装置で
あって、一つの撮像素子が他の撮像素子に対して相対的
にずらされて配置されている入力手段と、上記撮像素子
の一方の感度特性を変更する変更手段と、上記各撮像素
子から得られた信号を合成補間処理して一枚の画像を生
成する生成手段と、を具備したことを特徴とする撮像装
置。
【0137】(13) 原色系または補色系の色フィル
タを前面に配置した複数の撮像素子を有する撮像装置で
あって、少なくとも一つの撮像素子が他の撮像素子に対
して相対的にずらされて配置されている入力手段と、上
記撮像素子の少なくとも一つの撮像素子の感度特性を変
更する変更手段と、上記各撮像素子から得られた信号を
合成補間処理して一枚の画像を生成する生成手段と、を
具備したことを特徴とする撮像装置。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように請求項1による本発
明の撮像装置によれば、動いている被写体に対しても広
ダイナミックレンジかつ高解像度な画像を得ることが可
能となる。
【0139】また、請求項2による本発明の撮像装置に
よれば、光学フィルタ手段を用いて少なくとも一つの撮
像素子の感度特性を変更しているために、低コストで請
求項1に記載の発明と同様の効果を奏することができ
る。
【0140】さらに、請求項3による本発明の撮像装置
によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏する
とともに、電気回路手段を用いて少なくとも一つの撮像
素子の感度特性を変更しているために、撮影シーンに応
じて適応的に露光量を制御することが可能となる。
【0141】請求項4による本発明の撮像装置によれ
ば、複数の撮像素子により撮像された画像中の適正露光
域を統合して補間することにより、請求項1に記載の発
明と同様の効果を奏することができる。
【0142】請求項5による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項4に記載の発明と同様の効果を奏するととも
に、輝度相当信号と色相当信号とを分離して、それぞれ
を補間するとともに、色相当信号を補間する際には所定
領域毎の相関係数を用いているために、補間の精度が高
く、高精細な画像を得ることが可能となる。
【0143】請求項6による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するととも
に、感度特性が変更される撮像素子群と、感度特性が変
更されない撮像素子群と、の何れもが、全ての色フィル
タを群全体として有しているために、何れか一方の撮像
素子群から出力される映像信号しか使えない領域が存在
しても、カラー画像を生成することができる。
【0144】請求項7による本発明の撮像装置によれ
ば、撮像素子が2つである場合にも、請求項6に記載の
発明と同様の効果を奏することができる。
【0145】請求項8による本発明の撮像装置によれ
ば、請求項6に記載の発明と同様の効果を奏するととも
に、撮像素子群が有する色フィルタは、輝度信号に相当
する色フィルタの数が、それ以外の任意の一色に係る色
フィルタの数よりも多いために、視覚的に劣化の少ない
高精細な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における撮像装置の構
成を示すブロック図。
【図2】上記第1の実施形態のCCDフィルタにおける
色フィルタの配列と位置関係を示す図。
【図3】上記第1の実施形態の適正露光抽出部と統合部
における処理の様子を示す図。
【図4】上記第1の実施形態の輝度信号補間部における
処理の様子を示す図。
【図5】上記第1の実施形態の色信号補間部における処
理の様子を示す図。
【図6】本発明の第2の実施形態における撮像装置の構
成を示すブロック図。
【図7】上記第2の実施形態のCCDフィルタにおける
色フィルタの配列と位置関係を示す図。
【図8】上記第2の実施形態の適正露光抽出部と統合部
における処理の様子を示す図。
【図9】上記第2の実施形態の色信号補間部における処
理の様子を示す図。
【符号の説明】
1…光学系(入力手段) 2,31…プリズム系(入力手段) 4,33…第1CCD(撮像素子、入力手段、色フィル
タを有する) 5…NDフィルタ(変更手段、光学フィルタ手段) 7,35…第2CCD(撮像素子、入力手段、色フィル
タを有する) 12…適正露光抽出部(生成手段、抽出手段) 13…統合部(生成手段、統合手段) 15…分離部(生成手段、補間手段、分離手段) 16…輝度信号補間部(生成手段、補間手段、輝度信号
補間手段) 17…相関係数算出部(生成手段、補間手段、相関係数
算出手段) 18…色信号補間部(生成手段、補間手段、色信号補間
手段) 19…合成部(生成手段、補間手段) 22…制御部 37…第3CCD(撮像素子、入力手段、色フィルタを
有する) 38,39,40…アンプ(変更手段、電気回路手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原色系または補色系の色フィルタを前面
    に配置した複数の撮像素子を有し、これらの内の少なく
    とも一つの撮像素子の光学的な位置を、他の撮像素子の
    光学的な位置に対して相対的にずらしてなる入力手段
    と、 上記複数の撮像素子の内の少なくとも一つの撮像素子の
    感度特性を変更する変更手段と、 上記複数の撮像素子からそれぞれ得られた信号を合成補
    間処理して一枚の画像を生成する生成手段と、 を具備したことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記変更手段は、上記撮像素子に入射す
    る光の光路中に配置されていて、該光の光量を変更する
    ことにより同撮像素子の感度特性を変更する光学フィル
    タ手段を有してなるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記変更手段は、上記撮像素子から出力
    される信号を処理することにより該撮像素子の感度特性
    を変更する電気回路手段と、上記撮像素子の撮像動作を
    制御することにより該撮像素子の感度特性を変更する電
    気回路手段と、の少なくとも一方を有してなるものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 上記生成手段は、 上記複数の撮像素子からそれぞれ得られる信号に関して
    適正露光域にある信号を抽出する抽出手段と、 この抽出手段により抽出された適正露光域にある複数の
    撮像素子からの信号を統合する統合手段と、 この統合手段により統合された信号に基づき、該統合さ
    れた信号中の欠落する信号を補間する補間手段と、 を有してなるものであることを特徴とする請求項1に記
    載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 上記補間手段は、 上記統合された信号から輝度信号に相当する輝度相当信
    号と色信号に相当する色相当信号とを分離する分離手段
    と、 この分離手段により分離された輝度相当信号を補間する
    輝度信号補間手段と、 所定領域内の輝度相当信号と色相当信号とに基づき、該
    所定領域内における輝度相当信号と色相当信号との相関
    関係を示す相関係数を求める相関係数算出手段と、 上記輝度信号補間手段により補間された輝度相当信号と
    上記相関係数算出手段により算出された相関係数とに基
    づき、上記分離手段により分離された色相当信号を補間
    する色信号補間手段と、 を有してなるものであることを特徴とする請求項4に記
    載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 上記複数の撮像素子を、上記変更手段に
    より感度特性が変更される撮像素子群と、感度特性が変
    更されない撮像素子群と、に分類した場合に、各撮像素
    子群は、原色系または補色系で要する全ての色フィルタ
    を群全体として有してなるものであることを特徴とする
    請求項1に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 上記複数の撮像素子は2つの撮像素子で
    なり、これらの内の一方の撮像素子は上記変更手段によ
    り感度特性が変更される撮像素子群に属し、他方の撮像
    素子は該変更手段により感度特性が変更されない撮像素
    子群に属するものであることを特徴とする請求項6に記
    載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 上記撮像素子群が有する色フィルタは、
    輝度信号に相当する色フィルタの数が、それ以外の任意
    の一色に係る色フィルタの数よりも多くなるように構成
    されていることを特徴とする請求項6に記載の撮像装
    置。
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